FF2が初出の斧。大半の作品において、最強クラスの攻撃力を持つ。
また、「知性や精神の上昇」といった、メンタル面での強化効果が備わっていたり、「MPを消費してクリティカルヒットを繰り出す」といった効果を持っていたりする。
FF1(GBA版以降)
MPを25消費してクリティカルを出す斧。
風のささやく洞穴の宝箱からランダムで手に入る他、プロトタイプがドロップする。
元々MPを使う機会が無いナイトに装備させれば、ラグナロクやアルテマウェポンをも凌ぐダメージを与えられる。
- パラメータ強化前提のボス戦で特に役に立つが、特に最大MPが少ないうちは妖精の薬の力も借りるといい。
アイテムとして使うとケアルダが発動するので、装備できるキャラがいなければ戦闘中の回復アイテム代わりに使っていくといい。
アイテム使用の効果はゲーム中の説明文には一切載っていない。
それ故に攻略情報を見て初めてケアルダが発動することを知ったプレイヤーも多いのではないだろうか。
- 3DS版では『使うと「ケアルダ」の効果がある斧』と説明文があったため、どこかのハードで修正されていると思われる。
初追加時のGBA版でのゲーム内の説明文は「MPをつかい クリティカルヒットをだす おの」というだけで、上述の通りアイテムとして使用した際に発動するケアルダについては全く触れられていない。
特殊効果を抜いた武器自体の素の性能は攻撃力40・命中率20・クリティカル率0。
- MPを使用した際に必ずクリティカルヒットを出すという特殊効果がある一方で、元々の武器自体の素のクリティカル率は全武器中唯一のゼロ。
- 何気に今作の全斧中で最も命中率が高い。
全ヒットクリティカルということで、ヘイストなどで増やしたヒット数までもが全てクリティカルとなり、極度に安定して尚且つ非常に大きなダメージを与えられる。
風の囁く洞穴のゾンビ化した王様がいるお城のマップの右側の宝物庫の宝箱から出てきた。
- SOCで出現するお宝は階数で決まっている。ルーンアクスは34Fのレア枠。
そして各SOCにはボーナスマップがあり、レア枠のものはそのボーナスマップでしか出現しない。
風の囁く洞穴のボーナスマップは水没城なので、ルーンアクスは34Fに水没城が当たった時にのみ手に入れることができる。
ヘイスト+ストライ+セーバーで繰り返し強化したナイトにこれを持たせてカオスに24ヒット当てた所、ダメージは11000オーバーであった。
(HP999のアルテマウェポンでは6900前後)
- スピードドリンクとかで32ヒットまで強化した上MPが尽きるまでストライかけたら約1万5千のダメージ。
PSP版でもヘイストやストライで強化すればバーバリアンソードを超えるダメージを叩き出せる。
ナイトと忍者はボス戦ではこちらに持ち替えて戦わせると良い。
- 攻撃性能を限界まで強化すると、武器同士の攻撃力の差は相対的にかなり小さくなる。
しかしこの武器の場合は確実なクリティカルがあるので、通常の武器同士の攻撃力の差よりはるか大きな差をつけることができる。
したがって、バーバリアンソードの1.5倍以上のダメージをたたき出すことができる。
逆にヘイスト等でヒット数を全く強化しない(8HITのまま使う)場合にはそこまで強い武器には感じられないだろう。
雑魚戦や強化無しでも倒せるボス戦等では普通の武器、戦闘中のパラメータ強化が必要な硬いボス戦ではこちらと使い分けるのがおすすめ。
- 本作はエーテルが安価で購入できるので、ザコ戦でもルーンアクスをブンブン振り回しても問題ない。
赤魔のいないパーティーならわざわざバーバリアンソードを入手する必要すらないほど。
(まぁ入手難易度で言えばルーンアクスの方が上なのたが……)
