【ぎんのタロット】

Last-modified: 2019-08-29 (木) 15:28:27

概要 Edit

DQ4から登場した、銀でふちを装飾したタロットカード。
DQ4では【ミネア】の武器兼占い道具として扱われ、ミネアといったらタロット占いというイメージを付けているが、
ストーリー上ではこれが無くとも占いをしている(おそらく【水晶玉】を使った占いもできると思われる)。
DQ4以外の作品でも、彼女とセットで登場することが多い。
 
ちなみに、本来のタロットは「大アルカナ」22枚と「小アルカナ」56枚から成るが、DQシリーズにおいては小アルカナカードは未登場となっている。
 
同名のカードゲームに関してはこちらを参照。

DQ4 Edit

ミネア専用の武器。
DS版の公式ガイドによると、タロットのフチで切りつけて攻撃するとの事。
攻撃エフェクトもカードを投げつけるというこのアイテム独自のものになっている。
【アッテムト鉱山】の宝箱で入手出来るが攻撃力は21と、入手時期を考慮しても武器としては微妙な威力。
大抵は武器としてよりアイテム使用の方が多くなるだろう。
 
また【やつざきアニマル】【ドロップアイテム】でもある。
しかし2つ以上所持していても後述の通りミネア以外は装備することも使うこともできないので、コレクションにしかならない。
戦闘中にミネアが道具として使う事で、ランダムにさまざまな効果が発動する。
あるいはまだ武器が貧弱な早い段階で突入してひたすら逃げて入手・生還出来れば、
【モーニングスター】(リメイク版は【ホーリーランス】)の購入まで武器としても活躍出来る。
ミネア以外の仲間が使っても「うらないが できない!」らしく、効果が出ない。
【モシャス】でミネアに化けた【勇者】であっても使用する事はできないため、まさにミネア専用のアイテムと言える。
 
FC版5章ではAI戦闘であり、【いろいろやろうぜ】以外の作戦では絶対に使用してくれない。
「いろいろやろうぜ」はランダム行動だが、これ以外に使用効果のある道具を持たせなければそこそこの確率で使用してくれる。
ミネアのMPを0にしておけば使用率は5割程度にまで上がる。
リメイク版では【めいれいさせろ】が追加されたため、自由に使用できるようになった。
 
リメイク版では移動中にミネアが馬車の外にいる状態で使用すると、その日の運勢を占ってくれる。
ただし、神聖な占いは1日1回しか行ってはいけないらしく、宿屋に泊まらないと再び占ってもらう事は出来ない。
 
移動中の占いでは「獣と女」という聞きなれないカードが出るが、これは女性とライオンが描かれている「力のカード」の事だろう。
実際にこちらでは「力」が出ることはない。
何故戦闘中と移動中で名前が変わるのかは謎だが、「力」だと片仮名の「カ」と読み間違えられる可能性を考えての変更だろうか。
……それなら戦闘中と同様に「ちからのカード」と平仮名で書いても良かった気はするが。
 
また、本来のタロットに入っていない【くさったしたい】【よるのていおう】のカードが混ざっている。
ミネアは「こんなカード あったかしら?」と言いつつしっかり占ってくれる。
特に前者は正位置でも逆位置でもなかなかカオスな結果が出る。
 
