【とさかへび】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 07:54:28

概要

DQ4などに登場するモンスター。
頭に赤い鶏冠のある、緑色の大蛇の魔物。
ルカニ系呪文を使いこなし、体を巻き付けて締め上げることもある。
系統最下位種で、上位に【フルスネイカー】【ピットバイパー】【ヘルバイパー(DQ7)】が存在する。
 
ちなみにトサカヘビはベトナム神話に登場する想像上の水蛇で、赤く輝く鶏冠を持つ。
一方、アフリカ中東には「トサカヘビ(Cerastes Vipera)」という蛇が実在するが、鶏冠ではなくツノが生えている。
DQシリーズのとさかへびはその外見からベトナム神話を元ネタにしていると推測される。

DQ4

初登場。
集団で現れ【ルカナン】を唱えたのち打撃を加えてくるという、堅実かつ強力な戦法を採る嫌な蛇。
 
初遭遇となるのは二章の【フレノール南の洞窟】
集団+ルカナン+打撃というトリプルコンボに数多くのプレイヤーが泣かされた。
直後の【砂漠のバザー】周辺でも集団で出現するが、その頃になるとコイツらと同等以上の強敵もウヨウヨいるので、バザーを目指そうにも洞窟でコイツらに苦戦しているようでは心もとない。
 
【クリフト】【マヌーサ】がよく効くので、最初に使って被害を最小限に抑えたい。
リメイク版では【ブライ】が新たに習得する【ラリホー】も有効なので併用するとなおよし。
ヒャド耐性が皆無なので【ヒャド】と打撃を組み合わせて各個撃破していこう。
【ヒャダルコ】を覚えれば一掃も可能だが、余程執拗なレベリングを行わない限り、この時点で覚えていることはないだろう。
 
五章では【アネイル】北部の砂漠地帯の他、【大灯台】の下層に出現する。
【ギラ】【バギ】で一掃してもいいが、さすがにこの段階ではさしたる強敵でもないので、打撃のみでも十分渡り合えるはず。
 
地味に毒攻撃もしてくるのだが、頻度が低いのでくらうことはまれ。
ルカナンのイメージが強すぎて、毒をもっているという事実はあまり周知されていない。
とは言え、洞窟内で毒を喰らうと結構厄介なので注意は必要。
二章で出会う時点ではクリフトが【キアリー】を習得しているかどうか微妙な時期なので、未習得なら毒消し草を持っていった方がいい。
また、習得していても、FC版では敵の出現率も高く、MP配分をきちんと考えないと肝心な時にガス欠という事態もありうる。
PS版は敵の出現率が下がったのでよほど運が悪くないとガス欠にはならないが、賢さの基準が厳しくなってキアリーの習得レベル自体が遅くなったので、毒消し草の常備は忘れずに。
また、FC版でキアリーを使えるのはクリフトのみであり、五章でクリフトが加入するのは【パデキアの洞窟】攻略後。加入まで少々ブランクがあるので、毒消し草やあるいは減ったHPを回復する手段の常備を怠っていると思わぬ痛手を食う事にもなり得る。
特に大灯台ではそこそこの遠征距離なので、毒を受けて毒の治療をする為に町へ引き返すとまた塔に戻るのはかなり面倒。時期的にはそれなりにレベルを上げていれば、毒のダメージを気にせず無視して攻略することもできるが。
PS版以降は【ミネア】もキアリーが使用可能な上に、袋システムのおかげで毒消し草の常備も容易となったので、あまり困らなくなった。
 
