アイテム/閃光玉

Last-modified: 2024-10-29 (火) 19:32:27

狩猟を補助する手投げ玉系アイテムの一つ。支給品専用の「支給専用閃光玉」も存在する。
たまに狙ってか素なのか「閃光弾」と呼ばれる事があるが、正しくは「閃光」である。
特にMHXシリーズでは「閃光弾」も実際に登場しているので尚のこと注意。
アイコンは黄色い素材玉マーク。

目次

概要

  • 投げると空中で破裂し、強烈な閃光を放つことでモンスターの目を眩ませ、その動きを制限する。
    効果時間中はモンスターがその場からほとんど動かなくなるため、
    落とし穴に次ぐ拘束アイテムの定番として、無印時代から重宝されている。
  • 調合素材は主に素材玉光蟲
    一部地方では、ネンチャク草でくっつけた
    陽光石ニトロダケを反応させ、閃光を発する仕組みのものも存在する。
    • MHWorldでは「スリンガー閃光弾」と名を変え、素材玉の廃止により光蟲単体で調合される。
      自動調合をONにしておけばフィールドで採取した光蟲をそのまま閃光弾として利用可能。
    • MHRiseではスリンガーのリストラで閃光玉に戻ったが、引き続き光蟲だけで調合できる。自動調合も可能。
  • 視覚阻害アイテムという都合上、モンスターの眼前で炸裂させないと効果がない。
    斜め前だったり、正面でも距離が離れすぎていると効果が出ないので、使用の際には少々コツを要する。
    また、けむり玉の効果時間中は機能しなくなる。
    闘技場での二頭クエなど、けむり玉で分断している時には注意。
    目が退化しているフルフルやギギネブラ、発達途上のゴア・マガラは勿論、
    あまり視力が発達していない魚竜種や甲殻種達、視力の失われた天眼タマミツネ
    そして規格外の巨体を持つ超大型モンスターの多くには全く効果が無い*1
    設定上は視力が弱い筈のリノプロスには有効だったりするが
    • また、ゲリョスやキリン、ベルキュロス、チャナガブル、クルペッコ亜種、ツィツィヤックなど、
      自ら強力な閃光(または電光)を発する能力を持つモンスターにも効かない場合が多い。
  • ゲリョスの閃光を食らった時のようにハンターが眩暈を起こす事は無いが、
    閃光で画面が真っ白になるため、我々プレイヤーへの目眩ましになるというリスクが存在する。
    一瞬とはいえ戦況が見えなくなることに加え、単純に目が痛くなるので、
    マルチで使用する場合には事前に打ち合わせるのが望ましい。
    • 実際、MHP2のOPでは、ティガレックスに閃光玉を投げたハンターが腕で両目を覆い、
      閃光を直視しないようにしていたり、
      ノベル版でも投げる直前に仲間に向けて目を庇うように警告を飛ばしたりなどの描写がある。
      ただ、ゲリョスの閃光も閃光玉も「視界が奪われるほど強烈な光」というのは同じはずである。
      しかし、ゲリョスの閃光で怯むハンターが閃光玉で怯むことは無い。不思議なものである。
      一応上述されているようにこちらの視界も奪われてしまうので一種の妨害効果はあるが。
    • MHWでは、「炸裂地点はあまり光らず周囲の地形が眩く照らされる」という演出に変更され、
      画面が真っ白になることは無くなったため、眼へのダメージが抑えられている。
      続くMHW:Iでは世界観的リアリティを考慮したのか炸裂地点も眩く発光するように変更されたが、
      移行直後は眩しく感じる人が結構いたようだ。
  • 上記の通り、目を眩ませる事でモンスターの動きを制限する道具だが、
    効果時間やモンスターの反応は種や個体によって様々である。
    完全に無力化されるモンスター、抵抗はするが普段より隙が大きくなるモンスター、
    かかった瞬間から激しく暴れ出すモンスター、威嚇や咆哮を連発するモンスターなどが居る。
    なお、疲労状態に陥ったモンスターに使うと、通常より効果時間が長くなる。
    • 例えばリオレウスは後述の墜落効果をメインに使われるが、
      地上でも尻尾回転か狙いの定まらない火炎ブレスくらいしかしなくなるので、
      完全に安全ではないが大きな隙を晒すものと考えて差し支えない程度に大人しくなる。
    • ティガレックスはエリア移動時以外飛行しないので墜落効果はあまり期待できないが、
      閃光玉を食らうとその場で時おり噛み付いてみたり回転してみたりするだけで殆ど動かなくなるので、
      リオレウス以上に絶大な隙を晒す。そのためティガレックス狩猟クエストには
      支給品に閃光玉が入っている事が少なくない。
    • 逆にラージャンなどは目が眩んだ瞬間から闇雲に暴れ出す。
      誰かを狙った攻撃ではない=いつ何が来るか分からないため接近するだけで危険になり、
      動き回るのでガンナーも狙いにくくなる。
      闘技場での同時狩猟クエストで同士討ちを狙う場合でもない限り、
      基本的にラージャンに閃光玉を使うのは逆効果だと考えられている。
    • また、他にもテオ・テスカトルは閃光やられになると突進を繰り返して事故が多発したり、
      疲労時以外のイャンガルルガ、隻眼イャンガルルガは啄み、咆哮、尻尾回転ばかりを連発するようになり、
      剣士が近寄れなくなってしまう。
      閃光玉を投げることで手が付けられなくなるモンスターも存在するので、相手によって使い分けることも重要である。
  • 大暴れするタイプのモンスターでも疲労時には威嚇や息切れといった隙が多くなるため、
    張り付き型の武器でもある程度仕掛けていける。
    疲れ知らずなテオ・テスカトルとは、こういう意味でも相性が悪い。
    • なお、MH4以降のイャンガルルガ等の一部のモンスターは、
      閃光玉が効いているはずなのにハンターを的確に狙ってくる…気がする。
      音でこちらの位置を把握しているのだろうか。
      実際は閃光中の動作の変更である
  • モンスターに見つからずに閃光玉を当てるのは簡単ではないが、
    一部作品では未発覚状態でモンスターに閃光玉を当てると、
    効果時間中はいくら攻撃しても発見されないようになっている。

