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モンスター/モルドムント

Last-modified: 2018-09-20 (木) 15:53:22
種族
古龍種
別名
黒冠龍(こくかんりゅう)
登場作品
MHXR
狩猟地

目次





生態・特徴 Edit

人類未踏の地とされてきた「断裂群島」にて存在が確認された古龍種。
頭部にまるで冠を思わせる特徴的な黒い角を有することから<<黒冠龍>>という別名で呼ばれている。
群島にて活動する調査隊を突如襲撃したことで発見に至るが、襲撃時には正体不明のモンスターであった。
同時期に漂着した「黒色の碑の欠片」を調査したところ、刻まれた碑文から正体が判明した。
碑文によると件のモンスターは「黒き冠を戴く忌むべき狂王モルドムントであり、
「その両翼は森羅万象を喰らい、その狂気は槍の雨となって大地を穿つ」とも記されていた。
碑文の記述通り、モルドムントは群島各地を並々ならぬ食欲で喰い荒らす脅威と化しており、
その惨状を看過すべきではないとの判断から討伐指令が出されている。
モルドムントの体型は、古龍目に定められた黒蝕竜ゴア・マガラとの類似点が多く認められる。
通常の四肢に加え、もう1対の"腕"としても発達した巨大な翼を背中に備えている。
体色は灰色を基調とし、角や背中、尻尾などに生える突起は黒く染まっている。
別名の由来となった大きな角は左右対称で、上方へと反り返るように多数生え揃っている。
首や胸部の甲殻には切れ目があり、そこから黒い特徴的な体液が滴り落ちることがある。
角や背中・尻尾などの突起、及び首や胸部にある切れ目はモルドムントの状況に応じて発光し、
ブレスを吐く際や怒り狂った際には青色に発光、更には鮮やかな赤色の光へと変じることもある。
興奮すると瞳の色も橙色から赤色へと変じ、体の発光と合わせてより禍々しさが際立つ外見となる。
モルドムントの体において最も特徴的な部位は、背中より伸びる大きな翼である。
普段は背中に添える格好で畳み、狂竜化したゴア・マガラのように常時地面に下ろし続けることはないが、
強力な腕として発達しているモルドムントの翼はむしろ攻撃などに多用される傾向が見られる。
当然ながら飛行能力も備えており、一度滞空して上方から攻撃を仕掛けることも珍しくない。
しかし、""や""としての用途に加えて、この部位には秘められたもう一つの側面がある。
その用途とは""。驚くべきことに腕に巨大な捕食用の器官を有しているのである。
普段はこの口は閉ざされているが、捕食を行う際には口のある部分が上下にスライドし、
その中に隠されていた無数の牙が生える赤々とした巨大な口腔部が露わとなる。
口は翼の付け根付近から翼爪にあたる位置の下まで横長に続いており、折り畳む仕草で咀嚼を行える。
単に噛み付くだけでなく、唾液も漏れ出ている様子が外部からも窺い知ることができる。
外敵に対してこの口を展開して攻撃することもあり、その巨大な口で噛み付かれれば無事ではすまない。
この異常極まりない性質は、後述するモルドムントの生態が原因となっている。
古龍種としてのモルドムントの能力は「金属化する黒い体液を用いる」というもの。
体の中から流れ出る黒い体液、口からブレス代わりに吐き出される液体として辺りに撒き散らされる。
この体液は最初はタールのような重い液体であり、脚を踏み入れた獲物の行動を鈍化させる。
さらに、しばらく時間が経つと瞬時に固形の金属へと変質、細長く地面から突き出すようになる。
その様子は地面から突如槍が生えてきたようにも見え、刺々しい形状は周囲を容易く傷付ける。
特徴的なこの黒い液体を用いることで、モルドムントは己の身を守っているのである。
この能力を最大限利用した大技も存在し、上空に向かって黒い体液をまき散らすことによって、
上空から槍の雨のように金属を降らせるという碑文に沿った行動を取ることもある。
モルドムントの行動は「休眠状態」と「活動状態」に大別できる。
休眠する際には先述の能力によって黒い液体による膜を作り、その中に入ることで安全を確保する。
しかし、金属化する液体の生成にはそれ相応の膨大なエネルギーが必要であり、
休眠時以外は生命活動を維持するために獲物を求めて環境を問わず群島各地を徘徊している。
また、効率的にエネルギーを摂取しなければならないため、腕の一部が口へと変化したと考えられる。
このような事情から、本来は群島奥地に棲むモンスターでありながら各地で目撃されていたようだ。

