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添付事件一覧
緊急度：！ 
| ▓ 事件調査記録 | |
| 「簡易レコーディングスタジオ」 | |
| 緊急度：⚠ | 場所：密室 |
| エブンは最近いつも密室に閉じこもっている。 | |
記録再生
| │[再生中...] | ||||||
| │[事件完了] | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| エブンがいつも一人で閉じこもっていると監視システムが検知した。状況を確認するために向かってみると、彼女がそこでASMRを録音していることが分かった。 | ||||||
| どうやら専門的なレコーディングスタジオが必要らしいな ◀ | ||||||
| │[処理済] | ||||||
| ▓ 事件調査記録 | |
| 「一人の時間」 | |
| 緊急度：⚠ | 場所：独房 |
| エブンが自ら独房に行きたいと願い出てきた。 | |
記録再生
| │[再生中...] | ||||||
| │[事件完了] | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| エブンは独房に自ら行きたがる数少ない人物の一人である。しばらくしてそこから出てくると、いつもさっぱりとした顔になる。 | ||||||
| --------------- | ||||||
| 好きにさせよう。ただ一人でいる時間が欲しいだけだろう ◀ | ||||||
| │[処理済] | ||||||
緊急度：！！
| ▓ 事件調査記録 | |
| 「インタビュー」 | |
| 緊急度：⚠ ⚠ | 場所：密室 |
| 最近、密室の利用率が急激に上がっている。 | |
記録再生
| │[再生中...] | ||||||
| │[事件完了] | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| コンビクト・エブンが不特定のコンビクトと共に密室に出入りしているのを検知しました。滞在時間も長時間に及んでいます。不正行為がないかの確認をお願いします。 | ||||||
| [局長] |  | |||||
| どれどれ……エンフェル、ハクイツ、アイティ、EMP……エブンはこんなに社交的なのか？ | ||||||
| 様子を見に行く ◀ | ||||||
 | [エブン] | |||||
| ありがとう、教えてくれて助かったよ～これ、つまらないものだけど、よかったらどうぞ。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| あれ、局長？何か用？ここで合うのは珍しいね…… | ||||||
| それはこちらの台詞だ。 ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| ここで何をしているんだ？ | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 密室の近くに来たあなたは、エブンが微笑みながら一人のコンビクトを送り出し、中身の不明な小包を相手に渡すところを目撃した。 | ||||||
| [局長] | | |||||
| 先ほどの行為を見る限り、何か不正な取引をしていたようだが？ | ||||||
| [エブン] | |||||
| 睡眠導入を助けるASMRを提供する代わりに、実体験や噂話を聞かせてもらっていたのだけど……MBCCでは不正行為とみなされるの？ | ||||||
| [局長] | | |||||
| 噂話？ | ||||||
| [エブン] | |||||
| ええ。怪奇譚の話の質を落とさないためには絶えず新鮮なネタが必要だけど、ネット上の情報はあまりにまとまりがないし信ぴょう性もないから…… | ||||||
| だからコンビクトにインタビューすることにしたのか？ ◀ | ||||||
| [エブン] | |||||
| そうよ。局長も噂に興味があるなら私の番組を聞くといいよ……リスナーからの反応はすごくいいから～ | ||||||
| [局長] | | |||||
| 確かに聞いてみると、睡眠ASMRなしでは眠れそうもないな…… | ||||||
| │[処理済] | ||||||
| ▓ 事件調査記録 | |
| 「働き者」 | |
| 緊急度：⚠ ⚠ | 場所：催眠室 |
| エブンの催眠治療の時間はいつも長い。 | |
記録再生
| │[再生中...] | ||||||
| │[事件完了] | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| コンビクト・エブンに行う催眠治療の所要時間が平均値の160.7%と長くなっています。局長は速やかに調査し、適切に介入を行ってください。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| 催眠室の様子を見る ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| ちょうど彼女が治療を受けているようだ。早いに越したことはない。今すぐ様子を見にいこう。 | ||||||
| --------------- | ||||||
| [エブン] | |||||
| うん、分かるよ……大丈夫……人に話せば楽になるから。 | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 催眠室の前にやって来たあなたは、中から感情が崩壊したような号泣と、その合間合間に慰める声が聞こえた。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| 何があったんだ、エブン。えっ……泣いているのは催眠術師の方か？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 催眠室で、泣き崩れる催眠術師を優しく慰めているエブンを見たあなたは目を丸くした。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| ちょっと待て、これはいったい……？ ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| あなたは催眠治療を受けに来たんじゃないのか？どうして催眠術師として働いている？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| [エブン] | |||||
