Tag: ハッサム メガハッサム メガシンカ むし はがね 先制技 S操作 とんぼがえり フェイント おいかぜ ファストガード
目次
基本データ
概要
優秀な耐性と特性『テクニシャン』による高火力先制技『バレットパンチ』を活かした、アタッカーとしての活躍が見込まれる。
高威力範囲技を持つニンフィア、テラキオンの弱点を上から突けるため彼らの対策として有効。
『フェイント』も覚えられる。攻撃するならバレットパンチを撃ちたいポケモンだが、範囲技エースと組ませる場合は選択肢に入る。
4倍弱点のほのおタイプの技を撃たれるとあっさり倒れてしまう為、交代や『まもる』で凌げるようなパーティを組みたい。
メガシンカも可能。火力と耐久が強化されるが、耐性と特性は変化せず 役割と使用感はハッサムと比べて大きく変わらない。
- 複数匹の体力を削れるような範囲技を持たない
- ほのおタイプのポケモン、技が非常に苦手
- 技範囲が狭めで、バレットパンチが半減のポケモンに押し負けることが多い
といった弱点がメガシンカ前後で共通しているためメガシンカさせるかどうかはパーティと要相談。
採用理由や固有の能力
- 『バレットパンチ』を特性『テクニシャン』+タイプ一致計算で威力90のはがね物理先制技として使用可能。
- ニンフィア、霊獣ランドロス、メガガルーラなどに受けだし可能な耐性。
- 優秀な耐性による繰り出し性能とタイプ一致『とんぼがえり』を両立する。
- S操作技『おいかぜ』とまもる解除技『フェイント』を両立する。
似た役割を持つポケモン
- ファイアロー:
ハッサムと同じく高威力の先制技が使えてフェアリー耐性を持つポケモン。
「おいかぜ」「よこどり」「ファストガード」によるサポートも可能。
ファイアローは元の技火力が高く対角からも攻撃できるが、その反動で大きく削れやすく短命。
ハッサムはいわなだれで弱点を突かれず、すてみタックルにも耐性があるため耐性を活かして動かしやすい場面がある。
ちなみにA特化+こだわりハチマキ+テクニシャンのバレットパンチがタイプ強化持ちのようきファイアローのブレイブバードに一歩及ばない程度の火力。 - エアームド:
フェアリー耐性を持ち、メガガルーラやランドロスの攻撃にも耐性があり、フェイントやおいかぜによるサポートが可能という点でハッサムと似ている。
エアームドはじめんタイプ無効であるため味方のじしんとも組み合わせやすく、一致技にブレイブバードがあるためモロバレル等にも弱点をつくことができる。
ハッサムの強みはバレットパンチによって先制でフェアリータイプに攻撃できる点や、ギルガルドに通るあく打点を持っている点。
技
技名 | 説明 |
---|---|
バレットパンチ | テクニシャン適用対象。高威力のタイプ一致先制技。 |
アイアンヘッド | ニンフィアに有利なはがねタイプとして採用する場合に候補になる。 サイクル戦を意識した場合にバレットパンチよりも威力が高く、ニンフィアを確定1発にできる。 |
とんぼがえり | タイプ一致の交代技。Sが低い為後攻で撃つ機会が多く、いかくをリセットしつつ攻撃しながら安全に味方を繰り出せる。 |
むしくい | テクニシャン適用対象。とんぼがえりより威力が高いため、ハッサムを居座らせたい場合はこちらが優先される。 |
はたきおとす | ギルガルド・シャンデラ・ブルンゲルなど、主にゴーストタイプへの打点。 |
どろぼう | テクニシャン適用対象。はたきおとすと違って道具の有無で威力変動がない。 メガゲンガー、メガメタグロス、じこさいせいブルンゲルなどを意識した場合にこちらのほうが威力が高い。 |
ばかぢから | メガガルーラ、ドリュウズなどへの有効打。とつげきチョッキやこだわりハチマキを持つ場合の有力選択肢。 |
つばめがえし | テクニシャン適用、対角技。モロバレル、カポエラーなどへの有効打。こだわりハチマキを持つ場合の有力選択肢。 |
フェイント | テクニシャン適用対象。優先度+2で先制攻撃しつつ、まもるやワイドガードを除去できる。他のポケモンが使うフェイントと比べて威力がそこそこ高い。 |
