事件一覧
緊急度:!
▓ 事件調査記録 | |
「園芸をする」 | |
緊急度:⚠ | 場所:温室 |
温室の隅に、新しいエリアができた。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
管理局が仕入れる葡萄に品質の良いものは極めて少ないので、カベルネはペッパーに頼んで、温室の片隅に小さな葡萄園を作った。 | ||||||
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ひと粒食べてもいいか? ◀ | ||||||
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▓ 事件調査記録 | |
「様々な味」 | |
緊急度:⚠ | 場所:管理中枢 |
カベルネが管理局に来て最初にしたことは、他のコンビクトの味を「調査」することだった。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
カベルネが管理局に来て最初にしたことは、他のコンビクトの味を「調査」することだった。ただ、一気にたくさんの味を組み合わせたせいか気持ち悪くなり、調査が終わった後、彼女は三日間葡萄をひと粒も食べられなかった。 | ||||||
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少し落ち着いてくれ ◀ | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!
▓ 事件調査記録 | |
「少しの緊張」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:温室 |
カベルネは食堂に新しいインテリアを追加した。 |
記録再生
│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
管理局の食堂の乱雑さと騒がしさには慣れたものだが、カベルネが来てから、何もかもが変わってしまった—— 食堂の中央に据えられた、彼女の家から運び込まれた優雅で豪奢な古い黒檀の食卓もその一つだ。 | ||||||
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[コンビクトA] | ||||||
おい、あのテーブルを見ろよ! | ||||||
[コンビクトB] | ||||||
こいつは驚きだ。こんな大きな黒檀の値段は......一、二、三......ニューシティのマンションの部屋をいくつも買えるんじゃないか。 | ||||||
[コンビクトC] | ||||||
高すぎだろ......道理でそこで飯を食う奴を見ないわけだ。 | ||||||
[コンビクトA] | ||||||
しーっ、彼女が来るぞ! | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
カベルネは優雅なドレスを身に纏い、あなたの手の引いて、ゆっくりと食堂に入った。 | ||||||
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[カベルネ] | ||||||
局長様、この度私が友人を管理局に招待して晩餐をご用意させることを許可していただき、本当に嬉しく思いますわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
ニューシティで最も有名な料理人の一人として、ぜひあなたに料理の腕を披露したいとのことですわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
局長様はこの席をどうぞ。上官のあなたにこそ、ここが相応しいですわ。 | ||||||
座る ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
...... | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
あなたは高価な木製の椅子に座りながらも、針のむしろにいるようで、高級な食器を前に気分が落ち着かない。 | ||||||
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[カベルネ] | ||||||
......局長様? | ||||||
[カベルネ] | ||||||
少し不安そうに見えますわ。どうされましたか? | ||||||
本当のことを言う ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
あの、カベルネ...... | ||||||
[カベルネ] | ||||||
遠慮なくおっしゃってくださいまし、局長様。 | ||||||
[局長] | ||||||
我々管理局は、毎日のようにこのレベルの食事を提供することは難しいかもしれない...... | ||||||
[カベルネ] | ||||||
そんなことを心配なさっていますの。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
それならまったく構いませんわ、局長様。あなたにお相伴いただける食事でしたら、どのような珍味よりも美味しく感じられるのですから。 | ||||||
[局長] | ||||||
それは光栄だ...... | ||||||
[カベルネ] | ||||||
局長様は可愛いお方ですわね。何故か思わず......守ってさしあげたくなりますわ。 | ||||||
[局長] | ||||||
...... | ||||||
[局長] | ||||||
さらに緊張してきた気がする...... | ||||||
│[処理済] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「少しの成長」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:温室 |
カベルネがMBCCに加入して以来、イグニの料理に対する情熱は一層凄まじいものになった。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
カベルネがMBCCに加入して以来、イグニの料理に対する情熱は一層凄まじいものになった。 調理中によく事故が起きるし、カベルネにも毎回酷評されるが、イグニは諦めずに己の料理道を行くのであった。 | ||||||
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イグニ | ||||||
……これが今回の力作、涅槃よ。鳥肉と卵といくつもの赤野菜で作った創作料理で、心血注いで作ったの。局長とカベルネさんにぜひ味わってもらいたいわ。 | ||||||
[局長] | ||||||
悪くなさそうだ。イグニ、包丁さばきも上手になったな。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
カベルネは優雅な微笑みを浮かべながら、イグニの自分の作品に対する長くも華麗な説明を聞いていた。 | ||||||
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[局長] | ||||||
カベルネ、結論を急ぐな。まず先に食べてみてほしい。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
局長様はどう思われます? | ||||||
