ツタの葉と素材玉を調合して作られた手投げ玉の一つ。
投げ付けると巻かれていたツタの葉が燃えて白い煙を噴き出し、しばらくの間辺りを真っ白に染め上げる。
目次
概要 
- 着弾地点から、広い範囲に煙を発散する玉。
モンスター生態全書VOL1には詳細なイラストと説明があり、
ツタの葉でグルグル巻きにされた花火の玉と言った見た目をしている。
ツタが導火線になり、ネンチャク草の成分とともに燃えることで大量の白煙を発するため、
猟場以外では狼煙にも使われるという。
- 着弾すると煙幕が広がり、まるで濃霧でも発生したかのような状態になる。
これによってモンスターから自分たちの姿を隠し、発見されにくくなる効果がある。
なお勘違いしがちだが、けむり玉を使用してもヘイトの上昇率には影響を及ぼさない。
自分が狙われにくくなりたいならば、「気配スキル」を使用しよう。
- モンスターの「視界を奪う」という都合上、けむり玉の効果時間中は「閃光玉」が無効化される。
当たり前と言えばそれまでだが、リオ夫妻など空中戦が得意なモンスターの2頭クエでは注意しておきたい。
- 「視界を奪う」という意味では閃光玉と同じだが、
閃光玉は主に交戦中に攻撃や回復のチャンスを作るために使われるのに対し、
けむり玉は交戦自体を避けたいモンスターから身を隠すために用いるのが基本である。
一部作品の閃光玉には「エリア内のモンスターを発覚状態にする」という効果があるので、
「エリア内のモンスターを発覚状態にしにくくする」けむり玉とはある意味対極にあるアイテムと言える。
MHXX以前 
- 煙が満ちている状態なら、目の前をうろ付かない限りは簡単にモンスターに発見されることは無い。
未発見状態のまま接近出来るメリットを生かし、すぐ近くに罠を仕掛けておいたり、
発見されたら罠肉を食べてくれないモンスター相手でもいきなり罠肉をご馳走したり、
と言った感じの奇襲を仕掛けることが出来るが、
最大の使い所はやはり闘技場等での2頭同時クエストだろう。
分断が不可能であり、2頭からの波状攻撃によって避けるだけで精一杯となるこの手のクエストでも、
けむり玉を使って片方には気付かれないようにすれば、単体クエストとほぼ同じ条件で戦うことができる。- 一定時間経過すると煙幕が晴れてしまい、その時にはモンスターも本来の視界を取り戻す。
煙幕が有効な時間は結構短いので、煙幕を維持したい時は、
晴れる前に早めに次のけむり玉を使って効果時間を延長しよう。
- 一定時間経過すると煙幕が晴れてしまい、その時にはモンスターも本来の視界を取り戻す。
- ただし、モンスターがハンターの存在に気付くと即座に無効化され、
再度モンスターの警戒状態が解けるまでは効き目がない。
もちろん、発覚後に使っても無意味である。
- 煙幕のエフェクトや仕様は何度も変更されている。
- MHP2Gまではエフェクトをオブジェクトとして発生させ、
効果範囲内に入った瞬間、画面に演出が入りオブジェクトは消える。
けむり玉の重ねがけが有効となっており、
連続で使用すると辺り一帯が凄まじいまでの視界不明瞭と化す。 - 一方、MH3、MH4シリーズは使用した瞬間に画面にエフェクトが発生するように変更され、
いくら投げても煙幕は濃くならなくなった。 - MHXシリーズではハンターの周囲にオブジェクトを発生させ、重ねがけは無効になっている。
バグか仕様かは分からないが、オブジェクトの発生位置がずれることがあり、
けむり玉を使っているにも関わらず視界が良好のままなこともある。
- MHP2Gまではエフェクトをオブジェクトとして発生させ、
- MHP2Gまではこやし玉と同様、その場と前方の投げ分けが出来る。
- MH3からはその場のみとなった。効果の関係上遠投する必要性がなく、
むしろ遠投してしまうと煙が出るまで時間が掛かってしまうので使いやすくなったと言える。
- MH3からはその場のみとなった。効果の関係上遠投する必要性がなく、
