【会心必中】

Last-modified: 2024-04-10 (水) 16:01:32

概要

【戦士】必殺技
【会心の一撃】を、必ず相手に当てるという夢の大技。
武器をも捨てて拳に力を溜め、渾身の一撃を相手に見舞う。どんな武器を持っていても相手を殴り飛ばす。
分かりやすいシンプルな技だが、Ver.6.3で新必殺技が実装される以前は唯一の「攻撃のみに重点を置いた必殺技」だった。
ちなみに現在の仕様だと会心の一撃自体はどの技で出しても必中。それ故という訳ではないが、通常の会心の一撃と比べて後述するような強化が施されている。

効果

対象とその周囲4m以内の相手に会心の一撃を与える。準備時間3.2秒、ダメージ上限は9999。
特技倍率は7倍だが、必ず会心の一撃になる関係上、以下の2つのうち高い方が基本のダメージとなる。

  1. 通常攻撃の8.4倍×150%のダメージ(攻撃力が変動する状態変化、敵の守備力の影響を受ける)
  2. (元々の攻撃力±5%程度)×150%のダメージ(攻撃力が変動する状態変化、敵の守備力の影響を受けない)

種族特効や宝珠補正などの与ダメージ増加枠の補正は150%の部分に加算される。
極端に守備力が高い敵以外に対しては基本的に1式が適用されるので、実質的に通常攻撃の12.6倍(極意Lv6込みで17.64倍)という破格の威力になる。
属性武器やフォースで攻撃に属性が乗っていた場合も、その属性に対応する補正を受ける。
【テンションアップ】状態でもダメージは増えず、テンションも消費されない。
 
通常の会心の一撃と同様に【メタル系】の防御特性を無視し、【会心ガード】並びに【会心完全ガード】によって防がれるが、会心の一撃とは異なり【打撃完全ガード】【ダメージ完全ガード】を無視できる。
 
【ぼうぎょ】【大ぼうぎょ】などのダメージ割合カットは通常通りに適用され、軽減される。
敵の【やいばのぼうぎょ】中を攻撃すると反撃を受ける点も他の物理特技と同じ。
 
また、【戦士の証】・ゆうかんスキルの「たまに2回攻撃」が適用され、追撃が発生することがある。
【源世庫パニガルム】の源世の恵みで得られる常時2回行動も有効。必殺チャージ率+10%の効果と併せて使うとかなり強力だが、モーションの長さには注意しよう。

戦士の閃き

1Lvあたり必殺チャージ率が+0.5%され、Lv6で+3.0%となる。
宝珠は【さそりばち・強】【ホワイトパンサー】が落とす。

会心必中の極意

1Lvあたり会心必中の威力が+10%され、Lv6で+60%となる。
宝珠は【メタッピー・強】が落とす。

変遷

Ver.1.0~2.0

実装当初はDQ9の同名の必殺技に準拠した性能で、対象は単体のみ、威力も通常の会心の一撃同様のダメージしか与えられなかった。
 
証の効果が乗るようになったり(Ver.1.2から)、対象に確実に命中するなど差別化こそ行われていたものの、実質的な性能としては通常の会心の一撃と変わらず、必殺技としては他職に見劣りする性能で戦士の不遇を絵に描いたような必殺技となっていた。

Ver.2.1前期

範囲化・ダメージアップ(ダメージ1.5倍)の調整を受けた。
与えるダメージは「通常攻撃の会心の一撃と同じダメージ×150%」で、種族特効や宝珠補正などの与ダメージ増加枠の補正は150%の部分に加算される。
【蒼天魔斬】【オノむそう】【渾身斬り】の強化とバランスをとったものと思われる。

Ver.2.3後期

この直前の時期まで、コロシアムにおいては復活直後などの無敵時間や【会心完全ガード】を貫通できていた。
が、発動率が低いとはいえさすがに凶悪すぎたのか、コロシアム内においてはこの効果は削除された。

Ver.3.0前期

【達人のオーブ】で会心必中の極意が登場。ダメージが+3%(Lv5で+15%)される。
ただし会心必中の効果自体が「会心時のダメージ+50%」とされているようで、実際は通常の会心の一撃の1.65倍に留まる。

Ver.3.5

【プラチナキング】対策という新たな使い道ができた。
両手剣しか武器スキルを振ってないと【ばくれつけん】ぐらいしか対抗策がなく、長期戦になってしまうのでこれだけの為に会心必中の閃きを入れるのもアリ…なのかもしれない。オノを持てば解決する話になってしまうが…。

Ver.5.2

宝珠システム改修に伴う宝珠格差是正が行われ、会心必中の極意が+3%から+10%に大幅上昇(Lv6で+60%)。
ここまで来ると会心の一撃の2.1倍のダメージとなるので、状況次第では単体相手にも採用の価値が出てくる。
特にサポートが出してしまった時のガッカリ感の緩和と、範囲火力に乏しい片手剣が範囲火力の一環として使いやすくなった二点が恩恵として大きいだろう。

Ver.5.2.3

この技に直接関係はないが必殺チャージ時に各種恩恵を受けられる【魔犬の仮面】が登場。チャージ率の高さが利点に働き、戦士の自己強化手段の乏しさを補える手段が増えた。

Ver.6.2

必殺技全般にテコ入れがなされ、特にこの技に関しては効果範囲の拡大に加え、ダメージが大幅に強化された。
オノや両手剣を使えばカンストダメージも見えるほどであり、演出の長さを補うに十分な威力になった。
なお、従来の仕様では「通常攻撃の会心の一撃と同じダメージ」を与えるものであり、ほとんどの場合において守備力貫通タイプの会心の一撃になっていた。
ただし今回のアップデートで会心の一撃に7倍の特技倍率が追加されたため、よほど守備力が高い敵でない限りは攻撃力が変動する状態変化や敵の守備力などの影響を受けるようになった。と言っても元より桁違いの強化を受けているので以前と比べれば問題にさえならないが。
また必殺技発動中のカメラ操作が可能になったため、ログを確認しなくても自分の与ダメージを見られるようになった。
 
2022年6月21日の【ドラゴンクエストX TV】において、【安西D】は「倍率が1倍から7倍になる」という説明をしていたが、これは特技倍率のことを指していた模様(特技倍率7倍×会心補正1.2倍で8.4倍ダメージとなる)。
そのため、単純に従来の7倍の威力になったわけではなく、与ダメージ補正150%が700%になったわけでもない。
 
この時点では単発の技としては間違いなく最強の技となったが、続くVer.6.3で他の職業にも似たような超倍率の必殺技がゴロゴロ登場した。とりわけ【ラッシュバーン】は最大ダメージや単体相手の倍率では比較にさえならない。
とはいえあちらはランダム4回攻撃、こちらは範囲攻撃なので、限定的な状況ではあるが敵が多数存在するような混戦においてはこちらもまだ強い。そもそもCTのあるなしで大違いで必殺チャージ率も高いので無理に比べる必要はないだろう。

Ver.6.3

宝珠「会心必中の閃き」の名称が「戦士の閃き」に変更された。

【すごろく】

【パルプンテ】マスおよび【ヒューザ】の孤高の剣技で発生。次の戦闘時の攻撃が会心の一撃に、呪文は必ず暴走するようになる。マップ上の特技では消費しない。