落とすアイテムは【はねぼうし】。もうこいつと出会う時期だと羽帽子か【きんのかみかざり】を持っているだろうから換金するしか使い道が無い。

闘技場でははえおとこ、リリパット、かまいたちと対戦。ルカナンがはえおとこやかまいたちあたりに当たると一気に脆くなって倒しやすくなるのでダークホース的な存在。

DQ7

【魔封じの洞窟】【湖の洞窟】などに出現。
魔封じの洞窟の時点ではあまり強い訳ではないが周囲に見劣りするほどでもないそこそこの強さ。
にもかかわらず経験値は周囲と比べて(微差だが)一番多い。
【フォロッド城】周辺でも【からくり兵】などに混じって出てくるが、流石にここではただの雑魚。
とはいえ周りが物理攻撃や全体攻撃してくる敵ばかりのため、ルカニを使われると危ないので絶対に先に倒そう。
 
【ルカニ】を1度だけ唱える他、【まきつく】攻撃をするようになった。代わりに毒攻撃をしなくなったので、嫌らしさは薄れた。
呪文耐性は何も持っていない。時期的にこいつに呪文で攻撃するとしても3DS版での【マリベル】【イオ】だけだと思われるが。
 
若干サイズが縮んでいるように見えるが、最大同時出現数は4匹で変わっていない。
こいつの鬱陶しさは強さよりも、狭い洞窟に出てくる事が多いくせに割と速いスピードで追いかけてくることだろう。

DQM

おそらく彼の知名度を上げた作品。
ヘビのくせに【ドラゴン系】であり、ドラゴン系×【おおにわとり】で誕生する。まぁ、本作の陸棲爬虫類は基本的にドラゴン系だが。
要はドラゴンにトサカの要素を加えれば良いらしい。
毒攻撃、マホトーン、ド ラ ゴ ラ ムという
「はやくドラゴンになりたーい!」
という気持ちのひしひしと伝わってくる特技を覚える。
成長の遅さの割に能力も耐性も大した事がないのであまり強くない。こだわって育てる必要は無いだろう。
とさかへび同士で配合すると【ウィングスネーク】が生まれる。
そこから更にウィングスネーク同士の配合で【コアトル】と、とさかへびから強力なドラゴンを生み出すこともできる。
が、コアトルは別な配合法が複数あるし、こんな面倒な配合をしようとする人がいるかは疑問だが。せいぜい「【お見合い】で両方のソフトに行き渡らせたい」時ぐらいである。

テリワン3D

【スカルサーペント】のモーションを流用して登場。
やはりドラゴン系のFランク。
まぁこの作品は爬虫類全般がドラゴン系に分類されているので仕方がないが…。
まちびとの扉、まもりの扉、ねむりの扉に出現する。
スキルは「バラエティ」。
特性は【スタンダードボディ】【かいしんでやすい】【いきなりピオラ】、+25で【いきなり白い霧】、+50で【ときどきテンション】
最序盤モンスターとしてはそれなりの火力があるので、仲間にして損はない。

イルルカ

引き続きドラゴン系のFランク。
【砂漠の世界】【マンモデウスの中】に出現する。
マンモデウスの中にいる個体は胃液に浸かると身が溶けて【スカルサーペント】と化す。想像してみると結構グロテスクな光景だが、胃液の池をしばらく這ってたらスカルサーペントに変身、といったところなので余計な想像をしなければ大丈夫。
砂漠の世界にいる特定の個体は、他の特定のとさかへびと出会うと、互いにじゃれ合っているようにも威嚇しているようにも見える仕草をし始める。夜になると上記の2体を含む5体が同じ場所に集まって寝ているのだが、夜が明けると上記の2体だけが起きた瞬間に上記の行動をする。この2体だけ仲が悪いのだろうか?
 
【新生配合】することで【ロケットスタート】を習得する。
【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【みかわしアップ】

ライバルズ

2/2/2 ドラゴン系
召喚時:自分のデッキの上からカード4枚を見る
ドラゴン系のカードを1枚選び それを引く
残りをデッキの下に戻す

真3弾「星降りの決戦」で登場した魔法使い専用のノーマルカード。
【デスフラッター】らカラス系モンスターお得意のデッキの上から4枚を覗く能力を引っ提げて登場した。
ドラゴン軸魔法使いにおいては、【イル&ルカ】以外の貴重なドローソースとなりうる。