シリーズ/モンスターハンターダブルクロス

Last-modified: 2024-04-30 (火) 10:20:38
 

己の狩りは、さらにクロスする。

 

モンスターハンタークロス』の続編となるタイトル
タイトルロゴは「MONSTER HUNTER XX」となっている。
ニンテンドー3DS用ソフトとして、2017年3月18日に発売。
公式サイトはこちら

当記事では同作をNintendo Switchに移植した作品のHD版についても記す。
なお、3DS版とNintendo Switch版とのデータ移行機能は、ニンテンドーオンラインサービス終了に伴い
2024年4月9日をもって提供終了している。

目次

概要

  • 2016年10月27日、YouTubeで公開された『モンスターハンター ダイレクト』にて発売が発表された
    MHXの続編タイトル。
    YouTubeのCAPCOM公式チャンネルでは、4つのプロモーションムービー
    (第1弾第2弾第3弾第4弾)が公開されている。
    また本作のOPムービーは、特別体験版で先行収録された他、従来通りYouTubeにもアップされている。
    • MHXの続編であるため、プロデューサーは前作から引き続き小嶋慎太郎氏である。
      ディレクターはMHXの一瀬泰範氏に加え、市原大輔氏が新たにメインディレクターを務める。
  • パッケージデザインは、本作のメインモンスターの一体バルファルクと3人のハンター及びニャンターの対峙。
    裏面のデザインは同じパーティーが鏖魔ディアブロスに挑んでいる、という構図。
    このパーティーはそれぞれ前作の四天王由来の装備を身に着けており、
    これにより今作の6体のメインモンスターを網羅している。
  • キャッチコピーは「己の狩りは、さらにクロスする」。
    下記にあるように、前作の内容にさらに広がりを持たせることをシンプルにまとめたものと言えよう。
  • モンハンシリーズ全体のプロデューサーである辻本良三氏によれば、
    前作は4つの新要素をテーマとした作品だったが、
    今作のタイトルは、そこに新たな要素を「クロス」させる事で、
    さらなる世界観の広がりを体感して欲しい、という思いから名付けられたという。
    そのため、MHXの内容も全てプレイ可能となっている。
    • タイトルが『MHXG』ではなく『MHXX』になった理由は、ファミ通のスペシャルインタビューによると
      制作陣の中では「クロス」が特別な意味を持つ文字であり、これを更に広げるに当たって、
      MHX同様、これまでとは違う特別なタイトルを付けたいという理由からである…と発言している。
      • 因みに、後作のMHWorldのG級に相当するバージョンは
        「MHWorld G」ではなく「モンスターハンターワールド:アイスボーン」というタイトルだが、
        従来のように『G』相当の作品になっている。
        なお、MHW:I以降の作品では「G級」が「マスターランク」という名称に改められており、
        今後のメインシリーズで『G』の名が付くタイトルを出すことは難しくなるだろう。
    このような理由から、タイトルに『G』こそ付かないが、
    これまでの続編作品と同様、今作ではいよいよG級クエストが解禁される

新たなキーワード「6」

  • MHXの『4』という数字に対して、MHXXでは『6』という数字がキーワードとなっており、
    『モンハンダイレクト』の中で小嶋氏は、次の「6つの新要素」をキーワードとして挙げている。
新たな狩猟スタイル
今作では、ギルド/ストライカー/エリアル/ブシドーの4つに加え、
新たにブレイヴレンキン
の2つの狩猟スタイルが加わり、合計6種類の狩猟スタイルが楽しめる。
新たな狩技
全武器種に、新しい狩技が追加される。
また今作では、通常の狩技を「SP狩技」に変更する事ができ、
既存の狩技にも新たな使い方を提示する新要素となっている。
ニャンターのパワーアップ
前作で新登場した「ニャンターモード」にも、新アクションが追加。
よりハンターに近いアクションを行うことができるようになっている。
さらにハンターに新たなスタイルが追加されたように、
オトモ(ニャンター)にも新たなサポート傾向として、ビーストが登場している。
新フィールド
今作では、新たに遺群嶺」(いぐんれい)という新フィールドが追加される。
「嶺」という漢字からも分かる通り、かつてない程高い山の上を舞台としたフィールドである。
新拠点
前作MHXでは「ベルナ村」「ココット村」「ポッケ村」「ユクモ村」という拠点となる4つの村が登場したが、
今作ではそれらに加え、「龍識船」という新たな拠点が登場する。
新メインモンスター
前作には4頭のメインモンスターが登場していたが、
今作ではそれに加え更なるメインモンスターが2頭登場する。
MHXの4大メインモンスター達は、公式・非公式問わず「四天王」と称されてきたが、
それに対してMHXXのメインモンスター2頭は、公式サイトで「双璧」と紹介されている*1
なお、今作では前作のメインモンスターである四天王も引き続きメインモンスターとして扱われており、
双璧と合わせて、今作には6種のメインモンスターが登場することになる。
  • 以上6つの新要素について、詳しい解説は以下の項目にて行う。

戦闘に関する新規要素

新たな狩猟スタイル

  • MHXで目玉の一つとして登場した各種スタイルに、
    新たに二つのスタイルが追加されている。
    これらは特に解禁条件はなく、ゲーム開始直後から選択可能となっている。
    • 一つは攻撃を加え続ける事で自身を強化するブレイヴスタイル
      このスタイルを選択すると、自身のハンターネームの上に専用の「ブレイヴゲージ」が出現。
      モンスターに攻撃を当てるか、新アクション納刀継続から派生する
      イナシ納刀キャンセル攻撃を行いゲージを溜めていくことで、
      ハンターが「ブレイヴ状態」となり、通常では使えない固有の行動が可能になる。
      小嶋氏曰く「果敢に攻め続ける『勇気(brave)』がハンティングの決め手となる」
    • もう一つは、マカ錬金タルという道具による味方の支援に特化したレンキンスタイル
      このスタイルを選択すると、自身のハンターネームの上に「レンキンゲージ」という専用ゲージが出現。
      時間経過や攻撃を当てる事で溜まったゲージを消費する事で、
      錬金アイテムという特殊なアイテムを生成できる
      連続で錬金する事でより強力な効果のアイテムが生成できる他、
      生成したアイテムの一部は仲間に渡すことも可能となっている。
      また、狩技は3つ装備可能なうえ、3つ全てを後述する「SP狩技」として装備可能。
      更にアイテム錬金を行う事で、仲間に付与できるSP状態の効果を強化する事もできる
      • なおカプコン公式サイトにて、Twitterでこのスタイルの名称を予想する企画が行われていた。

新たな狩技とSP状態

  • タイトル発表初期段階から新規狩技は順次公開していくとしており、
    現在では公式サイトにて各武器種の新技が掲載されている。
    PV第3弾にてお披露目となり、
    公式サイトに掲載されている技の内容はいずれも今までに無かったタイプの技ばかりとなっている。
    これら新狩技は本作で追加されたクエストランクへの緊急クエスト*2をクリアする事で解禁となる。
新規狩技一覧
大剣:ムーンブレイク
太刀:妖刀羅刹
片手剣:混沌の刃薬
双剣:ラセンザン
ハンマー:インパクトプルス
狩猟笛:アニマートハイ
ランス:治癒の盾
ガンランス:AAフレア
スラッシュアックス:テンペストアクス
チャージアックス:チェインソーサー
操虫棍:覚蟲強化
ライトボウガン:チャージショット
ヘビィボウガン:射突型裂孔弾
弓:身躱し射法
  • SPとは「スタイルパワーアップ」の略であり、
    既存の(上記で追加されたものも含め)狩技に任意で設定することができる。
    設定すると必要狩技ゲージがUPしてしまうが、
    発動する事で、同じエリアにいるハンター及びニャンター・オトモにスタイルに応じた強化を与える効果を持つ。
    基本的にSP狩技は、各スタイルの装備可能数のうち1つしか装備出来ないが、
    レンキンスタイルのみ3つまで装備可能で、更にアイテム錬金でSP状態を強化する事も可能である
    なおSP狩技は元の狩技を習得すると同時に設定が可能となり、ゲーム開始直後から使用できる。

ニャンターモードの強化

  • なんと、サポート傾向に応じてジャスト回避ジャストガード踏みつけ跳躍が使用可能になる
    もちろんハンターのエリアル及びブシドースタイルよろしく、そこから乗り攻防やさらなる追撃に繋げられる。
    新規のサポート行動も増えており、ニャンターモードでできることが、よりハンターに近付いている。
  • また、新たなサポート傾向としてビーストが追加。
    MH4Gの同名のトレンドとは異なり、こちらは「ビースト変化の技」という専用サポート行動で「ビースト状態」となり、
    その鋭い爪で怒涛の連撃を加える、近接攻撃特化のサポート傾向となっている。
    • 更に、「爪フィニッシュ」を当てる事で、自身のステータスを最大3段階で強化する事もできる。
  • MHXではサポートゲージが貯まるにつれて蓄積値が減少する補正がかかっており、
    実用できるサポート行動が限られたり、ゲージの最大値が伸びてもほとんど無意味だったりした。
    XXではこの補正が廃止されゲージが貯まりやすくなり、ゲージの消費が激しい戦術もだいぶ現実的になった。
    • 一部のサポート行動のコスト低下や、二つ名武器のゲージ補正がニャンターにも適用された事も、
      多彩なサポート行動を駆使できる環境を後押ししている。

