デーモン重盾法

Last-modified: 2024-02-13 (火) 15:01:53

概要

デーモン重盾法
「デーモン重盾法」とは、デーモンの必殺技を常に12秒以内に使用しつづけることで、無限に味方全員のシールド総量を増やし、デーモンの狂瞳深化で味方全員に圧倒的なATKバフをばらまく戦術。
必要な条件
デーモン、エイレーネー必須。
デーモンは4枷以上かつ「調律&逆位」装備、エイレーネーはパッシブ2【共謀】のスキルレベルが10だと理想的。
一度でもデーモンの必殺を使わずに12秒経過してしまうとシールドが消えて失敗になるため操作が難しい。編成コンビクトについても、全員ランク3以上かつ主要コンビクトの専属解放が前提となる。上級者向きの戦術。
4枷デーモンのEG消費は30である。そのため、「調律&逆位」を装備して局長スキル【能力付与】を1回使うと11秒毎に必殺技を使える。その他の刻印の場合、局長スキル【能力付与】を2回使うと10秒毎に必殺技を使える。
4枷で無くても「調律・ゼロ」や「逆位の裁断」でカバーできないことはないが、シビアな時間管理が必要となるうえ、必殺を12秒以内に使うためには【能力付与】が2回必要になって必殺の合計回数が減り*1、シールド総量が減るので4枷デーモンほどのダメージは出ない。


シールドの仕様

シールドの仕様について
「シールド」は上書きではなく加算されていくシステム。

例:辰砂がパッシブ1【高圧シールド】で既にシールド量が600ある状態で、デーモンの必殺技【この身を盾に】でシールドを500を獲得した場合、シールド総量は1100になる。
②理論上ダメージを受けなければ、無限にシールドが獲得できる。そのため、シールドを獲得するスキルの多くは効果時間が設定されている
③ただし、シールドの効果時間が切れる前に、同一スキルでシールドを獲得すると効果時間が上書きされる

例:デーモンの必殺技【この身を盾に】でシールドを500獲得する。このシールド量の効果時間は12秒に設定されている。ここで10秒後にデーモンの必殺技を再び使用した場合、シールド総量は1000となり、効果時間が12秒に上書きされる。


各キャラおすすめ刻印

必須コンビクトの刻印
デーモン_0.jpg
4枷デーモン
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調律・ゼロ
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逆位の裁断
逆位の裁断.jpg
逆位の裁断
推奨。
通常攻撃でのエネルギー回復により
4枷なら権能「能力付与」1回で可能に。
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調律・ゼロ
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狂欲の城
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狭間の殿堂
「逆位の裁断」未所持の場合はこちら。
最大HP重視でシールド強化。
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エイレーネー
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
一択。

その他推奨コンビクトの刻印

シールド総量をアップできるサポートコンビクト
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夏音
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信奉者
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狂欲の城
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造物
移動が多い場合はⅡ枠を「奇点」にするのもアリ。
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レタ
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青い雨
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青い雨
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青い雨
もし移動回数が足りるなら「正義」や「復楽園」も候補。
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辰砂
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魂の亀裂
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魂の亀裂
回廊響音.jpg
回廊響音
Ⅲ枠は「狭間の殿堂」も候補。
他に「魂の亀裂」を持てるサポート系コンビクトがいるなら「正義」や「復楽園」なども候補。
バフ/デバフが便利なサポートコンビクト
エンフェル_talk.png
エンフェル
調律.jpg
調律・ゼロ
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復楽園
復楽園.jpg
復楽園
調律抜きでもエネルギーが足りる場合は「正義」や「魂の亀裂」、デーモンをサポートで借りられる場合は「逆位の裁断」なども候補。
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クロウ
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
サブアタッカ―として必殺でダメージに貢献してもらうため、亡者がよい。
サポート役に徹する場合は「正義」なども候補。
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ガオ
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調律・ゼロ
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逆位の裁断
逆位の裁断.jpg
逆位の裁断
必殺を多く撃つために「調律・ゼロ」は装備しておきたい。
デーモンをサポートで借りられない場合は「調律&希望&回廊」、「復楽園」なども候補。
アタッカー
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デイリン
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
デーモンかデイリンをサポートで借りられる場合は「高塔&逆位」も候補。
コクリコ_talk.png
コクリコ
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真紅の開花
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真紅の開花
真紅の開花.jpg
真紅の開花
一択。
シャローム_talk.png
シャローム
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
一択。
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アイティ
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亡者の抱擁
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亡者の抱擁
亡者の抱擁.jpg
亡者の抱擁
一択。


