事件一覧
緊急度:!
▓ 事件調査記録 | |
「配信のプロ」 | |
緊急度:⚠ | 場所:娯楽エリア |
管理局みんなの審美眼とセンスのブラッシュアップに、デイリンは大きな貢献を果たした。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
デイリンが加入してから、管理局の局員もコンビクトも審美眼とセンスが著しく向上した。「映画の夜」イベントを開催するたび、彼女はクオリティと面白さを兼ね備えた映画を選んでくれるからだ。 | ||||||
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いいね ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
今週はどんな映画を見られるだろう?楽しみだ。 | ||||||
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▓ 事件調査記録 | |
「良い先生」 | |
緊急度:⚠ | 場所:屋外エリア |
デイリンはリンへの撮影指導にとても身が入っている。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
デイリンはリンへの撮影指導にとても身が入っていて、撮影関連の教科書のリストまで用意してあげた。 | ||||||
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私にも教えてもらえないだろうか? ◀ | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!
▓ 事件調査記録 | |
「催眠の使い方」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:催眠室 |
局長は新しい申請を受け取った。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
監督システム: 局長、新しい申請が届きました。 | ||||||
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[デイリン] | ||||||
は~い、局長。催眠治療の回数を増やしてもらえないかな? | ||||||
[局長] | ||||||
え? | ||||||
[デイリン] | ||||||
なに、おかしい? | ||||||
[局長] | ||||||
そんなことを頼まれたのは初めてだったからな…… | ||||||
[局長] | ||||||
どうして催眠治療の回数を増やそうと思った?催眠術師の報告を読むかぎり、あなたの精神状態は何の問題もないと思うが? | ||||||
[デイリン] | ||||||
面白いからだよ。自分の深層意識と会話することができるし、本当の自分を見つけるのにも役立つからね。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
それに、絶妙なアイデアが閃くときもある。 | ||||||
[局長] | ||||||
そうなのか…… | ||||||
[デイリン] | ||||||
そして、もう一つとっても大事な理由といえば—— | ||||||
といえば? ◀ | ||||||
[デイリン] | ||||||
催眠の間に堂々と居眠りできるからね。 | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「素材集め」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:娯楽エリア |
監督システムによりコンビクト・デイリンが時間通りに収容エリアに戻っていないことが検出された。 |
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
監督システム: コンビクト・デイリンは時間通りに収容エリアに戻っておらず、未だに図書室に滞在しています。確認しに行きますか? | ||||||
確認に行く ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
図書室に入ると、デイリンは窓際の席に座って一心不乱に何かを書いていた。 | ||||||
注意を促す ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
デイリン、時間だ。そろそろ収容エリアに戻らないと。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
もう少し待って、これを書き終わったら…… | ||||||
[局長] | ||||||
何を書いている? | ||||||
[デイリン] | ||||||
面白い話さ。興味があるのならそこにあるノートを読むといいよ。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
彼女の手元に置いてあるノートをめくると、中にはいろんなエピソードや小さな物語が書かれている。どうやら彼女の突飛な発想をメモしたものらしい。 | ||||||
[局長] | ||||||
「過酷な実験場で築かれた代え難い友情。二人は支え合いながら共に脱出をする……」 | ||||||
[局長] | ||||||
「自分の正義を果たすため、強きをくじき弱きを助ける義賊コンビ……」 | ||||||
[局長] | ||||||
…… | ||||||
[局長] | ||||||
どこかで見たことがあるような…… | ||||||
[デイリン] | ||||||
そりゃそうだよ、全部ここで取材したものだからね。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
やっぱ事実は映画より奇なり、だね。 | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!!
