【キングス】

Last-modified: 2021-06-24 (木) 08:09:58

概要

【キングスライム】【仲間モンスター】
ぬうぼうとした外見が最大の魅力。
キミもキングスライムとともに苦難を乗り越えて行こう。
DQ8の 【スカウトモンスター】では 【ゆうぼん】という名前になった。

DQ5

仲間になる確率

1匹目2匹目3匹目
1/641/1281/256

仲間になったときの名前

1匹目2匹目3匹目4匹目
SFC版キングスクラウンかずぼうノリリン
PS2版ヨーイチテラーオ
DS版ヨーイチタカオクラウン

「ヨーイチ」の由来は【和田洋一】だと思われる。
なぜかSFC版の4匹目の名前がメッサーラの4匹目と全く同じ。設定ミスだろうか?

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期37040692943148202287
最大30110102956580330180849249

耐性

強度属性
無効
強耐性ギラ・炎、イオ、ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、マホトーン、休み
弱耐性メラ、ヒャド・吹雪、ルカニ、マホトラ
無耐性バギ、デイン、メガンテ・体当たり

解説

主に【メダル王の城】周辺で仲間にすることができる。
最初からキングスライムとして登場するものと【合体スライム】が合体したものがあるが、どちらでも仲間になる。
仲間にした時点で既にザオラルを使え、以降もスクルトやフバーハ、ザオリクといった便利かつ有用な呪文・特技を覚えていく。
また、ギラ・イオ・炎系をはじめとして、呪文や特技に対する耐性も高い。初期能力がそこそこ高いことも魅力か。
 
しかし成長速度が非常に遅く、おまけにステータスの伸びも悪いとあって、せっかくの優秀な特技や耐性がほとんど宝の持ち腐れと化すのが難点。
とは言え、クリア前のレベル帯ならさすがにスライム系の中ではパラメータはトップクラスである。スライム系の中では…。
要するに(スライムナイトを除く)スライム系全般の戦闘能力が低いということである。
仲間モンスター全般の中で見ればHPが多少高い方というだけで、他のパラメータは軒並み平均かそれ以下で装備も貧弱。
 
特にスライム系の共通の悩みとして打撃攻撃に関しては超がつくほど貧弱。
力が同時期の打撃系キャラに大きく劣るだけでなく、彼が加入するころに装備できる武器は時期的にすでにパワー不足になっている【やいばのブーメラン】【はがねのキバ】あるいは【どくばり】しかない。
そして、新しい武器はなんと終盤の【大神殿】まで登場しない。
他の仲間が【ほのおのツメ】【こおりのやいば】といった上位武器に換装していくのを、指もくわえられずボーっと見ているしかないのである。
ただしカジノで【メタルキングのけん】を入手したなら高い攻撃力が得られる。もっと力の高いキャラに装備させた方がよいとか言わない。
 
ならば特技で勝負したいところだが、攻撃系の特技を覚えるのはかなり遅く、最後に覚えるメラゾーマはおろか、激しい炎を覚えるのすら普通はクリア後で最遅。
普通に育てると激しい炎は【ドラゴンキッズ】【ドラゴンマッド】の方が早く覚えられる。
やり込みプレイが前提に近くなってくる領域である。
リメイク版では【ほのおのせんし】(100万ほど経験値が必要)も出たので最遅ではなくなった。

最初からザオラルを使え、ザオリクを覚える点では後に仲間にできるオークキングと被るが、あちらの方が遥かに仲間にしやすく、ステータスも全般的に優秀、さらにザキ系完全耐性といった利点があるので、蘇生要員としてわざわざ仲間にする必要性も乏しい。
 