- 「発見されにくくなる」効果の他にも、地味ながら効果を発揮するモンスターも居る。
- MHP2G以前のオオナズチの居るフィールドで使うと、
ステルス状態のオオナズチを一瞬だけ焙り出すことが出来る。
本当に一瞬なので、おおよその位置を把握したらすぐさま次の行動に移ろう。 - あまり知られていないが、一部作品の草食モンスターはけむり玉の煙幕を嫌っているらしく、
近くで使用すると遠くの方へ退散していく。
罠の設置を邪魔されたくない時などには使ってもいいかもしれない。
特に、角を振り回して妨害してくるガウシカ相手には有効だった*1。 - アルガノス及びゴルガノスは、力尽きても相方が「気付け」によって蘇生させてしまうが、
力尽きた方をけむり玉で隠すと、相方は見失ってしまうためか気付けを行わない。
単体で居る時間が長くなるため、うまく活用すれば狩猟時間の短縮が図れる。
- MHP2G以前のオオナズチの居るフィールドで使うと、
- なんやかんやで有用なアイテムであるが、以前は有効な使い方をされる方が珍しかった。
逆に辺り一面を覆う特性を利用(悪用?)し、プレイヤーの視界を遮るイタズラ用アイテム、
あるいはハンターがエリアに入ったときにカッコよさを演出する道具として使われることがあった。
近年ではターゲット以外の大型モンスターの乱入や闘技場での同時狩猟クエストの増加などにより、
本来の使い方をされることが多くなってきている。
実際、けむり玉が無いと厳しいクエストも年々と増えてきている。
特に、闘技場の様な逃げ場の無いフィールドでの2頭同時狩猟等では、
これがあるとないとでは難易度が大きく変わるので、必ず持ち込むようにしたい。
終焉を喰らう者や最強への挑戦、恐怖と暴動の2頭狩りはその最たるものである。- ちなみに、水中では使用できないため、水中闘技場ではこの戦法は使えない。
このため、水中闘技場2頭同時狩猟は陸上闘技場よりも難度が高い。 - その特性上、分断された後にハンターやオトモアイルーがいないと強制的に未発見状態となる
分断柵とは非常に相性が良い。
分断柵が下りる直前にけむり玉を使っておけばしばらくはモンスターから発見される事を避ける事が出来る。 - ネット上の一部では「MH4の塔ではけむり玉が無効化されている」という噂が流れている。
リオス希少種2頭の同時狩猟クエ「太陽と月が交わる刻」などがわかりやすいが、
けむり玉での分断を試みても、煙幕が全く効いていないかのようにこちらを探知するのである。
パッと見で分断対策でけむり玉が無効になっているのかと勘違いしがちだが
しかし厳密に言えば「MH4では塔というフィールドにけむり玉無効の効果が付与された」ではなく
「MH4では一部のモンスターはけむり玉を無視するほど探知能力が強化されており、
それらのモンスターが同時出現するのは大抵塔であるため塔自体がけむり玉無効なように感じる」である。
事実、イベントクエストのクシャルダオラは塔でもけむり玉が普通に効くし、
逆に無効化してくるモンスターは他のマップでも同じくけむり玉に関わらずこちらに気付く。
希少種はともかくとして、リオス種の通常種と亜種まで無効化してくるのは不思議であるが…。
ともかく、どちらにせよ分断したいリオス種に限って効かない事には変わりない。
旧作の感覚で煙モクモクさせても逆効果なので、的確にアイテムを行使しよう。- MHXでは再度希少種夫妻もけむり玉が効果を発揮するようになった。
が、白疾風ナルガクルガには効果が薄いようで
MHXXの禁足地で隻眼イャンガルルガと同時に出現するクエストの難度が跳ね上がる要因になっている。
聴力が発達している設定の種なので足音でバレるのだろうか。
- MHXでは再度希少種夫妻もけむり玉が効果を発揮するようになった。
- ちなみに、水中では使用できないため、水中闘技場ではこの戦法は使えない。
- HCクエストではけむり玉の効果が無効化されるので注意。
