武器/狐刀カカルクモナキ

Last-modified: 2022-08-08 (月) 22:17:28

MHXに登場する四大メインモンスターの一角である泡狐竜タマミツネの素材から鍛えられた太刀。
薄紫色の刃紋とそこに散りばめられた淡い桃色の花弁模様という非常に壮麗な刀身が特徴。
本項では二つ名持ちモンスターである天眼タマミツネの武器も扱う。

目次

概要

  • タマミツネの美しい爪と鱗から打ち出された太刀だけあり、説明文の通り「雅」を感じさせる逸品。
    前述したように意匠こそ豪華なものの、形状は鞘・刀ともにまさしく日本刀といったシンプルなもの。
    タマミツネ自身は胸部や尾に豊富な毛を持つ個性的な見た目をしているだけに、
    武器にもそれが顕れるのでは?と思っていた方には少々意外に思えるかもしれない。

性能

MHX

  • タマミツネのブレスを反映してか、水属性を宿す。生産段階での性能は
    • 攻撃力130
    • 水属性値15
    • 会心率0%
    • 斬れ味は平均的な長さの緑ゲージ
    • スロット1
    といったもの。下位武器に相当することを考えれば平均的な水属性太刀といえる。
    ただ、この段階では斬れ味がやや短く、不便を感じることもあるかもしれない。
  • 上位素材を使用してLV3に強化すると、この段階から+10%の会心率が発生し、
    攻撃力150、斬れ味もそこそこの緑、属性値22となり、特に物理面での使い勝手が大幅に向上する。
    集会所の攻略用に用いるならできればこの段階まで強化しておくと便利だろう。
    ただ、LV2への強化にシャガルマガラの純白の龍鱗が必要となるため、
    他の四天王の武器よりは手間が掛かるかもしれない。
    どの四天王の武器でもLV3への強化に逆鱗が必要なので、の前では大差ないかも
  • LV6へ到達すると最終強化となり、武器名もたまのをの絶刀の斬振となる。この段階での性能は
    • 平均的な攻撃力200
    • 水属性値28
    • 会心率+10%
    • 斬れ味はデフォルトで青50斬れ味レベル+2でそのまま白50が出現
    • スロットは1のまま
    MHXに於ける四天王の武器は最終的にどれもバランス良く高性能な一振りに進化するが、
    この武器もその例にもれず扱いやすい業物となっている。
    最初は緑ゲージが短めだったり強化途中でその緑ゲージが縮んだり……と、
    どこか物足りなかった斬れ味も十分な長さに。
    鋭い一閃と共に華麗な刀身から水飛沫が舞う様は「抜けば玉散る」と評されたかの宝刀村雨を彷彿とさせる。
  • 上記の性能はMHXに登場する水属性太刀の中でも指折りの高水準であり、素の状態で比べれば
    比肩する性能を持つものはガノトトス太刀である水鎌ガノスハッシャー
    ケチャワチャ素材のシャルドバラダバルくらい。
    前者は会心率こそ0%だが、基礎攻撃力が220とかなり高め。ただし、属性値は絶刀に軍配が上がる。
    後者は攻撃力が劣る代わりに属性値45と強烈な数値を誇る。
    スロット数が欲しい場合はスロット2のアトランティカがギリギリで、といったところか。
    • 斬れ味レベル+2を発動させると、ガノスハッシャーは斬れ味をも互する強敵、
      シャルドバラダバルは白ゲージの長さでは劣るが
      元々のコンセプトが異なるので差別化されている、といったところ。
      ただし、この場合はロアル太刀のボアバルディッシュが、
      やはり白の長さで劣るもののスロット2である関係で選択肢に入ってくる。
      更に、マイナス会心とスロット無かつおまけ程度の属性値とはいえ、240というブッ飛んだ攻撃力を持つ
      天嵐ノ刀【雨過天晴】も十分な長さのとおまけ程度の白を獲得することになる。
      ほぼ無属性太刀と言ってはいけない
      は+2までしても青のみなので論外、南蛮太刀は3G時代の境遇に逆戻りしてしまっている……