早期にスクルトとフバーハを覚えるので、どちらかというと見た目に反して補助の専門家としての側面が強い。
しかし、この2つは必ず仲間になる【男の子】も使えてしまうのでもろにバッティングしてしまうのがなんとも…。
ただし、こいつは炎に対して強耐性があるので、一応の差別化は可能。
【マジックシールド】【みずのはごろも】でさらに強化できるので、【かえんのいき】【ベギラマ】程度は全く効かず、地上世界までなら炎攻撃が得意な敵に対しては無敵に近い耐久を誇る。
また、基本的に防具で防げないイオ系への耐性が高いのはうれしい。
逆に冷気は弱耐性どまりで、防具による補強もできないためバシバシ通るが、吹雪が脅威となる敵自体がレアなのでそんなに気にならない。いざとなれば自前のフバーハもある。
回復呪文がないのが欠点だが、【しゅくふくのつえ】【けんじゃのいし】を持たせればある程度はフォローできるだろう。ベホマやベホマラーを使えるキャラには全然かなわないが…。
 
実は【やまびこのぼうし】+メラゾーマの組み合わせが可能なのは【ビアンカ】【フローラ】以外ではキングスしかおらず、この二人はどちらかしか仲間にできないため、二つ目の山彦の帽子を【あくましんかん】から入手できたなら対【エスターク】戦力として投入する余地はある。
キングスは元々高い耐性を持っているので、【いのちのきのみ】で少しドーピングしてやればエスターク相手でも充分な耐久力を得られるだろう。
クリア前まで雌伏の時を過ごした鬱憤を最後の最後で存分に晴らすことができる。
 
……はずだったが、PS2版以降はよりによって山彦の帽子が削除されてしまい、せっかくの活躍のチャンスを潰されてしまった。
他のメラゾーマ使いとの差も無くなった、どころか覚えるのが遅いせいでむしろ劣っている。
開発スタッフはキングスに何か怨みでもあるのか。
一方で、火炎の息の強化されたこと、ブレスに対する耐性による軽減率が上昇したこと、【いなずま】がイオ系に変更されたことなど、キングスライムの耐性を活かせる場面が増えており、防御面ではかなり強化されたと言える。
特にブオーン戦では耐性と習得特技の両面でわりと相性が良い。
 
なお、最大レベルの低さが響いて、最終的なパラメータは【スライム】【ホイミスライム】にも抜き去られ、スライム系の中で【ベホマスライム】に次いで低い。仮にも王様なのに。
特に、先にレベル上限に達する【スライムベホマズン】にすべてのパラメータで大幅に負けているのは残念。敵のときはHPと力は大幅に勝っていたのに。
しかし、上述の通り耐性が優秀なおかげで、見た目のHP以上のタフさを発揮してくれる。打たれ強さの点で言えばかなり優秀な部類に入るだろう。
 
総合的に見ると、仲間になりにくい上に、出現地域もかなり限定されており、苦労してでも仲間にしたくなるようなレベルとは言い難い。
たまたま仲間になったら使ってみる、くらいの感覚でいた方が無難。上手く長所を生かせば活躍の機会はある。
SFC版ならば上記の通り貴重な山彦メラゾーマの使い手なので、そちらで仲間になったらじっくり育ててあげてほしい。
 
リメイク版では5強の一角【メタルスライム】の出現率がメダル王の城周辺が高いこともあり、こいつを仲間にするのに、このキングスライムが何かと邪魔者扱いされてしまうことも。
対策としては、先にメタルスライムを倒してからキングスライムを【ニフラム】で消してしまえばいい。
というか、メタルスライムの出現率なら【サンタローズの洞窟】の深層の方が高いので、そちらに行ってもよい。
 
なお、【ジェリーマン】がこいつに化けたときは、敵出現時と同じく毎ターン20の【自動回復】がつく。
 
話しかけたときの台詞は「のっしのっし。」
キングスライムの台詞はこれだけ。町の中やダンジョンの中でもこの言葉以外返さない。
言葉というよりはほぼ擬音である。【スライムベホマズン】と五十歩百歩か。
のっしのっしと歩く、図体がでかい彼らしい言葉なのかも知れない。
 