忍者も斧を扱えるので装備可能。
- ナイトも忍者もMPを持つ前衛。使い道の少ないMPを有効活用できる、スペックに見合った武器。
戦闘中に使用するとケアルダが発動するという効果により、装備できるキャラが誰もいないパーティの場合でもあると非常に便利。
当然ながら必須アイテムというわけではないので無理をしてまでも狙わなくても良いが人数分狙う価値はある。
戦士も装備できる……がクラスチェンジしていないとMPが伸びないため、そのままではクリティカルが出ないタダの斧でしかない。
(特殊効果抜きのクリティカル率は全武器中唯一のゼロ)
この場合は真価を発揮するためにはソーマの雫でドーピングしてやる必要がある。
- 戦闘中だけでいいなら妖精の薬でも可。
もちろんソーマのしずくを使う場合も最大MPが低い間はあるととても心強い。
FF2
最強の斧。魔法を使う敵に対して特効がある他、使うとフォーグ6の効果がある。
ジェイドB3Fの宝箱の中にある他、ジェネラルがドロップする。
ジェネラルはパラメキア城に出現する期間限定モンスターのため、欲しい場合は粘った方が良い。
- 秘紋の迷宮のないバージョンでは、パラメキア城突入~クリアまでという限られた短い期間内にジェネラルを倒すことでしか量産できないため、個数まで気にするコレクターの場合は注意されたし。
- ジェイドB3Fの宝箱から入手する際にはキングベヒーモスとの戦闘あり。
このキングベヒーモス自体もねじり鉢巻・力だすき・パワーリストといった軽くて優秀な防具や最強の弓である与一の弓を落とすため、それらのうちどれか1個の入手も一緒に狙う場合には、目当ての装備品が入手できるまでの間何度もこの斧入手→敵を倒す→リセットの流れが繰り返されることになる事も。
武器の詳細な性能は攻撃力95・命中率60・回避率1・魔法干渉50、魔導系モンスターに対する特効付。
店では購入不可能な非売品で、売った際の値段は全バージョン共通で1個25000ギル。
- 戦闘中にアイテムとして使用すると敵全体にフォーグ6が発動するが、FC版でのみ一定確率で壊れる可能性があるため要注意。
WSC版以降からは何度フォーグ6を発動しても壊れなくなったため安心して使用できる。 - 攻撃力・命中率共に全斧中でトップ。
PSP版では新たに追加されたガイ専用のギガントアクスに負けてしまったものの、全キャラ装備可能な斧の中でなら今までと何ら変わらずこれが一番強い斧である。
最強武器の中では最も早く登場するし、期間限定だが量産もできる。
更に、最強武器では攻撃力が高い方なので、どの武器を使わせようか迷ったらとりあえず斧を選択しても間違いはないだろう。
じつはパンデモニウムではこれで特効を取れる魔導属性の敵が多くネコのツメと並んで非常に有効。
(ミスリルゴーレム、デスライダー、ビーストデーモン、ウルフデビル、マンティスデビル、ラウンドウォーム、ラミアクィーン、ラミア、鉄巨人、ベルゼブル、アスタロートが魔導属性持ち)
特に逃走不可ですさまじく硬いミスリルゴーレムに対してバーサク無しでダメージが通るのは有り難い。
レオンハルトは最初から斧レベル9なので右手にディフェンダー、左手にこれを持たせるのも悪くない。
…サンダーで充分とか言わない。
店売りではなくパラメキア将兵が持っている事を考えると、ポイズンアクス同様帝国が開発した最新兵器なのかもしれない。
魔導特効とフォーグの効果があるところを見ると、およそミシディア攻略の為に作られたのだろう。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「まほうにつよい さいきょうの アクス」。
Soul of Re・birthではカオスライダーがドロップする。
