S-51J

Last-modified: 2025-03-26 (水) 05:32:55
No.326
weapon326.pngS-51J回転翼機
装備ステータス
火力+2雷装
爆装対空
対潜+12索敵+3
命中+2回避
戦闘行動半径2
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
一部艦船*1のみ装備可能
任務「最精鋭「第四航空戦隊」、出撃せよ!」選択報酬
改修更新
カ号観測機*2 オ号観測機改*3 オ号観測機改二*4 S-51J →*5 S-51J改
時代はオートジャイロから、ヘリコプターへ。
あの時代に原型機が既に初飛行を実現、哨戒や連絡などを中心に実用化が始まっていた回転翼機、初期のヘリコプターです。
戦後、海上自衛隊にも導入された同機のif対潜哨戒型の艦載ヘリです。
  • カ号観測機からこの装備を作る場合、必要なカ号観測機は6つ*6

  • 実装当初は搭載数が表示されなかったが、4月22日に修正された。
  • 対潜支援で使う場合、S-51JとS-51J改とで威力と命中率は変わらないため*7、ここから更にS-51J改へ更新する必要は無い。
  • 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
    • 対象艦は表中の通り。
    • 他装備とのボーナスを持つ艦もいるが、それもまた別に加算される。
    • 各ボーナス値は下表の通り。
    装備基本値
    S-51J火力対潜索敵回避命中累積
    21232-
    単体ボーナス↓加算値
    装備対象艦火力対潜索敵回避命中累積
    S-51J伊勢改二+1+3+1
    日向改二+3+4+2
    加賀改二護+3+5+3
    回転翼機能代改二+4+1×
    *8
    矢矧改二/+3+1×
    *9
    相互シナジーボーナス↓加算値
    装備1装備2対象艦火力対潜索敵回避命中累積
    S-51J
    S-51J改
    TBM-3W+3S加賀改二護+8+10×

    ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら

  • 対潜値のボーナスは先制対潜条件、対潜攻撃力(装備対潜値)、遠征対潜値条件に加味される。
    • 装備ボーナス対潜値は2021/09/28アップデートから対潜攻撃力にも加味されるようになった。ボーナス値を装備対潜値に加算してダメージ計算が行われる。
2020/8/27以前
装備加算値
S-51J火力対潜回避累積
212-
単体ボーナス↓加算値
装備対象艦火力対潜回避累積
S-51J伊勢改二+2+1
日向改二+1+3+2
火力
爆装
対空
対潜
索敵
命中
回避
半径
射撃回避
入手方法
改修
備考
S-51J改213432改修伊勢型改二、加賀改二護に装備ボーナス編集
S-51J212322改修、任務伊勢型改二、加賀改二護に装備ボーナス編集
オ号観測機改二111111改修、ランキング伊勢型改二、加賀改二護に装備ボーナス編集
オ号観測機改11011改修、初期装備任務、ランキング伊勢型改二、加賀改二護に装備ボーナス編集
カ号観測機911初期装備、任務、開発伊勢型改二、加賀改二護に装備ボーナス編集
三式指揮連絡機改二2210323任務他観測機とは違い艦載機のような立ち位置編集
三式指揮連絡機改19222初期装備、イベント、改修他観測機とは違い艦載機のような立ち位置編集
三式指揮連絡機(対潜)7122初期装備、開発他観測機とは違い艦載機のような立ち位置編集
一式戦 隼III型改(熟練/20戦隊)2578134イベント、ランキング艦載機熟練度基地航空隊での挙動が他の対潜哨戒機と異なる。編集
一式戦 隼II型改(20戦隊)246834イベント、ランキング艦載機熟練度基地航空隊での挙動が他の対潜哨戒機と異なる。編集
  • 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
  • 2019年3月27日についに実装された初のヘリコプターである。 カ号/オ号はオートジャイロ機だから…
    • ちなみにゲーム内ではオートジャイロ機と同じカテゴリ扱いされているが、厳密にはヘリコプターとオートジャイロは構造が違う。詳しくはカ号の項目を参照。
  • 元ネタは図鑑説明から、WS-51ドラゴンフライMk.1A*10というシコルスキーS-51をイギリスのウエストランド社でライセンス生産した民間用の四座席ヘリで当然戦闘向けの設計ではない。警備隊*11が1952年に飛行禁止措置*12が解除されたのを機に、WS-51を1953年と1954年に合計3機購入した。なお日本での型番はなぜかWS-51ではなくS-51であった。S-51Jは実際にはなくゲーム内だけである。
  • 海上自衛隊の航空部隊は警備隊時代の1953年9月26日に館山基地で編成された館山航空隊より始まる。ヘリコプターの配備は同年8月26日であり固定翼機より7ヶ月早かったという。S-51は哨戒機とされたが、教育訓練、広報及び災害派遣等に使用され、対潜戦は目視捜索しか手段がなく本格的な対潜戦はできなかったと海上自衛隊第22航空群は歴史を振り返っている。1954年に海上自衛隊が発足するとそちらに移管され、1956年に大湊航空隊が開隊とともに異動した。
    • 8831号機は1961年8月31日、老朽により第3術科学校で教材機として使用、また1963年には二子玉川園で開催された春の航空博で展示され、1964年6月17日に用途廃止、その後は呉教育隊に展示されたようである。
      8832号機は1961年11月30日に用途廃止、その後は舞鶴基地で展示されていたようである。
      8833号機は1961年3月8日、佐井村の盲腸患者をむつ市まで運ぶため大湊基地を離陸直後、むつ市沖合に墜落。機長の徳永章三佐、日野輝夫二尉、猪股英美三曹は30分後に救助され大湊自衛隊病院に搬送されたがまもなく死亡した。
    • 画像は機体番号8831号機がモデル。なお実物は日の丸と機体番号の間には海上自衛隊と書いてある。


