事件一覧
緊急度:!
▓ 事件調査記録 | |
「警護の切り札」 | |
緊急度:⚠ | 場所:闇市 |
最近、闇市で頻繁に窃盗事件が起きている。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
最近、闇市で頻繁に窃盗事件が起きているため、あなたはラーフと一緒に行動を起こした。効果は上々だが、その原因は彼女の腕だけではない──彼女に見惚れてヘマをして逮捕される小悪党が少なくないのだ。 | ||||||
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今度は別の格好に着替えさせてみようか ◀ | ||||||
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▓ 事件調査記録 | |
「覆われた者」 | |
緊急度:⚠ | 場所:管理中枢 |
MBCCに来てから、季節にかかわらず、ラーフはずっと全身の肌を覆い尽くすような服を着ている。 |
記録再生
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
MBCCに来てから、季節にかかわらず、ラーフはずっと全身の肌を覆い尽くすような服を着ている。その理由を知りたい好奇心旺盛な者も少なくなかったが、全員彼女に懲らしめられて、聞くのを諦めた。 | ||||||
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ほどほどにな ◀ | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!
▓ 事件調査記録 | |
「人気者の困り事」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:娯楽エリア |
いつでも真面目な雰囲気を身に纏うラーフは、管理局の皆が非常に情熱的な態度で自分に接してくれることに困っているらしい。 |
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│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
いつでも真面目な雰囲気を身に纏うラーフは、管理局の皆が非常に情熱的な態度で自分に接してくれることに困っているらしい。 ある日、娯楽エリアを通りかかった時、ソファに腰かけて休憩しているラーフと、遠くない所でコソコソ何か話し合っている若いコンビクトを見かけた。 | ||||||
[コンビクトA] | ||||||
キャーーッ、ラーフ様カッコいい! | ||||||
[コンビクトB] | ||||||
ソファで休憩する姿も素敵~ | ||||||
[コンビクトC] | ||||||
ねぇ、ファンクラブに入れさせて!私もラーフ様が大好きなの! | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
キャッキャッと騒ぐ彼女たちの声が聞こえたからだろうか、ラーフがあなたに目を向けて、無言で助けを求める。 | ||||||
助けに行く ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
あなたはすました顔で人混みを通り抜け、ラーフの所に歩み寄る。そして小声で彼女に話しかけた。 | ||||||
[局長] | ||||||
ラーフ、あなたは人気者だな。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
局長、皆はきっと何か勘違いしています…… | ||||||
[局長] | ||||||
コホン、その顔なら若い女性にモテるだろう…… | ||||||
[ラーフ] | ||||||
しかし、ずっと見つめられると、さすがに居ても立っても居られません。局長、助けてください…… | ||||||
[局長] | ||||||
……ラーフ、これらの仕事を片付けてくれないか。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
人目につかないよう、あなたは仕事を手配するフリをして、手元の資料を渡すと同時にこっそり小さな鍵を彼女に渡した。そして小声でこう言った。 | ||||||
[局長] | ||||||
これは私の休憩室の鍵だ。遠慮なく使ってくれ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
ありがとうございます! | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
ラーフがあなたに感謝の眼差しを向けて、資料と鍵を受け取った。 彼女が立ち上がると同時に、やはり周囲からどよめきの声が聞こえた。 | ||||||
[局長] | ||||||
はぁ、最近の若者は…… | ||||||
│[処理済] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「新型訓練ロボット」 | |
緊急度:⚠ ⚠ | 場所:訓練室 |
管理局は最新型の戦闘ロボットを新しく導入した。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
管理局は最新型の戦闘ロボットを新しく導入した。早い反応速度と死瞳によく似た見た目が特徴だ。 日常訓練に使用する前に、全面的に能力に優れたラーフを誘い、試してみることにした。 | ||||||
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ラーフを誘う ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
やぁ、ラーフ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
局長ですか。何か用でしょうか? | ||||||
[局長] | ||||||
訓練のために新しい戦闘用ロボットを設置したんだ。正式に導入する前にロボットの性能を試してみたいのだが、頼めるか? | ||||||
[ラーフ] | ||||||
分かりました。ちょうど戦闘テクニックを磨く練習にもなります。私にお任せください。 | ||||||
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後で様子を見に行く ◀ | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
訓練室の前に着くと、中から戦闘の音が聞こえてきた。とても激しく、まるで本物の戦場にいるようだ。 | ||||||
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[ラーフ] | ||||||
ハハッ!かかって来い、腐ったウジ虫どもが!このラーフが引き裂いてやる! | ||||||
[ラーフ] | ||||||
はあ――!! | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
我を忘れて戦っているラーフは訓練中とは思えない強い攻撃を繰り出し、ロボットの頭部に命中した。 爆発音と共に、高値で購入したロボットが使い物にならないゴミになった。 | ||||||
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[局長] | ||||||
待て、ラーフ!やめてくれ、それはただのロボットだ! | ||||||
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止める ◀ | ||||||
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[ラーフ] | ||||||
…… | ||||||
[ラーフ] | ||||||
申し訳ありません。このロボットの見た目が、あまりにもあの敵に似ていたので…… | ||||||
[局長] | ||||||
気にしないでくれ。こういう……潜在的な問題が存在するとは思わなかった私の責任でもある。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
このロボットは高値ですよね?本当に申し訳ありません、私がカッとなったせいで。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
弁償が必要でしたら、私が弁償を―― | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
自責の念に駆られて、彼女は心苦しそうに床に落ちたロボットの部品を拾いながらそう提案した。 | ||||||
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[局長] | ||||||
いやいや、むしろあなたにお礼が言いたい。テストせずにこのまま訓練に導入して、他のコンビクトでも同じ問題が発生したら、その時の方が損失は大きいだろう。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……おっしゃる通りですね。 | ||||||
[局長] | ||||||
後片付けは私に任せて、先に戻ってくれ。 | ||||||
│[処理済] | ||||||
緊急度:!!!
