モンスター/【オチュー】

Last-modified: 2023-08-03 (木) 12:05:54

概要

おにぎり状の巨体に2本の長い触手を持つ植物系のモンスター。某究極の獣の一体である悪食ドラゴンっぽい見た目。


元ネタはおなじみDungeons&Dragonsに登場する怪物"Otyugh"。
これで「オチュー」とも「アティアグ」とも読めるのだが、D&Dが割と版権にうるさいという事もあってか、FFのオチューは"Ochu"と綴り、あくまで「アティアグ」とは別物のモンスターですよ、という事になっている(はず)。

  • D&DのオチューはFFと違い、毒を持っていない。
    が、D&Dではこいつは主にゴミ捨て場に出現する。(ゴミを主食としている。)
    • つまり、こいつの毒は毒草由来のものではなく、ゴミのついた触手からの傷に入ったばい菌からの化膿かもしれない…。
  • PC版のD&Dでは、モンスターのトイレに出現する。つまり、何を食べているかというと…。
    • 上位のネオチューは浮遊城にいる。
      つまり、ルラフェン人が宇宙空間でどのように汚物を処理していたかというと…

FF1で登場したきり音沙汰なしだったが、FF7で突如復活しそのまま常連モンスターになった。
それまでロクに出番のない過去シリーズのモンスターが復活する事はたまにあるが、ここまで極端な例は珍しい。


サボタージュしてる間にFFの植物系モンスターの代表格の座をモルボル(本当はイソギンチャク)に完全に持っていかれた。
コツコツと出番を重ねてはいるが、復権の日は遠そうである。

  • FFTではそのモルボルの色違いモンスター扱い。

FF1

主に河で出現。ヒドラピラニアと組んで現われることも。
直接攻撃に毒を持つ。


強化版のネオチューが存在する。


FF1のイメージイラストの中には、このオチューとの戦いを描いたものが存在する。
それによれば、光の戦士を口の中に収めてしまうほどの巨体を誇るらしい。

  • 確かFF1の雑誌広告でも「光の戦士たちがオチューの脅威の前に次々と倒れていく」というのがあったと記憶している。
    そのせいで妙に印象に残っている思い出。

FF7

サークレットが盗め、変化させるとリボンになる。
古えの森に出現すると解体真書に記述されているのだが滅多に出会えない。
…というか、どうやらそもそも「古えの森には出現しない」ようである。
FF7質問スレではモンスターのエンカウントテーブルをループするまで完全にまとめきった上で「古えの森には出てこない。解体真書が間違っている」と結論づけられている。


また、闘技場の裏バトルでは第2戦目で固定で出現する。

  • そんなわけで、裏闘技場にてリボン集めのために狩られたりする。
    少なくとも大空洞のマスタートンベリ相手よりは効率がいいだろう。

睡眠や麻痺にする攻撃「大花粉」「しびれムチ」を多用し、闘技場でこれらを防ぐ手段を封じられているとかなり鬱陶しい相手になる。
巨体の割にHPは高くないので、速攻で倒してしまいたい。


海外版FFwikiでも「古の森に出現する予定だったが省かれた、チートでも使わないと出会えない。」といったような内容が書かれている。


没モンスター化しなかっただけましな相手ともいえる。
古えの森での目撃情報は、ほとんどが解体真書の132ページの影響を受けているのではないかと推測できる。

BCFF7

ウォータ系弱点・バイオ系無効。
15章エピソードのミッション4とフリーモードでロケット村近くの森に大量に出現する。
ミッション4では30秒の時間制限があるが、落ち着いていけば避けられる。

FF8

天国に一番近い島に出現する印象が強いが、ティンバー北部のロスフォールの森?やトラビア地方にも出てくる。
ガルバディアガーデンに移動する際、森を通過するため高確率で出現する。

  • トラビア地方ではホークウィンド平原とトラビアクレーターで雪が積もっていない方の森に出現する。またトラビア渓谷の南入り口にも出現する。
  • 何気に「名前だけ同じで姿が別物」のモンスターを除けば唯一FF1とFF8の両方に登場しているモンスターである。

