【カテドラルローブセット】

Last-modified: 2022-11-10 (木) 12:24:12

概要

Ver.4.3より登場した後衛用防具セット。レベル99から装備可能。【赤の錬金石】【錬金強化】が可能。
カテドラルとは、カトリック教における大聖堂の事。つまり、大聖堂に仕える神官の衣装ということだろう。
このことから、この防具が発表された当初は僧侶向けのセット効果が付くのではないかと予想されていた。
 
セット効果は10%のブレス耐性と7%の呪文耐性。両方とも錬金成功1枠分の価値がある。また、ローブ系でブレス耐性が付くのは初。
一見するとかなり地味だが、特にブレス耐性をセット効果で得られる恩恵は大きい。
これによって、かつての呪文職には不可能だった、補助効果抜きでのブレス耐性100%が実現可能となったのだ(なお、大盾を装備できる3職は以前より達成できたが、盾基礎効果10%+宝珠6%+ブレス中級超大成功14%×6でギリギリ100%とハードルは高かった。もっとも職業が違うので単純な比較はできないが)。
 
それにより、【聖守護者の闘戦記】【冥骸魔レギルラッゾ&獣魔ローガスト】戦での需要が高まり、人気の装備となった。これから挑みたい人にはとりあえずこれがおススメ。
しかし、レギルラッゾ&ローガストの実装から結構な日数が立っていることもあり、既に【神託のローブセット】【クルーガースーツセット】でブレス80呪い100を揃えてしまったという人も多いであろう。
ブレス100にすれば確実に勝率は上がるものの、そういう人にとって新たにこのセットを揃えるかは悩みどころ。
 
【ブルームシールド】と宝珠「鉄壁のブレス耐性」を用いる前提として、体上+盾に錬金で付ける耐性値の目安を以下に紹介する。
とはいえ、2.や3.は金に糸目をつけない高スペックを求めるプレイヤー向け。1.を満たすだけでも十分強い。

  1. 錬金でブレス耐性76%(中級錬金成功6枠から合計16%分増やす)を付ければ、本セット効果10%+盾基礎効果8%+宝珠6%と合わせて100%。
    【ルフの盾】などの場合は盾の基礎効果が6%に落ちるので78%必要。
  2. 錬金でブレス耐性82%(中級超大成功4枠+超大成功一歩手前2枠)を付ければ、本セット効果10%+盾基礎効果8%と合わせて100%。
    宝珠抜きの状態や【ホイミスライム】など盾+ローブ装備の仲間モンスターでも完全耐性を得られる。
    基礎効果のブレス耐性が6%の盾を用いるなら84%(中級超大成功6枠)必要。
  3. (ブルームシールド限定)錬金で中級超大成功4枠によりブレス耐性56%を付ければ、本セット効果10%+盾基礎効果8%+宝珠6%と合わせて80%。
    錬金枠を2枠残しながらブレス耐性80%を確保できるので、呪い耐性100%と両立できる。

 
ブレスに関してばかり注目されるが、呪文耐性も神託のローブセットと同等の値が付いているため、対呪文のローブとしても有用。
ただし、呪文耐性錬金は最大でも1枠8%のため、ブレスのように素で100%はおろか80%も現在は不可能である(最大で、本セット7%+【ブルバックラー】10%+宝珠6%+上級錬金大成功8%×6枠=71%)。
 
炎と雷属性全般に関しては20%軽減の【精霊王のクロークセット】【賢哲のころもセット】の方が上なので、これらの出番がなくなったわけではない。
汎用性で言えばこちらが上ではあるが、これ単体の軽減率では少々物足りないので、他との組み合わせは必要になる。
また、【常闇の竜レグナード】【裁きの雷槌】【海冥主メイヴ】【始原の雷撃】など、呪文でもブレスでもない属性攻撃もそれなりに存在するため、対応範囲だけ見ても単純な上位互換ではない。
とは言っても守備範囲は狭くはなく、これを常用するのも悪くはない。単純に賢哲から二世代、精霊王から見れば六世代も跨いでおり、流石にステータス差も気になるだろう(精霊王の場合、魔力だけなら頭の乗り換えで対応はできるが)。
 
上記の通り、防御寄りのセット効果と聖職者のような見た目を持つため、僧侶に向いた装備といえる。
攻撃向けのセット効果が無いため、魔法使いや天地雷鳴士用の装備としては使いどころを選ぶ。
例によって【フォーチュンローブセット】に頭だけ組み込むという使い方はできるが、一世代前のクルーガーからの上昇量は5ポイントだけなので、他の目的でカテドラルを使わないのであれば無理に買い換えるレベルであるかは怪しいところ。
 
また、体下がフリーの為、他のセットの体下装備を着まわせるという点もメリットである。
前述のような高レベルローブがあるならそれを使えばよいが、体下装備の基礎効果は守備力にしか影響しないため、低レベル装備で妥協することもできなくはない。
ただし、賢者は【きじゅつしの服セット】【水のはごろもセット】を装備できず、ホイミスライムや【キメラ】といったローブ系仲間モンスターも奇術師や【みかわしの服セット】を装備できない点に注意。
 
【ゴシックコートセット】【聖賢者のローブセット】は頭装備はそれぞれ「~のミトラ」なのに対し、カテドラルは頭装備が「ミトル」になっている。
同じ種類なのに呼び方が違うというのは非常に珍しい。この頭装備は髪の毛をすっぽりと覆いこむ白色の布地が垂れ下がっているのだが、この部分をカラーリングするとショートヘアのようにも見えることからドレスアップ用としても人気がある。
 
需要の高さから未だに出品数は多く、特に身体上のブレス耐性は超大成功品はともかく、失敗品であれば捨て値同然で購入できるので錬金強化前提で揃えれば案外安くセットで買える。ローブは汎用性の低さと装備レベルの高さに目をつぶれば結晶装備として使えなくもない。

Ver.4.5.2

【聖守護者の闘戦記】【翠将鬼ジェルザーク】がブレスを使用するボスだった事で、僧侶用として再びお呼びがかかる事になる。
魔法使いの場合は同バージョンで実装された【ソポスのころもセット】との選択となるが、両手杖を持ち盾を持てない以上このセット最大の強みである素のブレス100%まで到達できず、そして守りを捨ててでも火力が欲しくなってくる相手であるため、魔法使い用としてはソポス優勢か。

Ver.5.2

ブレス耐性10%を持つ小盾の【ブレスガーダー】が実装されたことで、他の防具セットでもブレス耐性100%が実現可能となった。
とはいえブレスガーダーと体上装備のブレス錬金理論値が必要となるためハードルはかなり高い。
そのためこのセットの優位性はまだ失われていないといえる。

Ver.6.1

このセット効果に加え呪文発動速度が+2%される、(装備部位以外は)完全上位互換の【ロードリーローブセット】が登場。
レベルが足りてない場合以外はロードリーローブセットに乗り換えた方がいいだろう。

セット内容

【カテドラルミトル】?
【カテドラルローブ】?
【カテドラルグローブ】?
【カテドラルシューズ】?

装備可能職

【僧侶】【魔法使い】【賢者】【占い師】【天地雷鳴士】【デスマスター】

基礎能力

HPMP攻撃力守備力攻魔力回魔力素早さ器用さおしゃれさ重さその他効果
基礎効果00014015315378783526
セットボーナス108000000450ブレス系ダメージ10%減
攻撃呪文ダメージ7%減