| 私の声を聞くとみんな相談したくなるのかも……話をするうちに、先生の方が感情を制御できなくなるの。 | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| エブンの笑顔には少し疲れが滲み出ていた。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| もし困ったらいつでも連絡してくれ。MBCCでは、無理に他人の感情のはけ口になる必要はない。 | ||||||
| --------------- | ||||||
| [エブン] | |||||
| ありがとう。その言葉だけでも楽になった気がする…… | ||||||
| │[処理済] | ||||||
緊急度：！！！
| ▓ 事件調査記録 | |
| 「局内の怪談」 | |
| 緊急度：⚠ ⚠ ⚠ | 場所：訓練室 |
| 管理局で突然、新しい怪奇譚が流行り始めた。 | |
記録再生
| │[再生中...] | ||||||
| │[事件完了] | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 月一の書類確認の際、「訓練時間」の平均値の変化が気になった。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| 平均で30％近く低下……これはどういうことだ？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 監督システム：データによると、管理局内で「訓練室」と「怪奇譚」に言及した人がこの一ヶ月で180％上昇しました。この現象と因果関係があると推測されます。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| 調査する ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| ということで、これから「訓練室の怪しい声」という怪奇譚の真相を調べに行く。魔除けが得意な獅子王ガオ、一緒に来てくれないか？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| [ガオ] | |||||
| このガオ様の勇ましさと覇気を見極められるとは人を見る目があるナ！ガオ様が訓練室の怪しい声とやらの調査に付き合ってあげるアル～ | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 真夜中にガオと一緒に訓練室の前に来ると、暗闇に包まれた訓練室の奥から不気味で悲しげな怪しい声が聞こえてきた。 | ||||||
| [ガオ] | |||||
| ど、どうしてドアを開けないネ？まさかこのガオ様に指図する気アルか？言っとくけどパシリみたいな真似はしないアル！ | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| ＜分岐＞ | ||||||
| ドアを開ける ◀ ドアを開けない ◀ | ||||||
| --------------- | ||||||
| ドアを開ける ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| なら開けるから、覚悟してくれ。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| 目を～返して～～目を～～～ | ||||||
| [ガオ] | |||||
| アゥーー！！怪奇譚はホンモノだったアル！！ | ||||||
| [局長] | | |||||
| ……エブン、あなただったのか。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| あら、どうしてここに？わざわざ人が少ない夜を選んで、ホラー映画の台詞を真似して恐ろしい声を出す練習をしていたんだけど……びっくりさせちゃった？ | ||||||
| [ガオ] | |||||
| ガオ様が怖がるものか！た、ただ自分の遠吠えとそっちの変な声、どっちがすごいかを比べたかっただけアル！ | ||||||
| [エブン] | |||||
| あなたも発声練習に興味ある？本当に可愛くて向上心のある子ね～あなたの遠吠えはもう十分にすごいけど、私の発声法を使えばもっと相手を威圧させられるよ。 | ||||||
| [局長] | | |||||
| やめてくれ、エブン。彼女が本気で信じたら、管理局に「真夜中の遠吠え」という怪奇譚が増えるだけだ。 | ||||||
| │[処理済-A] | ||||||
| ドアを開けない ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| 自分が怖いから行かせようとしているのではないだろうな？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| [ガオ] | |||||
| こ、怖くなんてないアル！この天下無敵のガオ様が出ていったら、退魔と一緒にドアまで取っ払ってしまうネ！ | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| ならいい。ドアを壊されたくはない。 | ||||||
| --------------- | ||||||
| [エブン] | |||||
| 目を～返して～～目を～～～ | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 気のせいかも知れないが、訓練室の中から聞こえてくる怪しい声はだんだん近づいてきているようだ。ガオも強がることすらできなくなり、あなたの背後に隠れてしまった。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| 訓練室の外で誰かが話していると思ったら……こんな夜遅くに何しに来たの？ | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| それはこちらの台詞だ、エブン。怪奇譚の真相は、あなたが真夜中に発声練習をしていたということなのか……ホラー映画の台詞か？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| [エブン] | |||||
