モンスター/天眼タマミツネ

Last-modified: 2024-03-17 (日) 17:56:04
種族
海竜種(海竜目 海獣竜亜目 泡狐竜下目 タマミツネ科)
二つ名
天眼(てんげん)
英語表記
Soulseer Mizutsune
危険度
MHXX:★6
登場作品
MHXX, MHST2, MH-R
狩猟地
渓流, 密林, 原生林, 霊峰

目次

特徴・生態

特殊な経緯を経て通常とは大きく異なる性質を得るに至った泡狐竜タマミツネの特殊な個体。
非常に強大な力を秘めており、ハンターの間では≪天眼≫の二つ名で呼ばれ、恐れられている。
天眼タマミツネの最大の特徴と言えるのが、それぞれに大小の傷を持つ両目である。
これは過去に宿敵と縄張り争いを繰り広げ、その最中に相手に刻まれたものであるとされており、
この傷のために天眼タマミツネの両目は視覚器官としての機能が完全に失われてしまっている
その為本来は淘汰される存在だったものの、元来備わっている泡を用いた感応力に特化することで
全盲という致命的な障害を補い、逆に通常個体を遥かに凌駕する強大な力を手に入れて生き残ったのである。
なお、その経緯故か頭部のヒレや触角、体液などにも独自の進化や変質が見られ、
戦闘の際には武器となる爪や尻尾もより大きく硬く発達している。
普段は泡を縄張りに撒き散らし、静かに過ごしている場合が多い。
しかし、何者かが泡に触れると自身への脅威の接近を感知し、
たとえその直前まで熟睡中だったとしても即座に起き上がり、興奮状態に突入して激しく暴れ始める。
興奮状態に入ると大きな傷を持つ目からは水蒸気が立ち昇り、青く輝きながら陽炎の如く妖しく揺らめく。
この青く輝く目こそ≪天眼≫の二つ名の最大の由来であり、この状態は「天眼状態」と呼称される。
泡に捕らわれた獲物はその妖しい目の輝きを見たが最後、瞬く間に仕留められるという。
通常のタマミツネとは異なる戦法の一つとして、口から巨大な青い泡を吐く事がある。
狐火泡ブレス』と呼ばれるこの泡は、他の物体に触れた瞬間に大爆発するという極めて危険な性質を持ち、
巻き込まれたものを容易く吹き飛ばした挙句、そのまま炎上させてしまうほどの恐るべき威力を秘める。
これは餌として捕食したバクレツアロワナなどの成分が体内で作用し、
体液や泡が変質した結果と推測されている。
また、口から漏らした赤色の泡を毛繕いによって前脚や尻尾に付着させ、
相手を攻撃すると同時に大量の泡を付着させるという技も用いる。
攻撃そのものの威力もだが、泡まみれになればそれだけ天眼に居場所を察知されやすくなるという事でもあり、
二重の意味で非常に危険である。
しかし、赤く染まった部位は攻撃が通りやすくなっているという報告もある。
また、多用する泡の影響で相手からの反撃によってスリップし、
派手に転倒してしまう事もあるのは通常のタマミツネと変わらないらしい。
通常個体を上回る圧倒的な力から、ハンターズギルドはこの個体について特別措置を設けており、
ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
なお、天眼から得られる素材は見る者触れる者を魅了してしまうほどに美しく、
これ等を加工して作られた武具には天眼の魂が宿り、一般的な武具とは異なる特異な性質を得るという。

概要

  • MHXにて登場した、泡狐竜タマミツネの二つ名個体。
    「天眼」と書いて、「てんがん」、「てんげん」と二通りの読み方があるが、
    こちらは「てんげん」と読むので注意されたい。
    公式サイトでもXのメイン4体の二つ名として取り上げられていた。
    • MHXXから新たに追加された二つ名持ちであり、他の新規二つ名と同じくG級クエストから登場する。
  • ベースの体色は通常個体とほぼ同じだが、尻尾や腕の毛が白くなっている。
    ヒレは全体的に大きくなり、色味が少々異なっている。
    体そのものも通常種より大きく、
    あちらの最大金冠とこちらの最小金冠がほぼ同サイズとなっている。
  • 「宿敵」との縄張り争いで目に深手を負い、視力を失った個体である。
    後述するように蒸気が立ち上がるのは左目のみで、一見”隻眼”のようにも思えるが、
    よく見ると右目にも傷痕があり、”全盲”であることがうかがえる。
    公式の煽り文句も「無明に咲く天華」であり、視力がないことを示唆している。
    • MHに於ける視力を持たないモンスターはフルフルギギネブラゴア・マガラメラギナスなど、
      視力の代替となるギミックが存在する者が多い。
      天眼タマミツネも例外ではなく、泡に絡んだ特殊なギミックが存在している。
  • G級のタマミツネを狩猟する事で天眼G1が出現する。
    特に「騎士と密林の夢」はキークエストの一つでもあるので、HRをあげる際に自然と解放されるだろう。
  • 通常個体同様、捕獲報酬には天鱗も水玉も含まれない。これらのレア素材を目的としたクエストで
    勝手に捕獲すると嫌がられるので空気を読んでプレイしよう。
    G3以降であれば捕獲報酬に固有素材である天眼の尻尾が入るため、
    こちらが狙いの場合は捕獲を狙っても良いだろう。
  • G3は一乙クエということで難易度は高いが、慣れれば稼ぎに利用できる優良クエスト。
    フィールドが段差の少ない原生林、初期位置がBCから直行できるエリア3、
    更に一乙クエということで支給品が充実している上にクリアできれば報酬金45000zが丸々手に入る。
    • 加えて何かと入手しづらい天眼の尻尾が手に入るのはG3以降。
      ちなみに他のクエストはというと
      素早い上に肉質が硬い白疾風との合流が頻発し、特殊許可クエストの中でも屈指の難しさと名高いG4。
      ジンオウガ、タマミツネ通常種との連戦が控えている上、クエスト補正も最高レベルのG5。
      最早言わずもがなの超特殊許可クエスト
      と、尻尾を入手するためだけに挑むと言うには余りにも敷居が高すぎるのである。
      必然的に尻尾の入手はG3が最適解ということになる。
      無論、これらの魅力も天眼タマミツネに慣れているという前提があってのものだが。

