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【チート】

Last-modified: 2019-07-13 (土) 05:57:40




概要 Edit

英語ではcheatと綴り、「だます」「ズル」といった意味を持つ。テストでの「カンニング」の意味もある。
また「チート」の文字を繋げると漢字の「升」(ます)に見えることから、ネットスラングで「升」と表現されることも。
ゲームでは「改造行為」とほぼ同義であり、「改造コード」や「セーブデータ改造ツール」を使い、通常プレイではありえない、もしくは限りなく再現が難しい状態を作り出すことが主。他、DQ9や過去のモンスターズシリーズなど現在では配信サービスが終了してしまい、入手が困難な限定コンテンツを解放する目的にもこうした改造ツールが使われる場合がある。これらの行為を行う者を「チーター」という。
これらの改造行為を行うためにはゲームの内部を覗く解析行為も必要であり、チートとは密接な関係にある。
 
また、その他の派生した意味として、バランスブレイカーとなるほど強力な性能を持つもののことを指すこともあり、その際にはチートキャラ、チート武器などといった使い方がされる。
もちろん正規のプレイでも利用できるので問題はないのだが、慣れてきたらこういったものを初心者救済用と割りきってあえて使わずにプレイするのも一興である。
こういったキャラや武器などは次回作以降もしくはリメイク版で弱体化される場合が多いが、中にはリメイク版で余計に強化されたケースもある

DQシリーズにおけるチート Edit

例えば、GBC版DQ3では解析により未使用のDQ4のメダルデータが発見され、それを見るための手順も公開されている。
それに伴い没になったモンスターが確認され、当辞典にもそれらのモンスターについて記述されている。
他にはSFC版DQ5の【ひとしこのみ】など解析により発見された裏技もあるが、その有益性などから問題とされることは無い。
 
FC版のDQ1やDQ2の【復活の呪文作成プログラム】が、DQシリーズにおけるチートツールの先駆けと言えるだろう。
FC版DQ1の発売直後よりプログラミングの知識を持つゲーム雑誌記者が【復活の呪文】のシステムの解析を始め、例えば『マル勝ファミコン』1986年創刊11号には、主人公のパラメータや持ち物を自由自在に設定した復活の呪文を出力できるファミリーベーシック用のプログラムリストが掲載された。
当時はまだこの手のツールやその利用について現在のようなアングラなイメージは薄く、またエニックスも雑誌掲載を認めるなど、現在では考えられないような牧歌的な時代であった。

問題となるケース Edit

通信要素の無い作品においてのチートは、あくまで個人的な楽しみ方であって、不具合が起きても自己責任、として問題にはならない。
しかし携帯ゲーム機など他の端末との通信機能を備えるゲームの場合、この機能で不正に改造したチートデータを他人に配布することができてしまう。特にニンテンドーDSや3DSでは【すれちがい通信】によってチートデータを不特定多数にばらまくことができてしまうのが問題となった。
またDSのように、DLCが配信できるがあまり大規模なパッチを当てる事ができないような携帯ゲーム機では、後々配信する予定の限定データが最初からソフト内に保存されており、インターネットでサーバと通信した際にそのDLCが解禁条件を満たしているかをチェックし、OKならばそれを解禁(アンロック)する形をとる場合が多かった。
そうした正式解禁前のデータをチートによって取り出し、すれちがい通信などによりばらまく行為が特に問題とされた。
DQシリーズにおいてはDQ9で未配信の【大魔王の地図】のばらまき行為が横行して一気に表面化し、その後モンスターズシリーズでも問題となっている。
当初は改造ツール(PAR)がなかった3DSも2013年に登場・発売されてしまい、それまで改造とは無縁だったテリワン3D、2014年に発売されたイルルカ以降や3DS版DQ11においても、チートデータのばらまきが横行するようになった。
 
据置機、特に大容量のHDDを備えている機器の場合は、追加コンテンツをデータごとダウンロードすることも可能なので、その手のデータはソフト本体には含まれていない場合が多く、問題にならない。

DQ9 Edit

未配信の大魔王の地図・追加クエスト・配信限定アイテムを【マルチプレイ】【すれちがい通信】で無差別に配ることが可能なことから、純粋にゲームを楽しむプレイヤーへの迷惑行為とされ、ある種のウイルス状態となっていた。
スクウェア・エニックスでも未配信のボス地図などへの警告を公式サイトに掲載するほどの事態となった。
特に、リッカの宿屋関係の配信クエスト、マルチプレイ時に改造コードが有効な状態だと不具合が起こりやすいらしい。
他にもマルチプレイでホスト側が改造コードを用いているとそれがゲストにも適応されたり、ばらまかれた地図や配信アイテム自体が改造された物という場合もある。
現在は【すれちがい通信】が殆ど無いが、通常プレイでは発生しないレベル0もしくは100以上の魔王の地図や、プラチナキングオンリーの地図などがこれに該当する。

