アイテム/ゴシックラゲ

Last-modified: 2024-08-30 (金) 01:13:41

MHRiseから登場する魚系(?)素材の一種。

概要

  • 溶岩洞の限られた一角にのみ生息しているらしいクラゲの一種。
    樺色の傘のような体にゴシック調の愛らしい模様を持ち、ふわふわと漂うように水中を泳ぐ。
    一目見た印象は可愛らしいが、その姿に反して強力な猛毒を持つ危険な生き物であり、
    取り扱いには十分に注意する必要がある。
  • システム上の分類は魚系素材だが、アイコンはモンスターの甲殻などと同じものが使用されている。
    「そもそもクラゲって魚じゃないだろ」という意見もあるかもしれないが、
    MHシリーズでは実際にクラゲが魚扱いされた前例があるので今更である。
    英語でもjellyfishって言うしね!
  • ハンターが立ち寄る場所にはまず姿を見せないらしく、
    カジキマグロなどのように釣って入手したりはできない。
    オトモ隠密隊を溶岩洞に派遣すると稀に入手してくる。
    レア枠に指定されているので、魚の採集マークが光っている時に派遣すると入手率が大きく上がる。
    呪われていそうな布切れだの持ち込みすら規制する地域もある猛毒生物だの、
    どうしてオトモは毎回このような危ない代物をわざわざ入手してハンターに手渡してくれるのだろうか?
  • 上位では体にヒダが増えて可愛らしさと派手さを兼ね備えた上位個体「ゴスゴシックラゲ」が入手できる。
    MHシリーズのファンほど勘違いしそうな名前だが、
    ドスゴシックラゲ」ではなく「ゴスゴシックラゲ」である。
    • MHR:Sではマスターランク対応の「アンゴシックラゲ」も登場。
      傘にレースのような細かな模様が入り、ヒダも加わって貴婦人のような印象を受けるという。

装備

  • とある国の職人はかつてこの生物の見た目に目を付け、徹底的な拘りを以て一つの衣装を仕上げた。
    当初は奇抜と揶揄されたものの、異国風の独特な美しさで徐々に人々を魅了していき、
    やがては国中を華やかに彩るほどに流行し、その様子は隣国の王達でさえ芸術の域と称賛したという。
    現在ではゴシックラゲを素材とした装備「メデュレトシリーズ」は誰もが「美しき者の証」と口を揃えて語るとか。
  • ゴシックラゲをメイン素材として作成した武器の双剣とオトモ装備は麻痺属性を帯びる。
    この点からするとゴシックラゲの有する毒は麻痺性らしい。
    • しかし、メデュレトシリーズは意外にも特に麻痺属性に関係したスキルを持っていない。
      代わりに何故か破壊王爆破属性強化などを持ち、
      敵を物理的且つ積極的に外側から破壊しようとするスキル構成である。毒はどうした。
    オトモ武器は「メデュレトネコ日傘」と「メデュレトガルタス」。
    それぞれ日傘と旅行カバンがモチーフで遠距離特化型の麻痺属性打撃武器となっている。
    オトモ武器の中でも麻痺属性値が最も高いので、オトモの攻撃で麻痺を狙うハンター達から重宝されている。
    • 状態異常の蓄積に向いた行動、アイルーなら竜巻旋風撃の技、ガルクなら護り番傘の傘回しと相性がいい。
      ただし近接攻撃なので遠隔攻撃力が高いことはやや腐り気味だが。
    • サンブレイクでは、怒涛の攻撃回数を誇る鉄蟲猟犬具の登場により、
      遠隔特化で相性がいいメデュレトXガルタスにさらに注目が集まるようになっていた。
      そのため、Ver.13で鉄蟲猟犬具に下方修正が入るまでは
      ガチ構成をしたガルクが旅行カバンを咥えながら怒涛の銃撃を行なっている光景が
      日常茶飯事となってしまっていた。

余談

  • 可愛らしいかどうかはともかく、見た目が美しいクラゲは現実世界にも少なくない。
    浜辺や沿岸部では波に打ち上げられてしまったクラゲが出現したり、
    海水浴やダイビングを楽しんでいる中でクラゲと遭遇することもあったりする。
    しかし、迂闊に近寄って触手に触れてしまったりすると、
    触手の刺胞から毒針が飛び出して刺されてしまうという事があり得る。
    種や状況によってはその毒によって大きな健康被害を受けたり、最悪命に係わるケースもあるため、
    綺麗な姿に見惚れて触れようとしたりはしない方が良い。
    たとえ打ち上げられて瀕死の状態、あるいはほぼ間違いなく死んでしまっている個体であっても、
    刺胞や毒針は機能的にまだ生きているという場合も多いので要注意である。
  • 名前の由来は言うまでもなく「ゴシック+クラゲ」。
    ゴシックという言葉は建築様式や音楽など様々な場所で使われるが、
    各種装備のデザインから鑑みるに、ここではファッションにおける退廃的なデザインを主とするスタイルが近いだろう。
    略して「ゴス」と呼ばれる事もあり、所謂「ゴスロリ」もここから日本で独自に派生したスタイルである。
    つまり「ゴスゴシッククラゲ」は「頭痛が痛い」的なネーミングに…
    MR版の「アン」は、恐らく「アンティーク」の略か。

関連項目

防具/メデュレトシリーズ
武器/レイニィ・ジェリィ
武器/ジャーニィ・ジェリィ
モンスター/クラゲ - クラゲ仲間その1
環境生物/オソラノエボシ - クラゲ仲間その2