MHXX

  • 天眼タマミツネは驚くべきことに、エリアに入った時は寝ている
    なんとエリアの中央で堂々と眠っている。
    MHFでのヒプノックエスピナス、また通常個体の生態ムービーを彷彿とさせる演出である。
    天眼タマミツネの周りには泡が浮かんでおり、
    周囲の泡か足元の滑液に触れる、もしくは攻撃を加えると起きて戦闘となる。
    • 睡眠中のタマミツネは周囲に撒いた泡が外敵や獲物に当たって破裂するとそれを髭で感知、
      自分の身に危険が及んでいることを知るという設定が存在するが、
      天眼タマミツネはその設定を上手くゲーム内に落とし込んだと言えるだろう。
      なお、連続狩猟など後から配置される場合は通常通り起きた状態で空から来訪する。
  • 天眼の通常状態・怒り状態には、それぞれ固有名称が設定されている。
    通常状態は無明状態と呼ばれ、薙ぎ払いやボディプレスなどの全身攻撃を多用する。
    この状態では動きがかなり鈍く、泡をばら撒きながら闊歩することもある。
    怒り状態になると左目から陽炎のような水蒸気が立ち上がるが、この状態を天眼状態という。
  • 攻撃は基本的に通常個体をベースとしているが、他の二つ名個体の例に漏れず様々なものを会得している。
    通常個体との細やかな変更点としては、全般的に攻撃モーションのスピードが微妙に違うことや、
    振り向き頻度が少なく後退しつつ回り込む頻度が多いことが挙げられる。
    ただしその行動の後にはすぐこっちに近づいて来るので、後退自体は然程苛立たしく感じないだろう。
    • 直線水流ブレスを行った後の威嚇はG3個体以降では削除されている。
      ただし、這いずり突進から派生するものは例外となる。
    また、肉弾攻撃の一部に泡が付与されている(後述)。
  • 元々タマミツネの攻撃は全体的に威力に優れるものが多かったが、
    天眼タマミツネには更に高威力の技が2種類も追加されている。
    • 一つ目は体をとぐろを巻くように構えた後、
      高く跳び上がって背中と尻尾で相手を圧し潰す昇竜回転尻尾攻撃
      要は背面ボディプレスで、同じ系統の技ではライバルのジンオウガが繰り出してくるものが有名だが、
      こちらは垂直に飛んでその場に落ちてくるという性質なので
      どちらかといえばヴォルガノスや、MHFの覇種パリアプリアが繰り出すものに近い。
      また、尻尾が白い(毛繕いされていない)状態でこの技を行った場合、
      直後に尻尾の毛繕いをするため攻撃チャンスとなる。
    • 二つ目は姿勢を低く構えた後、身体をくねらせながら物凄い勢いで突っ込んでくる、螺旋爪突撃
      モーションを他で喩えるなら、海竜種が水中で繰り出す回転突進によく似ている。
      また、判定が複数あるようで、剛・気刃斬りIや単発のカウンターを無闇に狙うと他の判定に刈られてしまう。
      こちらは前脚が白い状態でこの技を行った場合、直後に前脚の毛繕いを行う。
      • この攻撃2種類は攻撃力が恐ろしく高く、前者のモーション値に関しては驚異の120に達している。
        喰らえば激しくふっ飛ばされる上に高い気絶値も付与され、一撃死を免れたとしても立て直しが難しい。
    • 上記2種類の大技の特徴は、発動までに独特の長い予備動作の構えを取ることである。
      そして無明状態では、構えの最中に攻撃を受けると即座に大技へ移行するようになる。
      つまりは、カウンター技である
      この際、身体の周囲に小さな泡を無数に漂わせている(当たり判定無し)ため、
      設定的には、この泡に触れた相手を感知して反撃を仕掛ける、という仕組みと思われる。
      なので構えを取った場合は即座に天眼タマミツネから距離を取り、
      どちらの攻撃を繰り出すかを見極めて適切な方向に躱し、
      隙を晒したところに攻撃を叩き込むことが重要である。
      しかし、無明状態では後述する天眼状態と比べて肉質が硬く、
      弾かれた所に反撃を貰って瀕死……というケースも多い。
      • 問題は、上記どちらも発動までの構えが似ている上に攻撃範囲が異なることである。
        違いはしっかり見れば分かるので、特に慣れるまではしっかりと距離を取って構えを覚えること。
        参考までに昇竜回転尻尾攻撃の予備動作は、
        尻尾を丸め首を高く上げ、全体的に縦に長く見える構えを取る。
  • カウンターとしての使用が最も恐ろしいが、
    上体をもたげての2連爪叩きつけの後は(天眼状態の場合)確定で
    上記の大技のどちらかを出してくるため注意が必要である。
    傾向としては螺旋爪突撃が多い。
    また、前方にスライドしつつ一回転し、尻尾を振り抜く技の直後にも、
    そこそこの確率で螺旋爪突撃に派生する。
    高い実力をもつメンバーに支えられて一気にG5や超特殊許可まで駆け上がると、
    このような確定コンボの存在を熟知出来ないまま犠牲となってしまう場合が多い。
    防御性能の高いブシドー・ブレイヴスタイルでも、初見では絶対回避二種いずれかの採用を推奨する。
    • ちなみにこのカウンターは、ペイントボールのような攻撃力の無い判定にも反応する。
  • もうひとつ注意したい攻撃は、通常個体から引き継いだ二連サマーソルト。文字通り2回判定がある上に、
    瞬時に90度近く向きを変えて二発目を放つため、剣士・ガンナーを問わず、
    他人狙いのこの技に巻き込まれる可能性が非常に高い。
    また、天眼状態で尻尾を紅く染めている場合、必ず泡の判定が高速で付与されるため、
    単発のカウンターやジャストガードでは対応出来ない。
    G3から超特殊許可では攻撃力も高いため、この技に引っ掛かって防戦一方となり、
    やられてしまう場合も多いのではないだろうか。
  • 最初の内はどれだけ攻撃されようがダメージの蓄積によって天眼状態になることはない。
    ではどうしたら天眼状態になるのかというと、それはこちらが泡まみれになった時
    勿論、泡状態が付加されている肉弾系の攻撃を喰らえば、その瞬間天眼状態になる。
    設定通り、泡によって外敵として明確に感知されてしまったということだろう。