幸いにも、使用する機会は多くはないが。
ちなみに上述のアルガノスとゴルガノスは強制HCクエストなので正対時はやっぱり効果がない。
効果があるのは、片方が力尽きて仮死状態になったときのみである。
けむり玉での分断時における注意点 
- オンラインなどで他のハンターと一緒の時は、ちゃんと歩調を合わせて標的を1頭だけ絞って攻撃する事。
折角けむり玉で分断しているのに、気付いていない方のモンスターに
うっかり手を出してしまったりして気付かれた、なんてのは言語道断である。- 特に注意したいのは飛び道具。
相手を貫通する上に射程が長いガンナーの貫通弾や貫通矢はもちろん、
攻撃範囲の広い散弾や拡散矢を撃っていたら位置取りが悪く、もう1頭に当たってしまうことがある。
剣士の使う手投げ道具なんかも、
外してしまって後ろにやって来ていた別のモンスターに当たって…なんて事もよくあるのだ。
- 特に注意したいのは飛び道具。
- ソロの場合は注意すべきはオトモである。
こちらは過去の作品ではハンターが標的と決めたモンスターだけに攻撃をする、なんて器用な真似は出来ないので、
勝手にもう1頭のモンスターに手を出されてしまい、こちらの努力を無にされることが度々起こる。
なのでソロプレイでけむり玉での分断を行う時には、
火力は落ちてしまうが攻撃に参加しないタイプにしておくか、連れて行かない事をお勧めする。- 最近の作品ではこの辺りもオトモのAIの強化によって対策がなされているが、
フィールドを動き回る関係上、モンスターに近づいてしまい、発覚してしまう事はどうしても起こり得る。
- 最近の作品ではこの辺りもオトモのAIの強化によって対策がなされているが、
- 厄介なのはモンスターの同士討ち。特に飛び道具を使うタイプのモンスターの場合、
その飛び道具がもう1頭に当たってしまったりすることがある。
たとえ飛び道具がなくても、攻撃範囲が広い攻撃をもつモンスターの場合は近くに寄ってきた
もう1頭に攻撃が当たってしまうこともあり、そうなると折角の分断も水泡に帰してしまう。
こればかりはモンスターの動き次第なので半ば運も必要になるが、けむり玉分断の際は
極力2頭のモンスターの距離が離れた状態で攻撃を仕掛けて行くのが望ましい。- もし2頭ともに気づかれてしまった場合は、モドリ玉で退却してBCにてしばらく待ち、
モンスターの発見状態が解除されるのを待ってから再度けむり玉で分断して仕掛ける、と言う手段がある。
- 簡単に言えば、2頭とも発見状態となったらモドリ玉で即全員BC待避し、
マップ上のモンスター二体の表示が赤色から水色になるまでとにかく待つ、と言うこと。
当然ながら全員にモドリ玉が必要な上、そもそも千里眼が無いと
マップでモンスターの状態を確認し続けることができないので、
スキル的にもあまり効率は良くない。
- 仲間の面子が特に定まっていないオンラインでの多人数プレイでは、
アイテムやスキル調整等の兼ね合いが難しいので、2頭発見状態になってもそんなことはせず、
大抵は「ええい、ままよ!」とばかりに戦闘継続となるだろうが、
ソロプレイや、根回しが容易な仲間内での多人数プレイならば、
相手にするモンスター次第では検討の価値はあるだろう。
- MH4ではモンスター同士の攻撃では発見状態にならなくなった。
その為、2頭クエ等ではハンター未発見状態の方のモンスターがもう片方から攻撃を受けても
素知らぬ顔で辺りを歩き続けるという一風変わった光景を見ることが出来る。
が、だからといって調子に乗って近づきすぎると普通に見つかってしまうので注意。
なお、従来通りハンターやオトモの攻撃が当たった場合は直ぐにこちらに気付く。
- もし2頭ともに気づかれてしまった場合は、モドリ玉で退却してBCにてしばらく待ち、
- 近年の作品では狩猟笛を演奏したりニャンターが応援ダンスを踊ったりするだけでも発見状態となる。
咆哮や爆弾の轟音でも気づかないというのになんとも理不尽である。
MHWorld 
