【魔王】

Last-modified: 2025-11-19 (水) 15:54:34

概要

魔王とは、魔物や悪魔の王のこと。
ドラクエを含めたRPGでは、魔物たちの頂点に立ち世界の支配を企む【ラスボス】として位置付けられていることが多く、「勇者と魔王の戦い」を描いた作品は枚挙に暇がない。
今ではゲームに限らず、アニメでも漫画でも小説でも、多くのファンタジー作品や異世界転生モノに「魔王」が当たり前のように存在している。
 
初期のドラクエでは、第一作は「ドラゴンクエスト」(意訳すると「ドラゴンを探す旅」)の作品名のとおり、ラスボスは「竜王」(ドラゴンの王)であり、また二作目のラスボスは邪教の神官であって、作中においてこれらが魔王と呼ばれることはなかった(ただし、DQ1では【勇者ロト】が「魔王」を倒したと言い伝えられている)。
しかし、三作目は明確に魔王を討伐する物語になっており、以後も魔王やそれに類する存在がラスボスを務める作品が続いたことで、今では「ドラクエのラスボスは魔王」というイメージがすっかり定着している。
実際のところはラスボスが魔王とは限らないのだが、ドラクエにおいて【勇者】という言葉が(作中で勇者と呼ばれないキャラも含めた)歴代【主人公】の総称として用いられることがあるのと同様、「魔王」も歴代ラスボスを指して使われることが珍しくない。
ラスボスのみならず、それに準ずる大型ボスや一部の悪玉系裏ボスも含めて「魔王」と呼ばれる場合もあり、公式の用例としては【大魔王の地図】がある。
 
ナンバリングの作中で純粋に「魔王」と呼ばれるものは、【バラモス】【ムドー】【オルゴ・デミーラ】【ウルノーガ】。このうちラスボスを務めているのはオルゴ・デミーラとウルノーガ。
「魔王」よりむしろ「大魔王」と呼ばれるものには、【ゾーマ】【ミルドラース】【デスタムーア】【マデサゴーラ】がおり、いずれもラスボスである。
なお、これら「大魔王」には上記の「魔王」よりさらに上に立つものと、単独でこれを名乗るものがいる。ゾーマ、デスタムーア、マデサゴーラが前者、ミルドラースが後者に該当し、バラモスとムドーはそれぞれゾーマとデスタムーアの手下である。
 
DQ4では、【ピサロ】【魔族の王】という魔王とほぼ同義の肩書きを持っている。
またDQ6では、作中で明確に魔王と呼ばれるムドーに加えて、デスタムーアの部下としてムドーと同列に扱われる【ジャミラス】【グラコス】【デュラン】も魔王とみなされることがある。DQ10では、これらは「諸侯」(日本における大名に近い)と呼ばれている(ムドーのかわりに【アクバー】が入っている)。
 
日本のアニメ・漫画文化における魔王といえば「強大な闇の魔力を操る最強の存在」のごときイメージも王道だが、やや意外にもドラクエの魔王たちは【闇属性】死をもたらす術法を作中でほとんど扱わない。
ナンバリング作品で闇属性を主力とする魔王というと、魔王・大魔王が多数いるDQ10世界でもマデサゴーラ程度、それ以外ではDQ11のウルノーガぐらいである。(実際は【氷属性】のエキスパートながら、【アレフガルド】から太陽を奪い、特殊なギミックとして【闇の衣】を持つゾーマの方が、むしろ「闇の大魔王」たるイメージで優るほどかもしれない。)
ドラクエは【呪文】【特技】において独自の属性システムが早期から練られてきたものの、闇属性はなぜか登場が遅く、【ドルマ系】として成立した後もいまいち存在感が薄いのが要因と思われる。また死の術に関しては、即死手段を大ボスが多用するような戦闘バランスを忌避してきた歴史を軽視するべきではないだろう。
 
モンスターズシリーズでは、歴代作品のラスボスが基本的に属する【????系】が「魔王系」と俗称されることがある。
ライバルズでは、モンスターズの????系にほぼ相当する系統として、正式に【魔王系】が登場している。
スーパーライトでは、モンスターの「サブ系統」として「魔王」が登場している(後述)。

一覧

歴代の魔王およびそれに類するボス敵の一覧。
作中で実際に「魔王」や「大魔王」と呼ばれるものに、魔物や魔族に崇められたり、彼らを束ねる立場にあるラスボス的存在を加えている。
なお、表中の二つ名・肩書きは当該作品内に登場するものを記載し、他の登場作の呼称は除外している。