MHXX

  • G級追加により更なる強化が可能になった。
    究極強化銘はたまのをの絶佳麗斬刀となる。
    その性能は、
    • 平均的な攻撃力310
    • それを強化する会心率10%
    • 属性値は35まで上昇
    • 斬れ味は素で白30、匠追加分は全て紫で50
    • あって損なしのスロット1
    全体的に強化されており、万能性は衰えない。
  • 匠で得られる紫ゲージの長さは水属性太刀の中で最長。
    斬れ味レベル+1でも業物臨戦でならなんとか維持できるため、
    グギグギグのグリード1つを別の装備に変えその分火力を盛ったり、
    ドラゴンシリーズ一式で防御面を強化するといったことも選択肢に入る。
  • これより上の水属性値を持つ太刀は2本あり、
    どちらも50を超える凄まじい高さだが、反面物理や斬れ味面が劣っている。
    絶佳麗斬刀はバランス水属性太刀の中では一番属性値が高く、
    斬れ味が優秀かつ素で会心率があるので超会心装備にも使える。
    非常に活躍の幅が広いため、是非とも作っておきたいところ。
  • ライバルはヴァッサーファロスアルズオブマーレシャルトゥリスあたり。
    ヴァッサーファロスに関しては武器倍率10の差は会心率で補っている上に属性値でも勝っているため、
    スロットがどうしても2つ欲しい場合でない限りこちらが一枚上手である。
    アルズオブマーレは逆に武器倍率10の差で勝っており、会心率も無い。属性値は1の差だがこちらも勝っている。
    こちらも水属性太刀の中で唯一無二の取り柄であるスロット3が欲しい場合でない限り、優勢だろう。
    シャルトゥリスは前回でも競ったが、今回は武器倍率で20の差をつけられている。しかし属性値は上回った。
    相変わらずスロットは空かず、斬れ味も匠がなければ少々厳しい。
    物理に弱い相手はシャルトゥリス、そうでない相手は絶佳麗斬刀と使い分けるのがよい。

MHRise

  • 鉄刀【神楽】からの派生強化で入手可能。
    Ver.2.0までは強化が途中で止まっていたが、3.0で最終形態たまのをの絶刀の斬振が実装された。
    真のラスボス素材とレア素材の水玉を投入して得られるその性能は、
    • 属性武器としては高めの攻撃力210
    • あって嬉しい会心率15%
    • 属性太刀として十分な水属性値22
    • 素で青40、匠Lv2から白で最大40
    • スロットは無し
    • 百竜強化は攻撃力強化III、会心率強化II、属性強化【水】II
    と、全体的に高めの水準でまとまっている。
    MHX時代と比べると使いやすさはやや低下してしまったが、
    今作の無属性最高峰ファントムミラージュと大差ない物理性能で更に属性値まで付いているので、
    太刀全体の中でもかなりの業物と言っていいだろう。
  • 他の水属性太刀との比較では、
    • オロミドロ太刀は属性特化なので差別化されている
    • ジュラトドス太刀は素の攻撃力以外こちらが優位
    • ロアルドロス太刀は強化終了が早く、最終性能では勝負にならない
    • 百竜刀はかなり近い性能だがこちらがほぼ上位互換
    と、当面脅かされることのない立ち位置を確立してい
  • が、USJ太刀の蒼星ノ太刀【舞龍】素白20、最大で70会心率30%スロットLv3×1という
    どこかで見たようなハイスペックで、属性特化~バランス型という垣根を踏み潰してきたことで状況が一変。
    攻撃力では30の差こそあるものの、斬れ味と会心率の差から素の物理期待値ではほぼ差がない*1上に、
    属性値と拡張性では大敗を喫しており、白ゲージの長さの問題も自前のLv3スロでほぼ帳消しにできてしまうため、
    こちらは無理矢理にでも匠+2以上で白ゲージを出さないと立場を食われてしまうというとんでもない事態となった。
    ついでに正統派な日本刀のデザインとしても強烈なライバルである。
    • その上、【舞龍】はHR解放直後から入手できるのに対し、
      こちらは真のラスボスと戦えるHR50まで*2強化できない。
      おまけにあちらはこれほどの高性能にも拘わらずレア素材が全く要らないと、完全に非の打ちどころがない。
      こちらを生かすのなら、白ゲージでの物理性能にすべてを賭けるしかないだろう。
      水属性を切れば有力なライバルがいくらでもいるのは内緒。