    ちなみに体力が一定値を下回ると普通にダメージの蓄積で天眼状態になるが、
    瀕死寸前まで削るとちょっと小突いた程度でもすぐに怒り出すぐらいに怒りっぽくなる。
    裏を返せば、鏖魔の狂暴走状態のようにギリギリまで追い込めた証拠でもある。
    • ちなみに泡沫の舞で自発的に泡まみれになってもしっかり怒り出す。
      そして開幕時寝ている時に泡沫の舞で泡まみれになっても起きてキレ出す
      なんの恨みがあるんだよ……
      泡まみれで大きな隙を晒すことは防げるが、代わりに常時怒り状態の天眼と対峙する事を覚悟しよう。
      • 狩猟笛の全状態異常無効の旋律を使った場合は、泡まみれによる怒り状態にならなくなる。
        後述するように怒り状態になって泡を纏わない限り腕や尻尾の肉質が硬いため、
        敵の攻撃はマシになるがこちらの攻撃もあまり効かなくなるため一長一短、
        尻尾を殴って弾かれるような斬れ味の場合は、むしろこちらのほうが事故が起こりやすく危険と言える。
        なお、この旋律があっても泡沫の舞による泡まみれ1段階は妨げない。
      • 泡状態の解除は、小タル爆弾を活用するといい。
        泡状態が第一段階の状態であればこちらのほうが遥かに安全。
      • 倒すというだけならば、泡を避け続け、怒らさないという選択肢もある。
        その場合は一部の技は警戒が必要なものの、ほぼ通常ミツネと大差ない感覚で狩ることができる。
        どうしても倒せないというのであればまずは泡をすべて避けることを意識してみるのもいいだろう。
  • 天眼状態でのみ、泡ブレスに普通の泡に交じって妖しく揺らぐ、狐火泡ブレスと呼ばれる青い泡を出すことがある。
    この狐火泡ブレスはただの泡ではなく、触れると爆発して火属性やられになってしまう。
    更にモーション値も60と高くふき飛ばしの効果があるため、やられを解除するまでに時間が掛かってしまう。
    後ずさりの後、泡を1度に3つ発射した場合は直線水ブレスに移行する。
    • G5と超特殊許可クエストでは霊峰が狩猟地となるが、
      雨が降って地面が濡れているのですぐに火やられを解除できる。
    • モンスターリストによれば、
      この狐火泡ブレスは餌として食べたハレツアロワナが体内で作用した結果、
      泡の成分が変質し、触れると爆発するようになったのではないかと推測されている。
    狐火泡ブレスと大技2つに被弾すると、画面揺れとともに強くふっ飛ばされる。
    隙が大きいうえに受け身も取れないので起き攻めに注意されたし。
  • 普段の天眼タマミツネは尻尾と前脚が白くなっており
    尻尾は、前脚はでも弾かれてしまう
    しかし、怒り状態に高確率で行う毛繕いの後には、状況が一変する。
    • 天眼タマミツネが口から赤い泡を出して、毛繕いにより尻尾と前脚に泡を纏わせることがある。
      すると纏った部位の毛が紅色に染まり物理肉質と雷肉質が大幅に軟化する。
      加えて、纏った部位を使った攻撃に泡まみれが付属する。
      • この攻撃に触れると、通常種の使う赤い泡に触れた時と同じ攻撃力UPの効果が得られる。
        被弾してしまえば元も子もないが、(ジャストアクション・通常問わず)ガード行動や
        ブレイヴスタイルのイナシであれば攻撃力UPの効果を受けつつイナすことができる。
        逆上スキルと合わせて火力を底上げするのも戦術になるだろう。
      この性質から、肉質軟化を狙うためにすぐさま泡へ向かい、天眼を怒らせるプレイヤーも多い。
      特にTAでは開幕丁度いいタイミングで泡まみれになるのが必須ムーブとなる。
    • 弾かれて隙を晒すことはキャンプ送りに繋がることもあるので、前述の部位は泡を纏った時を狙おう。
      なお、尻尾を切断すると尻尾に泡を纏うことができなくなる。
      切断後の尻尾は若干肉質が軟化し、斬れ味青まで弾かれないようになる。
    • 軟化中の前脚はなぜか弾肉質が左右で異なっているため注意が必要。
      具体的には左前脚は45、右前脚は35となっており、
      単純に1.3倍近い与ダメージ差がある上に片方だけが弱点特効の対象となっている。
  • 近距離・遠距離を問わず殆どの攻撃に泡まみれの効果が付加されていたり、
    前述のように自発的に泡まみれ【小】になるメリットもあるので、狩猟中は頻繁に泡まみれ状態になることが多い。
    泡まみれになると怒るという特性上、怒り状態になっている時間も多いので、
    挑戦者を発動させると大きく効果を発揮できる。
    • 泡沫の舞と挑戦者が発動し、更に水耐性も高い、まさに対天眼タマミツネ向きの防具が存在する。
      それは何かといえば、やはり天眼シリーズである。
      天眼を狩るための装備を作るために天眼を狩る……いつものパターンである
  • 威力が高い大技は全体的に隙が大きいものの、
    先述の通り構え中に攻撃を当てると即攻撃に移行するため、攻め込みすぎると手痛い反撃を貰ってしまう。
    相手の動きをよく観察し、適切に対処・反撃するという基本に忠実な狩猟を必要とする点は、
    通常個体と変わっていない。
    • 肉質が状況下にもよるが通常個体に比べて柔らかくなるので
      慣れてしまえば通常個体より早く終わってしまうことも。
      • 特に通常個体は硬い上に小さいせいで壊すのが難しい爪は
        天眼だと軟らかくなる上に大きいので簡単に壊せる。
        剛爪集めには天眼タマミツネの方が向いているだろう。
      また、回り込みの際に地面に泡をポイポイ吐いたり、一気に泡まみれ【大】になる大泡を吐いたりしないので、
      攻撃を避ける腕があれば通常個体より泡まみれのリスクを気にせず狩れるとも言える。
  • 注意すべき点として、モンスターリストにもあるように視力を失っているため閃光玉は通用しない。
    閃光玉で足止めして捕獲というお手軽対策ができないので、捕獲クエストでは特に気を使いたい。
    幸いにも毛繕い時・水流ブレス後・怒り解除時の回転攻撃後など罠を仕掛ける隙は豊富なので、そこを狙おう。

