過給機を装着したクルマのブースト圧の事。湾岸マキシでは以下の意味がある。
1におけるブースト
主に「ブースト○○(数字)」という風に用いられる。
湾岸マキシではターボ車を使用するとタコメーター・レースメーターの隣にブースト計が表示される。初期馬力でNA車(ノンターボ)及びスーパーチャージャー搭載車の場合はパワーチューンステップ1を行う事によって表示されるようになる。
ブースト計に表示されるブースト圧はそのままアクセル開度を示しているため、アクセルワークの確認にも使うことができる。
湾岸マキシ(というか大体のレースゲームはおそらくそうだが)ではアクセルペダルの入力は0か1ではなく0.01単位で受け付けている*1為、細かなアクセルワークが重要となる。
例えば「ブースト1.5でコーナーを~」などと言われた場合はアクセルペダルでブースト圧を1.5に調整、すなわちブースト計の1.5の値*2に針(クリアレスメなら数値)を合わせながら曲がる事になる。
アクセルを軽く踏み、ブースト計の針を一定の位置でビタ止めさせる練習をしてみよう。
ブースト計に合わせてハーフアクセルを駆使する事でアクオフやブレーキを使うより速く曲がる事ができ、タイムアタックでのタイム向上につなげられる。
ブーストをうまく調整しながら曲がる事ができるようになれば、上級者の仲間入りと言っても過言ではない。
2におけるブースト
公式名称は馬力アシスト、もしくはラバーバンド。
タイムアタックを除く全てのモード、つまりライバル車がいるモード全てで後続車に発生する速度補正機能*3。ハンドリング性能もブーストがかかっている時は向上する。
同じ馬力で走っているときやスピードが後ろの車よりも出ているのにかかわらず、後ろの車が前車に追いつくのはこのため。
車種によってブーストの強さも違ってくる。
湾岸マキシでは一部の車種が「モデル関係なしにブーストは強くかかるように調整する」のがお約束的なものになっており、これに該当する車種は「初心者は分身対戦やストーリーでミスしても挽回しやすい。上級者は当然ながら後追いになっても抜ける可能性が高まる」としておススメ車種として挙がることも多い*4。具体的には日産のスカイラインGT-RやR35関係、三菱の「エボリューション」を車名に含む車*5など。
逆になぜかブーストが異様に弱くされる車名も過去にはあった。現在はバランス調整で車名単位では廃止されつつあるが*6
乱入対戦ではこの機能が非常に重要になる。自分の車のリアバンパー、もしくはフロントバンパーを相手の車を弾くかのようにして当てると前の車が速くなる。この性質を利用してアザーカーの間を抜け相手のブロックをかわすなど用途はさまざま。
余談だが、初期馬力の車同士で対戦するとブーストがフルチューン車よりも強くかかり、ぶつかってもほとんど減速せずに追い上げるため残り1kmを切っても気が抜けないものになる。これを利用したのが「初期馬力」の項で紹介されている、一部店舗での「未チューン車限定戦の店舗大会」である*7。