カオスライダーはラスダンの敵なので安心して取り放題。
斧の熟練度を上げれば、攻撃力が強力な専用武器の無いミンウやヨーゼフには特に有難い武器になるだろう。
- マサムネを持ち込めばいいじゃん、なんてツっこんではいけない。
- カオスライダーは2Fから出現する。
いきなり突入した時にはかなりの強敵のように思うかもしれないが、十分狙ってみる価値はある。 - SORのほうが入手しやすいという珍しいアイテム。間違っても持ち込まないこと。
何気に星屑のロッドよりも同じ熟練度なら攻撃力はこちらの方が上。入手難易度を考えれば宝物である。
- 攻撃力「だけ」で考えるなら、SORの各キャラの専用装備に匹敵する性能。
FF2(PSP版)
秘紋の迷宮の「希望」のフロアでジェネラルと戦うことができるので、一応いつでも取り放題になった。
- 「希望」のフロアでは固定敵としてでしか出現しないが、「パラメキア」、「鉄格子」のフロアではランダムエンカウントする。
- 一方で秘紋の迷宮でもこの斧は宝箱からは入手できないので、地道にジェネラルを狩り続けて運よく落とすのを粘る必要あり(ダイヤのこても同様)。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
攻撃力110、命中率75%、重量+3、知性と精神に+2の装備補正値がかかる斧。
戦士とバイキング、たまねぎ剣士が装備できる。
インビンシブルで35000ギルで購入できる。
攻撃力も高く、命中率も斧の中ではトップクラス。加えて知性と精神を上げる効果がある。
デザインは錨のような形状の片刃斧。
店売品ではデモンズアクスと並んで最高級品で、ワンランク下の物から一気に攻撃力等の性能が上がる。
- デモンズアクスは攻撃力で幾分勝り 力と体力がアップするメリットがあるが、此方は攻撃力ではやや劣るが命中率で勝り 前述通り知性と精神が同値分アップする。
加えて、値段も此方の方が5000ギル安い。
どちらを主力にするかはお好みで。
FF4
魔法使い系に特効のある斧。セシル(パラディン)、カイン、シドが装備可能。
魔人兵と巨人兵が超低確率でドロップする。
攻撃力は100、命中率は60%と低いので、コレクター専用アイテムかもしれない。売値は61500ギル。
両手斧で盾は使えない。
- カインが扱える武器では、終盤に通じる威力の武器としては唯一の魔法使い特効と言ってよいだろう。
欲しい場合は幻獣神の洞窟でアラームをならせば魔人兵2体が出てくるので、そこで狩るのが良い。
SFC版、PS版なら月の民の館の石化睨みしか使わない謎の魔人兵相手に粘るのもあり。
多分SFC版開発当時はシドの最強武器として用意していたのだと思われる。NTT出版のFF4の攻略本でもちゃんとシドも装備可能と書いてあるし。
SFC版においてシドがもし最終メンバーだったら、状況に応じてこれとオーガキラーと大地のハンマーを使い分けて戦っていく感じだったのかもしれない。
使い道はSFC・PS版においてチートでシドを無理やり最終メンバーにした場合の最終武器候補ぐらいか。
- 不正なプレイを前提に話をするのもどうかと思うが。
強いて使い道を挙げるとしたら、対暗黒魔道士戦のカイン用の武器というところか。
前衛ジョブが装備できる魔法使い特効武器にはこれよりも遥かに優れたメイジマッシャーがある。
しかし、あちらは一品もので大抵エッジにまわる筈。
その為、カインにこの斧を持たせれば5人全員魔法使い特効を付与出来る事になる。
セシルも装備できるが、彼は弓矢も装備できるため、比較的装備を揃えやすい強力な弓+口封じの矢の方が良いかもしれない。
暗黒魔道士はリボンを低確率で落とすので、リボンの3つ目以降を狙うなら利用してみてはどうか?
