- 種族
- 鳥竜種
- 別名
- 砂狗竜
- 英語表記
- Great Apypos
- 登場作品
- MHXR
- 狩猟地
- タブラディン群島
目次
生態・特徴 
- タブラディン群島の調査を進めていくうちに新たに発見された、
アピポスの群れを束ねるボス。
群島内の遺跡を破壊して回っていたところを確認され、
正式に討伐依頼が出される運びとなった。
- アピポスと同じく、砂状にまで砕いた感応結晶を喉元の袋状の器官に溜め込んでいる。
これを外敵へと吐きかけて攻撃する。
ドスアピポスが吐き出す砂は弾状にまで圧縮されたものとなっている。
- ハンターズギルド直属の博士がアピポスの巣へ潜入捜査を行っていたところ、
それに触発されてかこれまでに確認されていたドスアピポス以上に強力な個体が姿を見せ、
群島内へと進出した。
この高い統率力を持つ個体は、ギルドから「大首領ドスアピポス」と名付けられた。
大首領ドスアピポスは体躯に優れ、大音量の咆哮で従えた子分に命令を下すという。
概要 
- MHXRにて登場する、アピポスを束ねる親玉。
ストーリー第三部の舞台であるタブラディン群島のうち、
アピポスが初登場したラブラウ島には登場せず、
その次のイシルルタ島から姿を見せることとなった。
- アピポスが登場した直後からその存在が疑われていたドス鳥竜である。
しかしイシルルタ島の時点では一度きりしか戦えず、
それでいてアピポスのように発見物扱いとなる訳でもないので、言ってしまえば影が薄かった。
そのまた次となるウルス島では、一応常時戦えるようにはなったが。
- シルエットはドスフロギィに酷似しており、
あの特徴的な形状をした尻尾も、細部の違いはあれどほぼ一致している。
ただし頭部に関してはドスフロギィのような袋を持ってはいるものの、
前方へ突き出した顎の突起や、高く逆立った耳(と思われる器官)を有する点など、
どの狗竜とも似つかない独特な形状となっている。
しかしこちらはこちらで、かの古龍ネフ・ガルムドに酷似したものとなっている。- 破壊可能部位は頭。弱点は氷属性となっている。
- アピポスと比較すると、黒色よりも金色の表皮が目立つようになっている。
更に身体のところどころが蒼色に染まっており、特に袋は蒼く光り輝いている。
これはアピポスと同じく、砂状に砕いた感応結晶を袋に溜め込んでいるためであろう。
ただし、アピポスにはこのような現象は見られないが。
- MH3GのG級では行動速度の上昇、俗に言うターボ化により思わぬ強さを見せることとなった狗竜族だが、
MHXRにおいては(少なくとも今のところは)そのような個体は登場していない。
しかしドスアピポスは別で、一切の遠慮無しにターボ化状態で襲いかかってくる。
モーション・速度自体はドスフロギィと同じなので、落ち着いて対処すること。
- アピポスが吐き出す砂ブレスはフロギィの毒ブレスと同じく霧状のものであったが、
ドスアピポスの砂ブレスは弾丸状となっている。
被弾すると泥まみれ状態に陥る点はアピポスの砂ブレスと同じ。
着弾時には地響きをあげることから、相当な密度の砂弾であることが伺える。
尚、頭部位の破壊に成功すると毒ブレス同様に霧状のブレスになる。
前述の通りなら、感応結晶の袋が破壊されたことによりブレスの密度に何らかの影響を与えたのだと思われる。
- これはMHXRにおける狗竜族の共通事項だが、
他シリーズでは被弾しても尻もちで済んでいた側面噛みつきや尻尾回転がふっ飛ばし効果を持つようになっている。
注意しよう。
- それまでは島クエストとギルドクエストでしか狩れないため影が薄くなりがちだったが、
Ver7.8で追加された新たな2頭狩猟クエストでドボルベルク峰爆種と共に参戦したことで
全国のハンターから一気に乱獲されるようになった。
強襲クエストに登場するのは初めてで、砂狗竜という別名もこの頃に明らかになった。
