システム/危険度

Last-modified: 2022-08-10 (水) 11:34:35

MH3から導入されたシステムの1つ。
モンスターの危険性を示す値である。

目次

概要

  • MH3ではハンターノート、MHP3以降のシリーズではモンスターリスト(図鑑)から確認が可能。
    星の数の最大値は、MH3(G)・MH4(G)では6、MHP3・MHXでは8、MHRiseでは10となっている。
    この項ではMHXでの危険度(8段階)を基準として概要を述べる。
  • システム的には「そのモンスターがどれだけ危険か」を示すもので、
    簡易的な難易度表記を世界観的表現に落とし込んだものと言える。
    また、作品によってはモンスター同士が合流した際の挙動を推測する手掛かりになり、
    同じフィールドに留まるのを嫌ってエリアチェンジを行いやすくなる傾向がある
    (こやし玉の利きやすさに影響するという説明がなされることもある)。
    • ただし、モンスター同士の挙動を実際に管理しているのは「強さランク」という内部システムである。
      「強さランク」と危険度に乖離が存在しているケースもあり、
      危険度はあくまで目安にすぎないという点には留意する必要がある。
  • 勘違いされがちだが、危険度はそのモンスターの設定上の強さをそのまま表したものではない
    実際にモンスターの上限関係を明確に示す縄張り争いと危険度が並存するMHRiseにおいては、
    危険度が大きく下回るモンスターが危険度上位のモンスターに対して勝利する、または引き分ける
    というケースがかなりの頻度で見られる*1
    • 中でも明瞭な例が、MHRiseに登場したヌシと風神龍イブシマキヒコの関係である。
      設定資料集においてヌシはイブシマキヒコの力によって追い立てられ逃げ惑うモンスターであるとされており、
      力関係がイブシマキヒコ>ヌシモンスターであることが明確にされている。
      しかしながら後述の通り、一部のヌシモンスターは危険度において他ならぬイブシマキヒコを上回っており、
      危険度=設定上の強さと定義した場合に大きな矛盾が発生する。
  • 作中で表の設定として濃く描かれないMH世界における影響力が間接的にわかる数値でもある。
    小型モンスターは生態系の最下位、故に危険度を表す星も少ない★1~2
    ドス鳥竜種などの中型モンスター、比較的小さめの大型モンスターは★3
    中級ハンター向けの大型モンスター、大型鳥竜種の亜種は★4となり、
    リオレウスやディアブロスなど強大な大型モンスターは★5と定められている。
    そして古龍種や古龍級生物など、次元の違う強さを持つモンスターは★6かそれ以上である。
    • 因みにハンターではない一般人が対抗できるのは場合によっては危険度1ですら怪しく、
      どう背伸びしても危険度2程度が限界。それも単体ならどうにかなるかならないか、といったところである*2
      群れに襲われればほぼアウト。そのため遠出をする時は、ハンターに護衛を依頼することもしばしば。
      危険度3ともなれば一頭だけでも無理で、
      ドスジャギィ相手に村の男衆総出で挑んでもあっさり返り討ちである。
      危険度4のモンスターが一ヶ所に居座ると、周辺地域では交通や商業が止まってしまう。
      危険度5の場合、例えばディアブロスは軍隊などの国家戦力をも壊滅させ
      アグナコトルは小国を半壊させるほどの被害を出した記録が残っている。
      古龍などでなくとも充分すぎるほどの大災害である。
      そして、危険度6~8に定められたモンスターたちは規格外と言っても過言ではなく、
      生態系を破壊し尽くす都市の存続を脅かす島を沈める世界に影響を及ぼすなど、
      何れもが途方も無い被害を齎す存在である。
    なお、危険度が初登場したMH3では、危険度3程度のモンスターを倒せればハンターとして1人前、
    危険度5クラスのモンスターに対処できるようになれば一流ハンターとして認められるとされている。
    • 村の男衆達総出でも危険度3のドスジャギィに敵わないという設定を意外に思われるプレイヤーもいようが、
      これは単にドスジャギィを狩猟できる、つまりハンターを営む人々が超人というだけの話である。
      特に我々の分身たるプレイヤーハンターは主人公として強大な補正を受けているため、
      そこいらの村の男達や標準的なハンターと比較できるような存在ではない。
      • また、初心者ハンターであればジャギィの群れやドスジャギィ一頭相手にも
        かなりの苦戦を強いられ、場合によっては返り討ちに遭ってしまうこともあるだろう。
        メタ的な話にはなるが、モンスターハンターをプレイして日が浅い頃にはドス鳥竜やファンゴの群れに
        苦戦(あるいは乙)した事もあるのではないだろうか?
        曲がりなりにもある程度の準備や心構えをしたハンターでそれなのだから、
        まともな装備や経験、知識の無い一般人が対処するなどまず不可能である。
      • なお、モガの村カムラの里の住人たちは、時として並のハンター以上とも思える異常な能力を見せ、
        高い危険度のモンスターにも臆さず挑むが、
        これはこれらの村が極めて特殊なだけで、この世界の平均基準では決してない。
        モガの村に関してはあくまで「荒事に慣れた漁師が体調のいい時に大型モンスターを狩れるかも」という程度であり、
        他の住人は時々超人っぷりを垣間見せるがそこまでの能力はない。
        カムラの里は、元々の技術力が高く、数十年にわたり里全体でモンスターの大襲来に備えて訓練と防備体制を整えていた、
        というこれも特殊極まりない環境の里である。
  • MHWorldではモンスターたちの生態表現が大幅に増えたこともあってか、
    従来の形でモンスターリストに示される危険度システムは存在しない。
    • 縄張り争いではモンスター同士の上下関係がこれ以上ないほど明確に描かれており、
      モンスターハンターの生態系を知りたいならば危険度よりも参考になる。
    探索で歴戦の個体の痕跡を調べると、危険度として紫の炎のようなマークが1~3個表示される。
    しかし、これは今までのような世界観的な危険性としての意味合いは薄く、
    歴戦の個体としてのランクを示すシステム的な側面が強い。
    調査クエストでは危険度が高いモンスター程報酬で貰える未鑑定の装飾品の質が良くなったり、
    カスタム強化で使える特殊な龍脈石が貰えたりする。
    分類法則としては、レベル4以下、レベル6、マスターランク1か2から登場するモンスターは1、
    レベル5、7、マスターランク3か4から登場するモンスターは2、
    古龍、一部の古龍級生物、希少種(とジンオウガ亜種)は3といった形である。
    • MHW:Iではマスターランクで危険度が変わったモンスターが存在し、
      リオレイア亜種が危険度2から危険度1に格下げになっている。
  • MHRiseでは従来のような危険度システムが復活した。
    大型モンスターにのみ設定されており、小型モンスターには設定されていない。
    また、今作では段階が異様なまでに細密化されており、★1~★10までの10段階が存在する。
    • MHXXで言うところの★3~★8の6段階が今作での10段階へと細分化されており、
      スケールがおよそ倍となっていることになる。