登場モンスター

  • XXの目玉とでも呼ぶべき双璧を成すメインモンスターを皮切りに、
    メイン以外の新規二つ名持ちモンスターや復活モンスターが登場する。
  • まずは今作の新たなメインモンスターである二頭「」について。
    • 双璧の1頭目は、「天彗龍(てんすいりゅう)バルファルク」。
      純粋な古龍としてはクシャルダオラ以来となる古龍種のメインモンスター*3で、
      メインビジュアルにも抜擢されている。
      こちらが、今までの村にあたる龍識船のストーリーの中心である。
      • 本来は人の住まう地よりも、更に遥か高空を翔ける古龍とされており、
        本作では主に遺群嶺で戦うことになるようだ。
        特徴的な1対の翼脚の先端からスラスターの如く”龍気”と呼ばれる紅いエネルギーを噴射する事で、
        まるで彗星のような姿となって高速飛行する能力を持つ。
        この龍気や翼脚自体も強力な武器となり、キャノン砲の如く光弾状の龍気を前方へと撃ち放ったり、
        翼脚を槍や爪のような形状に変形する事で、様々な角度から攻撃を仕掛けてくる。
        こうした生態からか、「銀翼の凶星」との異名を持っている。
    • 双璧の2頭目は、「鏖魔(オウマ)ディアブロス」。
      あの角竜ディアブロス二つ名持ち個体であり、
      二つ名持ちモンスター初のメインモンスターとなる。
      • 頭部や翼などが青黒く変色している他、左角が3つに分かれた歪な形状になっているのが特徴。
        尻尾を地面に叩きつけて巨大な砂弾を飛ばすなど、平時から高い攻撃能力を発揮するだけでなく、
        興奮の高まりに応じて、暴走状態狂暴走状態へと変貌し、相対する者全てを駆逐せんと暴れ回る。
        その実力は、まさに「暴君」、「二つ名持ち筆頭」と称されるほどで、
        二つ名持ちモンスターの中でも随一の危険度を持つとも言われている。
      • 今までのメインモンスター達は、所謂村クエストにあたるもので狩猟されてきたが、
        この鏖魔ディアブロスについては、従来の特殊許可クエストと同様に集会酒場でクエストが受注でき、
        また鏖魔ディアブロスに関するストーリーは、集会酒場で展開されるとのこと。
  • 前作のメインモンスターは次回作になるとメインの座を退く、というのがこれまでの通例であったが、
    前述の通り今作ではこれまでの通例とは異なり、前作のメインモンスター「四天王」も
    引き続きメインモンスターを務めている。
    また、前作時点で四天王のうちディノバルドのみ二つ名持ち個体(燼滅刃ディノバルド)が登場していたが、
    今作では他の3種にも二つ名持ち個体が実装されており、
    銀嶺(ギンレイ)ガムート」、「青電主(セイデンシュ)ライゼクス」、「天眼(テンゲン)タマミツネ」が新たに登場。
    燼滅刃ディノバルドも続投し、遂に四天王の二つ名個体が出揃う事となった。
  • 本作のラスボスに当たるモンスターとして、旧砦跡という廃墟のようなフィールドに現れ、
    膨大な糸を使い周囲の瓦礫を自在に操ることが出来る蟷螂のような甲虫種モンスター、
    閣螳螂(かくとうろう)アトラル・カが登場。
    • 2017年2月15日のカプコンチャンネルで初公開されたPV第3弾にて、
      瓦礫が竜(龍)の形を成したとも、竜(龍)型のロボットとも言えるような謎のモンスターが確認されていたが、
      その正体はアトラル・カ自身が操作を加えることで駆動する仕組みの巨大な巣(墟城)であった。
      • この墟城は”アトラル・ネセト”と呼ばれているようで、
        アトラル・カが破壊活動などを行いつつ地道に瓦礫を集め続け、大きく組み上げていったもののようだ。
    • このアトラル・カは甲虫種初のラスボスモンスターであると同時に、
      シリーズ初の飛竜種・古龍種以外のラスボスモンスターでもある。
  • また、MHXに登場したモンスターは全て続投しているため、
    一作品の中で登場するモンスターの総数はすさまじいことになる。
    MHXの時点で「105種」という記録を保持していたが、そこに更にモンスター数が上乗せされ、
    MHXXがメインシリーズ史上最多のモンスター数を誇ることになった。
    公式サイトにある「シリーズ最大級ボリュームの『モンハン』登場!」という謳い文句は決して誇張ではない。
    • 前作のMHXは全モンスターの総数が105種だったとはいえボスモンスターのみの総数*471種と、
      僅かにMH4Gの76種には及ばなかったのだが、
      続編となる本作の総数はなんと93種*5にまでのぼり、
      ボスモンスターの総数に関しても堂々のメインシリーズ”トップ”の作品ということになる
      勿論、前作と同様”大型モンスターの亜種抜き”でこの総数である。*6
      またネルスキュラの復活により、魚類を除くこれまでに登場した全ての種族が揃い踏みとなった。
  • なお、同じく歴代作品の集大成の一つであった4シリーズと比較すると、
    ダレン・モーラン、ダラ・アマデュラ(亜種)、ゴグマジオスなどが登場しておらず、
    MHX同様、シリーズの目玉とも言えるダイナミックな超巨大モンスターの数はやや控えめである
    (ラオシャンロンや擬似的な超巨大モンスター枠であるアトラル・カの登場によりやや緩和されたが)。
    またMH4Gで登場した特殊個体のうち、錆びたクシャルダオラ紅龍ミラボレアス特殊個体は登場せず、
    残念ながらミラボレアス種の揃い踏みは叶わなかった。
  • 余談だが、G作品においてモノブロス、ナナ・テスカトリ、ナバルデウス等の様な、
    オフライン専用モンスターが一切登場しないのはシリーズを通しても今作が初である。

新規・復活モンスター一覧

太字は新モンスター。

甲虫種
大雷光虫
閣螳螂アトラル・カ
鳥竜種
ドスギアノス
朧隠ホロロホルル
飛竜種
角竜ディアブロス
鏖魔ディアブロス
鎧竜グラビモス
岩竜バサルモス
氷牙竜ベリオロス
青電主ライゼクス
甲殻種
鎧裂ショウグンギザミ
牙獣種
コンガ
桃毛獣ババコンガ
銀嶺ガムート
海竜種
天眼タマミツネ
獣竜種
土砂竜ボルボロス
猛り爆ぜるブラキディオス
鋏角種
影蜘蛛ネルスキュラ
古龍種
天彗龍バルファルク
老山龍ラオシャンロン
黒龍ミラボレアス
紅龍ミラボレアス
祖龍ミラボレアス
分類不明
渾沌に呻くゴア・マガラ

フィールド

  • 今作では、新たなフィールド「遺群嶺(いぐんれい)」と「旧砦跡」が登場する。
    特に遺群嶺は通常の(闘技場・決戦場タイプではない)完全新規フィールドであり、
    完全新作ではないタイトル(今まででいう『G』の付く作品)で
    そのようなフィールドが実装されるのは今回が初である。
    • 遺群嶺は最近になって龍歴院の新たな調査対象となった地帯であり、
      それまでにも認知はされていたものの、極めて高い位置に存在するために調査に赴けなかった場所とされる。
      設定の通り雲の遥か上に位置していることが確認できるほか、
      巨大な樹木や遺跡のような人工物、空中都市のようなものが点在しているのが見てとれる。
      モンハンダイレクトと同日に生配信された「モンハン特番2016Autumn」では、
      ベースキャンプから崖下を見下ろすと、後述の龍識船が見えるのが確認されており、
      途轍も無い高度である事がうかがえる。
      イーカプコン限定版付属のサウンドトラックによれば、遺群嶺汎用BGMの曲名は「天空の聖嶺」とのこと。
      偶然にも高地凄腕汎用BGM「天空の聖域」と一文字違いである。
    • 旧砦跡は、ラスボスたるアトラル・カが棲みつくフィールド。
      砂漠の中に佇む古びた砦であり、
      ところどころがアトラル・カが紡ぐ糸によって補修されているのも見てとれる。
      古びているとはいえ各種の防衛設備も機能しており、アトラル・カにダメージを与える事も可能。
      そしてその砂の下には、アトラル・カが各地から寄せ集めてきた大量の瓦礫が埋まっており、
      アトラル・カはこの瓦礫を用いて、今までにない驚愕の方法で攻撃を行ってくる。
  • また、過去作から復活するフィールドとしては
    MH2で登場したセクメーア砂漠テロス密林
    シュレイド城が復活を果たす。
    これらの復活フィールドについても、歴戦のハンター達の間で喜びの声も上がっている。
    またこれによって、「塔」「戦闘街」といった特殊なものを除いたMH2初出の汎用フィールド、
    及び歴代メインシリーズでストーリー中最初に立ち入ることになる汎用フィールドは揃い踏みとなり、
    同時にMHP2Gのそれを塗り替え、
    モンスター数同様メインシリーズ史上”最多”の登場フィールド数を誇る作品となった。
    • ちなみにセクメーア砂漠(MH2以降の「旧」ではない砂漠)は、
      大規模な環境変動によって激しい起伏が誕生しているデデ砂漠とは異なり、
      昔ながらの平坦なフィールド(もちろん多少の段差やギミックは新設されているが)である。

