【ぎんのタロット】

Last-modified: 2025-01-07 (火) 11:39:21

概要

DQ4から登場した、銀でふちを装飾したタロットカード。
DQ4では【ミネア】の武器兼占い道具として扱われ、ミネアといったらタロット占いというイメージを付けているが、
ストーリー上ではこれが無くとも占いをしている(おそらく【水晶玉】を使った占いもできると思われる)。
DQ4以外の作品でも、彼女とセットで登場することが多い。 
ちなみに、本来のタロットは「大アルカナ」22枚と「小アルカナ」56枚から成るが、DQシリーズにおいては小アルカナカードは未登場となっている。 
同名のカードゲームに関してはこちらを参照。

DQ4

【占い師】である【ミネア】専用の武器。
非売品だが、375Gで売却可能。
また、戦闘中にミネアが道具として使うことで、ランダムにさまざまな効果が発動する。ミネア以外の仲間が使っても「うらないが できない!」らしく、効果が出ない。
【モシャス】でミネアに化けた【勇者】であっても使用することはできないため、まさにミネア専用のアイテムと言える。
今作で道具使用効果のある装備の大半がDQ2と同じように誰でも発動可能であるため、発動できる者が限られるケースは珍しい。
 
【アッテムト鉱山】の宝箱で入手できるが攻撃力は21と、入手時期を考慮しても武器としては微妙な威力。
一応、【くさりがま】クラスの武器がタダで手に入るという点から買い物縛りなどをしている場合は強い味方となるが、普通にプレイする場合は全章通じても難関ダンジョンとして知られるアッテムト鉱山をろくな装備もなしに突き進んで手に入れるのは危険すぎる。
大抵は武器としてより戦闘中の道具使用の方が多くなるだろう。
 
一応【オーリン】を仲間にした時点ではまだミネアもブーメラン程度しか持っていないだろうから、もし武器として生かすつもりなら【モーニングスター】の購入を後回しにして、鉱山突入前に防具を優先して揃えておこう。ミネアにとりあえず【どくがのナイフ】を持たせれば、銀のタロット入手後にマーニャに譲ることができる。
銀のタロットを入手したらすぐに引き返し、ミネアにモーニングスターを買い与えてからあらためて鉱山の奥を目指せばよい。
 
FC版5章ではAI戦闘であり、【いろいろやろうぜ】以外の作戦では絶対に使用してくれない。
「いろいろやろうぜ」はランダム行動だが、これ以外に使用効果のある道具を持たせなければそこそこの確率で使用してくれる。
ミネアのMPを0にしておけば使用率は5割程度にまで上がる。
 
【やつざきアニマル】【ドロップアイテム】でもある。
しかし2つ以上所持していてもミネア以外は装備することも使うこともできないので、コレクションにしかならない。
間違って売ってしまったプレイヤーへの救済措置といったところか。
 
リメイク版では【めいれいさせろ】が追加されたため、自由に使用できるようになった。
DS版の公式ガイドによると、タロットのフチで切りつけて攻撃するとの事。攻撃エフェクトもカードを投げつけるというこのアイテム独自のものになっている。

登場するカードの種類

カードの種類はFC版とリメイク版で共通だが、効果は異なるため後述する。
参考に現実世界でのカードが暗示する意味(アルカナ)を添えている。

  • 悪魔のカード
    • 正位置では欲望や堕落を、逆位置では悪循環からの脱却、覚醒、新たな出会いを意味する。
  • 正義のカード
    • 正位置では善行や公平性を、逆位置では不正や偏見を意味する。
  • 塔のカード
    • 正位置でも逆位置でも破壊や破滅を意味する、最悪のカード。
  • 星のカード
    • 正位置では希望や祈願成就を、逆位置では失望や無気力を意味する。
  • 力のカード
    • 正位置では勇気や不屈の意志を、逆位置では無気力や優柔不断を意味する。
  • 月のカード
    • 正位置では幻惑や欺瞞を、逆位置では混沌からの脱却や未来への希望を意味する。
  • 太陽のカード
    • 正位置では成功や誕生、祝福を、逆位置では失敗や衰退を意味する。
  • 死神のカード
    • 正位置では物事の終わりや停止を、逆位置では挫折からの復活、新たな始まり、再誕を意味する。
  • ひいてはいけないカード
    • 公式ガイドブックによると「完全なるもの」、すなわち「神」を意味するカードの模様。
      現実には存在しないカードだが、モデルと思われるものとして「世界」のカードが存在する。
      その「世界」は正位置では完全や完結を、逆位置では不完全や挫折を意味する。
    • カードの絵は公式ガイドブックでは「ドラゴンのような怪物(DQ4世界の神か?)の顔のシルエットと二本の剣」。
      • カードゲームでは「下から雷を浴びて崩れゆく水晶玉」というイラストである。
    • 海外版では「愚者」のカードとされている。
      正位置では自由、好奇心、天真爛漫を、逆位置では無謀、無責任、意気消沈を意味する。