閃光玉によるモンスターの撃墜

  • 飛行中のモンスターに閃光を当てることで墜落させることも可能。
    単純に地面に落とせることに加えて、しばらくもがいて隙を晒すため、
    滞空時間が長いモンスターに対してはかなり有効な戦法と言える。
    グラビモスやディアブロス、ベリオロスなど飛行の頻度が低いモンスターでも、
    落とし穴からの脱出時などに合わせれば撃墜を狙える。
    MHXX以前の話だが、ディアブロスの潜行時に音爆弾→飛んだ時に閃光玉で撃墜するのは有名な戦術である。
    • しかし、MHWorld以降は復帰時の飛行中には閃光が効かなくなったため、
      伝統的だった落とし穴・音爆弾+閃光コンボは潰えることとなってしまった。
      そのかわり、小さな段差を飛び降りる、飛びかかり攻撃の最中といった行動も滞空判定になっており、
      上手いハンターはそういった隙に閃光弾を地面撃ちして撃墜するそうだ。
      余裕があれば狙ってみよう。
  • ただし、閃光を当てても墜落しない場合もある。
    リオレウスのワールドツアー中、エリア外を飛んでいる時に閃光玉を当てると、
    一旦侵入不可エリアに墜落した後、器用に目を回したまま上昇し、特定ポイントに着陸する。
    • MH4Gの『乗りかかった輸送船』クエストにおけるセルレギオスは、
      海上にいる時は閃光玉を食らっても墜落せず、その場で頭を振りながら数秒間制止するのみ。
      海の上で落下したら即戦闘エリア離脱で話が終わってしまう場なので仕方ないとは言え、
      僅かに動きが止まるだけで全く墜落しないのは大した物。
      他の空飛ぶ皆さんも見習うべきである
      頻繁に着陸したり飛び立ったりで船上でうまく撃墜するのはかなり難しいが、
      海上で怯ませることで大砲やバリスタを当てる猶予を作るという使い方ならできる。
      それ故か、支給品にも支給専用閃光玉が入れられており閃光玉の使用が推奨されている模様。
    • MHX、MHXXにおける二つ名持ちモンスターである紫毒姫リオレイア黒炎王リオレウスは、
      どちらか片方の翼が部位破壊されるまで閃光玉を当てても墜落しない。
      見習った結果がこれだよ!
      そのため、如何に素早く翼を破壊するかが狩りの効率に直結する。
    • バルファルクの代名詞『彗星』の最中にも効果は無い。
      墜落させようとして落ちる事になるのはこちらの方である。
    • MHWorldのアップデートで追加されたナナ・テスカトリも閃光で墜落しない。
      飛ぶ頻度は高い訳ではないので、逃走阻止の時にチャンスを作れない程度だが、
      必殺技のヘルフレアを放ってくることもあるのでかなり危険である。
      さらに歴戦王クシャルダオラも、あの飛ぶ頻度は変わらずに墜落しなくなってしまった。
      怯ませれば落ちてくるとは言え黒炎王のような部位破壊による対処法も無いのでかなり厄介。
  • さらに、そもそも閃光が効かないパターンもある。
    • MH3G以降のアルバトリオンの場合、怒り状態では閃光玉が効かないという罠が存在する。
