- 種族
- 古龍種(古龍目 廻龍亜目 マガラ科)
- 別名
- 天廻龍(てんかいりゅう)
- 危険度
- MH4・MH4G・MHX・MHXX:★6
- 英語表記
- Shagaru Magala
- 登場作品
- MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHSP, MHF, MHXR
目次
生態・特徴 
- 概要
- シナト村で禁断の地と呼ばれている地域、禁足地にて存在が確認された古龍。
《天廻龍》と称されており、独特な光沢を持った純白色の外殻と身体を覆い隠すほどの巨大な翼が特徴。
その翼は非常に独特な進化を遂げており、ものを掴む事もできる可動域と握力を備えた巨大な爪を携え、
戦闘時はそれを地面にまで降ろし、宛ら六足歩行であるかのようなシルエットとなっている。
勿論飛行する事も可能であり、その飛行能力は非常に高い。
虹色に輝く翼膜を広げて空を舞うその姿は、神として称えられるのも不思議ではないほどに美しいという。
しかし、当のシャガルマガラに自分の縄張りとした地に侵入した者を許すような慈悲は無く、
外敵と認めた者に対しては積極的に攻撃を仕掛けてくる。
- 生態
- 外見の酷似からも想像できるが、その正体は黒蝕竜ゴア・マガラが成長・脱皮した姿である。
ゴア・マガラは時期が来ると生物の目のつかない場所で脱皮を行い、シャガルマガラへ昇華する。
脱皮を終え、昇華したシャガルマガラの体色は、ゴア・マガラと正反対の純白色へと変化、
目も成長によって成熟、視覚としての機能を果たすようになり、
生物の場所を捉えるための「触角」は退化しつつ凝固、「角」へとその用途を変える。
漆黒色のゴア・マガラと純白色のシャガルマガラは、成長の前と後でまるで闇と光のように対になっている。
なお、この姿へと成長してもシャガルマガラの成長そのものが完了したわけではなく、
翼爪には成長に伴って年輪のような模様が浮き出るという。
- 古龍種には自然現象などを自分の意思で自在に操るという特異な能力を持つ種が数多く確認されている。
シャガルマガラもそのような「能力持ち」の古龍の一種であるが、
本種が操るのは自然現象ではなく、「狂竜の力」と呼ばれる特殊な性質を秘めた物質である。
この物質については未だ謎が多く、現在でもその正体は不明であるが、
肉眼ではほとんど確認できないほどに細かく、呼吸などを通じて生物の体内に簡単に侵入してしまう。
これを一定量以上取り込んでしまった生物はやがて「狂竜症」を発症し、
周辺の生物に見境無く襲い掛かるほどに凶暴化する。
シャガルマガラは広範囲に向けてこの狂竜物質を大量に撒き散らし、それが届く範囲を自身の縄張りとする。
その規模は太陽の光が遮られ、シャガルマガラを中心とした一帯が薄暗くなるほどであり、
場合によっては昼間でもその周辺だけ夜の帳が下りたかのような状態となってしまう。
なお、その能力は脱皮によって新生した角に残されているという。
- 外敵との戦闘ではこの「狂竜の力」を利用したブレスを多用する。
ゴア・マガラもこれに近いブレス攻撃を使用するが、
シャガルマガラのブレスはゴア・マガラのそれよりも規模・威力共に増大しており、
より多彩な型を使い分けて外敵を狙い撃つ。
敵からの反撃を受けて怒ると空高く上昇し、大気を震わせる怒号と共に膨大な「狂竜の力」を放出する。
拡散された狂竜物質は既に周囲に蔓延しているそれと反応し、小規模の爆発を次々に引き起こす。
シャガルマガラの興奮が鎮まるまでその災禍は止まず、
同時に怒り狂うシャガルマガラの猛攻にも晒される事となる。
- シナト村の伝承
- 大昔、この禁足地を内包する天空山にて、「悪しき風が山を蝕んだ」とされる大災害が起こった。
山に住むモンスター達が突如として異常なまでに凶暴化、敵味方問わず襲い掛かり、喰らいあったのである。
この事件により、山全体は死屍累々の地獄絵図と化し、その地に生息していた生物は例外なく絶滅したと言う。
シナト村の伝承では、この不可解な事件は「山の神が生き物を懲らしめた」として語り継がれているが、
現在では、この事件の黒幕こそが"天廻龍シャガルマガラ"であるとされている。
- なお、この大災害の後に天空山の調査が行われたが、
後に禁足地とされる場所にて一切混じりの無い純白に輝く龍の鱗が発見された。
シナト村ではこれが正式にシャガルマガラの龍鱗であることが確認される以前から
大災害に関係する代物と考えられ、「不吉の証」として言い伝えられていた。
現在でもこの「純白の龍鱗」は禁忌のアイテムとして恐れられており、
それを目にしただけで言い知れない不安を覚えたり、激しく動揺したりする住民も少なくない。
- ちなみにシャガルマガラから得られる鱗や甲殻などは素材としては非常に優秀な代物であり、
それを用いて作成された武具には不吉な印象は感じられず、むしろ気高く誉れ高い輝きを湛える。
天から祝福を受けたかのような防具は古龍の生命力と破魔の力を宿しており、
相対する者には厳粛なる戒めの痕を刻み込むと噂されている。
それはシャガルマガラ自身の、そしてその聖域そのものの具現とも例えられ、
自然を守護し奉祀する神官が纏うに相応しい聖衣であるとされる。
- 発見の経緯
- バルバレギルドにゴア・マガラの調査依頼を受けた筆頭ハンターがその正体を調査していたが、
シナト村にたどり着いたキャラバン「我らの団」の団長が、
天空山で狂竜化したババコンガの情報を聞き、古巣に戻り共に調査を行った所、
「我らの団」所属のハンターが討伐したはずのゴア・マガラの抜け殻が発見された。
その後、ギルドはシナト村の伝承を照らし合わせ、抜け殻から現れたモンスターを「古龍」と正式に認定、
ゴア・マガラが幾多の天を廻り、成長しきり脱皮、故郷である禁足地に戻る点から《天廻龍》、
天空山の大災害にて山の頂に現れたという神の名を取って、かの古龍を「シャガルマガラ」と名付けた。
概要 
- 暗く邪悪な印象を受けるメインモンスターと打って変わった、穢れのない白色の体色が特徴的なモンスター。
伝承に残る「天空山の頂に現れた神」の名を冠す「古龍」であり、
その体は白く光り輝いているようにも、金色のようにも見え、まるで神や精霊のような印象を与える。- 後にCGイラストが公開されたが、天廻龍を象徴する虹色に光る翼を広げたその姿は、正しく天空の神。
龍に変じた悪魔のような姿の黒蝕竜と見事に対照の妙を成している。
書籍によってはデカすぎる翼が全て写っているせいで顔や胴体が小さくて分かりづらいというパターンも。
- 後にCGイラストが公開されたが、天廻龍を象徴する虹色に光る翼を広げたその姿は、正しく天空の神。
- しかしその正体は、ゴア・マガラの真の姿にして、天空山での大災害を引き起こした黒幕。
MH4オフラインモードのラスボスであり、ストーリーに於けるキーモンスターでもある。
- ゴア・マガラの成長が完了した後の姿であるが、狂竜ウイルスは健在である。
- それどころか、ゴア・マガラとは比較にならないほど大規模なウイルスを操り、
フィールドの彼方此方にウイルスの残滓を残す、ウイルスを纏ったブレスを乱射する、
果てはフィールド全体を覆う程の大量のウイルスを放出するなど、その危険度は更に高まっている。
その力は周囲に影響を及ぼし、シャガルマガラが放った黒い物質を吸引した生物は
免疫力が落ちていき、弱り、抵抗力が無くなると狂竜化してしまう。- ゴア・マガラ時代はこの黒い物質は鱗粉であり、感覚能力の補助として用いられていたが、
シャガルマガラは目が成熟しており、それに伴って感覚能力補助の用途は消滅している。
- なお、狂竜化した生物は一部を除き、最終的に衰弱死する運命にあるとされる。
古龍を除いたほぼ全ての生物*1に感染させられる上に、普通の生物どころか
古龍級生物たるラージャンやイビルジョー、また後述の通り同種の幼体たるゴア・マガラですら
死に追いやるような物質を風に乗せて大量にばら撒くというのだから、
齎す被害で言えばモンハン史上に於いてもトップクラスの危険生物である。
非常に厄介かつはた迷惑な能力であるが、大僧正の見解ではこの龍に悪意はなく、ただ生きているだけ、
つまりアマツマガツチ等と同様、存在するだけで周囲に災害を引き起こしてしまうものと見做されている。
この事は狂竜ウイルス研究所の所長からも、
「狂竜ウイルスの被害はシャガルマガラに原因はあるが、責任はない。
だからこそシャガルマガラが恐ろしい」と評されている。
この凄まじい「狂竜の力」の詳細に関しては後述する。 - それどころか、ゴア・マガラとは比較にならないほど大規模なウイルスを操り、
- 倒した際のモーションが、最期に一度だけ青空を見た後倒れるので非常に切ない。
- 動きは基本的に狂竜化したゴア・マガラがベースだが、連続ブレス等通常状態時の攻撃も行ってくる。
また、目が成熟しておらず、触覚などに頼って位置把握をしていたためか、
そこまで動かなかったゴア・マガラと違い、
