MHWorldから明確に見られるようになった、モンスターの特徴的な行動。
縄張り(テリトリー)を維持するため、敵対しているモンスターを排除する専用行動を行う。
本項では類似要素についても一部解説する。
目次
概要
- 大型モンスター同士が縄張りを懸けて相争う特殊なアクション。
複数の大型モンスターが同一エリア内に滞在している際、条件を満たすと時折発生し、
相手の首筋に噛み付いて振り回したり、相手と組み合って力比べを行なったりと、
大型モンスター同士が本格的に争い合う豪快な一場面が見られる。
縄張り争いの結果に応じてモンスターが大ダメージを受けるなど、
狩猟地の生態系におけるモンスターの力関係が明確に描かれる画期的なアクションといえる。
なお発生した場合は「縄張り争い」の文字が画面に表示・記録され、調査ポイントが入手できる。- 両者の力がある程度の拮抗関係にある場合、
基本的には双方がダメージを負う形で引き分けに終わる。
ただし一部例外も存在し、ディアブロスとその亜種の縄張り争いは毎回勝者が異なり、
リオレウスとディノバルドの縄張り争いは勝敗が環境に依存している。
- なお、縄張り争いを行なったモンスターが受けるダメージは、
勝敗に関わらず「最大体力を基準とした割合ダメージ」となっている。
登場ランクや個体値によって被ダメージは大きく変わるのはこのためである。
転じて、ダメージの大小は必ずしもモンスター同士の優劣の指標にはならないと言える。- ちなみに、縄張り争いでモンスターの体力が0になるダメージを負った場合、残りHP1でダメージストップが発生する。
この仕様を使えば、アクションや石ころなどでモンスターを倒すこともできる。
- ちなみに、縄張り争いでモンスターの体力が0になるダメージを負った場合、残りHP1でダメージストップが発生する。
- 両者の力がある程度の拮抗関係にある場合、
- 縄張り争いには明確な発生条件が存在している。
大前提として、縄張り争いは「モンスターが特定の相手に対して強く縄張りを主張し、
対するモンスターがこれに応じて相手を排除しようとする」ことで発生するため、
特定のモンスター同士の組み合わせでなければ発生しない。
縄張り争いが設定されていないモンスター同士が鉢合わせた場合、
意図的に相手に攻撃を加えることはあっても、専用モーションで縄張り争いを行うことはない。- また、同じ種同士であれば通常種、亜種、希少種、特殊個体の隔てなく発生するという訳でもない。
例を挙げると、通常個体のイビルジョーはディアブロス通常種と縄張り争いを行うものの、
ディアブロス亜種とはー切縄張り争いを繰り広げることはない。
一方、特殊個体である怒り喰らうイビルジョーはディアブロス亜種とも縄張り争いが発生する
(当然ながら通常種のディアブロスとも縄張り争いを行う)。
- また、同じ種同士であれば通常種、亜種、希少種、特殊個体の隔てなく発生するという訳でもない。
- 縄張り争いを行う際にはモンスター2体の同期が必要となる。
縄張り争いを始めるために一時待機しているモンスターを怯ませるなどした場合、
「縄張り争い」が不発となって上手く機能しない場面もまま見られる。
どちらかあるいは双方が大ダメージを受ける貴重かつ有用なアクションであるため、
縄張り争いの気配を感じたら攻撃や拘束の手を止めるのが無難。- 攻撃や拘束以外でも、何らかの手段による縄張り争いの妨害が発生することがある。
ダメージが入る前に縄張り争いを妨害、中断させた場合は勝敗は発生しないほか、
入るはずだったダメージも入らないので注意が必要である。
例として、レイギエナとパオウルムーが空中で争っている段階で閃光を発して妨害すると、
両者共に墜落して縄張り争いがその時点で終了、
投げ飛ばされて地面に接触する前であればパオウルムーの負けは確定せず、
ダメージも入らないと言った具合である。
- 攻撃や拘束以外でも、何らかの手段による縄張り争いの妨害が発生することがある。
- 縄張り争いの開始時や途中で、怒り状態に移行したり形態変化が発生するものも存在する。
これらの形態変化は争いの途中や終了後に解除される*1。
なお、この怒り状態中は挑戦者のスキルが適用されず、形態変化による肉質変化も発生しないなど、
あくまで演出として見た目が変わっているだけでシステム的に形態変化が発生している訳ではない模様。
- 「縄張り争い」は単純な世界観表現というだけでなく、ハンターの狩猟にも役立つ。
基本的にこの行動を行っている間はハンターを無視して争い合っており、
ハンターへの攻撃判定も存在せずモーション中はほぼ丸ごと隙というものが目立つ。
また、どちらかのモンスター(場合によっては両方とも)にダメージが入るだけでなく、
ダウンなどで若干隙が生じるため、総じてダメージを稼ぎやすい。
さらに、縄張り争いはその結果を問わずスタミナを消費するため、疲労状態に繋がることもある。- また、組み合わせによっては縄張り争いで部位破壊が発生することもある。
例えばオドガロンはラドバルキンやウラガンキンの顎を剥がして意図的に部位破壊し、
イビルジョーに完敗したディアブロスは片角を部位破壊される。
これらは報酬・戦術の両面でお得な縄張り争いと言える。
- 縄張り争いを行ったモンスターは落し物を落とす。
縄張り争いが発生した時点で両者の落し物を拾えることが確定するので、
落し物で手に入りやすい素材が欲しい場合も有用。
- また、組み合わせによっては縄張り争いで部位破壊が発生することもある。
MHW(:I)
- MHWorldは既存作品よりも世界観描写に注力した傾向の強い作品であり、
その中でもとくに目立つ要素として、専用行動で争う「縄張り争い」が取り上げられていた。
旧作では各種ムービーやデモシーンでモンスター同士の争いが描かれることが多かったが、
実際の戦闘中には、両者がいてもどちらもハンターを狙い続けていた。