| ふふ、そうよ……これは最近練習し始めた新しい発声法で、声が更に恐ろしく聞こえるんだって。どうやらうまくいったみたいね。 | ||||||
| --------------------------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| ああ、確かにそうだな。おめでとう。……そろそろ地声に戻したらどうだ？ガオはもう逃げてしまった。暗闇の中で迷子にならないといいが。 | ||||||
| │[処理済-B] | ||||||
| ▓ 事件調査記録 | |
| 「夜の過ごし方」 | |
| 緊急度：⚠ ⚠ ⚠ | 場所：密室 |
| 管理局の勤怠管理は徹底されていないようだ。 | |
記録再生
| │[再生中...] | ||||||
| │[事件完了] | ||||||
| [局長] | | |||||
| これが今日中に終わらせる必要のある最後の書類のはずだ……ん？もう日付けが変わったのか？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 長い残業を終えたあなたは睡魔に襲われながら、管理局の暗闇の中を一人で歩いている。密室の傍を通りかかると、突然締まり切っていないドアの中から優しい女性の声が聞こえてきた。 | ||||||
| ドアの前で聞き耳を立てる ◀ | ||||||
| --------------- | ||||||
| [局長] | | |||||
| こんな夜遅くに密室にいるのは誰なんだ？まさかエブンが番組の収録をしているのか？ | ||||||
| [エブン] | |||||
| ……以上、「シンジケートの最強アーチャー」さんからのお手紙でした。リスナーの皆さん、お聞きいただきありがとうございました。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| もうすっかり夜中ですね。こんな真っ暗な時間までお付き合いくださっているリスナーの皆さんの中に、夜食を摂るのが好きな人はどのくらいいるのでしょう？さて、次のお手紙は…… | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| 近づいたときに締まり切っていないドアに触れて気づかれたのか、あなたとエブンの目が合った。番組で音楽を流した彼女はマイクから離れてこちらに向かってきた。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| 局長、どうしてここに？ちょうど管理局内で流している特別番組中なのよ……せっかくだから、リスナーさんに一言もらってもいい？ | ||||||
| --------------- | ||||||
| ＜分岐＞ | ||||||
| 受ける ◀ 断る ◀ | ||||||
| --------------- | ||||||
| 受ける ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| では、お言葉に甘えて。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| いいの？よかった。じゃあ次の手紙を読み終わったら、特別ゲストとして紹介するね～ | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| エブンは楽しそうに笑うと、音楽を切って手紙を手に取った。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| こちらは「鉄パイプ一つで世界を回す」さんからのお手紙です。ランチタイムが終わった後、食堂のおばさんからもっとたくさんデザートをもらうための話術を皆さんにシェアしたいと…… | ||||||
| [局長] | | |||||
| 待ってくれ、エブン。読み終わった原稿を見せてくれないか？その中には不正行為に関する手掛かりが多くありそうだ。 | ||||||
| --------------- | ||||||
| ▓ システム通知 | ||||||
| エブンはとてもプロらしく原稿を読みながら、必要な書類を片方の手の肘でこちらに押しやった。番組は引き続き放送されているが、翌日どんなことが起きるか想像している人はいないだろう。 | ||||||
| │[処理済-A] | ||||||
| 断る ◀ | ||||||
| [局長] | | |||||
| 突然だな。すまないが遠慮しておこう。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| そういえば、局長がこんな時間に現れたのはきっと残業していたせいよね。早く戻って休んで。 | ||||||
| [局長] | | |||||
| いや、ただラジオ番組に慣れていないから、あなたみたいに余裕をもって対応できないだけだ。この番組をもっと聞いてどんなものかが分かったら、次は参加するかもしれない。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| なら楽しみにしているね。今回の特別番組の反響はかなり良くて、今もコンビクトからの手紙がたくさん届いているの。局長も近いうちにゲストとして参加してくれるって信じているよ～ | ||||||
| [局長] | | |||||
| つまり……この時間に寝ずに番組を聴いているコンビクトがたくさんいるということか？ | ||||||
| [局長] | | |||||
| 道理で散歩のアナウンスが流れてもしばらく出てこない人が続出していると監督システムが検知していたわけだ……この夜更かしのせいか。 | ||||||
| [エブン] | |||||
| ふふっ。局長が考えているより、みんなずっと素敵な夜を過ごしているのかもしれないね。 | ||||||
| [局長] | | |||||
| あんまり素敵なのも困りものだ。 | ||||||
| │[処理済-B] | ||||||
