武器/ゼノ=シュマイナ

Last-modified: 2024-03-16 (土) 09:10:35

ゼノ・ジーヴァの操虫棍。
万物の最奥に存在する霊宝。
無慈悲な裁きで全てを薙ぎ払う。

MHWorldのラスボス、冥灯龍ゼノ・ジーヴァの素材から作られた操虫棍。

目次

概要

  • 他の武器と同じく、月牙鏟状の鉱石武器にゼノ・ジーヴァの甲殻や幽膜をあしらった汎用デザイン。
    生まれたばかりのモンスターという設定も反映してのことなのかもしれないが、
    ラスボス武器なのに固有デザインを与えられなかった事に不憫さを感じるプレイヤーは多いのだとか。
    • G級相当のコンテンツにアップデートした時固有デザインになるのでは?という声もあったが、
      成体は成体で別の固有デザインの武器になってしまい、
      同時に実装されたマスターランクのゼノ=シュマイナ改はデザイン上の変化が無かった
      汎用デザインなら汎用デザインで、マスターランクのトライデント状になってれば強くなった感も出たのに。
  • 黒鋼武器系列から派生しゼノ=シュマイナへと派生する。
    当然だが冥灯龍の幽玉は要求されるのだが、問題はゼノ・ジーヴァのクエストは不定期出現となっている点。
    ハンターランクの上昇でクエストが来やすくなるとはいえ、連戦できても2戦までなので素材を得る機会が多いとは言えない。
    激運チケットを使うなど、獲得するチャンスをしっかり活かしたい。
    • のちに、イベントクエストで「冥き河のカロン」が配信され、連戦が可能となっている。
      もし作れていなかったらこれも利用するといいだろう。
    • マスターランクへの強化はMHW:Iへのアップデート当初は来ていなかったが、Ver.12.01アップデートで派生先が出現、
      ムフェト・ジーヴァの実装と同時にその素材を用いて強化ができるようになった。
      ムフェト・ジーヴァの体色は赤だが、別に赤くなったりはしない。

性能

MHW

  • ゼノ=シュマイナの性能は、
    • 最終形操虫棍の中では中堅の攻撃力558
    • 他のゼノ・ジーヴァ武器と違い同属性中最低の龍属性120
    • 龍封力は[小]
    • 会心率15%
    • 素で白10、匠+5で白60は生産武器の中ではトップ
    • スロットはLv3×2個
    • 猟虫ボーナスは回復強化【スタミナ】
    • レア度8なのでカスタム強化枠は1つ
    攻撃力で下位争いをしている他のゼノ・ジーヴァ武器に比べればまだ中盤グループ程度ではあるので、
    白ゲージのポテンシャルや会心率15%を加味すればそこそこの火力を持っていなくはない。
    まぁ、中盤グループは大体カスタム強化×3のレア度6棍で、攻撃力や会心を上げられたらやや辛いが
    また、Lv3のスロットが2個という拡張性の高さは他の棍には無いアドバンテージなので、
    装飾品が増えてくるとスキルを盛りやすくなるかも。
  • しかし、龍属性はなんと龍属性武器中最下位
    低い龍属性に高い龍封力が特徴のネルギガンテ武器の「撲滅の導灯」を下回る。
    • ただし、属性特化の龍骨棍III*1を除くと、
      シュマイナが120、導灯が150、ヴァルハザク武器の「ハザクエントマII」が180と、
      属性偏重でなくとも200を超えるものもある他属性棍に比べ妙に低く、差が小さい。
      この差を大きいと見るか小さいと見るかでもこの武器の評価は変わるだろう。*2
      どのみち属性値が振るわなければ物理面に長けた導灯が抜き出て強いけれど。
      • アップデート後に追加されたイビルジョー武器の最終形「グランジストーム」は、
        会心マイナスは痛いがマイナス込みで導灯と争える攻撃力と龍属性210、匠+1から斬れ味白も出ると
        かなりの大業物である。匠の長さで辛うじてシュマイナが勝てなくも無いが、
        手数の多い棍ではかなり上手くスキルでカバーしないと斬れ味10のアドバンテージはほぼ無い。
  • 龍属性棍の中では肩身が狭いので、会心率の高さと(匠前提ではあるが)白ゲージの長さを活かす方針でいくと、
    方向性が似ているオドガロン武器の最終形である悪【ヴァイス】とは割といい勝負をしている。
    悪【ヴァイス】は属性解放させなければ無属性強化が使えるが、
    カスタム強化で攻撃力を上げた上で無属性強化をしてやっとシュマイナの物理攻撃力少し超える程度なので、
    低いとはいえ属性ダメージも考えれば総合火力はこちらが勝っている。
    競う相手がそこで良いのかとか言わない。
    • 今作は超会心に加え、斬れ味維持スキルの達人芸もシリーズスキルではあるが実装されている。
      会心率をなるべく高めたい時には、武器自体についている会心率の需要も高いだろう*3
  • ラスボス素材を使っている事を考えると、お世辞にも最優秀争いに食い込んでいるとは言い難いが、
    他武器よりはマシなラインの攻撃力で属性がおまけに付いた会心武器としては一応実戦には持ち出せるか。