▓ 事件調査記録 | |
「ティータイム入門」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:娯楽エリア |
のんびりとした午後、アフタヌーンティを楽しむにはぴったりだ。 |
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│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
[局長] | ||||||
のんびりとした午後だ。紅茶でも飲んで少し休もう。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
お気に入りのティーセットを持って娯楽エリアに来ると、ラーフはやはりいつものところに座って、ゆっくりとお茶を飲んでいる。 彼女はしきりに一口飲んでは、妙な表情を浮かべてカップの中を見つめ、そしてまた一口を飲む。 | ||||||
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[局長] | ||||||
ラーフ?あなたもティータイムを楽しんでいるのか? | ||||||
[ラーフ] | ||||||
局長、ご一緒しませんか? | ||||||
快く応じる ◀ | ||||||
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[局長] | ||||||
もちろんだ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
淹れたてのお茶です。どうぞ飲んでみてください。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
彼女が持っているティーカップから変な匂いがして、あなたは嫌な予感がした。 改めて嗅いでみるが……これは、スターアニスなのでは!? | ||||||
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[局長] | ||||||
一つ聞きたいのだが、この「お茶」とは……? | ||||||
[ラーフ] | ||||||
ええ、これはある小柄な少女からもらったものです。身体にとても良くて、血流促進効果のある健康的なお茶だそうです。彼女はとても優しい人ですね。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
……これはヘラの仕業だ、間違いない。ラーフも彼女のいたずらの被害者になったようだ。 しかし、ラーフに真実を伝えるべきだろうか…… | ||||||
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<分岐> | ||||||
ただのスターアニスだ、飲んでやる ◀ 絶対に飲まない ◀ | ||||||
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ただのスターアニスだ、飲んでやる ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
普段から色々なゲテモノ料理を食べてきた「経験者」として、ただのお茶ごときに負けていられるか! あなたはカップを受け取って、一気に飲み干した。 | ||||||
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[局長] | ||||||
ゲホッ……うん!うまい! | ||||||
[ラーフ] | ||||||
しかし、とてもまずいと思いますが? | ||||||
[局長] | ||||||
ぶっ—— | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……こういうお茶を飲んだことがないから、その美味しさを理解できないのかもしれません。一部の記憶を失った私にとって、飲んだことがあっても覚えていないでしょうから。 | ||||||
[局長] | ||||||
コホン、ラーフ、よく聞いてくれ。 | ||||||
[局長] | ||||||
あとでお茶の百科事典を渡すから、その本を参考にするといい。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
ありがとうございます。お茶をもっと知るために、ちょうど資料が欲しかったのです。毎日のように飲んでいても、恥ずかしながらお茶については本当に何も知らないのです。 | ||||||
[局長] | ||||||
この紅茶をあげよう……その代わり、あなたが淹れたお茶をもらっていいか。 | ||||||
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▓ システム通知 | ||||||
その後、あなたはこの美味しい「お茶」を全て厨房の排水口に捨てた。 | ||||||
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│[処理済-A] | ||||||
絶対に飲まない ◀ | ||||||
[局長] | ||||||
ラーフ、実に言いにくいのだが。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……はい、何でしょうか? | ||||||
[局長] | ||||||
実は……これは、お茶じゃないんだ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
えっ?? | ||||||
[ラーフ] | ||||||
では、これはいったい…… | ||||||
[局長] | ||||||
香辛料だ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
香辛料。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
うっ…… | ||||||
[局長] | ||||||
いたずらされたんだ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
そんな…… | ||||||
[局長] | ||||||
落ち込むことはない、この紅茶をあげよう。とても美味しいから。 | ||||||
[局長] | ||||||
後でお茶の百科事典をあげよう。それがあれば、同じようないたずらに引っかかることもないだろう。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……ありがとうございます、局長。 | ||||||