概要 Edit

  • モンスターハンター エクスプロアオリジナルモンスターとして登場した古龍種。
    同作における完全新規のモンスターは、2016年実装の「冥晶龍ネフ・ガルムド」「アピポス」「ドスアピポス」に次いで四体目となる。
    2018年5月29日のMHXR ver7.7アップデートにおいて目玉モンスターとして実装された。
    • アップデート当日より装備・HRが固定されたトライアルクエストが配信されている。
      先例であるネフ・ガルムド同様に体力を4分の1程度まで削ったところで撃退クリアとなるほか、
      一部の大技を用いてこないため、本来のモルドムントよりも強さは抑えられている。
      装備が入手可能な強襲クエストは、アップデート実施3日後の6月1日より配信された。
  • その外観は、短く言い表すなら「ダークファンタジー作品に出てくる魔王」といったところ。
    特に目立つのは頭部に整然と並んだ複数の角で、黒い冠を連想させることが別名の由来となっている。
    似たような方向性のモンスターとして帝征龍グァンゾルムなどが挙げられるが、
    モルドムントの姿は強調された角が特に目立ち、ドラゴンというよりも人に近しい印象を受ける。
    • 骨格はMHXRにも登場しているゴア・マガラと同一の物。
      あちらと異なり「狂竜化時に翼脚をほぼ常時降ろす」ような行動は見られないが、
      翼を腕として扱うことが多い点などはゴア・マガラに近く、同じような印象を受ける人も多いことだろう。
    • 異形で知られるゴア・マガラが基になっているが、モルドムントは輪を掛けて異形と言える。
      一見しただけでは判らないが、実はこの"翼"かつ"腕"である部分には隠された"口"も存在している
      モルドムントが行う攻撃の一環として隠された口が展開されることがあるが、
      龍属性を連想させる*1赤々とした放電エフェクトと共に開き、開く様子などは観察できない。
      このため、急に腕が赤く変色しただけのように見えなくもない。
      ただ、よく見ると口が閉じた状態でも腕にある突起の中には黒だけでなく白い物も混じっており、
      それらは外部に露出した牙であると考えることもできる。
      • 生態の項にもある通り、この口は様々な物を効率的に捕食するために腕が変化したものである。
        実際の描写がないため断定できないが、唾液が漏れる描写を信じるなら咀嚼・嚥下も行えるようだ。

戦闘概要 Edit

  • モルドムントの属性は氷属性一つ前に実装されたモンスターの属性から予想されていた。
    破壊可能部位は角と右前脚、左前脚、そして尻尾。
    夜の凍土エリアで交戦する事となる。
  • 基本的なブレスや滞空のモーションはゴア・マガラと同様だが、
    頻繁に使う特徴的な行動として翼脚を伸ばし、それを軸に大きくスライド移動というものがある。
    全身に判定があるため張り付き続けるのは難しい。
  • 生態の項にもある通り、体液は排出されて一定時間が経つと裂傷効果を持つ棘となって凝固する。
    この体液はブレスの着弾地点に残るほか、威嚇のモーションや尻尾叩きつけで撒き散らす事もある。
    棘そのものは比較的小さいものの、本作における裂傷は非常に凶悪なため油断は出来ない。
  • 翼脚に隠されたもう一つの口は、基本的に他の技から翼脚薙ぎ払いに連携する際に展開される。
    大ダメージ+裂傷、範囲も広いと恐ろしいが、展開する時は翼脚から赤い稲妻が迸るためよく見ておけば判別は容易。
  • 怒り状態になると背中が怪しく光り、翼脚薙ぎ払いの頻度が上昇する。
    更に着弾前のブレスにも裂傷効果が付与される。
    • そして怒り状態のみのモルドムントの大技としてその場で後脚だけで仁王立ちになり、
      ''自らの牙や爪で全身を掻き毟って増えすぎた体液を解き放って飛散させ、飛散した体液は凝固し、
      咆哮と共に周囲に黒い槍の雨を降り注ぐ''というもの。
      戦闘中に突然立ち上がり自傷する様はまさに狂王。
      実際大技のデザインは「こいつ、どうかしてるぜ!」と思える"狂王"っぽさを重視してイメージしたとのこと。
    • 大技としては珍しく、直接的な攻撃判定がほとんど無いのも特徴。
      しかし無数に撒き散らされる棘でロクに動けなくなるため、決して見掛け倒しの技では無い。
    • また、この途中に怯ませるとモルドムントがダウンする。
      モルドムントはこの方法と空中からの墜落以外では転倒しないためかなり貴重な攻撃チャンスとなるだろう。
  • スタン値がかなり高く設定されており、頭部の部位破壊をした後だとめまいを取りやすい仕様だったため、
    狩猟解禁されたばかりの頃は攻略サイトでも
    「頭部の部位破壊をしないとめまいは取れない」と書かれていた。
    しかし、有志による検証により、この情報は誤りであることが証明された。