- セシルが使う場合、同じ魔法使い特攻の口封じの矢と比較すると、あちらは店売りで入手が容易で後列に配置しても威力が落ちないが、消耗品であること。
矢が尽きて、それでも狩りを続けるなら補充する必要があり、最悪蒼き星の地底まで往復しなければならない(ピクセルリマスター版は除く)。
対してこちらは盾が装備出来ず防御が若干疎かになり、後列に配すると威力が落ちる。
ただし(入手は困難だが)一度手に入れてしまえば矢と違って消耗など一切気にする必要が無く延々と振れるのがメリット。
といったところか。
FF4イージータイプ
名前が「まふうじのおの(魔封じの斧)」に変更されたが、使っても何も起こらないし沈黙の追加効果もない。
かわりに魔法使い特効がある。何か間違ってる気がする。
攻撃力は120、命中率は90%と大幅に上がり、聖なる槍(ホーリーランス)をも上回ってしまったカイン最強武器。
だがやはり両手武器なので使いづらい。
- 一応無属性武器なので、相手を選ばずに使えるという利点もある。
ジャンプで相手の攻撃を回避できるカインなら、両手武器のデメリットはあまり気にならない……はず。
イージータイプでは他に魔封じシリーズとしてまふうじのナイフとまふうじの杖があるのだが、なぜかこれだけ名前に反して沈黙効果がない。
- 魔法を使われる前に殴り殺して(物理的に)魔封じすればいいのさ(白目
なげるに対応するようになった。
イージータイプでは量産できる武器の中で攻撃力が一番高い。
FF4(GBA版)
鉄巨人も落とす。
一応巨人兵や魔人兵より落とす確率は高いが、なにぶんレアモンスターなので…。
- 但し、中断技を利用すればコンスタントにエンカウント可能なので、どうしても手に入らない場合は此方がオススメ。
シドに装備させるにしても、彼の専用武器である攻撃力190、力+15のトールハンマーがすぐ手に入るためますます存在意義がなくなった。
トールハンマー入手前に運よくこれが手に入ったらそれまでの繋ぎぐらいしかない。
但しトールハンマーを守るデスマシーンには大地のハンマーの方が機械系特攻で圧倒的に強いという超不遇な斧になった。
- 魔法使い特攻効果は健在なので、使い分け用のサブ武器としてならまだ現役である。
まぁセシルとシド用には口封じの矢もあるが、カイン用にはこれかメイジマッシャーしかなく、メイジマッシャーはエッジ唯一の魔法使い特効なので、カインとエッジの両方で魔法使い特効を狙う場合はルーンアクスの出番が来る。 - 時期的に活用出来そうな相手は、プリンマスターやミストサマナー、メタモルファ位のものだが…。
FF4(DS版)
攻撃力が増加し、片手武器になり、命中率が増加した。
巨人兵からはSFCと同じドロップ、魔人兵からはレア(1%)で盗める。
どうしてもドロップで欲しいなら、巨人内部やラスダンの黒装束の宝箱で粘る必要がある。
攻撃力は110、命中率90%。装備補正として力・体力+8されるが、素早さ・知性・精神-5される。
今作の仕様により、種族特効が種族耐性も兼ねられる。
加えて、なげるに対応するようになった。
見た目は緑色で分厚く両刃の斧という感じである。
下位のポイズンアクスと比べて攻撃力の差が5しかない。
セシルがオニオンソードの繋ぎとして使うしか有効な使い道が見当たらない。
カインには飛竜の槍があるし。
- 素早さが減少するデメリットを逆手に取って、少しでも回避率減少(≒カウンター発動率UP)させる為の手段にする手もある。
一応、ブラッドソードやブラッドランスでも同等以上の素早さを減少させられるが、此方の方が「他の能力値減少量が軽め+力・体力の能力値上昇補正もされる」「攻撃力や命中率が同等以上」「アンデッド相手でも通用する」等の利点がある。
FF4TA
巨人兵と魔人兵のレアドロップとして手に入る。
最終的にはシド・ルカ・ゲッコウの間で行われるであろう
ギガントアクスとトールハンマーの取り合い合戦に負けた者に回される事になるだろう。