      多くの場合怒り移行時にモード切り替えと同時に空中に飛び上がるため、
      MH3時代は飛んだらすぐに閃光玉で落とすのが定石だったのもあって、
      そのノリで閃光玉を投げるハンターが罠に引っかかっていた。
    • また、ケチャワチャが耳で顔を覆っている場合も閃光が効かない。
      通常種は怒り状態の時、亜種の場合はほぼ常に顔を覆っており、気紛れに耳を上げる。
      この時は音爆弾も機能しなくなるため、著しく足止めがし辛くなる。
  • MHXでは、飛んでエリア移動するモンスターを閃光玉で何度も落とす疑似ハメを考慮したのか、
    移動モーション中は閃光玉が一切効かなくなった。
    • MHWでは再び効くようになり、逃走するモンスターを足止めできるようになった。
      ただし、一度足止めすると一旦逃げるのをやめてこちらに襲い掛かってくる。
  • MHR:Sではこの「閃光玉での撃墜」がフリーサイドクエストとして受注できる。
    ややコツはいるが、飛行するモンスターのクエストに閃光玉を持ち込めば達成自体は容易な方。
    一方飛ばないモンスター相手だといつまで経っても達成できないので、そういったモンスターに挑むつもりなら受けない方が無難。

閃光ハメとその対策の変遷

MH~MHP2G

  • MHP2Gまでの作品では、何度当てても同じ時間拘束できたため、
    モンスター次第では閃光ハメで封殺することも十分可能であった。
    また、当時の闘技場での2頭同時クエにおいては、閃光玉で片方の動きを封じている間に
    もう片方を倒すという攻略法が主流であり、主に「竜王の系譜」の攻略には必須のアイテムであった。
  • MHP以前ではドスランポスでの稼ぎがある程度有効だったが、
    MH2では入手しやすいクエストや光蟲の販売などがなく、入手には一苦労させられる。
    分かりやすいところではクシャルダオラの撃墜手段が閃光玉以外ほぼ皆無であり、
    当時の悪名高さにこの入手性の悪さが一役買っていたことは間違いない。
    とはいえ、この入手難度こそがある意味で最大のハメ対策となっていたのも確かである。
    • その後はMHP、およびMHP2以降の作品では農場や行商ばぁちゃん等安定した供給手段が用意されるようになった。
      この辺りの作品でゲーム内における閃光玉の価値が確立され、
      入手および使用自体は前提とした対策が様々な形で進んでいくこととなる。

MH3~MHXX

  • P2G以前のハメ状態を憂慮されたのか、MH3以降累積耐性システムが追加。
    同じモンスターに複数回閃光玉を使っていくと、目が慣れてくるのか効果時間が徐々に短くなっていく
    よって大量の閃光玉を投入する事でモンスターを終始封殺するという戦法はほぼ不可能となってしまう
    (大体の場合初回は20秒だが、4回目以降は僅か5秒になってしまう)。
    逆に効果がすぐ切れる=リオレウス等を連続で墜落させるのに都合がいいので、
    最初は拘束用に使い、2回目以降は墜落させる効果をメインで使う場合が多くなった。

