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Tag: パーティ解説ふくろだたきテラキオンエルフーンマニューラリザードンメガリザードンY ドーブル

袋叩きパーティとは

通称「叩きパ」。
特性”せいぎのこころ”のポケモンを味方の技”ふくろだたき”で攻撃し、攻撃ランクを大きく上昇させるコンボを軸としたパーティ。
トリプルバトルにおいて、最も強力かつ安定したギミックパーティといえる。

パーティの強み

コンボパーティは数あれど、サポート役1回の行動で完結する袋叩きコンボはその安定性・手間の少なさで群を抜いている。
攻撃役を務めることが多いテラキオンは素早さ種族値108と、コンボアタッカーとしては最速の部類。
初手にエルフーンとテラキオンとドーブルを並べ、このギミックかダークホールのどちらかを通そうとする「エルテラドー」が特に有名かつ強力。

パーティの弱み

メインウェポンとなるいわなだれの命中不安はどうしても付き纏う。脇を固めるポケモンの技もダークホールやねっぷうといった命中不安技を使うことが多く、いわなだれでの怯みでの勝ち筋と同じぐらい外しによる負け筋もある。

代表的なポケモン

テラキオン

ふくろだたきコンボの攻撃役。
特性”せいぎのこころ”を持つポケモンはテラキオン以外にもいるが、タイプ一致いわなだれの攻撃性能は他の追随を許さない。

努力値配分について
ランドロスから一撃で倒されることを避けるため、耐久に多く振りヨプのみを持つことが多い。
その理由について、第七世代のダブルについての記述ではあるがこの記事が詳しい。

特性"せいぎのこころ"のポケモンは他にコバルオン?・ビリジオン・ウインディ・エルレイド・ルカリオ・アブソル?がいる。
優秀な物理範囲技を覚えないことから、これらを主軸とした叩きパが組まれることは多くはないが、一応覚えておこう。

エルフーン

ふくろだたきコンボの始動役候補その1。
おいかぜやちょうはつを優先度1で打てる点が偉い。
自身へのねこだましはテラキオンのファストガードで防げるため、非常に隙のない組み合わせである。
エルフーンのアンコール+テラキオンのでんこうせっかで優先度1でいわなだれを使うテクニックもある。

マニューラ

ふくろだたきコンボの始動役候補その2。
ねこだましやフェイントが打てるので、ワイドガードに強い。
ふくろだたきは自身のメイン攻撃技にもなる。

ふくろだたきの威力について
リザードン(A84)/テラキオン(A129)/マニューラ(A125)/ファイアロー(A81)/霊獣ランドロス(A145)/モロバレル(A85)のパーティであれば
全員が瀕死や状態異常になっていなければ13+17+17+13+19+13=92のあくタイプ物理技として運用ができる。
リザードンがメガシンカしてA種族値が上がっても威力は変わらない。

進化前のニューラは特性"せいしんりょく"のおかげでふくろだたきコンボが成立させやすいが、素早さが劣るため工夫が必要。

パーティによく入るポケモン

メガリザードンY

テラキオンが苦手なギルガルド・雨パーティなどに強いメガシンカ枠。
リザードンがふくろだたきをしてギミックを起動することもできる。

ドーブル

初手にエルフーン・テラキオンと並べることが多い。
どのポケモンも一切放置できないため、ダークホールかふくろだたきのどちらかのギミックが大体通る。
こだわりスカーフを持っていることが多い。

袋叩きパーティの対策

雨下のルンパッパやキングドラに上から攻撃され、テラキオンが落とされるため雨パーティに弱い。
またギルガルドも苦手な部類。これらに対処するため、後続にメガリザードンYを入れることも。
テラキオンは耐性や耐久には優れていないため、上記の雨パーティや砂パーティ(バンドリ)、こだわりスカーフランドロスなどに上から殴られるとつらい。