アイテム/けむり玉

Last-modified: 2020-02-22 (土) 03:38:07

ツタの葉素材玉を調合して作られた手投げ玉の一つ。
投げ付けると同時に白い煙を噴き出し、しばらくの間辺りを真っ白に染め上げる。

概要 Edit

  • 着弾すると同時に見る見るうちに煙幕が広がり、まるで濃霧でも発生したかのような状態になる。
    これによってモンスターから自分たちの姿を隠し、発見されにくくなる効果がある
    「視界を奪う」という意味では閃光玉と同じだが、
    閃光玉は主に交戦中に攻撃や回復のチャンスを作るために使われるのに対し、
    けむり玉は交戦自体を避けたいモンスターから身を隠すために用いるのが基本である。
  • 煙が満ちている状態なら、目の前をうろ付かない限りは簡単にモンスターに発見されることは無い。
    未発見状態のまま接近出来るメリットを生かし、すぐ近くに罠を仕掛けておいたり、
    発見されたら罠肉を食べてくれないモンスター相手でもいきなり罠肉をご馳走したり、
    と言った感じの奇襲を仕掛けることが出来るが、
    最大の使い所はやはり闘技場等での2頭同時クエストだろう。
    分断が不可能であり、2頭からの波状攻撃によって避けるだけで精一杯となるこの手のクエストでも、
    けむり玉を使って片方には気付かれないようにすれば、単体クエストとほぼ同じ条件で戦うことができる。
    • ただし、モンスターがハンターの存在に気付くと即座に無効化され、
      再度モンスターの警戒状態が解けるまでは効き目がない。
      もちろん、発覚後に使っても無意味である。
    一定時間経過すると煙幕が晴れてしまい、その時にはモンスターも本来の視界を取り戻す。
    煙幕が有効な時間は結構短いので、煙幕を維持したい時は、
    晴れる前に早めに次のけむり玉を使って効果時間を延長しよう。
  • 煙幕のエフェクトや仕様は何度も変更されている。
    • MHP2Gまではエフェクトをオブジェクトとして発生させ、
      効果範囲内に入った瞬間、画面に演出が入りオブジェクトは消える。
      けむり玉の重ねがけが有効となっており、
      連続で使用すると辺り一帯が凄まじいまでの視界不明瞭と化す。
    • 一方、MH3、MH4シリーズは使用した瞬間に画面にエフェクトが発生するように変更され、
      いくら投げても煙幕は濃くならなくなった。
    • MHXシリーズではハンターの周囲にオブジェクトを発生させ、重ねがけは無効になっている。
      バグか仕様かは分からないが、オブジェクトの発生位置がずれることがあり、
      けむり玉を使っているにも関わらず視界が良好のままなこともある。
  • MHWorldでは大きく仕様が変わり、調合素材は素材玉の代わりに「ケムリの実」という新しいアイテムを使う。
    ツタの葉とともに用途が少なく、植生研究所で増やせるため使いやすくなった。
    使用時にはハンター1人を覆う程度の煙が短時間出るのみだが、
    この煙の中に居る間は既に交戦状態に入っているモンスターから身を隠すことが可能
    これまでの奇襲や分断ではなく、戦闘中の一時的な態勢の立て直しに用途が変わったと言える。
    剣士なら交戦中でも安全に研ぎができる等の運用も可能。
    考えようによっては非常に有用となったが、所持数が5個と少ないためか影が薄い。
    • フィールド上に綿胞子草というギミックがあり、
      これに刺激を加える事でけむり玉と同じように煙幕を発生させることが可能。
      非常に影が薄いが、綿胞子草を使った時に体力を回復する「綿胞子草の知識」というスキルもある。
    • あくまで隠れ身の装衣や草むらに隠れている時と同じく、身を隠しているだけの状態なので
      臭いで獲物を探すオドガロン等には容易に探知されてしまう。
    • エフェクトの様子を外から見てみると、
      以前と同じく何もかもが見えなくなる程の煙幕ではないことが分かる。
      それにも関わらず瞬時に身を隠せるとなると、
      ケムリの実や綿胞子草にモンスターの五感を惑わせる様な成分でも含まれているのかもしれない。
    • 未発覚時の一撃に大きなダメージ補正がかかる「アサシンの装衣」という
      コラボ装具の登場により、攻撃的使い道も生まれた。
  • MHP2Gまではこやし玉と同様、その場と前方の投げ分けが出来る。
    • MH3からはその場のみとなった。効果の関係上遠投する必要性がなく、
      むしろ遠投してしまうと煙が出るまで時間が掛かってしまうので使いやすくなったと言える。
  • 「発見されにくくなる」効果の他にも、地味ながら効果を発揮するモンスターも居る。
    • MHP2G以前のオオナズチの居るフィールドで使うと、
      ステルス状態のオオナズチを一瞬だけ焙り出すことが出来る。
      本当に一瞬なので、おおよその位置を把握したらすぐさま次の行動に移ろう。
    • あまり知られていないが、一部作品の草食モンスターはけむり玉の煙幕を嫌っているらしく、
      近くで使用すると遠くの方へ退散していく。