一応、どちらかの攻撃に巻き込まれたらダメージは入ってはいたものの、それは微々たるものだった。
しかしMHWorldではそれらがゲームプレイ中にリアルタイムで発生し、狩猟中に見ることが可能となった。- 縄張り争いの中には、今まで生態ムービーの中だけで見られた形の縄張り争いを繰り広げるケースも。
ディアブロスと亜種の縄張り争いは正にそのムービー内容の実現と言ったところで、
両者が角を突き合わせて力比べを行い、勝者となった方が咆哮を行う、という一連の流れを実際に行う。
なお、システムの都合上、MHW(:I)では同種モンスター同士での縄張り争いは発生しない。
- 縄張り争いの中には、今まで生態ムービーの中だけで見られた形の縄張り争いを繰り広げるケースも。
- 基本的な条件は、「モンスターAの視界に戦闘状態のモンスターBが入る」こと。
互いのモンスターが既に縄張り争いを行なっている経過がある場合、
「以前の縄張り争いから一定時間が経過している」という条件が追加される。- ハンターを見付けていない状態で中~大型モンスター同士が遭遇した場合、
威嚇や咆哮などで警戒する行動を行ったり、場合によっては攻撃を仕掛けることもあるものの、
本格的に「縄張り争い」としてドンパチおっぱじめるようなことはまずない。
この関係上、縄張り争いが発生するのは基本的にプレイヤーハンターの眼前に限られる。- ただしアンジャナフとドスジャグラスの場合、アンジャナフが戦闘状態か否かは一切問わず、
ドスジャグラス側に「腹減り欲求・疲れ状態でアンジャナフに近付く」というトリガーが設定され、
ハンターの居ないところで人知れず縄張り争いが勃発する場合がある模様。
- ただしアンジャナフとドスジャグラスの場合、アンジャナフが戦闘状態か否かは一切問わず、
- ハンターを見付けていない状態で中~大型モンスター同士が遭遇した場合、
- 縄張り争いでは争いを行なったモンスターらが大きなダメージを負うが、
この際はハンターによる攻撃同様にモンスターに被ダメージが表示される。
MHW(:I)では「大型モンスターがハンターだけでなく他種モンスターも攻撃する」性質が見られるが、
そのような他モンスター狙いの攻撃が対象に当たっても怯むだけで基本的にはダメージは表示されず*2*3、
「縄張り争い」が1種のギミックとして明確に区別されていることが窺える。
- モンスターの一方がメインターゲットではない乱入モンスターである場合、
縄張り争いを行った後に探索同様フィールドから立ち去るケースがある。
これは縄張り争い自体の勝敗によるものではなく、乱入システム絡みの仕様である。- 例えば陸珊瑚の台地に乱入してくるオドガロンは縄張り争いに負けることはないが、
「縄張り争い発生後に生態行動状態*4になる」条件が満たされると立ち去る。
乱入古龍種についてもほぼ同様の仕様であり、立ち去ったからといって負けたという訳ではない。
- 例えば陸珊瑚の台地に乱入してくるオドガロンは縄張り争いに負けることはないが、
- 生息地の関係上、導きの地でしか見られない縄張り争いも存在する。
また、クエストによっては「古龍同士の縄張り争い」も発生するが、
歴戦王クエストを除いて、古龍の乱入自体が珍しいものであり、
あまつさえ複数の古龍のケースとなれば稀と言える程であるため、実際に見る機会はかなり限られる。
MHR(:S)
- MHWorldに引き続きモンスター同士の縄張り争いが実装されているが、
今作では縄張り争いを終えたモンスターのどちらかが操竜待機状態に移行する場合がある。
また、モンスターを誘導しても縄張り争いをせずに通常攻撃で操竜待機状態になることもある。
そのため縄張り争いを見る機会はやや減ったか。- なお、縄張り争いにおいて待機状態となる側が劣勢であると考える向きもあり、
MHRiseで初登場した縄張り争いについては攻撃順に関わらず格下が操竜待機に移行する傾向がある*5。
ただし、概ね同格と見られるモンスター同士の縄張り争いはMHWorldで完全に引き分け扱いだったものも含め
先攻(=後から攻撃を受ける)側が操竜待機となるため一概に「格下が操竜待機」とも判断できず、
操竜待機=劣勢という指標が絶対的なものかどうかは不明瞭である。
1つ言えるのは、本作の目玉要素である操竜を積極的に活かしやすいということだろう。- MHR:S追加分の縄張り争いでは、概ね同格と見られる場合は操竜待機状態になるモンスターはランダムになった。
- なお、縄張り争いにおいて待機状態となる側が劣勢であると考える向きもあり、
- MHWorld時代と大きく異なる点として、
「縄張り争いの演出として発生する割合ダメージ」が双方最大1回ずつまでなのはMHWorld同様だが、
今作ではモンスター本体以外に当たり判定がある攻撃(いわゆる飛び道具)は通常の同士討ちと同様のダメージ判定が発生する。*6
このダメージは、相手の体力に関係なく攻撃ごとにダメージが設定されている、操竜蓄積の青エフェクトを伴う、
ハンターも巻き込まれるとダメージを受ける、属性攻撃であれば属性やられの発症を促すなど、
通常の同士討ちに準拠した性質を持ち、「縄張り争いのダメージ」とは明確に区別されている。- 攻撃力は基本的に類似する通常攻撃に準拠しているが、異なる値が設定されているものも一部に存在する。
中には通常攻撃の10倍もの攻撃力が設定されているケースも。
- 攻撃力は基本的に類似する通常攻撃に準拠しているが、異なる値が設定されているものも一部に存在する。
- この「飛び道具による同士討ちのダメージ」は発生こそ縄張り争いのアクションによるものだが、
放たれた後は良くも悪くも縄張り争いとは独立した存在となる。そのため、- 「同士討ちのダメージ」の有無が「縄張り争いのダメージ」に影響しないため、
与える総ダメージは飛び道具を使うモンスターの方が「同士討ちのダメージ」分だけ多くなりやすい。
