事件一覧
緊急度:!
▓ 事件調査記録 | |
「インク商人」 | |
緊急度:⚠ | 場所:屋外エリア |
クロウは新しい商品を取り扱っているようだ。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
クロウは何処かからたくさんの羽根を手に入れて、全部を羽根ペンに仕上げた。暇な時は屋台を出して管理局で販売している。彼女によると、この羽根ペンを使うとインスピレーションが嘘のように湧きあがるという。 | ||||||
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どうせ嘘の宣伝文句だろう ◀ | ||||||
│[処理済] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「不良記者」 | |
緊急度:⚠ | 場所:管理中枢 |
最近コンビクトの間でゴシップ記事が流行っている。 |
記録再生
│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
クロウはこっそりと自分で作ったゴシップ記事を発行している。局長の(でっち上げの)スキャンダルが載っているため、大人気のようだ。 | ||||||
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違う!私はそんなことやってない! ◀ | ||||||
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緊急度:!!
▓ 事件調査記録 | |
「教科書作成」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:娯楽エリア |
図書室を通りかかった時、机の前で何かを書いているクロウを見かけた。 |
記録再生
│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
図書室を通りかかった時、机の前で何かを書いているクロウを見かけた。 | ||||||
挨拶をする ◀ | ||||||
[クロウ] | ||||||
ああ、教科書を作っているんだ。 | ||||||
[局長] | ||||||
教科書?何の教科書だ? | ||||||
[クロウ] | ||||||
この前の任務の時に、孤児院に行っただろう? | ||||||
[クロウ] | ||||||
あそこの子供たちはなかなか教育を受けるチャンスがないからな。入門用の教科書を作ろうと思っている。これで新世代の子供たちに過去の詩を伝えられる。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
教科書ができたら、私が直々に授業をしてあげよう。子供たちに先生と呼ばれていた日々が懐かしいよ。 | ||||||
[局長] | ||||||
そういうことか。 | ||||||
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少し感心した ◀ | ||||||
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[クロウ] | ||||||
そうだ、もうできあがった分を読んでみるか? | ||||||
[局長] | ||||||
ああ。 | ||||||
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教科書を受け取る ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
うっ…… | ||||||
[クロウ] | ||||||
どうした? | ||||||
[局長] | ||||||
自分の詩を教材にしたのか? | ||||||
[クロウ] | ||||||
そうだが、何か問題でも? | ||||||
[局長] | ||||||
こうしよう。まずはあなたの名義で孤児院に普通の教科書を寄付する。 | ||||||
[局長] | ||||||
あなたの詩は……うーん……子供たちが見る目を養ってからにしよう。 | ||||||
│[処理済] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「デュエット」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:屋外エリア |
カラスを連れたクロウが、神妙な顔をしてあなたを呼び止めた。 |
記録再生
│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
ある日、カラスを連れたクロウが、神妙な顔をしてあなたを呼び止めた。 | ||||||
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[局長] | ||||||
……? | ||||||
[クロウ] | ||||||
始めよう! | ||||||
[カラス] | ||||||
…… | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
なんだか、カラスがとても嫌そうな表情を浮かべた気がする。クロウは咳払いして、反応のないカラスの羽を指で突っついた。 | ||||||
[局長] | ||||||
どうした? | ||||||
[クロウ] | ||||||
大したことではない。新しい技ができたから、見せてやろうと思っただけだ。 | ||||||
[局長] | ||||||
……? | ||||||
[クロウ] | ||||||
始めよう! | ||||||
[カラス] | ||||||
…… | ||||||
[カラス] | ||||||
カーーッ | ||||||
[クロウ] | ||||||
向こうは東、とすれば局長は太陽だ! | ||||||
[カラス] | ||||||
カーーッ | ||||||
[クロウ] | ||||||
局長よ、お前のように私もありたい—— | ||||||
[カラス] | ||||||
カーーッ | ||||||
[クロウ] | ||||||
局長来たりなば正義遠からじ—— | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
も、もうやめてくれ! ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
早く任務に行ってくれ!インスピレーションが湧いてさらにいい詩を書けるだろうから! | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!!