拠点

  • 今作で新たに拠点となるのが、「空中の港」と称される「龍識船」(りゅうしきせん)
    なんと、大小3機程の飛行船が繋がった、シリーズでも珍しい、空飛ぶ拠点である。
    • 世界各地を巡りながらモンスターの生態を調査する龍歴院所有の飛行船とされており、
      ムービー中では龍歴院の紋章が各所に掲げられているのが確認できる。
      ストーリー上の位置づけとしてはMH4Gのドンドルマに近いようである。
  • 中央の船はとりわけ巨大なもので、船首には撃龍槍が装備されている。
    また、ここではこれまでの村クエストにあたる1人用のクエストを受注でき、
    MHXXにおける新たなストーリーが展開されていく
    (ただし、MHXと同様、村クエストを受注することは他の拠点でも可能)。
  • 左の船は商業船と呼ばれており、ここには雑貨屋や武具屋が営業している。
  • 右の船にあるのは、これまでの集会所に相当する、集会酒場「ホーンズ」という施設。
    ここからは、G級クエストを受注できる。
    前作の集会所と同様、準備エリアもきちんと用意されている。
    クエストの受付をするのはもちろん受付嬢……ではなく、なんと珍しいことに酒場のバーテンダー(男性)
    ちなみにマスターはカウンター席に座っている女性である。
    また、この二人はハンター業に関係していた過去を持つらしい。
    • 他にも龍識船には様々な人々が乗船しており、
      PV内では、なんとネコ嬢カティも同乗しているのが見てとれる。
    • また、集会酒場には「ミルシィ」という、看板娘となる新キャラが登場する。
      黒髪に黒いネコ耳…というメラルーを思わせる容姿だが、ファミ通によると、その正体はカティの妹
      カティが公式Twitterで紹介している所では、
      エネルギッシュで好奇心旺盛、面白いと思った事はとことん突き詰めるタイプらしい。
      ミルシィは、ホーンズコイン」とアイテムの交換集会酒場のBGM変更という2つの仕事を担当している。
      • 前者に必要なホーンズコインとは、一部を除くG級クエストクリア時に報酬として貰えるアイテム。
        これと交換できるアイテムには、生肉やボウガンの弾といった消耗品だけでなく、
        一部の装備の生産に必要な素材も含まれている。
      • 後者のBGM変更は、無料で何度でも行える。
        拠点のBGMが状況によって切り替わるという例は今までにもあったが、
        任意で切り替えができるというのは今回が初めてである。
        なお、選択できるBGMには新BGMだけでなく、
        前作からの人気ナンバー、トラベルナや各村の集会所曲も含まれている。
  • なお、前作で登場した4つの村と集会所(龍歴院)およびこの龍識船を合わせると、
    今作で登場する拠点の数は6となる*7
    公式な言及は無いが、ここでも今作のキーワード「6」が意識されているのかもしれない。
過去作に関連の登場人物一覧
  • MHX(X)出身の登場人物は過去作と関わりのある者のみ記述。
    依頼をしてこない人物を含めると相当多く復活しており、
    ランダムで登場人物が入れ替わる性質上、抜けがあるやもしれないことに注意されたい。
  • 各村にもともといたNPCたちもほとんど復活しているが、一部は未登場。
    各村の農場関係者やココット村のライバルハンターポッケ村の先代専属ハンターなどが未登場。
    また、ココット村の行商の青年は復活したが、ユクモ村の行商人は未登場、
    意地っ張りなハンターや冷静なハンターは復活したが、ユクモ村のハッハッハッハー!の人も未登場、
    ポッケ村の物知りなアイルーは復活したが、ココット村のいたずらネコ*8
    ポッケ村集会所のご主人を待ち続けるアイルーも未登場といった具合である。
    加えて、他のNPCに場所が占領されてしまったために復活できなかったNPCもおり、
    ココット村のベンチにいた、きまじめな村人、ヒマな村人、
    ポッケ村の南出発口にいたアイルーが未登場となっている。
  • タルアイルー、ロックラックの宿屋、まったりアイルーなど、かなり渋い人選のNPCが復活登場している一方で、
    ミナガルデの三つ子大僧正師匠といった、なかなかの主要NPCはなぜか未登場となっている。
ベルナ村
名前初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
剣ニャン丸MH3Gモガの村
タンジアの港
剣ニャン丸
キャラバンの団長MH4我らの団団長
キャラバンの看板娘旅団の看板娘
筆頭リーダー筆頭ハンター筆頭リーダー
筆頭ガンナー筆頭ガンナー
筆頭ランサー筆頭ランサー
筆頭ルーキー筆頭ルーキー
チコ村の村長チコ村チコ村の村長
旅の商人MHX-MH2以前の村人系
汎用NPCと同型
ココット村
名前初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
ココット村の村長MHココット村ココット村の村長
休息中のハンター元・凄腕ハンター
ココット村の武具屋ココット工房・兄
ココット村の加工屋ココット工房・弟
ココット村の雑貨屋雑貨屋のお姉さん
おっとりした村人おっとりした村人
買い物中の村人買い物中の村人
噂好きの村人すごくおしゃべりな村人
おしゃべりな村人とてもおしゃべりな村人
行商の青年行商の青年
ココット村の受付嬢ミナガルデ 酒場ベッキー
ヘルブラザーズヘルブラザーズ
ミナガルデの看板娘MHGドリス
ネコバァMHPココット村ネコバァ
ココット屋台のコックココット村
マイルーム キッチン
キッチンアイルーの1匹
トレジィココット村 集会所トレジィ
ドンドルマの守護兵MH2ドンドルマ 広場街の守護兵
交易船の船長MH3モガの村交易船の船長
キャラバンの料理長MH4我らの団屋台の料理長
キャラバンの竜人商人竜人商人
キャラバンの加工担当加工担当
キャラバンの娘加工屋の娘
シナト村の長老シナト村シナト村の長老
バルバレの仕切り役バルバレ 集会所ギルドマスター
ポッケ村
名前初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
ネコバァMHPココット村ネコバァ
ジャンボ村の看板娘MH2ジャンボ村酒場の看板娘
パティ
工房のばあちゃん工房のばあちゃん
カリスマ美容師ネコジャンボ村 マイハウスカリスマ美容師ネコ
博識な老竜人ドンドルマ 広場前古龍学者*9
ポッケ村の村長MHP2ポッケ村村長
ネコートネコートさん
ポッケ村の武具屋武具屋
ポッケ村の加工屋加工屋
ポッケ村の雑貨屋雑貨屋
世話好きな村人女性村人
心配性な村人男性村人
物知りなアイルー村中央のアイルー*10
ポッケ屋台の板前ポッケ村
マイルーム キッチン
キッチンアイルーの1匹
板前の方の服装
トレニャーポッケ農場トレニャー
洞窟案内ネコポッケ農場 洞窟洞窟採掘仲介ネコ
ポッケ村の受付嬢ポッケ村 集会所下位の受付嬢
ギルドマネージャーギルドマネージャー
意地っ張りなハンターツンデレハンター
ポッケ村の看板娘MHP2Gシャーリー
さすらいのコックMH3モガの村さすらいのコック
チャチャチャチャ
カヤンバMH3Gカヤンバ
ユクモ村
名前初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
ミナガルデのご隠居MHミナガルデ 酒場ギルドマスター
食材屋の女将ミナガルデ 市場マサコ
ジャンボ村の村長MH2ジャンボ村ジャンボ村の村長
船大工の親方船大工の親方
ドンドルマの道具屋ドンドルマ 広場道具屋の主人
モガの村の村長MH3モガの村村長
モガの村長の息子村長の息子
モガの村の看板娘ギルドの看板娘
アイシャ
モガの村の老職人加工屋の竜職人
漁港の女主人漁港の女主人
モガの村の農場長モガの村 農場農場長
ロックラックの長ロックラック 酒場ギルドマスター
孤高の教官孤高の教官
ロックラックガイドロックラック 全域ロックラックガイド
調合屋のあるじロックラック 広場調合屋のあるじ
ロックラックの宿屋ロックラック 宿屋街ゲストハウス管理者
ユクモ村の村長MHP3ユクモ村村長
ユクモ村の加工屋加工屋
ユクモ村の武具屋武具屋
ユクモ村の雑貨屋雑貨屋
のんびりした村人女性村人
門番の青年鬼門番(笑)
冷静なハンター太ももハンター
オトモ武具屋モミジィ
ネコバァ(ユクモ村の)ネコバァ
ギルドマネージャーユクモ村 集会浴場ギルドマネージャー
ユクモ村の受付嬢コノハ
ユクモ村の看板娘ササユ
集会浴場の番台さん番台
ユクモ屋台の料理番ドリンク屋
タンジアの港のカシラMH3Gタンジアの港 酒場ギルドマスター
タンジアの港の看板娘クエスト受付嬢
キャシー
ナグリ村の村長MH4ナグリ村ナグリ村の村長
ぽかぽか島の管理人チコ村 ぽかぽか島管理人さん
まったりアイルーぽかぽか島の奥で
浮かんでいる1匹
シナト村の女の子シナト村照れ屋な女の子
龍識船
名前初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
タルアイルーMHPココット村さすらいの料理ネコ
伝説の職人MH2ジャンボ村伝説の職人
大老殿の大臣ドンドルマ 大老殿大臣
狩猟船団・赤槍
狩猟船団・黒槍
MH3モガの村狩猟船団・赤槍
狩猟船団・黒槍
モガの農場アイルーモガの村 農場3匹の内、1匹のみ登場
名前はプレイヤーが決定
タンジアの大会担当MH3Gタンジアの港 酒場闘技大会の受付嬢
ローラ
タンジアの銅鑼担当エリナ
龍識船の炊事長MHXX-MHPキッチンアイルーの
服装水色ver
武具屋兼加工屋-MH2の加工系NPCと同型
龍識船の船員-MH3の交易船/撃龍船の
乗組員の服装青色ver
複数の拠点
名前初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
ルームサービスMHミナガルデ ゲストハウスルームサービス
プーギープーギー
郵便屋さんMH3Gタンジアの港郵便屋さん
クエスト依頼人としてのみ登場
名前クエスト名初登場作品拠点当時の作中名や公式名
(正式名不明は仮称)
雄弁に謳う詩人村10 災厄は空からいづるMHミナガルデ 広場流浪の詩人
狩りに生きる・取材班村9 突撃取材!巨大甲虫を追え!MHPマイルーム
狩りに生きる
取材班
たそがれの釣り人村8・集G2 たまには釣りでもいかが?MH2ジャンボ村たそがれの釣り人
外套の一匹狼ハンター村5 一匹狼に捧ぐ挽歌ライバルハンター
修行中ハンター集3 鎌将軍の包囲陣修行中ハンター
発掘マニア村4・集3 ガミザミの群れを掃討せよ!
集6 凍てつく牙は獰猛に
発掘マニア
竜人族のお姉さま集5 お姉さまは白兎獣がお好き?
村9 遺群嶺の火竜
竜人族のお姉さま
ジャンボ村の武具屋集6 攻究せよ、鎌持つショウグン工房の一番弟子*11
ジャンボ村の弾薬屋集6 孤島の暴君、ダイミョウザザミ工房の新弟子
知的なハンター村8 火山の厄介者たちドンドルマ 広場前知的なハンター
古龍観測所連絡員村6 高難度:対霞龍防衛作戦!観測所の2階に
いた人物?
街工房の親方村2 迫るヤオザミ包囲網ドンドルマ 工房街工房の親方
ユクモ村の湯治客集3 雷狼の尾を踏む青熊MHP3ユクモ村観光の村人
シー・タンジニャ店員村6 高難度:食は渓流にあり!MH3Gタンジアの港 酒場給仕係 or
カウンター店員
熟練の肉焼き職人村3 ガウシカ料理に挑戦ですニャ!熟練の肉焼き職人