DQ10 Edit

オンラインゲームでのチートは規約違反となる不正行為であり、ゲームから追放されるだけでなく刑事事件となることもある
詳しくはこちらを参照。

DQ11(3DS版) Edit

改造された【ヨッチ族】が出回っている。詳しくは当該項目へ。
なお、本作はROMのバージョンによってはチート対策が搭載されているらしく、該当バージョンはチートコードを入れても反映されないようになっている模様。
更には、コードを入れると強制的にセーブデータが削除されるようになっているバージョンもあるとの報告がある。

モンスターズシリーズ Edit

DSではWi-Fiを介して知らない相手と自由に対戦できるようになり、DQ9の影響もあってすれ違いも盛んなDQMJ2、DQMJ2Pで特に顕著だった。
公式配信前の限定モンスターや、不正入手したレアモンスターがすれ違いや見知らぬ対戦の場に横行した。
宝の地図同様すれ違いによる二次配布が可能であり、同じくウイルスと化している。
またDQMJ2以降では枠を無視したパーティー構成(【ギガボディ】持ちを2体同時出しなど)で見知らぬ対戦に参加するなどやりたい放題。
スキルが全て攻撃力アップSPで構成された【海王神】も横行していたが、こちらは弱点があるものの、同スキルを2つ以上所持不可能なのでチートである事は変わりない。
一時は世界選手権でも明らかなチーターが上位に座っていた。
DQMJ2Pでは上位入賞者のモンスターをスカウトすることもできたのだが、モンスターの親が明らかにおかしいなどの問題が発生、公式サイトで不正データへの対応を行った旨の報告と謝罪がなされた。
 
3DSでは顕著なのがイルルカの【ふしぎなカギ】で、改造行為によってライブラリのモンスターや称号欄をコンプリートし、当時正式配信前だった【配信限定モンスター】【ニジゴロン】【かみさま】など)がすれちがいによってばら撒かれたり、改造行為によって作られた自作カギ(メタルの○○の鍵や伝説の○○の鍵など)も同時にばら撒かれるなどの被害が頻発するようになった。
DQMJ3ではすれ違い通信によって【キングスペーディオ】【デモンスペーディオ】等の配信モンスターのばらまき行為、そしてそれを配合に使う事によって作られたモンスターを見知らぬ対戦で使う等の行為が横行していた。
不正改造のモンスターは一見分かりづらいが、すれ違いで入手したモンスターは必ず+値や親をチェックするようにしよう。DQMJ3では配信日付が記録されており、それがソフトの発売よりはるか以前の日付になっていたりするのですぐわかる(3DS本体の時計をいじっただけの可能性もあるが)。
不審な点があれば、大切な手持ちの魔物と配合する前にさっさと別れるが吉。

公式チート Edit

これまで説明してきた内容とは意味合いが多少異なるが、ジョーカーシリーズやテリワン3Dの世界選手権に登場する公式チームがこのように揶揄される場合がある。
世界選手権のランキング集計がスタートする月曜日や、既にスタートしている大会に途中参加した場合は、運営が用意した公式チームとの対戦になるのだが、J2無差別級における攻撃力が異常に高い【ヘルクラウド】をはじめ、各シリーズとも限界値を無視したモンスターが多く登場する。
特に無差別や高ランクの4,5回戦ともなると、各ステータスが限界値を優に突破しており、HPに至っては数倍は下らないという運営スペックで襲いかかってくる。
そのため公式チームのモンスターは、姿形と特性以外は別物と考えた方が良い。
彼らに勝つためには、事前の対策と相当の実力、そして時の運が必要不可欠である。
また、イルルカでは運営のパーティの中にルールを無視した編成のものがあり物議を醸した(具体的には、同じモンスターを2体以上入れてはいけないルールなのに【あばれこまいぬ】が2体入っているパーティがあった)。
 