MHWorld

  • MHWorldに登場する歴戦の個体は、Ver.3.00以降、上位個体に限り閃光に対する耐性が強化。
    4回閃光(一部モンスターはそれ以下の回数)を受けると完全耐性を獲得するようになった。
    早々に使い過ぎると大技を阻止したり逃走を足止めすることができなくなるため、使い所は厳選したい。
    • 頻繁に空を飛ぶレウス亜種やクシャルダオラは言わずもがなだが、
      この仕様変更が最も狩猟に影響したのは歴戦個体扱いの極ベヒーモスであろう。
      厄介なミールストームを閃光で阻止するのが通常個体戦でのセオリーだったが、
      極個体では閃光での阻止が事実上不可能のため、敵視システムの活用がほぼ不可欠となっている。

MHW:I

  • MHW:Iのマスターランクでは、全てのモンスターが閃光を食らうと一時的に完全耐性を獲得するようになった。
    ただし、前作MHWorldの歴戦の個体のような恒久的な耐性ではなく、
    数分程経過させれば耐性が消失してまた効くようになる。
    とは言え飛行中のモンスターを墜落させても藻掻くこと無くすぐに立ち上がるなど、
    閃光の効き自体もやや弱くなっており、使いどころが難しくなっている。
    • 本作独自のシステム的にスリンガーの弾は常にセットしておきたいと言うのも逆風。
      効果が薄いものの為に切り替えの手間やリスクを負う形になってしまった。
      例えば閃光玉でも吹っ飛ばしが出来たらもう少し使用率は違ったかもしれない。

MHR(:S)

  • MHRiseではモンスターの閃光耐性がMH3~MHXXに近いレベルまで大幅に緩和。
    これにより閃光玉の活躍の場は増えたものの、
    捕獲する場合でもなければあまり使われてはいないのが実情。
    • まず最大の理由として、MHRiseでは同一エリアに大型モンスターが合流した際の
      メリットが圧倒的に大きくなった事が挙げられる。
      合流に伴い縄張り争いが発生し、同作で登場した操竜が狙えるためである。
      操竜にならなくとも一方がすぐに別のエリアへと逃げ出すため、閃光玉での分断の必要は全く無い。
    • また、閃光玉が成功したとしても、モンスターによっては縦横無尽に暴れるタイプもいるため、
      逆に手が出しにくくなってしまうという問題もある。
    • これまでの作品で閃光玉が非常に有効だったモンスターと言うと、
      リオレウス、クシャルダオラ等が挙げられるが、どちらも飛んで大技を放ち直ぐ着陸するというのが基本ムーブとなった為、
      無理に閃光玉での撃墜を狙う必要は薄れている。
      そして今作では、空中に居る時に閃光玉で墜落させた際の転倒時間が短くなっており、
      タイミングによっては墜落しないという形で閃光漬け戦法に対しての対策がなされている。
      これにより、飛んだら何が何でも閃光玉で墜落するのが最適解とは言えなくなった。
      とはいえ、強力な空中攻撃を中断した上で転倒させられるため、メリットが無いわけではない。
    このように閃光玉にとっては逆風となる仕様が多数存在するMHRiseだが、
    ガルク搭乗中に使用出来ないアイテムを安全に使いたい場合には相変わらず便利であり、
    同士討ちが発生しない闘技場での同時狩猟といった場面ではやはり閃光玉の存在は大きい。
    とりわけシビレ罠とのシナジーは抜群であり、閃光を食らってのけぞっている間に起動できてしまうため
    捕獲が有効な相手であれば瀕死に持ち込んだ瞬間に勝利がほぼ確定する。
    特に、納刀せず閃光玉が使用できる片手剣は、タイミングを狙っての閃光玉が戦術として機能している。
    また、モンスターの大集団を相手取る百竜夜行では、相手の攻勢を削ぐと言う意味で非常に有効である。
  • MHR:Sで新たに登場するモンスターも全体的に閃光玉が重宝するものは少ない。
    傀異化モンスターに対しても体力の多さによる耐性上昇のせいで閃光漬けはしにくくなっており、
    また捕獲もできないため閃光玉→シビレ罠での即捕獲の流れも機能しない。
    更に、MRでは百竜夜行も登場しないため、出番は上位までと比べてもさらに減ってきている。
    • 但し一方で、一部の傀異化モンスターは高い戦闘力を保持している為、
      閃光玉を起点としてハメに近い状態にして乱獲、という方向性で使用されることは依然としてある。
      特に低空飛行から厄介な攻撃を多用するモンスターには湯水のごとく使われることも。
      さらに今は顕如盤石があるため、非怒りでの発覚咆哮を防げるのがまず強い。
      また上手くダメージを与えれば閃光玉による行動の不安定さも効果時間中に怒り状態に移行させることで
      一部の時間は閃光玉が関係ない怒り時の固有モーションとなる為、こちらもある程度ケアは出来る。
      またその他、これもこれまで通りの使用方法ではあるが、
      逃亡時間が絶妙に瀕死前後になりやすい敵の場合、逃亡時に閃光玉を投げつけるのが有効なのも変わらない。
      今作では傀異錬成及びお守り用素材という二重の周回理由がある為、
      閃光玉によってこれらの事故要素を潰し確実に高いダメージを与える起点を作るのはかなり有効な手立てになる。