その他の新要素・変更要素

  • クエスト中などにメッセージを表示するダイアログの仕様が変更された。
    MHXでのダイアログは上下方向に若干の空白部分があった関係で少し画面を占有し過ぎていたのだが、
    MHXXではよりスリムなデザインに変更され、邪魔になりにくくなった。
    更に特筆すべきは表示位置の変更である。
    MHXでは上画面のど真中に表示されていたが、MHXXではクエスト中のみ中央より若干上の位置に表示される。
    (なおクエスト中以外は従来通り画面中央に表示される)
    但し狩猟笛の旋律効果のみ例外で、これのみ画面左下へと大きく移動した。
    • ダイアログのデザインや表示位置は作品全体の根底に関わるUIの一つであり、製作者の側からすれば、
      前作(MHX)のデータをそのまま流用して製作できるこの手の作品ではまず手を加えたがらない要素である。
      しかもシリーズ通してこの手のダイアログは全て画面中央に表示されていたにもかかわらず、
      このように例外が存在するのも初めてである。
      様々な点で異例中の異例と言える仕様変更。今作このようにメスが入ったのにはある理由がある。
      • それは、MHXにて採用されたダイアログのデザインと、
        同作で追加された狩猟笛の重音色との相性が非常に悪かったこと。
        というのも、クエスト中に重音色による旋律効果を通知するダイアログは
        場合によっては4行にわたって表示されることがあり、
        前述の通りMHXのダイアログは特に上下方向に幅をとるので、
        画面中央がほぼ全てダイアログで潰されることがあった。
        これがソロプレイならまだしも、オンラインプレイでは自分以外の狩猟笛使いの重音色により、
        自らの意思とは関係なく突然画面が潰されるという事態が発生するため、
        他の武器使い、特に一瞬とはいえエイムを大きく阻害されてしまうガンナーから煙たがられることに。
        かくして、演奏によるオンラインプレイでのサポートがウリであるはずの狩猟笛が、
        逆にオンラインで敬遠されるという由々しき事態が発生。
        こうした点以外には重音色は便利な要素であることには間違いないので、
        せめてダイアログの仕様さえ変更されれば、といった要望は非常に多かったと思われる。
        こういった声を受け、旋律効果のみ特例的に表示位置が大きく変更することに相成ったと考えられる。
      • 一応、従来の画面中央に表示させる設定にも変更可能である。
        もっとも、従来の表示に拘るカリピストでもなければ、特に変更する理由はないだろう。
        なお、PTプレイでは個人の設定が優先されるため、自分で変更しない限り邪魔にはならない。
  • また、もう一つ狩猟笛に関連するものとして、下画面に配置できるパネルに「旋律表」が追加された。
    これは現在装備している狩猟笛の各攻撃に対応した音色と発動可能な旋律が一覧表示されるもので、
    さらには「発動中の旋律は黄色で強調表示される」、「もうすぐ切れそうな旋律効果は点滅する」といった機能もあり
    狩猟笛を扱う上で非常に便利なものとなっている。
  • シリーズ通して、一度罠を設置するとそこにモンスターが引っかかるか自然消滅するかしない限りは
    同じフィールド内で新たに罠を設置することができないという制限があった。
    しかし、MHXXからは自分が設置した罠をその場で破壊することが可能になった。
    • これまで、特にソロでの捕獲クエストにて、
      せっかく設置した罠にモンスターが引っかからずそのまま巣へと移動してしまい、
      新しい罠を再設置できるようになるまでタイムロスを強いられる、というアクシデントが発生していたが、
      この度このアクションが追加されたことにより、モンスターを罠にかける事に失敗したら即座にその罠を破壊、
      無駄なタイムロスなく新たな罠を設置できるようになった。
      但しこれまで通り罠を回収出来る訳では無いので設置のタイミングにはご用心。
    なお、破壊できる罠は自分が設置したものだけである。
    他人が設置した罠を勝手に破壊するイタズラ行為は不可能となっている。
    折角仕掛けた罠を片っ端から破壊されては迷惑極まりないので当然である。
  • 釣りポイントに浮きを垂らした後、水面でその浮きを移動させることができるようになった。
    これまでは一度浮きを垂らすと移動はできなかったが、この度の仕様変更により、
    餌を使わないルアー釣りでお目当ての魚に食いつかせることがこれまでより簡単になった。
    なお移動にはスライドパッドを使用するが、細かい動きはできず、
    スライドパッドを入力する毎に少し動くという形である。
    描写的な動きとしては、動かしたい方向に竿を倒しつつ軽く引き、浮きごと引っ張る感じである。
    手前方向はともかくなぜハンターから見て奥の方に動かせるのかは謎
  • 切断したモンスターの尻尾や剥落したボルボロスの頭冠などのフィールドに落ちた剥ぎ取り可能部位が、
    マップに「」のアイコンで表示されるようになった。
    • これにより、こういった剥ぎ取り可能部位を見失う事は無くなるだろう。
      アイコンは剥ぎ取った後は消えるので、マップを見れば剥ぎ取り忘れたかもわかる。
  • 操虫棍の猟虫を交換する事が可能になった。
    これまで操虫棍の猟虫は各武器毎に固定であり、
    同じ武器で別の性能の猟虫にしたい場合はもう一度同じ武器を生産しなければならなかったが、
    今作では、同じ攻撃属性(切断/打撃)であれば、猟虫だけを別のものに付け替える事が可能となった
    ただしコラボ系の操虫棍は猟虫の交換が不可能である。
  • オトモアイルーのサポート行動オトモスキルの変更も可能になった。
    従来は初期所持のもの以外にはそれぞれ1つのみ追加できる形であったが、
    『サポート・スキル変更』と言う修業が追加され、覚え直し候補の中からランダムに変更できるようになる。
    この候補は各グループに分かれ、それをまたいだ変更はできない。そのため、ある程度は雇用時の厳選も必要。
    一応、新しく覚えるものを選べるアイテムも存在する。
    変更可能なものは、各サポート傾向の準固定サポート行動とランダムに習得しているものだけで、
    固定サポート行動や薬草笛の技やプチタル爆弾の技は変更できない。
  • クエスト中のハンターがいるエリアにアイテムを届けてくれる「アイテムお届け隊」が追加された。
    これはハンターをサポートする研究室で編み出されたものらしく、
    クエスト出発前にその研究室で「お届け申請」をしておくと、クエスト中に条件を満たした時に、
    まもなくお届けアイテムが到着します!」というダイアログの後に、アイテムを積んだロケットが飛んできてくれる。
    PV第2弾のラストで、ハンターに向けて飛んできたロケットがまさにこのアイテムお届け隊のものである。
  • 指定されたモンスターを狩猟すると、追加の報酬が発生する「本日の調査対象」が用意される。
    1日2回、龍歴院から生態調査のために異なるモンスターの狩猟報告収集がハンターに要請され、
    その期間中に、どのクエストでもいいので指定されたモンスターを狩猟する事で、追加のゼニーと素材を貰える。
    かつて存在したWANTEDに近い。
    対象クエストのランクも問わないためか、基本的に上位までの素材となる。
    変更のタイミングはシステム時間が午前、午後の5時を回ったあと、ローディングを伴う画面変更があった時である。
    そのため、相手を確認したあとで準備中に更新時間を回ってしまっても、
    村で準備していた場合は村自宅を行き来しても対象は変わらない。
  • 装備の強化システムについては前作同様であり、このシステムの都合もあってか
    新規モンスターのものを除くとG級で新たに生産できるようになる武器は少ない
    (新たに追加された武器については、多くのものが上位段階から存在する)。
    その代わり、一部除く大半の武器に前作の最終強化から更に性能を高められる「限界突破」が導入され、
    これによってMHX時代の大半の武器をG級でも通じる性能へと高める事ができる。
    また、G級ハンターになると一部の武器については、G級素材を用いる事で
    上位の最終強化の段階のものを直接生産できるようになる。
    防具に関しても限界突破が存在しており防御力をある程度高められるが、
    これによってスキルやスロット数が変わる訳ではなく、従来作の上位防具のG級鎧玉強化と似たような位置付けである。
    そのため、防具はG級で新たに生産できるものが非常に多い。
  • 各武器種の基本的なアクションやシステム、モーション値については大きくは変わらないが、
    主に狩猟スタイル(と狩技)に起因する部分に多くの調整・変更が行われている。
    双剣のブシドースタイルやスラッシュアックスの狩技は便利/強力すぎた部分に調整が入ったりしているものの、
    基本的には選択肢が増えるアッパー調整になっている。
  • G級ハンターになると、防具の性能をそのままに、見た目を変えることができる、
    またはその逆のことが可能になる防具合成なるシステムも追加された。
    先にMHF-Zで実装された外装変更が遂にメインシリーズにも(仕様は違うが)導入された形である。
    これで呪いに悩まされていたプレイヤーも歓喜したことではないだろうか。
    • 合成の際には、G級クエストで手に入る「ホーンズコイン」で交換できる専用素材が必要だが、
      合成した防具を分離することも可能。
      ただし分離の際に専用素材は帰ってこないのでご利用は計画的に。
      また、初期段階では合成できる防具の部位が頭のみに制限されており、
      他の部位の合成は、ゲームの進行に応じて解禁される仕様になっている。
    • オトモの装備もハンター同様に防具合成を行うことができる。
    • 3DS版発売当初は、カプコンタイトル以外のコラボ装備では防具合成を行うことはできなかったが、
      Nintendo Switch ver.発売に伴うアップデートで、他社コラボ装備との合成が解禁されることになった。
  • MH3G、MH4G、MHXでは強化先が判明しているにもかかわらず、
    発売時点で「未配信のイベントクエストでしか登場しないモンスターの素材
    が必要だったために装備を強化できない問題があったが、
    本作では固有素材を持つ全てのモンスターの狩猟クエストが集会所に存在し、
    前作MHXで配信限定だったモンスターのクエストも本作で新たに追加された。
    そのため、HRを上げたりクエストをクリアしていく事で
    イベントクエスト関係なしに強化素材を回収できるようになった。*12
  • 以下、細かな改善点や変更点を述べる。
    • 拠点で入手可能なアイテム(お食事券・チケット類・超特訓の書・雲羊鹿の毛玉)が、
      自動的にアイテムボックスへ送られるようになった。
    • 下画面の拠点移動機能に、4つの村ごとの自宅へ移動する項目が追加され、
      NPCのフキダシ表示に対応。
      ベルナ村とオトモ広場のどちらにフキダシが出ているかを瞬時に判別できるようになった。
    • 狩技に関しては、カリスタ教官や村のNPCから狩技を教わる際、
      追加された技名がメッセージに併記されるようになった。
      また、狩技を装備してないとクエスト受付前に警告文が出るようになった。
    • 村人の依頼が出ている場合、他のパーティメンバーが受注した依頼クエストに
      同行した場合でもクリア扱いになるよう変更された。
    • クエストクリア時の報酬画面でXボタンを押すことで報酬表示を隠して、
      クリア時の画面全体を見ることができるようになった。
    • 前作まではハンター用防具にしか無かった着彩設定がオトモ防具にも対応するようになった。*13
    • MH3Gより存在したハンターサーチがパワーアップし、
      同機能でサーチしたハンターを直接自分の元に呼べる「ハンターコール」という機能が追加された。
    • モンニャン隊のメンバーをAボタン連打で決定可能になったり、
      武具を作成及び強化した際の「装備しますか?」の初期位置がいいえになったりと、
      選択肢のプログラムが改善された。

