由来は英語の「flood(洪水)」。
魔法としての初出はFF11。
関連項目
→アクア系:アクア/アクアラ
→ウォータ系:ウォータ/ウォタラ/ウォタガ(ウォータガ)/ウォタジャ
→フラッド
FF4(海外版)
FF6(GBA版)
GBA版で追加された攻撃魔法。敵全体に水属性のダメージ。効果値100、消費MP60。
モンスター版リヴァイアサンを倒すと手に入る追加魔石「リヴァイアサン」から倍率2倍で覚えることができる。
必中、リフレク無視、魔封剣無効。魔防は無視しない。
水属性攻撃の比較
- 青魔法だいかいしょうは効果値50。消費MP30、非必中(ヒット値150)。
- 青魔法アクアブレスは効果値71。消費MP22、非必中(ヒット値150)。
- ビスマルク召喚のバブルブロウは効果値58、消費MP50、必中。
- リヴァイアサン召喚のタイダルウェイブは効果値130、消費MP70、必中。
常時魔封剣状態の強化イエロードラゴン戦(水属性弱点)で使える。
魔封剣の影響を受けない魔法として、威力は魔防無視のメテオの方が大きいが、イエロードラゴンは水属性が弱点だからフラッドの方が与ダメージは大きくなる。
- メテオはオーディン(×1)のほか、竜の巣に行ける条件を満たしていれば必ず手に入っている魔石ジハードからx10の倍率で習得できる一方、リヴァイアサンもファルコン入手後船に乗れば遭遇できるため、手っ取り早く取得できる。
狂信者の塔に出現する魔法レベル70(ブラックフォースの同系)は、常時リフレク状態に加えて水属性を弱点とするので効果的。
水属性自体があまり需要もなく、アルテマがあれば使われない。せっかく追加されたのに、やや不遇である。
- 水属性攻撃(大海嘯・水遁等)の中では最もグラフィックがキレイだと思う。
グラフィックは滝。色的にも他の水属性技と違い、青色ではなく水色が主体なので涼しげでよろし - レベルと魔力が上がってくるとアルテマだけではつまらなくなってくるので、
機械系モンスター掃討には是非活用を。
アルテマを取得するまでは主力として使える他、ウイークメーカーで水属性弱点にするコンボ的活用が可能。
アルテマ取得後も上記の強化イエロードラゴン等特定の相手に出番がある。
SFC版・PS版までのFF6での水属性攻撃はアクアブレスや大海嘯、水遁などのアビリティ系統であった。ウーマロ以外のPC全員が手軽に水属性攻撃が行えるようになったので、GBA版では水属性攻撃の敷居が低くなった。
- 既存のアクアブレスや大海嘯のほうが消費MP面で単純な燃費は良い。
燃費もスリースターズを入手してしまえば、意味が無くなってしまう。
フラッド自体がクエイクやメルトンみたいに、敵味方全体に効果を及ぼす魔法だったら、アクアブレス、大海嘯、水遁のお株の奪われ具合も緩和できた。
- そうなったら今度は水属性を吸収するカッパ防具がある。
- 敵味方双方に水属性ダメージだった場合、誰でも習得出来る代わりに味方にも被害が及ぶデメリットも付く。
しかし、カッパ防具を装備することで敵はダメージ、自分は回復という戦術を生み出せるし、カッパになる以外の活用法も生まれる。- 逆にいえばそれは使用者が片手・頭・体のどれかをカッパ防具で犠牲にしなくてはいけないという事になる。
「そんなのは嫌だ。だけど水属性の攻撃がしたい。」と思ったら使用者が限定されるが、水遁、アクアブレス、大海嘯に出番がくる。
こういったジレンマを抱えさせる事で、それぞれの水属性の魔法や特技の住み分けやバランスを取る事が出来る。
- 逆にいえばそれは使用者が片手・頭・体のどれかをカッパ防具で犠牲にしなくてはいけないという事になる。
- 使用者が限定される大海嘯などには魔防半減、使用回数が限定されるタイダルウェイブには魔防無視をつけるという手法でもいいかも。
FF11
黒魔道士が使用可能な黒魔法で、「古代魔法」と呼ばれている魔法の一つ。
