モンスター/タマミツネ希少種

Last-modified: 2022-12-05 (月) 18:37:32
種族
海竜種
別名
焔狐竜(せんこりゅう)
異名
妖炎なる舞
英語表記
Violet Mizutsune
危険度
MHR:S:★9
登場作品
MHR:S
狩猟地
獄泉郷,

目次

生態・特徴

紫がかった青白い鱗と錦ヒレが見る者の目を引く、泡狐竜タマミツネ希少種
通常種と比較しても並々ならぬ脅威を秘めており、
燃焼するガスを詰めた泡を用いて周辺一帯を(ほむら)の海へと変える事から、
ハンターズギルドからは《焔狐竜(せんこりゅう)》という別名で呼称されている。
全身は通常種と同じく光沢のある薄灰色の鱗に覆われているが、
体毛は艶やかな菫色だった通常種とは一変して胴体部は薄鼠色に、尻尾は暗い濃藍色に染まっている他、
頭部や背中、尻尾に生える立派な錦ヒレは蘭の花とも喩えられた美しい色合いから、
紫と青白い紺色が混じった独特な色合いに変じている。
また、目の色も青色から赤みの強い橙色になっており、
錦ヒレの紋様も花のような意匠から、目玉模様のような不気味なものへ変化しているなど、
本種の持つ妖しげな雰囲気を一層際立てた装飾が目につく。
疲労がピークに達するとこれらの鮮やかな模様から一斉に色が抜け落ち、全身が地味な灰色に変化するが、
元々通常種以上のスタミナを有しているためなかなかその様子を見る事はできない。
体躯に関しては通常種より一回り大きい程度で、
二つ名個体である天眼タマミツネやヌシ個体であるヌシ・タマミツネのように
通常種と比べて二回り以上も大きい巨躯を持ち合わせているわけではない。
普段は争いを好まず穏やかに暮らし、いざ戦いとなっても飄々とした動きで
悠々と余裕を見せるという通常種と同じ性格をしているが、
縄張りを侵されたりした場合は本気で外敵を排除せしめんと行動する事もあり、
通常種以上に苛烈にしてダイナミックな攻撃を仕掛ける。
タマミツネ種の特徴である華麗で軽やかな動きはそのまま持ち合わせており、
相対する外敵を翻弄し一切の攻撃を寄せ付けない。
行動も通常種より洗練されており、その機動力や身のこなしと
燃え盛る滑液によって相手の退路を断つ戦法は、優雅に、しかし烈しく外敵を追い詰めていく
口内や全身に存在する特殊な腺から潤滑性のある「滑液」を生み出す能力は健在で、
滑液を体毛やヒレに擦り付けて泡を作り出したり、
地面を滑らせてその上を滑走するといった習性は通常種と共通している。
しかし、タマミツネ希少種の滑液は通常種の持つ滑液の数百倍という桁外れの濃度を誇り、
その効能はあらゆる面において通常種のものとは比較にならない。
また、通常種と一線を画する特異な生態として、泡に可燃性のガスを詰めているということが挙げられる。
可燃性ガスを有する滑液や泡は触れずとも自然に発火するため、
ひとたびタマミツネ希少種が辺りを滑走すれば、周囲一帯が火に包まれる事となる。
通常種が行うような高圧の水流ブレスも、希少種が行えばガスを有した滑液が含まれる事で発火性のブレスとなり、
泡はタマミツネ希少種が泡を纏って叩きつける、地面に触れるなどして衝撃が加わると爆裂して対象を燃やし尽くす
泡のコントロールも通常種以上に卓越しており、
周囲に撒き散らした泡が次の瞬間ハンター目掛けて燃え盛りながら飛んでくることもある。
それでも外敵が引かない場合、タマミツネ希少種は咆哮とともに青白い炎の爆発を起こし、
全身に焔を纏った特殊な強化形態である「白焔状態」へと移行する。
この形態では頭部や尻尾などに薄紫色の焔を纏うようになり、
ガスを含んだ滑液や泡を用いた攻撃がより一層苛烈となる
可燃性ガスの熱量も甚大なものとなり、滑液を分泌しながら滑りゆくだけで滑液が巨大な火柱を上げて爆発し、
その後も滑液が其処彼処で燃え続け、まさしく全てが焔の海に包まれる地獄絵図へと変貌する事となる。
更に全身に焔を纏って時間が経過した場合、タマミツネ希少種は自らの燃える滑液の真骨頂とも言える大技を放つ。
幾度も飛び回って作り出された巨大な焔の泡は月の如く空に漂い
青白く揺らぐ偽りの月の下、自身は更に燃え盛る青い焔を身につけ果敢に外敵に襲い掛かる。
そして来たる時、タマミツネ希少種の旋回によって発生する青白い泡の大竜巻に閉じ込められた敵は、
ゆらりと降り来る焔の大泡によって全てを焼き尽くされるだろう。
反面、焔の大泡のコントロールは繊細なものでもあるらしく、
展開中に本種が怯んで転倒してしまった際に焔の大泡が落下して本種に直撃し、
大爆発に巻き込まれて痛手を受けることもあるという。