他作品との連動要素

  • MHXからの「データ引き継ぎ」に対応しており、MH4からMH4Gへの引き継ぎと同様、
    ほぼ全てのデータを引き継げる。
    • なおMH4(G)とは異なり、MHX(X)はSDカード内にセーブデータが保存されるため、
      引き継ぎたいデータは保存元の3DS依存となる。
    一部の武具についてはデータが修正*14されたりするが、所有武具やクエスト進行度、
    雇用中のオトモアイルーなどは全て引き継げる。
    容姿と性別の変更も可能なほか、今作ではハンターの名前も変えられる
    これによって性別と名前が一致しなくなる問題が解消されている。
  • 引き継ぎが出来ないのはMHX時点におけるHR解放後のハンターランク。
    これは『MHXX』にて再度ハンターランクによるクエスト進行度が設定されたためで、
    データを引き継がせるとハンターランクとハンターランクポイントを揃える処置が実施される。
    具体的には一律で「HR8以下」と設定されるが、『MHX』で上げていたハンターランクについては、
    追加勲章で記録が残るようになる。
    また、HRによって入手できる称号の取得状況も引き継がれ、使えなくなるということはない。
    なおMHXXにおいてもHR解放制自体は継承されており、HR12まで進めると上限解放
    (ただし前述の通り、引き継ぎするとハンターランクポイント自体は一定値からのスタートとなる)、
    最大値はHR999となるのは前作同様。
    • この不便な仕様を鑑みたのか、今作以降のG級(マスターランク)相当作品では
      HRと進行度が共有される別のランク(MR)を設けるようになっている。
  • 3DS版ではMHSTとのデータ連動特典もあり、
    同作に登場するナビルーになりきれるオトモ装備や称号、ギルドカード背景が手に入る。
    また、MHXにあったアイルー村DXおよびMH4Gとの連動は今作でも可能である。
    • 逆に、MHST側も2017年7月の3DS版アップデートに際してMHXXとの連動が追加。
      バルク装備のナビルーの衣装が入手できるようだ。

体験版

  • 体験版は、各種イベント会場の試遊用と、一般向けに配信されているものの2種類が存在する。
  • 2016年11月12日より、全国4地区で体験会が開催され、
    そこではイャンクック、ベリオロス、そしてバルファルクの狩猟クエストをプレイ出来た。
    狩猟スタイルはMHXの4種類+ブレイヴスタイル。
  • 2017年2月15日からは、3DS用ニンテンドーeショップで『特別体験版』のダウンロード配信が開始された。
    こちらはレンキンスタイルも含めた全6種の狩猟スタイルと、
    ビーストも含めたニャンターのサポート傾向全8種も選択する事ができる。
    残念ながら新しい狩技は使用できないが、
    レンキンスタイルのみ全武器共通で使用できる3つの狩技が全てSP狩技となっている。
    狩猟対象は、下級は古代林でイャンクック、中級は砂漠でボルボロス、上級は雪山でベリオロスとなる。
    前作の体験版に続き、ローカル通信限定だが最大4人でマルチプレイも行える他、
    クエストクリアのベストタイムが記録される新機能、本編のOPムービー先行収録、
    そしてメインシリーズ初の製品版のデータ連動特典と、盛りだくさんの内容となっている。
製品版で入手できる、体験版連動特典
  • ホーンズコイン 30個
  • 回復薬グレート 20個
  • こんがり肉 20個
  • ピッケル 20個
  • 虫あみ 20個
  • ※「体験版のデータが有るのに特典が受け取れない」と云う人は、落ち着いてメニュー画面から
    NewGame>特典受け取り>Continueでルームサービスに行ってみよう。

関連作品

モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.

