MH3以降の作品に登場するコラボ太刀。
「てっさいが」と読む。
目次
概要
- 元ネタはコラボした少年誌「少年サンデー」で連載されていた漫画「犬夜叉」に登場する刀。
「風の傷」と呼ばれる衝撃波を起こし、一振りで百匹の妖怪を消し飛ばすことが出来る。
…当然ながら、劇中で使用されたこの技をゲームで使用する事は出来ない
(そんな芸当ができたらバランスブレイカーもいいところである)。
- 鞘に収まっている間は見た目普通の刀だが、抜刀すると大剣と見紛うような大きさの刀身が現れる。
これも原作を再現したギミック*1である。
練気ゲージを赤までためれば、結界破りの赤い鉄砕牙の気分も味わえる。
一応、練気ゲージが赤の状態なら、肉質の硬いモンスターにも攻撃が通るので、
赤い鉄砕牙の能力も再現されていると思われる。
- 刀身には「5656」と書かれた刻印がある。
当時の雑誌によると、コロコロとサンデーのコラボ武器ということでコロコロコミックのコロコロを意味するらしい。
ちなみに原作にはこのような刻印は無い。
- MHP3を除き覚醒させることで氷属性を得る。
これは犬夜叉の金剛石を飛ばす必殺技である金剛槍破をイメージしてると思われる。
それを考慮すると鉄砕牙DのDはDiamond(金剛石)を指すものと考えられる。
古き大妖の牙が必要素材。
- 生産には古き大妖の牙以外にも、琥珀色の牙と猛々しい龍牙(3rd、3Gではアイシスメタル)といった牙素材が必要になる。
ベリオロスとジエン・モーランが登場しない4(G)では、ガララアジャラの素材に加え、ギルドチケットも必要。
生産に必要な牙素材は絞蛇竜の牙だが、強化には化け鮫の鋸歯となっている。
作品別での詳細
MH3
- これ単品で見ればスロットが3つ空いている以外はこれといってとりえのない無属性太刀でしかない。
しかし、覚醒のスキルを発動させることで、MH3では唯一の氷属性太刀となる。
その属性値も鉄砕牙の時点で300、鉄砕牙Dともなると560と非常に高い。- 覚醒しないと真価を発揮できないという点では、原作を再現しているともいえる。
MHP3
- MHP3では覚醒スキルが削除されてしまったため、スロットが3つ空いているだけの無属性太刀になってしまった。
おまけにそのスロ3も3rdで新たに追加されたシーブライト武器のゼファーにもあるため影が薄い。
MH3G
- MH3と同じく覚醒を発動する事で氷属性を得られるのだが、
相変わらず上位の鉄砕牙Dで強化が打ち止めとなってしまうため、
G級が控える今作では積極的に作ろうとするハンターは少ない。
余談だが、女性ハンターで頭をジンオウXorジンオウZにしてこの武器を担ぐと、
さながら本物の犬夜叉のような姿になる。MH3Gに嵐の化身の防具が登場すれば、
配色は異なるがジンオウXorZと組み合わせてより完璧に再現できたことだろう。
女性だけど。
MH4(G)
- MH4で登場したイベント武器の御多分に漏れず、残念ながらMH4GでのG級強化先は登場しなかった。
余談
- 海外版では、これに相当する武器として“Tenebra”、さらにその強化系の“Tenebra D”が存在する。
詳細はこちらを参照。
- MH3Gまではドスバギィ、ギギネブラ、ベリオロスの大連続狩猟であり、これらの選出理由は不明だが、
MH4(G)のコラボクエスト『犬夜叉・大妖の牙を巡る狩猟』に登場する、狂竜化ガララアジャラの元ネタは、
原作に登場した妖怪「竜骨精」だと思われる。
その名の通り、白い龍のような姿をした非常に巨大な妖怪であり、
最初は犬夜叉の父の爪が心臓に刺さっている状態で、崖に埋もれた状態で封印されていた。
犬夜叉の父とは深い因縁があり、
この妖怪との戦いで負った傷が、彼の死因にもなっている。