超特殊許可クエスト

  • 超特殊許可クエストでも相変わらずの難敵。
    行動を正確に見極め、確実に回避できるようでなければ瞬く間にキャンプ送りになるだろう。
    盲目という設定から、閃光漬けにしてガンナー4人で蜂の巣にするという最終手段が取れないのも厄介。
  • 体力は超特殊では中の上くらいには高いものの、
    怒り状態になると狙いやすい前脚や尻尾の肉質を軟化させてくれるので実質的な耐久はかなり低い。
    天眼に慣れた4人で掛かれば確実に5分前後で終わるくらいである。しかし…
  • 天眼の攻撃は全体的に範囲が広めである。
    そのため巻き込まれ被弾が頻発するのだが、G4までは防御力と罠でゴリ押しが可能だった。
    G4はG4で爆発的に強化されたG級白疾風を見るや否や阿鼻叫喚の嵐になる可能性があるが
    しかしG5や超特殊許可クエストはフィールドが罠の設置が不可能な霊峰。
    そんな甘えなど通用する筈もなく、巻き込みがそのまま死に繋がるのだ。
    結果的に野良PTでの狩猟成功率が著しく低くなっている。
  • だが攻撃力は良心的な方で、昇竜回転尻尾攻撃であっても
    ネセト剣士一式最大強化クラスの防御力(およそ900)でギリギリ耐えることが可能。
    水ブレスについては低めの剣士防御力(およそ750)でさえ、耐性が壊滅的でない限りなら即死しない。
    また、青電主や鏖魔のようにモンスターの身体全体をカバーするような全方位攻撃はない。
    故に、常に体力最大を心がければ即死の心配はほぼなくなる…のだが、
    ゴリ押しの癖が抜けないのか、少々のダメージは気にせず深追いする者が多く、
    そういった人たちがボディプレスや螺旋爪突撃でまとめて圧死する様は最早名物的な光景となっている。
    「時間は掛かるが一人で行った方が成功しやすい」と愚痴るハンターがそこかしこに存在するのも納得だろう。
    • 天眼の攻撃は一見見切りづらいようだが、
      即死級レベルの攻撃力を持つ技はいずれも若干の溜めがあり、独特の鳴き声を上げるので、
      パターンを一つ二つ覚えておけば全回避も視野に入ってくるほど単純なものばかりである。
      範囲が広めで苛烈に見えるが、少しでも慣れていれば避けられる攻撃、
      条件を満たせば肉質が柔らかいという特徴は青電主や鏖魔と共通している。
      野良PTでの突出した成功率の低さも同じである
    • 寧ろ小技でもバカにならないダメージ量になった煽りを受けて、
      出が早く避けづらい二連続かみつきや、振り降ろしまでターゲットが分かりづらい水流ブレス等が
      体力と回復アイテムをゴリゴリと削っていく分、大技よりも危険かもしれない。
      狐火泡ブレスによる被弾にも気を配りたいが、水場のあるフィールドなので対処しやすいのが情けか。
  • 消散剤の持ち込みは必須。
    泡まみれ状態【大】になった後には、天眼の行動次第では消散剤の使用が間に合わないこともある
    PTプレイでは、仲間が泡まみれ状態【大】になったら全速力で生命の(大)粉塵を使うのが安全。
    上述の通り、体力満タンまで持っていけば落ちる危険はない筈だ。
    • 普段の天眼は這いずり突進をほぼ使わないが、
      ハンターが泡まみれ状態【大】になると高確率で使ってくるAIが組まれている。
      すなわち、消散剤を所持していないと泡まみれ状態【大】になった場合に一乙する可能性が非常に高い
    • どうしても厳しければだるま無効スキルをつけていけば泡まみれ状態【大】になることだけは防げる。
      泡沫の舞を発動させれば泡まみれ【大】を無効化し、同時に回避性能と体術の効果も得られる。
      怒った天眼の猛攻を容易く回避でき、ほぼ柔らかい肉質を攻撃し放題なので、検討の余地はあるだろう。
      特にだるま無効は5スロスキルで発動も容易なので付けておいて損はないだろう。
    • 空音色持ちの狩猟笛使いが一人いると、難易度は格段に下がる。
      事故死阻止に有効なので、迷ったら狩猟笛を選んで損はない。