精霊魔法に分類される。
対象に水属性ダメージを与え、さらに雷属性に対する耐性を低下させる。
消費MPがとても高い上にMP効率も悪いが、敵に与えるダメージは習得レベル帯ではトップクラス。
「フラッド」と「フラッドII」が存在し、フラッドIIは上記の特徴を受け継ぎつつも、
MP効率が改善しているなど性能が上昇。PCが使える魔法の中でも最強クラスの威力を誇る。
FF14
幻術士が使用可能な結界魔法。
……であったが、ファイア、ブリザド、サンダー系が黒魔道士に移行された際に、同時に削除された。
新生では、敵専用魔法として復活している。
DFF
バッツ
地上HP攻撃。基本的な性能はティナと同じ。
魔法バリアの追加効果(小)が付くのだが、何故かHPダメージカットの効果もある。
ちなみにティナの連続魔フラッドを真似ているようだ(手元に水泡が現れない)
UT版では、ティナよりも射程短縮&HPダメージカット削除の調整が行われた。
ティナ
地上HP攻撃。
エクスデス道場で頻繁に使った人も多いだろう。
敵の足元から接触相性の無い(=相殺・弾き不可能)水柱を噴き上げるHP攻撃。
相手の現在位置に発生するので使いやすく、一発→一呼吸置いて二連発と出るため回避しづらい。
ちなみに、二発目の方が発生する射程が長い。
UT版では、射程が大幅に短縮されている。
一発目を出す時に見事なバック宙を披露してくれる。
だからと言ってアナザーフォームで連発しないこと。
逃げ回って物陰から連発すれば、これだけで勝つことも十分可能。
GBA版をやった事のない人にとってはティナのフラッドはDFFだけの技と勘違いしてまった。
- 自分がまさにそれ。「6にこんな魔法あったっけ?」と思っていた。
シャントット
精霊魔法 水1段目・精霊魔法 火2段目・精霊魔法 氷3段目で、ブレイブ6000以上だとフラッドになる。
相手の仰け反り中のみ吸引が働く。
「溺れなさいな!」
またEXバースト中にも登場。
この次に選択するのはバースト。
DDFF
バッツはものまねできなくなった。
ティナ
2・3回目の水柱の誘導性能が大幅に低下した。
正直な所、理解に苦しむ程の弱体化ぶりである。
相変わらずの接触相性なしとはいえ、もはや死に技に等しい。
また、アシスト地上HP攻撃に採用された。
シャントット
BRV4000以上で発動できるが、吸引の追加効果が廃止された。
DFFAC
シャントットの空中ブレイブ攻撃(通常時↑+II)。
水球を発射する技で、ヒットしたら渦潮を発生させて打ち上げる。
・Ver1.010(2015/12/16)
受け身の調整でディバインマリサンへ連携し難くなった。
・Ver1.210(2016/04/21)
Ver1.210では硬直短縮・攻撃判定縮小・常時正面発射化・発射後即追尾・弾速向上の調整も実施された。
ディバインマリサンへ繋がり易くなったが、自衛には向かなくなった。
・Ver1.361(2017/03/09)
type:SPEEDとtype:SHOOTにおける火力の全体調整で、
ブレイブダメージは432から416と僅かに低下している。
魔法のサイズ縮小(半径-0.25m)と攻撃判定の時間短縮(-10F)でやや当てにくくなり、
ダメージリアクションの変更でディバインマリサンへ連携するコンボがほぼ不可能になった。
・Ver1.390(2017/06/15)
上下射角(10°)が付与された。
・Ver1.420(2017/09/07)
技後の硬直時間が5F短縮された。
・Ver1.430(2017/10/05)
ブレイブダメージが416から432に引き上げられて、
Ver1.350(2017/02/16)以前のブレイブ攻撃力を取り戻した。
その他
GB版の時空の覇者 サ・ガ3 [完結編]のハリケンという魔法が海外版では「Flood」になっている。