売値は375G。

戦闘中の効果 Edit

戦闘中に使った場合の効果は以下の通り。
全体的にFC版の方がデメリット効果が多く、ピーキーである。

カードの種類 Edit

  • 悪魔のカード
    • 正位置では欲望や堕落を、逆位置では悪循環からの脱却、覚醒、新たな出会いを意味する。
    • FC版はミネアの呪文が封じられる(必ず封じられるわけではなく、命中率はおそらく【マホトーン】と同様)。
    • リメイク版は敵全体に【ルカナン】の効果。
  • 正義のカード
    • 正位置では善行や公平性を、逆位置では不正や偏見を意味する。
    • 敵全体に【ニフラム】の効果。消し去った敵から経験値やお金はもらえない。
  • 塔のカード
    • 正位置でも逆位置でも破壊や破滅を意味する、最悪のカード。
    • FC版は味方全員に最大HPの25~50%-1ダメージを与えるマイナス効果。
    • リメイク版では敵全体に雷が落ち、ミネアのレベル÷2~ミネアのレベル×2のダメージを与える。
      属性は見た目通りのデイン系で数多くのモンスターに有効だが、デイン系に耐性があるモンスターには効かない事もあり、完全耐性持ちには無効化される。
  • 星のカード
    • 正位置では希望や祈願成就を、逆位置では失望や無気力を意味する。
    • 戦闘終了時の経験値と入手ゴールドが2倍になる。【メタル系スライム】を倒した後に引くとラッキー。
      DS・スマホ版では【ときのすな】を併用する事で、ひいてはいけないカードを避けつつ、
      経験値が多いボス戦やメタル戦で確実に引く事もできる。
      【パルプンテ】で同様の効果を引き起こす事もあるが、星のカードと重複はしない(4倍にはならない)。
      当然、星のカードを2回引いた場合でも効果は重複しない。
  • 力のカード
    • 正位置では勇気や不屈の意志を、逆位置では無気力や優柔不断を意味する。
    • 味方1人に【バイキルト】の効果(対象はランダム)。
  • 月のカード
    • 正位置では幻惑や欺瞞を、逆位置では混沌からの脱却や未来への希望を意味する。
    • 敵全体に【マヌーサ】の効果。
  • 太陽のカード
    • 正位置では成功や誕生、祝福を、逆位置では失敗や衰退を意味する。
    • 味方に【ベホマズン】の効果。
      ボス戦時の緊急回復用に使えそうだが、実際に助けられた話は聞かない。
      効果は絶大だが、任意に発生させる事ができないため、緊急回復をこれに頼るのは相当な博打となる。
      ダンジョン探索やフィールド移動時の雑魚戦で引ければ、回復呪文に回す分のMPを温存できるので、
      ボス戦よりも道中の雑魚戦のダメージ回復用に使える(1/8の確率が丁度よいタイミングで回ってくる)。
  • ひいてはいけないカード
    • 公式ガイドブックによると「完全なるもの」、すなわち「神」を意味するカードの模様。
      現実には存在しないカードだが、モデルと思われるものとして「世界」のカードが存在する。
      その「世界」は正位置では完全や完結を、逆位置では不完全や挫折を意味する。
    • カードの絵は公式ガイドブックでは「ドラゴンのような怪物(DQ4世界の神か?)の顔のシルエットと二本の剣」。
      • カードゲームでは「下から雷を浴びて崩れゆく水晶玉」というイラストである。
    • 海外版では「愚者」のカードとされている。
      正位置では自由、好奇心、天真爛漫を、逆位置では無謀、無責任、意気消沈を意味する。
    • 味方全員に【ザラキ】の効果。
      文字通り、絶対に引きたくないカードである。
  • 死神のカード
    • 正位置では物事の終わりや停止を、逆位置では挫折からの復活、新たな始まり、再誕を意味する。
    • FC版では文字通りの【しにがみ】が1体出現する効果。
      他のカードを全て引き終わらないとこのカードが出現しないため、引く機会はほとんど無いだろう。
      逆に他のカードを全て引き終わっていれば以降は必ずこのカードしか出ず死神呼び放題となる。
      ただし出現できるスペースがない場合は出現しない。
      また、死神は2体までしか出現しないので、既に死神が2体いる場合は出現しない。
      死神は本来5章中盤で出現するモンスターなので、4章で面白がって引いてしまうととんでもない事になる。
      おまけにこちらは塔のカードやひいてはいけないカードでボロボロの状態なので、まず勝てないだろう。
    • リメイク版では敵1体に【ザキ】の効果(対象はランダム)。
      FC版とは異なり、出現条件は特に無く、他のカードと同じ確率でランダムに引く事ができる。

なおカードの出る確率やその効果は、FC版、PS版、DS版のそれぞれで大きく違う。
リメイク版ではひいてはいけないカード以外の全てのカードが味方に有利な効果となり、利便性が大幅に増した。

FC版 Edit

各カードは1戦闘につき1回ずつしか引けず、8種類全てを引き終わると死神のカードしか出なくなる。
マイナス効果も死神のカードを含めた9枚中4枚と、まさに博打そのもの。
しかし、悪魔のカードは被害そのものが小さく、死神のカードは順番が最後に回る関係で意図的に回避可能であり、ひいてはいけないカードを2回以上引かずに済むのはFC版ならではのメリットと言える。
死神以外のカードはどれも重複せずに必ず1回ずつ引けるため、【はぐれメタルヘルム】収集時に【どくがのナイフ】【メタルキング】を麻痺させた場合は作戦を『いろいろやろうぜ』に変更し、【トルネコの盗み】待ちついでに星のカードを狙ってみるのもいいだろう。
その際にひいてはいけないカードの被害を最小限に抑えるため、ミネアと盗み担当の【トルネコ】以外のメンバーはあらかじめ馬車内へ避難させておこう。
万が一ひいてはいけないカードを引いてしまった場合でも、【クリフト】【ザオリク】さえあれば容易に復活できる。