危険度一覧(作品別)

  • 代表的なモンスターの危険度を掲載する。
    なお、上記の定義はMHXのそれに準拠する形で書かれていることに留意されたし。

MH3危険度抜粋(順不同)

  • 危険度1:アイルー、アプトノス、ケルビ、エピオス、ポポなど
  • 危険度2:メラルー、ジャギィ、リノプロス、ルドロス、ブナハブラ、ギィギなど
  • 危険度3:ドスジャギィ、ドスバギィ、クルペッコ、ロアルドロス
  • 危険度4:ギギネブラ、チャナガブル、ボルボロス、リオレイア
  • 危険度5:アグナコトル、ラギアクルス、ベリオロス、ディアブロス、リオレウス、ウラガンキン
  • 危険度6:イビルジョー、ナバルデウス、ジエン・モーラン、アルバトリオン

MHP3rd危険度抜粋(順不同)

  • 危険度1:アイルー、ガーグァ、ケルビ、ポポ、ガウシカなど
  • 危険度2:メラルー、ジャギィ、リノプロス、ルドロス、ブルファンゴなど
  • 危険度3:ドスジャギィ、クルペッコ、ロアルドロス、ドスファンゴ、アオアシラなど
  • 危険度4:ボルボロス、ハプルボッカ、ラングロトラ、ギギネブラ、リオレイアなど
  • 危険度5:ウラガンキン、ベリオロス、ナルガクルガ、リオレウス、ロアルドロス亜種など
  • 危険度6:ジンオウガ、アグナコトル、ティガレックス、ディアブロス、ボルボロス亜種など
  • 危険度7:ナルガクルガ亜種、ティガレックス亜種、アグナコトル亜種など
  • 危険度8:イビルジョー、リオレウス希少種、リオレイア希少種、アカムトルム、ウカムルバス、全古龍種

MH3G危険度抜粋(順不同)