概要

眠りに(ふけ)て に気づかず
時を逸し 哀れ餌食となる
 
果たしてそうか
 
狩るものには狩られるものの逃げ様に見えたそれが
妖炎なる舞へと変貌し
 
狩られるのが己だったことを思い知らされる
  • メインシリーズではMH4で初登場した大轟竜ティガレックス希少種以来、
    実に9年振りとなる完全新規の希少種である*1
    また、海竜種の希少種はMH3Gに登場した冥海竜ラギアクルス希少種に続いて2種目であり、こちらは11年振りにもなる。
    近年の作品ではMHW:Iにて大幅にテコ入れがなされたリオス希少種や、
    MHR:Sにて驚愕の復活を遂げたナルガクルガ希少種など、
    希少種という存在に対して再びスポットライトが当たり始めてきたが、
    そんな中で新たな希少種の登場というビッグイベントは多くのハンターを驚かせる事となった。
    • 今までに登場した希少種はメインモンスターか、それに準じる存在が選出されていたが、
      タマミツネもまたMHXのメインモンスターにして四天王の一角というポジションであり、
      希少種になるにあたっての知名度や人気は申し分ないものであっただろう。
      しかし、同じ四天王の中でも代表的な存在である斬竜ディノバルドや、
      より古い作品のメインモンスターを務め、希少種の要望も多かった雷狼竜ジンオウガなどを差し置いて
      タマミツネが抜擢された事に対して意外性を感じるハンターも多かったようだ。
    • また、本種は初めての亜種に当たる個体が存在しない希少種モンスターである。
      亜種個体を飛ばしていきなり希少種が登場した事はシリーズを通しても前代未聞である。
    • タマミツネは通常種以外に天眼タマミツネヌシ・タマミツネが存在するが、
      これらは全て通常種のタマミツネが突然変異した個体……つまり亜種とは異なる存在となる。
      • とはいえ、ディアブロス亜種グラビモス亜種は色合いが変化しただけの通常種である為、
        便宜上は亜種と呼称されてはいるものの、厳密には「亜種」とは言えない存在である。
        今作においてヌシ・タマミツネタマミツネの2番目の個体……
        つまり亜種ポジションと見るのであれば、いきなり希少種が登場した事もやむなしといったところか。
      • 亜種が登場せず希少種が登場したパターンとしては、MHFにおけるヒプノックという前例があり、
        こちらはヒプノック通常種、ヒプノック繁殖期ヒプノック希少種の3種が登場する。
        繁殖期という名称ではあるが、事実上は亜種扱いであり、別名も眠鳥から眠鳥となっている。
        凄腕クエストに登場した繁殖期個体の名称も、亜種版変種に与えられる「奇種」名称である。
      • MHW:Iでも『亜種が存在するモンスターに特殊個体が追加される』という初めての事例となる
        氷刃佩くベリオロスが登場して話題となったように、
        今後も昔からの慣例が覆されていくような采配が為されていくのかもしれない。
  • 菫色の美しい体毛や、艶やかな錦ヒレによって花のような優雅さがあった通常種から一変、
    灰色と薄い藍色を基調とした、まるで霊界から現れたかのような出で立ちを持つ。
    それも禍々しさと凶暴性がデザインに現れたマガイマガドらとは違い、
    不気味さを持ちつつも華麗妖美で、どこか蠱惑的な雰囲気を持っている。
    派手さを増した近年のモンスターに比べると少々地味な印象を受けるかもしれないが、
    後述する焔を纏って暴れ回る姿はかなり豪快さを感じるだろう。
  • 通常種と異なる特徴として、可燃性ガスを泡に詰めるという生態を持っている。
    このガスが詰まった泡や分泌する滑液は燃え盛る性質を持っており、