MHR:S

  • MRタマミツネの実装に伴い、こちらにも強化先が実装された。
    天鱗を含むタマミツネ素材とオオナズチ素材を投入することでたまのをの絶佳麗斬刀へ強化、
    更に傀異化素材の爪と鱗を投入することでたまのをの絶佳麗斬刀改となる。
  • 性能は
    • 攻撃力は310と少し低め。
    • 会心率15%と変化なし。
    • 属性値は水属性値36と微増
    • 斬れ味は素で紫10を持ち、匠で延長可能。
    • スロットは使いやすいLv2が一つ
    • 百竜スロットは各種特効珠に対応したLv2
    と、Rise時代の性能を順当に強化したものとなっている。
  • が、今作では前作でライバルであったオロミドロ太刀が大躍進を遂げており、
    • 攻撃力がこちらと同じ310
    • 会心率はなし。
    • 属性値はこちらの二倍である水属性値72と完敗。
    • 斬れ味は白ゲージで匠+3でとなるものの、素の白の長さでこちらの白+紫分の長さ
    • 更に、スロットはLv2に加え、Lv1も追加
    • 百竜スロットもLv3を持っている
    とかなりの強敵となっている。特に匠なしで運用する場合、会心率以外はほぼ上位互換。
    不味いことに、あちらは強化素材もこちらと被る傀異化素材の爪単品で済むうえに、
    入手先の一つが今作屈指の強敵とはいえ強化素材と同じオロミドロなので、
    なかなか出ない天鱗素材集めを兼ねて連戦することもできるのも向かい風。
    また、あちらはLv3百竜スロットを持つため鋼魂竜珠を詰めることで会心率の差を埋める運用も可能。
    幸い、Lv2の各種特効が有用なのでLv3との差は大きくないが、適宜付け替える必要がある点には注意。
    一方、紫ゲージ運用ならば会心率と紫ゲージの長さにより物理面では優位に立てる。
    こちらを使う場合、匠をはじめとした斬れ味ケアが必須となるだろう。
  • ならば水属性を持つ物理特化太刀として考えると、
    今作で復活してきた将軍の鎌ジュラトドス太刀が立ちふさがってくる。
    前者はこちらより低い属性値ながら10高い攻撃力と素で長めのを持ち、
    後者は会心率こそ-10%なもののD=トゥと並ぶステータスを持っている。
    なんなら素の斬れ味が長く性能のバランスもピカイチというカニさんの爪が優等生だったりする。
    前作では最終性能で突き放していた水獣の太刀にも、斬れ味以外逆転負けしているとか言ってはいけない。
  • とはいえ、決して使えない武器ではない。
    長所に目を向けてみると、素の状態での物理火力期待値は水属性太刀でナンバーワン。
    パッと見の攻撃力が低いので意外に思えるかもしれないが、会心率と紫ゲージの影響は決して小さくないのだ
    匠で紫ゲージを出したヴァルトス・ガラ改とダイミョウカッターには逆転されるものの、
    この二つに対しては属性値で勝り、匠で出せる紫ゲージの長さでもこちらが上。
    バランス型ゆえ相手の長所に付き合うと相対的に弱く見えるが、
    どのライバルにもどこか別の一点では対抗できる性能を持つ、いぶし銀の魅力を持った太刀である。
    火力を煮詰めると斬れ味面でフリーとなる2本は強豪だが、こちらにだって研磨術【鋭】がある。
  • また、前述した水属性太刀の中で素で会心率を持つのはこのひと振りだけという点でも差別化できる。
    外見的な意味でもライバルであった【舞龍】がMR対応してないこともあり、
    そのThe日本刀ともいうべきシンプルかつ流麗なデザインに惚れ込んで振るってみてもいいだろう。
    今回の水太刀はホウキもといポールとかカニ鎌とかカニ爪とかS字とかどう見ても太刀っぽくないデザインが多いし