- 正直なところ、命中率、力補正などでスレッジハンマーの方が優秀。
人によっては盾が装備できるオーガキラーがいいという意見もある。
又、どうせ盾が装備できないなら、シドあたりにアルテミス装備で、力と素早さを強化する方がいいという意見もある。
ルカは投擲があるので、弓より斧やハンマーが好ましい。
(素早さはミネルバビスチェで補える)
ゲッコウは弓が装備できないので、弓装備はシドがいいのでは(一部バンドが使えないが)という結論となる。
FF5
伝説の12の武器の1つで、バーサーカーが装備可能な斧。
ルーンブレイドやルーンのベルなど他のルーン系の武器と同じく、MPを消費してクリティカルヒットを出す。
攻撃力71、MP消費時は+10されて81。命中率90%。魔力+3。両手持ち可。
- 斧として90%という命中率は高く、鞭並み。ルーンアクスの攻撃力自体も高め。
比較としてトールのハンマーが攻撃力81・命中率80%。
売値は5ギル。
斧は投げられる物とそうでない物と分かれているが、ルーンアクスは投げられる。
バーサーカーにMPは必要ないので存分に威力を振るえるし、もともとの攻撃力も高いので、MPが尽きても結構高ダメージを与えられる。
- 消費MPは攻撃1回につき5。クリティカルになると後述の効果に加え攻撃力に+10の補正が入る。
- SFC版、GBA版では残りMPが5未満になるとクリティカルが発生せずMPも消費しないがスマホ版ではMPが5以下になるとMPの消費とクリティカルの発生がストップする。
MP消費クリティカルの目安として、モンクと召喚士をマスターして力と魔力をMAXにすれば、攻撃力は大体約160相当。
キャラの個人差やルーンアクス以外の装備の補正値を含めずに、数値の切り捨てを考えない計算した場合であるが、SFC版準最強武器のラグナロクの攻撃力140すらかなり上回る威力となる。
- モンクマスター時の力は50、召喚士マスター時の魔力は57でルーンアクスの装備補正(魔力+3)込みで60。
攻撃倍率は力だけで計算する場合から約2倍になる。
実際にはゲーム内のデータ処理の都合上、基本的に数値切捨てが発生して少し値は小さくなる。
ダメージ計算式
- 攻撃力 = (武器の攻撃力÷2) + {0~武器の攻撃力}
- 防御力 = (対象の物理防御力÷4)
- 倍率 = (自分の力×自分のレベル÷128) + 2
消費MP:5
- 攻撃力に10の数値を加算し、倍率に (自分のレベル×自分の魔力÷128) を加算する。
※MPが足りない場合は加算されない。
この武器やルーンブレイドのMP消費武器では、力の他に魔力が倍率計算に使われる。
- 厳密には素手や刀のクリティカルと別物で、魔力で攻撃倍率が上昇する代わりに防御無視は無い。
が、斧特有の防御力貫通効果(対象の防御力を25%としてダメージ計算)はしっかり発揮される模様。
バーサーカーにルーンアクスを持たせて召喚L5辺りをセットしてやると、容易に死山血河を築き上げるが、命中率が100%ではない事に関しては全くフォローされていないので注意されたし。
二刀流などで魔力補正をせずバーサーカーが振るった場合、元来の魔力が1と極端に低いジョブなので、MP消費のボーナスと各キャラごとの能力補正値を含めると結構な違いが出る。
入手時期的に最も魔力補正が低いバッツで巨人の斧(攻撃力91、命中率90%)にやや劣る期待値となり、魔力補正が最も高いレナで巨人の斧をやや上回る期待値となる。
- 元来の魔力が1であっても、ルーンアクスの補正+3を合わせるとレベルをかけた場合に128を上回る。
一部の装備でマイナス補正をかけない限り、バーサーカーでもレベル32に達することで魔力側の倍率が必ず1つく。
12武器の入手時点で考えれば、無理のあるレベルではないはず。
どうしても魔法系アビリティの魔力補正によるダメージ上昇に注目されがちだが、これはすっぴんやものまね師の話。
実はバーサーカーの場合、よほど集中して魔力を高めない限りは、魔法系アビリティを選ぶより両手持ちを選んだほうがクリティカルのダメージ期待値は大きくなる。