美味しいに決まっている ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
見た目からして綺麗で美味しそうだ。包丁さばきも絶妙で、スパイスが完全に鳥肉に染み込んでいる。味と食感は鮮明で調和も取れており、この料理には満点を出してもいいと思う。 | ||||||
カベルネの意見を聞く ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
カベルネ、意見を述べてみてくれ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
結論から言いますと、道端で食べた屋台の料理と本質的な差はございませんわ。 | ||||||
[局長] | ||||||
えっ!? | ||||||
イグニ | ||||||
…… | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
イグニの顔が青ざめて、一瞬取り乱した表情を見せた。 それをみて、カベルネはさらに甘美な笑顔を見せる。 | ||||||
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イグニ | ||||||
じゃあ……詳しく聞かせてもらえる? | ||||||
[カベルネ] | ||||||
まずは鳥肉を炒めすぎですわ。10分で十分ですのに、あなたは12分30秒も炒めましたね。トマトは、種の部分を取り除いていないせいで酸味が強く不快です。パプリカについては、種ごと切ったせいか妙な苦味が料理に染み込んでいますわ。 | ||||||
イグニ | ||||||
そんな…… | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
カベルネからの酷評を聞いたイグニはかなりショックを受けた。負けず嫌いで短気な彼女は顔を曇らせ、今にも泣き出しそうだ。 | ||||||
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慰める ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
違うんだ、イグニ。彼女はただ…… | ||||||
[カベルネ] | ||||||
でも、不味くはありませんわ。ブイヨンの調理は完璧ですし、旨味も十分です。残念なところも多いですが、あなたが作った料理の中では、私が食べてもいいと思った初めての料理ですわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
ええ、成長しましたわね。 | ||||||
イグニ | ||||||
あ、ありがとうございます! | ||||||
[カベルネ] | ||||||
面白い子ですわ、あなたはこの料理よりも美味しいかもしれませんわね…… | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!!
▓ 事件調査記録 | |
「魂の匂い」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:温室 |
珍しく食堂に人が少ない夜、あなたはカベルネと一緒に夕食をとっている。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
外で任務中のコンビクトが多いため、今晩の食堂は珍しく閑散としている。 しかしカベルネはこの状況にご満悦の様子で、彼女からの誘いを断れなかったあなたは、一緒に夕食をとることにした。 | ||||||
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[カベルネ] | ||||||
いい夜ですわね、局長様。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
あなたと夕食をご一緒できるなんて、光栄ですわ。 | ||||||
[局長] | ||||||
最近ずっと一緒に晩飯を食べていなかったか? | ||||||
[カベルネ] | ||||||
ふふ、今日のように静かに夕食を楽しめる日はなかなかございません。 | ||||||
[局長] | ||||||
それはそうだが…… | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
カベルネはまたあなたを見つめている。しかもこれは一度目ではない。今日の彼女はあなたに強い関心を抱いているようだ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
局長様……一言よろしいでしょうか? | ||||||
[局長] | ||||||
うん? | ||||||
[カベルネ] | ||||||
局長様。あなたから、あなたのものではない匂いがしますわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
シャンプー、コーヒー、業務用ハンドソープ……そして漂白剤。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
とても不快な匂いですし、あなたにも合っていませんわ。どうかこちらへ。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
カベルネは食卓を離れ、テーブルに並べられた夕食を後にし、あなたを彼女の部屋に連れてきた。 カベルネは小さな箱から華やかな装飾が施された精巧な小瓶を取り出した。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
局長様、さしあげたいお品がございます。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
一つ選んでくださいまし。 | ||||||
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<分岐> | ||||||
スカイブルーの金属瓶 ◀ 黄色の液体が入ったガラス瓶 ◀ | ||||||
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スカイブルーの金属瓶 ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
スカイブルーの金属瓶を手にした。 ひんやりとした感触が落ち着かせてくれる。瓶を開けると、ノズルから花の薄い香りが広がった。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
いい選択ですが、局長様。どちらも私の大切なコレクションですが、あなたが選んだものが一番あなたに合うでしょう。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
空気中に向けてノズルを押すと、薄い青色の霧がヒナギク、モチノキと檀木の香りを帯びてあなたを包み込んだ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
香りこそが人の魂へ繋がる道だと私はずっと思っておりますわ。香りは人の第一印象を決めますもの。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
モチノキの香りは、人に初雪が降った後の涼しさを感じさせます。局長様がいつも人に与える印象にそっくりですわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
