FF4
表記は「まじんへい」。
月の地下渓谷に出現するザコ敵。巨人兵の上位種。
赤いボディーの二足歩行ロボットで、腕には何とキャノン砲が装備されている。
ファンタジーには全く似合わないデザインである。きっと体は超合金で出来てるに違いない!
…というのは置いといて。
見た目通り攻撃力がかなり高く、巨人突破直後のステータスではかなり苦戦する。
特にローザやリディアなどは下手をすれば一撃であぼんする事もしばしば。
見た目機械種族ぽいが、実はそうではなく、巨人種族である。
召喚魔法を受けるとカウンターで自爆してくる。
コイツのHPは14000と結構高いので、ほぼ確実に味方一人が犠牲となる。
一応この方法なら一撃で倒せるが、回復にかかるMPなどを考えるとやはり正攻法の方がいいような。
使い道の無いレアアイテム、ルーンアクスを持っているので、アイテムコンプを目指す方はどうぞ。
(因みにテーブル内容は確率順にコテージ、オーガキラー、ポイズンアクス、ルーンアクス)
しいて言うならカイン辺りに魔法使い特効の武器を与えたいときぐらいだが。
- 自爆する際にHPが10000以上残っていた場合、9999を越えたダメージを受ける模様。
ただ、5桁目が表示されないので、見た目は弱い攻撃なのに何故か倒されるという現象が起きる。
ちなみに、月の民の館にある左側の回復パネルを調べると何故か魔人兵×2が出現する(SFC版・PS版限定)。
が、存在自体がバグのようで、『せきかにらみ』を使ってくるのみ。しかもほとんど効果が無い…
- 調べると、宝箱から魔物が現れたメッセージが出た後に戦闘。魔法カウンターも『せきかにらみ』。
このせきかにらみは通常の演出と異なり、殴る音×2という変なモノ。 - イージータイプでは修正されて、いなくなっている。
つまりこの時点でバグとして発見されていたのだろうが、PS版では復活している……。- ちなみに、内部的には魔人兵×2は2枠あるようなので、もう1つの枠から引っ張り出されている可能性がある。
- 改造によりバロン周辺など本来出現しない場所で無理矢理戦ってみると、同様にせきかにらみしか使わないことを確認。
つまり「想定外の場所で戦闘になると行動パターンがおかしくなるバグ」と「回復パネルを調べると一連のイベントが発生するバグ」の2つに大別できると考えられる。
ちなみに、魔神兵に限らず他のモンスターでも行動パターンがおかしくなる。- これはバグではなく、エンカウントする場所によって参照する行動パターンID群を変えるようになっていることによって起こる仕様。
地上・地底・月の一部では「行動パターン1」、その他の月でのエンカウントでは「行動パターン2」が参照されるようになっている。
このため月のモンスターを地上で出現させたり、その逆に地上のモンスターを月で出現させたりすると設定上のIDの数字は同じでも違うパターン群を参照してしまうため、行動がおかしくなってしまうのだ。
なぜこのようなめんどくさそうな仕様にしたのかは不明。
--行動パターンIDを1バイトに抑えるため。
モンスターの総数は(没モンスターも含めて)224種類だが、同じモンスターでも行動パターンは条件別に用意されているため行動パターンの総数は256を超える。
そのため幻獣神の洞窟と月の地下渓谷では参照する行動パターンID群自体を変えている。
- これはバグではなく、エンカウントする場所によって参照する行動パターンID群を変えるようになっていることによって起こる仕様。
↑少し違うので訂正。
行動パターン自体は、共通している行動や参照条件のみ変えて1枠を共有したりして253個に抑えているので、どの道パターンIDは1バイトに抑えられる。