▓ 事件調査記録 | |
「口達者」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:訓練室 |
監督システムによりコンビクト・クロウが訓練を欠席したことが検出された。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
監督システム: コンビクト・クロウが訓練を欠席しました。確認しに行きますか? | ||||||
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向かう ◀ | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
管理局を一巡すると、自分の部屋で原稿を書いているクロウを見つけた。 | ||||||
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手を止めてくれないか ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
クロウ、私の記憶違いでなければ、今は訓練の時間では? | ||||||
[クロウ] | ||||||
そうだが、それがどうかしたのか? | ||||||
[局長] | ||||||
訓練に行かない理由でもあるのか? | ||||||
[クロウ] | ||||||
もちろん。私はプロのライターだ。管理局にいても、鋭いペン先を保たなければならない。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
印刷された原稿を手に取って内容を確認すると、シンジケートに関するしょうもない文章とゴシップばかりだった。 | ||||||
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[局長] | ||||||
……鋭いペン先で書かれたものがこれか? | ||||||
[クロウ] | ||||||
この文章をなめないでもらおうか。量で勝負したら絶対に負けない。一日に何百本でも書けるのだ。 | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
[局長] | ||||||
話を逸らすな。それは訓練に行かない理由にはならない。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
お前も知っているはずだ。私の異能力は自身の狂瞳病の力を使うのだよ。頻繁に使えば、すぐに使い切ってしまう。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
それに、体力訓練ならちゃんとやっている。それとも、ジョギングやベンチプレスは訓練ではないと? | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
[クロウ] | ||||||
更に言えば、私の異能力は自分と共にある物事を「記録」することだ。それらの存在には、しっかりとした意義がある。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
目的もなく力を訓練に費やしたら、その存在たちにとって少し不公平ではないか? | ||||||
[局長] | ||||||
確かに、一理ある……かもしれない。では、あなた専用の訓練プランを立てることにしよう。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
そんなに急がなくていい。まずは私が書いたこの詩を見てくれ…… | ||||||
<分岐> | ||||||
断る ◀ 少しだけ見る ◀ | ||||||
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断る ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
また今度にしよう。 | ||||||
[局長] | ||||||
さっそく新しい訓練プランを用意しよう。うまくいけば、明日か明後日から実行できるはずだ。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
いや……そんなに急がなくても…… | ||||||
│[処理済-A] | ||||||
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少しだけ見る ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
うん……よく分からないが、この二箇所は少々読みにくいかと…… | ||||||
[クロウ] | ||||||
さすがは局長様だ。素晴らしい意見だな。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
……そうだな、二分だけ待ってくれ。 | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
執務室に帰って新しい訓練プランを用意したかったのに、強引に引き留められて彼女の文章修正に付き合わされ、丸一日を棒に振った。 今夜は残業のようだ。 | ||||||
│[処理済-B] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「プロのピンチ」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:管理中枢 |
一日の仕事を終え、あなたはソファーに座って小説のページをめくった。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
一日の仕事を終え、あなたがソファーに座って小説のページをめくっていると、クロウが急に部屋に入ってきて、そのままクローゼットの中に飛び込んだ。 | ||||||
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[クロウ] | ||||||
緊急事態だ、局長。説明している暇はない!とにかく私の居場所を誰にも言わないように! | ||||||
[局長] | ||||||
なんだと…… | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
問い質そうとした途端、ノックする音が聴こえた。 ドアを開けてみると、いら立っているK.K.が居た。 | ||||||
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[K.K.] | ||||||
局長。悪いけど、クロウを見かけてないか? | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
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<分岐> | ||||||
知らない…… ◀ 実は…… ◀ | ||||||
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知らない…… ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
そういえば、さっき誰かが外を通りすぎた気がする。廊下の向こうを探してみたらどうだろうか? | ||||||
[K.K.] | ||||||
……本当か?彼女をかくまってないよな! | ||||||
[局長] | ||||||
コホン……まさか。 | ||||||
[K.K.] | ||||||
わかった。あの不良記者に会ったら彼女にこう伝えてくれないか?よくも白記事務所の企業秘密を盗んでくれたな、捕まえたら絶対にただじゃおかないって! | ||||||
[局長] | ||||||
わ、分かった…… | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
K.K.を送り出すと、クローゼットから出てきたクロウがそのまま逃げようとしたので、あなたはそれを遮った。 | ||||||
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ちょっと待て! ◀ | ||||||
[クロウ] | ||||||
局長、ご協力に感謝する。でも私は急用があるから、ここで失礼させてもらうよ。 | ||||||
[局長] | ||||||
その前に、あなたの無断取材について少し話そうか。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
はっ、はは…… | ||||||
│[処理済-A] | ||||||
実は…… ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
[局長] | ||||||
彼女はここにいる。 | ||||||
[K.K.] | ||||||
ありがとう、局長。じゃ、彼女と「よ~く」話をさせてもらうよ。 | ||||||
[局長] | ||||||
落ち着いて冷静に話をしてくれ、喧嘩はしないように...... | ||||||
[局長] | ||||||
クロウも早くそこから出て、説明してくれ。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
いや......本当にすまないと思っている、K.K.。でも私にはどうしてもそれが必要なんだ。 | ||||||
[K.K.] | ||||||
あれは私の私物だ!黙って盗んでいくのはさすがにひどくないか? | ||||||
[局長] | ||||||
で、……何の話だ? | ||||||
[クロウ] | ||||||
シンジケートの古い写真だ。私が書いた記事の有力な証拠になる。あれがないと信憑性に欠けるからな。 | ||||||
[K.K.] | ||||||
ダメだ、絶対にダメ! あれは私たちのプライバシーに関わる写真だ!記事に載せるなんて絶対にダメ! | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
クロウは仕方なく写真を持ち主に返した。それは白記事務所のメンバーたちの写真と、街の風景が映っている写真だった。 | ||||||
[局長] | ||||||
……こうしよう。 | ||||||
[局長] | ||||||
クロウ。K.K.に「使用料」を払って、プライバシーに関わらない写真だけを使えばいいのではないか? | ||||||
[クロウ] | ||||||
だが! | ||||||
[局長] | ||||||
でないと、K.K.にボコボコされるだろうな。 | ||||||
[クロウ] | ||||||
はぁ…… | ||||||
│[処理済-B] | ||||||