多くのハンターが、ドスアピポスの装備はどんなものかと期待していたが、
このクエストで入手できるものは素材・装備ともにドボルベルク峰爆種のものだったため
残念ながらドスアピポスの素材と装備は登場しなかった。- ではこの強襲クエストではどんな活躍をしてくれるのかというと、
峰爆ドボルの大回転を阻止しようとするハンターを砂ブレスで遠距離から妨害する
という凶悪な連携を見せつけることがある。
峰爆ドボルの大回転は阻止できなかった場合、逃げ場の無い超大ダメージを与える大爆発を起こす。
この大爆発は武技発動直後に発生する無敵時間程度では避けられないが、
「身かわし」や「生存本能」、「肉体硬化術」系のスキルで被ダメージを抑えられる。
しかし、泥まみれ状態にならなくなるスキルはVer7.8現在では存在しないため、
ドスアピポスの砂ブレスに関しては避けるしか対処法が無い。
- ではこの強襲クエストではどんな活躍をしてくれるのかというと、
大首領ドスアピポス 
- 第15回十六人討伐戦では「大首領ドスアピポス」という個体が登場。
アピポスを束ねるのが通常のドスアピポスだが、大首領はその更に上をゆく長であるようだ。
大首領はクエスト開始時からアピポスの大群を従えており、
これを放置していると、タックルでふっ飛ばされたり、砂ブレスで泥まみれ状態にされたりするので、
後述する怒り状態での強化も考えると素早く討伐しておきたいところ。
- 固有技は「レイジングロア」と「招集の大鳴」。
「レイジングロア」は取り巻きのアピポスを強制的に怒り状態にする技で、
「招集の大鳴」はアピポスをフィールドに呼び寄せる技。
中型鳥竜種では初となる、ハンターが耳を塞ぐ咆哮でもあったりする。- 両者とも他の十六人討伐戦モンスターのような攻撃技でこそないが、
問題はアピポスの強化度合いである。
「レイジングロア」を受けたアピポスは攻撃力と凶暴性が上昇、
行動速度に至ってはもはやターボ化という言葉すら生ぬるいほど高速化する。
(低難易度帯でならともかく)並程度の防御力では、
アピポスによる怒涛の連撃を受けてあっという間に力尽きてしまうことさえある。 - ちなみに、招集の大鳴はフィールド中央へ大ジャンプで移動してから行う。
フィールド外周部で一斉に威嚇し、飛び降りてくるアピポスの群れの様子も見られる。
- 両者とも他の十六人討伐戦モンスターのような攻撃技でこそないが、
余談 
- アピポスもそうだが、明らかにネフ・ガルムドとの関連性を匂わせる要素がある。
しかしドスアピポスは前述の通り発見物扱いですらないということでアピポス以上に情報が不足しており、
かつネフ・ガルムドを巡るタブラディン群島のストーリーが完結してしまったため、
彼らの関連性は不明のままとなっている。- 結局タブラディン群島以降のストーリーが実装されないまま2020年にサービス終了。
公式からオリジナルモンスターとして扱われず存在感の薄いモンスターであった。
- 結局タブラディン群島以降のストーリーが実装されないまま2020年にサービス終了。
- MHXRの中型モンスターに共通して言えること*1だが、ドスアピポスには固有の素材や装備が無い。
そのため、ドスアピポスが登場するクエストをクリアして入手できるのは、
「モンスターの爪」などの共通素材ばかりである。- この関係で、ドスアピポスは全シリーズを通して唯一固有の素材や装備が存在しない
中型モンスターとなっている。
- この関係で、ドスアピポスは全シリーズを通して唯一固有の素材や装備が存在しない
- MHXRオリジナルモンスターでありながら本編ではいまいち存在感があるとは言い難かった本種だが、
カプコンが共同開発したデジタルカードゲーム『TEPPEN』にも登場。
なんとアップデートの目玉として喧伝されていたエオ・ガルディアを差し置いての実装である。
英語名もここで初めて判明した。