パルマ実験室

Last-modified: 2023-06-29 (木) 00:08:01

重大なネタバレが含まれるため、閲覧にはご注意ください。


基本情報

画像プロフィール
PARMA_org_icon.png正式名称パルマ実験室
責任者パルマ
規模不明
拠点不明
設立不明
関与事件パルマ実験室非合法人体改造実験
BR-001
BR-002
BR-003
BR-004
アベル予備議長暗殺事件
マフ事件
メロー事件
魔女の夜事件
etc…
情報
 謎の組織。シンジケートに狂瞳武器を氾濫させた黒幕であり、多数の狂瞳事件に関与している疑いがある。非人道的な人体実験を行い、狂瞳結晶で狂瞳武器を製作していた。
 NF110年、コンビクトS-011がパルマ実験室を破壊したため、この組織は無くなったと推測される。廃棄されたパルマの実験室には、コンビクトに関わるデータが多く残されていた。管理局はこの組織が非合法な実験を数多く行っていると疑いをかけているが、実験の目的は不明のままだ。
狂瞳結晶
 パルマが開発した。ブラックリング内の原生リング物質を用い、コンビクトが能力を発動する際に放出した精神エネルギーを吸収することで作り出された人工産物。基本的に赤色をしている。狂瞳結晶を植え込むことで同じ根源を持つコンビクトの力を強化できるが、大量の汚染をもたらすため、使用者は精神を崩壊させ、死瞳となる。
狂瞳武器
 狂瞳結晶を主な材料として作られた武器で、使用者に劣化版のコンビクトの能力に相当する力を付与する。狂瞳結晶と異なり、狂瞳武器は汚染を使用相手に転嫁することができ、使用者自身の被害を軽減できる。
関与事件
①非合法人体改造実験
 設立後、コンビクトの能力抽出等の研究をしていた。非人道的な研究を行っていたが、コンビクトS-011によって破壊されたと思われる。

②BR-004
 シンジケートの対立と腐敗を煽り、BR-004の爆発を促した。

③BR-001
 パルマは異生体を利用し、BR-001の激化と暴走に関与した。

④メロー事件
 パルマは「人間の幸せを具現化できる液体」を抱える怪物マフを作り出した。
 マフメローを吐き出し、「酔夢の瓶」が生まれた。

⑤魔女の夜事件
 パルマは「人間の恐怖を具現化できる特殊な石材」を用意し、エンフェルに贈った。
 エンフェルは石材を利用し「ソシア」を生み出した。


構成員

関連資料

パルマ関連資料

パルマ報告書

概要
 死瞳武器の近くで発見された報告書。
パルマ報告書①
 No.99の覚醒はパルマ計画の成功の象徴である。彼女の狂化血液は死瞳武器を著しく強化できる。課題は、継続的戦闘を通じて狂化の時間を延長し、狂化効果をより強めることである。現在はコード327という良い対抗素材が見つかっている。
パルマ報告書②
 死瞳武器の倉庫から見つかった残存データ。復元後にソース不明のある記録を発見:
 第48次対抗試験。No.99の狂化状態は1時間まで延長。
 95.8%のダメージは専用素材No.327が受けた。実験成功……

コンビクト機能性実験記録

概要
 実験体NO.99の研究記録。
機能性実験記録6.02
 精神安定剤v0.6を10ml注射し、実験体NO.99の能力活性化状態を解除することに成功した。
 このバージョンでは実験体に不可逆的な損傷が出るため、安全性を確認する必要がある。
 ──ロバート博士
機能性実験記録8.11
 精神安定剤0.8を10ml注射し、実験体NO.99の能力活性化で損傷した理性を回復することに成功した。
 他の実験体に使用することを許可する。
 ──ロバート博士
機能性実験記録10.11
 実験体に異常が現れ、制御を逸脱して複数の研究員が死亡した。
 大量の精神安定剤が緊急注射されたが、NO.99の能力を抑えることができず、逆に実験体の暴走を招いた。ロバート博士は死亡し、研究施設は深刻な損傷を受けた。
 ラム博士に移管後、研究の方向性を活性剤に転換する。
 ──ラム博士
???
 ……彼女をコントロールしようとするな!彼女を利用しようとするな!それは滅亡を招くだけだ!!
 ──ラム
 この実験記録用のマニュアルの最後に、このように乱雑に書かれた一行があり、その下に赤黒く乾いた手形があった。