他には、ストーリーや配信などで登場する以下のようなインチキ仕様をもった敵についても公式チートと言う事がある。

しかし、こちらのステータスや特技、行動回数も作品を追うごとにインフレしているので、やられる前にやってしまおう。
特に、【新生配合】【超生配合】で特性を自由に付け替えられるようになったイルルカからは、完封してしまう事も可能になっている。
ちなみにスーパーライトでは、上述の「限界値を無視したステータス(特にHP・MPと素早さ)」「本来持っていないはずの特性を持っている」等に加え、

  • 1ターンに複数回行動する敵が2回目以降の行動でも特技を使用する(本作はDQMJ1同様、一部のモンスターを除き2回目以降の行動は通常攻撃しか出来ない)
  • その種族が絶対に覚えられない特技を覚えている
  • 特技の威力やダメージ倍率が弄られている。補助特技の場合は効果そのものが本来と異なる仕様になっている(記事で言及されているものでは【クリムゾンミスト】
  • 耐性がその種族本来のものと大きく異なっている
  • 1戦闘につき1回しか使えない特技を2回以上使用する

といった敵のインチキ行為が雑魚・ボス問わず、そしてステージの難易度を問わず常態化しており、そちらから入ったプレイヤーなら大して驚くこともないだろう。
上述したようなケースとは逆に、プレイヤーに有利な方向で性能がいじられている敵もいる(DQMJ3に於ける、野生モンスターの状態異常攻撃が絶対に発動しない仕様など)。
 
戦闘以外では【グレートライダーズカップ】のCOMの性能も公式チートと言える。

リアルチート Edit

通常の「チート」とは異なり、この場合は一転して褒め言葉として使われる。
常人には到底不可能なことをやってのけた、あるいは多分野に渡って高い実績を残した、実在の人物のこと。
もちろんその功績は本人の実力であり、通常のチートとは異なり改造などをしていたわけではない(というかリアルでの出来事なので改造も何もできるわけがない)。
しかしながら、本人の能力や実績がまさにゲームで言う「チートを使わなければ得られないほど」であるため、
本人の才能や努力によってそれだけの実力を持つに至ったことを称えてこう呼ばれる。
 
ドラクエ関係者では【すぎやまこういち】が、その輝かしい実績から「リアルチート」と呼ばれることがある。
 
なお「リアルチート」が賞賛の意味で使われるのは日本だけであり、英語圏では文字通り「不正を働いて実績を得た者」という意味になってしまうため、英語圏の外国人に対してはあまり使わない方が良い。あくまでスラングなのだ。

チートバグ Edit

出鱈目なデータでメモリを破壊するチート行為を行い、ゲームの台詞やグラフィックなどをわざとおかしくするというもの。
ゲームの不具合である通常のバグとは異なり、意図的にゲームを歪めて変な現象を引き起こす行為である。
動画サイトなどでチートバグを行った動画を見かけることがあるが、これらはゲーム自体が内包する本来のバグとは異なるので混同しないように注意。
ただし、笑いどころを作るために意図的なバグに本来のゲームの仕様(バグやツッコミどころ)を折り混ぜて、仕様をあたかも「チートバグの影響によるもの」に仕立て上げるというテクニックも存在する。
動画のコメントも一緒になってボケるという場合もあるため、油断は出来ない。
 
なお、チートバグの界隈には用語があり、中には実際ゲーム本編にて確認出来る台詞(例えば、4の夜の【モンバーバラ】の劇場の客の台詞「さあさあ 歌と踊りの楽しい夜を!」か「ひまなやつらが おおいぜ!」、5の【工事中の神殿】の奴隷仲間の台詞「おめえはよお 考えが甘いんだよ!」、6の【ムドーの城】へ向かう際の【ミレーユ】の台詞「さあ 吹くわよ!」等)がそのまま用語になるパターンも存在する。5のエラーメッセージ【エラーデス!!】も用語になっている。
また、4のBGM【のどかな熱気球のたび】や5のモンスター【プチイール】等、台詞ではないがチートバグの界隈でネタになったものも存在する。
しかし、これらはそのチートバグがなければ有名になりえなかった台詞でもあるので、そういったものも【TAS】等の他の界隈には持ち出さず、極力チートバグの界隈だけでの使用に留めた方がいい。

なお、3(特にFC版など)のデータを、バイナリエディタを使って、ラスボスの【ゾーマ】撃破後にも、【ルーラ】【キメラのつばさ】を使って【上の世界】に戻ることができるように改造した場合にも、ゾーマ撃破後の上の世界では、城が消滅していたり、住人の多くはモンスターが人間などに化けたものになっている、などといったチートバグが発生する。