カードの種類と効果(FC版)

ピンク色はマイナスの効果。

カード効果備考
正義のカード敵全体に【ニフラム】の効果
星のカード戦闘終了時の経験値と入手ゴールドが2倍になる【パルプンテ】に同じ効果あり
効果は重複しない(4倍にはならない)
力のカード味方1人に【バイキルト】の効果対象はランダム
月のカード敵全体に【マヌーサ】の効果
太陽のカード味方に【ベホマズン】の効果
悪魔のカードミネアに【マホトーン】の効果
塔のカード味方全員に最大HPの25~50%-1ダメージを与える
ひいてはいけないカード味方全体に【ザラキ】の効果命中率は30%程度
死神のカード文字通りの【しにがみ】が1体出現する8枚目までは出ず、9枚目以降は必ずこれになる
出現できるスペースがない場合は出現しない

各カードは1戦闘につき1回ずつしか引けず、死神のカード以外の8種類全てを引き終わると死神のカードしか出なくなる。
マイナス効果も死神のカードを含めた9枚中4枚と、まさに博打そのもの。
しかし、悪魔のカードは被害そのものが小さく、死神のカードは順番が最後に回る関係で意図的に回避可能であり、ひいてはいけないカードを2回以上引かずに済むのはFC版ならではのメリットと言える。
死神以外のカードはどれも重複せずに必ず1回ずつ引けるため、【はぐれメタルヘルム】収集時に【どくがのナイフ】【メタルキング】を麻痺させた場合は作戦を『いろいろやろうぜ』に変更し、【トルネコの盗み】待ちついでに星のカードを狙ってみるのもいいだろう。
その際にひいてはいけないカードの被害を最小限に抑えるため、ミネアと盗み担当の【トルネコ】以外のメンバーはあらかじめ馬車内へ避難させておこう。
万が一ひいてはいけないカードを引いてしまった場合でも、【クリフト】【ザオリク】さえあれば容易に復活できる。
 
「デメリット効果があるタロットをあらかじめ引き抜いてほしい」と思ったプレイヤーは数しれず。FC版当時の書籍では、作中キャラがミネアにアドバイスするネタが見かけられた。
1つ目は、4コマの2巻のネタ。主人公がアドバイスするが、ミネアが引き抜く作業を始めた途端に効果が発動してしまうというオチ。
2つ目は、小説版の4章のアッテムトでタロットを見つけるシーン。マーニャがアドバイスするが、ミネア自身が「ズル」だと拒否するというオチ。

カードの種類と効果(リメイク版)

ピンク色はマイナスの効果。

カード効果備考
悪魔のカード敵全体に【ルカナン】の効果
正義のカード敵全体に【ニフラム】の効果
塔のカード敵全体に雷が落ち、ミネアのレベル÷2~ミネアのレベル×2のダメージを与えるデイン属性
星のカード戦闘終了時の経験値と入手ゴールドが2倍になる【パルプンテ】に同じ効果あり
効果は重複しない(4倍にはならない)
力のカード味方1人に【バイキルト】の効果対象はランダム
月のカード敵全体に【マヌーサ】の効果
太陽のカード味方に【ベホマズン】の効果
死神のカード敵1体に【ザキ】の効果(対象はランダム)他のカードと同じ確率でランダム
ひいてはいけないカード味方全体に【ザラキ】の効果命中率は30%程度
ひく確率が変動する(後述)

PS版

死神のカードが通常枠に入り、9種類全てが1回使うごとにランダムに引かれるようになった。
1戦闘で同じカードを何度でも引くことがあるが、星のカードは2回以上引いても意味はない。
マイナス効果のカードはひいてはいけないカードただ1枚になったため、使い過ぎない限りはリスクが大幅に下がっている。
ただし、1回使うごとにひいてはいけないカードの出る確率が徐々に上がっていく。
「占いは神聖なもの」とミネアが言う通り、1回の戦闘で何度も占ってはいけないものなのだろう。神聖なものを侵す行為に対する呪いのようなものがかけられているのかもしれない。
5回目以降は50%もの確率でこのカードが出てしまうので、過度の使用は厳禁。
3回目までのそれは10%前後なのでそれなりに安全だが、それでも出るときは出るので注意。
もちろん運が悪いと1回目で引くこともある。