おいかぜ | S操作技。耐性を活かして試合中盤以降から展開することも可能。 |
はねやすめ | 優秀な耐性を活かし詰め筋になることが可能。メガガルーラや霊獣ランドロスに強くなる。 |
つるぎのまい | バレットパンチと合わせて抜きエース化する。素の耐久が高い代わりに強化アイテムを持てないメガハッサムの方が採用しやすいか。 |
ファストガード | Sが低いのでねこだましを防ぐ役割には不向き。ファイアローを苦手とするポケモンと同じパーティに採用するのであれば一考。 |
採用頻度の低い技
技名 | 説明 |
---|---|
ひかりのかべ | 特殊耐久を補強できるが味方にしてもらった方が楽。 |
かわらわり | 命中安定かくとう物理技。相手方の壁を除去できる。 |
つじぎり | 素の威力70なのでテクニシャン適用不能あく物理技。味方のきあいだめ+バトンタッチ→持ち物するどいツメで必ず急所は突ける事以外に利点は無い。 |
おいうち | 相手が交代しない場合のみテクニシャン適用あく物理技。相手が交代を選択したターンでも交代前のポケモンを攻撃できる唯一の技。対角の端にいる相手の交代に対しては発動しない。 |
アクロバット? | ひこう物理技なので対角に届く。 アイテムを持った状態の威力55=テクニシャン適用で威力82に強化される。アイテム消費後の威力は特性に関係なく110固定である。 |
もちもの
持たせる道具のカスタム性は非常に高い。
パーティに足りない要素を考えて持ち物を決めてあげよう。
もちもの | 説明 |
---|---|
ラムのみ | ドーブルやモロバレルなど状態異常をバラまく相手の前で動かしやすくなる。ねっとうによるやけども一度だけなら安心。 |
ハッサムナイト | メガシンカ用。素の火力はちからのハチマキを持ったハッサムに近しい。採用する場合は耐久+補助技の両立を活かした構成にしたい。 |
いのちのたま | つるぎのまい+バレットパンチの性能を高める火力アイテム。反動ダメージにより、弱点を突かれない相手との殴り合いで不利になる場合もあるためメガストーンとは一長一短。 |
ぼうじんゴーグル | キノコのほうし・いかりのこな等の粉技を前にして動きやすくする道具。霰パーティに入れる場合にも役立つ。 |
こだわりハチマキ | 反動ダメージはないが小回りが利かない。技範囲を広げたり、崩し性能を重視する場合に、ほのお無効の味方と合わせて採用したい。 |
とつげきチョッキ | 特殊耐久を強化し、はがねタイプが持つ耐性をより活かしやすくなる。 変化技が使えない分、相手ほのおタイプの捌き方がより重要になる。 |
採用頻度の低いもちもの
もちもの | 説明 |
---|---|
たべのこし | 場に長く残らせるなら。はねやすめと併せて大幅に回復できる。 |
くろいてっきゅう | なげつけるで威力130あく物理技になる。 |
ゴツゴツメット | メガガルーラ対策性能が大幅に上昇する。 |
オボンのみ | 体力を回復することで耐久・耐性を活かし易い。とつげきチョッキと比較して変化技を採用出来るところに価値を見出したい。 |
こうてつプレート | はがね技のみ威力1.2倍。バレットパンチの火力を上げたいときに。 |
オッカのみ | ほのお技のダメージを一度だけ半減。ねっぷうの連発には弱い。 |
調整
通常
- H-B
- H-D
- A
メガシンカ
- H-B
- H-D
- A
型考察
とつげきチョッキ型
持ち物:とつげきチョッキ
特 性:テクニシャン
性 格:いじっぱり
技構成:バレットパンチ / フェイント / はたきおとす / とんぼがえり
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 236 | 188 | 12 | 0 | 68 | 4 |
実数値 | 175 | 191 | 122 | - | 109 | 86 |
- A:191-92ニンフィアをいかく込みで確定2発
使用感
とつげきチョッキを持たせてニンフィアの繰り出し回数を増やした型。
