【ドラゴン】

Last-modified: 2024-04-29 (月) 23:57:34

同名の【竜術士】【職業スキル】については【ドラゴン(スキル)】を参照。

概要

【魔法の迷宮】【コインボス】。2019年11月20日のアップデートVer.5.0.2で実装された。
言うまでもなく【ドラゴン系】。BGMは【戦闘】。討伐称号は【真竜スレイヤー】
ドラゴンクエストシリーズにおけるドラゴン系モンスターの元祖であり、(順当な攻略順序であれば)シリーズ初の中ボスでもある。
色違いに【キースドラゴン】【ダースドラゴン】【魔瘴魂ゼノドラゴン】が存在する。
DQ1ではラスボスの【竜王】を除けばこの系統しかドラゴンと呼べるモンスターが存在しなかった由緒正しいドラゴンである。
ナンバリングでの出番はDQ1~3、リメイク版DQ7DLC、DQ11とやや少なめだが、モンスターズシリーズを中心としたスピンオフ作品に系統の代表格として頻繁に出演しているため知名度は高い方と思われる。
詳しくはDQ大辞典を参照のこと。
 
本作ではコインボスとしての登場。上位種のキースドラゴンとダースドラゴンは通常モンスターなので立ち位置が若干不自然なことになってしまっている。

魔法の迷宮の奥深くから
燃えさかる炎の息づかいが 響き渡った……。

本来は通常モンスターだが、DQ1でボスとしても登場することは、図鑑の2ページ目でも言及されている。
近年の作品での大型化を反映して、ものすごくでかい。図鑑説明で隣のキングヒドラとかと見比べてみるとでかさがわかる。
ちなみに公式イラストの横から睨みつける絵を意識したのか3Dモデルの初期の向きが真正面ではなく少し右側にズレた位置から始まっている。
 
戦闘前は眠っており、顔の辺には接触判定がないので口の中にめり込んで捕食されてるかのようなネタ写真なんかも撮れる。もちろん戦闘になると即座に起きて暴れだす。
外伝作ではよく近づいたり話しかけるまで眠っていることが多いためであろう。

コインボス

行動パターンと使用特技

  • HP100%~
  • HP80%~
  • HP50%~
    • 3回連続行動
    • 【獄炎の息】:前方直線状に1100程度の炎属性ブレスダメージ+地面を燃やす。燃えた地面に触れると2秒おきに380ダメージを受ける
  • ドラゴロック
    • 【ロックバースト】?:自身を中心とした十字範囲に700~800のダメージ

攻略

HPは105000と、コインボスとしては初めて6桁に到達した。
状態異常になる効果の特技は使ってこないが、通常攻撃や炎系、ブレス系で大きなダメージを与えてくるので対策が必要。
熱線砲などは発動までの時間が長いので避けやすいが、しゃくねつ火球や連続かみつきなどはそうもいかない。
体上や盾が持てる職は盾にもブレス耐性が必須。
HPは650程度あれば通常攻撃は安定して耐えることができる。
【竜のおまもり】または【炎光の勾玉】で炎ダメージを減らしたいところだが、その分【大地の大竜玉】でHPが盛れないというもどかしさがある。
開幕から縦に展開するといきなり熱線砲を撃たれて一気に壊滅というケースが稀にある為、開戦時は2人ほど横にバラけることを推奨。
怒り状態になると回転アタックの頻度が激増し、戦士クラスの耐久力でも喰らうと即死レベルの威力となり、他の物理攻撃もまず即死する威力となるため非常に危険。怒りは下手に持続させようとせず、早急に解除したい。
 
前衛は安全策を取ってHPが高いが火力で劣る【戦士】でいくか、【HPリンク】が使える【まもの使い】でいくか、【一喝】が入る【武闘家】でいくか、という選択肢がある。
バイキルト係はそれぞれ副次的な役割が期待でき、回復役は雨が使える【賢者】も有力であるなど、職業選択の幅は全般的に広めだが、ある程度の立ち回りを要求される。
現在野良で主流となっているのは、ヤリ武闘家×2、魔法戦士、賢者の構成。
【帝国三将軍】辺りからすっかり定番になったツメまもの使い×2による速攻構成も周回では人気。
ただ今回はドラゴン自体の体力や守備力、耐性低下系(【○属性耐性低下】【状態変化耐性低下】のいずれも)とルカニ系の耐性が高く、ダメージアップの期待値が低いことから武闘家構成とあまりタイムは変わらない。
一喝によるスタンと安定した火力を取るか、HPリンクによる生存力と各種ダメージアップ要因を併せた爆発力を取るか、といったところ。
 