ハンターに対して回り込む、不意を突くといった移動行為が目立つ。- しかし、目が成熟したことで閃光玉が効果を発揮するようになった。
空中にいるならば墜落させることもできる。
- しかし、目が成熟したことで閃光玉が効果を発揮するようになった。
- 古龍として成熟した為か、落とし穴やシビレ罠は無効化するようになった。
メイン狩猟フィールドの禁足地自体の仕様で罠が仕掛けられないので分かり辛いが、
罠を仕掛けられる未知の樹海にて出くわした際に試しても罠は素通りされる。よって捕獲も不可能。
- ブレスもより強力なものに変質しており、ブレスを設置したあと予告線となる黒い物質を流し、
そこに3Wayの拡散ブレスを放つ攻撃や、単発のブレスをバックジャンプしつつ設置し、
爆発させてダメージを与えるなどゴア・マガラと異なった立ち回りが求められる。
- 怒り状態になると天空に舞い上がり、翼を広げて蝶の羽の様な形状に展開、そのまま空中で
大量の紫黒色の物質をまき散らしながら咆哮を放つ。
このウイルスに吸引などの判定は無いが、以後怒り状態が終了するまで
シャガルマガラの周囲に、一定時間後に爆発する地形トラップが出現するようになる。
白い光を放って地面が次々と爆裂し、紫色の狂竜物質が散布される様は恐ろしくも美しく、
その規模からもシャガルマガラという古龍の力をまざまざと見せつけられる。
爆発する場所は完全ランダムで、起き攻め、追撃、行動制限とあらゆる面でプレイヤーを追い詰め、
チャージブレスを避けなければならないのに回避地点に地雷が、などといったことも頻繁に起こる。
特に無印MH4のギルクエ高レベル個体の場合はこれすら即死級ダメージとなるので極めて危険。- 怒り中は低確率で狂竜物質を再度拡散させ、地雷発生時間を延長する行動も見せる。
また怒り状態終了間際に放たれた場合、通常状態に戻った後も地雷が発生し続ける。
こればかりは運なのでどうしようもないが、下手すると延々と地雷が発生し続けることに。
- ちなみに、シャガルマガラの滞空中に攻撃を加えて怒り状態に移行させ、
かつ着地前に怯ませて墜落させることが出来れば、その怒り状態中は地雷は発生しなくなる。
滞空頻度が低いので狙って出来るものではないが、成功すれば怒り状態中もかなり有利に立ち回れるだろう。
- 狂竜地雷を避けながら戦うのが辛い場合、ガンナーで挑むという手段もある。
足元に発生する地雷に注意しながら、移動を最低限に抑えて攻撃することで
地雷に巻き込まれるのを避けるというわけである。
ゴア・マガラと違って蛇行するブレスを使わないので、
通常ブレスの軌道orチャージブレスの範囲さえ事前に見ておけばブレス中は集中攻撃できる。
ただし、各種モーションが遅いヘビィボウガンに関しては
緊急離脱用の回避距離or無敵時間で足元に生じた地雷をかわすための回避性能を付けておかないと
安定しないので注意。逆に言うと付ければライトボウガンと同じように立ち回れる。
- 怒り中は低確率で狂竜物質を再度拡散させ、地雷発生時間を延長する行動も見せる。
- 弱点属性は火と龍。
火耐性はゴア・マガラとほぼ変わらないが、龍が非常によく通るようになり、最大の弱点属性となった。
古龍へと完全に転生したことで、龍属性への耐性が失われたということだろうか。
雷への耐性はゴア・マガラの頃から変わらず、こちらもそこそこ有効。
このように、属性肉質に関してはゴア・マガラ時代と比べて弱体化している。- 物理肉質はゴア・マガラと比較すると尻尾と脚周りが若干硬化しており、やや転倒を狙いにくくなった。
また翼脚が非常に硬く、生半可な斬れ味では弾かれやすい(部位破壊後には大幅に軟化する)。
基本的には柔らかめのモンスターだが、翼脚は早期に破壊を狙って軟化させるか、
弾かれないように立ち回るか気をつけたいところ。
- 物理肉質はゴア・マガラと比較すると尻尾と脚周りが若干硬化しており、やや転倒を狙いにくくなった。
- なお、剥ぎ取り回数は本体が3回、尻尾が1回となっており、
意外にも通常モンスターと同じケチな剥ぎ取り回数である。
ゴア・マガラから脱皮・転生したという特殊な生態を持つが故だろうか。
切断した尻尾は小さいうえに場所によってはフィールドの色と同化しがちなので、見失うことも。
尚、シャガルマガラを30頭倒すと「輪廻(りんね)」という称号を貰える。
- このように非常に高い戦闘能力を持ち、ラスボスとしての威厳たっぷりのシャガルマガラではあるが、
眠り状態では左腕を前に回し、その上に自分の頭を乗せる所謂セルフ腕枕の体勢となり、非常に可愛らしい。
村クエでは戦う場所が狭い禁足地であり、瀕死になっても巣に逃げ帰って寝るという事をしないため、
こちらが睡眠属性の武器を持っていって意図的に眠らせない限りは見る事ができないが、
ギルドクエストならさほど難しいことではない。
スヤスヤと寝息を立てるシャガルマガラの姿は必見である。
MH4のオフラインストーリーにおける扱い 
- 遺跡平原にて、見事ゴア・マガラを狩猟した我らの団ハンター。
これで一件落着…かと思われたが、狂竜化したババコンガが発見され、一同は騒然となる。
狂竜化したモンスターが再来したことに怯えるシナト村の民のため、
我らの団ハンターは天空山に生息するモンスター達の調査に当たり、
我らの団団長は狂竜化現象の調査のために古巣へ戻ることになる。
- その後、シナト村で天空山で狂竜化したババコンガの狩猟依頼をクリアした後に、
ゴア・マガラが脱皮するという衝撃的なCGムービーが挿入され、
最終的に狂竜化したティガレックスの狩猟を成し遂げると、
遂にゴア・マガラの正体たるこのモンスターの存在と、
団長の持っていたアイテムがこの古龍のものであるという事実が判明する。- 上記の通り、このムービーはゴア・マガラが討伐されたことを前提としたものであるため、
ムービー挿入時までにゴア・マガラを一匹残らず捕獲で終わらせてきたというハンターは
(そもそもそんなハンターがどれだけいるのかはさて置き)「あれ?」と思ったことだろう。
まぁ、通常の狩猟行為において想定されるのは討伐であるため、
あまりツッコミ過ぎるのも野暮というものだが。
- 上記の通り、このムービーはゴア・マガラが討伐されたことを前提としたものであるため、
- 脱皮し、成体となったシャガルマガラは故郷である禁足地に舞い戻り、
シャガルマガラの能力により禁足地から黒い謎の物体が大量に流出、
その影響で天空山の生態系は大きく乱れてしまう。
抜け殻、シナト村の伝承からゴア・マガラの正体を掴んだギルドは
多数の功績を挙げた「我らの団」所属ハンターに使者として筆頭リーダーを向かわせ、
ゴア・マガラの真の姿である「シャガルマガラ」の存在、
そして「禁足地に赴き、かの古龍を討伐せよ」という命令、
それが失敗した場合、シナト村の住人を全員避難させた上で
天空山を含めたシナト村一帯を永劫立ち入り禁止地帯に指定することを伝え、
これを受けたシナト村の大僧正も、ハンターが禁足地へと立ち入ることを許可。
こうして、シナト村一帯の運命は「我らの団」所属ハンターに託されることになった。
- ここまでストーリーを進めると、満を持してオフラインラスボスたるシャガルマガラの緊急クエストが登場。
クエスト名は「天を廻りて戻り来よ」。
由来は上記にあるシャガルマガラの生態からだろう。
まさしく災厄そのものといったモンスターであるシャガルマガラであるが、
そんな強大な存在でも郷愁の念に駆られ、自らの生まれ故郷に戻ってきたと考えると、
何故か切なく同情の気持ちすら湧いたハンターも多いのではないだろうか。- なお、緊急クエストとしてクリアした後は他の高難度クエスト同様、ランダム出現となる。
もう一度受注しようとして「シャガルマガラのクエが無い!」となったプレイヤーもいるかもしれない。
- なお、緊急クエストとしてクリアした後は他の高難度クエスト同様、ランダム出現となる。
- ストーリーのラストだけあって盛り上がりも最高潮だが、
特にハンターが決戦に赴く際に聞ける大正僧と団長の述懐、
そして不安を押し殺してハンターを送り出す看板娘の姿は必見。
- 大僧正
- …ハンターさんなら分かると思うんだ。
きっとその古龍は、ただ、生きているだけなんだと思う。
数えた者がいない程に幾年もの昔、
ただそこに存在しただけで生けるものに影響を与えた龍の姿を…、
悪意なき故に恐れられた風の姿を、どうか、見てきてほしい。
そして、その話を子供達に聞かせてあげてほしいんだ。
きっと、君にしかできないだろうから。
- 団長
- シャガルマガラ…。
天を廻って戻る龍、か…。
……なあ。
シャガルマガラは、どうして禁足地に入り込んだんだろう?
これは俺の想像なんだが…、
あそこはシャガルマガラの故郷なんじゃないかな。
生まれて、育って、山を離れ、
脱皮して、大人になって、山に戻る。
気が遠くなるほどの幾年もの時を経て、廻り戻ったんだ。生まれ故郷に。
ん?シャガルマガラはなんでわざわざ故郷に戻ったのかって?