上記のダメージ計算式をそれぞれのアビリティに当てはめると、
- 両手持ち時の倍率 = ((力側の倍率) + (魔力側の倍率) + 2) × 2
- 魔法系アビリティ時の倍率 = (力側の倍率) + (魔力側の倍率) + 2
となる。
上記の通り一般的なレベルのバーサーカーなら両手持ち時でも魔力側の倍率は1あるため、最終的な魔力が60台になるような強力な魔法系アビリティをセットしない限り、両手持ちを上回れない。
むしろ魔力は4で抑えておいて、力だすきなどで力に補正をかけて両手持ちしたほうが最終的なダメージが出ることになる。
魔力のキャラ補正が高いレナだと両手持ち時でも魔力8になるので、なおさら両手持ちが有利。
- 消費MPを長持ちさせたいなら、魔法系アビリティをセットしても良い。
レベル32のバーサーカーの場合、両手持ちでMP100程度、魔法系アビリティでMP200後半くらい。 - 勿論、盾を持てるのも両手持ちには無い利点である。
SFC・PS版限定でオーバーフローバグによる魔力99が可能。
いばらの冠(魔力-5)と巨人の小手(魔力-5)を両方装備して、魔力をマイナスにする事により(魔力0ではダメ)、オーバーフローが発生する。
- バッツの魔力補正値が+1という事は、ジョブの1+補正値1+ルーンアクスの+3で魔力5となり、マイナスにするにはいばらの冠と巨人の小手の両方の装備が必要。
バッツに限らず、後半のプレイヤー側4人はいずれも1以上の魔力のキャラ補正がある。
魔力をオーバーフローさせたときの火力はすさまじく、りょうてもちと組み合わせることでカンストダメージも容易に繰り出せるようになる。
継戦能力が著しく低いうえに、巨人の小手入手もかなり面倒くさいが、短期決戦を目指すのならぜひ。
大地のハンマーやファイアビュートは魔力補正がないため、魔力マイナスにはいばらの冠か巨人の小手のどちらかがあれば良かったりするが、オーバーフローはバグ(=製作者の想定外)に過ぎないので、ルーンアクスの魔力+3がオーバーフローバグの抑止力というのは結果論。
本来は魔力補正の低いバーサーカーでも威力を発揮できるように底上げするためのものである。該当バグもGBA版以降は修正されている。
命中率に関してはすっぴんに装備させればアビリティとの組合せで補うことができる。
(GBA版以降なら剣闘士でも可)
ルーンアクス+みだれうちの破壊力は一度は堪能しておきたい。
- 竪琴装備は魔力補正値は控えめだが、同時に素早さも吟遊詩人(狩人に次ぐ第5位の素早さ)並みに強化できるため、バーサーカーにとっては相性が良い。
竪琴装備といっても武器の竪琴は装備せず、素早さと魔力の補正値を利用する。
ルーンアクスは一品物だが消費MP5。乱れ撃ち時は全てにおいてルーンブレイド(消費MP8)を上回る性能となる。
伝説の12の武器のうち、杖や楽器を除いた戦士タイプの武器の中では、実は最も攻撃力が低い。
アビリティバーサクで攻撃力が上がるバーサーカーが装備するためバランスを考慮してのことだろうが、「斧=攻撃力が高い」というイメージからか同じ伝説の武器の弓や鞭より攻撃力が低い数値というのは少し寂しい気がする。
- ルーンブレイドとルーンのベルもそうだが、ルーン系武器は表示される攻撃力の低さに騙されてはいけない。
攻撃力自体もトールのハンマーと同等な上、MPを消費した場合に限るが、力に加えて魔力も倍率計算に使われるため、力と魔力が同じなら通常武器に比べて実質倍率2倍。 - 力・素早さ・魔力のうち2つを倍率計算に参照する武器の中で比べれば、逆に最もスペックとしての攻撃力が高い。
このタイプでルーンアクスを上回れるのは、攻撃力が変動制のチキンナイフ(0~127)のみ。
SFCからルーンアクスは黒魔法カテゴリの武器になっている。
近接以外のカテゴリ弱点のブラッドスライムで確認済みで、SFC版ではブラッドスライムに対してミスが発生しない。