ブレスと炎以外に耐性が必要ないので、耐性面のハードルは非常に低い。特にブレスは現在ハイエンドコンテンツで重要視される耐性になっているため、持ってないプレイヤーでもこれから揃えて損はない耐性装備である。
他に危険な攻撃である【連続かみつき】の場合、戦士は持ち前の高い守備力、まもの使いは高いHPとHPリンクで耐えられるのに対し、武闘家で被害を軽減する場合【武神の護法】【SHT】によるダメージ減と他に比べ常に頼れる要素とは言えない。
そのため開幕や全快時にはかみつきを耐えられるようHPや守備力を調整する必要があり、装備面のハードルはやや高め(場合によっては討伐報酬である「竜のうろこ」を要求される)。
ただし、連続かみつきの使用頻度自体が高いので戦士でもそのまま追撃を受けたり、まもの使いもリンク先ごと死亡する可能性があるので、武闘家と比べても目に見えてハードルが下がるというわけでもない。
 
弱点は【土属性】で、炎属性と氷属性への耐性が高く、他の属性は普通。この関係で【魔法使い】【業炎の大剣】等は相性が悪い。
また【おもさ】の数値も非常に高く(【キングヒドラ】とほぼ同等)、【パラディン】は壁役としては活躍しにくい。ただし、パラディン自体は片手剣を用いた火力役としては相性が良く、自前の各種防御技を駆使することで安定した立ち回りができる。
Ver.5.2からは職業【200スキル】【鉄壁の進軍】を使うことでより高い火力を持てるようになり、【真・やいばくだき】の効果が薄いこともあって立ち位置が似ている戦士よりも討伐速度、安定性共に高い。
回復役は複数入れたいが、上記の通り体力が非常に高いためにある程度の火力が無いと長期戦になりがちで事故の可能性も上がっていくため、そこそこの数の【せかいじゅの葉】【せかいじゅのしずく】の使用は覚悟する必要がある。
 
コインボスの中では難易度がさほど高くなく、報酬のアクセサリーも強力で高速周回が賑わったためか、8年記念【ドラゴンクエストX 国勢調査】で発表されたプレイヤー側の勝率は88%とかなり高かった。
国勢調査で発表されたコインボスの勝率(掲載当時の値)では【キングヒドラ強】(89.14%)、【剣王ガルドリオン】(88.9%)に次ぐ高さとなっている。
ただし、「超ドラゴンクエストXTV番外編 冒険者の超忘年会スペシャル2021」によるとVer.6.0でせかいじゅの葉とせかいじゅのしずくの準備時間が延長された後は勝率が10%近く低下しており、その対応としてVer.6.0.3で弱体調整が入った。

プチ

Ver.7.0で実装。

Ver.6.0.3

しゃくねつ火球の威力が1100程度→610~640程度に弱体化した。
それ以外の特技の威力は据え置きで攻撃力も変わっていないため、回転アタックには引き続き警戒が必要。

討伐報酬

竜王城の決戦 (再演)

2020年6月の再演時に【竜王の城】地下6階に配置された。
眠っているので回避して進むこともできる。
 
HPは500程度とかなり高いが、攻撃手段はダメージ50程度の通常攻撃とダメージ30程度の【ひのいき】のみで複数回行動もしないと、強さはイベント用に調整されている。
ちなみにこの攻撃手段はしっかりと原作再現である。

フリーバッジ

【モンスターバトルロード】の外で使えるフリーバッジにドラゴン・壱が追加された。性能は攻撃力30、守備力10、最大HP20上昇に加え固有能力として「全属性のブレス系ダメージ+30」と「受けるダメージを25軽減」を持つ。
アクセの竜のうろこと似たような強力な軽減効果を得られる有能バッジ。仲間モンスターの多くは職業【180スキル】と風宝珠「打たれ名人」の分だけプレイヤーに被ダメージ軽減能力が劣ることが多かったが、これで補強できるようになった。
普通に攻撃力とHPの補正自体も強力なので物理アタッカーのみならずヒーラーモンスターにつけるのも有効。ブレスダメージのプラスは活用できなくても特に気にしなくていい。
ただし、作成にはダッシュラン銀が3枚とドラゴンウー虹が一枚、そして何より排出率の低いレアバッジのキングリザード金が3枚必要という作成難度の高さを誇る。
便利ツールでのバッジ購入も視野に入れたい(1日1個はバトルロードコインで購入可能)。