うーん、そうだなァ。故郷が恋しくなったのかなァ。
フフ…。そんなことを、考えたりな。
- 激闘の末、今度こそシャガルマガラにトドメを刺した我らの団ハンター。
団長が追っていた謎の解明と共に一連の狂竜ウイルスの事件も解決し、
これで一件落着…かと思われたが、我らの団と筆頭ハンター、ハンターズギルドが
彼がもたらした影響、そして新たなる脅威の襲来を知るのは、これからしばらく先の話である。
オンラインでの扱い 
- 集会所では上位★7へ昇格するための緊急クエストの相手として登場する。
また、ギルドクエスト、イベントクエスト含む集会所のクエストでは下位の個体は一切登場せず、
事実上のオフライン専用モンスターとなっているため、
一部を除くマガラ武器の最終強化はエンディングを迎えることが必須である。
- また、ギルドクエストにもシャガルマガラと戦闘するものが存在しており、
この場合未知の樹海でシャガルマガラと戦うことになる。
LV76以上になると翼脚叩き付け時に周囲に震動を発生させるようになり、
叩き付け後の隙を狙って頭部に反撃をお見舞いするのが難しくなってしまっている。
しかし、公式サイトの、幼体であるゴア・マガラの翼脚叩きつけの紹介コメントで
「地面をも揺るがす破壊力を持つ」と書かれていたため、
寧ろ今まで震動を起こさなかったこと自体を不思議に思う人もいたようである。
- ギルドクエスト内ではシャガルマガラのドロップレアリティは最高峰に設定されており、
他の高危険度モンスターの中と比べて起き攻めの危険性が少なく、
モーション自体も大振りであることから比較的戦いやすい。- しかしあくまで「比較的」であり、
Lv91を超えると地雷や設置3wayブレスが即死級の威力となり、事故死率が跳ね上がる。
行動を予測し完璧に回避できる猛者でも運要素を強いられるため、
ソロでのスムーズ攻略はやはり困難を極める。
更にサポガンによる速攻討伐の様子が動画などに挙げられ、
採掘された防具からキリンUシリーズが発見されたことも手伝って、
必然的に最上位クラスの紳士ハンター達がこぞって集まり、
最高レベルの防具でも即死しかけるG級状態になった高レベルのシャガルマガラを相手に狩りをしている。- 発売から幾分か経った現在では、高レベルのシャガルマガラのクエストを保持している人も多く、
実際、すれ違い通信でギルドクエストの一覧を見てみると、
Lv58のシャガルマガラのクエストで埋め尽くされているということも多い。
- 当初シャガルマガラのクエストは非常に人気が高かったが、
右ラーが流行り出してからはそちらを利用する人が多くなった。
右ラーなら同等以上の報酬量に加え発掘装備の見た目を選ぶことが可能で、
更にシャガルマガラのクエストでは絶対に入手できない栄光ライトボウガンを得られるためである。
ただし右ラーは左のモンスター次第では非常に手間が掛かるため、
シャガルマガラのクエストの方を好むハンターも少数ではない。- 逆に言うと、栄光へビィボウガンと栄光弓の場合、ガンナーとの相性の良さから
シャガルマガラが右ラー以上に効率が良い場合が多い。
更に言うと、シャガルマガラは睡眠に弱いため、ガンナー部屋では弓で眠らせた後に
大タル爆弾Gによる睡眠爆殺を仕掛けて速攻で倒すことができる。
というか、シャガルマガラのガンナー部屋でのアーチャーはこれがほぼ義務化している。
- 逆に言うと、栄光へビィボウガンと栄光弓の場合、ガンナーとの相性の良さから
- しかしあくまで「比較的」であり、
- オフラインで討伐に成功すると、ごく稀にモンニャン隊でもターゲットとして登場することがある。
どう考えてもアイルーたちの手に負えるような相手ではないように思えるが、
しっかりと編成を組んで出撃させれば、他のモンスター同様撃退することが可能。もちろん端材も手に入る。
ただし、他の古龍系モンスター達と同じく、赤と黄色の2つの攻撃スキルを持っているため、かなり手強い。
シャガルマガラを相手にする場合は、いつも以上にオトモの編成を吟味するようにしよう。
MH4G 
- MH4Gでは正式なG級個体が登場。
レベル90以上のギルドクエストと同格の攻撃力を持つ上、翼脚叩き付けの震動も当然受け継ぐ。
そして、前作のラスボスだけに期待は高かったであろうG級での大きな変化はというと……
- 大きく変わったのは、対処の難しい地雷攻撃。
非怒り状態から地雷を発生させてくる上、それらの爆発範囲は通常のものより大きくなっている。
更に大部分の行動にシャガルマガラの前方2か所で同時に地雷が爆発するようになった。
それぞれの技からワンテンポ遅れて爆発するため、
ギルドクエストと同じ感覚で前転回避して反撃しようとすると被弾する可能性が高い。
例えば翼脚叩きつけ(通称土下座)。4の時のように正面で攻撃後の隙に合わせて攻撃を…と構えていると、
足元から紫色の光がこれでもかと湧いてくる。
鱗粉爆破ブレスの際にも前方に固定で地雷が設置されるようで、
「ブレスの炸裂直前でも正面からダッシュで離脱すれば、なんとか回避できる」と考えて
ギリギリまで頭に貼りつくのは危険。
なんとブレスの炸裂寸前に正面2カ所に地雷を発生させ、正面のハンターの退路を断ってしまうのだ。
勿論こうなってしまえば被弾はほぼ確定したも同然である。
このピンポイントなメタっぷりはプロハンの動画を参考にしたとしか思えないほど。- ただ、これらの地雷はモーションに付随してほぼ定位置に発生するため、
モーションと地雷の関係及びパターンを把握してしまえば、そこまでの脅威ではない
(土下座であれば土下座の0.5秒ほど後に正面2か所に発生するなど)。
なお、ブレスや土下座などの派手な大技に関しては、地雷の発生を加味しても
技の後に攻撃を加えられる程度の隙は残されている。
- ただ、これらの地雷はモーションに付随してほぼ定位置に発生するため、
- しかし、真の脅威は怒り状態である。
怒り時は従来通りランダムで地面爆破が巻き起こるが、
G級個体は一定間隔でハンターの位置を狙って地雷を発生させてくる。
発生はランダムな上、距離も関係なくモーションも何も伴わないので事故率が非常に高い。
回復しようとしたら地雷、遠くで研ごうとしたら地雷。技を避けようとしたら、本体に近づこうとしたら……。
勿論のこと威力はG級であり、剣士防具でもしゃれにならないダメージを受けるため、
本体から受けるダメージより地雷爆破によるダメージの方が多かった、などという事態が普通に起こりうる。
本体のスピードアップに加えてランダム+ピンポイント地雷攻撃にも晒される為、
ただでさえ少ない攻撃の機会が更に削られている。- G級限定ではないが、時折怒り中に再度狂竜物質を散布するので、
その場合怒り状態が終わっても地雷が発生し続ける。
そのためG級では、前述のピンポイント地雷の影響で上位よりも格段にいやらしい厄介な行動となる。
- 動きやすい武器種ならまだマシだが、その割を食ったのは溜めが必要な武器である。
立ち止まって大技を打ち込む関係上、他の武器種よりピンポイント爆破の餌食になりやすい。
その中でも演奏(一定時間立ち止まる)機会が大幅に奪われた狩猟笛は、
かなり窮屈な戦いを強いられることとなった。
また、溜め攻撃を当てられないと話にならない大剣も地雷の影響を受け易く、
溜め中に足元が光ればほぼ被弾するという、まさに「見てから回避不可能でした」な状況に陥ることも……。
チャージアックスなら攻撃中でも地雷をガードポイントでガードできるので
比較的楽なのでは……と思うかもしれないが、
あろうことか地雷は落雷などと違いベクトルを持つため地雷の方向を向いてガードしないとめくられてしまう。
成体であるシャガルマガラは、その強化ベクトルから上位以上にやっかまれることが多くなった。
また、G級で追加されたものが実はこの地雷のみということもあってか、
例によって「地雷が本体」「真ん中の白いトカゲはおまけ」などと呼ばれることも。- ちなみにこのピンポイント地雷、発動条件さえ満たしていればシャガルマガラがどのような状態でも発生する。
それがたとえ、睡眠中だろうと未発見状態だろうと、ハンターの位置を正確に捕捉する。
ハンターの足が発生させる微弱な振動に反応して炸裂しているのだろうか…。
- G級限定ではないが、時折怒り中に再度狂竜物質を散布するので、
- 一方で、MH4Gでは大抵のモンスターに新規モーションが追加されているが、
シャガルマガラにG級で追加されたのは前述の通り地雷だけである。
つまり、遠距離から仕掛けるガンナーの場合は近距離地雷は関係なく、
地雷は防御力が400以上あれば最高レベルギルドクエストであってもギリギリ即死しない。
スコープを覗いて狙撃している最中に足元が光った場合でも、
隙の大きい速射を発射した直後でもない限り、光ったのを見てから回避が間に合う場合が殆ど。
ガンナーの場合は無印MH4のギルドクエストからあまり変化がないどころか相対的に楽になった点もある。
また剣士の場合も、片手剣や双剣のような武器種だと元々動き回るためピンポイント地雷の被弾率は低く、
むしろ的確にハンターを狙ってくれる分、回避先にランダム地雷が……というようなパターンが減っているため
上位までと比べ逆に地雷が空気になることも多い。
このことから、テオ・テスカトルなど超強化が施された他の古龍たちに比べると、
武器種によってはかなり相手をしやすい方だと言われている。- 以上のことを踏まえてか、4Gでもシャガルマガラのギルドクエストの人気は衰えていない。
相変わらず報酬量は多く、慣れてしまえば発掘装備集めの効率は比較的良いため、
地雷が苦になりにくい武器種で回すのがオススメである。- ただし、発掘装備の見た目に関してはシャガルマガラとテオ・テスカトルは同じグループであり、
報酬量はテオ・テスカトルの方が多い。
よって単純に報酬目当てという点から見れば行く理由は少ない。
尤も、こちらは狂竜結晶が同時に手に入れられる上、
ガンナーの場合は頭部が龍炎で覆われているというハンデもあるので、
自分の腕と相談し、狩りやすい方を選ぶとよいだろう。
- ただし、発掘装備の見た目に関してはシャガルマガラとテオ・テスカトルは同じグループであり、
- ぶっちゃけ地雷を食らうかどうかはほぼ運であり、
どんなに腕を上げようと、絶対に被弾しないという保証は得られない
(逆にオトモアイルーばかり狙われてハンターはあまり被弾しなかったという事例もある)。
そのため、タイムアタックなどでは地雷の被弾は前提として極限強化【生命力】で補う場合が多く、
多くの武器種で生レギが猛威を振るっている。
- 以上のことを踏まえてか、4Gでもシャガルマガラのギルドクエストの人気は衰えていない。
- G級クエストは『時を廻りて戻り来よ』となっており、後述するシナト村の伝承から、
旅団下位クエストの『天を廻りて戻り来よ』と対になっている。- このクエストは、支給品が最初から用意されており、
その中にモドリ玉もあるので、危なくなればすぐにBCに戻って態勢を立て直すことが可能。