    各種攻撃は水属性ではなく火属性となっている。
    この泡と滑液で以て周囲を火の海にするという逸話から《(せん)狐竜》という別名を持つようだ。
    • 可燃性ガスの正体については今の所不明だが、
      狩猟地として事前に公開されていた獄泉郷は絶えず黄褐色のガスが漂っているため、
      この地から発生するガスを利用しているのではないか? とも考えられていた。
      …が、実際にはガスの無い塔の秘境にも登場するため、
      少なくとも環境下のものをそのまま利用しているわけではないようだ。
      そもそも可燃性ガスが空一面を埋め尽くす場所で炎なんか使ったら大爆発するし
      • 他の可能性としては、滑液の正体がガソリンや灯油のような揮発性の油であるという説。
        というのも、焔狐竜本人の説明でこそ「ガスを詰める」ことしか述べられていないものの、
        実は素材説明の方には一貫して「油」と記されているのである。
        それどころか、むしろ油に言及しない素材は剛爪と天鱗しかないし、
        逆にガスに言及した素材は一つたりとも存在しない。
        少なくとも、白妙の滑液の説明から考えて、
        焔狐竜の「焔」たる所以はガスではなく液体の方であると断じて間違いないだろう。
    • 性質の違う泡といえば天眼タマミツネやヌシ・タマミツネも該当する。
      天眼タマミツネはバクレツアロワナを食したことによって火属性を持った狐火泡を使用し、
      ヌシ・タマミツネは爆破やられになる橙色の泡鬼火やられを誘発する鬼火泡を用いる…と、
      細部は異なれどいずれも爆発や燃焼に関連のある泡が特徴である。
      3種とも性質が似通っているが、タマミツネという種族そのものが
      泡が爆ぜるという現象に馴染みやすかったりするのだろうか。
  • 希少種は塔の秘境や頂上海底遺跡など隔絶された決戦場フィールドを根城としている事が多いが、
    本種もその例に違わず、MHRiseのVer.2.0で初登場した獄泉郷を主な棲息地としているようだ。
    獄泉郷は聳える豪奢な楼閣など、和風の意匠が随所に見受けられるが、
    同時に硫黄を思わせる黄色の雲と鉄が溶け込んだ真っ赤な温泉によって退廃的な印象が強いフィールドでもある。
    そんな中で和風でありながらも通常種とは異なりどこか不気味な雰囲気を持つタマミツネ希少種は、
    まさしくこのフィールドにピッタリなモンスターであると言えるだろう。
    水場での戦いなので火属性やられの解消がしやすい点もハンターにとっては喜ばしい
    • また、盟勇クエストでは獄泉郷ではなく塔の秘境にも姿を現す。
      秘境の霊妙な空気感と妖艶なタマミツネ希少種の雰囲気はこれまたかなり相性が良く、
      獄泉郷に劣らず戦っている最中も画になる場面が多い。
      • 獄泉郷と違って水場が存在しないため、火属性やられの迅速な解消が困難なのが厄介なところ。
        爆ぜる泡や炎上フィールドを筆頭にとにかく火属性やられにされやすいので
        対策を考えておかないと火だるまで地面をひたすら転がるハメにもなりかねない。
      • タマミツネ種が塔に姿を現すのはこれが初めてではなく、
        四天王と戦うクエストや、四天王+一頭を狩猟するクエストで塔の秘境に通常種が登場している。
        背景を見る限り、頂上のみならず塔の秘境もそれなりの高所であるようだが、
        通常種といい翼もないのに一体どうやってここまで昇ってきたのだろうか。
        共生する生物がいるわけでもない本種の泡が、
        獲物へ向かって意思を持つかのように飛ぶ事といい、理不尽謎は深まるばかりである。
        跳躍力がある分象さんに比べればよほどマシだが