DS・スマホ版

基本的にカードの効果などはPS版を踏襲しているが、
1戦闘につき2回目までならばひいてはいけないカードが絶対に出ないようになった。
その代わり、3回目以降になるとその確率がいきなり50%以上に跳ね上がる。
なのでDS・スマホ版では、どんな相手でもとりあえず最初の2ターンは使ってみて損はない。
2回使った後で【ときのすな】を使えば未使用の状態(戦闘開始時)に時間を戻せるので、ボスや【メタル系】との戦闘でろくな効果が出なかった場合はこれでやり直すのも一つの手。
ひいてはいけないカードを避けつつ、経験値が多いボス戦やメタル戦で星のカードを確実に引くこともできる。

移動中の占い(リメイク版)

リメイク版では移動中にミネアが馬車の外にいる状態で使用すると、その日の運勢を占ってくれる。
ただし、神聖な占いは1日1回しか行ってはいけないらしく、宿屋に泊まらないと再び占ってもらうことはできない。
 
移動中の占いでは「獣と女」という聞きなれないカードが出るが、これは女性とライオンが描かれている「力のカード」のことだろう。実際にこちらでは「力」が出ることはない。
なぜ戦闘中と移動中で名前が変わるのかは謎だが、「力」だと片仮名の「カ」と読み間違えられる可能性を考えての変更だろうか。
……それなら戦闘中と同様に「ちからのカード」と平仮名で書いても良かった気はするが。
また、本来のタロットに入っていない【くさったしたい】【よるのていおう】のカードが混ざっている。
ミネアは「こんなカード あったかしら?」と言いつつしっかり占ってくれる。
特に前者は正位置でも逆位置でもなかなかカオスな結果が出る。

「あなたの 運命を示すカードは きゃあっ! くさった死体の正位置! な なんてことなの……。

「昼寝していると さがし物が 出てきますが くさっているでしょう。セーターの毛玉に だまされそう。

「ラッキーナンバーは 931。ラッキーカラーは えびちゃ色。案ずるより産むがやすしです。

「あなたの 運命を示すカードは くさった死体の逆位置です。うーん むずかしいですね。

「近々 大金がころがりますが 遠い所で ころがるだけなので あなたは 気がつかないでしょう。

「一生に1回の ものすごい チャンスもやってきますが そのまま通りすぎてしまいます。

「しかし 安心してください。もともと気がつかないので それを思い悩むこともありません。よかったですね。

「あなたの 運命を示すカードは あら? 夜の帝王の正位置? こんなカード あったかしら?

「ええと……夜の冒険は 幸運を招きます。宿屋には 朝泊まりが吉。

「ラッキーナンバーは なし。ラッキーカラーは 黒。夜は あなたのものです。

「あなたの 運命を示すカードは まあ 夜の帝王の逆位置ですね! うふふっ よかったですね。

「ふとんを 干した人は おいしくごはんが食べられます。猫のさかだちを 待ちぶせしてみて。

「ラッキーナンバーは 25。ラッキーカラーは 赤。相談事は 早口ことばで。

余談

本来のタロット占いは、正位置と逆位置で効果が逆転するものだが、戦闘中の銀のタロット使用時には正位置と逆位置の区別がない。
おそらく、太陽や力など正位置でプラスになるものは正位置で、悪魔や死神など正位置でマイナスになるものはFC版は正位置、リメイク版は逆位置で引いているものと思われる。
ただし、上述のアルカナと効果を対比してみるとわかるが、両者にあまり関連性はなく、単にカードのイメージに沿ったような効果になっているものが多い(月のカードはアルカナの通り幻惑だが味方ではなく敵にかかる)。
例えばリメイク版の塔のカードの効果は単純にタロットに描かれている落雷をイメージしていると考えられる。
 
ミネアは姉【マーニャ】のギャンブル癖を事あるごとに批難してはいるものの、
当の本人が博打要素の強いこのアイテムを専用としているので、ある意味似た者同士と言えるのかもしれない。
博打の定番アイテムであるトランプも、元々タロットカードの小アルカナ(剣・杖・杯・金貨)が原型という説もあるため、博打の要素の強いアイテムとしてタロットが適しているのだろう。