ミドルノートはヒナギクと白花の香りで、私が思った通りの――純潔と無垢を表します。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
ラストノートとして、すべてのノートを締め括るののは奥深さと神秘性を兼ね備えた檀木……これ以上あなたに似合う香りはございませんわ。 | ||||||
[局長] | ||||||
香りに対しても料理と同じように詳しいのだな。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
もちろんですわ。持論ですが、料理と人の魂は通じるところがあるのです。局長様の魂は、未完の料理のように感じられますわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
香料を少し足した方が宜しいかと。 | ||||||
[局長] | ||||||
高く評価してくれて嬉しいが、その言い方は少し怖いな。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
あはは、冗談とでも思ってくださいまし、局長様。 | ||||||
│[処理済-A] | ||||||
黄色の液体が入ったガラス瓶 ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
あなたは黄色の液体が入っているガラス瓶を手にした。 その液体の温かい色があなたの目を引いた。瓶をあけると、ノズルから薄い香りが広がった。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
ああ、少々意外ですが、この香水もあなたにとても似合いますよ。これも私のコレクションのうちの一つですから。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
貴方が少量の香水を腕につけると、情熱的でありつつも柔らかさを失わない香りが漂ってくる。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
香りこそが人の魂へ繋がる道だと私はずっと思っておりますわ。香りは人の第一印象を決めますもの。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
この香水はシナモンと上庭のユリがベースに使われています。どのノートでも純粋で、親近感のある愛おしい香りがしますわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
タチバナ、苦茶とミルラは更にこのテーマを補足して、包容、愛憐、そして保護の意味合いを含むようになるのです。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
差別のない博愛とも言えましょう。まさにあなたのことですわね。 | ||||||
[局長] | ||||||
……何と言えばいいのか分からないが。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
私には人を見る目があるのです。局長様、この香りはまさにあなたを象徴していますわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
いくら気高く美しい魂であっても、香料で引き立てる必要がありますわ……これは私がずっと思っていることです。人も料理も同じなのですよ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
あなたが「成熟」する日を楽しみにしていますわ。 | ||||||
│[処理済-B] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「私を食べないで」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:管理中枢 |
何故かここ数日、カベルネから食事に誘われていない。 |
★選択肢A求
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
何故かここ数日、カベルネから食事に誘われていない。これで精神的負担がかからずに済むわけだが、少々不思議にも感じる。局長とし、あなたは調査することに決めた。 | ||||||
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[局長] | ||||||
監視システム、カベルネを探してくれ。 | ||||||
[局長] | ||||||
……!? | ||||||
[局長] | ||||||
どういうことだ? | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
監視システムはモニターにカベルネの居場所を映し出した。彼女は今ケルビンの部屋にいる。彼女は背中をカメラに向けて、ケルビンを部屋の隅に追い詰めているようだ。急いで現場に駆けつけると、物陰に隠れながら震えるケルビンを目の当たりにした。 | ||||||
[ケルビン] | ||||||
た、食べないでください…… | ||||||
[カベルネ] | ||||||
はぁ、可愛らしいコックさん。あなたの作った料理は本当に良いところがなくて、困ったものですわ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
料理自体は質が低いのですが、あなたは……とても美味しそうですわね。ひと口、味見させていただけないかしら、ひと口だけ…… | ||||||
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<分岐> | ||||||
選択肢A ◀ 葡萄 ◀ | ||||||
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葡萄 ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
テーブルの上の葡萄が目に入ったあなたは、焦りのあまり取り敢えず葡萄を一粒もぎり、カベルネの口に押し込んだ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
……うぐっ! | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
カベルネはおびえきったケルビンを放し、全力でできるだけ優雅に口に入れられた葡萄を咀嚼し始めた。ようやく葡萄を片付けると、彼女は笑っているような笑っていないような妙な顔であなたを見る。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
まさか局長様がこんな……野蛮な行為をなさる方だとは。 | ||||||
[局長] | ||||||
いや……すまない。だがカベルネ、ここでは他のコンビクトを襲うのは禁止したはずだ。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
いくら局長様であっても、これは言わざるを得ませんわね。 | ||||||
[カベルネ] | ||||||
部下のコンビクトが「口直しする」ことを許してくださらないだけでなく、蛮行をなさってまで阻止するなんて! | ||||||
[カベルネ] | ||||||
がっかりしましたわ、局長様。 | ||||||
│[処理済-B] | ||||||