MHR:S

  • 初登場作品。無料タイトルアップデート第2弾として配信され、
    MHFより復活したエスピナス亜種、新たに追加された傀異克服オオナズチと共に登場した。
    狩猟が可能になるのは前回で追加された特殊個体や希少種達と同じくMR10からで、
    エスピナス亜種→タマミツネ希少種と順番にクエストが解禁される。
  • 初登場クエストはM★6の緊急クエスト「白炎妖光」。
    傀異化モンスターの襲撃を受けてキュリアのウイルスに侵された人々を救うため、
    エスピナス亜種の猛毒に続いてタマミツネ種の体液が必要になったという事で、
    通常種の数百倍もの効果がある体液を持つタマミツネ希少種の狩猟を薬師のタドリから依頼される事となる。
    • 今作のクエスト全体の傾向として、新モンスターやMHFから登場したモンスターであっても
      「元から知られたモンスター」として登場する事が多い。
      タマミツネ希少種もその例に漏れず「ちょうどクエストが届いている」というだけの説明しか為されないため、
      本種が世界観上でどういった位置付けになるのか、いつごろ発見されたのか、などといった事情はよく分かっていない。
      後述の依頼文では専門の学者が未確認と言っているのだが…?
      タドリのような竜人族の一部は知っているが、一般的にはまだほとんど知られていない存在といったところだろうか?
    • このクエストはタマミツネ希少種が初登場する記念すべきクエストであり、
      クエスト名の「白炎妖光」もそれに即した格好良い名前なのだが、
      依頼文がとんでもないことになっている事で有名である。
      百聞は一見に如かずなので、解説の前に全文を以下に掲載しよう。
タマミツネ好きの学者
タマ…タマ…タマミツネ様ぁぁ!
それも未確認! 未確認よぉぉ!
ああ…タマミツネ様が好きすぎて
タマミツネ様専門の学者になった
私へのご褒美だわ! 私は隠れて
そのお姿を拝ませていただくから
どなたか、狩猟をお願いね!
  • まさかのモンスターに付けし、
    好きだという理由だけで専門学者にまで昇り詰め
    希少種発見を自身へのご褒美と解釈するという筋金入りの依頼人の登場である。
    特定のモンスターを愛好する依頼人は数いれど、
    ここまで振り切った依頼文はなかなかないのではないだろうか。
    新モンスターの最初のクエストという重要な局面であるだけに、
    この落差に思わず吹き出したハンターは数知れないだろう。
  • 登場ムービーでは轟竜ティガレックスと対峙している。
    獄泉郷の中央で微睡むタマミツネ希少種に背後からティガレックスが忍び寄り、咆哮をしてから飛びかかりを仕掛ける。
    しかし、タマミツネ希少種は奇襲に気づくとこれをするりと跳んで回避し、
    ティガレックスは追撃を仕掛けようとするも滑液に足を取られて失敗する。
    その後タマミツネ希少種はティガレックスを取り囲むように滑って円を描くと、
    軌道上の可燃性の滑液が炎上し、炎の壁となってティガレックスを閉じ込める。
    さらに炎で敵の姿を見失ったティガレックスに対し、
    タマミツネ希少種が背後から飛びかかるところで画面は暗転。
    最後に炎上する獄泉郷と息絶えたティガレックスから離れるタマミツネ希少種が映され、ムービーは終了する。
    • ティガレックスすら軽く翻弄する希少種の強大さが描かれたムービーになっており、炎の演出も併せて見応えがある。
      また、ティガレックスはこれまで獄泉郷で確認されたことがなく、このムービーで初登場となった。
    • ティガレックスはバゼルギウスの登場ムービーにおいて、
      バゼルギウス必殺の起爆着陸の直撃を耐えきっている。
      そんなティガレックスをも葬り去る、タマミツネ希少種と彼が操る焔の強大さは如何程のものであろうか。
    • ムービーの対戦相手として、通常種と対をなしているジンオウガではなく
      ティガレックスがチョイスされた経緯については特に公式から明言されていないが、
      可能性としては、最も直近で希少種が追加されたメインモンスターだから
      というのが考え得るところだろうか。
      ムービー中の口上に「威」という言葉が含まれていること、
      ティガレックスは武器の銘に「虎」が含まれるように虎を思わせる模様であることを踏まえるに、
      『虎の威を借る狐』をもじった『「虎の威」を「狩る狐」』という状況を作りたかったとも読み取ることができるか。

