NOX

総評

必殺時に圧倒的な殲滅能力を誇る物理範囲アタッカー
現状最強アタッカーの呼び声が高いフューリーのS級コンビクト。
その強さは救済措置レベルで、2年以上たった今も色褪せない。

初心者ミッション:新局長審査で7日目以降取得できる。
確実に入手できるが、14日目までの時間制限があるため取り逃さないように注意しよう。
どうして配布にしちゃったんですかねありがとうございます。

特徴

• 広範囲の敵に対する全体攻撃
  必殺発動期間中、通常攻撃が3×3範囲に対する全体攻撃に変化する。
  その範囲攻撃能力は全コンビクトトップレベル。
• 自分だけでなく味方の物理攻撃をもサポートする全体DEFダウン
  NOXを編成するだけで、敵全体のDEFがダウンする。
  必殺を発動せずとも、味方の与ダメージに貢献可能。
• 必殺発動時の広範囲コアダメージ
  専属刻印を開放することで、コア破壊能力が備わる。
  範囲攻撃であるため、複数体の敵のコアをまとめて破壊可能。

スキル

通常攻撃:滅魂

特徴のない通常攻撃。2枷と5枷で強化される。
必殺発動中の通常攻撃は必殺の倍率が適用されるので、育成優先度は高くない。
が、再構築で消沈の剣気・選択を有効化した際には、このダメージ係数が上乗せされて大幅な火力増が見込めるため、しっかりレベルを上げておきたい。

必殺技:安息日

必殺発動後の20秒間、通常攻撃がNOXを含む右側3×3マスへの範囲攻撃に変化する。
1ヒットあたりのダメージ係数はLv.1で158%と多段必殺技と比べても倍率は高め。
その強さに比例するようにEG消費は45とトップクラスに重いが、それを差し引いても強さが勝る。

効果時間中はEGが自然回復しないが、能力付与やL.L.の必殺によるチャージは可能。
再構築で消沈の剣気・選択を有効化した際にはEGが自然回復するようになるため、実質25秒ごとに1回発動可能。枷効果や罪の刻印を利用すれば、ほとんど常時必殺を維持することもできる。

• 範囲攻撃はあくまで通常攻撃扱い。そのため、以下のメリットがある。
  • 通常攻撃ダメージバフを受ける
  • 攻撃速度バフの影響を受ける
    攻撃速度を上げることで、必殺期間中に発動する範囲攻撃の回数を増やすことができる。
  • クリティカルの発生が可能
    ただし、刻印などでクリティカル率を上げる必要がある。

• 移動キャンセル?を駆使することで、範囲攻撃をより多く撃つことができる。
  タイミングは、「左から右への薙ぎ払い」が発生した直後。
  移動回数が余りがちな粉砕の防衛線や灰の潮で是非利用しよう。
  • 移動キャンセルを行う場合、攻撃速度バフの価値は落ちる。
    移動回数が余るクエストでは、EGやATK・ダメージバフ等を補う刻印や味方コンビクトを優先して編成しよう。

パッシブ1:魂の侵蝕

敵が撃退されるごとにNOX自身のATKをアップする。
最大で15%～30%と倍率はかなり大きめ。

• ただし、上がり幅は敵1体につき0.6%とスキルレベルに関係なく固定。
  例えば、上限の30%まで上げる場合は50体もの敵を倒さなければならない。
  よって、クエストによっては最大まで上げること自体が不可能な場合がある。
  もし粉砕の防衛線等の特定のクエストのクリアを目標とする場合、敵の出現数からバフの最大値を計算し、必要最低限だけスキルレベルを上げるという選択肢も考慮したい。

• 再構築で魂の侵触・再構築を有効化した際には条件が緩和され、敵を6体倒すか60秒経過で上限までアップさせられるようになる。

パッシブ2:幽冥戦慄

無条件ですべての敵のDEFをダウンさせる。
他の物理アタッカーへの大幅な火力貢献が可能。

• 更にNOXは狂瞳深化で物理貫通15%を持つ。
  即ち、NOX自身の与ダメージは敵のDEFを0.7225～0.6205倍まで下げた上で計算される。
  ※物理貫通(1-0.15)*幽冥戦慄(1-(0.15～0.27))より計算

• 再構築で幽冥戦慄・選択を有効化すると同倍率の被物理ダメージアップバフに変更。

枷

2・5枷で通常攻撃ダメージが上昇する。
1枷で必殺の期間を条件付きで延長する効果が追加される。
3枷で必殺期間中にパッシブ2がより強力になる。
4枷は初動で敵が多く出現するクエストに対応しやすくなり、使いやすさが増す。

• 段階1:アッシュタイド
  必殺中に敵を1体NOXが撃破するごとに1秒延長する(最大8秒延長可能)。
  つまり必殺の期間全体が28秒になるまで延長が可能になる。
  敵が多く出現するステージでは、敵の多さを逆に利用することができる。

• 段階3:幽冥降臨
  必殺の効果時間中のみ、パッシブ2のDEFダウンの効果が50%アップする。
  • 例えばパッシブ2のスキルレベルが1の場合、15%の50%アップで22.5%となる。
    味方の物理アタッカーの与ダメージにより貢献することができる

