キリヤ＆ルガルガン

俺と出会うのはWPM編の第2章。
ジュンとともにブレイク団を追いかけたところで出会う。彼もブレイク団を追いかけていて、撃退後WPMに出場するための仲間探しのヒントなどを教えてくれる。
最初は同じ時期にバッジ集めを始めた俺を対等なライバルとしているが、途中から自分では勝てなかったトレーナーに勝利していく俺を見て自信をなくしていく。それでも俺の前ではライバルとして気丈に振る舞ったり、応援してくれたりと根は良いやつ。

その後決勝トーナメント2回戦で俺と対決。ウルップ、ガンピという低レアおじさんカロスの大ベテラン二人とチームを組んで出場している。カロス8番目のジムリーダーと四天王なのだからキリヤが「理想のチームを組めた」と言うのは何も間違っていないのだが、いかんせんポケマスでは二人共低レア、とくにウルップは最弱バディーズとまで言われているため一部の俺から苦笑いされていた。
俺チームにボコられた敗北した後は、理想のチームで全力を出してなお俺に勝てなかったことから自分の理想に思い悩み、「もう……分からないよ……」とまで言ってしまう。いつ闇落ちするんだ。
その後は乱入してきたブレイク団を倒すなどもするが基本的にほぼ空気。闇落ちフラグだけは順調にたてていく。

カントー編～キリヤ編

そしてWPM編終了後、新たに始まったメインストーリー悪の組織カントー編ではリーリエ、俺とともにロケット団に立ち向かう。
道中でロケット団に勧誘される、露骨すぎる不穏な雰囲気にリーリエと俺に心配される、先輩達から「いつでも助けられるし闇落ちするくらいが丁度いいぜ(意訳)」と裏で言われる、サカキに意味深な目を送られるなど、ここでも順調に闇落ちフラグを建てる。建てるな

その後専用ストーリー・悪の組織キリヤ編：進むべき道が開放。他の編と違いストーリー更新の間隔はわりと空いている。
冒頭からさっそく「誰にも負けないくらい強くなる（そう　たとえどんなことをしてでも）」とサカキの回想とともに不穏なことを言ってるが、イワンコに「パシオをでてもう一度旅をするのもいいかもな？」と笑顔で話しかけていたりとやっぱり根は良いやつ。
そしてここで新キャラ・リッカが登場する。誰よその女！？
パシオに来る前からのキリヤの彼女ライバルで、キリヤについては「フェアで親切」「真面目すぎる」と評している。
彼女がキリヤの精神安定剤になるか、それともむしろメンタルを追い込む要因になるのかはのちのストーリー更新が期待されるところ

シンオウ編～キリヤ編2

悪の組織シンオウ編ではアカギの「心があるから判断を間違える」という言葉に何かを感じ取った模様。感じ取るな
その後は再びキリヤ編にてリッカたちとのバトルの最中にアカギの言葉を思い出し、イワンコを回復せずにそのまま押し切る手段を取ったことで勝利を掴む
が、その帰り道にロケット団のしたっぱに絡まれ、なんとか切り抜けようとするもそこへサカキが介入
イワンコもそれまでのダメージが蓄積していたため耐えきれず、リッカ共々危うく手持ちを奪われかけるが、ここでサカキに見逃されたことでより強さを求めるように

ジョウト編

ジョウト編ではヒビキから話を聞いたらしく、彼のライバルであり最強を志して修行を積み重ねるシルバーのもとを訪ね「強くなるためには手段を選ばなかったらしいけれど、どうしてやり方を変えたのか(意訳)」とド直球に質問。シルバーの過去についてはかなりデリケートな話題であるため、居合わせたワタルが思わず割って入ろうとするほどだった
幸いシルバーの方は冷静で「強いポケモンを従えれば最強になれると思っていたが、それでは勝てない奴らがいたからやめた」「少なくともポケモンとトレーナーの間には心のつながりが必要かもしれない」と返答するが、キリヤは彼の話に頷きつつも内心で「きずながあれば手段は選ばなくてもいいのか？」との疑問を抱く。抱くな
…こいつ地味にヤバイのでは？
後編での出番は少なめで国際警察と何故か俺と共にライヤー屋敷まで駆けつけたが、またしてもサカキに撒かれてしまう
その際サカキはシルバーを「ひとりの力にこだわる者」、キリヤを「方法にこだわらず、ただ純粋に強さを求める者」と評し、そんな「大人の目をした子どもたち」に対して何らかの期待を込めたような視線を送っていた
ジョウト編では壮絶な親子喧嘩を繰り広げている最中でもあったことから、サカキは実の息子であるシルバーに対して時折父親らしい顔を覗かせていたが、キリヤに対してはいったい何を思ったのだろうか…

ホウエン編

キリヤ編は挟まないまま次章。
ハンサムやダイゴと共にマグマ団とアクア団の争いの場に登場し、その後はハンサムによるマグマ団への事情聴取に同行した。
譲れない理念の為には元々仲間であった者と争う事もあると語るマツブサの講義を受けて、マツブサとアオギリの関係を自分と俺に置き換えて想像している。想像するな
出番は短いながらもまた一つフラグを積み立てていくキリヤが見られた。
そしてそんな姿を見たハンサムからは意味深な視線を送られた。その道を突き進むとその内ポリ公の世話になるぞキリヤ
後編でキリヤの出番はないがそれ以上にホウエン編全体で俺の出番がなく、このキリヤの想像がなかったら危うく画面登場0になるところであった。

ちなみにシンオウ編とホウエン編の間のイベントにて、俺とリッカはキリヤ抜きの二人でサトシと友好を深めていた。

キリヤ編3、4

ライヤーが始めたレンタルポケモンを利用しギャラドス、バンギラス、サザンドラ*1、フーディンなど錚々たる顔触れを従えて悪の組織の下っ端相手にブイブイ言わせている。
一方で自身のバディであるイワンコは使わない方針に切り替えており、より手段を選ばない強さに執着するようになっている。この点はリッカやグリーンからも糾弾されているが、話を聞く耳は持っていない。
マツブサとアオギリを見たせいか、強くなるためにはたとえ俺と対立しても構わないとまで言い出している。ただその強さを使って人助けをすることが目標でもあるようなので、まだ完全に闇堕ちはしていない。いつになったら闇堕ちするんだ
どちらかと言えばダークヒーローになりたいのだろうか？

ここでBW2の悪役でもあったアクロマ＆ギギギアルと遭遇。彼の「心のつながる強さに善も悪もない！」という言葉に非常に感銘を受けてしまっている様子。受けるな
彼は倫理観から最もかけ離れたマッドサイエンティストなので、非常に不安定な今のキリヤが最も出会ってはいけないタイプの人間である。
彼の警護をしていたハンサムからリッカと共に代わりを勤めるよう頼まれるも、ロケット団が暴れているという情報を聞くと2人を置いてフーディンを使ってテレポートするなど、悪の組織を倒すことに執心している。
またこのテレポートでフーパを巻き込んでしまいひとりきりにさせるというミスを犯している。

強さに固執するがあまり大切なものを見失った経験のあるグリーン、チェレン、ライヤーの3人は彼のことを非常に心配している。
また国際警察であるハンサムも気にかけている様子ではある…が、これは警察官としての危険人物予備軍への監視という面も多少は含まれていそう…