MHST2

  • 他の二つ名四天王達と同様、MHST2にアップデートで登場することが発表され、
    2021年9月2日の無料アップデート第3弾で銀嶺ガムートキリン亜種と共に追加された。
    • もはやメインシリーズでもお馴染みの光景であるが、今作においても水属性モンスターは少ない。
      そしてガノトトスやゲネル・セルタスといったモンスターがオトモンに出来ない事なども重なった結果、
      現状水属性で有力なオトモンはタマミツネ水属性ガルクの二択である。
      その上彼らは強力な古龍や二つ名モンスターに比べるとやはりステータスが心許なくなってしまう為、
      水属性で二つ名である本種の登場はかなり心待ちにされていた状況であった。
      ネロミェールが登場出来てさえいれば……
  • 登場するのは共闘探索クエストの「水属性のタマゴ」。
    天眼タマミツネ本人とも戦える他、もちろんタマゴも手に入れる事ができる。
    また、クエストの仕様上サブの巣で水属性オトモンのタマゴがついでに手に入れられる為、
    天眼タマミツネの遺伝子を水属性で固めたい場合にも非常に有用……
    と思いきや、なんとこの「水属性のタマゴ」のサブの巣からは
    ナルガクルガ亜種やケチャワチャ亜種、挙げ句の果てにはラギアクルスやキリンまで、
    全く水属性の関係ないオトモンのタマゴも出るようになっているので注意。とんだ名前詐欺である
    • ちなみに銀嶺ガムートの方の「氷属性のタマゴ」の方でもアンジャナフ亜種だのジンオウガだの、
      氷属性が関係なく、かつロロスカ地方に生息しているオトモンのタマゴが手に入る。
      なんならロロスカにいるケチャワチャとボルボロスは水属性側ですし、
      逆にポモレ花園にいるクシャルダオラは氷属性側ですよね?
    • 公式曰く、水氷共に別属性のタマゴが出るのは仕様なのだそう。
      火と雷のタマゴの方が属性縛りのタマゴのみが出る仕様で非常に有用だったため、
      プレイヤーからは非難の声も一部では聞かれる。
      • また、2週間後のアップデートでは高確率で天眼タマミツネを含む二つ名四天王の卵を拾える
        「四天王の巣」という共闘探索クエストが追加された。
        それでも例のセンサーが発動すると全然天眼の卵が取れなかったりするが。
        なお、ケチってレア度の低いチケットを使用すると
        リオレウス等二つ名四天王とは全く関係無いタマゴが手に入ったりするので、
        二つ名四天王狙いならケチらずになるべくレア度の高いチケットを使う様にしたい。
        運も絡むが、探索チケット【R】で受注した場合でも一応二つ名四天王のタマゴはそこそこの確率で手に入る。
      • また、同日に行われたアップデートで、
        燼滅刃や青電主の時と同様、通常のレアな巣からも低確率でタマゴが拾えるようになった
        いずれにせよ、以前と比べると入手の敷居は大きく下がったと言える。
  • 戦闘では通常時はスピード攻撃を行う。通常種と違いテクニックは使って来ない。
    また、タマミツネ通常種戦でも苦しめられた命中ダウンの全体攻撃「妖泡」を使う。
    • 特に注意しなければならないのが「妖泡」で、戦闘開始時に必ず使用してこちらの出鼻を挫いてくる
      バックアタックに成功すれば阻止できるので、天眼を相手にする時は絶対にバックアタックを狙うようにしたい
    • また、瀕死に近くなると「妖泡」の使用頻度が上がり、真っ向勝負を狙いにくくなる
      終盤はとにかく消耗しがちになるので、自身のライフやポイントにも十分に気を配っておくこと。
  • しばらくすると(4ターン目あたり)に「泡まとい」を先手使用して泡まとい状態になる。
    この時に攻撃するとなんとダイミョウザザミと同じように「反撃」を繰り出す。
    威力はかなり高く、こちらのレベルによってはライフを1個もぎ取られてしまう事も。
    しかもこの反撃はダイミョウザザミと違い、弓や遠距離攻撃に対しても反応するので要注意。
    それだけでなく、大樽爆弾などのアイテムにもしっかり反応する。
    • 泡まとい使用時と、使用してから1ターン目は「様子見」以外何もしてこないので、
      泡まとい中は下手に手出しをせずに、回復アイテムや各種バフを使うなどしたい。
      オトモンは勝手に攻撃してしまうが、補助技を覚えさせておくと攻撃を停止させることができる。
      • 泡まとい中はアイテムを使用する絶好のチャンスなのだが……
        CPUの共闘パートナーは、そんな事はお構い無しで突っ込んで勝手に自滅したりする。
        特に水弱点のアルマとクシャナ(共闘クエスト)、1ターンに2回攻撃する剛射使いのカイルも問題である。
        共闘パートナーが強制同行となるオンラインはともかく、オフライン用のサブクエストに関しては、
        CPUが下手に手を出して煩わしいと感じるのなら、敢えて同行させないというのも1つの選択である。