- メガガルーラ・霊獣ランドロス・ニンフィアに受け出しし、サイクルを回すとんぼがえり。
- 相手のワイドガード、まもるを解除するフェイント。
- S操作に依存しないニンフィアへの打点であるバレットパンチ。
- ギルガルドへの打点であるはたきおとす。
と役割を遂行するための技で、技構成4枠が埋まる。
同じ構築に入れたいポケモン
- とんぼがえり・ボルトチェンジを覚えるポケモン:
参考記事では霊獣ランドロス・ストライクが該当する。
交代技を回すことで、霊獣ランドロスのいかくの発動機会を増やし、ほろびのうたパーティに対する耐性を得ることができる。
- 範囲技を覚えるポケモン:
参考記事では霊獣ランドロス・メガカメックス・ユキノオー・テラキオンが該当する。
ハッサムのフェイントで相手のワイドガード、まもるを解除して範囲技を通すことができる。
また、ハッサムが打点を持たないほのお、ひこうタイプへの圧力がないとサイクルが回しにくい為、弱点をつける範囲技を持たせたい。
こだわりハチマキ型
持ち物:こだわりハチマキ
特 性:テクニシャン
性 格:いじっぱり
技構成:バレットパンチ / フェイント / つばめがえし / とんぼがえり
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 236 | 252 | 12 | 0 | 4 | 4 |
実数値 | 175 | 200 | 122 | - | 101 | 86 |
使用感
こだわりハチマキを持たせてモロバレル、ニンフィアへの遂行速度を高めた型。
テラキオンもバレットパンチで縛ることができる。
同じ構築に入れたいポケモン
- カポエラー:
カポエラーはフェイントを覚え、ファストガードを解除できる。とんぼがえりでカポエラーのいかくを発動できる。 - メガリザードンYに受け出しできるポケモン:
参考記事ではメガチルタリスとヒートロトムが該当する。
ふくろだたきパーティのメガ枠のメガリザードンYにハッサムが弱いため、メガリザードンYをおいかぜでサポートするプランに後出しから対処できないと、ハッサム採用がふくろだたき対策として成立しない。
メガシンカHA型
持ち物:ハッサムナイト
特 性:テクニシャン → テクニシャン
性 格:いじっぱり
技構成:バレットパンチ / つるぎのまい / はたきおとす / まもる
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 252 | 252 | 0 | 0 | 4 | 0 |
実数値 | 177 | 200 | 120 | - | 101 | 85 |
メガシンカ後 | 177 | 222 | 160 | - | 121 | 95 |
使用感
ガルーラスタンのメガガルーラ・ニンフィアを起点につるぎのまいを積む型。
はがねタイプのメガシンカでニンフィアの対策兼終盤の詰め筋に使われるポケモンにはメガクチートがいるが、
メガハッサムはじめん技が等倍であるため、霊獣ランドロスのじしんが有効でない点、
S操作によらずニンフィアを縛ることができる点、安定したギルガルドの打点の採用しやすい*4点が優秀。
一方、範囲技・いかく・瞬間火力がないという欠点があるため、メガクチートより扱いにくい。
積みの起点になるポケモンが多い環境か見極めて使おう。
同じ構築に入れたいポケモン
構築サンプル集
通常
メガシンカ
その他情報
入手方法
進化前のストライクはXYで捕獲可能。ハッサムも含めORASでは出現しない。
タマゴわざについて
「ファストガード」はシュバルゴから遺伝可能。
関連ページ
参考リンク
えだあずきさんのBVがあります。
コメント
- 似た役割を持っているポケモンにエアームドを追加しました -- 秋桜? 2021-12-06 (月) 11:18:56
- 採用率の低い技・持ち物を纏めて畳み、怪しい記述を修正、採用率が低すぎるものは削除しました。 -- なわたけい? 2022-10-04 (火) 20:11:37