概要 
DQ6とモンスターズシリーズに登場するモンスター。
ワンド(wand)は杖のことで、公式ガイドブックでは上位種の【デススタッフ】と同様「魔杖属」とされている。
邪悪な意思を持つ魔法の杖のモンスターと思えば良い。
白く細長い骨の身体(?)の先端にゾンビのような骸骨顔が付いており、言うなれば魔封じの杖を白骨にしてそこに短い腕を付けたような感じ。
DQ6 
【湖の穴】、【牢獄の町】周辺や【嘆きの牢獄】周辺に現れる。
守備力・呪文耐性共に高く、細長い体を活かして集団で現れては【こおりのいき】や【ルカナン】を使ってくる強敵。
特に、嘆きの牢獄周辺では最大6体で現れることがあり、ブレスやルカナンを連続で喰らうことも多い。
とは言え、氷の息もルカナンも【制限行動】なのでそれぞれ1グループあたり2回までしか使用しない。
上位種みたいに無制限にブレスを吐くような理不尽なことはしないのが救い。
呪文は効きにくいが、【デイン系】と【ルカニ】、【マホトーン】は有効。
【ギガデイン】なら即死か仕留められずとも瀕死にまでは追い込めるので、余裕があるなら【まわしげり】と併せて使おう。
【ギガスラッシュ】なら一発で倒せる。
骨のような外見だからか【ゾンビ系】なので【ゾンビぎり】も有効。
また、ゾンビ系に反応しているのかAIはコイツを見るとやたらと【グランドクロス】を打ちたがる傾向があるが…実際はバギ系強耐性なのでダメージはイマイチでかなりMP効率が悪い。
落とすアイテムは【マジカルスカート】。
【スライム格闘場】ではHランク1回戦に2匹組で登場。氷の息とルカナンで全力でこちらを削りにかかる。
氷の息は耐性を整えてくればさほど脅威ではないが、両脇の【ラストテンツク】×4を倒すのに手間取っているといつの間にか守備力0にされ、そのまま撲殺されることも珍しくない。
さすがはHランクである。
DQM1,2 
こちらではちゃんと物質系。
魔法使いの持っていた杖に命が宿ったモンスターだが、イル・ルカの図鑑だと、持ち主の魔法使いとケンカ別れしたとのことである。
物質系とドラゴン系を配合すると生まれるので、比較的簡単に作ることができる。
攻守に優れ、【レミラーマ】や【キアラル】といった珍しい特技を覚えるほか、本編でこちらを苦しめた冷たい息も覚える。
DQM1では鏡の扉に出現。やっぱり氷の息を吐いてくる。
PS版では【キャットフライ】を血統に配合すると【ねこまどう】が、【クラブマン】を血統にすると【イカずきん】が生まれる。
テリワン3D 
久しぶりに登場。物質系のCランク。
野生の個体はしれんの扉、さいはての扉、たくらみの扉に出現。
【いどまじん】×【ナイトウイプス】などの位階配合で作ることができる。
スキルは「レッドファイター」。
特性は【スタンダードボディ】、【みかわしアップ】、【呪文会心出やすい】、+25で【いきなりインテ】、+50で【ヒャドブレイク】
イルルカ 
【新生配合】で【ときどき冥界の霧】、【メガボディ】化で【AI1~3回行動】、【ギガボディ】化で【ヒャド系のコツ】を習得。
ヒャド系に秀でた特性なのは、本編で氷の息を使っていたからだろうか。
また、オリジナル版で「持ち主の魔法使いとケンカ別れした」という図鑑説明なのは前述の通りだが、今作で何とそのケンカの原因が「扉のつっかえ棒にされたこと」だと判明した。
ただし持ち主が誰なのかは已然明かされず。
DQMJ3P 
無印ではリストラされたがデススタッフを引き連れ復帰。
【魔王城】に野生個体が出現する。
出現が裏シナリオ終盤とだけあって使用特技は【かがやくいき】に【絶対零度】と凶悪。
所持スキルは【ナイトメア】、【かしこさアップ】、【休みガード】。突然変異個体は【休みガードEX】を持つ。
【魔王軍の残党】個体がセンタービル30階にいる。
絶対零度や死の踊り、【ドルマドン】、【イオグランデ】を使うが、印象に残りにくい敵。
蒼天のソウラ 
15巻で【魔公子イシュマリク】が【エクステンション・ライン】
で【オーガソルジャー】が自陣の武器を媒介に生成したモンスターとして登場。
同じくエクステンション・ラインで自陣の武器から生成した【ひとくいサーベル】、【キラースター】と共に【ソウラ】を包囲した。
しかし他2匹と比べて活躍の描写はほぼなく、どういう行動をとっていたかは不明。