戦闘能力

  • 放ってくる泡は全て火属性であり泡まみれ状態にしてくることはない。
    ただし、本作でハンターに多くのカウンター手段を実装した反動か、
    口から吐く泡はしばらく浮遊した後、加速するような音を立てるとともに
    謎の推進力を得てハンター目掛けて飛んでくるようになる。
    つまり誰もが嫌がる蝕龍蟲弾の悪夢再来である。
    動く直前に爆発する様子が見えるので、泡本体に付着した細かい小さな泡が爆発し、
    その衝撃を推進力として大きな泡が飛んでくる…という原理か。ハンター目掛け正確に飛ぶ原理は謎のままだが。
    タマミツネ希少種が敵視する『ハンター』へ向かって一直線に飛来する速度は高く、
    更に途中で加速するため、抜刀中の移動が早い武器ですら刈られる精度は驚異の一言。
    基本的に複数個同時に放たれこれが全て集中するソロは勿論、誰が狙われているのか元々分かり難く、
    更に途中で敵視されるプレイヤーが変わるとその都度泡毎の狙いも変わるマルチプレイでも非常に厄介。
    • この泡弾はMH3Gの蝕龍蟲弾のようにモンスターの身体に触れると消滅するため、
      タマミツネ希少種を挟むように位置取ればやり過ごしやすくなる。
      尤も、長大な体躯を存分に活かして暴れ回る本種に一定の位置関係をキープするのは難しく、
      遠く離れてから泡を作り出したり、とぐろを巻いた身体を囲むように撒く事もあるので全く油断は出来ない。
  • 口から吐くブレスは水のような見た目をしているが炎上や爆発を伴うものとなっており、
    吹き飛びも全て吹き飛び【衝突】になっているため、被弾すれば凄まじい勢いで吹き飛ぶ。
    さらに一部の行動で尻尾が擦った地面に滑液溜まりが残留し、数秒後に爆発する。
    • 爆発後の地面やブレスの跡は一見炎上しているだけだが、そこそこのダメージに加え吹き飛び【落下】を受けるので
      火やられ上等とばかりにレウスの炎と同じような感覚で踏み入ってはいけない。
      回転しながら突っ込んでくる攻撃の最後に尻尾が擦った地面に炎上が発生し
      それらにより通常種と同じような距離の詰め方が難しくなっている場面も少なからずある。
      また、登場ムービーで見せたハンターの周囲を回って滑液溜まりで取り囲むモーションもある。
      しかしブレスならまだしも、ただ炎上している場所に触れた瞬間、ハンターが水平にぶっ飛ばされるとは一体……?
  • 方々に残す爆発前の滑液溜まりには全耐性DOWNが付与されており、
    触れると全ての属性耐性がダウンしてしまう状態となる。
    タマミツネ希少種の体液は引火性が高いとされているため、
    これを浴びてしまったこと引火しやすい状態になってしまったということを、
    クルペッコの吐く液体同様属性耐性の低下という形で表現しているのだろう。
    • 滑液溜まり自体数秒で爆発するので、見えているものにひっかかることこそ稀だが
      この滑液溜まりに触れてもハンター側に一切のリアクションがないため
      タマミツネ希少種に肉薄する状況だと発生直後の滑液溜まりにひっかかって
      いつの間にか属性耐性が下がっていたなんてことも起こりうる。
      サマーソルトと同時に滑液溜まりを発生させるため
      サマーソルトに被弾すると大抵属性耐性ダウンも一緒に受けている。
      ダウン値こそ-10と控えめな部類だが火耐性で火属性やられを防ぐ構成の場合
      この10の差で火属性やられを防げなくなることもあるので注意したい。
  • タマミツネ希少種戦では開始後しばらくは狩猟地のBGM
    (『霊泉に満ちた、緋色の古戦場』または『秘境の伝説 : Sunbreak ver.』)が流れるが、
    一定の攻撃を加えると狩猟地のBGMが止まり、頭と尻尾に炎を集約する行動をとる。
    そして爆発と共に全身に焔を纏う白焔状態となり、タマミツネの専用BGMである妖艶なる舞に変化する
    この形態変化を行うと攻撃が激化。通常種同様に跳び回り、背後への回り込み、
    泡を纏う回転などのモーションで泡が発生し、そのすべてがハンターへ飛来する飛び道具と化す
    さらに後ろへ飛び退るように2回転しながら巨大な泡を形成、弾けて5つの泡がまとまって飛来する攻撃、
    爪叩きつけをチャージして叩きつけると同時に大爆発を起こす攻撃、
    上半身起こしから絞蛇竜のようなモーションで大きく左右に噛みつきながら前進するなどの新モーションが解禁される。
