キノコ系素材の一種。高熱を秘めるというキノコにしては珍しい特性を持つ。
単体では特に有益な効果は無いが、調合によって様々なアイテムを生み出す事が出来る。
概要 
- 火薬草と調合して爆薬を作ったり、MH3以降ではハチミツと調合して元気ドリンコ、
MH3ではLV1竜撃弾の素材としても活躍した。
シリーズを通して安定した需要があるが、とりわけ弓使いからの需要が非常に高い。
その理由は弓の主力とも言える強撃ビンの調合素材だからである。
各フィールドや農場などでも比較的簡単に入手できるニトロダケだが、
それでも足りないので行商人からまとめ買いをする弓使いも多い。- MHFではマイトレ調合で増強剤・ガウシカの角と合わせていにしえの秘薬を作ったり、
ネンチャク草・陽光石と反応させて閃光玉を作ったり、
CP調合で大巌竜の皮と合わせて強撃剣晶を作ったりと、
いろいろな場面で支えてくれるアイテムとなっている。
- MHFではマイトレ調合で増強剤・ガウシカの角と合わせていにしえの秘薬を作ったり、
鬼ニトロダケ 
- MHWorldより登場した、ニトロダケの上位種。アイコンはニトロダケよりも濃い赤色である。
普通のニトロダケよりも、「灼熱」とでも言うべき膨大な熱量を宿している珍しいキノコ。
その特性から、大タル爆弾と調合することで威力を飛躍的に向上させ、大タル爆弾Gへと進化させることができる。
ニトロダケよりも生息域は限られており、
現在の所、陸珊瑚の台地や瘴気の谷、龍結晶の地において確認されている。
- 意外にもスキルの1つ「キノコ大好き」のLv3を発動させていれば食べることが可能。
食べた場合、強走効果(スタミナ消費軽減効果)を得られる。
強走薬が増やしにくくなっているため、この効果はかなり役立つ。
- 今回では大タル爆弾Gの材料のカクサンデメキン含む魚を大量生産する方法が無くなってしまったので
カクサンデメキンの代替として生まれたアイテムと思われる。
余談 
- 因みに、「ニトロ(Nitro)」とはニトロ化合物(R-NO2)をさす接頭辞。
ニトロダケは高熱作用を秘め、爆薬の材料になるが、
現実世界におけるニトロ化合物も、多数のニトロ基(-NO2)を持つものは高い爆発性を持つことが知られている。
黒色火薬の原料となる硝石(硝酸カリウム)やTNT火薬の原料となるトリニトロトルエン、
ダイナマイトの原料となるニトログリセリンなどが有名。
なお、ニトロの語源は上述の硝石を意味する"Niter"からで、
さらにニトロ基の主成分である窒素も英語では"Niter"から採った"Nitrogen"という呼称となっている。- ちなみに、"Nitro"を「ニトロ」と読むのは日本式の表現であり、英語で"Nitro"は「ナイトロ」、
窒素の"Nitrogen"は「ナイトロジェン」と発音する。 - 「ぽかぽかアイルー村」シリーズでは、料理人がニトロダケを焼くと、
焼いていたニトロダケが大爆発を起こすという描写がある。
どうやらニトロダケにも爆発性はあるようである。
この様に爆発の危険があるためか、MHWorldのかまど焼きでは使えない。
爆発させて編纂者のあたふたする姿も見てみたい気もする… - しかし、G級職になった料理人の手にかかればアオキノコ等と同じ様に体力を回復する料理を作ることが可能。
また、MHRiseにおいては本種もよろず料理のレパートリーに追加されている。
どうやら、カムラの里にも本種を爆発させずに美味しく料理する技術がある様だ。 - とはいえ、MH3ではニトロダケが元気ドリンコの調合材料とされている為、
食べる事自体には害はない可能性が高い。
- ちなみに、"Nitro"を「ニトロ」と読むのは日本式の表現であり、英語で"Nitro"は「ナイトロ」、
- MH4Gのオープニングムービーでは、弓を担いだリオハート装備のハンターが、
道に生えているニトロダケ(らしき赤いキノコ)をビンに詰めて振っている。
おそらく強撃ビンの調合なのだろうが、爆発性のあるキノコの扱いがあんな適当でいいのだろうか…。
もしかしたら、一定以上の高温や衝撃で爆発するのかもしれない。
- MHSTの説明文では、胞子を吸い込まないよう注意喚起されている。
胞子さえも高熱、あるいは発火や爆発の危険性があるのだろうか。
- MHWorldでは植生研究所で増やすことが可能なアイテムの一つであったが、
他のキノコと比べてなぜかこれだけ、肥料を使っても1度に増やせる量が少なく設定されていた。- どうやら値の設定ミスだったようで、後にアップデートにて修正された。
- なお「ぽかぽかアイルー村」シリーズだけに限定して見られる例外的な効果だが、
プーギーがニトロタケを食べた場合は一時的に行動速度が加速すると言う
シリーズ全体でも類を見ない極めて特殊な効果を発動する。
無論、他のMHシリーズに於いてプーギーがニトロタケを食する描写は見られず
この行動や効果がプーギーとしての性質なのか「アイルー村シリーズ」独自の補正なのかは定かでは無い。- 一般的なレースゲームでも加速ブーストを掛けるシステムやアイテムに「ニトロ」が使われる機会は多い。
- 当然ながら現実世界にはニトロダケみたいに高熱を帯びたキノコは存在しない。
ただし、ロケット燃料として用いられるヒドラジンを含んでいるシャグマアミガサタケというキノコなら存在している。
もちろんこの成分には爆発性もあるため、この辺りが元ネタかもしれない。
ヒドラジンは腐食作用が強く、環境にとても悪い燃料として知られているがこのキノコもそのまま食べれば猛毒
なら調理すれば……というと下手に茹でた場合、厨房に毒ガスが立ち込めてもっと被害が広がってしまう。
その反面、きちんとしたシェフが(防毒マスクを装着して)調理するのであれば美味を楽しめるともされており
ヨーロッパのレストランでは高級食材として扱われているところもあるようである。
脳みそそのまんまみたいなビジュアルなので野生で採って誤食することはまずないだろうが
日本で言うところのフグと同じようなものなので決して素人が安易に手を出していいものではない。- また、「火炎」の名を冠し、鮮やかな赤色に染まった猛毒キノコ『カエンタケ
』というものもある。
人間の手に似た形をしており、枯れ木や倒木に生えてくる事が多い。
仮に食べてしまった場合の致死量は約3gともされ、激しい消化器系の症状に見舞われる他、
目まい、手足の痺れ、言語障害、全身の皮膚のびらん、腎不全など、
様々な重篤な症状に苛まれ、最悪命を落とす。
又、カエンタケは他の毒キノコとは違い、触れたり胞子に近付くだけでも症状が出る為、
カエンタケを発見した場合は、最寄りの役所か保健所へと一報を入れる事を勧める。
- また、「火炎」の名を冠し、鮮やかな赤色に染まった猛毒キノコ『カエンタケ