  • 2017年8月25日発売の、MHXXのNintendo Switch(以下Switchと呼称)移植版。
    MH3G HDver同様、据え置き機故の高画質対応が行われており、ファンからは「Switch版」とも呼ばれる。
    • 光や光源等の表現が強化されており、
      古代林や遺跡平原など、雰囲気が大分変わっているマップが幾つかある。
    • 解像度上昇の影響で影が非常に繊細になっている。
    • 暗い場所は3DS版より暗く見える傾向にあるため、テレビ又はモニタの輝度、
      ガンマ値等を調整しないと非常に見辛い場合がある。
      天井の崩落等で一部のみ光源が発生しているエリアで顕著。
      この辺はテレビ等の映像出力媒体の個体差や置かれている環境(部屋の明るさ等)にも影響される。
    • グラフィックだけでなく、一部の攻撃にブラー効果が追加されている等、
      演出面での強化もいくつか見受けられる。
  • 基本的なゲーム内容は3DS版MHXX(以下、3DS版と呼称)と同じであり、
    3DS版のセーブデータをそのまま使用できるだけでなく、MHXから直接本作にデータを引き継がせることができる
    (引き継ぎ内容は3DS版のMHXXと同じ)。
    • ただ、Switchにはすれちがい通信機能が無いため、これらを利用した機能で入手出来たアイテム、
      特殊許可クエスト券などは、クエストのクリア回数累積での報酬へと変更されている。
      このため、生命の大粉塵等の一部アイテムはスイッチ版の方が入手が楽。
  • Switchは「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」の3つのスタイルを有するが、
    本作でもそれに対応しており、TVモードでは1080pというMH3G HD版と同様の高画質環境でプレイでき、
    携帯モードでは720pと、3DSよりも大きく高解像度での携帯プレイが可能となっている。
    なおモードに関わらずスイッチのタッチパネルはソフトウェアキーボード以外には使用できない。
    ではテーブルモード、TVモードではどう文字入力をするかというと、やはりコントローラー入力になる。
    こちらはUSB有線接続キーボードで代用も可能である。
    • なお本作に限った話ではないが、
      TVモードの最大解像度1080pを出せるかはモニターに依存する
      据え置き版における前作に相当するMH3G HD版(つまりWii U)と違い、
      テレビ(モニター)側が対応していない場合は720pまでしか選択タブに出てこない。
      4K対応の大型テレビなどであれば何の問題もないが、
      20インチ台のテレビだと720p(1280×720)しか持たせていない場合が多い。
      後発作同様、解像度や応答速度に不満があるならPC用ゲーミングモニターなどの採用も一考するとよい。
    ちなみに本作におけるJoy-Con独自機能の採用は後述する振動機能しかないので、
    Switch Liteでも問題なくプレイする事は可能。
  • インタフェースも据え置き機、及び二画面ではなくなった事を踏まえて調整されており、
    ターゲットカメラ、狩技などの情報が一画面に表示され、
    それらの操作も3タイプから選択可能となっている。
    装備生産画面なども同様で、見た目、基本性能、必要素材が一度に表示されるようになっている。
    細かいところでは、狩猟笛の旋律一覧をクエスト中に確認可能となっている(3DS版の旋律パネルに相当)。
    • しかし二画面ではないので、下画面の特殊攻撃パネルやショートカット調合、アイテム使用等も無い。
      便利だっただけに割と痛い。
    • 3GHDと比べるとUIの改良は微々たるものに収まっている。
      もっとも今回は携帯機モードが存在するため、
      3GHDのときほどUIを小さくしすぎるわけにもいかなかったのだと思われる*15
      • 細かな部分としては、3DS版は文字が潰れないよう一般的な平体のフォントを採用していたが、
        Switch版はUIの作り直しの際に横方向が3DS版の約3分の2の長体フォントに変更されている。
        また、アイテムアイコンなどは単純拡大であるためドットが鮮明に出ており、
        文字はくっきり映るのに対してアイコンはボヤけてしまっている。
  • また、独自要素として振動機能があり、
    一部モンスターの咆哮や狩技をヒットさせた時などにコントローラーが振動する。
  • Switchと3DS(ここでは拡張スライドパッドを付けた本体かNew3DSとする)を比較すると
    3DSはSwitchでは使えないタッチパネルが使えるが
    Switchではゲームに使える入力キーの数が3DSより3つ多い(左右のスティックの押し込みキーと-ボタン*16 )ため
    その差異を考慮して操作性が一部変更されている*17
  • セーブデータの移行については従来作と異なり、セーブデータ移行サーバーを経由していた。
    そのため、インターネット接続環境が(移行するときにも)必須となる。
    と言ってもやり方自体はMH3G時とは大きくは変わらないようで、
    「モンスターハンターダブルクロス データ移行アプリ」を3DSにダウンロードしてそれを実行することになる。
    このアプリではMH3G同様、セーブデータのバックアップが可能である。
    なお、セーブデータが移行サーバーで管理されること、
    あるいは、Switch自体も「携帯機」としての運用が可能であることから、
    3DS→Switchへとセーブデータを移行した場合、3DS側のセーブデータは削除される
    (先述の通りデータ移行アプリ内にセーブデータのバックアップをとる事は可能)。
    逆にSwitchから3DSへと移行した場合、Switch側のセーブデータは削除されないが、
    Switch側のセーブデータがロックされる仕様となっている(ロックは任意解除可能)。
    • なお、フレンドリストの移行はできない他、
      すれちがい通信などハードウェアに依存する機能は仕様が3DSとSwitchでは異なることが発表されている。
      これに強く影響を受けると思われる特殊許可クエスト券については、
      Switch verではクエストを一定数こなすと郵便屋から貰える他、
      ホーンズコインとの交換でも入手できるようになる。
    2023年3月28日のニンテンドーeショップ閉鎖に伴い、3DSのデータ移行アプリ(無料)は配信終了した。
    そして冒頭でも記した通り、2024年4月9日のオンラインサービス終了をもって
    データ移行機能そのものが使えなくなった
    • サーバーに保管したままのデータは全て削除されているものと思われる。
      一方MH3Gはローカル通信のみを扱うので、アプリさえ入手していれば現在も移行可能である。
  • マルチプレイについては、ローカル通信はSwitch版同士の場合のみ可能となっている。
    オンラインマルチプレイを行うことで、3DS版ともプレイ可能になるが、
    Nintendo Switch自体のオンラインマルチプレイは、
    2018年9月19日に正式サービスが開始されたNintendo Switch Online(以下:NSO)という有料サービス*18
    への加入が必須のため、本作もオンラインマルチプレイを行うにはNSOを利用することになる。
    • なお、NSOは他のゲームのオンラインマルチプレイも包括したサービスであるため、
      加入することでMHXXだけでなくMHRiseのオンラインマルチプレイや、
      他のゲームでのオンラインマルチも可能となる。*19
      逆に、MHRiseのオンラインマルチプレイが出来ているならそのまま本作でもオンラインマルチプレイが可能。
    • ちなみにNSOに加入するにはニンテンドーアカウントの登録が必要になっている。
  • DLCについては、Switch verの発売時点で配信されているものは同日に一斉配信された。
    また、3DS版で受け取ることができた
    MH4G、アイルー村DX、MHST、MHXX体験版、USJのプレイ特典は無条件で全て受け取ることが可能。
    Switch ver独自(限定)のDLCは無く、配信予定もないと見られる。
  • エリア移動時のロードは、3DSよりは速いが、New3DSより若干遅い。
    それでも遅すぎて大きく不満が溜まるというほどではないが、体感できるほどに差があるため気になることも。
  • MHST側のセーブデータ連動特典は本体の違いからか、残念ながら受け取れない。
    そちらをどうしても利用したい人は3DS版で取得したセーブデータを本作で引き継がせる、
    という流れになるか。
  • 下画面タッチパネルがないため、小タル爆弾を置いて4つの登録アイテムを使うという方法は
    かなりやりにくくなっている。
    (タルの隣にアイテム配置するなどして最速でアイテム選択すれば出来ないことはない)
    同様に、ワンタッチで調合画面が開けないなど、それなりに不便さを感じることも。
    しかしこれらは3DSの特長を活かした機能であり、それ以前のモンハンに戻ったと思えば理解できる範疇。
    • この点に関しては以降のシリーズで改良が重ねられており、
      アイテム選択コマンドのLボタン長押しと共に右スティックを動かすことで
      任意のアイテムを使用できる便利機能「カスタムショートカット」が実装されている。
  • 大きな違いとして、3DSにパッドを搭載したものや、New3DSではボタン押しっぱなしで
    狩技が最速で出ていたが、Switch版ではそれはできなくなっている。
    それに頼った操作をしていて、乗り換えた人は強い違和感を覚えるだろう。
    一体何故消えてしまったのか。
  • 余談だが、Switchには3DSには無かった「右スティック」がある。
    そのため、PS2時代の特徴であった右スティックでの攻撃アクションが
    MH3以来久しぶりに復活する*20のではとの声が一部で上がっていたが、
    蓋を開けてみれば右スティック攻撃に関しては未実装という形で落ち着いた。
  • ニンテンドー3DS、Wii Uの事業終了によって、
    現行世代以降のハードでプレイできる「旧作チックなモンハン」は本作、則ち「Switch版MHXX」のみとなった。
    MHXX以前のスタイルで狩猟を楽しみたいなら、本作以外に選択肢は無いと言っても良いだろう。*21

