シナリオのネタバレになる可能性があります。閲覧にはご注意ください。
基本情報
画像 | プロフィール | |
---|---|---|
名前 | リーランド | |
所属勢力 | 魔女の夜 | |
性別 | 男 | |
職業 | 編集長 | |
活動地域 | ニューシティ・ ベルフェゴール美術館 | |
CV | 不明 | |
情報 | ||
美術館の彫刻ゾーンに「真実の像」と名乗る者がいる。真実の像は嘘をつかないが、目の前で嘘をつく人を一口に呑み込む。真実の像は疲れを知らないように次々と質問を投げかける。コンビクトたちからいかに質問されようと自分の正体については何も言わず、更に質問を出してごまかす。 全ての質問に答えれば、その正体を問い詰めるチャンスがくるかもしれない。 |
ルール説明
真実の像 |
美術館の監視カメラを通して、「真実の像」を名乗る奇妙な存在が不気味な笑みを浮かべながらあなたたちを見ている。真実の像は素早く影に身を隠し、中から多くの彫像を召喚してあなたたちを囲んだ。無事にここを通るには、真実の像の出す問題に正解しなければならないようだ。 |
*ルール説明:真実の像からの質問に対し、正しいと思う答えを選ぼう。全問正解すると、報酬を獲得できる。 |
謎解き開始 | |
さあさあ、問題はいっぱいあるぞ。どれにする?楽しみじゃのう、ホホホッ。 | |
A.正解 | B.不正解 |
そのドヤ顔はどうにも気に食わないな。だが大丈夫、更なる難問が待っているのじゃ~ | お───し──お──き──の──じかん──じゃ!ホウ! |
避けたのか。ずるい小僧じゃのう。次はそうはいかんぞ。 |
ルート:油絵ゾーン(ヘカテー・ラビリンス)
開幕
前の廊下から物音が聞こえると、コンビクトたちは音を辿っていった。 | |
廊下の物音がだんだんと大きくなってきた。何らかの物体が高速で転がっているように聞こえる。 | |
まんまるな球体が少し離れたところからこちらへ向かって来た。 | |
??? | どけっ!どけっ!ぶつかる──ぶつかるぞおおおおおお! |
球体が壁にぶつかり、瓦礫と埃が雨のように降ってきた。 | |
??? | スゥッ──痛てててててててっ…… |
どうやらこの球体は石で彫られた球形の彫像のようだ。誇張された顔の部分が体のほぼ全身を占めている。 | |
球体は地面を転がったまま、立とうとする様子は一切ない。 | |
??? | おい!何ぼーっとしてる!さっさと立たせてくれい! |
ヘカテー | これはなに…… |
ラビリンス | 初歩分析による変な彫像だと判断。更に解析、価値のない芸術のゴミだと判断いたしました。 |
ヘカテー | 敵かもしれない、気をつけて。 |
真実の像 | 失礼な奴らだな。この伝説の真実の像様をご存じないのか? |
この丸いヤツはぐいっと体を起こし、ようやく立ち上がった。 | |
真実の像 | ホホッ、改めて自己紹介しよう。 |
真実の像 | このディスシティで知らぬ者などいない恐ろしい伝説──嘘をつかない真実の像とはこのワシのことじゃ。 |
真実の像 | 嘘はつかないが、ワシに嘘をつくヤツは、ホホッ、一口で食われるぞ。 |
ラビリンス | データ検索中……該当の彫像はありません。再度正体を明かしてください。 |
真実の像 | なに?聞いたこともない?くんくん、ふむ──嘘の匂いがしないな。どうやら本当のようじゃ。 |
真実の像 | ワシが誰かじゃと?ホホホッ、言ったはずじゃろ。ワシは真実の像じゃ。まあいい、クイズゲームにでも付き合ってくれまいか? |
真実の像 | 最後までこのゲームに付き合ってくれれば、答えてやってもいいぞ~ |
真実の像 | じゃが言っとくが、間違ったら嘘と同然、ワシに食われるからのう~ホホホッ。 |
暗霧が立ち込め、先への道を塞いだ。どうやら真実の像の問題を解かないと、先に進めないようだ。 |
終幕
最後の問題を解き終えた後、真実の像は一瞬ぽかんとした。 | |
真実の像 | 全問……解いたじゃと?そんなバカな…… |
ヘカテー | 今はわたしたちが質問する番。 |
真実の像 | いや……聞かないでくれ……答えなんかしないぞ。 |
ヘカテー | そんなことはない。あなたは真実の像、きっと答えてくれる。あなたは誰? |
真実の像 | ワシは真実の像……ワシは真……ワシは……ワタシは…… |
リーランド | 私はリーランドだ。 |
ヘカテー | リーランド? |