MHFにおける閃光玉

  • MHFでは月額オプションコースのエクストラコースを適用していることが条件だが、
    閃光玉を総合ショップで購入することができる。
    ただし調合素材の光蟲と陽光石は通常手段では購入できない(ポイント交換などでは入手可)ため、
    5個持つことは簡単だが調合素材をフルに活用するという運用はしづらいという状態になっている。
  • 黎明期のMHFではハメ狩猟が全盛を極めたが、
    拘束という観点では麻痺や罠の方が確実だったこと、
    閃光担当を用意するとハンター側の火力が下がり、逆に効率が落ちるということで
    いわゆる「閃光ハメ」狩猟はあまり流行らなかった。
  • とは言え使おうと思えばハメに使えてしまうということからか、様々な形で対策が取られていった。
    • 最初のランクでは有効だが、剛種などの上位ランクになると閃光玉が効かなくなる
      (ドラギュロス、グレンゼブルなど。UNKNOWNも形態移行に伴い閃光玉が無力化される)
    • 閃光玉の有効時間が非常に短い
      (剛種・特異個体・G級モンスター全般)
    • 閃光玉に対してカウンター行動を取ってくる
      (オルガロン・ミドガロン・特異個体ティガレックス(即怒り状態になる)、
      特異個体ドスランポス、特異個体テオ・テスカトル、特異個体クシャルダオラなど)
    • 閃光玉を避けてくる
      (特異個体デュラガウア*2、ミ・ル(形態変化後))
    以上のような形でシーズン3.0からシーズン7.0までのMHFオリジナルモンスターは
    閃光玉が殆ど意味を成さない仕様であり、
    シーズン7.0後半からは、閃光玉そのものに対策を有するモンスターが登場するなど、対策自体はされていた。
    また、ゴゴモアのように、モンスター本体には影響をもたらさない(ハメには使えない)が、
    間接的に有効となるモンスターのような変り種もいる。
  • フォワード.2以降はモンスターの体力に対してハンター側の火力が少しずつ強化されたこともあって、
    調合素材を大量に用意して(主に罠・麻痺に強い耐性を持つモンスター相手に)閃光ハメが用いられるようになった。
  • MHF-Gからは、G級モンスターに限り累積耐性が追加され、効果時間が徐々に短くなっていくようになった。
    しかしながら、G級モンスターは有効時間が最初から5秒程度と短いことから気づかない人も多いかもしれない。
    そのような環境、そしてMHF-GG以降ハメ狩猟自体が淘汰されていったため、
    2015年以降は閃光玉を用いたハメも行われなくなり、2頭クエストにおける分断や、
    浮上したモンスターを墜落させるなど、他シリーズと同様の運用を除くと、
    閃光玉自体が精力的に用いられなくなった。
    • なお、上記に挙げた「剛種などの上位ランクになると閃光玉が一切効かなくなる」仕様については、
      G級で閃光やられの時間が短縮された影響もあってか、
      HRでは閃光やられが効くがG級では全く効かないというモンスターは居ない。