Monster Hunter Generations Ultimate

  • 2018年8月28日に発売されたMHXX Switch verの海外版に当たるソフト。
    公式略称はMHGUとなる。なおMHGUの3DS版は発売していない。
    MHXの海外版タイトルは"Monster Hunter Generations"(略称MHGen)なので、MH3G以降の"G"作品に倣った形となる。
  • PS2、3DSなどの以前のモンハンのハードはリージョンロックがあったため(PSPは無いが)
    他国版ゲームを遊ぶ場合はソフトや本体までその国のものを揃える必要があった。
    PS3やPS4、Switchなどの次世代機は、リージョンフリーが主流となってきており、
    日本の本体で海外版のソフトも正常に動作する。
    そのためここでMHGUの記述をするが、これを見て自分も遊ぼうと思った場合は以下の点を注意してほしい。
  • リージョンフリーとなって異なる国の本体とソフトでも動作するとはいうものの
    ゲーム会社の立場としては多国間の本体とソフトの膨大な動作確認やその保証まではしていられないため
    どの企業も海外版ソフトは動くとは思うし遊んでもよいが、動かなかったりトラブルが出た場合は自己責任
    という姿勢を取っている。*22
  • なお内容についてだが、
    MHGUはMHXX Switch verを外国語に変更したのみで独自の追加要素などは無いと思われる
    (相当細かいところで修正などがある可能性はある)
    また日本版MHXXとは互換性はなくセーブデータのコンバートなどはできない上に、
    オンライン通信もローカル通信もできない仕様になっている。
    ただしMHGenのセーブをMHGUへコンバートすることは可能。
    米国とヨーロッパで販売しているため、
    英語・フランス・スペイン・ドイツ・イタリアの5ヶ国語が収録されており(後に中国語も追加)
    タイトルオプションから自由に切り替え可能である。
    ただし、当然ながら日本語は抜かれている。
  • 小さいことだがMHGU独自の利点をひとつ挙げると、
    MHXXを含めた最近の日本のゲームでお約束の起動時に出る
    無許可でのゲームの複製や配信を戒める警告が海外ゲームでは出ない*23ため
    起動から操作を受け付けるまでの時間が約2秒早い
    毎回ゲームを終了し起動しなおす人であれば、海外版の方が若干ではあるが時間が浮く。
  • 下記のパッチノートに詳細があるが、左手だけでダッシュ移動できる機能がMHWorldから逆輸入されており、
    現在のところMHXXには無い独自仕様となっている。
  • MHGUはグローバルに販売されているためオンラインプレイの際も日本版とは異なる対応が必要となっている。
    日本版とは通信できないのだが、どうも米国とヨーロッパ間はそのまま接続しているらしく
    例えば英語しか話せないアメリカ在住の人間がオンライン集会所に行くと、
    そこでは英語が話せない人がドイツやイタリアから接続してくるという状況が普通に起こる。
    通信速度の不安定さや言語の壁などのカオスぶりを覚悟した上で楽しむことになるだろう。
  • そしてチャット定型文の仕様も日本版と同じだが、
    キャラ作成時点に設定していた言語で定型文が保存される仕組みになっている。*24
    クエスト中は定型文しか使えないのも日本版と同じなので、
    感謝を示す時なら日本版では「ありがとう!」の定型文を出せば済むが、
    MHGUでは Thanks!Merci!Danke! などが狩場で飛び交うのである。
    それだけならマシな方で Lasst uns das Ding fangen! などと言われて困る事もしばしばある。*25
  • とはいえ欧米のゲーマーは非英語話者との通信プレイには慣れている者も多く、
    なんとなく勘で意思疎通やクエスト回しができていたりする。
    もしあなたもMHGUを遊ぶ機会があれば恐れずに異文化交流を試みてほしい。
  • 最初から全世界同時発売する前提だったMHWorldはともかくとして、
    それ以前に出たモンハンシリーズでは、権利的な大人の事情で、
    日本向けと海外向けでコラボクエスト関連の内容が変更されている*26ことが多いが、
    MHGUはコラボ要素やクエストなどの配信関連は全てMHXXと同一のものを落とせる。
    ただし海外版独自の配信クエストはないため、MHGUは発売時点であらかた配信クエストは出揃っている
    なので配るものがないためか消耗品や資材アイテムをガンガン配っており、
    お金や雑貨類はMHXXより余裕を持ってスタートできる。
  • パッチノートは以下の通り。
    長くなるので格納します。

    2018年9月19日 version 1.1.0

    Lスティック押し込みでダッシュと歩きが切り替え可能となるオプション項目の追加、誤字の修正。

    10月18日 デモ版 version 1.1.0

    まさかのデモ版にパッチ追加。MHGUデモ版はMHXXスイッチ版体験版と同一内容で
    5カ国語が収録されているだけだったが1.1.0で繁体字と簡体字の中国語が追加されて7言語となる。

    10月31日 version 1.2.0

    MHGU本編も同様に繁体と簡体が追加される。
    中国語圏でも販売するつもりなのだろうか。

    11月8日 version 1.3.0

    1.2.0の中文の内容修正。

    2019年2月20日 version 1.4.0

    パッチノート非公開、かつ海外のカプコンサポートに問い合わせても回答できない旨の返信あり。
    普通に遊んでいる分には追加や変化は発見できないため内部的な小修正と思われる。

余談

  • クロスに対するダブルクロスという今までにないタイトルであったためか、
    最初期には半ば混乱混じりで「MHDX」や「MHWX」と言った略称がユーザー間で使われていたこともあった。
    しかしMHDXではモンスターハンターデラックスである。ゲーム内容はまさにデラックスではあるが。
    公式で推奨しているのは現在でも浸透している「MHXX」である。
    当ウィキ内では前作と共通の仕様の説明等でMHX(X)表記とMHX(XX)表記が混在している。
    なお、発表時点でMHXの公式Twitterアカウントは、先述のミルシィが加わるなどリニューアルされており、
    同アカウントなどではこの「#MHXX」のハッシュタグが使用されている。
    • 上記のNintendo Switch Ver.では、公式においては「MHXXNS」という略称が使用されている。
      MHP3HDやMH3GHDと並び、長めの略称となっている。
  • 4を意識したMHX、6を意識したMHXXと続いたが、
    5が飛んでいるのは深いワケがあるのではという噂がある。
    MHWorldでは、公式にて「『モンスターハンター5』だと、難しそうと構えられるかもしれない」という発言があり、
    一部のファンの間では「また」5を回避したという考察が盛り上がっている。
  • 「MHXではG級に当たるソフトは出さないと公式が明言した(そしてそれをMHXXで翻した)」
    という話がネットなどで出回っているが、その発言を裏付けるソースは現在のところ確認されていない。
    開発へのインタビューで、
    「MHXはナンバリングではなくポータブルシリーズに近い作品であり4Gにさらに追加改良をした4GGではない」
    「クロスはGではないので無印からの引き継ぎはできないが、4Gなど関連作のセーブで特典を付けた」
    という趣旨の回答があり、それがGを出さないという意味に誤認されて広まっている可能性がある。
    そもそもMHXの発売時にはMHXXの開発は決まっていたと推測できるため、
    公式が尋ねられても言葉を濁すならともかく逆の事実を言うことは無いと思われる。
  • 「ダブルクロス(double cross)」というタイトルの由来は概要で述べた通りだが、
    タイトル発表当時、一部のハンターからは同名のTRPGなどの影響か、
    英語での原義である「欺く」や「裏切り」を連想する、という声も少なからず上がっていた。
    タイトルの由来が公開されるとこうした声は減ってきたが、
    その後、長らくシリーズ復帰が絶望視されていたラオシャンロンの復活など、
    ハンター達を良い意味で裏切る情報も多数公開されてきているので、
    そういう意味では「裏切り」という解釈もあながち間違ってはいない…のかもしれない。
  • 2017年初めにカプコンUKが当面の間はMHXXSwitch版のローカライズを出す予定はないという趣旨の発言をtwitterで行った。
    シリーズで海外リリースされていない作品もあるので一概には言えないものの、
    MH4G、MHXはローカライズされて好評を博しており、
    わざわざ日本で発売される前に海外では販売しないことを明言した前例はなく、
    この発言は海外でのモンハンファンの間で物議を醸した。*27
    • その結果、海外のファンが日本のSwitch版XXを入手して遊ぶ事例が続出した。
      Switchはリージョンフリーなので、欧米で売られているSwitch本体でも
      (サポートは無いとはいえ)日本のMHXXソフトは正常に動作する上に、
      日本向けアカウントを作ればダウンロード版ソフト購入もできてしまう。
      向こうの有志がわざわざ導入の流れを動画などで説明したり日本語の翻訳と解説をしたりと涙ぐましい努力をしており
      オンラインも普通にできてしまうため、今作のSwitch版発売直後のオンラインでは欧米圏プレイヤーが大勢出現した。
    • 間にMHWorldのリリースを挟んだ後、2018年5月にSwitch版XXの海外版MHGUが発表されて同年8月28日に発売した。
      詳しくは上記のMHGUの項目にまとまっているが、
      前述のあえて日本版XXを購入した外国人ハンターはMHGUへのデータ引き継ぎ等はできないため、
      MHGUで遊びたい場合はソフトを買い直してセーブも新規でやり直すことになる。
  • 前述の通りG級クエスト受付はバーテンダー風の男性であるが、彼の頭頂部に毛髪は見受けられない。
    馴染みハンターとそのオトモの話によれば、「狙った的は外さない凄腕のガンナーだった」とのこと。
    これらの情報から導き出される現役時代の姿は、近年作(のOP)において、
    その渋い活躍ぶりから人気の高かったランポス装備のハゲガンナーを彷彿とさせる。
    当人という確証はないが、一部のプレイヤーの間で話題になった。
  • 前作の内容が全て収録されており、追加内容は従来作同様G級関連のみではないかという指摘がある。
    近年ではこのような売り方に強い懸念が寄せられる事が多く、それに対する批判が一部で見られるようにはなった。
    ただし本作は新しいスタイルと狩技が追加されており、
    その内スタイルはゲーム開始時から選択可能なためすぐに新たな楽しみ方を模索することが出来るようになっている。
    また引き継いでプレイした場合でも既存の仕様や狩技などいくつか調整が入っているため、
    前作とは別物のように感じることも少なくない。
    本作をやり込んだプレイヤーが知識をフルに使って最初から始めると、
    やり方次第では前作と同じクエストをまるで別ゲーのように進めることが出来るかもしれない。
    • モンスター数からして過去作と比較してもとてつもないボリュームであるのは前述した通りだが、
      クエスト数も膨大な数となっており、村と集会所、集会酒場の通常クエストだけで900を超えるクエストがあり、
      ここに二つ名等の特殊クエストを加えると1000を超え、
      イベントクエストまで含めるとなんと1300以上ものクエストがある。
      また、訓練クエストも各武器種、各スタイルごとに存在するため歴代でも異様なボリュームとなっており、
      これも加えると実に1400以上のクエストがあることになる。
    上述した批判に対応したのかは定かでないが、
    2021年現在、フルプライスの新規ソフトとして「G級」対応がされたのは、
    本作が最後である。
    MHWorld以降のメインシリーズにおいては、「超大型拡張コンテンツ」と称した有料大型DLCによって
    「G級に相当する大規模な要素追加」が実施されている。
  • fpsは前作同様、60fpsには届かない。
    画面上の演出が更に派手になり、それに伴いフレーム落ちが起きる回数が増加した。
    遠方の景色がぼやける演出を巧みに利用した視覚的ギミックが随所に存在しているのも特徴。
  • オープニングムービーでは、4人(3人+1匹)のハンター達が前作の四天王のそれぞれの装備を身に纏い、
    夜の氷海にてベリオロスとの激戦を繰り広げる。
    だが、よくよく冷静に分析して見ると。
    氷属性が弱点のライゼクス一式だったり、ガムートやタマミツネの武器を担いでいる者が居たりと、
    ツッコんだら負けだと理解していてもツッコまざるを得ない感じである。
    前作でも大剣使いの痛撃が使える装備以外は疑問だったけど、まだ新人だったし。
    メタに考えれば前作と今作の見所を凝縮した、素晴らしい映像として血沸き肉躍る熱き展開ではあるが。
    • 世界観的に考えれば、MHXのOPのハンター達が四天王を退ける程の技術と知識を手に入れたと受け取れる。
      武器防具は己の実力の証左としての側面もあるので一概にツッコむことは出来ない。*28
    • またG級ベリオロスを相手に一進一退、
      竜巻の風圧や咆哮、跳躍などで翻弄されつつも大技を華麗にいなして致命的な痛手は負わず、
      ミツネライトは狩技で、ガムートニャンターはビーストモードで、
      それぞれ属性に依存しない戦略を展開し、そしてディノハンマーは味方を吹き飛ばさず
      反撃の機には連携して波状攻撃を仕掛ける手際の良さから、
      装備の性能に実力を左右されない、
      己の狩りを極めた真のプロハンター集団
      だからこそ魅せられる状況である。
    • このオープニング映像に魅せられて、己の狩りの真価を見極めるべく
      気心の知れた四人の仲間が集まり、それぞれの得意分野の四天王装備を身に纏い、
      果敢にも、実際に自分たちでベリオロスに挑戦したハンター達もいるとか。
  • オープニングから、ディノハンマーはブレイヴスタイル、
    ゼクス大剣はエリアルスタイル、
    ガムートニャンターはサポート傾向:ビースト
    であることが分かる。
    ミツネライトについてはMHXXのパッケージを見る限り、レンキンスタイルの様だ。
    • そして、オープニングムービーの四天王装備の四人のハンター達は
      パッケージ裏面にて鏖魔ディアブロスとも戦闘している
      という事は、それだけの手腕を持つ真の実力と経験を誇るハンター達である事が裏付けられる。*29
      鏖魔の後方に、ゼクス大剣とディノハンマーと思しき二人もちゃんと写っている。
      防具合成をしているか定かではないが、
      していた場合、OPでの疑念は一部晴らされ、
      していなかった場合、上位又は下位装備で鏖魔に挑む相当の猛者である。
      鏖魔ディアブロスの正面でタルを抱えて逃げようとしているが、逃げ切れるかは怪しい…(避け切る事は可能)
  • ディレクターはMHXの一瀬泰範氏から市原大輔氏に変更されている。
    この人事は若手にディレクターの経験を積ませながら新しい息吹を吹き込むのと同時に、
    携帯機向けの経験が豊富な一瀬氏がワイン造りSwitchでの新作のチームに参加するためでもあった。
    ただし市原氏の補佐や監督役として一瀬氏はサブディレクターとして付いている。
  • 次作に当たるMHWorldがハードを変更しての発売だったことや、
    過去作まであった様々な仕様が大幅に一新された作品であったこと、
    また、登場するモンスターの数の違いといった様々な点が影響してなのか、
    全般的に値崩れし易いモンスターハンターシリーズとしては異例のロングラン作品となった。
    3DSが製造終了になって1年以上が経過した2021年冬時点では、
    3DS版の方の中古価格はかなり下がってきているが、Switch版の存在もあってか
    それでもMHWorld以上の値段を保持していることが多かった。
    この点は、かつてのMHP2GとMH3の関係を思わせる。
    流石にMHR:Sが発売された2022年夏以降は2000円以下に値下がりするようになってきている。
    • MHWorldは価格改定でDL版が1,809円まで安くなっているが、MHXXは現在でも3,990円となっている。
      ただし、あちらの場合はMHW:Iがリリースされていることと絡んでおり、
      合わせて1本分となるよう調整された結果なので、同列に語ることはできないのだが。
      ちなみにMHWorldとMHW:Iを同梱したマスターエディションもPS4版はMHXXと同額の3,990円である。