加えて制限時間が50分なので、残り時間を気にせずじっくり相手できる。
この辺りも今作で超強化を施されたドス古龍に比べて戦いやすいという印象を強めている。 - なお、このクエストは今作のラスボス討伐が開放条件となっているため、
通常クエストでG級シャガルマガラと戦えるようになる時期は非常に遅い。
一刻も早く装備が欲しい場合は、ギルドクエストを利用するといいかもしれない。
- この『時を廻りて戻り来よ』はランダム出現であるため天鱗マラソンなどが面倒だったが、
イベントクエスト『ファミ通・特別取材、天廻龍!』の配信により素材集めがしやすくなった。
公式攻略本によると基本報酬で天鱗が出る確率が通常クエストと比べて
少し高く設定されていることが判明している。
また、このクエストの配信によって現在ではゴグマジオスを討伐せずに
G級シャガルマガラの素材が手に入るようになった点も大きい。
本作でもシャガルマガラ武器は高い物理性能に加え、
ゴグマジオスを含む多くの古龍の弱点である龍属性を持つ。
別のイベントクエストでゴア・マガラ素材も集められるので、
G★3クエストの攻略や勲章集めにマガラ武器を使うプレイヤーも現れた。
- このクエストは、支給品が最初から用意されており、
- なお、幼体であるゴア・マガラ共々、極限状態に相当する個体は登場しない。
狂竜ウイルスを用いて自ら極限状態に近い強化を施すのでは……と予想したハンターも多かったようだが、
本来極限状態の個体は狂竜ウイルスによる衰弱を克服してしまったイレギュラーな状態であり、
元々ウイルスを完全に制御しており、ウイルスによって衰弱することがないマガラ種にとっては
そういったイレギュラーも原理的に起こり得ないようだ。
それ故狂竜ウイルスを沈静化させるという抗竜石も特に効果はない。これは幼体も同様である。
MHX(X) 
- 発売前には明かされなかったが、MHXにも無事続投。
幼体のゴア・マガラが続投していた事に加え、「ハンターノート」にて禁足地が紹介されたこともあり、
発売前から本種の続投に期待する声は多かった。
- 本作では村★6のキークエストを全てクリアすると、天空山に4シリーズとは別の個体が出現。
ベルナ村の村長から再び天空山の生態系が破壊される危険性があることが伝えられ、
正式に討伐クエストが開示されることとなる。
クエスト名は『廻り集いて回帰せん』。- その性質上、登場は村★6緊急のラスボスであるディノバルドよりも遅い。
登場経緯もストーリーに含まれていることを踏まえると、
シャガルマガラは今作に於ける実質的な村ストーリーの裏ボスに相当する存在である。
また、今作では村のクエストにも上位個体と戦えるクエストが存在する。
4の「団長からの挑戦状」とは違い単体狩猟クエストなので素材が欲しい時は有難く利用させて貰おう。
- その性質上、登場は村★6緊急のラスボスであるディノバルドよりも遅い。
- 集会所では緊急クエストの担当からは外されたが集会所上位★7でキークエストを担当しており、
オストガロアに挑むためには避けて通れない相手となる。- 4シリーズでは集会所に下位のクエストは存在しなかったが、今作では用意された。
これによりシャガル武器の作製・強化に仲間の力を借りて行うことが可能になった。
ちなみにそのクエストの方はキークエストではないが、
ライトボウガンの狩技ラピッドヘブンIIの習得条件となっているので必要なら忘れずにクリアしよう。
- 4シリーズでは集会所に下位のクエストは存在しなかったが、今作では用意された。
- 危険度はMHXでは古龍種唯一の★6。
★5のキリンと★7のドス古龍の間を埋める形になり、大型古龍種の中では中堅といったポジションである。
生態系にもたらす被害そのものはドス古龍よりも遥かに大きいものの、
人間、もといハンターとの直接的戦闘において能力そのものが天災級の脅威となるわけではなく、
また既に我らの団ハンターによる討伐が確認されていることが要因だろうか。- MHXXでは、同じ危険度★6に天彗龍バルファルクが追加された。
- 攻撃方法は概ね4シリーズと同様だが、細かい差異が存在している。
また、ブレスのエフェクトが全体的に派手になっている。- 設置型の拡散狂竜ブレスに付随していた黒い影がやや短くなり、
どの方向に飛んでいくかを正確に判断するのがやや困難になった。 - 狂竜ブレスの判定範囲が若干縮小されており、回避しやすくなった。
またこの関係上、頭部の近くにいてもブレスに巻き込まれない場合がある。 - 地雷の範囲が僅かに小さくなったほか、発生~発動までの時間が伸びている。
定点攻撃時に足元に発生した場合でもギリギリ回避できる程度のタイムラグがあるため、
地雷攻撃に関しては4シリーズと比較してかなり良心的になっていると言える。 - 狂竜粉塵爆破系統のブレスも仕様が変更され、
4Gまでは3回の爆発を1回の判定で共有していた(つまり1度ガードすると爆発の中を素通り出来た)が、
今作から爆発に合わせて3回判定が発生する多段攻撃になった。
怒り時は横に3回、縦に3回で合計6回も攻撃判定が発生することになる。
滞空時のブレスもきっちり多段攻撃になっているので、ガード主体の武器は注意が必要。
- 設置型の拡散狂竜ブレスに付随していた黒い影がやや短くなり、
- ゴア・マガラと同じく、翼脚を使った攻撃は属性やられにはならないが龍属性である。
- その性質上、ブシドースタイルと相性が良いモンスターの一つである。
大技と呼べる翼脚叩き付けや狂竜鱗粉爆破は予備動作がかなり長いためジャスト回避を決めやすく、
その気になれば不意に発生した地雷もジャスト回避の起点にすることが可能。
攻撃範囲が広く厄介な突進攻撃もジャスト回避であればすり抜けられるため、
4シリーズと比較すると非常に戦いやすくなっている。- 気をつける必要があるとすれば、前述の設置型の拡散狂竜ブレス。
本体の攻撃を回避した終わり際にエネルギー弾が突っ込んでくると目も当てられないので、
エネルギー球の軌道を先読みした立ち回りを徹底したい。
他にも空中突進→Uターン突進のコンボだが、滑空突進をジャスト回避すると
その後のジャストアクションのモーションに丁度Uターン突進が確定してしまうことがある。
シャガルマガラに向かって突っ込む形でジャスト回避するとそうなりやすいので、
突進方向に向かって90度横向きに回避するよう心掛けるべし。
- 気をつける必要があるとすれば、前述の設置型の拡散狂竜ブレス。
- 車庫入れ等のターン制否定行動増加の例に漏れず、コイツもサイドステップ振り向きやバックステップなど、
振り向き狙いの攻撃を拒否する行動の使用率が割と高く、大剣等の定点で溜める攻撃はスカされやすい。
攻撃時の隙を狙って行った方が安全かつ確実にダメージを稼いで行ける。- マップ端でサイドステップ振り向きを壁側に向かって行った場合、横へ移動できないせいなのか、
こちらへ軸合わせを行う段階で後方へ向かって矢鱈とかっ飛んでいく不思議な動きをする。
- マップ端でサイドステップ振り向きを壁側に向かって行った場合、横へ移動できないせいなのか、
- また、一見すると潜り込んでしまえば頭を狙いやすいように見えるブレス時だが、
胸元に潜り込んでも胸や顔の動きのせいで爆発範囲内へ押し出される可能性がかなり高い。
もっと奥へ行って腹か後ろ脚を攻撃した方が無難。
- 集会所に常設クエがあるのは上記の通りだが、
現在ではイベクエを利用することで上位に上がりたてのHR4から挑戦することもできる。
上位の古龍では唯一の仕様であり、あのキリンのイベクエでさえHR8以上が要求される。
その気になれば上位序盤から素材やオトモ用の強力な装備を入手でき、
特に後者は上位終盤装備レベルの性能を誇っているが、当然ながらHR4の時点では命の保障はない。- 続編のMHXXでは、USJとのコラボクエストの一環でバルファルクもHR4から挑めるようになった。
報酬で作製できる装備が強力なのもHR4の段階では命の保証がないのもこちらと同様である。
- 続編のMHXXでは、USJとのコラボクエストの一環でバルファルクもHR4から挑めるようになった。
- MHXXではG級個体がG★4に登場。ドス古龍とは異なり、HR解放前に挑むことができる。
4シリーズとはポジションが入れ替わった形である。
驚くべきことに今作のG級ではキークエストに指定されていないため、
オンラインのラスボスを討伐するだけであれば戦う必要はない。
ちなみに、キークエストに指定されていないのは幼体のゴア・マガラも同様である。- 本来は出現次第即座に討伐しなければならない存在の筈であり、
緊急クエストどころかキークエストにすら指定されていないという扱いは違和感がないでもない。
同ランクではティガレックスやディアブロスといった古龍ですらない一般モンスターの単体狩猟が
キークエストに指定されているところを見ると尚更である。
- 本来は出現次第即座に討伐しなければならない存在の筈であり、
- 今作に於いても追加モーションなどはなく、変化はステータスがG級相当になった程度。
事故を多発させていたランダム地雷の密度はやや減少しており、
明確な強化点と言えるのは攻撃に併せて地雷が発生する仕様のみとなった。
スタイルや狩技の存在からハンターの戦闘力が高い水準で保たれていることもあり、
MH4Gと比較すると狩猟難易度が大幅に緩和されている。
モーションが据え置きということで、MHX時点で相性の良かったブシドースタイルもほぼそのまま通用する。
- ただし、新たに追加されたレンキンスタイルとは相性が悪い。
足元に地雷が発生した時点で回避を余儀なくされる関係で
タル振りが妨害されやすく、レンキンアイテムを作りづらいためである。
せめてシャガルマガラ本体の攻撃に当たらないよう、岩の陰で行うといいだろう。
- 全体的に4シリーズよりも戦闘力が引き下げられたことから、
後半で出てくるモンスターの中でも狩猟しやすい部類に入るため、上位ランク帯での重鎧玉集めに適する。
アーク・フィリアシリーズが混成装備やテンプレ装備で活躍しており、素材も無駄にならない。
- 今作では禁足地にしか出現しないためか、
アルバトリオン等と同様にエリアINですぐ戦闘BGMが流れるようになった。
- ニャンターモードで地面潜りのままエリアインした場合、未発見状態のシャガルマガラを間近で観察できる。
MH4(G)でも未発見状態のシャガルマガラを見ることはできるものの、
しゃがみなどを活用しても数秒程度で発見されてしまうので、難易度や時間が大幅に緩和された形となる。- 未発見状態の場合、MH4(G)では狂竜化したゴア・マガラと同様に
周囲の様子を伺うかのようにゆっくりと禁足地を徘徊していたが、
MHX(X)では未発見状態でも翼脚を用いてアグレッシブに駆け回るようになった。
身も蓋もない言い方をすれば翼脚を用いた突進モーションの流用であり、