泡やブレスなど飛び道具を多用するタマミツネや、ブレスのダメージが非常に大きいエスピナスなどが顕著。 - 「縄張り争いのダメージ」については一方的にダメージを受けるものの、
「同士討ちのダメージ」を与えることで一矢報いるケースがある。
ディアブロスvsリオレイアやマガイマガドvsバゼルギウスなどが該当。 - 飛び道具によって「縄張り争いのダメージ」を与える場合、
「縄張り争いのダメージ」と「同士討ちのダメージ」が同時に発生する。 - ダメージが演出の一環として組み込まれている「縄張り争いのダメージ」と違い、
あくまで「当たり判定に接触した結果ダメージを受ける」ため、外れるとダメージが発生しない。
- 「同士討ちのダメージ」の有無が「縄張り争いのダメージ」に影響しないため、
- 今作では従来シリーズに見られた危険度システムが再登場したが、
実際にモンスター同士が格闘する縄張り争いの結果については、危険度に準じないケースがしばしば見られる。
危険度や世界観上の強さに準じて勝敗がある程度推測できたMHW時代と比べ、
MHRise系列のそれは「自身の骨格や戦法」も織り交ぜて戦うというケースが多い。- 例としてマガイマガドとバゼルギウスの縄張り争いはバゼルギウスは空中で火球を使って応戦するものの、
マガイマガドは一切動じず鬼火の着火を上手く活かした機動力で一方的に組み付き続け、
最後にバゼルギウスの上を取って地面に叩きつける。
ラージャンとバゼルギウスの縄張り争いでは最初こそ一般飛竜と同じ形でラージャンが優位を取るものの、
追撃を図った時に地面に落ちた爆鱗が爆発、それに耐えられずに吹き飛んだ所をバゼルギウスが即座に体勢を立て直して、
爆撃を伴う強襲で追撃する…と言った感じで、単純な力関係で両者の勝敗を判別することができなくなっている。
- 例としてマガイマガドとバゼルギウスの縄張り争いはバゼルギウスは空中で火球を使って応戦するものの、
- MHW(:I)で存在しなかった組み合わせの縄張り争いが一部追加されている。
例としてアンジャナフはリオレイアやディアブロス、ティガレックス、ナルガクルガ、ジンオウガと、
リオレイアはアンジャナフやティガレックス、ナルガクルガ、ジンオウガとの縄張り争いが発生する。
いずれもモーションはMHW:I時点で存在した同骨格間での縄張り争いと同じである。- アンジャナフについては、MHW:Iで亜種が繰り広げていた縄張り争いをほぼ丸ごと引き継いでいる。
今作には亜種が登場しないために同種の縄張り争いを統合した可能性もあるが、
この関係でMHWorldでは明確に見られた通常種と亜種の格差が間接的に消滅している*7。
- アンジャナフについては、MHW:Iで亜種が繰り広げていた縄張り争いをほぼ丸ごと引き継いでいる。
- MHWorldの頃は閃光などの手段で縄張り争いを中断させることもできたが、
MHRiseでは一度縄張り争いが始まったら一切の妨害を受け付けなくなった。
中断によりダメージが入らない事態が起こらなくなったため、先攻・後攻の重要性はなくなったと言えるか。
MHWilds
- 今作ではハンターが発見されているかどうかにかかわらず、
縄張り争いが設定するモンスター同士が出会うと勝手に争い始めるようになった。
このため、まったく関係ないモンスターを狩っていたり、
探索している最中に「縄張り争い」のテロップが出る事がある。
- 本作ではMHR(:S)と同様、同士討ちであってもダメージが表示される。
加えて同士討ちのダメージでも特殊なエフェクトなどは出ないため、
同士討ちのダメージと縄張り争いの割合ダメージの区別が難しくなっている。- 表示されるダメージやその時のモーションを見るに、
今回は一部の縄張り争いにおいて割合ダメージが複数回発生している可能性がある。
- 表示されるダメージやその時のモーションを見るに、
- 本作ではダウン中のモンスターを一方的に攻撃するという特殊な縄張り争いが存在する。
多くの場合は同士討ちで大技を撃ち、相手がダウンした場合に行うが、
あまりにも一方的かつ簡潔であり、もはや縄張りを争っているとは言えない。
どちらかと言えばMHW(:I)において、イビルジョーがモンスターを咥えて行動するのに似ている。
システム上では縄張り争いだが、実際には同士討ちの延長線上にあるアクションと言える。- この特殊な縄張り争いを行う側はたったの2種であるが、獲物となる方のモンスターは非常に多い。
モーションを使いまわせるとはいえ、数多くのモンスターに対し一方的に攻撃を加えられる2種の
生態系における立ち位置の高さには驚かされる。
また、2種の性質を考慮すると、この縄張り争いは仕留めた相手を捕食している様子なのかもしれない。
- この特殊な縄張り争いを行う側はたったの2種であるが、獲物となる方のモンスターは非常に多い。
対戦カード・優劣
- 現状判明している組み合わせ、勝敗は以下の通り。
- なお、勝敗はモンスターの種類のみで決まり、歴戦個体・傀異化個体等の単体強化要素は一切関係ない。
通常個体に歴戦個体や傀異化個体が負けるということもある。
如何に強大な個体と言えども、種として格上の生物には勝てないということだろう。
- なお、勝敗はモンスターの種類のみで決まり、歴戦個体・傀異化個体等の単体強化要素は一切関係ない。
- 先に(あるいは一方的に)相手に割合ダメージを与える側をAに記載する。
勝敗に関しては、原則優勢側が対抗側から割合ダメージを受けずに打ち負かした場合は「◯(勝利)」、
双方が割合ダメージを与え合い、勝負が拮抗したまま痛み分けに終わった場合は「△(引き分け)」と表記する。- 設定資料集などでは縄張り争いの内容を指すと思しい言及が存在する場合がある*8が、
ここではあくまで作中で展開される縄張り争いの結果と備考のみを上記の定義に従って記載する。