- 大きく仕様が変わり、調合素材は素材玉の代わりに「ケムリの実」という新しいアイテムを使う。
ツタの葉とともに用途が少なく、植生研究所で増やせるため使いやすくなった。
使用時にはハンター1人を覆う程度の煙が短時間出るのみだが、
この煙の中に居る間は既に交戦状態に入っているモンスターから身を隠すことが可能。
これまでの奇襲や分断ではなく、戦闘中の一時的な態勢の立て直しに用途が変わったと言える。
剣士なら交戦中でも安全に研ぎができる等の運用も可能。
考えようによっては非常に有用となったが、所持数はたった3個までと少ない為影は薄め…と思いきや、
これの恐ろしい所はショートカットによる自動調合やキャンプでの補給を積極的に駆使する事で
モンスターに一切発見されずに狩猟するというハメも同然のやり方が可能である。- 未発覚時の一撃に大きなダメージ補正がかかる「アサシンの装衣」という
コラボ装具の登場により、上述のハメ技を考慮しなければ攻撃的使い道も生まれた。
- 未発覚時の一撃に大きなダメージ補正がかかる「アサシンの装衣」という
- また、アルバトリオンやミラボレアスなど「ハンターを見失うと滞空を中断する」モンスターに対しては
このアイテムを持ち込むことで対空戦闘を拒否することが可能。
特にミラボレアスは滞空高度が高い故に剣士は攻撃が届かないうえ、瀕死まったなしのブレスをばら撒かれるため、
さっさと降りてもらうために採用率はかなり高い。
まあセミはよく張り付いているが
全てのモンスターに通用する訳ではなく、閃光玉の方が墜落ダウンも取れるので上位まではお得感があるが、
MR以降のほとんどの大型モンスターに閃光ダウンが存在しない仕様があり、
アルバトリオンに関しては怒り時に閃光玉が効かない仕様があるため採用の余地がある。- 特にミラボレアス戦において、けむり玉は無類の強さを発揮する。
滞空をキャンセルできるのは他のモンスターと同じなのだが、ターゲットにしていたハンターを一瞬でも見失うと、
たとえタコ殴りにされようがキョロキョロと周囲を探るように眺めるのである。
この索敵モーションがかなり長く、
砲手スキルを使えばキョロキョロしている間に速射バリスタで兵器による特殊ダウンを発生させることも可能。
単純に戦闘中に適当に使うだけでも絶大な隙を晒すため、調合分も持ち込んで使うハンターが多くいる。
腹ばい状態で索敵モーションを誘発できれば頭部を自由に殴れる貴重なチャンスに繋がるため
例えばぶっ飛ばしの後やダウン終了時などに使うと効果的か。
劫火から降りてくる際に撒いておくのも良い。
第二形態移行時は速射バリスタを無理なく胸に叩き込めるチャンスであり、
最終形態移行時には空中からの攻撃を拒否できる為非常に有効。- とはいえ、けむり玉の持ち込みを強要するのはナンセンス。
あって損はないが、端的に言ってしまえば「絶対に攻撃されず殴り放題」の状況を確定で作り出しているので、
ハメ行為に近しいものだと感じているハンターも一定数いるよう。
また、植生で調合素材を大量に確保した前提に成り立つ戦術のため、
こまめに増やしておかないとそもそも使うことが難しい。
「けむり玉必須」と前置きした上での募集なら何も問題ないが、
野良や救難の場でけむり玉を強要するのはあまり褒められた行為ではない。
ちなみに見失った状態でもミラボレアスが炎を放ってくる場合もあるので要注意。(隠れ身の装衣も同様。)
- とはいえ、けむり玉の持ち込みを強要するのはナンセンス。
- 特にミラボレアス戦において、けむり玉は無類の強さを発揮する。
綿胞子草 
- フィールドギミックの1つ。
これに刺激を加える事でけむり玉と同じように煙幕を発生させることが可能。
非常に影が薄いが、綿胞子草を使った時に体力を回復する「綿胞子草の知識」*2というスキルもある。
- あくまで隠れ身の装衣や草むらに隠れている時と同じく、
身を隠しているだけの状態なので、臭いで獲物を探すオドガロン等には容易に探知される。