  • 危険度1:アイルー、アプトノス、ケルビ、エピオス、ポポ、ガウシカなど
  • 危険度2:メラルー、ジャギィ、リノプロス、ルドロス、ブナハブラなど
  • 危険度3:ドスジャギィ、クルペッコ(亜種)、ロアルドロス(亜種)、アオアシラなど
  • 危険度4:チャナガブル、ハプルボッカ、ラングロトラ、ボルボロス(亜種)、ギギネブラ(亜種)、ナルガクルガ、リオレイア(亜種)、リオレウス(亜種)
  • 危険度5:ラギアクルス(亜種)、ベリオロス(亜種)、ディアブロス(亜種)、ガノトトス(亜種)、ナルガクルガ亜種、ブラキディオス、リオレイア希少種、リオレウス希少種、ナバルデウスなど
  • 危険度6:イビルジョー、ナルガクルガ希少種、ラギアクルス希少種、ナバルデウス亜種、ジエン・モーラン(亜種)、グラン・ミラオス、アルバトリオン
  • MH3~3Gで、アグナコトル、ディアブロス、ナルガクルガ、リオレウス等の
    一部モンスターで危険度が違うモンスターも存在する。
    • MH3→MHP3変更例:アグナコトル・ディアブロスが5から6に変更されている。
      なお、MH3とMH3Gで危険度が違うのは亜種・希少種・新規モンスター登場によるものと推測される。
    • MHP3→MH3G変更例:リオレウス・ナルガクルガが5から4に変更されている他、
      ナルガクルガとナバルデウス以外の亜種モンスターが通常種と同ランクになっている。

MH4(G)危険度抜粋(順不同)

  • 危険度1~2:小型モンスター
  • 危険度3:ドス系鳥竜、アルセルタス、イャンクック、ゲリョス、ウルクスス、ケチャワチャ、テツカブラなど
  • 危険度4:ババコンガ、ネルスキュラ、ザボアザギル、ガララアジャラ、フルフル、バサルモス、リオレイアなど
  • 危険度5:ゴア・マガラ、リオレウス、ジンオウガ、グラビモス、ゲネル・セルタス、ブラキディオス、キリンなど
  • 危険度6:イビルジョー、ラージャン、アカムトルム、ウカムルバス、ティガレックス希少種、古龍種(キリンとその亜種を除く)

MHX(X)危険度抜粋(順不同)

  • 危険度1:アイルー、ムーファ、リモセトス、ランゴスタなど
  • 危険度2:メラルー、ガレオス、マッカォ、ブナハブラなど
  • 危険度3:ドスマッカォ、ドスファンゴ、アオアシラ、イャンクック、ロアルドロス、テツカブラなど
  • 危険度4:ホロロホルル、ガノトトス、ヴォルガノス、ドドブランゴ、ラングロトラ、ショウグンギザミなど
  • 危険度5:ディノバルド、ガムート、ライゼクス、タマミツネ、イャンガルルガ、リオレウス、ラギアクルス、ナルガクルガ、ティガレックス、ジンオウガ、ウラガンキン、ドボルベルク、ブラキディオス、矛砕ダイミョウザザミ、紅兜アオアシラ、岩穿テツカブラ、キリンなど
  • 危険度6:リオス希少種、黒炎王リオレウス、紫毒姫リオレイア、燼滅刃ディノバルド、鏖魔ディアブロス、ラージャン、イビルジョー、シャガルマガラ、バルファルクなど
  • 危険度7:アカムトルム、ウカムルバス、クシャルダオラ、オオナズチ、テオ・テスカトル、ラオシャンロン
  • 危険度8:アマツマガツチ、オストガロア、アルバトリオン、ミラボレアス、アトラル・カ
  • MHXでは「強さランク」の存在が確認されておらず、合流時の逃げやすさに影響するのは危険度と見られるが、
    ★7以上のモンスターは全て単体狩猟しか存在しないため、システム的に意味を成すのは★6までである。

MHR(:S)危険度抜粋(順不同)

  • 危険度1:オサイズチ、ドスバギィ、アオアシラ、ウルクスス
  • 危険度2:クルルヤック、ドスフロギィ、アケノシルム、フルフル、ヨツミワドウ
  • 危険度3:バサルモス、ロアルドロス、ボルボロス
  • 危険度4:ラングロトラ、ビシュテンゴ、プケプケ、リオレイア、ジュラトドス
  • 危険度5:ベリオロス、イソネミクニ、トビカガチ、ダイミョウザザミ
  • 危険度6:リオレウス、ナルガクルガ、タマミツネ、アンジャナフ、ジンオウガ、ビシュテンゴ亜種、イソネミクニ亜種、ガランゴルム、ショウグンギザミ
  • 危険度7:ゴシャハギ、ティガレックス、ディアブロス、オロミドロ(亜種)、マガイマガド、ヤツカダキ(亜種)、ルナガロン、ライゼクス、エスピナス、セルレギオス、ゴア・マガラ
  • 危険度8:ラージャン、バゼルギウス、オオナズチ、クシャルダオラ、テオ・テスカトル、メル・ゼナ、シャガルマガラ、ヌシ・アオアシラ、ヌシ・リオレイア
  • 危険度9:イブシマキヒコ、リオレウス希少種、リオレイア希少種、ナルガクルガ希少種、激昂したラージャン、紅蓮滾るバゼルギウス、ヌシ・タマミツネ、ヌシ・リオレウス
  • 危険度10:ナルハタタヒメ、百竜ノ淵源ナルハタタヒメ、奇しき赫耀のバルファルク、ガイアデルム、ヌシ・ディアブロス、ヌシ・ジンオウガ、怨嗟響めくマガイマガド