- 設定資料集などでは縄張り争いの内容を指すと思しい言及が存在する場合がある*8が、
- モンスター本体以外に当たり判定がある攻撃は通常の同士討ちと同様の当たり判定が発生する。
これらの攻撃が縄張り争いによって発生する場合は備考欄に記載する。- MHW(:I)ではこれらの攻撃でモンスターにダメージが発生しているかは不明だが、
ハンターに対しては影響を及ぼすため同様に記載する。 - 攻撃を受けたモンスターが属性やられや状態異常を発症する場合は括弧内に記載する。
薄字は蓄積値が足りず、縄張り争い中の攻撃分だけでは発症しない(事前の蓄積次第では発症する)。
- MHW(:I)ではこれらの攻撃でモンスターにダメージが発生しているかは不明だが、
MHWorld
- 以下はMHWorld(下位・上位)に存在する縄張り争い。
モンスターA 勝敗 モンスターB 備考 ジュラトドス △ ― △ ボルボロス アンジャナフ ◯ ― ● ドスジャグラス アンジャナフ ◯ ― ● トビカガチ リオレウス(亜種) ◯ ― ● アンジャナフ ディアブロス(亜種) ◯ ― ● ボルボロス ディアブロス(亜種) ◯ ― ● リオレイア(亜種) 戦闘後はリオレイア(亜種)がエリア移動する。 ディアブロス(亜種) ? ― ? ディアブロス 勝敗は不定*9。 レイギエナ ◯ ― ● パオウルムー 戦闘前にパオウルムーが膨張状態になる。
決着時にパオウルムーの膨張状態解除。オドガロン ◯ ― ● ツィツィヤック オドガロン ◯ ― ● パオウルムー 戦闘前にパオウルムーが膨張状態になる。
決着時にパオウルムーの膨張状態解除。オドガロン ◯ ― ● ラドバルキン 決着時にラドバルキンの顎破壊。 クシャルダオラ △ ― △ テオ・テスカトル 2種類存在する*10が、勝敗は変わらない。
いずれの場合も同時にダメージを受ける。クシャルダオラ △ ― △ ネルギガンテ 後攻時にクシャルダオラが一定時間体勢を崩す。*11 テオ・テスカトル △ ― △ ネルギガンテ 後攻時にテオ・テスカトルが一定時間体勢を崩す。 ヴァルハザク ◯ ― ● オドガロン イビルジョー ◯ ― ● リオレウス 戦闘中はイビルジョーが怒り状態になる。 イビルジョー ◯ ― ● ディアブロス 戦闘中はイビルジョーが怒り状態になる。
決着時にディアブロスの片角破壊。イビルジョー ◯ ― ● レイギエナ 戦闘中はイビルジョーが怒り状態になる。 イビルジョー △ ― △ バゼルギウス 戦闘前にバゼルギウスが赤熱状態になり、
戦闘中はイビルジョーが怒り状態になる。
バゼルギウスが爆鱗を使用。
後攻時にバゼルギウスの胸爆鱗のストックが切れる。クシャルダオラ △ ― △ ナナ・テスカトリ 2種類存在するが、勝敗は変わらない。
いずれの場合も同時にダメージを受ける。ナナ・テスカトリ △ ― △ ネルギガンテ ナナ・テスカトリがヘルフレアを使用。
先攻時にネルギガンテが負傷状態になる。
後攻時にナナ・テスカトリが一定時間体勢を崩す。
MHW:I
- 以下はMHW:I(マスターランク)限定の縄張り争い。
MHRise
- 引き分けだが一方が確定で操竜待機状態になる場合、「△(優勢)」「▲(劣勢)」で表記する。
- 以下はMHRise(下位・上位)に存在する縄張り争い。
モンスターA 勝敗 モンスターB 備考 アケノシルム △ ― △ イソネミクニ イソネミクニが眠り粉(睡眠)を使用。
戦闘後はアケノシルムが睡眠状態になり、操竜待機状態にならない。ヨツミワドウ ◯ ― ● アオアシラ ヨツミワドウ ◯ ― ● ウルクスス ヨツミワドウ ◯ ― ● ラングロトラ ビシュテンゴ ▲ ― △ オロミドロ ビシュテンゴの柿で同士討ちダメージ発生。 リオレイア ▲ ― △ ナルガクルガ リオレイア ▲ ― △ ジンオウガ リオレイア ◯ ― ● アンジャナフ リオレイアの火球ブレス(火)で同士討ちダメージ発生。 リオレイア ▲ ― △ ティガレックス マガイマガド ◯ ― ● アケノシルム マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。 マガイマガド ◯ ― ● ベリオロス マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。 マガイマガド ◯ ― ● リオレウス リオレウスの火炎放射(火)、
マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。アンジャナフ ◯ ― ● ヨツミワドウ アンジャナフ ◯ ― ● クルルヤック アンジャナフ ◯ ― ● ドスフロギィ アンジャナフ ◯ ― ● トビカガチ アンジャナフ ▲ ― △ ナルガクルガ アンジャナフ ▲ ― △ ジンオウガ アンジャナフ ▲ ― △ ティガレックス アンジャナフ ▲ ― △ ディアブロス タマミツネ ▲ ― △ ジンオウガ タマミツネの泡、水ブレス(水)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ◯ ― ● クルルヤック リオレウスの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ◯ ― ● ドスフロギィ リオレウスの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ◯ ― ● ビシュテンゴ リオレウスの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ◯ ― ● トビカガチ リオレウスの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ▲ ― △ ナルガクルガ リオレウス ▲ ― △ ジンオウガ リオレウス ◯ ― ● アンジャナフ リオレウスの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ▲ ― △ ティガレックス ゴシャハギ △ ― ▲ ヨツミワドウ ディアブロス ◯ ― ● ボルボロス ディアブロス ◯ ― ● リオレイア リオレイアの火球ブレス(火)で同士討ちダメージ発生。 ディアブロス ? ― ? ディアブロス 勝敗は不定。勝率は五分。 ラージャン ◯ ― ● プケプケ 戦闘中はラージャンが怒り状態になる。 ラージャン ◯ ― ● リオレイア 戦闘中はラージャンが怒り状態になる。 ラージャン ◯ ― ● リオレウス 戦闘中はラージャンが怒り状態になる。 マガイマガド ◯ ― ● バゼルギウス バゼルギウスの火球ブレス(火)、
マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。マガイマガド ▲ ― △ クシャルダオラ クシャルダオラの風ブレス、
マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。マガイマガド ▲ ― △ テオ・テスカトル テオ・テスカトルの火炎放射(火)、粉塵爆破(火)、
マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。クシャルダオラ △ ― △ テオ・テスカトル 2種類存在し、仕掛ける側の優勢。
いずれの場合も同時にダメージを受ける。ラージャン △ ー △ バゼルギウス 戦闘中は双方が怒り状態になる。
バゼルギウスの爆鱗(火)で同士討ちダメージ発生。ラージャン △ ― △ クシャルダオラ 戦闘中はラージャンが怒り状態になる。 ラージャン ? ― ? テオ・テスカトル 勝敗については後述。操竜待機になるモンスターはランダム。
戦闘中はラージャンが怒り状態になる。
テオ・テスカトルの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。
MHR:S
- 以下はMHR:S(マスターランク)限定の縄張り争い。
モンスターA 勝敗 モンスターB 備考 アケノシルム ▲ ― △ イソネミクニ亜種 イソネミクニ亜種の冷気(氷)で同士討ちダメージ発生。 ビシュテンゴ亜種 ▲ ― △ オロミドロ ビシュテンゴ亜種の松ぼっくり(火)で同士討ちダメージ発生。 怨嗟響めくマガイマガド ◯ ― ● アケノシルム 怨嗟響めくマガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。 怨嗟響めくマガイマガド ◯ ― ● ベリオロス 怨嗟響めくマガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。 怨嗟響めくマガイマガド ◯ ― ● リオレウス リオレウスの火炎放射(火)、
怨嗟響めくマガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。怨嗟響めくマガイマガド △ ― △ (原初を刻む)メル・ゼナ 同時にダメージを受ける。
(原初を刻む)メル・ゼナの龍ブレス及びその爆発で同士討ちダメージ発生。怨嗟響めくマガイマガド ◯ ― ● (紅蓮滾る)バゼルギウス (紅蓮滾る)バゼルギウスの火球ブレス(火)、
怨嗟響めくマガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。マガイマガド ▲ ― △ 傀異克服クシャルダオラ (傀異克服)クシャルダオラの風ブレス、
(怨嗟響めく)マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。怨嗟響めくマガイマガド △ ― ▲ クシャルダオラ △ ― △ 傀異克服クシャルダオラ マガイマガド ▲ ― △ 傀異克服テオ・テスカトル (傀異克服)テオ・テスカトルの火炎放射(火)、粉塵爆破(火)、
(怨嗟響めく)マガイマガドの鬼火爆破で同士討ちダメージ発生。怨嗟響めくマガイマガド △ ― ▲ テオ・テスカトル △ ― △ 傀異克服テオ・テスカトル ルナガロン ◯ ― ● ガランゴルム ルナガロンの氷ブレスで同士討ちダメージ発生。 ルナガロン △ ― △ ジンオウガ 戦闘中はルナガロンが氷衣状態に、
ジンオウガが超帯電状態になる。タマミツネ △ ― △ ライゼクス タマミツネの泡、水ブレス(水)で同士討ちダメージ発生。 リオレウス ◯ ― ● ビシュテンゴ亜種 リオレウスの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。 ゴア・マガラ △ ― △ セルレギオス 戦闘中はセルレギオスが怒り状態になる。
(渾沌に呻く)ゴア・マガラの狂竜ブレス、
セルレギオスの刃鱗で同士討ちダメージ発生。渾沌に呻くゴア・マガラ △ ― ▲ (原初を刻む)メル・ゼナ ◯ ― ● ルナガロン ルナガロンの氷塊ブレスで同士討ちダメージ発生。 激昂したラージャン ◯ ― ● プケプケ 戦闘中は激昂したラージャンが怒り状態になる。 激昂したラージャン ◯ ― ● リオレイア 戦闘中は激昂したラージャンが怒り状態になる。 激昂したラージャン ◯ ― ● リオレウス 戦闘中は激昂したラージャンが怒り状態になる。 激昂したラージャン △ ― △ 紅蓮滾るバゼルギウス 戦闘中は双方が怒り状態になる。
紅蓮滾るバゼルギウスの爆鱗(火)で同士討ちダメージ発生。激昂したラージャン △ ― △ クシャルダオラ 戦闘中は(激昂した)ラージャンが怒り状態になる。 (激昂した)ラージャン ▲ ― △ 傀異克服クシャルダオラ 激昂したラージャン ? ― ? テオ・テスカトル 戦闘中は(激昂した)ラージャンが怒り状態になる。