各コンビクトの立ち回り解説

数値は全てスキルレベル10のもの。
スキルレベル10は必須ではないが、エイレーネーのパッシブ2【共謀】のスキルレベルは高い方が良い。

必須コンビクト編

デーモン
重盾法の軸となるバッファー。
味方のシールドの値と連動したATK上昇により、すさまじいATKバフをかけられる。狂瞳深化のATKアップはその味方自身のシールド値を参照しているため、デーモンはどれだけシールドを削られても構わないが、メインアタッカーのシールドは死守しよう。
一度の必殺で劇的にATKを上げられるわけではなく、常に12秒以内に必殺を打ち続けてシールドを溜めていくことによって、中盤~終盤でようやく大火力が出せるようになる。そのため、長期戦かつラスト30秒くらいの間ずっとボスがダウンしている灰の潮とは非常に相性が良い。
また、パッシブ1と専属必殺のHP減少コンボによりシールド効果を37.8%増やせる。戦闘開始直後に【自死】を使うことと、デーモンを回復しないようにすることを忘れないようにしたい。
エイレーネー
メインアタッカー兼【能力付与】のエネルギー補給役。
デーモンは常に12秒以内に必殺を打ち続ける必要があるので、エイレーネーを局長の隣に置いてパッシブ2で局長のエネルギーを補給するのは必須となる。
アタッカーとしては、専属を常にオンにしておき、ボスの隣に必殺をため続けてからラスト5秒で踏むことで爆発的なダメージが出せる。戦闘終盤は最もシールド総量が多く、ATKも上がっているので、5秒間で1000万超えのダメージを叩き出すことも。ただし必殺は継続時間5秒の「ブラックホール」になるので、必ず残り時間が5秒を切る前に踏んで発動させること。必殺を無駄にするよりは早めに踏んでおく方がいい。


シールド総量をアップできるサポートコンビクト編

夏音
シールド総量を上げられるバッファー兼サブアタッカー。
3枷デーモンは必殺範囲内の味方1体につき最大HPの5%のシールドを獲得するようになるが、この「味方1体」には浮遊砲も含まれる。つまり浮遊砲を4つ連れた夏音がいると、デーモンのシールドが最大HPの25%増える。
夏音は必殺が溜まったら適当に打つだけでよく、レタと比べて操作が簡単なため重盾初心者向きのバッファーといえる。枷が多ければ多いほど良いことに変わりはないが、デーモン重盾法なら無枷の夏音でも十分活躍できるので、所持していれば積極的に採用したい。
また、夏音は長期戦でダメージを出しやすいアタッカーでもあるので、バフのついでにそれなりのダメージが出せる。レタと辰砂は全然ダメージを出せないので、そこも扱いやすいポイントである。
レタ
シールド総量を上げられるバッファー。
【命を導く灯】の範囲内の味方全員のシールド効果を22.5%上げられるのが魅力。しかしデーモンを常に【命を導く灯】の範囲内に置いていると、デーモンが回復してしまって37.8%のシールド効果バフが消える。そのためデーモンの必殺の瞬間だけ全員を【命を導く灯】の範囲内に入れる必要がある。この仕様により移動回数の消費が凄まじく、操作難易度は高め。
どうしても移動が面倒くさい場合は、代わりに辰砂を使うか、諦めて火力役を入れるかしよう。下手にレタを入れるよりは火力役のほうが操作が楽であり、場合によっては総ダメージ量も多くなる。
辰砂
シールド総量を上げられるバッファー。
パッシブ2で味方全員のシールド効果を18%上げられるのが魅力。枷や特性でのシールド効果アップは自身の付与するシールドにしか効果がなく、デーモンの付与するシールド値を上げられるのはパッシブ2だけ。
レタよりも操作が楽で初心者でも採用しやすいのが魅力だが、今は火力のインフレが進んできているのでぶっちゃけ辰砂を入れるより火力役を入れた方が総ダメージ量を伸ばしやすい。

※あまり推奨はしないが、他にも影が「味方1体」にカウントされるコージや、
【勝利の兆し】が「味方1体」にカウントされるスターゲイザーなどをシールド総量アップ目的で採用することもある。