通常攻撃の他に、『デスペル』『ブライン』『スリプル』の魔法や、『オチューダンス(対象全体を『カーズ』と『スロウ』状態にする)』を仕掛けてくる。
LV20以上のオチューは、通常攻撃にの追加効果が備わり、『地震』や魔法攻撃に対するカウンターとして魔法を1個抜き取る『ドリンクマジック』も行う。
ストックしている魔法を100個固定にしている人は要注意。
ちなみにたべると食中毒を起こすので、EXPを得たくない場合はカードを使おう。

  • Lv30以上ならペインをドローできる。カードに頼らない場合、最速のペインのドローになる。
    魔力にジャンクションすると終盤まで使える。
  • 何らかの目的をもって突入しない限り森を通過する必要は全くない。必ず通る小さい森はイベントですっ飛ばすし。

キスティスが装備する武器「レッドスコルピオン」は「オチューの触手」を使っている。

ライブラ

ライブラの解説文

森の中が好きなモンスター
触手で攻撃してくるだけならまだしも、ステータス異常の攻撃も同時に行ってくるという強敵である。

  • こいつの状態異常攻撃は正直さほど怖くはない。それよりもタフさのほうが…。
  • オチューのHP方程式は「2.5(LV)^2+150(LV)」である(小数点以下切り捨て)。

カード

レベル3のモンスターカード。
数字配列は ←:3・↑:5・→:6・↓:3。
ゲームカードとしての強さは平均的で、カード勝負でもよく手に入る。
カード変化でオチューの触手×1を精製できる。
オチューの触手は、ブラインや目薬の材料になる。
また「カード」使用でオチューをカード化すると、稀にレアカードとして【エルヴィオレ】が手に入る事がある。

FF9

コンデヤ・パタ山道に出現。
いばらのムチ、ブリザラで攻撃のほか、スロウも使用してくる。
一体で出現するだけあって、HPもそこそこなので、一気に攻めよう。


バニシュが厄介なノール、カウンターが厄介なトロールより相手にしやすい。
しかも他の敵より魔法防御と物理防御が低めに設定されてる可哀想なやつ。体力だけが取り柄。

FF10

幻光河に出現。この時点の敵としてはボス並みのHP7200を誇る。
普段は「毒ツメ」しか使用しないが、HPが半分を切ると全体ステータス異常攻撃「オチューダンス」も使いだすため、不用意に戦闘を挑むのは避けたい。

  • 特に得るものがある訳でもないので鬱陶しければ逃げてしまって良い。ルールーのMPの無駄遣い。

HPの割には、その先にいる鉄巨人やキマイラよりAPの量は劣る。状態異常が厄介なので、召喚で戦った方が良い。


石化攻撃が高確率で効く。
キノコ岩街道でワッカの武器「ハードロック」を購入した場合は積極的に狩るのも良い。

  • 睡眠も効きやすいので、スリプルアタックで攻撃するとなお安全。ワッカ大活躍である。

キーリカの森にははぐれオチューが出現する。

  • …海を渡ったのだろうか?陸地なら「はぐれ」る可能性はありそうだが。

単体で出現する他、ガルムバイトバグといった、状態異常が厄介な奴らと一緒に出現する事が多い。

  • ガルムは単体で怖くないが、バイトバグは2匹セットで出現なので要注意
  • オチューを眠らせて、お供を先に倒してから集中攻撃すると良い。

過去作よりも食虫植物っぽい外見になっている。
口の中に溜まっているのは強酸の消化液らしいが、攻撃に使用してくることはない。

FF10-2

SLv1・2の雷平原及び聖ベベル廟の第4~6層に出現するオチュー種族のモンスター。
通常時は毒及び混乱状態になる攻撃を繰り返すだけだが、オーバーソウルするとバーサク効果のあるいっしょくそくはつ、混乱とディレイ効果のある全体攻撃ぐらぐらシェイカー、サンダーヘイストといった多彩な攻撃をするようになる。