(傀異克服)テオ・テスカトルの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。(激昂した)ラージャン 傀異克服テオ・テスカトル クシャルダオラ △ ― △ エスピナス エスピナス(亜種)の火球ブレス(火、毒)で同士討ちダメージ発生。 ▲ ― △ エスピナス亜種 傀異克服クシャルダオラ △ ― ▲ エスピナス(亜種) クシャルダオラ ▲ ― △ 傀異克服テオ・テスカトル 同時にダメージを受ける。 傀異克服クシャルダオラ △ ― ▲ テオ・テスカトル メル・ゼナ △ ― △ イヴェルカーナ 戦闘中はイヴェルカーナが氷纏い状態になる。
同時にダメージを受ける。ラージャン △ ― △ イヴェルカーナ 戦闘中は(激昂した)ラージャンが怒り状態になる。 激昂したラージャン △ ― ▲ クシャルダオラ △ ― △ イヴェルカーナ 通常個体同士の場合は2種類存在し、仕掛ける側の優勢。
いずれの場合も同時にダメージを受ける。
イヴェルカーナが優勢の場合はイヴェルカーナの氷ブレス(氷)で、
傀異克服クシャルダオラが優勢の場合は傀異克服クシャルダオラの風ブレスで同士討ちダメージ発生。傀異克服クシャルダオラ △ ― ▲ テオ・テスカトル △ ― △ イヴェルカーナ 通常個体同士の場合は2種類存在し、仕掛ける側の優勢。
いずれの場合も同時にダメージを受ける。
イヴェルカーナが優勢の場合はイヴェルカーナの氷ブレス(氷)で、
傀異克服テオ・テスカトルが優勢の場合は傀異克服テオ・テスカトルの火炎放射(火)で同士討ちダメージ発生。傀異克服テオ・テスカトル △ ― ▲ イヴェルカーナ △ ― △ マガイマガド 戦闘中はマガイマガドの鬼火まとい状態が最大になり、
イヴェルカーナが氷纏い状態になる。
(怨嗟響めく)マガイマガドの形態変化、鬼火爆破、
イヴェルカーナの氷塊落とし(氷)で同士討ちダメージ発生。▲ ― △ 怨嗟響めくマガイマガド 原初を刻むメル・ゼナ ◯ ー ● イヴェルカーナ 通常個体とは別モーション。
イヴェルカーナは形態変化を行わない。
- (激昂した)ラージャンと(傀異克服)テオ・テスカトルの争いは特殊で、
ラージャン側は割合ダメージを受けないにもかかわらず、操竜待機となる。
これだけを見ればラージャンの勝利とも言えるが、
それ以外で一方のみが割合ダメージを受ける場合、原則的に敗者側が操竜待機になるのだが…。
操竜待機状態になるモンスターは、ラージャン側が通常個体/特殊個体かによらず、
テオ・テスカトル側が通常個体の場合はランダム、傀異克服個体の場合はラージャンとなる。
MHWilds
- 引き分けだが一方が確定でダウンになる場合、「△(優勢)」「▲(劣勢)」で表記する。
- 以下はMHWilds(下位・上位)に存在する縄張り争い。
モンスターA 勝敗 モンスターB 備考 ドシャグマ ◯ ― ● バーラハーラ 演出専用のバーラハーラが2体登場し、縄張り争いが終わると立ち去る。 ドシャグマ △ ― △ ラバラ・バリナ ラバラ・バリナがわた毛(麻痺)を使用。
ドシャグマが麻痺状態となり、そのまま縄張り争いが終了する。アジャラカン ◯ ― ● ププロポル ププロポルのガス爆発で同士討ちダメージ発生。 ヌ・エグドラ ◯ ― ● アジャラカン ドドブランゴ △ ー △ ヒラバミ ネルスキュラ ◯ ― ● ゲリョス ゲリョスが閃光を使用。
ネルスキュラが閃光状態となり、そのまま縄張り争いが終了する。
ゲリョスの頭部が部位破壊済みの場合、閃光は使用せず縄張り争いが終了する。リオレイア ◯ ― ● ケマトリス ◯ ― ● ププロポル リオレウス ◯ ― ● ケマトリス ◯ ― ● ププロポル リオレウス △ ー △ ウズ・トゥナ リオレウスが毒爪を使用。
ウズ・トゥナが毒状態となり、そのまま縄張り争いが終了する。アルシュベルド ◯ ― ● レ・ダウ レ・ダウの放電攻撃で同士討ちダメージ発生。 アルシュベルド ◯ ― ● アジャラカン モンスターBがダウン中の場合にのみ発生する。 ドドブランゴ イャンクック リオレイア リオレウス バーラハーラ ウズ・トゥナ ヒラバミ ケマトリス ヌ・エグドラ 護竜ドシャグマ 護竜リオレウス 護竜オドガロン亜種 護竜アンジャナフ亜種 ゴア・マガラ シーウー ◯ ― ● 護竜オドガロン亜種 護竜オドガロン亜種の龍属性ブレスでシーウーに同士討ちダメージ発生。 シーウー ◯ ― ● 護竜ドシャグマ モンスターBがダウン中の場合にのみ発生する。 護竜リオレウス 護竜オドガロン亜種 護竜アンジャナフ亜種 護竜ドシャグマ ▲ ― △ 護竜アンジャナフ亜種 護竜リオレウス ◯ ― ● ケマトリス ◯ ― ● 護竜アンジャナフ亜種
余談
- あくまで縄張り争いであるためか、迫力に満ちた真剣勝負でこそあるものの、
殺し合いと表現できるレベルの命懸けの死闘はほぼ見られない。
互いに相手を縄張りから排除する意図はあれど、殺害する意図まではないということか。- とはいえ、縄張り争いで見せる行動はほぼ全てが対大型モンスター専用のものである。
実際、投げ落とし→火炎放射or滞空強襲や飛び掛かり→拘束噛み付き、
角突き上げ→地面叩き付けなどハンター的にはオーバーキルに近い攻撃もまま見られ、
そういう意味では対ハンターとはまた違った次元での「本気」を垣間見せていると言える。
特に古龍級生物が絡んだ勝負は度肝を抜かれるような大迫力の格闘が目立ち、
古龍級生物の恐ろしさをはっきりと表現した内容が多い。
- 一部縄張り争いでメインウェポンを使わないモンスターがいるという指摘もあるが、
これは相手や状況に応じて戦略を取捨選択した結果と捉えることもでき、
一概に手を抜いている、相手を舐めているとは言えない。- ただ、逆に汎用モーション故に主たる能力を一切使えず割りを食っているモンスターもおり、