詳細な原理として、SFC版およびPS版FF4の行動パターンは全て『行動パターン群のn枠目を参照して行動する』という仕組みであり、
更に、行動パターン群は『アドレス76xxx~77xxx群に格納されている行動パターン』と『アドレス73xxx群に格納されている行動パターン』の2つが存在する。
どちらのパターン群を参照するかの決定は、『幻獣神の洞窟と月の地下渓谷に出現したら73xxx群を、それ以外の場所に出現したら76xxx~77xxx群の行動パターンを参照する』という仕様。
そしてまじんへいの場合、『通常時の行動』は『73xxx群の7枠目』、『召喚魔法へのカウンター行動』は『73xxx群の9枠目』に設定されているが、
出現場所が月の民の館である為に73xxx群を読み込む条件を満たせず、代わりに76xxx群の7枠目および9枠目を参照してしまい、
76xxx群の7枠目に組み込まれているのが、本来は『バジリスク・くろとかげの混乱時の行動』として組み込まれている『モンスターに対してせきかにらみ』であり、
9枠目に組み込まれているのが『くろとかげの物理攻撃へのカウンター』として組み込まれている『こちらに対してせきかにらみ』であるが為、
結果、バグで出現したまじんへいは通常時の行動として『モンスターへのせきかにらみ』を延々と行い(効果が無いように見えるのはまじんへいが徐々に石化に耐性を持つ為である)、
召喚魔法へのカウンターでこちらへのせきかにらみを撃つ……という理屈。
- この項目で紹介している『くろとかげが物理カウンターでじばくする』というのも、
こちらは逆に『バグで73xxx群の9枠目を読み込んで、本来まじんへいの行動パターンであるじばくを行う』という原理である。
巨人種族であるため、セシル・カインはオーガキラー、ローザなら天使の矢を使えば楽に倒せる。
- 持ち歩いている人は稀だが、エッジに妖精の爪も。
- セシル・リディアも弓を使えるので、ローザ同様の装備でもOK。
- ブラッドソード、ブラッドランスなら大ダメージを与えつつ回復もできる。
- GBA版以降なら、シドにオーガキラー、ヤンに妖精の爪(エッジとどっちか一方だが)、パロム&ポロム&ギルバートに天使の矢を使わせれば同様に特効できる。
ギルバートは月の遺跡で試練をクリアしたならロキの竪琴を持ってきてもいいが、その頃には特効など狙わなくても軽くあしらえるはず。
2ターン目に火炎放射を使うがこちらは弱く、魔防の低いキャラ以外は1ダメージで済む。
召喚以外の魔法にはビームで反撃する。機械砲が使うものと同じ効果なので恐れる必要はない。
ストップを使えばこのカウンターも受けない。
- 火炎放射の効果値がファイアに毛が生えた程度のため1ダメージだが、実は魔力自体はルナザウルス以上とかなり高い部類。
- したがって月に来た直後はかなり痛い攻撃だが、クリア直前ならばエッジ以外は1ダメージしか受けないことが多い。
エッジだけ2桁ダメージを受けているところが悲哀を誘う。
確実ではないがトルネドが効く(PS版で確認)。
幻獣神の洞窟でも出現する。
SFC版ではフースーヤのトルネドで簡単に倒せる。
NTT出版の『ファイナルファンタジーIV 戦闘解析編』によると、漢字表記は「魔人兵」。
巨人が鎧を着ているという設定らしい。
機械鎧の中は生身の巨人ということなのだろうか。
- 巨人のサイボーグかも
FF4TAで鉄巨人を倒した時に、カインやゴルベーザが比較の対象として「月の巨人」を挙げている。
多分コレだろう。
- いや、さすがにバブイルの巨人だと思われるが……。
- 「比べ物にならん…! かつての月の巨人たちとは…」
「違う。ゼムスの巨人たちとはまるで…」
複数形で言っているので、バブイルの巨人であるとは考えにくい。