上位種はねぼけてたり?あばれてたり?する。

FF11

エリア「ロランベリー耕地」と過去世界の「ロランベリー耕地」に出現する、モルボル族のモンスター。
果実「ロランベリー」を栽培する段々畑周辺に生息している。
名前こそオチューだが姿や使用技はモルボルのそれなので、シリーズを通してのファンにはやや不評。
回避値が上昇する頭装備「ドッジヘッドバンド」やハイポーションの原材料となる「モルボルのつる」などをドロップするが、最近では放置気味。


拡張ディスク「アルタナの神兵」では、オチューの姿そっくりなラフレシア族も追加されたが、ロランのオチューは今日も変わらず元気にモルボル族である。

FF13

外見はオチューであるが、体格はアバドンに似ている。
お供に数匹のコチューを連れて登場する。鬱陶しいコチューから倒しても次々に呼び出すので要注意。


CP稼ぎができるようで、一度倒した後にチョコボにまたがり再出現させることが出来る。


ゆっくりしていってね!に見える。


コチューは外見も鳴き声もめっちゃかわいいんだが、成長してオチューになると思うと…。


「オチュー自身に感知能力は無い」とよく言われているが、実際には存在する。ただし範囲は非常に狭い。
真正面からエンカウントすると、コチューに気づかれてなくても奇襲が失敗する場合がある。
(淘汰の断層D1で確認)

  • ついに奇襲ができなくなってしまった……。

11章時点で奇襲無しで挑む場合の戦法例(俗に言うケアルシャワー戦法)
メンバー:ファング(リーダー)、ヴァニラ、ホープ
オプティマ:ATKファング、HLRヴァニラ、HLRホープで「青雲の志士」
HLRファング、HLRヴァニラ、ENHホープで「恵みの慈愛」
要点:1.メインヒーラーのヴァニラとホープは両方がケアルア、ヴァニラはケアルダが使えること。
2.コチューには手を出さないこと。(倒しても呼び出され「SOS」で手痛い反撃を食らう)
3.HPはアクセサリ込みで全員3500程度欲しい。
4.「恵みの慈愛」で戦闘開始。ライブラでオチューのデータを収集し、全員にプロテスがかかるまで回復しながら待つ。
5.全員にプロテスがかかったら「青雲の志士」に切り替えてファングがオチューを削り、HLRがひたすら回復。
強化が切れたら「恵みの慈愛」でかけ直し、「青雲の志士」に切り替えて回復しながら削る。以上を繰り返す。
6.「がなる」の後の立て直しが全て。動作前の文字が見えたら回復に集中する用意を。

  • 攻撃役は回復も得意なライトニングさんでも良いと思うが、
    今回は筆者が11章時点(スーリヤ湖あたり)で実際にやった方法を記載。

こいつを倒すとチョコボの尾、コチューからはチョコボの羽を得られる。
…エサ?

FF13-2

ゲームラボ2012年2月号に最強オチューの作り方が掲載された。

  • オチューは仲間に出来ないはずだが…。
  • キチューでは?

ちなみにキチューはとても強い。


前回と違い今回はボスキャラ扱いなので仲間にはできない。
相変わらず、草と花が生えた大首…顔と口が大きい巨大蛙のような生物寄りな風貌をしている。
ボスキャラに昇格…してる風に見えるが、ステータス面では前作より大きく低下している。
植物らしく火が弱点で、水は吸収する。バイオペインフォーグを無効化する。


バトル開始すぐにがなるを使った後、タネまきコチューを必ず四体出現させる。
触手を5回→がなるを繰り返す。


コイツは子であるコチューの数によって行動が変化する特性があり、ブレイブ状態でないコチューがいると、触手の回数を減らし、がなるを早く使う。
HPが60%以下、10%以下の時にコチューの数が3体以下なら、触手1回使うごとに、がなるを使う。
コチューのSOSを受けると、花粉を使う事がある。