小説版

原作同様アッテムト鉱山で見つけ出す。
強大な力を秘めた魔法の道具であるため、世界中の占い師達が集まり誰が所有すべきかを相談したが、いつの間にか盗まれてしまい、百年もの間行方が分からなかったらしい。
4章終盤にて【キングレオ】との絶望的な戦いの中で使用されるが、何のカードが出たのかはわかっていない。
マーニャ曰く「どうせろくでもないカードが出たのだろう」。それでも敗北の最中、心の弱い部分を掻き毟るような幻を見せるような効果を持っていたであろう事は確かだ。

ゲームブック

「適当なページを開き、ページ数の下一桁の値によって引いたカードが変わる」という風に扱われることで原作再現されている。
だがそれ以上に本作では破邪の剣・炎の爪と共に天空の剣と並ぶ伝説の武器という設定が付与され、キングレオ戦でライアンの破邪の剣と共鳴して力を引き出すシーンを皮切りに、以後のほとんどのボス戦で他の伝説の武具の力を引き出すなど、重要な役割を果たす事になる。
挿絵でも登場回数が多く、エスタークとの戦いではライアン・アリーナとともに止めを刺す際に一枚のカードをトランプ投げの要領で投擲している様が描かれている(エスタークの額に突き刺さった。ちなみに現実でも、トランプ投げは熟練者が試みれば時速200キロを優に超える速度を出せるので、その域になると普通に皮膚に刺さりうる)。

DQ10オンライン

魔法の迷宮で稀に出会うミネアが占いで使用。
引かれたタロットのアルカナによってプレイヤーにさまざまな効果を与えるが、登場するカードは8種類のみ。
また、これとは別に「モンスタータロット」が登場し、占い師に転職することで戦闘中に使えるようになる。

バトルロード2

第二章から登場した【スペシャルカード】。排出率は1/400とそこそこ出にくい。
スキャンするとミネアの引いたカードによって様々な効果が発動する。
効果は以下の9つ。

  • 愚者
    何も起こらない。
  • 皇帝
    1ターン敵から受ける全ての技が無効になる。
  • 恋人達
    敵チームがミネアに見とれ、動けなくなる。【ぱふぱふ】と効果は同じ。

  • 敵チームに約800のダメージ。物理攻撃扱いである。
    攻撃系SPカードでは【ギガデイン】【ビッグバン】を抜き最も威力が高い。
  • 死神
    1ターン自チーム、敵チーム両方共動けなくなる。
  • 悪魔
    敵チームに暗黒属性の小ダメージ。特技攻撃扱いである。

  • 自チームに300のダメージ。
  • 太陽
    自チームスーパーハイテンション。
  • 審判
    自チームが600回復。【けんじゃのいし】より効果が高い。

防御系の効果も含むため、SPカードの優先度は一番高い。
自チームに有利な効果は強力だが、当然何が出るかは分からない。どうしても勝てない時に使用するのが最も良いだろう。
もちろん、HPが600以上減った時に使わないと回復の効果が出た時に無駄になる。
なお、【レジェンドクエストIV】では必須のSPカードとなっており、マイナス効果や悪魔だと減点対象になるので、かなりの運を必要とする。

いたストDS

カジノのゲームとして登場している。
対象者を決めるカード、その対象がどうなるかのカードをそれぞれ一枚ずつ引いて、カジノが終わった後に、その結果が反映される。プレイ時のBGMは【ジプシー・ダンス】

  • 対象者のカード
    • 運命の輪
      カジノマスに止まったプレイヤー
    • 皇帝
      その時点で1位のプレイヤー
    • 吊るし人
      その時点で最下位のプレイヤー
    • 審判
      ランダムで選ばれたプレイヤー
    • 世界
      全プレイヤー
  • 結果を示すカード
    • 恋人
      ハートマークをもらえる。
      すでにハートマークを持っていると何も起こらない。
    • 死神
      次のターンまで店が休みになる。
      事実上、止まった人の次の番の人への被害はない。
    • 戦車
      次のターンのダイスの出目が最大になる。
    • 太陽
      レベル×10Gもらえる。

    • 建設ラッシュが発生し、紙の店がわらの店にランクアップする。
      紙の店を所持していなければ何も起きない。

    • ランダムに飛ばされる。

    • 次のターンまでラッキーチャンス状態になり、買い物料の分け前がもらえる。
      事実上、止まった人の次の番の人は恩恵を受けられない。
    • 魔術師
      次のターンまで深夜料金になり、買い物料が3割増になる。
      事実上、止まった人の次の番の人は恩恵を受けられない。