同骨格の一部縄張り争いにおいてモーションが単純流用されている点を惜しむ声は散見される。
明らかに戦い方や能力の違うモンスターが、同骨格の組み合わせであれば同じ戦い方、
同じ決着のつき方になるケースもしばしばある。
- ただ、逆に汎用モーション故に主たる能力を一切使えず割りを食っているモンスターもおり、
- とはいえ、縄張り争いで見せる行動はほぼ全てが対大型モンスター専用のものである。
- 本来ならば設定でしか語られなかった世界観上の頂点に立つ古龍種達や、
古龍級生物達の実際の力関係を直に確認できる胸躍るシステムである。
MHW:Iでは希少種が復活したが、残念ながら今の所は彼らの縄張り争いは確認出来ていない。
他の同格級のモンスター達との強さ議論に決着を付けれる機会が与えられたにもかかわらず非常に惜しい。
- 上記の対戦表からも判る通り、中型モンスターの専用縄張り争いはMHW:I時点で3パターンしか存在しない。
全員共通でイビルジョーの武器にされるモーションはある
生態系の中で見れば他の大型モンスター達はまず勝てないであろう強者ばかりなので、
多少の小競り合いはあっても、すぐに力の差を理解して本気で排除を試みようとはしないのかもしれない。- MHRiseでは熊型牙獣種骨格に専用の縄張り争いが追加されたほか、
操竜待機の機会を増やすためか、クルルヤック、ドスフロギィといった既存の中型鳥竜種にも
流用モーションでの縄張り争いが設定されている。
- MHRiseでは熊型牙獣種骨格に専用の縄張り争いが追加されたほか、
- MHXX以前のシリーズでも、設定上では縄張り争いという概念は存在する。
同時狩猟や連続狩猟などで二頭のモンスターが徘徊している理由付けとされるケースが多い。
また、生態ムービーやOPムービーには世界観上で繰り広げられた縄張り争いを描いたものが複数ある。
尤もこういった縄張り争いがゲーム上で実際に再現されたことは一切なく、
同エリアに大型モンスターが2頭現れた場合は互いを完全に無視してハンターのみを狙う仕様であった
(互いの攻撃により、モンスターAの攻撃がモンスターBにダメージを与える場合は多々あるが、
モンスターAとBの両方ともターゲットはあくまでハンターである)。
モンスター同士の縄張り争いは設定として存在していただけに、
ゲーム上での実態の乖離を指摘する声は非常に多かった。- MH2では繁殖期限定でランポスの巣(密林のエリア7)に
ボス以外の大型モンスターが侵入した場合、ハンターと同じ程度に狙う仕様があった。
尤も微々たるダメージしか入らないため、とても戦略に使えるような仕様ではなかったが。
- ドスジャギィなどを始めとする一部の小型鳥竜種に関しては、
それぞれの縄張りに侵入した他モンスターに対して優先的に攻撃行動を行う
(ハンターよりも優先して大型モンスターを攻撃する)。
これは原点回帰を目指したMH3より登場した仕様であり、
この時点で後の「縄張り争い」システムの萌芽は存在していたと言える。
- 縄張り争いとはまた別だが、明確に他モンスターを狙って攻撃するモンスターも存在する。
また、イビルジョーは疲労状態になるとモンスターにも攻撃を行う上、
見つかっていない状態でもモンスターに対してハンター一人を狙う時と同じように執拗に攻撃し続ける。
一方で攻撃されている側は威嚇を返すことはあっても、
攻撃対象であるハンターがいないため戦闘態勢に入らず、されるがままになっていることが多い。
- MH2では繁殖期限定でランポスの巣(密林のエリア7)に
同士討ちとの違い
- 「モンスター同士で普通の攻撃でダメージを与えあう行為」は当然ながら縄張り争いではない。
これらは「同士討ち」に属する行動であり、
専用のアクションという形で、相手を本格的に排除しようとする縄張り争いとは大きく異なる。
よって、小型モンスターから大型モンスターに攻撃を仕掛ける小規模なもの、
大型モンスターが小型モンスターに対して行う捕食行動、
MHWorldから明確に見られるようになった大型モンスター同士の排除行動
(同一エリアに存在する他の大型モンスターに対して威嚇・攻撃を行う現象)はこれに含まれない。
それらは世界観/テリトリー、ゲーム用語/同士討ち、アクション/捕食などを参照されたし。- 明確に区別できる要素として、縄張り争い発生時は「縄張り争い」と画面に表示されること、
システム上対象モンスター2体が同期を行って専用アクションを行うことが挙げられる。
つまり、この条件を満たしてない争いは縄張り争いではないと考えてよい。
- MHRiseでは大型モンスター間で同士討ちが発生すると、一定確率でモンスターが操竜待機状態に移行する。
下記の通り縄張り争いによっても操竜待機が発生するため混同されがちだが、
これはあくまで「大型モンスターの通常攻撃が他の大型モンスターにダメージを与えた」だけであり、
公式で定義されたアクションとしての縄張り争いではない。
- 明確に区別できる要素として、縄張り争い発生時は「縄張り争い」と画面に表示されること、
- ただし、「同士討ち」とはゲーマーが使う俗語であり、公式の用語ではない事に注意。
このためMHWildsでは開発陣が同士討ちを指して「縄張り争い」と言及し、
ファンの間で若干の混乱が発生するという事例も存在した。
公式からすれば、同士討ちも専用モーションがあるものも、
全部ひっくるめて「縄張り争い」という認識なのかもしれない。
類似行動
- 縄張り争いが登場したMHWorld以降の作品では、
同士討ちではないが、システム上縄張り争いともされていない、
それに近い争いを起こす例がいくつか存在している。
- イビルジョーの中型モンスターをくわえて振り回す行動や、
テオ・テスカトルとナナ・テスカトリが連携して行う合体技も、
内部的には縄張り争いと同じシステムが使用されていると思われる。
詳しくは各モンスターの記事を参照されたし。