余談

  • 特異な例として、MHXXのラスボスである閣螳螂アトラル・カは、
    周囲の物体を用いない(≒本体のみの)場合の戦闘力は他のラスボスと比較して特別強大とは言えず、
    また戦闘中に乱入が発生する可能性が示唆されるなど、
    種そのものが古龍種の如き絶対的な地位を占めているわけではないものの、
    作中では★8という強大な超大型古龍種に匹敵する危険度に定められている。
  • 危険度は、飽くまで「その種の一般的な個体」について定められたものであるため、
    その種の中でも特例的な個体については、設定上において危険度を逸脱した戦闘力ないし影響力を持ちうる。
    とりわけ顕著な例が特殊個体極限個体である。
    これらの個体は通常個体とは受注ランクや強さランクが異なるほどにまで戦闘力が跳ね上がっており、
    特殊個体に至っては亜種や希少種よりも通常個体との乖離が激しい種が少なくないにも関わらず、
    MHXXまでの作品では専用のモンスターリストが存在しておらず、それ故に専用の危険度も定められていなかった。
    • これらの個体についてはクエスト受注時にアイコンや依頼文で確認する事が出来るため、
      原則「通常個体の狩猟に向かったつもりが、極限個体/特殊個体と出くわした」といった事態は発生しない
      (専用アイコンが存在しない例外中の例外についてはこの限りではないが)。
    • 狂竜化個体獰猛化個体についても同様のことが言えるが、
      これら個体は作中描写や設定からすると「通常個体と比較して危険度を逸脱するほどの差はない」ものとみられ、
      単に独立して危険度を定める必要がないと判じられている可能性も高い。
      尤も設定上はともかく、ゲーム上の難易度で言えば作中最高クラスの狂竜化/獰猛化個体も珍しくないので、
      実際に狩猟に向かう際は万全の準備と覚悟で挑む必要がある。
    • なお、極まった強化クエスト高レベルギルドクエストにおいては、
      「(体感難易度が)古龍を余裕で超える」ほどの強さを持つセオリーブレイクな個体が登場する場合がある。
      これらは「歯応えのある強敵と闘える」「半永久的に狩猟を繰り返せる」といった形で
      上級者のニーズに応えるやり込み要素、作中のエンドコンテンツの一種として設定されており、
      世界観的な影響力を表す危険度のシステムにそのまま当てはめるのは難しい。
      よって所謂"「ゲーム的な事情」が絡んだ仕様"として理解するのが暗黙の了解となっている。
      • 強引に解釈するのであれば、ゲーム上では途轍もなく強靭に感じられる強化個体も、
        世界観的に見ればその種の危険度を逸脱するほどの強さではないのかもしれない。
        未知の樹海の個体についても樹海外で生態系や人間生活に影響を与えた事例は一件も報告されていないため、
        ギルドの対応としても「折りを見て探索を続けながら現状を静観」と言うスタンスを維持し、
        これらで得られたデータを全世界共通となる危険度の項目に適用する必要はないと判断しているとも考えられる。
  • 一部のモンスターに関しては、作品を跨ぐ中で危険度が変更されている場合がある。
    例えばリオレウス(通常種)の場合、
    MH3・MHP3・MH4・MH4G・MHX・MHXX:★5、MH3G:★4、MHRise:★6と言った具合である。
    ただ、上記の通り危険度の区分は作品によって大きく異なる場合が少なくないため、
    危険度が上下したからといって格上げされた、格下げされたと一概に見なすことはできない。
    当然ながら、基準が異なることから作品を跨いでの危険度の比較は不可能である。

関連項目

システム/モンスターの強さランク - ゲーム中で実際に適用されるランクは此方である。
システム/レア度 - MHSTのモンスターに設定してあるものに関しては、危険度とほぼ同義。
システム/狩猟環境
アイテム/こやし玉


*1 リオレイア(危険度★4)vsアンジャナフ(危険度★6)で前者が勝利する、ビシュテンゴ(危険度★4)vsオロミドロ(危険度★7)やヨツミワドウ(危険度★2)vsゴシャハギ(危険度★7)が引き分けに終わるなど。
*2 現実ではイノシシが1頭出没しただけで一般人は近付くなと警告が出され、警察官数人がかりによる大捕物としてニュースになるが、ブルファンゴの時点でイノシシより一回りは大きい