        もっとも、その場合は火力の低下と狩猟時間の長期化という別の問題が出てくるのだが…。
      • 特にこれが響いてくるのが「【討伐】天眼タマミツネ」で出てくる強化個体。
        行動パターン自体はほぼ同じだが、ステータスが上がっている分反撃で受けるダメージも上がっており、
        高レベルでもCPUの共闘パートナーが勝手に自滅してライフを減らし、そのまま敗北…となりがち。
        マルチならともかく、ソロだととてもじゃないが回避のメロディが吹ける狩猟笛が無いとマトモに戦えないだろう。
    • なお、絆技はいつもの通り反撃を貰わず一方的に攻撃できる
      …が相手の行動自体はキャンセルされず、後続の味方はやっぱり勝手に自滅する。
  • 「泡まとい」を使用してから2ターン後に全体攻撃の「妖泡」を使用し、怒り状態になる。
    怒り中はパワー主体になる他、2回攻撃になる
    また、怒り状態になった最初のターンは必ず「毛繕い」を使用し、なんと火属性攻撃力を上げる
    怒り状態になってから4ターン目に強力な全体攻撃の「狐火泡」と、
    またもやタマミツネ戦でも苦しめられた「水月」を連続で使用し通常状態に戻る。
    2連続で強力な全体攻撃をしてくるだけでなく、水月にはチェイサーの効果があるため、
    対策なしだと基本的に4乙は免れないので、回避スキルを使用してやり過ごしたい。
    • 因みにこの影響なのか、水属性のモンスターのくせにブレス対決の属性はになっている。
      使用する属性との兼ね合いかは不明だが、
      世にも奇妙な口から火を吐く天眼タマミツネの姿は一見の価値あり。
    • どうしても狐火泡+水月に対応できない場合は、状態異常無効の旋律が吹ける狩猟笛を担ぐのも手である。
      比較的用意しやすいのは、慣れれば一切ダメージを受けずに討伐できる奴の素材で作れるレギーナエアリード辺りか。
      突タイプの効きが悪いため思い切って旋律とメロディ両方の狩猟笛を担ぐのもいいかもしれない。
      ちなみに天眼に有効な雷属性の狩猟笛は曲と歌タイプしかないので注意。
    • また、「回避のメロディ」を使用できる狩猟笛を持ち込むのも良い。
      こちらであればNPCの共闘パートナーとそのオトモンも無傷で済むので、
      慣れないうちはこちらの笛を用いるのも十分選択肢に入るだろう。
      ただ、回避のメロディは絆ゲージの消費が35と多いため、
      単一のオトモンだけで戦おうとするとジリ貧になってしまう。
      真っ向勝負で複数のオトモンを使いまわしながらゲージを溜めていき、
      局面やゲージの残量に応じて使い分けていくよう立ち回ろう。
      • 他の回避手段にはオトモンにライドし、「白影残」を発動させてやり過ごすという手もある。
        とはいえ、タイミングよくライドできるとは限らないので安定した手段としては厳しいか。
  • 弱点は雷だが、怒り時は火属性の攻撃を使うので火弱点のキリンを連れて行くのは少々怖い。
    ここは火や水に弱くない青電主ライゼクスや金雷公ジンオウガを連れて行くのがベストだろう。
    麻痺が有効でもあるので麻痺の追加効果のある攻撃を絡めやすいのもメリット。
    自キャラの着用する防具に関しても同じで、水・火耐性がマイナスでないものを着用していくようにしよう。
  • 持っている部位は胴・脚・尻尾で、脚を部位破壊するとダウンする。
    怒り状態中に脚を破壊することができれば、怒り状態を強制解除した上でこちらの攻撃チャンスを作ることができるので、
    まずは脚の破壊を目指すとよいだろう。
    脚の耐久値はそこそこ高いが、集中攻撃し続けていれば一度目の怒り状態中には破壊することが可能な程度。
    • ちなみに全ての部位で斬タイプと打タイプの武器が有効で、逆に突タイプの武器は効きが悪い。
      部位によって有効なタイプが異なるモンスターが多い中で、この性質は珍しい。
      突タイプの武器を実質担いでいく必要がないので、
      状態異常対策や回避用の狩猟笛を別途担いでいく武器構成にするのがおすすめ。
      当然、パートナーを連れて行くなら弓使いのアルマやカイルは避けるべきだろう。
  • 通常種と大きく異なる戦闘法に目を取られがちだが、アップデートモンスターらしくステータスも非常に高い。
    攻撃力は燼滅刃と同等なのに体力は1.7倍にも跳ね上がっており、
    2回行動や反撃など厄介な要素を持ち合わせている事もあって極めて手強い強敵となっている。
    何度も戦いながら相手の行動パターンを覚えていかないと攻略は難しいだろう。
    また、この頃になってくるとNPCの共闘パートナーだと攻撃力も耐久力も足りなくなってしまい、
    結果的に共闘パートナーが先に落ちてしまうという事態にもなりやすい。
    とにかく「乙らない」のを優先するなら忍耐のオフダや鉄壁の歌などで防御力を底上げしよう。
    強いプレイヤー同士で挑むのが最適だろうが、そうもいかない場合は厳しい戦いになることを覚悟しておくこと。

