目次
概要
- MH4で初登場した、ケチャワチャ素材を使った水属性の太刀。
奇猿狐の鉤爪を加工した刀身を持ち、これを相手の体に引っかけ、
そのまま肉を削ぎ落とすようにして攻撃する。なかなか物騒な仕組みである。
- 下位の間は薙刀のような形状をしているが、上位素材による強化で刃がもう1枚追加され、
なんというか刺股というか高枝切りバサミというかマジックハンドというか、
そんな感じの見た目になる。- 水属性、序盤で生産可能、見た目が長柄武器、などの特徴から、
MH3シリーズにおけるドラウンポールの後継者的な感じがしないでもない。
- 水属性、序盤で生産可能、見た目が長柄武器、などの特徴から、
MH4
- ケチャ武器の共通事項として、本作最初に作れるであろう属性持ちの武器で、
直後に狩猟することとなるテツカブラと好相性。
- その後の強化はシャルトゥラ⇒改⇒シャルクルトゥラ⇒シャルドバラダバル(⇒シャルドバラダバル改(4G))と続く。
最終強化での性能は、攻撃力は429と下位終盤~上位序盤並みだが、
属性値は450とかなり高めで、スロットも1個ある。
斬れ味は匠でも青止まりだが、その青ゲージは素のままでも十分実用的な長さのため、
それよりは水属性強化などにスキル枠を割く方がいいかもしれない。
このように属性重視の性能であるため、グラビモスとの相性が良好。
緊急クエストで狩猟する亜種相手にも十分通用する。
- 本作では当武器含め、水属性太刀の最終強化が計7本も存在する。
その豊富さを少しは火属性にも分けてやってはくれないだろうか
が、どれもなかなかクセのある特徴を持っている。- シャルドバラダバルより先に作れ、属性値でも更に上回っているものの、
匠込みでも緑ゲージという重大な欠陥のある鮮刀ハクナギ - 攻撃力528、属性値400、匠で長大白とバランスの良い性能を持つが、
旅団チケット、古龍の血など要求素材が地味に厄介な南蛮太刀【鮫斬】 - スロット以外の全てにおいて本武器の上位互換という高い性能を持つものの、
強化可能時期が上位終盤(HR7)とかなり遅くなってしまう豪刀【須佐能乎】 - そもそも属性を得るのに覚醒が必須な、
インペリアルソード&EX豪刀【須佐能乎】&エターナルゲート
この武器は比較的早期(HR5)に作れ、必要素材にも特に厄介なものはない
(強いて言えば、シャルトゥラ改に使うレビテライト鉱石3個が下位の時点では少々キツイか)
割にはそこそこの性能を持ち、前述のように攻略用としては十分機能する。
繋ぎ武器としては申し分ない存在と言えるだろう。 - シャルドバラダバルより先に作れ、属性値でも更に上回っているものの、
MH4G
- MH4Gでは新たにシャルドバラダバル改へと強化できるようになった。
改という、まだ強化先がありそうな半端な名前であるがここで完成となる。
その性能はというと、
429から726と一気に上昇こそしたものの太刀全体では控えめの攻撃力、属性値610という高属性値、
匠でも白止まりの斬れ味、スロットは2つに増加と、特徴はそのまま順当な強化といったところ。
相変わらず最終的には火力では南蛮刀系列や成敗刀系列に譲り、
更には上位では一通りの水属性太刀が出揃った後にも唯一とりえとして残っていたスロット数でも
新参のガララ亜種太刀に譲ることとなってしまった。
とはいえ、G2のキークエに指定されているグラビモスのクエストに挑む時点では
この太刀が水属性太刀としては一番優秀なので攻略用としては相変わらず有用である。
MHX
- ケチャワチャが上位から狩猟対象となるため、武器の生産も上位からとなる。
今作では一又のシャルトゥ系統と、二又のシャルドバラダバル系統の2種類がある。
- シャルトゥのまま強化することによって最終段階シャルトゥラへ。その性能は
- 高めの攻撃力210
- 十分な水属性値28
- 素で短い青。斬れ味レベル+1で極短の白、+2で十分な長さの白ゲージ
- 会心、スロットともに0
ライバルとしては今作のメインモンスターの一角であるタマミツネの太刀、たまのをの絶刀の斬振や
ガノトトスの太刀、水鎌ガノスハッシャーあたりが挙げられる。
斬振はこちらより攻撃力が少し低く、属性値も同じだが会心率10%があり、斬れ味もこちらより優秀。
ガノスハッシャーは属性値が低い代わりにこちらを上回る物理性能を誇る。
そして二本ともスロットを1つ持っている。
優秀な性能なのだがバランス面では斬振に、物理面ではガノスハッシャーに一歩遅れを取っているといったところ。- だがこの武器の長所は製作難易度の低さにある。
これといってレア素材が要らないことに加え、獰猛素材を一切使うことがない。
つまり、体力の多い獰猛化モンスターを相手にしなくて済むため、
ソロプレイだと最も強化をしやすい水属性太刀だと言えるのだ。
しかしやや面倒なことに、最終強化に何故かラージャン素材である黄金の毛を3つ使う点は注意。
同じ猿の素材だからだろうか?