リーランド | そうだ、私はリーランドだ。ニューシティのある美術評論誌で編集長を務めている。 |
リーランド | 私は毎日嘘をついていた。知り合いを褒めちぎり、新人をけなし……本当のことなど言ったことがなかった。 |
リーランド | 私は上司が怖い、クライアントが怖い、仕事がなくなるのが怖い……私は怖い……何もかも失うことが怖い…… |
彫像は疲れた中年のようなうんざりとした顔色を見せた。 | |
リーランド | ……そろそろ離れるべきかもしれないな。私の問題はあなたたちを困らせることができなかったから。 |
リーランド | さようなら、知らない人たち。問題に答えてくれてありがとう。私に聞いてくれたことも感謝するよ。 |
リーランド | 真実を言う機会をくれて……ありがとう。 |
真実の像の体を覆っている欠片が剥がれ、やがて人間の形に戻った。彼は少しずつ足を動かし、美術館の陰に消えていった。 |
ルート:スタッフ専用通路(リザー)
開幕
前の廊下から物音が聞こえると、コンビクトたちは音を辿っていった。 | |
廊下の物音がだんだんと大きくなってきた。何らかの物体が高速で転がっているように聞こえる。 | |
まんまるな球体が少し離れたところからこちらへ向かって来た。 | |
??? | どけっ!どけっ!ぶつかる──ぶつかるぞおおおおおお! |
球体が壁にぶつかり、瓦礫と埃が雨のように降ってきた。 | |
??? | スゥッ──痛てててててててっ…… |
どうやらこの球体は石で彫られた球形の彫像のようだ。誇張された顔の部分が体のほぼ全身を占めている。 | |
球体は地面を転がったまま、立とうとする様子は一切ない。 | |
??? | おい!何ぼーっとしてる!さっさと立たせてくれい! |
マックイーン | エンフェルのスタイルには見えないね。 |
リザー | エンフェルがこんな醜いものを作るわけないわ…… |
ヘラは鉄パイプを出して、目の前の彫像をつついた。 | |
真実の像 | 失礼な奴らだな。この伝説の真実の像様をご存じないのか? |
この丸いヤツはぐいっと体を起こし、ようやく立ち上がった。 | |
真実の像 | ホホッ、改めて自己紹介しよう。 |
真実の像 | このディスシティで知らぬ者などいない恐ろしい伝説──嘘をつかない真実の像とはこのワシのことじゃ。 |
真実の像 | 嘘はつかないが、ワシに嘘をつくヤツは、ホホッ、一口で食われるぞ。 |
リザー | 聞くに絶えない都市伝説ね。そして聞いたこともないわ。自分が何者か、さっさと白杖しなさい。 |
真実の像 | なに?聞いたこともない?くんくん、ふむ──嘘の匂いがしないな。どうやら本当のようじゃ。 |
真実の像 | ワシが誰かじゃと?ホホホッ、言ったはずじゃろ。ワシは真実の像じゃ。まあいい、クイズゲームにでも付き合ってくれまいか? |
真実の像 | 最後までこのゲームに付き合ってくれれば、答えてやってもいいぞ~ |
真実の像 | じゃが言っとくが、間違ったら嘘と同然、ワシに食われるからのう~ホホホッ。 |
暗霧が立ち込め、先への道を塞いだ。どうやら真実の像の問題を解かないと、先に進めないようだ。 |
終幕
最後の問題を解き終えた後、真実の像は一瞬ぽかんとした。 | |
真実の像 | 全問……解いたじゃと?そんなバカな…… |
マックイーン | 問題は終わったみたいだね。今は私たちの番だ。 |
真実の像 | いや……聞かないでくれ……答えなんかしないぞ。 |
リザー | 約束を破って逃げる気なの?まずは正体を明かしなさい! |
真実の像 | ワシは真実の像……ワシは真……ワシは……ワタシは…… |
リーランド | 私はリーランドだ。 |
マックイーン | リーランド?『ニューシティ美術評論』の編集長かい? |
リーランド | そうだ、私はリーランドだ。ニューシティのある美術評論誌で編集長を務めている。 |
リーランド | 私は毎日嘘をついていた。知り合いを褒めちぎり、新人をけなし……本当のことなど言ったことがなかった。 |
リーランド | 私は上司が怖い、クライアントが怖い、仕事がなくなるのが怖い……私は怖い……何もかも失うことが怖い…… |
彫像は疲れた中年のようなうんざりとした顔色を見せた。 | |
リーランド | ……そろそろ離れるべきかもしれないな。私の問題はあなたたちを困らせることができなかったから。 |