徘徊モーションをオミットし、代わりに既存モーションを割り当てた形となっている。
- 未発見状態の場合、MH4(G)では狂竜化したゴア・マガラと同様に
- MHXXでは、一部ハンターによってケルビマラソンの代用にされるという憂き目に遭っていたりする。
集会所の下位クエスト「周り集いて回帰せん」のサブターゲットに翼脚破壊が設定されているのだが、
G級の攻撃力とスキル環境により翼脚に滅龍弾を1回速射し即帰還という高速周回が可能になったのである。
達成までの時間はケルビマラソンに劣るが、その後の待ち時間が発生しないため総合的には勝ってしまっている。
裏設定 
- モンハンフェスタ2015大阪大会での企画、
及び『ニンテンドードリーム』2015年5月号での解説により、マガラ種の繁殖に関する裏設定が明らかになった。
- 公開された渾沌に呻くゴア・マガラの裏設定解説では、
ゴア・マガラが脱皮(=シャガルマガラへの昇華)に失敗し、渾沌に呻くゴア・マガラと化してしまうのは、
シャガルマガラが撒き散らした狂竜物質が作用するためであるという事実が判明。
つまり最も早く脱皮に成功し、シャガルマガラへと昇華したゴア・マガラは、
シャガルマガラとして狂竜物質を散布することで、他のゴア・マガラを脱皮不全に陥れて殲滅するのである。
更にはシャガルマガラの狂竜ウイルスには自身の生殖細胞が含まれており、
ウイルスに感染した生物にそのまま寄生することで、その感染者の死体を苗床に
新たなゴア・マガラが発生するという驚くべき設定が公開。
他のモンスターの排除、縄張りの主張と共に繁殖も同時に行い、
更にやがて繁殖前の縄張りをめぐるライバルとなる存在(=周囲の幼体)を事前に始末するかのような
恐ろしい習性も合わせ持つことが明らかになった。
大量の毒素を放っては他のモンスターを次々と理性なき怪物へと変貌させ、最後にはその肉体を食らって増殖し、
挙句の果てには殆どの生物ならタブーにも値する同種の幼体に対する事実上の死刑宣告まで行うなど、
出てくるゲームを間違えたんじゃないかと疑いたくなるほどの特異かつ異様で生々しい生態である。
これを知ったら団長と大僧正もさぞ苦い顔を…いや、だからこそ「自然の成り立ち」と理解するかもしれない。- 陰惨ではあるものの、確かに生殖細胞の散布及び感染した相手を死亡させるのが目的であれば、
感染したモンスターが狂暴化し、手あたり次第攻撃を加えるようになる症状は理に適っていると言える。
システム的にはパワーアップとも取れる狂竜化も、実際には神経がダメージを受けて体のリミッターが外れ、
衰弱を早めるために必要以上に能力を引き出させられている状態ということなのだろう。
また、感染したモンスターが周りのモンスターを殲滅した後で死亡することは、
その死体から生まれるゴア・マガラの生存確率を高めることにも繋がり、その意味でも合理的である。
- 同インタビューによると、ゴア・マガラが渾沌に呻くゴア・マガラになるのは、
シャガルマガラの狂竜ウイルスに備わるゴア・マガラの成長抑制作用と、
脱皮寸前だったゴア・マガラの代謝が衝突した結果によるものらしく、
どうやら脱皮までまだ遠いゴア・マガラ(新たに誕生した自分の子供含めて)を巻き込むことはないようだ。
一番重要となる変態前の最後の仕上げとなる部分が成長抑制作用によって妨害され、
その結果、脱皮により制御可能になるはずの古龍の力が体内で暴走してしまったということなのだろう。
- またこの事実から、数百年周期で現れるゴア・マガラたちは、
全て同じシャガルマガラから産まれた個体ということになる。
つまり勝者となったシャガルマガラと敗者である渾沌に呻くゴア・マガラは、
元を辿れば「兄弟」の関係にある。
- なお、このように生殖細胞を散布して子孫を残すという方法は、
現実世界でも菌類や一部の原生生物などに見られる。
もしかしたらゴア・マガラの目が未熟なのも、この成長過程が影響しているからなのだろうか。
- 陰惨ではあるものの、確かに生殖細胞の散布及び感染した相手を死亡させるのが目的であれば、
- 上述の通り「生殖細胞を散布する」という繁殖方法を取っているため、
マガラ種の古龍は単為生殖であり、性別は存在しないということも併せて解説されている。
確かに仮に雌雄が存在していたら、その生態の性質上、1匹しか残らない為、ペアは不可能である。- 単為生殖と言うのは生物学上多大なリスクを孕む生殖方法であり(雌雄も参照)、
現実では単為生殖を行う事がある生物はいずれも、他個体との繁殖行為を時と場合に応じて行う。
いつ如何なるときも単為生殖を行うという極めて特異な繁殖方法も、
生物の概念から逸脱した古龍種であるが故に可能な生態なのだろう。
- 単為生殖と言うのは生物学上多大なリスクを孕む生殖方法であり(雌雄も参照)、
- これだけ大胆な繁殖方法をとる以上、一旦ウイルスが撒かれれば凄まじい数のゴア・マガラが誕生するはずなのだが、
実際の目撃例は成長途中を含めても極僅かである。
散布されるウイルスの量に反して孵化率が高くないのか、
それとも誕生直後の幼体がギィギ並に非力な存在なのかは定かではないが、
いずれにせよ方法が方法だけに、強大な古龍でありながら
大発生するリスクを常に抱えている種であるのは間違いないだろう。
最終的には種の間で淘汰されるとはいえ、成長したゴア・マガラが大量に現れるというだけでも
天災級の緊急事態と呼べるかもしれない。
- 公式の見解はなされていないが、この繁殖形式や数百年と言う本来のサイクルの長さ、
「狂竜症」の確認がごく最近である事から、「成体への昇華にほど遠いゴア・マガラの体内及び鱗粉中には
他種モンスターを蝕むほどの狂竜ウイルスは備わっていない」という考察が成り立つ。
「他種モンスターを殲滅し苗床とする」という性質を持つ狂竜ウイルスは、
肉食であるが為に生育に豊かな生態系が必要だとみられるマガラにとって、
(とりわけ幼体時において)非常にデメリットが大きい代物であるという事実も、この説を裏付けている。- ちなみに、ゴア・マガラの「狂竜化」は、鱗粉による感知能力がピークに達し、
自身の居場所を譲らないと外敵に主張する意思表示としての側面を併せ持つ、所謂「覚醒状態」であり、
通常モンスターにおける「狂竜化」*2とは似て非なるものである。
となれば、ゴア・マガラはウイルス無しで狂竜化することも一応可能であるとも推測される。
- ちなみに、ゴア・マガラの「狂竜化」は、鱗粉による感知能力がピークに達し、
- シャガルマガラが禁足地に拘る理由は定かではないが、
風がよく吹く高所であり、風に乗せて広範囲にウイルスを散布するのに非常に都合が良いためではないかと思われる。
成体となり繁殖を始めるシャガルマガラにとってウイルスの散布は
自身の生殖細胞の散布、苗床となる生物の死骸の確保、他の脱皮寸前のゴア・マガラの無力化など
様々な点において非常に重要であるため、これがうまく実行できる場所の選定は非常に重要である。
生息数の少なさは、天空山のような彼らの要望を満たす場所が限られることに由来するのかもしれない。
- ギルドクエストの個体は未知の樹海に登場するが、
未知の樹海に出現する理由、未知の樹海の生態系が破壊されない理由は、しばしば議題に上がる。
さらに、前回の天空山の事件が起きたのが数百年という遠い昔だったということは、
ゲーム中に出てくるマガラ種は親個体がいなくなってから子の登場まで謎の空白期間があることになる。
- その後MHXにて、(ストーリー上)三体目のシャガルマガラが確認され、
再び天空山が災厄の危機に見舞われることとなった。
一度目の出現から二度目の出現の間に数百年の空白があったことを考えると、かなり早いペースである。- これは単なるご都合ではなく、シャガルマガラという古龍の生態の「カラクリ」が原因である可能性が高い。
かつての天空山での災厄の時と異なり、4シリーズのシャガルマガラは転生して間もない状態、
即ちまだウイルスを拡散し切っていない段階でプレイヤーにより討伐されている。
つまり、それは本来ならこのシャガルマガラのウイルスによって全滅するはずだった黒蝕竜が生き残り、
誕生するはずの無いシャガルマガラが誕生してしまっていることを意味するのである。
生態系を守るという大義名分のもとで行われたシャガルマガラの討伐が
あろうことか新たなるシャガルマガラの早期出現を招くとは、まさに皮肉というほかない。
- 当然ながら、だからと言ってシャガルマガラの討伐を諦めれば、
確かにその代のゴア・マガラはシャガルマガラの狂竜の力によって全滅するだろうが、
代わりに周辺地域の生物が根こそぎ死に絶え、そしていずれ次の代のゴア・マガラが新たに発生する。
つまりシャガルマガラの脅威を本当に退けようとするならば、
強大なマガラ種を相手に休みなしで戦い続け、本当の意味で絶滅に追い込む必要がある。
要するにとてもではないが一個人・一組織の手に負えるレベルではなく、
世界観上マガラ種を狩猟可能なハンターにすら事欠く現状では不可能に近いと言ってよいだろう。
もっとも、天空山の生態系は過去にシャガルマガラによる死滅を受けつつも、その度に再生しているようなので、
シャガルマガラによる天災もまたある意味で『「絶滅」という自然の摂理の一部』であり、
討伐の必要性は(出現地近傍の拠点を守ろうとする)人間目線によるものと言えなくもない。
- これは単なるご都合ではなく、シャガルマガラという古龍の生態の「カラクリ」が原因である可能性が高い。
- ポッケ村で見られる情報誌内の古龍観測局の発言のなかに
「古龍種は汲めども尽きぬ未知の泉であり、研究が進んでいないなどという言い方は甚だ不快で…」
という内容の文があるが、古龍観測局の観測員のように彼らの知られざる生態を考察してみるのもいいだろう。
- ちなみに、繁殖方法についてここまで詳細な設定が明かされているのはシャガルマガラが初である。
他の古龍と異なり、ゴア・マガラという未成熟個体の存在が明らかになっているからであろうが、
繁殖行動どころか生態の概要すら不明の古龍も多いことを考えると、極めて異例と言えるだろう。- 根本的なところで、「古龍に繁殖という概念がそもそも存在するのかどうか」という点に関しては
シリーズ黎明期であるMH2の時点でテオ・テスカトル及びナナ・テスカトリの存在そのものが示唆となっていたが、
テスカトの繁殖方法はMHRiseが発売された現在も尚謎のままとなっている。
- 後に発売されたMHWのメインモンスターであり、マガラ科骨格を有する古龍ネルギガンテは、
古龍を喰らって得た莫大な栄養で、自らの棘を媒介に無性生殖を行うという驚愕の生態が示唆された。
流石にマガラ科とは異なり災害をばら撒く訳ではないが、
一見ただの武器とも思える部位が生殖細胞の役割を兼ねていたという部分では全く同じである。
同じマガラ科骨格で似た繁殖行動を取ることもあり、
2種に何かしらの繋がりがあるのではないかとと疑うものも多い。
というか古龍はみんな衝撃すぎる繁殖方法しか取らないのか…?