オチューを倒したら入手できる「オチューの種子」によると、
オチューはグラン=パルスに生息する植物型の野性の魔物であるとの事。
小型のオチューをコチューと呼ぶ他、近縁種のネオチュー、突然変異種のカオチューなどがある。
オチューと他の近縁種の生活圏は一致し、棲み分け不可能なため、完全なライバル関係にある。
生存競争が激しいパルスでは魔物の進化が異常に早く、わずか数年で古い種が新種にとって代わるケースも見られるが、
オチューとネオチューの抗争は相当期間続いていることが確認されている。

  • 今作はネオチューは登場しないが、カオチューとは一体…?
    • ちなみに次回作にあたるLRFF13にもカオチューは登場しない、残念。

FF14

FF10のオチューや、FF11のラフレシアに近い外見をしている。
なお、オチュー自体は黒衣森に生息するただの雑魚モンスターである。


FF13版のオチューは「キチュー」や「カオチュー」として登場している。
こちらはアジムステップやソーム・アルに登場し、生息域の関係でレベルは高めである。


FF12のオチュー系もおり、歴代のオチューシリーズは一通り揃っている。

FFT

FFTではモルボルの色違い。
スペシャルバトルくらいしか出てこず、滅多に遭遇しない。
氷を弱点にし、水上移動カウンターを持つ。

  • スペシャルバトルのみならずアラグアイやツィゴリスやレナリアなどにも出現する。
    滅多に遭遇しないと感じるのは、チャプター4からにしか登場しないからである。

普通のモルボルとグレートの中間に位置するのに、なぜランドモルボルではいけなかったのだろう。
モルボル系じたいが陸生種と化したからか?


モルボル系に属しているにも拘わらず臭い息を使えないのは、元々別のモンスターであるからか。
しかしその代わりなのか、「なめる」「ねとねと液」といった臭い息とは異なるベクトルで食らいたくない技を使う。

  • このうち「なめる」は基本的には味方に使う補助技である。ちょっと待て。
    ……効果がリフレクなので積極的に多用する技ではないのが救いか。
  • 大好きなキャラクターが粘液まみれになっている姿を想像したいという変態な 業の深い独特な趣味のプレイヤーは思う存分なめてもらおう。

FFTA

イヴァリースには存在しない、モルボルの亜種。ひどいニオイ。

モルボルの亜種として登場。
クエストくらいにしか出てこず、するアビリティもモルボルと変わらない…が、一応上級としてネオチューもいる。


赤い翼関連のサブクエスト「異国の魔物3」にて登場する1体のみ存在。
レベルは38と高いが、能力はモルボルと同じなので全く怖くない。

FFCC

キノコの森ジャック・モキートの館に生息。
案の定、FF9と同じ姿。
ノックバック付きの「高速スピン」やバイオスロウを使ってくる。
さながらミニモルボルである。

PFF

通常クエストで割と出てくる。デザインはFF1のもの。
ボスとして出てくる時のデザインはFF13のもの。
その他、イベント等でシリーズに合わせたデザインで出てくる。
技なども原作準拠なのでその辺参照。


FFTイベントに出てくるのはモルボルの色違い。
ゴルランドの奴は、物理カウンターで自分にリフレク・魔法カウンターで物理攻撃・アビリティカウンターで「カウンター解除」する。

PFFNE

AREA12-5の2戦目に1体、AREA18-9の3戦目に1体、AREA29-1の3戦目に1体登場する。

メビウスFF

生命力が強すぎて暴れだしたワイルドな植物です。

風属性のボスモンスター。FF13のようにコチューを引き連れて登場する。
アビリティカードとしては風属性のレンジャー系アビリティカードで、アビリティは風の牙?

FF LOST STRANGER

モンスターとしての直接登場ではなく、オカマキャバレー”樹液の館”の従業員達のコスプレとして登場。