- 「比べ物にならん…! かつての月の巨人たちとは…」
巨人兵の上位種なのに経験値が巨人兵より少ない。
「スーパーファミコン ファイナルファンタジーⅣ 戦闘解析編」©NTT出版 では『 自爆されるので火気厳禁 』と何故かやたら強調されている。
実際にはしないケド。
- 巨人兵も同様の事が書かれている。
魔人なのか魔神なのか。
FF4(GBA版以降)
GBA版以降のパラディンの試練で登場することもある。
城の兵士たちが戦っており、そこに助太刀する形でセシル一行が戦闘を挑む。
これらの兵士たちは実際の戦闘には加わらないが、セシルたちは横から不意打ちを仕掛けるためか、必ず先制攻撃できるので、簡単に倒せる。
FF4(DS版)
漢字表記で「魔人兵」。DS版で強化された敵の一体。
高威力のビーム(単体)と火炎放射(全体)を使う上に、ダメージを受けると40%の確率で通常攻撃でカウンターを行う。
おまけにDS版ではスロウ以外状態異常が効かない。
これまで有効だったホールドやストップに耐性を持っており、完全に動きを封じる事が不可能に。トルネドも効きません。
ブルードラゴンなどよりはるかに強いので最初のうちは逃げたほうがいい。
- 驚異的な威力の火炎放射をぶっぱなしてくるが、実は知性そのものは下がっている(57→50)。
ただし火炎放射自体の威力が6倍に上がっている(10→60)のでSFC版とは比べ物にならない破壊力をたたき出す。
しっぽモンスターの仲間入りをし、くろのしっぽというレアアイテムを落とすようになった。
オニオンアーマーと交換できるが、アダマンアーマーがあれば必要性が薄いので、コレクターやこだわり派でなければ無理に狩る必要はない。
- どこに尻尾があるんだというツッコミは禁止。
- 充電ケーブルでは?
- 巨人のサイボーグ兵士とかの可能性も。
- 充電ケーブルでは?
今作では機械の種族属性も併せ持つようになった。
火・氷・水・風属性を半減するようになったが、雷属性に弱くなった為、雷の矢が飛躍的に有効になった(ダメージ量は天使の矢より高い)。
勿論、巨人系特効のポイズンアクス等も有効なので、一気に畳みかけたい。
- 最終盤の敵では比較的珍しく聖属性耐性を持たないので、局所的に狩る場合ラグナロクやホーリーランスを持たせてもいい。
- 青い牙のダメージも増加するので、HP量に自信があるなら活用するのも手。HP9999あれば7498ダメージにも上る。
グリーンドラゴンやイエロードラゴン等を狩っていれば自ずと溜まっていくので、余りだしたらここで消化したい。- これらのドラゴンを99個分ずつアラームで定期的にトレジャーハント等のデカントアビリティを併用して狩っていれば、青い牙は大体50個前後は貯まる。
青い牙の項で述べられてるテクニックを上手く活用する他、例え青い牙onlyで行くとしても使用者のHP9999の状態でだと一周で大体12回以上放置プレイが可能。
1戦につき、4個あれば倒せる計算になるので。
無論、途中で使用者のHPが減れば青い牙の威力も相対的に減る為、通常の回復は無論の事、下記の炎耐性持ちの防具+呪いの指輪によるカウンターダメージ相殺テクニックを併用すると心強いだろう。
- これらのドラゴンを99個分ずつアラームで定期的にトレジャーハント等のデカントアビリティを併用して狩っていれば、青い牙は大体50個前後は貯まる。
カウンターではなく体力が30%以下まで減ると自爆するようになってしまった。
自爆されると何も貰えないので倒すのに時間がかかるのに収穫0…ということになるよりは、最初からけむりだまやらテレポで逃げた方がいい。
- 与えたダメージを踏まえて、ためるや暗黒等を併用してなるべく少ない手数で仕留められるようにしたい。