ヒーローズ2

ミネア専用の武器で、基本装備となっており、ムービーではこれを装備している。
攻撃力は76。価格は17920G。
クエスト【まだ見ぬ武器のために その2】をクリアすると武器屋で売られるようになる。
強化版の真・銀のタロットも存在する。
 
また、DQ4本編で使用時に引けた各種カードがミネアの特技として登場しており、【悪魔のカード】【月のカード】【塔のカード】【死神のカード】の4種はDQ4(リメイク版)とほぼ同様の効果を踏襲しているほか、移動中の占い限定で引けた【愚者のカード】も上記と同様の特技に追加されている。

星ドラ

DQ4発売の30周年を記念したガチャに登場。原作のカードを投げつけて攻撃するエフェクトも再現されており、このような性質を持つ為かブーメランに分類されている。
これを装備・あるいは【着せ替え】で表示している場合は、左手に水晶玉を掲げ、周囲にはいくつものタロットカードが浮遊しながら回転しているという独自のエフェクトが用意されている。
メインスキルはSランクの補助特技の「運命のタロット」。以下の3種類のタロットカードの内、いずれか一つを発動できる。

  • 正義
    仲間一人の攻撃力を40%上げる。【バイキルト】と同様の効果。
  • 女教皇
    「じょきょうこう」表記。仲間一人のHPを300回復する。
  • 運命の輪
    仲間全員のHPを中回復する。【ベホマラー】と同様の効果。

ライバルズ

占い師のベーシックカード

コスト2 特技
運命の輪1枚を手札に加える
味方リーダーは必中モードになる
既に必中モードの場合味方リーダーのテンション+2

必中モードとは通常2つの効果からランダムで1つが選ばれる占い師の占いカードの効果を選択できるようになるモードで、【運命の輪】は1ターンのみ両方の効果が発動する超必中モードになるカード。占い師を使用する上で必須に近いカードである。
また各種アルカナも特技カードとして実装されている。当然すべてが占いカードとなっている。後に販売された構築済みデッキでは、新規イラストのカードが収録されたほか、勇者杯2020秋の優勝者により伝説のカードが錬金された。

名前コスト効果1効果2
トークン
審判0カードを1枚引く味方リーダーのHPを2回復
ベーシック
節制11/1のスライムを2体出すカードを1枚引く
3カードを2枚引くにおうだち 3/3 ビッグフェイスを1体出す
太陽4全ての敵ユニットに2ダメージ味方リーダーのHPを7回復
第1弾「スタンダード」
2ユニット1体のHPを1にするユニット1体に1ダメージを与える カードを1枚引く
皇帝3ユニット1体を+2/3ユニット1体に速攻と貫通を付与
隠者5ユニットを1体選ぶ そのユニットと同じカードを1枚を手札に加えるユニット1体を1/1のスライムに変身
悪魔8全ての敵ユニットに4ダメージ4/4のホースデビルを2体出す
第2弾「解き放たれし力の鳴動」
魔術師4デッキの1番上のカードのコスト-3デッキの一番上のカードを手札に加える さらにそのカードのコピー1枚を手札に加える
愚者4全ての敵ユニットの攻撃力を1にする全ての敵ユニットのHPを1にする
第3弾「不死鳥と大地の鳴動」
戦車2全てのユニットに1ダメージランダムな敵1体に3ダメージ
第4弾「モンスターもりもり物語」
2全ての味方ユニットの攻撃力+1ランダムな味方ユニット1体を+3/2
第6弾「小さな希望のシンフォニー」
恋人6全ての味方ユニットを+2/2全ての味方ユニットを絶好調状態に戻して+1/1
第7弾「光と闇の異聞録」
教皇3全ての味方のHPを5回復全ての味方に「次の相手のターン終了まで戦闘ダメージとデッキ切れによるダメージのみ受ける」を付与する
死神5全てのユニットに3ダメージ2/2のナイトウイプスを3体出す

絵柄はDQ10オンライン出自のグッズとして実際に発売されたものがベースとなっている。

その他

2009年3月2日からリニューアルしたドラクエの公式サイトでは、ミネアがこれを使って占いをしてくれた。
カードにはモンスターが描かれており、その結果によって運勢を占うという内容。
 
2017年4月26日には、DQ10オンライン内に登場するものを元にしたタロットが実際に発売されている。
DQ10オンラインで実際に引ける8枚以外の大アルカナ14枚も含まれる。詳細はDQ10大辞典も参照