無印から登場している虫系アイテムの一つ。
「こうちゅう」と誤読しがちだが、正しくは「ひかりむし」と読む。
目次
概要
- 空中を漂うように飛ぶ虫の一種。
基本的には夜行性であるが、よく探せば日中でも見つけられる。
体内に「発光素」と呼ばれる特殊な物質を含む体液を有しており、
これを基に雷属性のエネルギーと強烈な閃光を生み出す事ができる。
ただし独力のみではそれほど凄まじい光を放つ事は出来ず、基本的に外的要因を必要とする。
かつては特に絶命の瞬間にはとりわけ強烈な閃光を発するとされていたが、
近年の研究によってこの生態は否定されており、
何らかの要因で前述の体液が気化する際に光が放たれるという新たな学説が優勢となっている。
MH~MHR:S
- 単体では効果を発揮できないが、狩猟用の道具の素材として非常に高い需要がある。
カラの実に詰めれば放電能力を活かした電撃弾を、
素材玉と調合すれば大型モンスターの目を眩ませる閃光玉を作り出せる。
特に非売品である閃光玉の生産に使われる事が多い。
行商人からあらかじめ買い占めておこう。
- 閃光玉に使われた光蟲は絶命してしまうと思われがちだが、
閃光玉が割れるとそのまま逃げていくという記述もあるようだ。
- MHWorld以降の作品ではフィールド上に固有のグラフィックを貰って配置されている。
これは虫仲間のにが虫や雷光虫も同様。
ホタルの様にお尻が光る黄金色の巨大なカナブンに似た外見をしており、
ハンターはそれを手掴みで捕まえる。
現実世界のカブトムシより遥かに大きい虫(しかも飛ぶ)を手掴みする胆力があるのは
流石ハンターと言ったところか。
本作でも閃光玉に使われる以外の用途は無いが、
正直これほど巨大な虫が潰れながら光るのはあまり想像したくない所である。
MHWilds
- MHWildsでは他の虫系アイテムともども、なんと環境生物という扱いに。
フィールド上に固有グラフィックで配置されているため、これに捕獲用ネットを使用する事で捕獲できる。
- 一方、今までの閃光玉の素材としてはどうなったのかと言うと、
捕獲時に「光蟲の発光素」という体液を取り出し、それを使って閃光玉を作るようになった。
手掴みで捕獲すると閃光玉(発光素)のみ、捕獲用ネットで捕まえると本体と両方手に入る。
手掴みの場合、体液を取り出した後は生かしたまま逃がしている。
- 設定に関しても若干の変更が入っている。
今までの衝撃を受けた時、または絶命時に光るという通説は研究が進んで否定されており、
何らかの要因で体液の特殊な成分が気化する際に発光すると考えられているという。
発光素の説明文は「絶命時に強烈な閃光を放つ」のままなのだが
恐らく、衝撃を受けたり絶命時に体液が漏れ出す→気化して発光する、
というのが「ショックに反応して光る」と思われていたのかもしれない。
余談
- MHSTのとある場所で花の形をしたライトの様な物を調べると、光蟲が手に入る。
どうやら装飾としての需要もあるようだ。
- 同じく電光を発する性質を持つ虫として雷光虫が存在するが、
光蟲は古虫目・閃虫亜目・ヒカリムシ科に属し、
雷光虫は殻虫目・閃虫亜目・ライコウチュウ科に属する。
「閃虫亜目」という部分は言葉だけ共通しているが、
大本の先祖は異なるため、近縁種というわけではないらしい。