- 根本的なところで、「古龍に繁殖という概念がそもそも存在するのかどうか」という点に関しては
派生作品 
MHF 
- ゴア・マガラに続き、9番目の遷悠種として導入。
正式な古龍種モンスターでは初の遷悠種となる。
2017年4月19日アップデート時に実装され、辿異種のギアオルグとヒュジキキと共に
同アップデートのキービジュアルを飾った。
- シャガルマガラと言えば禁足地だが、こちらも併せて実装された。
メインシリーズのフィールドがMHFに輸入される初の事例となる。
シャガルマガラの討伐後には空が晴れる演出も完備。
- ビジュアル的には放つ狂竜ウイルスのカラーが狂撃化状態の蒼白色寄りになっているほか、
キリンと同様、影が自身の光で白く照らされているなどの差異がある。
シャガルマガラもまたMHFのゴア・マガラ同様に「真・狂竜化」形態を持ち、
3つに分かれた翼膜や側頭部に生える棘などはゴア・マガラと同じだが、
棘や角の先端が白色に染まり、翼膜は紫の花弁のような色合いに光り輝いている。
また、純白色というイメージも強かった変化前のシャガルマガラとは異なり、
全体的に黄色味が差しており、淡黄色に近い印象を受ける体色となる。
変化後は、周囲に白い狂竜結晶の破片と見られる物体が舞い散るようになる。- このビジュアルが初めて公開された時に一部で疑似シン化したこれに似ているという声もあった。
奇しくもMHXRのコラボクエストに幼体のゴア・マガラが登場している。
- このビジュアルが初めて公開された時に一部で疑似シン化したこれに似ているという声もあった。
- シャガルマガラの武具も遷悠武器、遷悠防具として登場。
- 武器はメインシリーズにおける龍属性から打って変わって光属性を有する。
内包属性はともかくイメージとしてはピッタリだろう。
GR100クラスの武器としても非常に高性能な仕上がりとなっているが、
その代償としてか防御力-400~500のデメリットが付随する。 - 防具は、アーク/フィリアシリーズから「シャガルシリーズ」へと名を改められている。
これは、MHFに古くから存在している「アークシリーズ」という同名の防具との名称被りを避けるためだろう。
特殊効果として、1部位でも装備するだけで「状態異常無効【多種】」が発動する。
ただし防具は防具で防御力に難を抱えており、
属性耐性値に至ってはゴアシリーズに輪をかけて悲惨なことになっている。
- 武器はメインシリーズにおける龍属性から打って変わって光属性を有する。
- なお、シャガルマガラ素材で派生できる改G級武器は現在のところ存在しない。
ただしGR800以上になれば遷悠殻は手に入るようになっている。
戦闘能力
- 動き自体はメインシリーズのシャガルマガラとそう変わらず、
そこへMHFにおけるゴア・マガラのモーションを加えた形となる。
よって、後方へのカウンター攻撃に法則が存在する等と言った部分を除くと、
動きはターン制が重視されていないMH3以降の方向性に近いものがある。
- 触角がないことを除いて、ゴア・マガラと破壊可能部位が同じという点はMHFでも変わりなく、
あちらと違い、G級個体のみ尻尾の肉質が変化したことで、
適応撃スキル+打撃武器&打撃弾で尻尾切断が可能となっている。
また、後述するがG級個体のみ真・狂竜化を挟む関係上部位破壊に少し条件が付いている。
- HR帯では、MHFのシャガルマガラとしての基本的な行動のみで、真・狂竜化も使用しない。
ただし、全方位狂竜弾はそれぞれが不規則な軌道を描いて漂うようになっていたりという違いはある。
また、メインシリーズで見られた設置3wayブレスと拘束攻撃はオミットされている。
- あちこちに出現する地雷も健在。
情報誌にはこの地雷を「雷爆」と称しているものも見られるが、
此方がMHFのシャガルマガラが繰り出す地雷攻撃の正式名称であるかは不明。
例によってメインシリーズとは演出が異なるが、HR・G級共に非怒りでは地雷を用いないほか、
攻撃時に地雷が付属することもないため、性質自体はメインシリーズの上位個体に近いと言える。- ただし転倒中にも地雷が発生する、発生~爆発までの猶予が若干長いなど、
メインシリーズの上位・G級どちらとも異なる独自仕様も存在する。
- ただし転倒中にも地雷が発生する、発生~爆発までの猶予が若干長いなど、
- 空高く舞い上がってから怒り状態へと移行する行動だが、
この咆哮の際に攻撃判定が発生するようになっている。
吹っ飛ばされこそしないものの、微量のダメージを受け、狂竜ウイルスに感染してしまう。
G級では、この判定と入れ替わりで超咆哮に変化している。
- HR帯での追加技は以下の通り。
- 咆哮→ピンポイント地雷
- 咆哮を放ち、耳を塞いでいるハンターの足元含む複数個所に地雷を出現させて爆破する。
咆哮で拘束されなかった場合はピンポイント地雷は発生しない。
G級ではこれが超咆哮と化すので、辿異スキルで無効化していない場合は要注意。
また、隙の長い行動を行っている場合や、シャガルマガラに接近しすぎている場合も注意。
通常設置される地雷よりも範囲も広く脅威度が高いので、たかが咆哮と侮らないようにしたい。
- 狂竜波拡散
- 翼脚に狂竜の力を集約させ、叩きつけることで狂竜波を前方に発射する。
真・狂竜化時は交互に2連続で叩きつけるようになる。
叩きつけ自体に判定がないが、叩きつけた箇所すべてを覆うように狂竜波が発生するため、
至近距離では実質、叩きつけ自体の動作にも対処する必要がある。
一方、狂竜波が来ない腹下~尻尾側は当たらない。
狂竜波は凄まじい速度で飛んでいくので、かなり離れていても叩きつけと同時に回避する覚悟が必要。
- 強叩きつけ
- 翼脚に狂竜の力を集約させてから強力な叩きつけを繰り出す。
上記の狂竜波飛ばしと似ているが、こちらは近距離を爆破して打ち上げる目的で用いる点が異なる。
1点に集中させているのか、溜めが長く、爆発も若干遅い。
翼脚、爆発どちらに当たっても拘束されるため、拘束攻撃の1種であるのだが、
(メインシリーズ含めた)従来の拘束攻撃と大きく異なる性質を持っており、
無抵抗だと即座にフィニッシュに入って大ダメージを確実に与え、
抵抗すると翼脚なぎ払いで周囲の脅威を排除しつつ押さえつけ、フィニッシュの機会を窺う、
という特徴が見られる。
フィニッシュ攻撃はメインシリーズと同じだが、
投げ飛ばす際にハンターにも狂竜ウイルスを纏わせ、着地時に爆発させるため、
1セットで力尽きてもおかしくない程の総ダメージ量となっている。
一方、拘束直後から抵抗すると、上述の通り翼脚なぎ払いが入るため、
レバガチャを緩めなければ脱出は確実に可能、総ダメージも小さいという結果で済む。
レバガチャ以外の脱出手段は一切ないため、捕まったのを見たら直様抵抗すると良いだろう。
なお、投げ飛ばされたハンターだけでなく、狂竜ウイルスの爆発にも巻き添えの性質があるので注意が必要。- この関係上、フィニッシュ攻撃のダメージタイミングは狂竜ウイルスが爆発した時となっている。
そのため、G級の真・狂竜化後に狂竜症を発症した状態で拘束、フィニッシュに移行されると、
スリップダメージを、ウイルスが爆発するその時までの間受け続ける事になり、
元から高かった危険度が更に跳ね上がる事になる。
- この関係上、フィニッシュ攻撃のダメージタイミングは狂竜ウイルスが爆発した時となっている。
- 先にも少し触れたが、G級ではゴア・マガラ同様に咆哮が超咆哮となる。
また、真・狂竜化もここから解禁される。
- ゴア・マガラのように強制的に狂竜症を発症させる攻撃が無いので若干影が薄いが、
シャガルマガラも真・狂竜化中は狂竜症を発症したハンターの体力を徐々に削っていく。
- G級個体は真・狂竜化の影響か部位破壊条件が特殊で、体力50%以下から破壊可能となる。
パートナーやパートニャーを連れている場合は、残り体力が50%を切った際のセリフを目安にできる。
また、開幕から斬撃武器で尻尾に攻撃を当て続けていれば尻尾切断が大まかな目安にもなる。
この関係で、角破壊がゴア・マガラの触角破壊に近い感覚となっているので、
(従来のシャガルマガラと違い)しっかり狙っていかないと、角破壊は非常に厳しい物となっている。
幸い閃光玉や麻痺などによる拘束は効くため、破壊出来ない場合はそれらの手段も視野に入れておくべきだが、
2段階目のみ平常状態でないと破壊できない*5点に気をつけたい。
この条件もあってか角は破壊さえすれば100%該当ランクの物が入手できるため、
パートニャーを連れて部位破壊ができれば確定で2個入手できる。
角破壊に関しては多くの意見が寄せられたようで2018年2月のアップデートで部位破壊条件が撤廃された。
- 以下はG級での追加モーション。
- 真・狂竜化
- 一定ダメージを与えると、ゴア・マガラとは異なるモーションで真・狂竜化状態へと移行する。
立ち上がってから翼膜で自身を覆い隠した後に狂竜ウイルスがシャガルマガラへと収束していき、
巨大な光の柱へと変化し、シャガルマガラ自身を包み込む。
直後に咆哮と共に狂竜ウイルスを放出し真・狂竜化を果たす。
ビジュアルからも推察出来る通りこの光の柱にはダメージ判定が存在しており、
接触すると打ち上げ→「魂の再燃」込でも体力MAXから0になるスリップダメージを食らい即死する。
光の柱に関してはガード不可能で、ガード性能+2を発動させた状態であっても防ぐことができない。
真・狂竜化後に狂竜ウイルスを放出する際にも攻撃判定が存在するが、
こちらは光の柱よりも範囲が広いが単発の吹き飛ばし判定となっており、ガードで防ぐこともできる。
また、ウイルス拡散後は一拍置いてシャガルマガラの周囲に地雷が大量発生する。
光の柱を含むいずれの攻撃も遠距離には全く影響がないため、予備動作に入ったら素直に距離を離そう。- この手の攻撃はMHF-Z以降久方ぶりとなるが、シャガルマガラの真・狂竜化は不可逆のものである
(=戦闘を通して1回しかこの行動を行わない)ため、注意するのは一度だけでよい。
更に空中でのスリップダメージでHPが0になった場合は即座に落下してしまうが、
落下中にウイルス放出の追撃がヒットすることでふっ飛ばされるため、粉塵での救出も成功させやすいなど、
類似攻撃と比べると幾分平易な仕様となっている。 - 真・狂竜化による体の変化は、この光の柱の眩さが増した時に発生する。
注意深く観察しないとわかりづらいが、眩くなり、開放する寸前には既に翼が変化しているのが確認できる。
- この手の攻撃はMHF-Z以降久方ぶりとなるが、シャガルマガラの真・狂竜化は不可逆のものである
- 回転打ち上げ→叩き落とし
- 真・狂竜化時のみ使用。地面を抉りつつ激しく2連続で回転し、ハンターを打ち上げる。
打ち上げられたハンターはカメラワークが上から見下ろすようなものに切り替わるという特殊演出が入る。
そしてその直後、狂竜ウイルスを纏った翼脚によって地面に叩き落される。
言わずもがなコンボ攻撃であり、根性を貫通される恐れがある点に注意。
打ち上げは1回目の回転のみなので、最悪でも1回目の回転だけは対処したい所。- なお性質上の問題か、追撃判定は狂竜ウイルスにのみで翼脚にはない。
なので、位置によっては長時間打ち上がるだけになることも多い。
- なお性質上の問題か、追撃判定は狂竜ウイルスにのみで翼脚にはない。
MHXR 
- 2017年2月17日に「廻世主シャガルマガラ」として十六人討伐戦に登場。
ちなみに幼体であるゴア・マガラの実装日は2016年2月17日であり、
何の因果かゴア・マガラ実装のぴったり1年後*6にシャガルマガラが実装されるという事態になっている。
- モーションはMH4GのG級個体準拠となっている。
モーションとは言っても、G級個体の追加モーションは上述の通り地雷だけなのだが。
属性はゴア・マガラと同じく土属性。
- 十六人討伐戦モンスター固有の大技は「クロスウィング」と「大いなる天災ノ渦」。
- クロスウィングは、巨大な地雷を発生させつつおなじみの滑空攻撃を2連続で繰り出す技である。
この技の使用後は滞空状態となり、そのまま降りてくることも多いが、
更に通常の滑空攻撃へ繋げてくる場合もある。 - 大いなる天災ノ渦は、複数箇所に狂竜ウイルスの爆発を発生させる技。
最初に自身を覆いつくす程度の爆発を起こし、
次に少し離れた場所へサークル状の爆発を起こす。
3回目にはその両方の爆発を同時に起こす。
また、この攻撃中には更に離れた場所で地雷が大量発生する。
- クロスウィングは、巨大な地雷を発生させつつおなじみの滑空攻撃を2連続で繰り出す技である。
- 後に通常の個体も強襲クエストにて登場。難易度設定は、なんと危険度8。
ネフ・ガルムドやティガレックスらを更にワンランク上回る驚愕の危険度である。
動きは、固有技がオミットされたこと以外は廻世主と同じ。- ...まあこの危険度に関しては本家のように世界観では決められておらず
実装順で決まるものなので寧ろ先に実装されていたティガレックスらを上回らない方がおかしいのだが。
インフレの進んだ現在では古龍の危険度を悠に上回る海竜種やら魚竜種やらいるし...