MHSTシリーズ

  • RPG作品であるMHSTシリーズにも閃光玉は登場している。
    メインシリーズのようなアクションとはゲームジャンルが異なるため、閃光玉の効果も大きく変更されている。
  • こちらでの効果は「戦闘中に3ターンの間、敵モンスター1頭を目潰し状態にする」と言うもの。
    目潰し状態と言うのは攻撃の命中率が大幅に下がる状態異常。発症中は目元に黒いモヤがかかった見た目になり、
    命中率や回避率の補正が全くない状態であれば、体感でだいたい30~40%くらいの確率でしか攻撃が当たらなくなる。
    • メインシリーズをやっていると勘違いしやすいが、敵全体を目潰し状態にはできない。
      描写を見る限り距離はそんなに離れていないのだが…メインシリーズの閃光玉とは作りが違うのだろうか?
      また、敵ライダーに向けて使用することもできない。
  • 目潰し状態の発症中は攻撃は当たりにくくなるが、真っ向勝負やダブルアクション、絆技には影響しない。
    無事に閃光玉が決まっても、それらの行動を起こされないように警戒したい。
    また、当たり前だが回復や戦闘補助に関係する行動は一切支障なく行える。
    同じことはこちら側が目潰し状態になった際にも言える。
    • ちなみに目潰し状態はアイテムの「メニーベリー」や「目薬」などを使用することで治療ができる。
      すぐに治療するべきか、そのまま放置して乗り切るべきかは、状況を見て判断しよう。
    • 「目潰し無効」のスキルを発動させれば全く効かなくなるため、それで予防するというのもいい。
  • プレイヤー側の用途としては目潰し狙いよりも、飛行状態に入ったモンスターの撃墜の為というのが多いか。
    飛行時限定の特殊で強烈な攻撃を阻害できるが、怒り時は閃光玉自体が効かないという制約がある。
  • なお、ゲリョスとその亜種が使用する「閃光」(MHST2では「フラッシュ」)は、閃光玉と同じ効果である。
    伝承の儀を使うことでほかのオトモンに伝承させることも可能。
  • MHST2ではゲーム序盤に乱入イベントで現れたアンジャナフから逃げる際に、ケイナがこれを使って逃走する。
    また、作中で敵対することになる謎のライダーが撤退する際にも閃光玉を使って逃げている。
    同作ではけむり玉がオミットされているため、イベント時の描写の際に代役として閃光玉が選ばれたと言う事だろう。