    この噛みつきが極めて厄介で、恐ろしいほどに攻撃範囲が広く、回避が困難。
    • 炎が集約した部分にダメージを蓄積すると炎が散って形態変化が解除されてダウンを取れる。この際落とし物が発生。
  • 炎を散らせずに一定時間が経過すると必殺技が発動。
    タマミツネが丸まって入ってしまいそうなほどの巨大な泡を作り出し上空へ送り出す
    泡は発生後、上を漂うだけでそれだけでは何も起こらないが
    しばらくすると突然タマミツネ希少種が渦を作り出しハンターを吸引
    渦から離脱とともに真上の泡が落ちて大爆発を起こすというド派手なもの。
    大爆発の直前には鈴の音のようなものが響き渡り、タマミツネの優雅さをより強く表現する。
    クシャルダオラのものと同様に納刀して吸引点から遠ざかるように走っていれば回避可能なのだが
    泡を形成してからしばらくは普通に攻撃行動をとってくる上に、渦の発生から落下までの速さは比較にならないため
    渦を見てから納刀回避は武器によっては間に合わない。
    • なお、巨大な泡が上空を漂っている間に、
      タマミツネ希少種に攻撃を加えて焔を纏っている状態を解除すると、
      巨大な泡があろうことか、タマミツネ希少種自身に落下、直撃し、大ダメージを与えることができる。
      あれ?泡は?と言わんばかりに辺りをキョロキョロと見回しながら、
      恐らく制御を失った巨大な泡に激突される様子はなんだか可愛らしい。
      • この時には特殊なハイパーアーマーが付与されており、焔纏いを解除する以外ではダウンしなくなる。
        オニクグツや閃光、罠が無効化され、部位破壊しようが、ネコ式撃龍槍を当てようがダウンすることはない。
    • 渦から離脱したタマミツネ希少種はそのまま渦の前方に素早く着地する。
      渦にかかることなく正面から見られれば着地ポーズで背後に大爆発という特撮ヒーローじみた演出が見られるだろう。
  • 総括すると、タマミツネが元々有する機動力から繰り出される長大な距離、範囲をカバーする肉弾戦に加え、
    本種特有の爆発する滑液を用いた時間差を置いて飛来する大量の飛び道具に地面を覆う爆破トラップ、
    地味なところでは原種も行う半身を持ち上げてのボディプレスに時間差がついた差分が実装されるなど、
    徹底したカウンター対策の施された『アンチカウンターモンスター』といった仕上がり。
    カウンター潰しの多量の攻撃に一度ペースを崩されると、更に大量の攻撃が展開され瞬く間に追い詰められてしまう。
    炎纏いから本格的に動き出す前に怯みやダウンを取れるかが勝敗の分かれ目になるため、兎に角火力が重要になる。
    攻撃力を高めるスキルやアイテムの重要性が特に高い狩猟対象といえるだろう。
    • カウンター武器の趣の強い太刀は特に相性が悪い。迂闊なカウンター狙いは容易く狩られ、
      持ち前の機動力に加え特殊ダウンで遥か遠方に転がっていく事から円月も使いにくく苦戦を強いられる。
      逆にガードが出来る武器、特にランスは好相性。堅牢なガードで攻撃をしのいだ後、
      攻撃が激しい分行動毎に露骨に差し出してくる頭を突く堅実な立ち回りでかなり安全に狩猟出来る。
      このために煽衛が固有スキルになっているのだろうか
  • 弱点は氷属性が最も効果的で、次点は通常種と同じく雷属性。龍属性はほとんど通らないので注意しよう。
    とはいえ特に属性に弱い部分は爪を含む前足に集中しており、体全体の通りは並程度。
    焔纏い状態でも特に軟化しないので前足の破壊にこだわらない限りは物理寄りの武器の方が相性は良いかもしれない。
  • 通常種から相も変わらず、ヒョロヒョロした見た目に反して部位耐久値は非常に高い。
    破壊王無しで適当に殴っているとせいぜい頭と尻尾が1段階壊れた程度で死んでしまう。
    硬くて怯み値が高い上に部位が小さいため首や胴に吸われやすく、
    おまけに2回怯ませないと達成できない爪破壊の苦行じみた難しさは通常種から据え置き。
    更に尻尾の切断が極悪とも言える難度になっておりマルチではほぼ無理、ソロでも全力で狙いを集中させないと厳しい。
    タチの悪いことに、尻尾系素材の白靭尾が尻尾剥ぎ取りの80%を逃すと、
    捕獲の8%とターゲット報酬の5%に賭けるしかなく、素材集めにおいて尻尾切断の重要性は極めて高い。
    マルチでは狙いがバラけやすいのでソロで集めるのがいいかもしれない。
    とはいえ天鱗と比較すればかなり出やすいので、マルチでは割り切って捕獲で高速周回することで解決する手もなくはない。