      罠の設置を邪魔されたくない時などには使ってもいいかもしれない。
      特に、角を振り回して妨害してくるガウシカ相手には有効だった*1
    • アルガノス及びゴルガノスは、力尽きても相方が「気付け」によって蘇生させてしまうが、
      力尽きた方をけむり玉で隠すと、相方は見失ってしまうためか気付けを行わない。
      単体で居る時間が長くなるため、うまく活用すれば狩猟時間の短縮が図れる。
  • なんやかんやで有用なアイテムであるが、以前は有効な使い方をされる方が珍しかった。
    逆に辺り一面を覆う特性を利用(悪用?)し、プレイヤーの視界を遮るイタズラ用アイテム
    あるいはハンターがエリアに入ったときにカッコよさを演出する道具として使われることがあった。
    近年ではターゲット以外の大型モンスターの乱入や闘技場での同時狩猟クエストの増加などにより、
    本来の使い方をされることが多くなってきている。
    実際、けむり玉が無いと厳しいクエストも年々と増えてきている。
    特に、闘技場の様な逃げ場の無いフィールドでの2頭同時狩猟等では、
    これがあるとないとでは難易度が大きく変わるので、必ず持ち込むようにしたい。
    終焉を喰らう者最強への挑戦恐怖と暴動の2頭狩りはその最たるものである。
    • ただ使用する際には、自分以外の味方キャラ、
      そしてもう1頭のモンスターの動向にも常に気を配る必要がある。
      また、余裕を持ってけむり玉を使う用意をしておくことも必要となる。
      • ちなみに、水中では使用できないため、水中闘技場ではこの戦法は使えない。
        このため、水中闘技場2頭同時狩猟は陸上闘技場よりも難度が高い。
    • その特性上、分断された後にハンターやオトモアイルーがいないと強制的に未発見状態となる
      分断柵とは非常に相性が良い。
      分断柵が下りる直前にけむり玉を使っておけばしばらくはモンスターから発見される事を避ける事が出来る。
    • ネット上の一部では「MH4のではけむり玉が無効化されている」という噂が流れている。
      リオス希少種2頭の同時狩猟クエ「太陽と月が交わる刻」などがわかりやすいが、
      けむり玉での分断を試みても、煙幕が全く効いていないかのようにこちらを探知するのである。
      パッと見で分断対策でけむり玉が無効になっているのかと勘違いしがちだが
      しかし厳密に言えば「MH4では塔というフィールドにけむり玉無効の効果が付与された」ではなく
      「MH4では一部のモンスターはけむり玉を無視するほど探知能力が強化されており、
      それらのモンスターが同時出現するのは大抵塔であるため塔自体がけむり玉無効なように感じる」である。
      事実、イベントクエストのクシャルダオラは塔でもけむり玉が普通に効くし、
      逆に無効化してくるモンスターは他のマップでも同じくけむり玉に関わらずこちらに気付く。
      希少種はともかくとして、リオス種の原種と亜種まで無効化してくるのは悪意しか感じない不思議であるが…。
      ともかく、どちらにせよ分断したいリオス種に限って効かない事には変わりない
      旧作の感覚で煙モクモクさせても逆効果なので、的確にアイテムを行使しよう。
      • MHXでは再度希少種夫妻もけむり玉が効果を発揮するようになった。
  • 最近は濃霧を発生させたりキノコの胞子爆破属性の粉塵をまき散らしたりと、
    モンスター側もけむり玉戦法を使い始めた。
    こういった技で目くらましされた状態から奇襲を受けると対処が遅れがちになるため、非常に危険。
  • HCクエストではけむり玉の効果が無効化されるので注意
    幸いにも、使用する機会は多くはないが。
    ちなみに上述のアルガノスとゴルガノスは強制HCクエストなので正対時はやっぱり効果がない。
    効果があるのは、片方が力尽きて仮死状態になったときのみである。
  • MHSTでは特別なボス戦を除き、
    使用すると即座に必ずバトルから逃げることができるとても便利なアイテムとなっている。
    エンカウントシンボルも消滅するため、逃げてもまたすぐに戦闘になる、という心配もない。
    強力なモンスターと出くわした時、回復アイテムがない時、先を急いでいる時など、
    お世話になる場面は多いので常にバトルポーチに設定しておくのをオススメする。
    特に、とあるダンジョンではかの強敵であるラージャンとの遭遇率が非常に高いため、絶対に用意すること。
    • これを利用して、現時点ではとても勝てないレベル帯のモンスターの巣に強行突入し、
      タマゴを強奪することが出来る。ハンターよりひでぇや
      レアな巣ももちろん例外ではないため、タマゴを手に入れてパーティを強化するという目的であれば、
      別にパーティを育成する必要もなかったりする。絆もなにもあったもんじゃない
    • アニメの第1話でもゲリョスから逃げる時に使用されていた。
      放映時はまだゲーム発売前だったので、
      「見つかってる状態で使っても意味なくね?」と思ったハンターは多かったのでは?