PS版 Edit

死神のカードが通常枠に入り、9種類全てが1回使うごとにランダムに引かれるようになった。
ただし、1回使うごとにひいてはいけないカードの出る確率が徐々に上がっていく。
「占いは神聖なもの」とミネアが言う通り、1回の戦闘で何度も占ってはいけないものなのだろう。神聖なものを侵す行為に対する呪いのようなものがかけられているのかもしれない。
5回目以降は50%もの確率でこのカードが出てしまうので、過度の使用は厳禁。
3回目までのそれは10%前後なのでそれなりに安全だが、それでも出るときは出るので注意。
マイナス効果のカード自体はひいてはいけないカードただ1枚になったため、
使い過ぎない限りはリスクが大幅に下がっている。

DS・スマホ版 Edit

基本的にカードの効果などはPS版を踏襲しているが、
1戦闘につき2回目までならばひいてはいけないカードが絶対に出ないようになった。
その代わり、3回目以降になるとその確率がいきなり50%以上に跳ね上がる。
なのでDS・スマホ版では、どんな相手でも取り敢えず最初の2ターンは使ってみて損はない。
2回使った後で時の砂を使えば未使用の状態(戦闘開始時)に時間を戻せるので、ボスやメタル系との戦闘でろくな効果が出なかった場合はこれでやり直すのも一つの手。

余談 Edit

本来のタロット占いは、正位置と逆位置で効果が逆転するものだが、戦闘中の銀のタロット使用時には正位置と逆位置の区別がない。
恐らく、太陽や力など正位置でプラスになるものは正位置で、悪魔や死神など正位置でマイナスになるものはFC版は正位置、リメイク版は逆位置で引いているものと思われる。
それでもリメイク版の塔の効果だけは説明が付かないが…
実は「塔」のアルカナには唯一前向きな意味として「過去の清算」が存在する。
敵という「過去」を清算するのならば、意味としても適すると思うのだが。
あるいは単純に塔のタロットに描かれている落雷をイメージしていると考えられる。
 
ミネアは姉【マーニャ】のギャンブル癖を事あるごとに批難してはいるものの、
当の本人が博打要素の強いこのアイテムを専用としているので、ある意味似た者同士と言えるのかもしれない。
博打の定番アイテムであるトランプも、元々タロットカードの小アルカナ(剣・杖・杯・金貨)が原型という説もあるため、博打の要素の強いアイテムとしてタロットが適しているのだろう。

小説版 Edit

原作同様アッテムト鉱山で見つけ出す。
強大な力を秘めた魔法の道具であるため、世界中の占い師達が集まり誰が所有すべきかを相談したが、いつの間にか盗まれてしまい、百年もの間行方が分からなかったらしい。
4章終盤にて【キングレオ】との絶望的な戦いの中で使用されるが、何のカードが出たのかはわかっていない。
マーニャ曰く「どうせろくでもないカードが出たのだろう」。それでも敗北の最中、心の弱い部分を掻き毟るような幻を見せるような効果を持っていたであろう事は確かだ。

ゲームブック Edit

「適当なページを開き、ページ数の下一桁の値によって引いたカードが変わる」という風に扱われることで原作再現されている。
だがそれ以上に本作では破邪の剣・炎の爪と共に天空の剣と並ぶ伝説の武器という設定が付与され、キングレオ戦でライアンの破邪の剣と共鳴して力を引き出すシーンを皮切りに、以後のほとんどのボス戦で他の伝説の武具の力を引き出すなど、重要な役割を果たす事になる。
挿絵でも登場回数が多く、エスタークとの戦いではライアン・アリーナとともに止めを刺す際に一枚のカードをトランプ投げの要領で投擲している様が描かれている(エスタークの額に突き刺さった。ちなみに現実でも、トランプ投げは熟練者が試みれば時速200キロを優に超える速度を出せるので、その域になると普通に皮膚に刺さりうる)。