PS2版では戦闘画面でのキングスライムのデカさに定評があるのだが、仲間にしてもグラフィックのデカさは健在で、メダル王の城入り口などの狭いところではどう見てもつっかえて動けなくなりそうである。
彼を先頭にしてプレイすると、いつもの感覚と違って楽しいかもしれない。

DQ6

仲間になる確率(SFCのみ)

必要熟練度一匹目二匹目三匹目
★41/641/1024

仲間になったときの名前(SFCのみ)

一匹目二匹目三匹目四匹目
キングスクラウンケンジロホンマー

ケンジロは狩野健二郎、ホンマーは本間和文が由来と思われる。

覚える呪文・特技(SFC・DS共通)

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP
初期3735868712015090
最大9936015012030040850900

耐性(SFC版)

強度属性
無効(なし)
強耐性即死、幻惑、睡眠、毒、休み、魔封じ、踊り封じ
弱耐性メラ、ギラ、イオ、炎、吹雪、岩石、マホトラ、麻痺、混乱、ルカニ
無耐性ヒャド、バギ、デイン、軍隊、消滅
回避率1/64

解説

SFC版

DQ6でもキングスライムの1匹目として続投。DQ5の頃に比べて大躍進を遂げた。
最初からザオラルが使え、ザオリクも自力で習得可能なのは5と同じ。
また、吹雪、火炎、メラ、ギラ、イオ系に弱耐性がある。なぜかヒャド系には耐性がない。
 
DQ5と決定的に違うのは、そのステータスの高さ。
レベル上限が99になったので最後まで戦力になる。
武器も【ほのおのツメ】【きせきのつるぎ】などが装備できるようになり、攻撃力不足に悩まされることもない。
成長が遅く晩成傾向が強いが、HPとMPは限界まで順調に伸びていき、非常に高い値となる。
早熟傾向にある守備力と素早さは低めな値。
スライム系の【装備グループ】なので防具は軽装だが、メタルキングシリーズを使えるのでできれば使わせたい。
【やまびこのぼうし】も使えるので打撃、呪文ともに高い攻撃能力を発揮できる頼れる王様に。
ザオリクは自力習得するが、【メラゾーマ】を覚えなくなったので【魔法戦士】にして覚えるといいだろう。
山彦メラゾーマで攻撃、ピンチ時には山彦ザオリクで二人生き返らせ……と安定した強さになる。
力が高いので魔法剣も生きるし、豊富すぎるMPのおかげで長期戦でも安心。
 
仲間にできるのは普通なら【ペスカニ】周辺と遅めだが、実は【エンカウントエリア】を利用する抜け道がある。
下の世界の【ダーマ神殿】の南の川沿いに【ロンガデセオ】周辺のモンスターが出現する場所がある。
これなら熟練度さえあれば転職可能になった時点で仲間にしてしまうことも可能。
もちろんその時点に倒すのは大変で、仲間にもなりづらいが使いたいなら是非とも利用したい。
 
スライムなので当然【スライム格闘場】にも出場できる。
力とHPは高いが、装備の面で【スライムナイト】に劣る。まあ総合的にはどっちもどっち。
べホイミを覚えているので僧侶にしなくてもそこそこ勝ち抜ける。
 
以上のように素晴らしいポテンシャルを秘めたキャラではあるのだが、ラスボスに辿り着くあたりまではそれを存分に活かすことはほとんどできないだろう。
その原因はレベルアップの遅さ、特に低レベル帯における必要経験値の特殊性にある。
キングスライムの必要経験値は序盤から急激に上昇し、Lv.19→20の時点で一旦ピークを迎える。
その際必要な経験値はなんと10万3596! 主人公がLv.42に上昇する時と同等程度の経験値が必要となる。
さらに、Lv.20に辿り着くまでに必要な総経験値は60万9467。主人公なら同じ経験値でLv.39を越えてしまう。
Lv.20を越えた後は一旦必要経験値は低下するが、それもLv.29まででそれ以降は再び上昇する。
これらの事情から、ラスボス挑戦時あたりではどんなに早く仲間にしていても低レベルで留まってしまう。
また前述のようにキングスライムのステータス成長が晩成型であることも余計に響いてくる。
HPやMPは初期から非常に高水準なのであまり成長しなくても十分通用するが、問題は力の値。
キングスライムの力は最終レベルでは全キャラ中でも上位となり、頼もしいアタッカーとなるのだが、クリア前付近(キングスライムのレベルが20台)ではむしろ下から数えた方が早いほど低い。
最終レベルに上げるために必要な経験値も多く、相当やり込まなければキングスライムの真価は発揮されないだろう。
どうしてもクリア前に使いたい場合は高いMPを活かした呪文アタッカー&回復役に徹しよう。
 