関連項目

シリーズ/モンスターハンタークロス - 前作。
シリーズ/モンスターハンター:ワールド - メインシリーズにおける次回作。海外ではこちらの方がリリースが先。
シリーズ/モンスターハンターライズ - 次にSwitchでリリースされた作品

MHXXの新要素・ネタ

アクション/SP狩技
システム/アイテムお届け隊
システム/限界突破
システム/防具合成
アイテム/ホーンズコイン
アイテム/研精石
世界観/龍識船
モンハン用語/カマキリオンライン


*1 「双璧」という呼称は、既にモンハン特番および小嶋氏のTwitterでの発言より明らかになっていた。
*2 集会所★7緊急、又は村★7緊急クエスト
*3 MH4のメインモンスターであるゴア・マガラを、ゲームシステム上の扱いに従い古龍種としてカウントしない場合
*4 小型モンスターを除いた(狩猟可能な)中~(超)大型モンスターの総数
*5 特殊個体4種込みの頭数。また、小型モンスターを含めた総数は129種となる
*6 超大型モンスターの一応の『亜種』としてはミラボレアス【紅龍】ミラボレアス【祖龍】が登場している。
*7 集会酒場は龍識船に完全に内包されているためカウントしない
*8 ネコの巣のシステムについて教えてくれるNPC。
*9 MHP2(G)のポッケ村の訓練所入り口付近にも元からこのタイプのNPCがいるが、MHP2(G)での「かつて古龍観測局で研究していた身」という発言からMH2の古龍学者、MHP2(G)の登場人物、MHX(X)の博識な老竜人は同一人物と考えられる。
*10 もともとMHP2(G)のポッケ村の村中央にいたアイルー。MH3Gのタンジアの港の南には「物知りなネコ」というトモダチケットをくれるNPCがいるが、そのNPCとはおそらく別人。
*11 武具屋の役割は工房の二番弟子だが、「ウス!」という口調は鍛冶屋の一番弟子が用いる。一番弟子も"武具屋"といえばその範疇なので、依頼人は一番弟子であろう。
*12 配信されたイベントクエストでは、本来より早い段階から該当モンスター(の強個体)に挑める場合がある
*13 一部コラボ装備は対象外
*14 例としてはマリネロシリーズの追加に伴い着彩変更範囲が大きく変更されたセイラーシリーズなど
*15 3GHDにもアップデートでゲームパッド画面でのプレイが実装されてはいたが、視認性がかなりギリギリなのは否めなかった
*16 -ボタンに相当する3DSのセレクトボタンはスタートボタンと同じ入力しかできない。詳しくは3DSも参照のこと。
*17 具体的には、+ボタンが3DS版のSTART/SELECTボタンに、-ボタンが下画面のキック/特殊攻撃に相当。ZL/ZRボタン、方向ボタン、右スティック、スティック押し込みの役割は操作タイプにより異なり、ターゲットカメラ、狩技、カメラ操作に割り当てられる。
*18 昔の作品で言えば「マルチマッチングBB」が近いか
*19 ただしNSOはあくまで任天堂が通信のためのインフラを管理しているサービスなので、それらを利用しない他社のオンラインサービスに対しては必要ない。一例としてはスクウェアエニックス社が運営するMMOのドラゴンクエスト10のSwitch版は前述のネットワークインフラもスクエニ独自で賄っているのでNSOに加入せず遊ぶことができる。
*20 ただし、任天堂ハードでのリリース順としてはMHFという前例がある
*21 中古市場に目を向ければ他にもあるが、すでに使用済み&事業を終了したハードのソフト故に正常に動作する保証はない
*22 一例として任天堂を挙げるがSwitchで海外のソフトを遊ぶ場合は、基本的に動作はするが動作保証やサポートは行わない旨の声明をしている。つまり海外版を遊ぶことを禁止はしないがフォローもしないということである。カプコン公式サポートページでも「違う国の本体とソフトで遊んでも動作保証やサポートは行わないし、同じ国の本体+ソフトで遊ぶ場合もその国のカプコン以外ではサポートしない」旨を明記している。
*23 出ないからといって、こうした行為が許される訳ではない点には注意すること。
*24 つまりフランス語で遊びたいプレイヤーがうっかり英語の設定のままでキャラを作ると、そのキャラのチャット定型文は英語で保存されてしまうということ。そうなるとシステム言語自体は後からでも自由に切り替え可能だがチャット定型文だけは英語のままで、フランス語にしたければ手入力で書き換えるしかない。
*25 ドイツ語の「捕獲しましょう!」である。
*26 例えばアイテムのグラフィックを置き換える
*27 欧米ではいわゆるモンハンG級商法と呼ばれる売り方は好まれないが、そもそもMHXの時点ではSwitchのハード自体も発売前である上、Switchが好評だからこそ発生した需要であるため、それには該当しない。
*28 設定上では主人公のように状況に合わせた装備を何種類も使い分けるのは経済的にも難しいとされる。
*29 世界観上、G級ハンターは大陸中でもほんの一握り