- エフェクトの様子を外から見てみると、
以前と同じく何もかもが見えなくなる程の煙幕という訳ではない事が分かる。
それにも関わらず瞬時に身を隠せるとなると、
ケムリの実や綿胞子草にモンスターの五感を惑わせる様な成分でも含まれているのかもしれない。- メタ的な事を言えば、あまりにエフェクトが濃いと視界妨害になってしまうからとも見れる。
- ターゲットが煙の中にいるとモンスターが見失いモーションをとって大きめの隙を見せる為、
近場にあれば用は無くともとりあえず煙を撒いておくのも良いかもしれない。
MHRise 
- なんとリストラされる羽目になった。忍者を意識した和風の作品故に、けむり玉が似合いそうだったのだが…。
確かに今作はモンスターの合流時でも操竜でチャンスを作ることができるため、
必ずしも未発見状態がいいとは限らないのだが、特に闘技場での分断柵なしでの乱戦は避けられない。
- MHW以降の効果で残すことはできなかったのか、という意見もあるかもしれないが、
前述の通りモンスターのスキを無理やり作るために使われることがほとんどだったため
一種のハメ対策として警戒された可能性もある。
- しかし、ファストトラベルをする時は何故か必ずけむり玉の様なものを地面に叩き付けてから跳ぶ。交戦中でなくとも。
ラスボス用のフィールドではキャンプしか無い場所からでも戦地へ、けむり玉らしき物を叩き付けてから飛ぶ。
その必要ある…?
ピッケルと同じ様に存在から概念へと昇華したと言う事だろうか…?
モドリ玉も同じ様に地面に叩き付けてから飛ぶが、煙の性質に違いがあるのかもしれない。- あえて考察するのであれば、通常の翔蟲であってもキャンプへひとっ飛びできるほどの跳躍力を得るために、
長距離跳躍用の一時的な翔蟲強化薬剤のようなものを散布している、と言ったところか。
- あえて考察するのであれば、通常の翔蟲であってもキャンプへひとっ飛びできるほどの跳躍力を得るために、
- なお、MHWでけむり玉の素材だった「ケムリの実」自体は続投している。
モドリ玉や毒けむり玉など、他の煙を出すタイプのアイテムの素材として続投しており、
単純に「ケムリの実+ツタの葉=けむり玉」の調合だけが無くなった形。
- モンスターから身を隠すという意味では隠れ身の装衣もなくなってしまった。
ただし、採掘や採取が一回で済むようになったため、採集目当てならモンスターに発見されてもすぐに対応できる。- これで被害を受けてしまったのは金冠集めを行うハンターたち。
けむり玉、隠れ身の装衣等を使って非戦闘状態のモンスターのサイズを測定するのは常套手段だったが、
今作は状態異常や罠を使わないとサイズ測定を行うのが非常に難しくなってしまった。
- これで被害を受けてしまったのは金冠集めを行うハンターたち。
MHST 
- MHSTでは特別なボス戦を除き、
使用すると即座に必ずバトルから逃げることができるとても便利なアイテムとなっている。
エンカウントシンボルも消滅するため、逃げてもまたすぐに戦闘になる、という心配もない。
強力なモンスターと出くわした時、回復アイテムがない時、先を急いでいる時など、
お世話になる場面は多いので常にバトルポーチに設定しておくのをオススメする。
特に、とあるダンジョンではかの強敵であるラージャンとの遭遇率が非常に高いため、絶対に用意すること。- これを利用して、現時点ではとても勝てないレベル帯のモンスターの巣に強行突入し、
強引にタマゴを手に入れることが出来る。
レアな巣ももちろん例外ではないため、タマゴを手に入れてパーティを強化するという目的であれば、
別にパーティを育成する必要もなかったりする。 - アニメの第1話でもゲリョスから逃げる時に使用されていた。
放映時はまだゲーム発売前であり、MHWorldも発売される前だったので、
「見つかってる状態で使っても意味なくね?」と思ったハンターは多かったのでは?