  • S-51はR-5の機体設計を見直した発展型である。R-5は元々1943年は既に初飛行に成功し、1944年3月に陸軍の発注を受けて1945年2月に機体が納入されている。S-51の初飛行は1946年2月であり完全な戦後機体なのである。とは言えベースとなるR-5が戦時中生まれだからセーフと言う事だろうか。
    • ちなみにこのS-51はアメリカ海軍でもきちんと設計変更を行った上でHO3S-1の名称で採用している。こちらも対潜哨戒用のソナーや爆雷を装備できなかった(というか考慮してない)こともあって主に救難機として朝鮮戦争で活躍した。エセックス級正規空母やコメンスメント・ベイ級護衛空母にも各2機ずつ搭載されていた。
      • なお、現時点で実装されているエセックス級のIntrepidは戦時中の姿をモチーフとしているためか本装備を含む回転翼機の装備は現状不可能である。今後もしMark.IIが実装されたら装備できるようになったりするのだろうか。
      • 海上自衛隊において本格的な対潜哨戒機としてのヘリコプターが実戦配備されるのはHSS-1(シコルスキーS-58の対潜哨戒機型)が配備される1958年まで待たなくてはならない。なお、南極観測船宗谷は第5次南極観測出航前に海上保安庁のシコルスキーS58が故障したことを受け、海上自衛隊からHSS-1を借りている。
  • 以上のことから史実では対潜哨戒機としてまったく使われなかった機体だが、恐らくIF改修を行い爆雷の追加など対潜能力を付加したものだと思われる。もしくは兵員席から爆雷やソノブイを投擲しているのか。
  • 当然ながら伊勢日向と『DDH-181 ひゅうが』と『DDH-182 いせ』に搭載されたことも無い。
過去ログ

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*1 カ号観測機と装備可能艦は同一
*2 新型航空兵装資材が1個必要
*3 新型航空兵装資材が1個必要
*4 新型航空兵装資材が3個必要
*5 新型航空兵装資材が1個必要
*6 オ号観測機改二からの更新時にオ号観測機改二1つを消費し、オ号観測機改二は1つ作るのにカ号3つを必要とするため
*7 計算式の関係上装備対潜+12と装備対潜+13は同じ攻撃力になる、また装備命中値は命中に寄与しない
*8 回転翼機全体で1つまで
*9 回転翼機全体で1つまで
*10 P&W R985ワスプジュニアをアルビス・レオナイズ521/1に換装
*11 1952年8月に海上警備隊を改編して発足
*12 詳しく説明すると長くなるので簡潔に述べるが、日本の敗戦により日本において航空機開発はもちろん、旅客機を運航することさえGHQに禁止にされていた。