高熱を帯びた刀身が赤く輝く
傘鳥の刀。折り重ねられた
ような装飾が繊細で美しい。
(シルムズサーブル)
朱の刃は、まるで舞うかの如く
獲物を翻弄し、斬る。名誉と
共に与えられし栄光の一振り。
(暁の刺刀シルカヴァレ)
目次
概要
- MHRiseより登場したモンスター、アケノシルムの素材で作られた太刀。
- 武器名こそ「サーブル(サーベル)」だが見た目はどちらかというとレイピアに近い事から、
ここでの「サーブル」は武器の種類ではなくフェンシングの競技の方の「サーブル」が元ネタだろう。
MHRise
- モンハンは序盤に火属性を扱うモンスターが少なく、
火属性太刀が作製できるのはいつも危険度の高いモンスターが登場する後半からだった。
永らく序盤攻略に便利な火属性武器が存在していなかったが、アケノシルムの登場で
ついに太刀にも序盤から振るえる火属性武器が登場したのである。
- そんな太刀使いが待望していた火属性太刀だが、
一発生産もしくはカムラノ鉄刀IIからアケノシルム素材でシルムズサーブルIへ派生強化が可能。
初期の性能は攻撃力100、火属性値13、緑50の斬れ味とバランスの良い使いやすい武器である。
しかし、下位ではこれ以上の強化ができず、上位までお預け。
他の火属性太刀までの繋ぎとして甘んじることになる……とは限らなかったりする。
というのも、他の下位時点で作製できる火属性太刀は里★4で作れるバサル太刀のギガントマカエラ、
マガイマガド狩猟後に里長フゲンから譲られる肉切り包丁継伝の太刀【無銘】、
同じくマガイマガド狩猟後の里★5で作れるジャナフ太刀のフラムエルソブレの3本あるのだが、
どれも攻撃力こそシルムズを超えるが、属性値も斬れ味もシルムズより悪く、クセが強くて扱うのがかなり難しいのだ。
よって、下位の間は最後まで火属性はシルムズで斬り進む者も多く、意外に活躍の期間は長い。
- 最終強化の暁の刺刀シルカヴァレの性能は以下の通り。
- 物足りない攻撃力170
- 会心率0%
- それなりの火属性値26
- 斬れ味は素で青ゲージ30持ち、匠5で白20
- 無いよりはありがたいスロットLv2×1
- 百竜強化は「攻撃力強化II」、「属性強化【火】II」、「火やられ特効」
- 最終強化のためには火竜の鋭翼爪が必要なので、下記の抜け道を使わないのであれば最終強化はHR5以降となる。
同時期に最終強化できるバサル太刀のタイタンマカエラの存在があるが、
あちらより属性値、斬れ味、スロットの質は上であるため、やはり変わらずこの太刀を愛用するプレイヤーもいる。
ちなみに、最終強化にはレア素材である鳥竜玉が必要となるが、これは他の鳥竜種のモンスターからも入手することができる。
一方で、アケノシルムの固有の素材は要求されないため、最終強化にアケノ素材が一切必要なかったりする。*1- イベントクエストの中には野良でリオレウスやリオレイアが登場する物もあるため、
やろうと思えば上位昇格直後から最終強化が可能。
残念ながら第一段階の飛竜刀【楓】の時点で攻撃力190、火属性値25、素で青20の斬れ味に百竜強化もほぼ同じと、
こちらの上をいっているため、以降はそちらにバトンを渡すことになるだろう。 - イベントクエストの中には野良でリオレウスやリオレイアが登場する物もあるため、
MHR:S
刀身に映る敵全てを打倒する
傘鳥の太刀。朝焼けの空に在る
静かなる月の如く、峻厳。
(暁月の刺刀シルコーラ)
穢れなき炎の輝きを刀身に宿す
傘鳥の太刀。勇猛なる者の眩い
一閃は燃え盛る太陽の化身。
(暁光の刺刀シルオーレ)
- 序盤武器としての役割を見事全うしたアケノ太刀。
マスターランクにて攻略用に再び手にしてもらい、活躍する日々を夢見ていたことだろう。
だがいざその時が来てみれば、現実は非情であったという他ない。
- なにか伸びが悪くなったのかといえばそんなことはなく、順当に強化されていく。
……MR武器の新要素である、百竜装飾品スロットを除いて。
そう、大変残念なことに百竜スロットがLv1なのだ。
このせいで各○○特効の百竜装飾品がつけられず、他のつけられる太刀に大きく遅れを取ってしまう。
また、MRのアケノシルムが登場するのはMR★1の後半と微妙に遅い。それだけならまだしも、
MR★2の途中から早くもアンジャナフが登場し、ジャナフ太刀が強化できてしまう。
強化した蛮顎刀フランソブレ改は百竜スロットがLv2。
…お分かりだろう。攻略用として振るわれる期間は大変短いのである。
ジャナフ太刀は会心率-20%という短所があるが、下位や上位の頃と違ってスキルで簡単に補えるため、
特効装飾品をつけられると追いつけない。
攻略用としての立場は完全に奪われてしまったのだ。
どころかジャナフ太刀は最終的に大業物へと変貌していくのである。
- では傀異素材を使用した最終強化、暁光の刺刀シルオーレの性能はどうなったのかというと……
- 平均的な攻撃力320
- 会心率0%
- 13からスタートした火属性値も48と高い
- 素で白80の斬れ味、匠Lv2から紫で最大40
- 通常スロットはLv4とLv2が一つずつ
- 問題の百竜装飾品スロットLv1
…が、百竜スロットがLv1のせいで実際は他の火属性太刀にこれでも勝てない。
- 第1弾アップデートで追加された傀異錬成を行うことで百竜スロットを強化することが可能になり、
待望の特効竜珠を付けられるようになる。
そうすれば、持ち前の斬れ味と通常スロットを活かした運用が可能になるだろう。
よくも悪くも序盤武器とは到底思えない立ち位置になった代物である
- シルオーレは傀異スロットを最大まで拡張することにより、素の状態で
攻撃力345、火属性66、斬れ味紫10へと到達する。
アップデートが終了したVer.16では最終的に本武器を含めて9本の火太刀が存在しており、
シルオーレの差別点としてはスロットが挙げられる。
火太刀の中でLv4スロットを持つのはシルオーレとカクトスヒンメルの2本であるが、
向こうは特殊ギミックとして毒属性が付与されている。その上、会心率、斬れ味、百竜スロットはこちらを上回っているため、
20高い攻撃力とLv2スロットをどう活かしていくかが鍵となる。