MHW:I

  • MHW:Iで更に強化を加えたゼノ=シュマイナ改は、
    • 上位までと一転急に伸びた攻撃力868
    • 最下位ではなくなった龍属性240、龍封力は上がらず
    • 会心率は据え置きで15%
    • 素でそこそこの長さの、ただし匠でも伸びるのはのみ
    • スロットはユニークなLv4×2個
    • 猟虫ボーナスは回復強化【体力】と統合され体力回復・スタミナ強化に強化
    • レア度12でカスタムは少なめ、ただし汎用デザインながらパーツ強化は不可
    会心率、生産武器の中では最大斬れ味の長さとスロットが長所、物理・属性火力が低いのが短所であった上位から一転、
    物理火力の高い物理特化武器に生まれ変わった
    素の物理攻撃力は2位タイで、更にこのラインの武器は会心率がマイナスか0%が多いところを、
    プラス会心を持っているため、クリティカルを込みで考えた火力は見た目よりももう少し高い。
    属性に手が入ったとはいえまだまだ物理攻撃は強いためこの方針転換は環境にマッチしている。
    スロットも拡張性の高いLv4を素の状態で2個も保有しているのでスキルの融通も利きやすい。
    その代わり、会心率と斬れ味は相対的に見て弱体化したと言えなくもない。
    • 会心率は15%で据え置き。マスターランクの武器ではこれ以上の会心率を持ってる武器は結構あり、
      会心率の高い武器を売りにするには苦しい状態だが、会心率10%を超える武器の中では
      物理攻撃力トップなので、クリティカルの恩恵は一番強い。
    • 上位では最上位の白斬れ味が素で出ていることが特長だったが、
      それはナルガクルガのヒドゥンケインやジンオウガ亜種の狼牙棍【亡獄】に譲った。
      素の白斬れ味+匠で伸ばしても白のみは他の武器でも多く特長は埋もれてしまったが、
      素の白の斬れ味はそこそこで斬れ味維持スキルの負担は軽めで、
      短い紫が付くよりも吹っ切って白運用できる方が斬れ味の長さも重要な操虫棍には有難い。
    • 操虫ボーナスは効果二つが統合されたことで強化された「体力回復・スタミナ強化」に。
      パワーとスピードじゃない方の回復パラメータは過去作から続く風潮でとかく軽視されがちだが、
      地味に猟虫の消費スタミナ軽減の効果も付いており、スタミナ回復力の上昇と消費軽減で
      回復が低い猟虫も猟虫の自動攻撃を回転させやすくなるのが大きい。
      特に、新アクション「猟虫強化」で猟虫強化【力】を発動させれば、
      猟虫攻撃力UP+猟虫攻撃(=猟虫粉塵散布)の頻度UPが付いて上位よりも猟虫の攻撃を活かしやすくなる。
      猟虫強化【気・力】の猟虫ボーナスの方がエキス時間延長も付いて強いとか言わない。
      • また、緑エキスの回復量アップも尻尾が大きいなどエキスを取得しやすい状況では存外馬鹿にならない。
        猟虫強化にはエキスを2個保持できるので、回復の高い猟虫にこの猟虫ボーナスを重ね、
        尻尾に2回ぶつけて戻せば、納刀してアイテムを飲むよりも隙が小さく大量の体力回復が可能になる。