▓ 事件調査記録 | |
「副業」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:温室 |
ペッパーが温室に植えた小麦が実り、たくさんの人が収穫を手伝っている。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
ペッパーが温室に植えた小麦が実り、収穫を手伝う人の中に意外にもデイリンの姿があった。あなたが近寄ってみると、彼女がベテランのように働いていることに気づいた。 | ||||||
驚きながら尋ねる ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
デイリン?あなたも収穫の手伝いを? | ||||||
[デイリン] | ||||||
そんなに意外なこと~?それとも私に似合わないって? | ||||||
[局長] | ||||||
確かに似合わないような……まさか農業のことまで知っているとは。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
私ができるのは収穫だけで、ほかについては全くわからないよ。 | ||||||
[局長] | ||||||
どうしてだ? | ||||||
[デイリン] | ||||||
学校にいた頃、ある先生がロケハンにすごく執着してたんだ。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
そんなに意外なこと~?それとも私に似合わないって? | ||||||
[デイリン] | ||||||
とある作品を撮ろうとした彼は、半年も前からわざわざスタッフを連れて農地を探し、小麦を植えたんだよ。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
それが大豊作になって、収穫時に生徒たちみんなで手伝いに行ったんだ。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
豊作のおかげで、資金の回収にも役立ったというわけさ。 | ||||||
<分岐> | ||||||
からかう ◀ 感心する ◀ | ||||||
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からかう ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
こんな時代だ。副業の一つや二つなければいい映画など作れないだろう。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
はは、確かに。小麦の栽培方法も分からない先生なんて、いい監督にはなれないね。 | ||||||
│[処理済-A] | ||||||
感心する ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
どうやら撮影の最中にいろんな面白いことが起きているようだな。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
そうだね。大変だけど幸せなあの時間は、とても懐かしいよ。 | ||||||
│[処理済-B] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「想像力訓練」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:屋外エリア |
時間の空いた午後、デイリンは屋外エリアの芝生に横になって雲を眺めている。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
時間の空いた午後、デイリンは屋外エリアの芝生に横になって雲を眺めている。 | ||||||
彼女の隣に座る ◀ | ||||||
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[デイリン] | ||||||
局長、ここの気象シミュレーションはなかなか本格的だね。この空もかなりリアルだよ。 | ||||||
[局長] | ||||||
外部の環境に基づいてリアルタイムでシミュレーションしたものだ。肉眼では区別がつかないだろう。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
微笑んだ彼女は、真上の雲を指差した。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
あの雲、何に見える? | ||||||
考える ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
そうだな……パイプを咥えて犬を連れている人、とか? | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
あなたがそう言った途端、雲は少しだけ形を変えた。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
今は? | ||||||
[局長] | ||||||
さっきの犬は……少しづつ髭の男に変化していく……ちょっと待って、また犬の形に戻った? | ||||||
[デイリン] | ||||||
じゃあ想像力を働かせて、雲の形の変化から面白いストーリーを連想してみようか~? | ||||||
[局長] | ||||||
……? | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
さすがに全く思いつかず、あなたは首を横に振るしかなかった。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
例を挙げてみよう。例えば、いかなる難事件も解決できる名探偵がいる。でもそれは全部、彼の犬の功績なんだ。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
犬と意思疎通できる彼からすると、その犬は四六時中彼の耳元でブツブツ呟いているだらしないおっさんにしか見えないんだ。 | ||||||
[局長] | ||||||
そういう展開もあるのか。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
想像力のいい訓練になるし、それに面白い。でしょう? | ||||||
<分岐> | ||||||
確かに ◀ 面白いというほどでは…… ◀ | ||||||
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確かに ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
さすが名監督、雲一つで映画を作り出すとは。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
これはあくまでおおまかな構想にすぎず、映画の完成には程遠いけどね~ | ||||||
[デイリン] | ||||||
でも興味があれば、映画制作についての知識を全部教えてあげてもいいよ。 | ||||||
│[処理済-A] | ||||||
面白いというほどでは…… ◀ | ||||||
[デイリン] | ||||||
はぁ、そうか。 | ||||||
[デイリン] | ||||||
仕方ないさ。私はつまらない人間だからね…… | ||||||
│[処理済-B] | ||||||