作品ボス名二つ名・肩書き
DQ1【りゅうおう】悪魔の化身
DQ2【ハーゴン】大神官
【シドー】破壊の神
DQ3【バラモス】魔王
【ゾーマ】大魔王
DQ4【エスターク】地獄の帝王
【デスピサロ】魔族の王
DQ5【ミルドラース】大魔王、魔界の王
DQ6【ムドー】魔王
【デスタムーア】大魔王
DQ7【オルゴ・デミーラ】魔王
DQ8【暗黒神ラプソーン】暗黒神
DQ9【暗黒皇帝ガナサダイ】暗黒皇帝
【堕天使エルギオス】堕天使
DQ10オフライン【冥王ネルゲル】冥王
【大魔王マデサゴーラ】大魔王
DQ10オンライン【魔王】【大魔王】を参照
DQ11【魔王ウルノーガ】魔王
【邪神ニズゼルファ】邪神
DQMJ3P【大魔王マデュラージャ】大魔王、変身後は魔界神
DQM3【ランディオル大帝】覇王
スラもり2【オン・ゾ・エーグ】大魔王
ソード【魔王ジェイム】魔王
ヒーローズ1【ヘルムード】闇の一族の王
【闇竜シャムダ】闇の神
ヒーローズ2【魔王ザラーム】魔王
チャンピオンズ【ワグレット】魔王

DQ10オンライン

【魔界】に割拠する諸国の王が魔王であり、それらを統べる覇者が大魔王となる。Ver.2ストーリーで当時の大魔王だったマデサゴーラを倒してしまったあとは大魔王不在の状態だったが、やがて意外な人物が就任することになる。【不死の魔王】など過去の大魔王も登場している。
詳しくはDQ10大辞典の【魔王】および【大魔王】を参照。

バトルロードシリーズ

2戦目に勝利した直後、確率で登場。こちらのHPは全快する。
【戦いのとき】のイントロが流れると共に【モリー】【ま…まさか…あれはっ!!】と喋る。
【合体モンスター】のほか大魔王の前座が現れることもあり、後者を倒すと大魔王戦に以降する。

2の場合、真大魔王が現れる場合は肩書きだけでなく、大魔王の名前もモリーが喋る。

DQMSL

前述の通り、モンスターの区分である「サブ系統」の一つとして登場。大まかな傾向は以下の通り。

  • メイン【系統】はすべて???系で、ガチャ限定。
  • ウェイトはSのものは23、SSは32で、通常のガチャ産はもちろん神獣や系統の王よりも大きい。
    基本的に変身前がS、変身後がSSランクとなっているが、変身を行わない場合は一部を発光させたり、オーラを纏わせるなどの方法でうまく差別化している。
  • (基本的に)強力な特技と高いステータス、耐性を併せ持つ。

ナンバリングタイトルのラスボスはすべてこの魔王に分類されている他、コラボキャラクターであるハドラー、バーン、ヴェルザー、異魔神も分類されている。
その他にエスタークやダークドレアム、バラモスなども分類されているが、何故かムドーは分類されていない。
【オムド・ロレス】はこのゲームオリジナルの進化系として【魔王オムド・レクス】が用意されたほか、
2021年11月には完全オリジナルの「【魔人レザーム】」とその転生先である「支配王レゾム・レザーム」が登場している。
前述の通り通常のガチャ産モンスターとは一線を画する高い戦闘能力で主戦力となり、定期的に上方修正が行われるなど優遇もされているが、???系であるため特効特技や装備で弱点を突かれやすい、対戦のルールで制限対象となりやすいなどの点には注意が必要。
 
なお、2019年7月より「超魔王」という、既存の魔王に二つ名をつけ(例:闇の覇者りゅうおう、狂神官ハーゴン)ポージングを変更したリメイクと言えるモンスターが実装されているが、彼らは【超魔王系】という独自のメイン系統に分類されており、魔王には分類されていない。

ライバルズ

第7弾「光と闇の異聞録」で【魔王系】が実装された。ナンバリングタイトルの魔王のほか、魔王の部下などがこの系統に属している。
変わり種としては【プチターク】【破壊神フォロボス】なども属する。DQ5・DQ9出典の水増しという感も、やや否めない…。

ウォーク

固有の魔王は存在自体は初期からほのめかされていたが、5周年イベント期間中の2024年10月10日より「魔王ラスヴェーザ」が登場。
太古の神々の力と人間の王であった「黒王」とが一体となって生み出された存在。
倒すには相応の時期が必要となるらしく、【女神セレシア】は「導きの英雄」により封印するにとどめている。
 
歴代の魔王はコラボイベント時にメガモンスター又はギガモンスターとして登場している。

タクト

2024年9月からのイベント「新規開店!魔王の骨董屋 ~運命の少女と6つの宝石~」で、DQ10オンラインVer.5に登場する魔界の魔王たちおよび大魔王が実装された。
2025年2月14日、メインストーリー第1幕の終章では魔王ガルゲオスが登場した。

ダイの大冒険

かつて魔王だった【ハドラー】、大魔王【バーン】が登場している。

クロスブレイド

本作オリジナルの魔王として超越魔王【ダムド】。その父親である超越大魔王【ロムドラド】が登場している。

スラもり(漫画版)

【魔王マゴ】が登場している。

スライムドーン!!

何百年も昔に世界を壊滅させた【魔王ネカ】が終盤に登場。

それとは別の魔王が勇者スウの死後に世界を制し、魔暦という暦を始めた。
【ポム坊】が側近についており、彼に促されるまま反乱分子の隠れるラードムド遺跡を【マヒャド】で凍結した。