けむり玉での分断時における注意点 Edit

  • オンラインなどで他のハンターと一緒の時は、
    ちゃんと歩調を合わせて標的を1頭だけ絞って攻撃すること。
    折角けむり玉で分断しているのに、気づいていない方のモンスターに
    うっかり手を出してしまったりして気づかれた、なんてのは言語道断である。
    • 特に注意したいのは飛び道具。
      相手を貫通する上に思ったより射程が長いガンナーの貫通弾や貫通矢はもちろん、
      攻撃範囲の広い散弾や拡散矢を適当に撃っていたら、運悪くもう1頭に当たってしまうことがある。
      剣士の使う手投げ道具なんかも、
      外してしまったものが後ろにやって来ていた別のモンスターに当たって……なんて事もよくあるのだ。
  • ソロの場合は注意すべきはオトモである。
    こちらは過去の作品ではハンターが標的と決めたモンスターだけに攻撃をする、なんて器用な真似は出来ないので、
    勝手にもう1頭のモンスターに手を出されてしまい、こちらの努力を無にされることが度々起こる。
    なのでソロプレイでけむり玉での分断を行う時には、
    火力は落ちてしまうが攻撃に参加しないタイプにしておくか、連れて行かないことをお勧めする。
    • 最近の作品ではこの辺りもオトモのAIの強化によって対策がなされているが、
      フィールドを動き回る関係上、モンスターに近づいてしまい、発覚してしまう事はどうしても起こり得る。
  • 厄介なのはモンスターの同士討ち。特に飛び道具を使うタイプのモンスターの場合、
    その飛び道具がもう1頭に当たってしまったりすることがある。
    たとえ飛び道具がなくても、攻撃範囲が広い攻撃をもつモンスターの場合は近くに寄ってきた
    もう1頭に攻撃が当たってしまうこともあり、そうなると折角の分断も水泡に帰してしまう。
    こればかりはモンスターの動き次第なので半ば運も必要になるが、けむり玉分断の際は
    極力2頭のモンスターの距離が離れた状態で攻撃を仕掛けて行くのが望ましい。
    • もし2頭ともに気づかれてしまった場合は、モドリ玉で退却してBCにてしばらく待ち、
      モンスターの発見状態が解除されるのを待ってから再度けむり玉で分断して仕掛ける、と言う手段がある。
    • 簡単に言えば、2頭とも発見状態となったらモドリ玉で即全員BC待避し、
      マップ上のモンスター二体の表示が赤色から水色になるまでとにかく待つ、と言うこと。
      当然ながら全員にモドリ玉が必要な上、そもそも千里眼が無いと
      マップでモンスターの状態を確認し続けることができないので、
      スキル的にもあまり効率は良くない。
    • 仲間の面子が特に定まっていないオンラインでの多人数プレイでは、
      アイテムやスキル調整等の兼ね合いが難しいので、2頭発見状態になってもそんなことはせず、
      大抵は「ええい、ままよ!」とばかりに戦闘継続となるだろうが、
      ソロプレイや、根回しが容易な仲間内での多人数プレイならば、
      相手にするモンスター次第では検討の価値はあるだろう。
    • MH4ではモンスター同士の攻撃では発見状態にならなくなった。
      その為、2頭クエ等ではハンター未発見状態の方のモンスターがもう片方から攻撃を受けても
      素知らぬ顔で辺りを歩き続けるという一風変わった光景を見ることが出来る。
      が、だからといって調子に乗って近づきすぎると普通に見つかってしまうので注意。
      なお、従来通りハンターやオトモの攻撃が当たった場合は直ぐにこちらに気付く。
  • 近年の作品では狩猟笛を演奏したりニャンターが応援ダンスを踊ったりするだけでも発見状態となる。
    咆哮や爆弾の轟音でも気づかないというのになんとも理不尽である。
  • けむり玉を使うと閃光玉は無効化される
    当たり前と言えばそれまでだが、リオ夫妻など空中戦が得意なモンスターの2頭クエでは注意しておきたい。