天眼刀・雲散霧消

MHXX

  • 今作で追加された天眼タマミツネの素材から、天眼刀・雲散霧消が製作できる。
    強化回数は4回で済み、Lv3で最終強化を迎え、名称はたまきはる命刀の爪紅
    究極強化を施すことでたまきはる露命滅斬刀となる。
    その性能は
    • 絶佳麗斬刀と同じ攻撃力310
    • 絶佳麗斬刀を上回る会心率20%
    • 属性値は劣るが30と十分
    • 斬れ味は素で白30、斬れ味レベル+2で紫40が出現
    • 二つ名武器共通の狩技ゲージの溜まりやすさ&逃れられないスロット0
    と、通常個体の武器と殆ど差異がないレベルで優秀な性能を持つ。
  • 明確な差別化要素となるのは、絶佳麗斬刀のスロット、露命滅斬刀の狩技ゲージの溜まりやすさ程度だろう。
    あとは地味に匠追加分全てが紫とはいかなくなった。
    装備とお守りを整えて武器スロットが必要なくなってしまえば、太刀の場合は狩技の優秀さもあり
    露命滅斬刀が最終候補としては半歩リードしているだろうか。それでも非常に僅差には変わりないが。
    ついでに言えば、通常個体で天鱗を持つ二つ名版武器の最終強化には必ず天鱗を2枚要求されるので、
    これも当然泡狐竜の天鱗を2枚用意しないと作成できない。通常個体の方は1枚で済むので天鱗の在庫と
    相談して決めてしまってもいいかもしれない。
  • ライバルは業物・九十九牙丸や、同じ二つ名の水属性太刀のウィルギガンカッターか。
    九十九牙丸はMHX時点では性能がほとんどライバルに食われていたが、究極強化まですれば侮れない業物となった。
    攻撃力は低いがこちらを上回る会心率25%を持ち、属性値も同じ。
    そして最大の強みである匠無効の紫20に白60。おまけにスロット1つ。
    ウィルギガンカッターは素で青ゲージなものの斬れ味レベル+2で白40紫10が出現し、
    白ゲージの時点でこちらの紫ゲージを超える期待値を誇る。
    僅かだが紫ゲージも有しているため物理面では大きく不利となる。
    反面、属性は斬れ味の差もあり、大分有利となっている。
    更にMHXからの二つ名武器なので強化のしやすさは段違いである。

余談

  • 生産リストに並んだときに一際目立つ「カカルクモナキ」という銘だが、
    これは軍神とも称されるかの有名な越後の龍・上杉謙信の辞世の句
    極楽も地獄も先はありあけの 月の心にかかるくもなし
    (死後、私は極楽か地獄へ行くのだろうが、それはどちらでもよい。
    私の心は雲一つない空の月のように晴れ渡っているのだから。)
    にあやかって付けられたものだろう。
    • 「かかる雲なし」という結句を持つ有名な辞世の句はこの他に、
      忠臣蔵事件で討ち入りを果たした大石良雄の歌があるが、
      説明文に「軍神と謳われた士が遺した」とあることから、こちらは関係ないと思われる。
  • 最終強化で唐突に出現する「たまのをの」だが、これは「絶える」に掛かる枕詞。
    武器名の「絶刀」もこれを踏襲しているのだろう。
    更には「玉の緒」と「タマ(ミツネ)の尾」が掛詞になっているとも取れる。
    総じて、一見お約束の名前のように見えて、実際は雅な外見に相応しいネーミングといえる。
  • 二つ名武器が冠する「たまきはる」は「命」に掛かる枕詞。
    通常個体の武器のネーミングを踏襲し二つ名タマミツネの武器であるという意、
    また命を滅ぼすと続く通り天眼の苛烈な攻めを体現したかのような命名といえる。
    やはり最もタマミツネのイメージに合う武器種だけに命名にも気合を入れたのだろうか
  • 最終強化銘の絶佳とは「非常に優れていること」などの意味がある。
  • MHXの体験版で太刀を選択すると、ミツネシリーズ一式を着込みこの武器を持った男性で出撃する。
    MHXXでは燼滅刃シリーズ爆焔のオグナーの構成に変更された。
  • MHシリーズと大阪府堺市とのコラボイベントにて、実寸大で再現した本武器が展示された
    一般的な日本刀は刃が70cm、柄を含めても95cm程度なのに対し、
    実寸大の狐刀カカルクモナキは刃だけで2m、柄を含めて2.2m、その重量はなんと150kg
    ゲーム系ニュースサイトで掲載されている写真では、辻本Pと見比べてみればその規格外なデカさがよくわかるだろう。
    この武器に限ったことではないが、モンハン世界らしい規格外の大きさとなっている。

関連項目

モンスター/タマミツネ
モンスター/天眼タマミツネ
武器/ミツネ武器


*1 すべて百竜強化なしの素で、たまのをの絶刀の斬振:261、リムズパルラム:257、蒼星ノ太刀【舞龍】:255
*2 イベントクエストの方なら挑めるものの、超強化個体なのであまり現実的とは言えない