目次
概要
- MHWorldで登場したジュラトドスの素材を用いて作られる太刀。
本稿では後継武器であるリームスラーマについても取り扱う。
MHWorld
- ボーンショテルIIから派生し、シュラムショテルIとなる。
名前はジュラトドス武器に用いられる「シュラム」、骨型武器に用いられる「ショテル」から。
下位では痺賊竜の皮や上竜骨を用いてシュラムショテルIIIまで強化できる。
上位になると「ディプテルス」という新たな銘となり、見た目も変わる。
ディプテルスIは一発生産が可能であるが、ここからは強化の巻き戻しができなくなるため注意。
堅竜骨や古龍骨、竜玉などを用いて最終強化となったディプテルスIIIの性能は- やや高めの攻撃力627
- 非常に貴重な水属性360
- 青20、匠Lv3から白が出現
- Lv3スロット×1
- わざわざ強調して記述したように、本作では水属性が非常に貴重な存在となっている。
太刀は最も豊富であるがそれでも3本、大剣、片手剣、双剣、狩猟笛、弓が2つ、それ以外は1つしかない。
ワールドで諸々の要素に大幅なリニューアルがなされたばかりとはいえ、何とも寂しいものである。
- Ver.3.0からは新たな武器群として鑑定武器が追加。
3つの水太刀が追加され、入手さえできればその性能を存分に発揮してくれる。- ガイラソード・水は斬れ味、防御力ボーナス、属性値がこちらを上回るが、要覚醒。
- ガイラソード・泥魚は攻撃力に秀でているが、スロットがない。
- 皇金の太刀・水は攻撃力、スロットで劣るが会心率15%、青60、水390に加えて、
武器自体に会心撃【属性】が付いている。
MHW:I
- MRではディプ=バルゼアという銘になる。
上位のように、膨大な数の特上ヒレが要求されるということはない。
最終強化したディプ=バルゼアIIの性能は- やや低めの攻撃力858
- 相変わらず貴重な水420
- 伸び悩んだ青60、匠Lv1から白
- Lv1スロットが1つ追加され3-1
- レア度10
- 生産武器において水太刀は新たに2本が追加され、計5本となった。
Ver.10以降は属性値の上限引き上げ*2や無属性強化の弱体化により、属性武器が輝く場面が増えている。- 鉄刀【神威】IIIはレア度11で属性値こそこちらに劣るものの、攻撃力が同値、斬れ味は素白となっている。
- イベントクエスト追加の新武器宮廷礼刀【将星】は
- 攻撃力891、会心率15%
- 覚醒で水510、
- 白30に匠Lv1から紫
- 防御力ボーナス+30
- Lv3スロット×1
- レア度12
他の要素で対抗することは難しくない。 - 新モンスターであるネロミェールの太刀ネロ・トルナリアは攻撃力924、会心率15%に白60を持っているが、
水属性270、スロットなしと物理寄り。 - そして、上位でこちらが優位に立っていた真・蒼星ノ太刀【舞龍】は属性値こそ240と低いものの会心率と斬れ味の優秀さは変わらず、
攻撃力891、Lv4スロット×2と大幅な強化を受けたことにより物理火力とスキル自由度で一歩抜きん出ることとなった。
- しかし、覚醒武器の登場や鑑定武器のMR強化により状況は一変。
前者は覚醒能力による異次元の拡張性で物理重視、後者は武器自体に付与されたスキルで属性重視の主流となった。
ただ、いずれもストーリークリア後からの要素である上、入手難易度と強化にかかる手間が生産武器とは比にならないため、
ディプ=バルゼアもすぐにお役御免になることはないだろう。
リームスラーマ
泥魚竜の素材を合わせ研がれた
太刀。泥の中で刃を磨くという
特殊な仕上げを行っている。
(リームスラーマ)
沼の底から現れた素材を合わせ
泥魚竜の太刀を強化。その刃は
泥を浴びてもなお鋭く煌めく。