        相手は選ぶものの、イビルジョーやムフェト・ジーヴァなどでは重宝するだろう。
  • 龍属性はライバルが多い激戦区だが、高い攻撃力とスロットの拡張性を売りにすれば独自の位置に収まるだろう。
    • 一番強いという声が多いのは、裏ボスとして帰ってきた悉くを殲ぼすネルギガンテの撲滅の導灯【闇】
      シュマイナ改より一段高い物理攻撃力に振り切った長さの白斬れ味で
      火力、継戦能力ともに一、二を争う
      属性値はシュマイナ改の方があるといっても導灯【闇】の一段上なのであまり利点でもなく、
      龍封力による古龍対処能力に差が出るのも大きい。
      ただし、スロットの数、質はシュマイナ改が上回るため好みのスキルをどれだけ盛れるかにかかっている。
    • 上位時点ではアップデートで入ったこともあり強烈な性能だったグランジストームは、
      マスターランクでは早めに登場、強化できるようになったためか、
      マスターランクの業翼ダムドウィングはそこそこの物理特化武器に収まってしまった。
      シュマイナ改と同じ攻撃力で匠で紫が出るものの、
      伸び悩んだ属性値と相変わらずデメリットであるマイナス会心率を含めるとシュマイナ改ほどは火力を出しにくいかも。
    • 上記したジンオウガ亜種の狼牙棍【亡獄】は属性値が同じで攻撃力は一段下で、火力はシュマイナ改ほどでは無いが、
      素で紫が出ていて、匠も含めると結構な長さの紫を扱える上、中毒性の高い「猟虫強化【気・力】」を備えるのが大きい。
      扱いやすさは甲乙つけがたいところ。
    • 一番脅威(というか全部の武器にとって脅威なのだが)なのは、
      ムフェト・ジーヴァの赤龍武器が同じアップデートで追加されてしまった事だろうか。
      ベースの性能に5つの能力枠に能力を付与することで特化か万能、特殊用途までハンターの好みの性能にできる強力な武器で、
      特にベースの性能が物理寄りで物理特化になりがちなので
      他の物理武器が軒並み性能被りしかねないという状況になっている。
      シュマイナ改の強みであるLv4スロット×2も、素で1個付いているのでやろうと思えば
      もう1個Lv4スロットを付けて性能を並ばせることも可能。
      もっとも、Lv4スロットの追加よりは他の能力に割く人が多いかもだが。
  • 赤龍武器と同時実装というのが響いて、あまり話題に上ることはないが、
    高攻撃力と会心率を両立している優秀な武器で、上位での評判の悪さは払拭している。
    拡張性の高さを活かした装備構成をすれば一線で戦っていけるだろう。

関連項目

モンスター/ゼノ・ジーヴァ
武器/ゼノ・ジーヴァ武器


*1 龍属性390
*2 尚、導灯もハザクエントマIIも最終強化にゼノ・ジーヴァの素材を使うため、製作時期ではほぼ差は無い
*3 カスタム強化で会心率アップが存在するため他の武器でも会心率は上げやすいものの、カスタム強化は他の項目も魅力的であるため、武器に元々付いている会心率が霞むという事はあまりない。