余談 Edit

  • けむり玉と言えば大抵は「逃げる時等に使う目くらましアイテム」
    というイメージがゲームに限らず強いのだが、
    MHのけむり玉はモンスターに見つかった状態で使っても(上述の例外やMHSTを除き)効果が得られない。
    加えてゲーム中での説明が簡素すぎる為、具体的な使用方法は調べないと判り辛い。
    てっきりモンスターから逃げる為か命中率を下げるアイテムだと思い、
    大型モンスターから逃げようとして、または攻撃を躱そうとしてけむり玉を使ってみたのに、
    正確に攻撃され続け、戸惑った経験を持つプレイヤーは多いのではなかろうか。
  • それにしてもゲームシステム的な問題とは言え、
    煙が満ちた状態の中、何らかの形で攻撃されない限りは、
    同じマップに居る別の大型モンスターが全力で咆吼しようが暴れていようが全く気にせず、
    のんびりとしているモンスターは見ていてシュールである。
    • 非発覚状態では例え近くをうろうろしていても気付かれないのに、
      発覚状態だとどんなに離れようがこちらを正確に狙ってくるのもおかしな話である。
  • 調合にツタの葉を使うのは、
    焼くことで大量の白煙を出すツタの葉の性質を利用したものである。
  • 10個までしか持ち込めない上に効果時間も短いと、調子に乗って使いまくっていると肝心な時に足りなかったりする。
    調合素材を持ち込もうにも調合成功率が中途半端なのでこれまた厄介。
    石ころとツタの葉の調合(というか組み合わせ)をミスる要因なんてどこにあるんだ
    使用するときは計画的に。
  • ところで、当アイテムの効果は明らかに「視界不良にして発見を困難にする」ものだと思われるのだが、
    何故か視力を奪われるリスクが存在しない筈のフルフルもけむり玉による分断が可能である
    他にも視力がそこまでよい訳ではないと思われるダイミョウザザミにも有効である。
    もしや明確に描写されていないだけで、ツタの葉を焼いた時の匂いによる撹乱効果もあるのだろうか?

関連項目 Edit

アイテム/素材玉
アイテム/ツタの葉
アイテム/毒けむり玉


*1 MH3でのけむり玉仕様変更に伴って、この特性はオミットされている。