(リムズパルラム)
更なる進化を遂げた、泥魚竜の
太刀。どれだけ振るおうとも
刃が曇り汚れることはない。
(ヴァルトス・ガラ)
- 新たな銘を携え続投。ベースとなるのが骨武器なのは変わらないが、
見た目が生産時から最終強化まで鎌状(Worldの棘刺型、ディプテルスと同じ)になっている。
MHRise
- ジュラトドスが上位から登場という
謎の扱いとなっているため、本武器も上位から作成可能に。
一発生産か、こちらと同様に名称とデザインが変わったトビカガチ太刀「飛雷刀キリカガチII」から強化する。
後者の場合竜玉を使用しないため、そちらの方が製作しやすい。
そこから泡狐竜の上錦ヒレ、泥翁竜の剛毛ヒレなど競合先モンスターの素材を用いて強化した
リムズパルラムの性能は- 高めの攻撃力220
- 会心率-10%
- 低くなった水属性16
- 斬れ味は青40、匠Lv4で白
- 防御力ボーナス、スロットはなし
- 百竜スキルは会心率強化II、属性強化【水】II、痛恨の一撃
また、新モンスターや過去作からの復活によって、前作から水属性を扱うモンスターが増えている。
物理寄りのライバルとしては、たまのをの絶刀の斬振と蒼星ノ太刀【舞龍】。- たまのをの絶刀の斬振は攻撃力がこちらより10低いが会心率15%と属性値22、白は匠Lv2からという逸品。
属性強化【水】IIを付ければ属性値は並べるが、向こうは攻撃力強化IIIを付けられるため攻撃力の差が2まで縮む。 - 蒼星ノ太刀【舞龍】は攻撃力180と低めであるが、相変わらずの会心率30%と白20で、匠がかなり重い今作ではありがたい。
属性値も37と進歩を見せ、百竜スキルも優秀なものを揃えていると、攻撃力を加味しても非常に強力。
- 今作では無属性強化が削除、属性値の上限が事実上の撤廃*3となったのだが、
新たな問題として属性を上げるスキルが非常に少ないという事態が発生した。
一方で、攻撃スキルの強化や龍と無属性に効果が大きいスキルの復活により、再び物理重視の傾向となっている。
一応、双剣ですらマム武器の登場まで無属性が覇権を争っていたWorldよりはなんとかなっているのだが…
MHR:S
- MRでは★2からジュラトドスが登場。レア度8で一度強化が途絶えるが、
ストーリークリア後にもう1段階強化が追加され、最終強化となる。
なお、リムズパルラム改に強化した時点でLv3スロットが、
ヴァルトス・ガラに強化した時点でLv1スロットが再び付くようになる。
最終強化「ヴァルトス・ガラ改」の性能は- 水属性太刀トップだった攻撃力340
- 会心率-10%
- 水属性29と低め
- 長い白80、匠Lv1から紫
- Lv3スロット×1とLv1スロット×1、百竜装飾品スロットはLv2
- 物理寄りのライバルは上位から引き続きタマミツネのたまのをの絶佳麗斬刀改、
今作で復活したダイミョウカッターとヒキサキ。
属性に目を向けると同じく泥を扱うモンスターであるオロミドロのD=ギィドゥ、
バランス型ではロアルドロスのヴァッサーファロス改と、精鋭揃い。
ヴァルトス・ガラ改は攻撃力を活かして運用していこう。
- しかし、第5弾アップデートで嵐を司る龍神アマツマガツチが復活。
同時に再登場した凶刀【催花雨】はこちらを上回る攻撃力350、水属性43、紫10に加えて
鉄蟲糸技強化を持っている。
太刀における鉄蟲糸技強化の効果は絶大であり、ヴァルトス・ガラ改は破滅の運命を辿っていった
……とはならないのが本作の武器バランス。流石に全部が全部というわけにはいかないが
向こうは会心率が-25%とこちらに輪を掛けて低く、スロットもない。
威合をメインとした立ち回りならば鉄蟲糸技強化の恩恵もあまり受けないため、十分に対抗できる。