- 奇しき赫耀のバルファルクは通常の縄張り争いこそ実装されていないものの
マップ移動と大技による攻撃を一度に行う「襲撃」という行動がほぼ同じシステムを用いた形で実装されている。
移動先にハンターと自分以外の大型モンスターが居る場合、これを用いて大型モンスターに特攻した後乱入してくる。
なお、これはハンターとの戦闘中に用いる必殺技『彗星』を繰り出す際の「襲撃」とは別技扱いであるようで
MHR:Sに登場する傀異克服個体であっても通常種と同じ内容のものとなっている。- また、アマツマガツチ戦中にウツシを盟勇として連れていない場合、
奇しき赫耀のバルファルクが「襲撃」で乱入、
その後アマツマガツチが反撃してバルファルク側が操竜待機に移行する演出が発生する。
上記演出は縄張り争いのシステム表記はないものの、
TGS2023のカプコンステージライブ<Day-1>にて同演出が発生した際に
開発陣から「バルファルクの乱入・縄張り争いは入ったので」というコメントがあり、
ある意味縄張り争いの一つとして扱われるものだと思われる。
- また、アマツマガツチ戦中にウツシを盟勇として連れていない場合、
縄張り争いの無いモンスター
- 仕様上仕方のない事なのだが、縄張り争いには2体のモンスターが絶対に必要な事から、
残念ながら現状超大型モンスターやラスボスのモンスターの縄張り争いを見る事は叶わない。
そもそも専用フィールドでの戦闘になるので、乱入も期待できない。
ゴグマジオスやアカムトルムなどは他のモンスターも現れるフィールドであり、
百竜ノ淵源ではマガイマガドやテオクシャが乱入してくるため、今後のシリーズに期待したい所だが…。
- MHW:I時点で縄張り争いが存在しないモンスターは、
クルルヤック、ドスギルオス、ドドガマル、ヴォルガノス、
猛り爆ぜるブラキディオス、希少種、超大型モンスター、
レーシェン、エンシェント・レーシェンが該当する。- 希少種は通常種や亜種より強さが上がっている為に彼等と同等の扱いには出来ない、
猛り爆ぜるブラキディオス、レーシェン、エンシェント・レーシェン、
超大型モンスターは基本的に他のモンスターと同時に現れることはない*15、
という事情が存在するので致し方無いだろう。
また、クルルヤック、ドスギルオス、ドドガマルには縄張り争いこそ存在しないが、
イビルジョーに咥えられて鈍器扱いにされるモーションは存在しているので、
通常の大型モンスターで本当に誰とも争わないのはヴォルガノスのみであった。
兄貴マジ紳士
- 希少種は通常種や亜種より強さが上がっている為に彼等と同等の扱いには出来ない、
- MHR:S時点で縄張り争いが存在しないモンスターは、
オサイズチ、ドスバギィ、ロアルドロス、バサルモス、フルフル、
ヤツカダキ(亜種)、オロミドロ亜種、ダイミョウザザミ、ショウグンギザミ、
オオナズチ、シャガルマガラ(傀異克服)、奇しき赫耀のバルファルク(傀異克服)、希少種、ヌシ、超大型モンスターが該当する。- 特殊個体という差はあっても、オサイズチ、ジュラトドス、ヤツカダキ(亜種)、オロミドロ亜種とヌシを除けば
全てのモンスターが今作からの復活モンスターである。
前作からの使い回しが効かないことや、新モンスターに華を持たせる関係上、
どうしても新規縄張り争いは新モンスターに集中してしまったのが原因か。
また、骨格上の問題もあるかもしれない。
フルフルに関しては、テリトリーから出ない、絶縁体になる脂肪分が多すぎて
他の生物の食用にできないなどの設定から、積極的に争うのは世界観に反するということかもしれない。
- オロミドロ亜種は通常種に縄張り争いが存在するにも関わらず、
自身には縄張り争いが存在しないという珍しいモンスターである。
理由として、通常種が対戦していたビシュテンゴ(亜種)と生息地が重ならないほか、
通常種のモーションをそのまま流用すると、相手が溶岩の中に引き摺り込まれることになってしまうからだと考えられる。
- ヌシは元々百竜夜行という特殊なシステムに絡んだモンスターであるためか、縄張り争いが一切存在しない。
当然、通常個体の間で縄張り争いを行うヌシ同士でも縄張り争いは発生しない。
- 特殊個体という差はあっても、オサイズチ、ジュラトドス、ヤツカダキ(亜種)、オロミドロ亜種とヌシを除けば
- MHWilds時点で縄張り争いが存在しないモンスターは、ババコンガ、グラビモス、チャタカブラ、
護竜アルシュベルド、超大型モンスター(ジン・ダハド、ゾ・シア)が該当する。- 今作では登場モンスター数が多くないのもあるが、何よりアルシュベルドが一方的に属性エネルギーを吸収する縄張り争いが
非常に多くのモンスター相手に繰り広げる事も大きい。
そのため、必然的に縄張り争いがないのはババコンガやチャタカブラなど、属性を持たないモンスターになる。
- 超大型モンスターであるジン・ダハドは汎用フィールドである氷霧の断崖にも登場するが、
他モンスターと戦う場合は縄張り争いではなく同士討ちの範疇で決着を付けてしまう。
汎用フィールドへの出現は超大型モンスターにも縄張り争いが出来るかもしれないという希望への一歩だが、
残念ながら今作ではまだ実現に至らなかったようだ。
- 特殊なモンスター群である造竜種だが、護竜アルシュベルドとゾ・シアを除いた全員に縄張り争いがある。
護竜の捕食者であるシーウーとの争いはもちろん、それ以外のモンスターとも縄張り争いを起こすので、
劇中でも言われている通り生態系にしっかり組み込まれているという事なのだろう。
あるいは警備用モンスターとしての役割を果たしているだけかもしれないが…。- 護竜アルシュベルド、ゾ・シアは戦闘中に他のモンスターが登場せず、尚且つ一回きりしか戦えないので当然縄張り争いもない。
- 今作では登場モンスター数が多くないのもあるが、何よりアルシュベルドが一方的に属性エネルギーを吸収する縄張り争いが