オトモン

  • 「水属性のタマゴ」のメインの巣からタマゴを入手できる。
    タマミツネのタマゴが少し濃くなった色をしており、見た目での判別は少々難しい為、
    タマゴの重さが「とてつもなく重い」かどうかで判別すると分かりやすい。
    • ちなみに、設定上タマミツネの歴戦個体なので、生まれたての状態ではしっかり両眼が揃っている。
      が、一瞬目を離した隙に両眼に傷が入り全盲となる
      どこぞの戦闘狂かよ
  • 上述の通りタマミツネの上位種であり、水属性の強オトモンとしての活躍が期待されるポジションなのだが、
    何をどうまかり間違えたのか水属性の攻撃技は覚えない
    なんなら覚えるのは無属性火属性の攻撃技である。
    • さらに不可思議な事に通常種はテクニックタイプだったが、こちらはスピードタイプとなっている。
      そのせいで通常のタマミツネがホッとしている一方で水属性ガルクが悲しそうな目でこっちを見ている。
    • 実はタマミツネおよび天眼タマミツネのすくみは、ライバルであるジンオウガ種に有利なものとなっている*1
      ただしジンオウガおよび金雷光はタマミツネの弱点である雷属性を用いるので結果としては互角といえる。
      狙ったのか否かは不明だが、本家の設定を意識したような面白い関係性である。
  • ライドアクションは通常個体と同様に「突進」。
    • 「目が見えないのに大丈夫なのか?」と心配になるが、
      よく見ると突進中は泡で周囲を知覚する、天眼状態になっているので安心されたし。
  • アクティブスキルは爪刺遺伝子【大】の「螺旋爪」、トラップ遺伝子Sの「狐火罠」、
    そして狐火遺伝子【大】の「毛繕い」を持つ。
    • 螺旋爪は単体無属性大ダメージを与える攻撃技。
      絆ゲージ消費量は19とそこそこあるが、高威力の無属性技ゆえに素直で使いやすい。
      無属性の他のオトモンに遺伝させてこそ光る技。つまり完全に遺伝用である。
      • ちなみに、伝承させても泡を纏わせて攻撃するという演出はそのまま。
        オトモンによっては画面外に出てしまう*2ためわかりにくいが、
        攻撃に用いる部位周辺に、しっかり桃色の泡が現れての攻撃となる。水属性にしてくれ
    • 狐火罠は2ターン後に発動する火属性の罠をフィールドに設置する技。
      ダメージタイミングが遅いが、威力がなかなか高く、中確率で火傷も付与できる。
      絆消費量が15と軽いので、狙われていない時など、暇な時に設置するといいだろう。
      真っ向勝負に負けると設置する事ができないので注意。
    • 毛繕いは自身の水属性攻撃力を中アップさせ、雷属性防御力を中ダウンさせる技。
      強化0では3ターンのみ継続だが、2回重ねれば5ターン保つようになる。
      ブレイブフレアやブルーボルテージに比べると効果は低いものの、
      絆は10しか使わないので気軽に繰り出せるのが長所だろう。
      • 敵として出てきた際は火属性の攻撃力を上げるスキルだったのだが、
        こちらでは水属性の攻撃力を上げるスキルになっている。
        水属性の攻撃スキルを持たないのだから火属性のままにして、
        狐火罠を強化する方向でも良かった気がするのだが……。
      • 毛繕いのモーション中に見られる泡、
        目からの水蒸気のエフェクトは他のモンスターが使用していても現れる。
        そのため天眼状態のイャンガルルガやフルフルが見られたりする。
        通常のタマミツネでやれば簡易天眼の完成だ!
      • これはパンプアップや破棘滅尽旋・天の防御ダウンにも言えるが、
        毛繕いの雷耐性ダウンは一種の状態異常扱いとなっているらしく、
        状態異常無効の旋律で予防できる他、ライドオンや万能ウチケシ薬、治癒のメロディで解除できる。
        だからと言って、どんな状況だろうとお構いなしで万能ウチケシ薬使おうとするのやめて下さいよ味方NPCさん?
    因みに天眼は実装時点の二つ名モンスターでは唯一【特大】のアクティブスキルを持たないオトモンだった。
    後に黒炎王リオレウスが【中】と【大】の遺伝子しか持っていなかった事で、
    天眼独自の特徴では無くなったが、不遇仲間が増えたところで嬉しいかと言うと……
  • ステータスは元のタマミツネの純粋強化版と言ったところ。
    特に水属性攻撃力と弱点の雷属性以外の防御力はかなりの高水準になっている。
    体力や会心率も少しではあるが上昇し、さらに元々高かった回復力もしっかり強化、
    あのネルギガンテと同等の最高評価になった。
    • 単純に層が薄く、しかも終盤以降はほぼ登場しなくなってしまうせいで根本的にステータスが低いという
      強烈な難点を抱えていた今作の水属性界隈における、待望の高ステータスオトモンとなった。
    • ちなみに、特に火属性が扱いやすいということはない。弱点ではない普通の属性と同様。
  • 問題は上述の通り自力では水属性の攻撃技を覚えない事。
    そのままだと、せっかくの高水準なステータスが全く活かせないという悲惨なことになる。
    • 技構成は、他のオトモンから水属性技を遺伝して青一色に染めるといいだろう。
      タマミツネからテクニックの「アクアブラスター」、スピードの「妖泡」、
      ロアルドロス亜種からパワーの「ハイポイゾネーター」を受け継がせれば、一応三すくみ全てが揃う。
    • ただし妖泡は全体技なのだが、これをスピード単体技に変えようとしても
      候補はドスガレオスの「サンドショット」かボルボロスの「マッドスプラッシュ」くらいしかないのが悩ましい。
      天眼自身がスピードタイプの水属性オトモンなのに……。
    • 水属性の問題としてアクティブスキルにクリティカルの発生する技が極めて少ないことも痛い。
      クリティカルの発生するアクティブスキルは反動付きのマックスローリングだけという体たらく。
      これではせっかくの会心率の高さが十二分に生かせないこともさることながら、
      ダウン中の追撃も火力が出しにくいというありさま。
      苦肉の策で採用すれば今度は相性のいいダンサー遺伝子を捨てる羽目になるため、
      あちらが立てばこちらが立たない苦境に立たされている。
      螺旋爪が水属性だったなら……
    • 水属性の攻撃は状態異常を付与するものも多いため、状態異常付与遺伝子を伝承させて
      積極的に相手の出鼻を挫いていくという運用法も考えられる。
      これなら、上記の三すくみに対応した技も最大限に活用できるだろう。
      これに加えて、追い打ち増強遺伝子も遺伝させれば、課題である火力の低さもある程度はリカバリーできる。
    • その後のアップデートで登場したティガレックス希少種リオレウス希少種は水属性弱点であるため、
      彼らへの対策として育てておくととても頼もしい戦力になってくれる。
      また、相変わらずの強敵である燼滅刃ディノバルド鏖魔ディアブロスなどの
      水属性弱点かつ対戦でよく用いられるオトモンへのメタとしても活躍出来る。
      特に燼滅刃やレウス希少種(と、ついでにテオ・テスカトル)はパワータイプなので
      スピードタイプの天眼が見事にぶっ刺さっている。
  • ちなみに「妖泡」を使用する際の演出が敵の時とオトモンの時と異なっており、
    敵の時は通常のタマミツネ同様に巨大な泡を3つ吐き出すが、オトモンの時は大量の泡を吐くエフェクトになる。
    …通常のタマミツネはオトモンの時も巨大な泡を吐き出すのに…。
  • 絆技は「天眼泡影(てんげんほうよう)」。
    タマミツネの絆技と概ね似通っているが、相手を泡に閉じ込めた後に天眼状態に突入し、
    水ブレスではなく狐火泡によって引導を渡す……と言う演出になっている。相変わらずナビルーは泡に巻き込まれている