- ...まあこの危険度に関しては本家のように世界観では決められておらず
武具 
武器 
- 成長段階のゴア・マガラの素材を用いた武器の強化にシャガルマガラ素材が必要になるほか、
ゴア武器の最終段階でシャガルマガラ素材オンリーで作成される武器が登場する。
- …のだが、その名称に問題があった。
なんと、全武器、THE+カタカナで統一。
決してふTHEけている訳ではない。
ラスボス武器の斬新なネーミングセンスは今後も伝統に……なっている。
ただ、この流れはXXのラスボスの登場によって打ち止めになってしまった。- ちなみに、この最終段階でグラフィックがゴア・マガラの禍々しさから一変、
シャガルマガラの神々しさをイメージしたものに変化する。
イメージが大きく変化するため、ゴア・マガラとシャガルマガラの関係を把握していない場合、
「この武器はどのモンスターから生産出来るんだ?」となってしまいそうである。
- ○○の部分には、例えば大剣の場合だとTHEアポカリプス、ランスだとTHEガーディアンと
なんとなく武器種の特徴を表しているようでないような単語が入る。- 英語の文法として、THEの後の単語が母音で始まる場合、THEは「ザ」ではなく「ジ」と読む。
つまり上記の例の場合、前者は「ジ・アポカリプス」、
後者は「ザ・ガーディアン」となる。注意しよう。
- 英語の文法として、THEの後の単語が母音で始まる場合、THEは「ザ」ではなく「ジ」と読む。
- ちなみに、この最終段階でグラフィックがゴア・マガラの禍々しさから一変、
防具 
- 防具は男女・オトモ用でそれぞれ名称が異なっており、男性はアークシリーズ、女性はフィリアシリーズ、
オトモ用はアンヘルネコシリーズとなる。
外見は天使や妖精を彷彿とさせるような神々しいデザインとなっており、
禍々しい外見のゴアシリーズとは真逆の印象を与える。
- MH4(G)では一式装備で力の解放、火耐性弱化、そして無我の境地というスキルが発動。
更に匠のSPを多く備えており、ゴア装備と組み合わせる事で匠を発動させる事も可能である。
ただ、火耐性が低いのはゴア装備のころから相変わらずである点は注意。
- ちなみに、男性装備の「アークシリーズ」に関しては、MHFにも同名称防具が存在する。
色が白い点こそ共通しているが、スキルポイント等には当然関連性はない。
先述の通りMHFでのアーク・フィリアシリーズは「シャガルシリーズ」に改名されたが、
これも理由の一つに含まれるだろう。
余談 
- シャガルマガラのシャガルの「ガル(garu)」とゴア・マガラの「ゴア(gore)」は、
英語で表した場合それぞれのカタカナの子音が共通する。
名前の由来を言うなれば、輝く(shine)ゴア・マガラといったところか。 - ゴア・マガラが発売以前から「ゴマちゃん」と呼ばれていたことを受け、
一部ではゴア・マガラを「黒ゴマ」、シャガルマガラを「白ゴマ」という愛称で呼ぶハンターも見受けられる。- MH4Gでは「白黒ゴマ」も登場することに。
- 身体や頭部と比較して翼が非常に大きく、CGの載せ方やポージングにもよるが、
翼を全部枠内に収めるために頭がよく見えないレベルまで小さくなっていたりする。
- シナト村にはこのシャガルマガラとゴア・マガラについてのものと思われる伝承が歌として残されており、
シャガルマガラとの決戦の前にシナト村の大僧正が語って聴かせてくれる。
この詩はゴア・マガラなどの自然の驚異と、それに立ち向かいながらも共に生きていこうとする
シナト村の人々の決意が表されている。
闇がその目を覚ますなら 彼方に光が生まれ来て
大地に若芽が伸びるなら 此方に闇が生まれ来る
すべてを照らすは光なれ あまたの影は地に還り
いずこに光が帰る時 新たな影が生まれけん
やがては影が地に還り 新たな命の息吹待つ
共に回れや 光と影よ
常世に廻れや 光と影よ
そしてひとつの唄となれ
天を廻りて戻り来よ
時を廻りて戻り来よ
- シャガルマガラとの決戦前に聴くことができる(というか判明している)のはここまでであるが、
実は歌にはまだ続きがある。
続きの部分は今作でも屈指の難度を誇る村最終をクリアすると、
「あの歌の続きが見つかった」と大僧正から聞かせてもらえる。
御魂がその目を覚ますなら 彼方に命が生まれ来て
心がその目を覚ますなら 此方に想いが生まれ来る
すべてを包むは御魂なれ あまたの想いは力に変わり
命が御魂に帰る時 新たな想いが生まれけん
消えぬ想いは御魂に帰り 新たな命の息吹待つ
共に回れや 命と心
常世に廻れや 命と心
そしてひとつの唄となれ
共に歩みて戻り来よ
共に歌いて戻り来よ
共に生きるは
魂と想い
- 上記の概要や裏設定にも書いてあるが、
本種の幼体であるゴア・マガラはその能力ゆえに訪れた数多の地域で忌み嫌われる宿命を持っており、
その一方では血眼となって素材を求めるハンター達に追われ続けている(特にG級通常個体)。
更にようやく回帰寸前のところまでやってきたとしても、既に他個体に先を越されていた場合は、
脱皮を阻害されて異形の姿に変えられ、苦しみながら死んでいく運命となる。
そして回帰できたとしても繁殖を始めようとした矢先に災厄扱いで討伐令が出され、
ギルドには最優先討伐対象に指定される。
この歌やクエスト名のように本当の意味で回帰できた個体の裏で、
一体どれだけのマガラ種が志半ばでその命を散らしたのだろうか…。
- MHXでは危険度7のドス古龍やアカムトルム等に一歩及ばない危険度6に位置付けられている。
過去に明確に討伐された記録がある為、相応の実力があるハンターならば対処可能と判断されたのだろうか。
それでも生態系を狂わせる古龍級生物と同等かそれ以上であることに変わりは無いが。- ただ、その「明確な討伐記録」は知られている限り4シリーズの主人公、
つまり伝説すら超えるハンターの記録のみであり、これをもって危険度を定めるのは些か無茶なように思える。
- 別の観点を持つと狂竜ウイルスが効かないモンスターはともかく、
完全とは言いがたいものの、能力であるウイルスを克服できることが人間、
モンスター共に証明されており、将来免疫が付いて無力化出来る可能性も考えられる。
そういった意味では環境を激変させる能力を持つ古龍、
生物を蝕む毒を霧状に散布する古龍と比べると確かに対処しやすい部類である。
「狂撃化」というハンターに有利な形での克服も確認されているために、
ハンターにとっての危険度という意味では他の大型古龍に一歩譲る、ということか。
- ただ、その「明確な討伐記録」は知られている限り4シリーズの主人公、
- MHXRに登場する個体は、メインシリーズでのエフェクトや光表現の再現が困難であったのか
「黄色」の鱗や甲殻を持っているように見えてしまう。
本来「純白の龍鱗」など「白」のイメージが強いモンスターであるため、やや違和感を覚えたハンターも多いようだ。
同様の「技術的な問題から表現が変化している」現象はライゼクスの翼膜などにも見受けられる。
- 絶命時に左翼脚の付け根辺りに胴体がめり込む形になってしまい、あたかも分離しているように見える。
ゴア・マガラでは見られなかった事であるため、純粋に体格が原因とみられる。
- 「ゴア・マガラが成長の末に脱皮を行った姿」という特殊な生態を持つこともあってか、
現時点では「ゴア・マガラが登場する作品にはシャガルマガラも登場する」という法則が成り立っている。
これは「ゴア・マガラが登場しない限り本種が登場することはまずあり得ない」という事実の裏返しとも言え、
シャガルマガラの参戦の是非は「ゴア・マガラが登場するかどうか」が鍵を握っていると言っても過言ではない。- 一応補足しておくと、世界観設定を鑑みるにゴア・マガラとシャガルマガラは不可分の存在ではない。
例えばシャガルマガラに転生を果たす前のゴア・マガラらが生態系に影響を及ぼしている段階、
或いはシャガルマガラの影響で周囲のゴア・マガラが死滅した後の段階であれば、
どちらか一方のみがハンターズギルドに脅威として認知され討伐対象となるケースもあるかもしれない。
ゴアの全滅=周囲の生物の全滅という状況を今のギルドが容認するかと言われると疑問だが。
尤も、公式からゴア・マガラとシャガルマガラの関係性が克明に明かされた現在にあって
どちらか一方のみがゲームに出演する、という可能性はメタ的な意味で極めて低いだろう。
ちなみに成体と幼体が別モンスター扱いでなおかつ成体のみが登場するという例もあるが、
