和訳すると「首を狩る者」。
- 本来「首狩り」の「首」は英語でheadであり、首狩り族を「ヘッドハンター」という。
「head」は首の上にある頭、「neck」は頭と胴体の間にある頚部のみを指す。 - ハンターは何も集める者という意味だけではなく、Neck Hunterも「首を狙って仕留める者」と考えればカタカナ語としてはそれほど不自然でもない。
「ヘッドハンター」には「人材引き抜きを行う者」という意味もあるため、それを避けた可能性もある。
FF6
崩壊後のサウスフィガロの洞窟やフィガロ城地下に出現する人型モンスター。種族は人間。
ヴァイス・パニッシャーの色違い。
行動パターン
通常時
- 1ターン:マッドシックル/たたかう/何もしない
2ターン:たたかう
3ターン:たたかう
4ターン:たたかう
手にした鎌で繰り出す「マッドシックル」は単体を混乱状態にする。
混乱攻撃は1ターン目に1/3の確率で行うのみ。
他の人間系モンスター同様、毒属性の攻撃に弱い。
ごくまれに黒頭巾が盗めるほか、安らぎの指輪を落とすことがある。
このダンジョンでは混乱攻撃を行う敵が多いので、安らぎの指輪が欠かせない。
- 混乱を防ぐアクセを持っているあたり、単純に混乱耐性付与の救済措置でもありそう。
この系統の例に漏れず金品類を豊富に持っていて旨味がある。
肩にかついでいる皮袋の中身を想像するだに恐ろしい…。
名前と見た目からのイメージに反し、「くびをはねられた」的な即死攻撃はしてこない。
攻撃的な名前のせいか、他の同型と違って盗みはしてこない。
出現箇所から察するに、こいつはエドガーが連れてきた盗賊の一員なのかもしれない。
その割には、いつまでも出てきたりする。
他に登場するモンスターがアンデッドばかりなので貴重なMP補給源となる。
通常は使わないが、「暴れる」「スケッチ」「操る」で何故かカッパーが使える。
状態異常はカッパに耐性あり。
また、常時ヘイスト状態なので、スロウも実質無効。
ラグナロックのメタモルフォースを使うと、50%の確率で毒消し・イエローチェリー・目薬・金の針のどれかに変化する。
海外版FF6ではNeck HunterやNeckHunter、縮約したNekHunter表記となっている。
Head Hunterではない。
FF6(GBA版以降)
魂の祠の第2グループの17戦目ではドゥドゥフェドゥ・ハンプティとセットで出現。
FF7
ミディールエリアに出現。前作とは違い、緑色のカマキリのようなサソリのような姿で登場。虫型のモンスター。
グラシュトライクの色違い。
サソリの腹部と尾、カマキリの鎌、カのような頭部と、よく見るとインセクトキマラのように複数の虫を掛け合わせたような姿をしている。ただ、腕以外に足が見当たらない。妙な体の構造である。
「カマ」で引っ掻いてくる他、カマで「ライジングダガー?」という技を繰り出すが、通常攻撃の延長に過ぎず、前作と比べるとかなり弱体化したと言える。
初めてミディールエリアに行ける様になった時点で戦うには中々の強敵だが、その分経験値やAPが多め。
高確率でオーディンの斬鉄剣が成功するので戦力に不安がある段階でも割と安全に稼ぐことが出来る。
終盤でも割と効率良く稼げるモンスターなので、全体斬りや居合抜きでこれまたバサバサと首を刈り取られることとなる。
鎮静剤を盗める他、お宝でエーテルを落とす。
グラシュトライクと違いクモの糸は落とさない。
CCFF7
カマキリのようなヘビのような見た目で、背中は緑・お腹はオレンジ。ちょっと気持ち悪い。
ストーリーのゴンガガ村の裏山に出現し、ミッションのゴンガガにも出現する。
HP2810/MP33。毒針を使用する。グラシュトライク系のモンスター。
万能薬・運の魔晄石が盗めて、ポーション・力の魔晄石を落とす。
ゴンガガ裏山のお宝ザクザクザックスでは滝から流れてくる(戦闘にはならない)。
ミニゲーム中はネックハンターに触れた後、毒のグラフィックで一定時間マヒしてしまうが、
敵としてエンカウントした際の毒針には、グロッキーやストップのような効果はついていない。
北米版ではHead Hunterになっている。
FFL
忍者編のチャレンジダンジョンに出現する。