DQ10 Edit

魔法の迷宮で稀に出会うミネアが占いで使用。引かれたタロットのアルカナによってプレイヤーにさまざまな効果を与える。
また、これとは別に「モンスタータロット」が登場し、占い師に転職することで戦闘中に使えるようになる。

DQMB2 Edit

第二章から登場。
同名のSPカードをスキャンすると発動し、ミネアの引いたカードによって様々な効果が発動。
効果は以下の9つ。

  • 愚者
    何も起こらない。
  • 皇帝
    1ターン敵から受ける全ての技が無効になる。
  • 恋人達
    敵チームがミネアに見とれ、動けなくなる。【ぱふぱふ】と効果は同じ。

  • 敵チームに約800のダメージ。物理攻撃扱いである。
    攻撃系SPカードでは【ギガデイン】【ビッグバン】を抜き最も威力が高い。
  • 死神
    1ターン自チーム、敵チーム両方共動けなくなる。
  • 悪魔
    敵チームに暗黒属性の小ダメージ。特技攻撃扱いである。

  • 自チームに300のダメージ。
  • 太陽
    自チームスーパーハイテンション。
  • 審判
    自チームが600回復。【けんじゃのいし】より効果が高い。

防御系の効果も含むため、SPカードの優先度は一番高い。
自チームに有利な効果は強力だが、当然何が出るかは分からない。
どうしても勝てない時に使用するのが最も良いだろう。
もちろん、HPが600以上減った時に使わないと回復の効果が出た時に無駄になる。
 
なお、【レジェンドクエストIV】では必須のSPカードとなっており、
マイナス効果や暗黒だと減点対象になるので、かなりの運を必要とする。

いたストDS Edit

カジノのゲームとして登場している。
対象者を決めるカード、その対象がどうなるかのカードをそれぞれ一枚ずつ引いて、
カジノが終わった後に、その結果が反映される。
プレイ時のBGMは【ジプシー・ダンス】

  • 対象者のカード
    • 運命の輪
      カジノマスに止まったプレイヤー
    • 皇帝
      その時点で1位のプレイヤー
    • 吊るし人
      その時点で最下位のプレイヤー
    • 審判
      ランダムで選ばれたプレイヤー
    • 世界
      全プレイヤー
  • 結果を示すカード
    • 恋人
      ハートマークをもらえる。
      すでにハートマークを持っていると何も起こらない。
    • 死神
      次のターンまで店が休みになる。
      事実上、止まった人の次の番の人への被害はない。
    • 戦車
      次のターンのダイスの出目が最大になる。
    • 太陽
      レベル×10Gもらえる。

    • 建設ラッシュが発生し、紙の店がわらの店にランクアップする。
      紙の店を所持していなければ何も起きない。

    • ランダムに飛ばされる。

    • 次のターンまでラッキーチャンス状態になり、買い物料の分け前がもらえる。
      事実上、止まった人の次の番の人は恩恵を受けられない。
    • 魔術師
      次のターンまで深夜料金になり、買い物料が3割増になる。
      事実上、止まった人の次の番の人は恩恵を受けられない。

DQH2 Edit

ミネア専用の武器として市販されている。 攻撃力+76。
この作品におけるミネアの基本装備となっており、ムービーではこれを装備している。
強化版の真・銀のタロットも存在する。
 
また、DQ4本編で使用時に引けた各種カードがミネアの特技として登場しており、
【悪魔のカード】【月のカード】【塔のカード】【死神のカード】の4種はDQ4(リメイク版)とほぼ同様の効果を踏襲しているほか、移動中の占い限定で引けた【愚者のカード】も上記と同様の特技に追加されている。

DQR Edit

占い師のベーシックカード

コスト2 特技
運命の輪1枚を手札に加える
味方リーダーは必中モードになる
既に必中モードの場合味方リーダーのテンション+2

必中モードとは通常2つの効果からランダムで一つが選ばれる占い師のカードを選択できるようになるモードで、運命の輪は1ターンのみ両方の効果が発動するカード。占い師を使用する上で必須のカードである。

また各種アルカナも特技カードとして実装されている。

...

その他 Edit

2009年3月2日からリニューアルしたドラクエの公式サイトでは、ミネアがこれを使って占いをしてくれた。
カードにはモンスターが描かれており、その結果によって運勢を占うという内容。
 
2017年4月26日には、DQ10内に登場するものを元にしたタロットが実際に発売されている。