ピクセルリマスター版ではカテゴリ弱点へのダメージ2倍が実装され、必中かつ2倍撃となっている。
FF7R2
斧で戦うキャラが居ないので装備品としては登場しないが、隠しボスのギルガメッシュが持っており、エンキ堂で戦う際に使用してくる。
FF11
「ルーン系武器」に属する片手斧。
攻撃力はイマイチだが、「3秒ごとに4MPを消費して、5HP/3秒のオートリジェネ効果を得る」効果がある。
リフレシュ効果を持つ装備品と組み合わせれば、半永久的にリジェネ効果を得られるため、ルーン系武器の中では有用な部類である。
なかでもこの斧を二刀流にした獣使いはなかなかの強さである。
詳細はこちら→ルーンアクス
FFCCEoT
表記は「ルーンアックス」。
他の斧も含め、剣扱い。
白銀?×1、銀×3、エレメントの結晶?×3で作れる。
DFF
レベル57以上で装備できる斧。
トマホーク、盤古の骨、ヌエの骨×2に17810ギルでトレードできる。
DDFF
装備Lv30以上の斧。
BRV-84、ATK+44、激突HPダメージ+10%の効果がある。
トマホーク、エピタフの石材、76800ギルでトレードできる。
FFL
黄昏の章で販売している。また、モルボルのレアドロップでも手に入る。
この時点では最強の斧である(ハンマーも含めると最強ではない)。
FFEX
斧の1つ。
PFF
斧のミスティックウェポン。
最大まで強化して力+193。
以降は「ステータスアップ」をつけて強化していく。
PFFNE
FFRK
FF1、FF2、FF3、FF4、FF5、FF12から斧として登場している。
リミットチェイン超必殺技付きが2個も登場している。
- 「ルーンアクス【I】」
レア6。ガーランドのリミットチェイン超必殺技「闘争の境地?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
共鳴時に闇属性強化(小)の効果を持つ。
Lv25のステータスは下記。2017/5/5、DFFACコラボイベント「英雄達との邂逅」で追加された。Lv 攻撃力 命中 25 176 95 - 「ルーンアクス【II】」
レア5。レオンハルトのバースト超必殺技「ダークナイトレイド」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
Lv20のステータスは下記。()は共鳴時。FF2イベント「のばらの義士」で追加された。Lv 攻撃力 命中 1 95(122) 95 20 130(219) 95 - 「ルーンアクス【III】」
レア6。イングズのリミットチェイン超必殺技「金剛不壊?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
共鳴時に地属性強化(小)の効果を持つ。
Lv25のステータスは下記。2017/3/26、超フェス第1弾で追加された。Lv 攻撃力 命中 25 175 95 - 「ルーンアクス【IV】」
レア5。ゴルベーザの専用必殺技「黒い牙」付き。
珍しい魔力重視の斧であるが、魔法アタッカーで装備できるキャラなんてほとんどいない。
せいぜいゴルベーザかオニオンナイト位である。
Lv20のステータスは下記。()は共鳴時。ゴルベーザが仲間として初登場したFF4イベント「バロンの黒き甲冑の男」で追加された。Lv 攻撃力 魔力 命中 20 84(153) 111(197) 95 - 「ルーンアクス【V】」
レア4。魔力が3上がる。ステータスは下記。()は共鳴時。Lv 攻撃力 魔力 命中 1 46(72) 3 92 15 70(139) 20 79(164) 25 87(190) 30 96(216) - 「ルーンアクス【XII】」
レア6。ガブラスの閃技「復讐の刻?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2019/8/2、イベント「かげるお願いゴト」装備召喚で追加された。