【試練のケモノたち】

Last-modified: 2019-07-01 (月) 13:49:16

概要

Ver.3.5後期に公開された最後(の予定だった)レベルキャップ解放クエスト【正義の心 宿りし時に】で立ちはだかるボス群。
【聖光教主】が、光導使によって引き出された主人公の勇気慈愛英知希望を試すために作り出された。
討伐リストによれば、聖光教主の持つ勇気、慈愛、英知、希望を具現化したものだという。
 
姿はこれまでのクエストシリーズで討伐対象となったモンスターたち計5匹。ただし【封魔フォーゲル】の代わりに【れんごくちょう】が入っている。
なおすべて図鑑に載るため、Ver.3.5後期ではみやぶりたいなら5匹分全てやる必要があった。特に勇気の獣は甲乙2種類いるため間違えないように注意。Ver.4.0からは【みやぶる】の仕様が変更されて自動化したのでその心配はない。
 
実装直後は難易度の高さから流砂の隠れ家の前にプレイヤーの死体が山積みになり、久々にザオ詠唱の光景も見られた。
事前情報なしの初見プレイでは苦戦する可能性が高かった。一方でしっかり対策すればちょっと苦戦する程度なので、事前情報の有無により体感的な難易度は左右されることとなる。
あまりにも強すぎたために、ライトユーザーたちから「倒せない」「クリアできない」といった意見が多数寄せられ、クリア率も低かった事から、やむなくクエスト実装からわずか8日目にして【難易度選択】が解禁されるという異例の措置が取られる事となった。

行動

勇気のケモノ・甲(【ずしおうまる】

勇気のケモノ・乙(【ブルサベージ】

慈愛のケモノ(【スライムベホマズン】

英知のケモノ(【セルゲイナス】

希望のケモノ(【れんごくちょう】

攻略

一気に5体を相手にする上に、いずれも単体攻撃・全体攻撃共に極めて強力。
密集しているので範囲攻撃をかわすのも困難な上、更にいなずまで動きを止められてしまえば、そこから一気に全滅となりかねない。一撃死する技がないが、それだけに【聖女の守り】がほぼ意味を成さない。
また、全ての敵がおびえ、笑い、封印に無効またはそれに近い程度の強力な耐性を持っている。
 
有効とされる職の詳細は後述するが、【戦士】2人と【僧侶】2人または僧侶+サブヒーラーがオススメの構成とされている。
特に回復役は攻撃が激しい関係で僧侶1人では心許ないので、2人以上いたほうが無難。
2人目の僧侶の枠には【占い師】【賢者】を入れるのも手。旅芸人でもよい。
いずれにせよサポ攻略の場合はまず慈愛のケモノにサポの攻撃対象として誘導するため、アタッカーだと動きやすい。
 
戦闘に入ったら、まずは慈愛のケモノから集中攻撃する。
慈愛のケモノは他の敵に比べるとHPがやや低めなので火力を集中させればすぐに倒す事が出来る。
ベホマズンが見えたら自操作のキャラが【スタン】【ふっとび】の技を使えるなら止めるのがベターだが、慈愛のケモノはMPが90しかなく、消費MP48のベホマズンは一度しか唱えられないので気にせず攻撃を続けても構わない。
頭数を減らす事が出来れば一気に楽になるので、1体ずつ攻撃した方がいい典型的な例と言える。
 
慈愛のケモノさえ倒してしまえば、後は回復重視の立ち回りをすれば問題なく倒せるはず。
ただし攻撃が集中すると事故が発生する事はあるので、回復役の片方が倒れてしまった時は、攻撃を中断してでもせかいじゅの葉などで蘇生に走ったほうが良い場合もある。
慈愛のケモノを倒した後の順番は基本的にどれからでも構わない。
勇気のケモノ・乙のマヒは厄介だが守備力が高くて物理攻撃だと少々倒しづらい。基本的には倒しやすい相手から順に倒していくのがいいだろう。

職毎の特筆事項・相性など

以下の記載はいずれも「強い」時のもの。

共通

敵の攻撃は呪文攻撃が主なので、攻撃呪文対策をしておくといい。
また、可能であればマヒ対策もしておくといいだろう。
いてつくはどうがないので各種強化特技・呪文が有効となりやすい。
バイキルト役がいない構成で自己バイキのない物理アタッカー職を入れる場合は【武刃将軍のゆびわ】を活用しよう。

戦士

高守備力と【真・やいばくだき】によるダメージ軽減が特に有効。
また、【チャージタックル】で呪文の詠唱を止めやすいのと、元々軽い希望のケモノに加え、慈愛のケモノを押し合いにより止めやすいのもポイント。
ただ、サポート仲間の場合は真やいばの対象が思った相手にしてくれない事がある点と、対象のばらけやすい【プラズマブレード】を使いたがる点には注意。
実装当初に比べると属性ダメージに強い【降魔のよろいセット】を着ている人が増えてきたので、呪文対策に雇っていくのも手。
なお、勇気のケモノ・甲は全ての属性攻撃に耐性を持つので、使用武器によって倒す順番を臨機応変に変えていった方がいいだろう。

僧侶

回復役として必要不可欠な職。ただし先述の通り聖女の守りが有効になりづらい戦闘なので、パーティ全体の被ダメージを減らす手段は乏しい。回復役を増やすかダメージを減らす手段を持つ職業と併用しよう。
余裕があれば【スクルト】【スペルガード】等を使って少しでもダメージを減らすように立ち回ろう。

武闘家

スタンに耐性は一切なく対複数の相手なので特に【一喝】が輝く戦闘となる。
元々一喝は【必殺チャージ】率が高く、1発では即死しない攻撃が多いので「一喝の閃き」持ちの人ならばそこそこの頻度で必殺チャージが発生し、敵全体の動きを止める事が出来る。
また、ツメの場合は単体に集中攻撃させやすいのもポイント。
ただしツメを持ったサポート仲間が勇気のケモノ・乙をターゲットにすると【ウィングブロウ】を連発しがちになるのが難点。

賢者

各種回復行動に加え【いやしの雨】【きせきの雨】による被ダメージ対策、【マホステ】による呪文無効を持つためサブヒーラーとして適任。
ただしサポート仲間の場合、特に序盤は攻撃が激しく、各種雨系の特技よりベホマラーを優先しがちなので、被ダメージ対策の出来る職業と併用して使う間を作らせるか、自分で操作しよう。

どうぐ使い

敵の攻撃のほとんどが攻撃呪文なので【マジックバリア】が特に有効。
余力があれば【磁界シールド】【メディカルデバイス】を使ったり、ラリホーマで眠らせるといい。
サポート仲間では思ったように行動してくれない可能性が高いので自操作向きの職業。

占い師

回復も攻撃も各種タロットでこなせる上に、【世界のタロット】による範囲スペルガード、【星のタロット】【月のタロット】による状態異常が有効なため、活用すれば有利に立ち回れる。