非常事態クエスト Edit

  • モルドムントと同じくver7.7で登場した新クエスト。
    報酬はモルドムント武器の武技秘伝書と後述のスラッシュアックスのみであり、
    従来の秘伝書クエストに近い役割のクエストとなっている。
  • 公式からは強襲を超える存在と呼ばれており、強襲クエストに登場する個体に比べステータスが大幅にアップしているのが特徴。
    更に危険度も「測定不能」、参加も特効武器種限定と特別仕様にされており、
    秘伝書クエストだけでなくチャレンジクエストの側面も持っている豪華なクエストとなっている。
  • クリア報酬には秘伝書の他に装備結晶が含まれており
    覇玉スラッシュアックス「忌むべき者の狂態・」が入手できるようになっている。
    こちらは尻尾の特別部位破壊報酬でも入手可能。

武具 Edit

  • 武器名称は「忌むべき者の狂○」で、狂喜や狂奔といった最後の一字以外は共通の名を冠している。
    モルドムントの特徴的な冠が意匠に取り入れられており、特に操虫棍の猟虫は厳めしい。
    レア★6に設定されており、技玉はアクセルアックスのみ氷属性単体、他武器種は別属性との複合になる。
    一部の武器にはver7.7アップデート目玉要素である「秘技」が付加されている。
  • 防具も武器に倣ってか「忌むべき者シリーズ」と呼ばれている。
    こちらは剣士が「忌むべき者の黒○」、ガンナーが「忌むべき者の暗○」という名称に統一されている。
    男性剣士頭装備は当然の如く冠状の角に合わせたデザインであり、他部位も堂々たる装い。
    全体的に黒く刺々しいその外観はダークファンタジー作品で敵対する悪しき王を思わせる。
    デザイナー曰く「黒鋼の鎧に白マントを羽織る亡者の王様」をイメージしてデザインしたらしい。
    女性剣士頭はバイザー状になっており、スタッフからも印象的な防具として挙げられている。
    剣士・ガンナーどちらでも胴装備では胸の谷間が見え、腰装備のスカートからは太ももが覗けたり*2
    そっち系の装備としても秀逸なデザインとなっている。

余談 Edit

  • 翼腕に隠された口も合わせると三つの頭部を持つかのようなその姿は、
    地獄の番犬として知られる「ケルベロス」を彷彿とさせる。
  • また、黒い体色と頭部の王冠状の部位、「王」にまつわる異名を持つことから
    ゴッドイーターシリーズに登場するアラガミ「ディアウス・ピター」を彷彿させるという声もある。
    • ディアウス・ピターについてだが、シリーズ第一作(拡張版含む)のリメイク版である
      「ゴッドイーターリザレクション」において、デザインの大幅なリニューアルがされている。
      リニューアル版ではかつてマントと称されていた部位に変わって刃翼と呼ばれる部位が追加。
      ただし、刃翼はマントの下に収納されており、刃翼が展開した後は逆にマントが収納される。
      一定ダメージで展開されるそれは腕のような可動範囲をもっており、
      奇しくもモルドムント(ないしマガラ骨格)が有する翼腕に近いシルエットを持つこととなった。
  • また、アラガミというクリーチャー自体が
    「生物・非生物問わずあらゆるもの*3捕食し、その特性を学習して変異を重ねていく」
    という存在であり、この点でもモルドムントとはデザインテーマの類似性を持っている。
  • 全くの余談だが、モルドムントが有する骨格の始祖であるゴア・マガラについても、
    「背中から生えた巨大な爪を持つ(翼)腕」「別名に「黒」の字が付く」といった要素から
    アラガミ「クロムガウェイン」との類似性が話題になったことがある。

素材 Edit

  • ネフ・ガルムドと同じく通常のモンスター同様の素材体系を取っており、
    甲殻、骨、角、氷結玉、部位証の5種類の素材が入手できる。
  • また、期間限定で入手可能な素材として覇玉鋼覇玉粉覇玉炉という素材が存在する。
    こちらはそれぞれラージャン、オオナズチ、テオ・テスカトルの強襲クエストで入手可能。
    これらの素材はモルドムント装備の強化には一切使用せず、
    ラージャン双剣とモルドムント片手剣の進化にのみ使用する。
    そのため「黒冠龍の~」という名称ではあるがどちらかと言えばイベント素材といった立ち位置である。

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンター エクスプロア
世界観/断裂群島
モンスター/ネフ・ガルムド - MHXR初のオリジナルモンスター。モルドムントと共に語られることが多い。






*1 MHXRには龍属性が存在しないため、詳細は不明。
*2 剣士腰はスカートの真ん中が大きく開いている為パンツも見える
*3 一方「偏食傾向」という設定も存在し、アラガミごとに好む捕食対象があったり同種での食い合いを避けたりするともされる。