リーランド | さようなら、知らない人たち。問題に答えてくれてありがとう。私に聞いてくれたことも感謝するよ。 |
リーランド | 真実を言う機会をくれて……ありがとう。 |
真実の像の体を覆っている欠片が剥がれ、やがて人間の形に戻った。彼は少しずつ足を動かし、美術館の陰に消えていった。 |
ルート:彫刻ゾーン(ヘラ・EMP)
開幕
前の廊下から物音が聞こえると、コンビクトたちは音を辿っていった。 | |
廊下の物音がだんだんと大きくなってきた。何らかの物体が高速で転がっているように聞こえる。 | |
まんまるな球体が少し離れたところからこちらへ向かって来た。 | |
??? | どけっ!どけっ!ぶつかる──ぶつかるぞおおおおおお! |
球体が壁にぶつかり、瓦礫と埃が雨のように降ってきた。 | |
??? | スゥッ──痛てててててててっ…… |
どうやらこの球体は石で彫られた球形の彫像のようだ。誇張された顔の部分が体のほぼ全身を占めている。 | |
球体は地面を転がったまま、立とうとする様子は一切ない。 | |
??? | おい!何ぼーっとしてる!さっさと立たせてくれい! |
ヘラ | はっ!この馬鹿でかい頭はなに? |
EMP | おいおい、誰がこんなのデザインしたんだ?ダサ過ぎるだろ。 |
ヘラは鉄パイプを出して、目の前の彫像をつついた。 | |
真実の像 | 失礼な奴らだな。この伝説の真実の像様をご存じないのか? |
この丸いヤツはぐいっと体を起こし、ようやく立ち上がった。 | |
真実の像 | ホホッ、改めて自己紹介しよう。 |
真実の像 | このディスシティで知らぬ者などいない恐ろしい伝説──嘘をつかない真実の像とはこのワシのことじゃ。 |
真実の像 | 嘘はつかないが、ワシに嘘をつくヤツは、ホホッ、一口で食われるぞ。 |
EMP | おいおい、EMPより口がデカいとは、いったい何者だお前は? |
真実の像 | なに?聞いたこともない?くんくん、ふむ──嘘の匂いがしないな。どうやら本当のようじゃ。 |
真実の像 | ワシが誰かじゃと?ホホホッ、言ったはずじゃろ。ワシは真実の像じゃ。まあいい、クイズゲームにでも付き合ってくれまいか? |
真実の像 | 最後までこのゲームに付き合ってくれれば、答えてやってもいいぞ~ |
真実の像 | じゃが言っとくが、間違ったら嘘と同然、ワシに食われるからのう~ホホホッ。 |
暗霧が立ち込め、先への道を塞いだ。どうやら真実の像の問題を解かないと、先に進めないようだ。 |
終幕
最後の問題を解き終えた後、真実の像は一瞬ぽかんとした。 | |
真実の像 | 全問……解いたじゃと?そんなバカな…… |
ヘラ | ねえ、問題は全問解いたんだから、あたしたちが質問する番よね? |
真実の像 | いや……聞かないでくれ……答えなんかしないぞ。 |
EMP | おいおい、約束を破るつもりか?早く白状しろよ? |
真実の像 | ワシは真実の像……ワシは真……ワシは……ワタシは…… |
リーランド | 私はリーランドだ。 |
ヘラ | リーランド?誰よそれ。 |
リーランド | そうだ、私はリーランドだ。ニューシティのある美術評論誌で編集長を務めている。 |
リーランド | 私は毎日嘘をついていた。知り合いを褒めちぎり、新人をけなし……本当のことなど言ったことがなかった。 |
リーランド | 私は上司が怖い、クライアントが怖い、仕事がなくなるのが怖い……私は怖い……何もかも失うことが怖い…… |
彫像は疲れた中年のようなうんざりとした顔色を見せた。 | |
リーランド | ……そろそろ離れるべきかもしれないな。私の問題はあなたたちを困らせることができなかったから。 |
リーランド | さようなら、知らない人たち。問題に答えてくれてありがとう。私に聞いてくれたことも感謝するよ。 |
リーランド | 真実を言う機会をくれて……ありがとう。 |
真実の像の体を覆っている欠片が剥がれ、やがて人間の形に戻った。彼は少しずつ足を動かし、美術館の陰に消えていった。 |
小ネタ
コメント
- 小ネタというか不満というか。リザールートにしか現れないマックイーン 真実の像の謎を解き明かす前にリザーと別れて一般人には脱出不能な美術館から遠ざかっているはずなのにこの時になぜか戻ってきてる。そして他のルートと違い真実の像の正体と既知のはずなのに懺悔を聞いた後のリアクションが特に何もないというのが不満。 -- 2023-02-13 (月) 11:42:52