専属刻印

必殺発動時、NOXを中心とした3×3の範囲内の敵全員にATKの600%のダメージと1点のコアダメージを与える効果が追加される。

• 攻撃範囲はNOXを中心とした3×3マス。
  必殺期間中の通常攻撃と比べると、左に一列ずれた範囲となる。
  NOXより左側でコアブレイクした場合は、NOXを一列左に移動するなどして対処しよう。
• 発動時のダメージから通常攻撃まで若干のタイムラグがあることにも注意。

更に、この攻撃が敵一体に命中するごとに10%、被ダメージ軽減効果が必殺の効果時間中NOXに付与される(最大50%)。

再構築

全体的に火力が強化され、選択次第では短期決戦での使いやすさや、必殺の重さなどの欠点をカバーすることができ、使い勝手がより高まる。

限突錨地点:NOX・亡者の束縛

味方コンビクトが死亡するたびに自身のATKが上昇する。
基本的に味方は多い方が強いので、デメリットに見合った上昇値ではないのだが、

• 深罠の残骸で味方に天降を装備させてNOX以外を全滅させ、ソロ攻略をする
• 杜若と組ませて味方の死亡・蘇生を繰り返す

といった一部の場面では有効活用可能。

専属必殺:幽冥の怒り

幽冥の怒りを有効化すると戦闘中1回だけ3コアダメージを与えることができる。
主に粉砕の防衛線のような短期決戦向けの効果。

ダメージ係数は1500%だが、魂の侵触・昇華で追加される【死神】マークを上限までスタックし、かつ死神再臨・選択を有効化した場合は3000%という破格のダメージ倍率を叩き出す。
ただし、このダメージはスキルダメージであるため、NOXと相性の良い通常攻撃ダメージバフの恩恵を受けられず、スキルポイントを合計11も消費する組み合わせのため、火力を上げるなら他の組み合わせを選んだ方がよい。

おすすめビルド

粉砕の防衛線向け

基準点	COST	効果
	1	攻撃速度・再構築：攻撃速度が7.5%アップする。
	3	魂の侵触・再構築：【魂の侵触】において敵が1体死亡するごとに、NOXのATKが5%アップに変更。上限には変更なし。この効果は10秒ごとに自動で1回発動する。
	2	通常攻撃・再構築：通常攻撃ダメージが15%アップする。
	5	消沈の剣気・選択：【消沈の剣気】のダメージ係数がアップする。上限値は【滅魂】のダメージ係数の100%。
	2	コア破壊・再構築：コアが破壊された敵に対するダメージが15%アップする。
	5	幽冥の怒り：専属必殺【幽冥の怒り】が追加。NOXはその場でチャージし、1マス範囲内の全ての敵に、自身のATKの1500%の物理ダメージと3点のコアダメージを与える。【幽冥の怒り】は1回の戦闘につき1回のみ使用可能。
	3	幽冥戦慄・選択：【幽冥戦慄】は敵のDEFをダウンさせなくなり、代わりに敵の敵の被物理ダメージをアップさせる。数値には変更なし。

• 短期決戦向けに早期のダメージアップと専属必殺、コアブレイクしたボスに対する火力を選択。

深罠の残骸向け

基準点	COST	効果
	1	ATK・再構築：ATKが4.5%アップする。
	3	魂の侵触・昇華：1ユニット死亡するごとに、自身が【死神】マークを1スタック獲得する。【死神】マーク1スタックごとに、自身の通常攻撃ダメージが1.5%アップする。最大30回までスタック可能で、戦闘終了まで継続する。
	1	攻撃速度・再構築：攻撃速度が7.5%アップする。
	2	通常攻撃・再構築：通常攻撃ダメージが15%アップする。
	2	物理ダメージ・再構築：物理ダメージが15%アップする。
	5	安息日・選択：【安息日】の継続期間中、自動でエネルギーを回復する。
	2	ダメージアップ・再構築：コアを持たない敵に対するダメージが15%アップする。
	2	コア破壊・再構築：コアが破壊された敵に対するダメージが15%アップする。
	3	幽冥戦慄・選択：【幽冥戦慄】は敵のDEFをダウンさせなくなり、代わりに敵の敵の被物理ダメージをアップさせる。数値には変更なし。

• 必殺技の回転率と火力を高め、長時間の戦闘を想定したビルド。

相性の良いコンビクト

	通常攻撃バフと攻撃速度バフを付与できるため、通常攻撃主体のNOXと相性が良い。
	必殺とパッシブスキルで味方に与ダメージアップを付与することができるコンビクト。与ダメージバフをあまり持たないNOXの殲滅力を大幅に高めることができる。また、恐怖状態により、敵を足止めとNOXの被ダメージを軽減することができる。

Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ
調律・ゼロ	狂欲の城	回廊響音
ステータス効果
HP +10% ATK +4.8% 攻撃速度 +10%
ステータス効果（セット効果込）
HP +25% ATK +13.8% 攻撃速度 +10%
発動セット効果
調律・ゼロ  局長スキルを使うと、自身のエネルギーを3点回復する。10秒に1回発動可能  狂欲の城  自身に1セットが有効化されるごとに、ATK+3%、HP+5%。最大3回までスタック可能  回廊響音  初期エネルギー+8

0～3枷

• 刻印「狂欲の城」は火力と殲滅力に優れたNOXと相性が良い。「狂欲の城」を他コンビクトに装備する時は「奇点」の刻印を装備しよう。
  

4枷

• NOXは4枷になると、初期エネルギーが上昇する。
  戦闘開始時、権能「能力付与」を2回付与すれば、即座に必殺技を使用できる構成。