バフ/デバフが便利なサポートコンビクト編

エンフェル
バッファー。
単にバッファーであれば他にもガオカメリアンカベルネ等がいるが、重盾法では特にエンフェルが採用されることが多い。主な理由は二つ。
一つ目は、バフは同じ種類のものを重ねるより、異なる種類のものを重ねたほうがダメージが伸びやすいため。デーモンのシールドはATKバフなので、エンフェルの与ダメージバフは相性が良い。
二つ目は、恐怖を使って敵の行動をずらし、こちらにとって都合がいいタイミングで動いてもらうため。具体的には、デーモンがスタンしたせいで12秒以内に必殺を使えないという状況を回避するために、恐怖で敵のスタン攻撃をずらすことが多い。逆に言うと、無計画に必殺を打ってしまったことで敵の行動がずれて、最悪のタイミングでスタンが飛んでくることもある。エンフェルを採用するなら、恐怖を入れるタイミングは事前に模擬戦で練習して、いつも同じような動きができるようにしておきたい。攻略動画などでタイミングを確認しておくのも効果的だ。

エンフェルの与ダメージバフは、物理パーティであれば基本的にデイリンを最優先し、最後のエイレーネーの必殺起爆のタイミングのみ余裕があればエイレーネーに必殺使用。魔法パーティであれば最初のパッシブ1バフをエイレーネーにかけ、必殺をアイティに使用し、最後のエイレーネーの必殺起爆のタイミングのみエイレーネーに必殺使用。コクリコパーティであれば常にコクリコを最優先する。
クロウ
魔法デバッファー兼サブアタッカ―。
パッシブ2による敵の被魔法ダメージアップが強い。アイティと共に採用し、魔法パーティを組もう。
最後にエイレーネーの必殺を起爆させるときには、必ずクロウのパッシブ2のデバフを入れておきたい。
ガオ
バッファー。
重盾との相性は普通だが、デイリンとの相性がいいので、デイリンのサポート目的で採用される。
獅子頭も3枷デーモンの「味方1体」にカウントされるため、バフをちょっと伸ばせる。また、デーモンの代わりにスタン攻撃等を引き受けられる。
専属必殺の宝珠はずっとデイリンにつけておいて、最後のエイレーネーの必殺起爆の際にエイレーネーに付け替えるようにしよう。


アタッカー編

デイリン
メインアタッカー兼バッファー(バフ要3枷)。
物理パーティの要。とにかくダメージ量が多い。エンフェルやガオのバフは全てデイリンに集めよう。
必殺で移動できるのもなにかと使い勝手がいい。「移動回数を使い切ってしまってエイレーネーの必殺を起爆できない……」という悲劇を防ぐことができる。所持していれば最優先で編成したい。
コクリコ
メインアタッカー(要1枷専属Lv.3)。ラスト10秒で専属必殺を使おう。
コクリコを使うなら夏音も編成必須。夏音の手数の多さとコクリコの専属は相性が良い。前述のとおり、デーモン重盾法なら無枷の夏音でもサポーターとして十分活躍できる。他にも、プリシラマチルダなども良きパートナーとなるだろう。
デーモンを回復するとシールド効果アップバフが消えてしまうので、デーモンには【緋花】をつけないことだけ気をつけたい。
シャローム
サブアタッカ―兼デバッファー(デバフ要3枷)。ダメージ量は多い方だが、デイリンやエイレーネー、コクリコには劣る。
パッシブ2の影響もあってATKが非常に高く、敵の「高ATKのコンビクトを狙ってくる攻撃」をエイレーネーから遠ざけるデコイとしても使える。エイレーネーは局長の傍を離れることができないので、移動可能なシャロームがいると対処が楽になる。
3枷のデバフが優秀なので、魔法だけでなく物理パーティやコクリコパーティに編成することも多い。また、専属で通常攻撃回数を増やせるのでコクリコと相性がいい。
アイティ
サブアタッカ―兼バッファー(バフ要4枷)。ダメージ量は多い方だが、デイリンやエイレーネー、コクリコには劣る。
クロウと共に採用し、魔法パーティを組もう。
4枷以上の場合は最初にバフ用のジェムを生み出せるが、これは最後のエイレーネーの必殺起爆のときに使いたいので残しておこう。



*1 局長のスキル回数を回復できるのは、敵のコアを割ったときと、エイレーネーのパッシブ2が発動したときだけであり、一回の戦闘で使える【能力付与】の回数は限られている。