[局長] | ||||||
逆に考えれば、皆と打ち解けたからこそ、そんな目に遭ったのかもしれない。 | ||||||
│[処理済-B] | ||||||
▓ 事件調査記録 | |
「入れてください」 | |
緊急度:⚠ ⚠ ⚠ | 場所:管理中枢 |
EMPは悲しみを滲ませた顔で、執務室の外で泣き叫んでいる。 |
記録再生
│[再生中...] | ||||||
│[事件完了] | ||||||
[EMP] | ||||||
本当に悪いと思ってます、すいませんでした! | ||||||
[EMP] | ||||||
説明を聞いてください、局長様!! | ||||||
[ラーフ] | ||||||
局長からの指示だ。許可なしでの、部外者の立ち入りは許されない。 | ||||||
[EMP] | ||||||
このEMPは部外者なんかじゃない! | ||||||
[EMP] | ||||||
局長に忠誠を尽くします!入れてください、お願いします! | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
何回も訓練をサボったEMPを懲らしめるために、あなたは彼女のあらゆる娯楽の使用権限を奪った。そしてついに彼女は耐えられずに、執務室まで泣き叫んで謝りに来たが、見張りのラーフに止められた。 | ||||||
[EMP] | ||||||
お願いだ、入れてくれよ。 | ||||||
[EMP] | ||||||
EMPは誠心誠意謝りに来たんだ。局長ならきっと理解を示して、EMPを許してくれるはずだ。そう思うだろう? | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……信憑性が疑われるな。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
局長も私と同じ考えだろう。だから通すわけにはいかない。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
彼女たちの会話がはっきりと聞こえて、執務室にいるあなたは思わず噴き出した。 怒りは収まったが、この舌先三寸の「常習犯」をどう懲らしめればいいだろうか? | ||||||
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<分岐> | ||||||
ラーフに任せる ◀ 今回だけ許してやる ◀ | ||||||
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ラーフに任せる ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
ラーフがこれからどうするか気になったので、あなたは黙ったまま眠っているフリをした。 | ||||||
[EMP] | ||||||
局!長!様!信じてください!今日から絶対に必死に頑張って訓練します!もうサボったりなんかしません!本当です! | ||||||
[EMP] | ||||||
だから、ネットとテレビの使用権限を元に戻してください!今日はアニメの新番組の放送日なんですよぉぉ…… | ||||||
[ラーフ] | ||||||
コホン、本音が出てるぞ。もっとうまく隠したらどうだ。 | ||||||
[EMP] | ||||||
全部本音だ!本心で謝りに来たんだよ! | ||||||
[EMP] | ||||||
だから、早く入れてくれよ! | ||||||
[ラーフ] | ||||||
ダメだ。 | ||||||
--------------- | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……はぁ、局長はまだ怒っているだろう。数日後にまた来てくれ。局長はいい人だから、その時になればきっとあなたを許してくれるだろう。 | ||||||
[EMP] | ||||||
数日後って!そんな長く待てない!ゲームもプレイできないしテレビも見れないなんて、世界が滅んだも同然じゃないか!ダメだ!何とかして今日中に─── | ||||||
[EMP] | ||||||
うわぁ! | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
子猫の首根っこを掴むように、ラーフがEMPを追い払った。 | ||||||
[局長] | ||||||
ぷっ。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……局長、何を考えているのか、全く分かりません。 | ||||||
│[処理済-A] | ||||||
今回だけ許してやる ◀ | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
EMPは毎日訓練をサボっているが、任務はちゃんと果たしているので、彼女を許すことにした。 | ||||||
[局長] | ||||||
まぁいい。ラーフ、彼女を入らせてくれ。 | ||||||
[EMP] | ||||||
やった! | ||||||
[ラーフ] | ||||||
演技が認められてよかったな、EMP。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
入れ。謝罪ならもっと誠実な態度を示すことだ。 | ||||||
[EMP] | ||||||
お前なあっ、今度ご飯でも奢ってやろうと思ってたのに。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
……そのような約束は何度も聞いたが、本当に奢ったことは一度もないだろう。 | ||||||
▓ システム通知 | ||||||
ラーフはドアを開けて、EMPを通した。EMPはラーフにおどけた顔を見せて、中に入った。 しばらくすると、苦い顔をしたEMPが執務室から出てきた。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
ふふっ、きつく叱られたようだな。 | ||||||
[EMP] | ||||||
ふん。 | ||||||
[ラーフ] | ||||||
落ち込むな。今度お茶を奢ってやろう。 | ||||||
[EMP] | ||||||
局長!こいつが嫌味を言ってくる! | ||||||
[局長] | ||||||
ぷっ。 | ||||||
│[処理済-B] | ||||||