余談

  • 素材となる光蟲は、「絶命時、もしくはショックを受けると強烈に発光する」虫である。
    つまり、ボックスの中の物も含め、投げるまでは材料となった光蟲はまだ生きているわけである。
    つまり閃光玉を耳に当てると中でカサカサ言うわけで
    では光った後はどうなるのかという話になるが、ハンター大全だと「光蟲は逃げていく」という記述があるため、
    ショックは受けたが無事な模様。
    しかし、MH3の取扱説明書の文章には光蟲を叩き潰しているかのような描写があることから、
    光った瞬間に絶命しているという可能性もある。
    こう考えると使うのに気が引けなくもないが、ハンター稼業では実に便利なアイテム。
    今日も何処かで数えきれない光蟲が命を散らせているのかもしれない。
  • 「甲殻種には閃光弾が効かない」とは既に書いたが、
    MH2のショウグンギザミのクエストの支給品には、
    何故か閃光玉が紛れている。
    恐らく周囲にいる邪魔なブルファンゴやイーオス対策用ということだろう。設定ミスの可能性も高いが。
  • モガの村雑貨屋のお姉さんによると、やたらと投げにくい形をしているらしい。
    投げやすさに定評があるという石ころとは真逆の評価。
    実際、投げた瞬間に目を凝らしてみると、柄付手榴弾のような細長い形をしている事がわかる。
    棒状なのに「閃光」とはこれいかに
    ペイントボール、捕獲用麻酔玉、こやし玉などは突起のついた球状をしており、
    それらと比べて形状が特殊であるのは間違いない。
    しかし、柄付手榴弾は元々投げやすさを追求してできた形であり、
    同じ形状の閃光玉も、雑貨屋のお姉さんの評価とは逆でなくてはおかしい気がしないでもない。
    • なお、上記のMHP2のOPでは球状に近い形になっている。
    • MHR:Sのムービー中でウツシが取り出した閃光玉は
      片手で掴めるサイズのラグビーボール型のカゴに光る虫を封じたデザイン。
      簡素な構造だが、投げやすそうな形をしている。
      陽光石タイプの閃光玉も含め、設計にはかなりの地域差があるアイテムのようだ。
  • 現在は(恐らくMH3におけるシステム見直しの関係で)削除されている仕様だが、
    未発覚状態のモンスターと同じエリアで閃光玉を投げると、
    互いの位置や閃光玉が効く状況か・そもそも効果があるか否かに関わらず発覚状態になった。*3
    遠くにいるモンスターを気付かせておびき寄せたり、
    エリア移動しそうなのを呼び止めたりできるため、
    討伐時間の短縮や無駄なエリア移動を省略することもできた。
    ただし、周囲の小型モンスターも一斉にコチラに気付くので注意。
    この効果は角笛を吹いた場合に似ている。
    かつてのMHFにも同じ効果があったが、角笛ハメの対策を行った結果修正された。
    • この現象とモンスターの反応から、閃光玉は
      「ダメージ0の攻撃をエリア全体に発生」させていたと推測されている。
    • 近くなら目眩ましになるほどの光を出す以上、
      遠くても視界に入れば気付かれるのはむしろ自然ではある。
      また、閃光玉は炸裂時に「ボン!」「シュバ!」のような音を立てるため、
      視覚の無いモンスターも音で気づいているという推測も成り立つ。
  • 現実世界にも、強烈な閃光と爆音を発することで敵を無力化する
    スタングレネード(若しくはフラッシュバン)という手榴弾が存在する。
    モンハンとコラボした『MGSPW』にも登場し、閃光玉と似た感覚で使用可能。
    ただし炸裂までにタイムラグがあるため、モンハンと同じ感覚で使うと大体外れることになる。
  • 閃光玉を投げる際、某ジブリ作品のクライマックスのノリで
    「バルス!」と叫ぶプレイヤーが一定数いる。
    これで目が眩んだモンスター(と場合によっては我々プレイヤー)は某大佐もかくやという状態になる。
    放送日の当該シーンのタイミングで閃光玉を投げつつ「バルス!」とチャットを打つ人もいるとかいないとか。
    • さらに余談だが、そのタイミングになるとネット上の随所に「バルス!」という書き込みが
      一斉に発生しネット全体に多大な負荷がかかることでも有名である。
  • ページ冒頭にある通り、MHXにて本当にボウガンで撃てる「閃光弾」が登場してしまった。
    武器内蔵弾なので一部のボウガンでしか撃てないが、
    納刀せずに使用できるため、閃光玉より柔軟な運用が可能。
    • MHWではスリンガーで使用するスリンガー閃光弾にリメイクされた。
      光蟲単体で作成できる、使うのにスリンガーに装填し構える操作が必要、
      射出するため真っすぐ飛んでいく等、今までとは使用感に差異がある。
      とはいえアイテム選択が独立しており、また撃つのも素早いので使い勝手は大きく上がったといえる。
      アイテムポーチ内ではこやし弾が隣に来るので間違えるハンターもいるとか
  • オトモ(ニャンター)には閃光弾の技というこれまた似た名前のサポート行動がある。
    打上げタル爆弾と閃光玉を足した様な技で、使用には当然サポートゲージが必要になる。
    発動から効果発揮まで閃光玉以上にタイムラグがあるため、墜落を狙うには習熟を要する。
    なお、解放条件のモンスターはゲリョスではなくホロロホルルである。何故だ。
  • 炸裂する際に画面の色相が反転するので、タイミングさえ合えば一味違ったクリア画面にできる。
    無論、成功させるのは中々難しく、狙って出来る様になれば大したものである。

関連項目

アイテム/手投げ玉
アイテム/光蟲
スキル/閃光強化
環境生物/閃光羽虫
アイテム/スリンガー弾


*1 ただし、デルクスやMHP2G以前のガノトトスとその亜種、ジュラトドス及びMHWorldのヴォルガノス、視覚の完成するシャガルマガラには有効
*2 落とし穴から脱出した直後のみ、回避できず閃光を受けてしまう時間帯が存在する。
*3 これを「発覚効果」と呼ぶ人もいた。