外伝や派生作品という特殊なケースがほとんどであり、
例えばアプリ作品であるMH-Rには当初成体のグラビモスのみが実装されていたが
幼体のバサルモスのほうは実装されていなかった。ただし公式サイトではグラビモスの説明文の中で
「バサルモスが成長した姿」という点にはしっかり触れており、後に2022年1月下旬に実装される事が報じられた。
またMH-RはMHSTのシステム等が一部踏襲されており、
(報酬等で)タマゴを入手しオトモンを入手するシステムが使われている。
その為オトモンとして入手したグラビモスに関しては
「タマゴから孵ったバサルモスがグラビモスまで成長した姿」だと思われる。
そもそもタマゴからいきなりグラビモスが孵化するあちらが不自然と言えば不自然なのだが。
事実、MHFやMHXR、MHSPではゴア・マガラ実装からしばらく後にシャガルマガラも実装されており、
しかも専用フィールドの禁足地までも実装されている。少なくとも公式側は
「ゴア・マガラを出すならシャガルマガラも出す必要がある」と考えている可能性は否定できない。 - 一方で幼体や子分が参戦しているのに成体のほうが登場しないという例のほうは枚挙に暇がなく、
仮にどちらか片方しか登場しない状況が存在するとしたらむしろ危ういのはこちらかもしれない。
- 一応補足しておくと、世界観設定を鑑みるにゴア・マガラとシャガルマガラは不可分の存在ではない。
素材 
- 天廻龍の鱗
- 眩いばかりに輝くシャガルマガラの白鱗。
成長を終え、漆黒の鱗を脱ぎさったその鱗は美しさの中にも古の龍たる威厳を放つ。
黄白に輝くより上質なものは「上鱗」と呼ばれ、眼を奪われるその煌めきは、
千夜を超えても心に焼きつくほどだという。
また、極めて強靭な個体の持つ、特に厚く身を護るものは「厚鱗」と呼ばれる。
- 天廻龍の甲殻
- シャガルマガラの鱗が集まって成した甲殻。
織り成すように幾重にも積み重なっており、損なうことは無く、傷跡は次々と再生されていく。
上質なものは「堅殻」と呼ばれ、何物も攻め抜くことあたわず、
万物を照らす光がその身を護ると伝えられている。
極めて強靭な個体の持つものは「重殻」と呼ばれ、人の身でその鎧を貫くことは適わぬとも云われる。なお、ハンターは普通に貫いている。やっぱり人間じゃないのでは…
- 天廻龍の虹翼
- ゴア・マガラが脱皮し、シャガルマガラとなった時、新たに得た純白の翼。
薄く透き通った被膜は見た目と裏腹に鉱石のような質感を持ち、翼脚として扱う際は被膜を展開、
その時は斬れ味の悪い武器の攻撃はいともたやすく弾き返す盾としても機能するようになる。
陽にかざすと七色の残光を残す美しいものは「上虹翼」と呼ばれ、
根元から遠く、薄羽であるほど価値が上がるという。
神々しく光り輝くものは「光虹翼」と呼ばれ、その荘厳な光に導かれた生命は、
繁栄と滅亡の岐路に立つと云われる。
- 天廻龍の浄爪
- 禍々しい惨爪が浄化したかのような天廻龍の爪。
神秘的な輝きを放ち、さらに成長し、老いによって硬度はさらに増すと言われているが、
実際に見ても分かる通り、
その実態は幼体の爪よりも増して禍々しくなったような、艶のある濃紫色の爪である。
部位破壊を達成すると表面が剥がれ、素材説明文に相応しい黄白色の爪が姿を現すため、
この部位も、後述する角と同様に凝固による影響で黒寄りの色に染まっているモノと考えられる。
天廻龍の年輪とも呼ばれる希少素材であると同時に、翼脚という凶悪な武器でもあり、
撫でつけるように万物を切り裂く。
驚くほど柔らかな爪は「鋭浄爪」と呼ばれ、天廻龍の意志によってのみ力が宿るとされる。
硬化が極まった爪は「剛浄爪」と呼ばれ、天廻龍が生と死の転生を繰り返した証とも云われる。
なお、「剛浄爪」は渾沌に呻くゴア・マガラの右翼脚の爪を部位破壊することでも入手できる。
- 天廻龍の尻尾
- ささ立つ鱗に覆われた白尾。
美しいウロコの奥には、隆々と発達した筋骨が隠れている。
切断した尻尾からの剥ぎ取りの他、下位個体からは低確率ながらも本体剥ぎ取りで入手が可能。
強靭な個体の持つ純白の尾は「靭尾」と呼ばれる。
- 天廻龍の逆鱗
- 黒蝕竜の翼腕にあるそれとは違い、背部にある天廻龍の逆鱗。
七色に輝く背翼を退け、その先を見た者のみに与えられる秘宝。
- 天廻龍の光玉
- 全ての闇を上書く光の珠玉。全天を照らす極致の光が、あまねく闇を侵食する。
「黒蝕竜の闇玉」と対になっている素材と言える。
ほとんどのマガラ武器の最終強化に必要となる他、一部の古龍武具やEX装備の生産に要求されるので、
どっかの天鱗程ではないにしろ需要が高い。
低確率ながら本体剥ぎ取りや基本報酬でも入手できるのは不幸中の幸いと言える。考えるだけ野暮かもしれないが、光玉と闇玉を向かい合わせに置いたらどっちが勝つのだろうか?
- 天廻龍の天鱗
- G級クラスに認定された極めて強靭な個体から入手できる、天廻龍の貴重な鱗。
武具に用いれば、人を超越した力を得ることができるという言い伝えがある。
そんなもの使わなくても既にハンターは人外レベルの能力を持っているが気にしない
- 天廻龍の角
- かつてのゴア・マガラの触角だったモノ。
成熟し、脱皮をする時に触覚を展開すると同時に最終的な位置が定まり、
その後の、シャガルマガラとしての完全な成熟に伴って凝固し、角へと姿を変えた。
触角が持っていた受容器の役割は散り散りに別れ、狂竜の力のみが残る。
爪と違い、元々は触角も脱皮した直後は黄白色をしていたが、
その後の、角としての成熟過程である強固に伴い、表面は黒色に変色している。
その黒色は「脱皮前の体色の名残を残す」として「狂竜の極点」とも称される。
より上質なものは「尖角」と呼ばれる。
最上質のものは「剛角」と呼ばれ、人の時の流れにおいては決して朽ちることがないと云われる。- 目の位置を踏まえた上で、
幼体である黒蝕竜の頭部を見ると目の位置がちょうど触角根本の下部分であることが分かり、
併せて凝固によって目の部分が露わになったと考えられる形状変化が見られる。
この事から、目が視覚として機能するためにも触角の凝固は重要なことであることが伺える。
- 目の位置を踏まえた上で、
- 純白の龍鱗
- 禁忌の白に彩られた、シャガルマガラの鱗の中でも、混じりのない白色の鱗。
混じりがあると龍鱗として扱われないため希少価値が高い。
特に質によって名称や価値が変わることはない。
「我らの団」の団長が過去にこれを入手しており、
それがMH4オフラインモードの物語の始まりのきっかけとなった。
通常通り剥ぎ取りや報酬などで入手できるほか、
ストーリーをクリアした際に1つだけ、団長の持っていたものをもらう事が出来る。
- 天廻龍の骨
- シャガルマガラの骨。
MHXRで追加された固有素材。
- 天廻龍の爪
- シャガルマガラの爪。
MHXRで追加された固有素材。
前述の天廻龍の浄爪と思われるが、天廻龍の浄爪とは別の素材として扱われる。
- 天廻龍の土崩玉
- シャガルマガラが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。
- 色々ストッパーになりやすい古龍の血と古龍骨はMH4(G)の時点では出ない。
G級では古龍の血や太古龍骨は報酬で入手できるようになった。
古龍なのに古龍の血や古龍骨が取れないのはよくないと判断されたのだろうか…
- 後に登場した古龍バルファルクの素材は、ボックス内での位置こそ隣ではないものの、
どちらも白いアイコンで「天〇龍の××」という名前で大変紛らわしい。
しかも、マガラ武器・防具にバルク素材を使う例こそないものの、
バルクX防具にシャガルマガラ素材を使う例、ヘリオス・セレネ防具で両者を併用する例はある。
関連項目 
武器/マガラ武器 - ゴア・マガラの武器と併せて記載。
防具/アーク・フィリアシリーズ
BGM/シャガルマガラ戦闘BGM
フィールド/禁足地 - シャガルマガラの生息域にして故郷。
システム/狂竜ウイルス
アクション/狂竜ブレス
アイテム/狂竜結晶
クエスト/時代を翔ける龍
モンスター/ゴア・マガラ - 未成熟個体。
モンスター/渾沌に呻くゴア・マガラ
モンスター/バルファルク - 本人(本龍?)たち同士は同じ骨格の古龍である事以外何の関係も無いが、二つ名と素材の名前が紛らわしい同士。
モンスター/ゼノ・ジーヴァ-類似点が多いモンスター
モンスター/ムフェト・ジーヴァ-同上
モンスター/アン・イシュワルダ-同骨格でありストーリーでは一連の騒動の黒幕であったこと繋がり。