- HPは28000なので、自爆のボーダーラインは8400。残りHPがその近辺になったら準備を整えて、魔人兵が行動した直後にラッシュをかけよう。
ライブラやしらべる、怪獣図鑑でHPを確認可能にしておくのも忘れずに。 - 最終メンバー5人のステータス吟味していれば、HP満タンでも行動直後に通常攻撃でラッシュをかけて倒せる。
ルーンアクスが必要ないならオートコマンドでやってみるといい。
バックアタックで隊列をずらされる点についてはこうれつぎりで対処は可能。- ルーンアクス盗みを兼業するなら、攻撃役に限界突破を持たせてためるを合間に使わせるといいだろう。
オニオンソードを持たせた最高レベルのカイン・セシルならば、ためる1回なら二撃、ためる2回なら時折一撃、ためる3回ならまず一撃で倒せる。
ひきつけるを別キャラに持たせてぎゃくてんをセットするのもあり。 - 火炎放射以外に全体攻撃は持たないので、ひきつけるを持たせたキャラ以外は安全圏を確保できる。
炎耐性持ちの防具+呪いの指輪を付けさせれば、カウンターダメージを相殺可能なため、アイテム・MPの節約にも繋がる。
勿論呪いの指輪によるステータス低下は痛いが、回復を済ませたら外したり他の防具のステータス補正でもある程度補えるので
素の火力に自信があるなら十分実用に持って行ける。 - セシルとカインはオニオンソード装備+こうれつぎり、ローザはアルテミスの弓+雷の矢、リディアは竜の髭、エッジは防御。
これなら比較的少ない手数で畳みかけられるのでオートコマンドでも比較的安全に狩れる上に、げんかいとっぱも不要。
上手くいけばセシル・カイン・ローザの3名の攻撃でも撃沈可能だが、ダメージ補助役のリディアがなるべく後攻になるように呪いの指輪で素早さを下げておこう。
- ルーンアクス盗みを兼業するなら、攻撃役に限界突破を持たせてためるを合間に使わせるといいだろう。
- 自爆のボーダーラインに入ると火炎放射が何故か単体攻撃になる時がある。
引き続き幻獣神の洞窟でも出現するが、DS版ではこの段階で戦うのは無謀すぎるのでさっさと逃げるのをオススメする。
自爆させないようにしとめる火力もないだろう。
ラスダンの宝箱にも入っているが、DS版では代わりに巨人兵が出現するようになっている。こちらは弱い。
バブイルの巨人で戦い忘れたプレイヤーへの救済だろうか。
スロット4がくろのしっぽになったため、ルーンアクスは盗むのレア枠に入った。
通常枠がコテージで、ルーンアクスは1%の確率で盗める。欲しいならしっぽ狩りのついでに盗んでおこう。
- 幻獣神の洞窟B2、B3Fでアラームを使えば確実に遭遇することが可能。
FF4(携帯版)
携帯版では火炎放射の威力が高く、「巨人行く前にバハムート取ろっと」などと安易な考えで幻獣神の洞窟に行くと簡単に死ねる。
倒そうと思うなら砂時計を大量に購入し戦った方が良い。ただ2匹+バックアタックだと高確率で全滅する。
- …高確率というか、一番素早いエッジのターンになる前に高威力の火炎放射が2連発来るので、普通に進めて巨人前に来た場合のレベルでは確実に全滅する。
この時点において2匹+バックアタックで来られた場合は打つ手が無い為、ある意味バハムートよりも凶悪な敵と化すので要注意。 - ここではエッジの両手に猫の爪は必須。
その内の一つはヤン離脱前にヤンから剥いでおく必要がある。
FF4TA
終章前編(真月編)、地下渓谷B12Fから登場。
前作同様暗黒魔道士や月の女神と一緒に出てくることが多い。
同じフロアに出てくる敵の中で唯一石化耐性を持っているので、ブレイクメインで戦っている場合は面倒な相手。
レアでルーンアクスも落とす。
PFFNE
AREA11-8の3戦目に1体登場する。