ウソム実験資料

概要
 砂の海、年代不明。失われた文明の遺跡を拠点に、『幻花』をターゲットとして行われた実験。現地にはパルマのマークが残されており、地下勢力との関連性が疑われる。
ウソム実験3日目
実験対象:砂漠の小型ワーム 使用数:5
 実験対象がターゲットに近づくと、激しい反応が起こり異変が発生した。体が大きくなる、骨が太くなる、鋭い歯が生えてくるなど、様々な異変を確認。
 更に、実験対象とターゲットの間に交流行為が確認された。あるいは、ターゲットが一方的に実験対象を支配しているとも言える。
ウソム実験10日目
実験対象:性成熟後期のホモサピエンス 使用数:10
 3分の2の実験対象は、ターゲットに近づくと強烈なストレス反応を示した。悲鳴、精神錯乱、幻覚、自傷および相手を攻撃する等の行為を確認。……更に症状が17時間から20時間まで持続すると、実験対象は死亡。そのまま強烈な磁場干渉効果のある奇妙な生物を産み出すことが判明。
……あれは『生物』とは呼べないかもしれない。
ウソム実験28日目
 ターゲットは高次元の認知能力を備えており、あらゆる生命体に対して意識の分析や誘導を行うことが可能であると判明。その誘導は単純な意識支配ではなく、強力かつ変更不能なルールを実験対象に適用する類のものである。
???
 ……ザザー……による……ザザー……からの3分の1の実験対象……ザザー……ターゲットへの依存や崇拝、信仰心が見られる。
 ……ターゲットの説明記録を、実験グループは──理解と共鳴と定義した。ターゲットの体内にあるコア結晶こそが力の源であるが、ターゲットの起源は判明していない。

 まさか、本当に壁画に描かれていたように……
ウソム実験44日目
 実験対象を探している時に謎の黒い影を発見。実験グループのメンバーは、それはターゲットが頻繁に実験に参加することで地上に生息する生物が影響を受けたものだと判断した。
ウソム実験45日目
 ……ザザー……大量の黒い影が実験場所に接近中。念のため、一旦……ザザー……の準備が済み次第、直ちに儀式を執り行う。

年表

パルマ年表

年代月日出来事
NF??年不明「パルマ」から技術が盗み出され、「枷」が誕生するきっかけとなる。
NF92年不明ナインティナインの成人以前の社会活動の記録はなく、人体実験のためにパルマ実験室に長期間拘束されていた。この頃からパルマ勢力が存在していた可能性がある。そして、彼女は「99号実験体」である。
NF99年不明武器商人を名乗る男が、当時の西区治安支局長「ボンズ」に接触する。
「西区治安管理条例」が承認される
NF99年~不明武器商人は治安局と金銭の取引を交わし、シンジケートの制御を約束した。武器商人はマフィア同士の抗争を煽って武器の価値を高め、マフィアのパワーバランスを調整した。
NF100年不明ブラックウォーター協会が幾つもの小規模マフィアを抗争で潰し、勢力を拡大する。ブラックウォーター協会は「死瞳武器の供給元」で知られる大規模マフィアである。
NF104年7月この時点では、ニューシティ全体で狂瞳武器を保有する組織は存在しない。
「西区治安管理条例」を廃止するため、アベル・スヒルデルが議長に立候補する。
アベルは選挙演説の最中、狂瞳病患者の凶刃に斃れた。
アベル予備議長殺害事件。パルマ勢力が関与した疑いあり。
11月28日採掘地W-31で事故発生、BR-002の誕生
NF108年不明マフ事件。パルマ勢力が関与した疑いあり。
~NF110年不明元治安官レゲットが独自に「狂瞳結晶」の捜査を始める。
レゲットがマフィアの襲撃によって殉職する。
ゾーヤが狂瞳武器によって負傷し、コンビクトとして覚醒する。
NF109年不明リング研究所が、リング武器の研究データをパルマ実験室に引き渡す。
シンジケートに奇妙な研究者たちがやってきた。彼らは身寄りのない孤児たちを金で買い付け、非人道的な実験に連れて行った。
パルマ実験室が狂瞳武器の量産化に成功する。シンジケートで死瞳武器数が急速に上昇、治安が悪化
NF110年不明コンビクトS-099とS-098が実験室を脱出。実験室に甚大な被害をもたらす。
パルマ実験室で死瞳武器の大爆発が発生、実験室が壊滅する。事件にコンビクトS-011が関与した疑いあり。
NF112年不明コンビクトS-186が、治安局とパルマによる狂瞳武器の取引を知る。
錆の川の遺産が、ブラックウォーター地下洞窟に移される。
8月12日MBCC暴動事件発生。収容されていたコンビクトの多くが逃亡
8月某日治安総局から「容疑者R」の情報が提供され、MBCC局長がシンジケートに向かう。
提供された情報は偽りで、コンビクトS-186のものだった。
8月20日市議会が西区会談を再開。
パルマがゾーヤに接触し、ブラックリングの引き金を引く。
9月最高裁判官ブラック、パルマの勢力との関わり、ならびに不正行為の発覚により失職する。
9~10月メロー事件。パルマ勢力が関与した疑いあり。
11月「魔女の夜」事件。パルマ勢力が関与した疑いあり。


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