- これを利用して、現時点ではとても勝てないレベル帯のモンスターの巣に強行突入し、
MHST2 
- MHRiseに続き、なんとまさかのリストラ。
前作であるMHSTとは異なり、本作ではボス戦やタマゴのありかでの戦闘を除き
戦闘からは確実に逃げることができる仕様になっているため、削除されてしまったようだ。
- 一応、アルマの過去回想にてレドがテツカブラに襲われそうなアイルーを助けるために、
けむり玉らしきものを投げて白煙を発生させて相手を撃退しているが…その使い方だとこやし玉ではないのか?
- ゲーム序盤にボスとして戦うドスファンゴとの戦闘中にアンジャナフが乱入してきた際、
その時の共闘パートナーであるケイナが閃光玉を投げて目潰しして逃走すると言う強制イベントが入る。
体験版の段階でこのイベントは経験できたため、勘の良い人はこの時点でけむり玉のリストラを予想できたかもしれない。
また、ストーリー中に黒装束の謎のライダーと戦った際に戦闘後に退却される時も、閃光玉を使って逃走している。
余談 
- けむり玉と言えば大抵は「逃げる時等に使う目くらましアイテム」
というイメージがゲームに限らず強いのだが、
MHのけむり玉はモンスターに見つかった状態で使っても(上述の例外やMHSTを除き)効果が得られない。
加えてゲーム中での説明が簡素すぎる為、具体的な使用方法は調べないと判り辛い。
てっきりモンスターから逃げる為か命中率を下げるアイテムだと思い、
大型モンスターから逃げようとして、または攻撃を躱そうとしてけむり玉を使ってみたのに、
正確に攻撃され続け、戸惑った経験を持つプレイヤーは多いのではなかろうか。
- それにしてもゲームシステム的な問題とは言え、
煙が満ちた状態の中、何らかの形で攻撃されない限りは、
同じマップに居る別の大型モンスターが全力で咆吼しようが暴れていようが全く気にせず、
のんびりとしているモンスターは見ていてシュールである。- 非発覚状態では、たとえどんなに近くをウロウロしていても気付かれないのに、
発覚状態ではどんなに離れようがこちらを正確に狙ってくるのもおかしな話である。
- 非発覚状態では、たとえどんなに近くをウロウロしていても気付かれないのに、
- MH4発売前後頃からは濃霧を発生させたりキノコの胞子や爆破属性の粉塵をまき散らしたりと、
モンスター側もけむり玉戦法を使い始めた。
こういった技で目くらましされた状態から奇襲を受けると対処が遅れがちになる為、非常に危険。
- 10個まで*3しか持ち込めない上に効果時間も短いと、調子に乗って使いまくると肝心な時に足りなかったりする。
調合素材を持ち込もうにも調合成功率が中途半端なのでこれまた厄介。
石ころとツタの葉の調合(というか組み合わせ)をミスる要因なんてどこにあるんだ
使用するときは計画的に。
- ところで、当アイテムの効果は明らかに「視界不良にして発見を困難にする」ものだと思われるのだが、
何故か視力を奪われるリスクが存在しない筈のフルフルもけむり玉による分断が可能である。
他にも視力がそこまでよい訳ではないと思われるダイミョウザザミらにも有効である。
もしや明確に描写されていないだけで、ツタの葉を焼いた時の匂いによる撹乱効果もあるのだろうか?
- ここまでご覧になった通りアイテム名は「けむり玉」であって「煙玉」ではない。
これは他のけむりシリーズでも同様だが、フレーバーテキストなら普通に「煙」が使われる。
だが最近は毒煙弾が登場し、ケムリの実も現れた事で一気に纏まりが無くなった。
…まぁもっと統一感の無い連中は他にいるのだが。