クリア後になってレベルが上ってくれば、力を生かして物理よし、山彦の帽子で呪文よしという、キングスの天下がやってくる。
【お楽しみダンジョン】で、存分に活躍させてやろう。
典型的な大器晩成型のキャラである。
ただし高レベルでも身の守りはほとんど成長せず、最終的には【スライム】【ファーラット】(共に150)、さらには最大レベルが50である【リップス】(140)にも劣ってしまう。
HPが高いとはいえ、打撃攻撃には注意が必要。
 
余談だが、DQ6の仲間キャラの中で唯一【軍隊系】に耐性を持っていない。
軍隊系の攻撃は味方専用の【ぐんたいよび】しかないので、これで不利になる要素は一切無いが、それでも仲間キャラはキングスライム以外全員が軍隊系に完全耐性を持っているのだ。なぜこいつだけ……。
敵のときには普通に耐性があるので、人間の仲間になったことで王の威厳が無くなり、軍に弱くなったのだろうか。
たまに【くじけぬこころ】を持ってたりするし、王もなかなか大変なのかもしれない。

DS版

【スライムスカウト】の一体として、SFC版から引き続き登場。
オシャレをこよなく愛しており、【ベストドレッサーコンテスト】が行われている【ジャンポルテの館】にいるが、初めて会った際には「キミたちはオシャレじゃない」という理由で、非常に尊大な態度で袖にされる。
「オシャレな人たちと旅をして、もっとオシャレになりたい」と思っており、コンテストのランク7をクリアして初めて仲間になる。
出会った当初はそのメタボな見た目でこちらを馬鹿にしてくるためイラッとさせられるが、コンテストを勝ち抜くたびに徐々にデレていく。
 
「耐性が敵としてのものに準拠」という仕様変更の恩恵を最も受けたキャラクター。
メラ・ギラ・イオ・炎は50%減、ヒャド・吹雪に25%減、さらにほぼ全ての状態変化にも強い耐性を持ち、毒とザキ系は無効。
SFC版同様に身の守りはかなり低いものの、この耐性とトップクラスのHPがそれを帳消しにする、動く壁。
力も高いので、攻めてよし守ってよしの万能型として活躍できる。
ネックは加入条件の都合上、レベルや職業によっては加入時期がかなり遅くなること。
またSFC版の時と変わらず成長が低レベル帯から大ブレーキをかけてくるため、下手をするとクリア前にはそのポテンシャルを発揮し切れないままになってしまうかもしれない。
動く壁としては、さらに優秀な耐性持ちで、かつ会話が楽しい【ドランゴ】が君臨しているのも難点か。
今回も山彦可能だが、ザオリクは一人しか生き返らなくなってしまった。
 
ちなみに、加入前にあれだけ主人公のオシャレを小馬鹿にしていながら、【かっこよさ】は初期値20、レベル99でも40前後と、全キャラ中最低の値である。まんまるコンテストなら一等賞だとバーバラから評される。
素がメタボってるからこそオシャレに憧れているということだろうか。

DQMBS

2016年9月28日~冥動の天魔王編終了までの間、アプリで配信される「スライム王の地図」に登場。
ステータスは1章のキンスラどころか3章のキンスラよりも高い。