余談

  • ≪天眼≫とは、あらゆるものを見通す超自然的な知覚能力や、神通力のある目のことをいう。
    盲目にもかかわらずこちらの位置を把握して戦う天眼タマミツネにあった二つ名といえるか。
    • 狐には1000歳を超えて強力な神通力を持ったとして神格化されたものまでいる。
      その狐は天狐と呼ばれ、千里眼を持ちさまざまな出来事を見透かす能力があると言われている。
    • 実はゲーム内における「天眼」という単語自体はMHXXよりもずっと昔、
      モンスターハンターモバイルにおいて登場していたことがある。
      作品オリジナルの装飾品で「天眼珠」というものがあり、装着することで自動マーキングが発動した。
  • 青い泡が火属性である点は、狐火がモデルになったのではないだろうか。
    火の色は赤、またはオレンジ色が多いとも、青みを帯びた炎、だとも言われており、
    「狐火に触れると高熱に侵される」という伝承もあり、それを火属性やられという形で表しているのかもしれない。
    • その後、『ニンテンドードリーム』2017年10月号のインタビューによると、
      実際に「狐火」が後述の「座頭市」と共にモチーフと明かされている。
      ちなみに、目からの狐火の正体は「分泌液が気化しての水蒸気」との事で、
      頭部の感覚器および顔の筋肉を活発化させた結果、顔面の体温が上昇して起きるものとの事。
    • 餌として狐火の元となるバクレツアロワナやハレツアロワナなどを食べている点だが、
      同誌インタビューによると
      これは天眼といえど盲目である以上は感覚器でも捉えられないような小型の魚は捕食できず、
      捕捉しやすい大型の魚しか捕えられないためとの事である。
  • 『電撃Nintendo』2017年6月号の開発者インタビューに天眼タマミツネの開発エピソードがあるが、
    天眼タマミツネは企画書の段階で「泡やられ絶対殺すマン」と呼ばれていたようだ。
    確かに、泡まみれになったハンターが出ると天眼状態になって苛烈な攻撃を仕掛けて来るその姿にはぴったりで、
    このあだ名に天眼タマミツネの開発コンセプトが端的に現れているといえよう。
    同時に、格闘技の世界で言う「後の先」のように、ハンターの行動に対して
    「カウンター的な行動を当ててくるようなコンセプト」も行動パターンの背景にあるようだ。
  • 天眼タマミツネの視力を奪ったという「宿敵」についての明言はない。
    ただ、巷ではMHXのOPなどで絡みがあるジンオウガや二つ名の金雷公が
    そうなのではないかといった推測もされている。
    尤も、現段階ではこの両者の間にティガレックスとガムートのような関係性が見られないので、
    誰が宿敵なのかを断じるには些か材料不足である。
    • カプコンが配信しているデジタルカードゲーム『TEPPEN』のカードの一つに
      「縄張り争い」というものがあり、それにはラギアクルスとタマミツネの戦いが描かれているのだが、
      同カードのフレーバーテキストには「海竜が泡狐竜の光を奪った」というような趣旨の記述がある。
      それのタマミツネも眼が傷ついているように見える事から、
      ラギアクルスこそがその「宿敵」である可能性も浮上しているが、
      TEPPENは様々な世界が入り混じるカオスな世界観であり、
      独自設定の可能性もある為、MH本編でも同一なのかは定かでは無い。
  • 「傷を負った個体」としては傷ついたイャンガルルガ等が存在しているが、
    同一個所を傷つけられて同一の克服をした個体が複数存在する、というのはなかなか見ない。
    各クエストが1回ずつしか発生していないとしても6匹存在していることになる。
    • タマミツネ自体が「目に傷を負うとヒレの感知能力が発達するようになる」形質をもっている
      という仮説も立てられなくはない。
      実際の生物でも視覚に障害を負った場合、他の感覚を発達させて補うという例は少なからずあり、
      盲目の人が音だけで物の形状や位置を把握できるようになったという事例まで存在する。
      身近な例としては、公共施設の看板等に使われている点字等が挙げられる。
      • ただし、天眼は「本来淘汰される存在」と言われている様に、
        視覚を失った個体は生存競争に敗れるのが自然な流れである。
        複数個体が存在しているものの、これらはあくまで例外的な事例であるのだろう。
  • ゲーム中に登場するタマミツネは全てオスであることが語られている。
    そして天眼はタマミツネの老個体なので、普通に考えればおじいちゃんということになる。
    • 同じ四天王でゲーム中に登場するのが全てメスであるガムートも
      その二つ名である銀嶺は老個体なのでおばあちゃんであることと対になっている。
  • 全盲でありながら高い戦闘力を誇る、普段は外敵をあまり意に介さず軽くあしらう程度に戦う、
    然して逆鱗に触れた者は容赦ない攻撃で叩きのめすといった特徴は、どこか座頭市を彷彿とさせる。
    あるいはこの二つ名モンスターのモチーフやコンセプトの中に、座頭市の要素も含まれているのかもしれない。
    • その後、『ニンテンドードリーム』の誌上インタビューにて、
      実際にも座頭市がモチーフと明かされている。
      「普段は穏やかな盲目、いざ戦闘となるとすさまじい殺陣を見せる」というイメージから採られたようだ。
  • MHRiseで登場したヌシ・タマミツネは、色合いの変化に加え、
    炎を纏った青い泡を吐くなど、明らかに天眼を強く意識したモンスターとなっている。
    ただし、こちらと違いあちらの泡に触れると新たに追加された鬼火やられになる。
    また、閃光玉も有効なので盲目というわけではないようだ。
    • さらに、MHR:Sの大型アップデート第2弾で登場したタマミツネ希少種も、
      焔を纏った青白い泡を吐き、色合いも藍色に変化しているなど、天眼を思わせる要素が強い。
      希少種の泡は天眼と同じく純粋な火属性攻撃であるため、その点ではヌシよりも二つ名に似ていると言える。
      ただ、希少種も盲目ではないため閃光玉は有効である。
  • 「こちらに有利な状況に持ち込むために敢えて強化状態に移行させる」戦法が流行っているという点が
    奇しくも通常種同士がライバル関係にある金雷公ジンオウガと共通している。
    ちなみに金雷公は「超帯電状態よりも真帯電状態の方が動きが鈍いので、
    チャージ中は一切攻撃を加えない(当然慣れている人はちゃんと殴った方が早く討伐できる)」という形だが
    天眼は「無明状態より天眼状態の方が肉質が柔らかくなる(=早く討伐できる)ので、
    天眼が出した泡に自ら当たりに行く(無明状態より天眼状態の方が動きは苛烈になる)」という形であり、
    攻略難度と討伐タイムのどちらを優先するか、導き出された行動が消極的か積極的かという点で
    綺麗に対になっているのが面白い。
    言うて天眼に関しては弾かれにくい天眼状態の方がやりやすいと感じる人も多いかもしれないが

素材

天眼の厚鱗
天眼タマミツネの重厚な鱗。
磨き上げられた美しき鱗は見る者を迷いから解き放つ。
天眼の尻尾
天眼タマミツネの優雅な尻尾。
触れる者を虜にする麗しさは、まさに宝玉の如き至極の逸品。
  • 通常報酬ではG5と超特殊許可クエストでしか出現せず、
    捕獲報酬でもG3以降のみな上に手に入れられる確率はあまり高くない。
    しかし武器強化にまとまった数を要求される厄介な素材のため、
    手に入れたければ毎回尻尾を切断することをオススメする。
    とはいえ、その尻尾を剥ぎ取っても60%という半端な確率。ということは…
    例の鼻棘ほどでないにしろ、屈指のストッパー素材である。
  • 肉質がとても柔らかく、泡が付着したときに限れば
    幸いにも切断自体は容易である。
天眼の紫剛毛
天眼タマミツネの美しき紫毛。
しなやかに流れる毛束は、見る者を魅了し、安楽へと誘う。

関連項目

モンスター/タマミツネ
モンスター/タマミツネ希少種
モンスター/ヌシ・タマミツネ
武器/ミツネ武器
防具/ミツネシリーズ - 天眼シリーズについても解説。
システム/二つ名持ちモンスター
システム/特殊許可クエスト

モンスター関連

モンスター/燼滅刃ディノバルド - 二つ名四天王
モンスター/青電主ライゼクス - 同上
モンスター/銀嶺ガムート - 同上
モンスター/隻眼イャンガルルガ - 同じく隻眼でもある二つ名持ちモンスター。こちらは片目の視力が健在である。
モンスター/フルフル - 全盲モンスター。本種と違い、成長する過程で目が退化、視力を失う。
モンスター/ゴア・マガラ - 同上。しかし、こちらは成体モンスターになることで視力が確立される。


*1 通常種のジンオウガ(スピード)に対してタマミツネはテクニック、金雷光ジンオウガ(パワー)に対して天眼タマミツネはスピード
*2 例えばラージャンに伝承した場合、ボディプレスのモーションで振り上げた腕に適用されるため、顔のあたりにちらっと見える程度になる