余談

  • 亜種が発表されずに希少種だけが実装された例が他に無いのは上述の通りだが、
    希少種」というものは世界観上「生息数がより少ない亜種」の事を指している。
    よって、タマミツネ亜種は存在するが狩猟対象になっていないだけで、
    もしかするとハンターズギルドは既に捕捉しているのかもしれない。
    もしくは、タマミツネ希少種が他のモンスターの亜種と比較しても生息数が極端に少なく、
    亜種と定めるにはあまりにギャップがあった為に特例的に希少種と定めたとも取れる。
    • タドリが本種の狩猟を依頼した理由に、解毒薬を作る際の材料として体液が必要だと言う。
      その効能は通常種数百体分に及ぶとしており、
      逆に考えれば通常種の体液でも濃縮すればほぼ同様の効果は得られるかのような発言となっている。
      希少種とは言うものの、ラギアクルス希少種の様に
      「別種として数えられてはいるが元は同種」のタイプの希少種なのかもしれない。
      実際タマミツネの特殊な個体*2として天眼やヌシが居るが、
      これらも本種と似た爆発性の体液を用いた能力を獲得ているのもこの裏付けと取れなくはない。
  • 過去の希少種は通常種が使っていた属性をそのまま強化したり、
    あるいは属性のなかった攻撃に属性を付加していたりするケースは多くあったが、
    通常種が使っていた属性と全く異なる属性を操るというケースは本編シリーズでは何気にこれが初。
    亜種では類似の事例は結構あるのだが。
  • 「焔狐竜」の読みは「せんこりゅう」だが、基本的に「焔」という字は「セン」とは読まない。
    確かに一部辞書にはそのような読み方が記載されているものの、
    辞書の内外問わず肝心の用例が確認されていないため、
    少なくとも現代においてこれを「セン」と読むのは「焔狐竜」が唯一であろう。
    • 何故読まないはずの読みが(一部とはいえ)辞書に載っているかというと、
      「そのような読みが存在しない」ことの証明が困難であるためである。
      「過去には確かに存在した」だとか、「過去に誤記されたが修正されなかった」ようなものがあると、
      「多分読まないけど証拠が無いからとりあえず載せておこう」ということが起こりうるのである。
    • 一方で、それでも敢えて「せんこ」と読むことで「仙狐」と響きが一致する。
      仙狐とは狐が修行を重ねた結果、仙人にも比肩しうる神通力を獲得したものとされる妖怪・伝承の一つ。
      そのイメージが異名を通じて希少種にもあてがわれているとするなら、
      幾星霜を経て、タマミツネが特異な能力を獲得したことを想起させる秀逸な言葉遊びとなっている。
  • 青色のタマミツネというビジュアルから、
    MHXRにおける特殊種モンスターであるタマミツネ雷泡種を彷彿とさせるとの声もある。
    MHRise時点で存在していたヌシ・タマミツネも青い毛を持つが、
    希少種はヒレも青く染まっているため、より雷泡種に近い見た目となっている。
    更に戦闘面でも、体に何かを纏って強化される点(雷泡種は胴体に泡、希少種は頭と尻尾に焔)、
    泡がハンターを追尾して飛んでくる点*3が共通する。
    ただ、雷泡種は鮮やかな色彩であるのに対し希少種は彩度の低い落ち着いた青紫
    それこそ英語名にもなっているバイオレットカラーとも言え、
    ひと口に「青」と言っても印象はそれなりに異なる。
    またヒレの模様も両者で異なっている。
  • 戦ってみれば分かるが、妙にブレスの当たり判定が広い。
    「タマミツネの直線ブレスは横範囲が狭めなので隙である」と考えていると
    明らかに当たってないのにしかもたまに意味不明な方向にダメージを受けてすっ飛んでいく事がある。
    ブレスのすぐ近くに揮発したガス濃度の高い部分でもあるのかもしれない。
  • 希少種といえばラ希アや希ティ等の、少し変わったあだ名がユーザー間で付けられることが多いが、
    本種もご多分に漏れず、希ツネというあまりにも直球すぎる響きのものや、
    タマ希やミ希といった人名風のものや、
    色々な意味で危険な香りのするミッ希ーと言ったもの、
    同名のキャラに掛けて焔狐さんといったものがあるようだ。
    残念ながら焼いてくれるのは世話ではなく、ハンターの肉体そのものなのだが…。