あるいは金色だから加工屋が間違えて要求したのだろうか
- 一方、LV2から獰猛素材を使ってシャルクルトゥラに派生させ、最終強化でシャルドバラダバルにした場合。
その性能は- やや物足りない攻撃力180
- かなり高い水属性値45
- 会心率0%
- 素でそれなりの青、斬れ味レベル+2で白20
- 嬉しいスロット1
物理面はあまり期待できないが、その分高い属性値を活かし、ウラガンキンなどに担いでいくといいだろう。
が、問題は最終強化にアマツマガツチの素材が要求されること。
たかがケチャ武器にあのアマツマガツチの素材が要求されるなど誰が予想しただろうか
このため、最終強化が随分遅くなってしまう関係で攻略用には使えない。
完成する頃にはこの高属性値が活躍できる期間は過ぎ去っているという残念な結果である。
MHXX
- G級の登場により、シャルトゥラ、シャルドバラダバルの双方にG級派生が追加。
前者はシャルトゥリス、後者は双奇薙シャルバラルへと強化できる。- なお、今作ではシャルトゥラをG級のケチャワチャ素材を使うことで一発生産が可能。
しかし、勇気の証Gを5個も要求されるので在庫と要相談。幸いG級のケチャワチャを2頭狩猟する
『人騒がせないたずら者たち』でケチャワチャの素材と一緒に手に入れられる。
- なお、今作ではシャルトゥラをG級のケチャワチャ素材を使うことで一発生産が可能。
- まずシャルトゥリスの性能だが、
- 平均より高い攻撃力330
- 十分な水属性値32
- 斬れ味は素で白20、斬れ味レベル+2で紫30が出る
- 会心率とスロットは0のまま
ただし、素の斬れ味が白20なので、弾かれやすいG級ではやや心許ない。
なんらかの斬れ味関連のスキルが欲しいところ。
今作でも最終強化にラージャンの素材を必要とするが、レア素材も獰猛素材も必要ないため、
比較的容易に最終強化まで持っていける頼りになる一本である。
- 近い性能の武器はガノス太刀の瀑水鎌ガノスハケティや、
二つ名ダイミョウザザミのウィルギガンカッターが挙げられる。
いずれも性能は一長一短だが、ガノスハケティに対しては匠をつけた場合はこちらが勝る点が多く、
ウィルギガンカッターに関しても素の斬れ味が青で、匠でも最大で紫10と、使いにくさが目立つ。
ただし白ゲージでこちらを越える物理性能であるため白40紫10と維持能力は高い。
そして二つ名武器故に製作難易度が高いことを考えるとこちらで十分な場合が多い。
総じて、水属性太刀としては性能の水準はかなり高く、最終候補として十分なレベルにあると言える。
- 一方シャルバラルの方の性能は、
- 属性寄りの武器にしては低くない攻撃力300
- 水属性太刀2位の水属性値53
- 斬れ味は素で白40、斬れ味レベル+2で紫10が出る
- スロットはこちらも変わらず1のままで会心率もなし
しかし匠で出る最大斬れ味は紫10と上位の頃より悪くなってしまっている。
業物で白ゲージでの運用が望ましいだろう。
今作でも主に獰猛化ケチャワチャの素材を使用して強化していくことになる。
なお、G級でもアマツマガツチの素材は要求されるので最終強化は遅い。
- ライバルとなるのは、同じく属性値寄りの特鮮太刀ウオノカミが挙げられる。
こちらはあちらに比べ、攻撃力、素の斬れ味、スロット数で勝るが、属性値で負けている。
ウオノカミは素の斬れ味が青止まりなため、匠を運用しない場合はこちらの方が扱いやすいケースが多い。
しかし匠をつけるとあちらも紫10まで出現するため、武器スロを活かせないとあちらの方が優位となるケースが多い。
幸い匠発動が前提の場合、紫をボーナスと割り切った上で長い白ゲージを発揮できるため業物が切れたり、
業物前提の場合スロット1で属性以外のスキルの追加が望めたりなど、器用さと物理・属性のバランスにおいては
こちらが一枚上である。またこれらの要素は立ち回りにも影響が出るなど無視できない利点もある。
どちらの武器で何がしたいかを考えて使うべきだろう。
亜種武器
- MH4GにてG★1から登場のケチャワチャ亜種の素材から作られる太刀。
白猿狐という割には武器の方の見た目は赤っぽくなったシャルドバラダバル…火属性なのでイメージは合ってるが。
通常種派生のシャルドバラダバルからの分岐強化に加えて、一発生産にも対応。
アトルシャーレン→シャングルラーマで完成となる。 - やっとこさ増えた火属性太刀の性能はというと、
通常種武器同様、控えめの物理攻撃力と白止まりの斬れ味、非常に高い属性値、そしてスロットが3つと
攻略用としては中々の性能となっている。
レア度は通常種の物と同様に8止まりなので極限強化は最も容易な部類。
尤も、その頃には本命の火属性太刀にバトンタッチできる頃合なので、
しやすいとはいえ、わざわざこれを極限強化までする価値は薄いが。 - 本命の火属性太刀の1つといえる飛竜刀【椿】はレア10のため、極限強化が大変だったり、
飛竜刀【花ノ宴】やモノブロスサイス、斬老刀【スサノオ】は属性値が低かったり、
エウロスあたりは覚醒させないと使えなかったり…と、一長一短な点が多い。
この太刀は物理性能が非常に低いものの、今作で復活したオオナズチにはとても有効。
物理の効きが悪く、属性で攻めるべきモンスターなのでこの太刀が大いに活躍してくれる。
居場所はあった…と思ったが、物理・属性双方が高性能という最強の火属性太刀、ミラフォティアが立ち塞がる。
スロット以外完全にこちらの上位互換であり、完成してしまうと間違いなくお蔵入りになる。- ただし、いずれの太刀も製作可能時期や作製にレアアイテムを要求されると、
作製難易度が高いのが目を逸らせない短所である。
一方でこちらはレアアイテムを要求されず、G★1の段階で最終強化まで可能。
そしてスロット3の拡張性の高さはやっぱり使いやすい。
最終的には通常種武器同様に物足りない性能として一線を退くことになるだろうが、
やはり攻略用として十分に役割を持てているといえる。
- ただし、いずれの太刀も製作可能時期や作製にレアアイテムを要求されると、