素材

焔狐竜の厚鱗
タマミツネ希少種の纏いし雅な鱗。
きめ細やかな溝には油が走り、大地を優雅に泳ぐ助けとなる。
焔狐竜の白剛毛
タマミツネ希少種の美しき鈴蘭色の毛。
擦り合わすことで油を燃やし、その身に白焔を纏わせる。
焔狐竜の剛爪
タマミツネ希少種の尖った爪。
地面の起伏を器用に捉えつつ、自在な身のこなしで大地を駆け巡る。
焔狐竜の特錦ヒレ
タマミツネ希少種の艶やかなヒレ。
白く燃える油が染み込んでおり、静かだが煌々と燃え輝く様は実に荘厳。
焔狐竜の白靭尾
タマミツネ希少種の艶らしい尻尾。
霊妙なる白焔出づる油を撒くことから、神秘の力を持つと信じられている。
白妙の滑液
タマミツネ希少種が分泌する油液。
その濃度は通常種の滑液の数百倍と言う桁違いさを誇るが、
濃厚すぎるせいかハンターが触れても泡やられ状態にはならない。
だがその一方で非常に引火性が高く、僅かな摩擦でも白焔を上げる危険な油となっている。
焔狐竜の天鱗
タマミツネ希少種の幻ともいわれる鱗。
手にした者は白焔を従える力を得ると言い伝えられている。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターライズ:サンブレイク
モンスター/タマミツネ
モンスター/天眼タマミツネ
モンスター/ヌシ・タマミツネ
システム/希少種
武器/ミツネ武器
防具/ミツネシリーズ
BGM/タマミツネ戦闘BGM
ゲーム用語/ホーミング
アクション/元気玉


*1 派生作品も含めればMHOにおける星竜の希少種である滅星竜以来だが、それでも約5年振りとなる。
*2 モンハンにおける特殊な個体は「通常種が進化ではなく、一個体が生存している間に特異な特性を得たもの」いわゆる表現型可塑性の個体を指す
*3 雷泡は泡やられ中のハンターを常時ホーミングするが、希少種の泡は発生から一定時間後にハンターが立っていた場所へ飛来するという違いはある。