零式艦戦32型

Last-modified: 2021-05-04 (火) 20:05:12
No.181
零式艦戦32型艦上戦闘機
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+5
対潜索敵
命中回避+2
戦闘行動半径5
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発可、改修可
改修更新
九六式艦戦零式艦戦21型★+3零式艦戦32型★+3零式艦戦52型★+3
零式艦戦62型(爆戦)★+4零式艦戦63型(爆戦)
名機零式艦戦21型の性能向上型、「零式艦上戦闘機32型」です。
翼端を角型に変更、エンジン換装により出力向上を図りました。
また、搭載機銃の弾数も増やしています。
航続距離など不利な点もありましたが、ラバウル航空隊やブイン、そしてソロモン上空の戦いに参加しました。

ゲームにおいて

  • 2016/6/30アップデートで実装。
  • 最新鋭ではないので制空面での力不足こそあるが、開発可能な艦戦で回避プラス持ちは希少。それが+2という点も下位装備ながら優秀といえる。
    • ただ、マンスリー任務で量産可能な零式艦戦21型(熟練)や開発可能な紫電改二など入手容易な回避+2以上の上位互換機が多いので、あくまでも戦力が整うまでの回避稼ぎ要員ととらえたほうがいいだろう。
  • F4F-4二式水戦改(熟練)の改修素材として必要になった。改修予定の提督はご留意。
    • 空母系秘書艦の燃料(鋼材)又はボーキサイトテーブル、水雷系秘書艦のボーキサイトテーブルで開発可能。
      • 開発理論値の10/20/10/20では弾薬テーブルとなり、どの秘書艦であっても絶対に開発できないため注意が必要。
      • 最低値レシピは10/20/10/21とみられる
    • 開発確率は2%程度と低く、狙い撃ちで開発するのではなく水雷系秘書艦の爆雷・ソナーレシピ、空母系秘書艦のレア艦載機レシピ、電探レシピ(弾薬20以上必須)等でその他装備拡充と並行して確保すると良い。
  • 何気に開発時の背景が虹色だったりする。更新先の零式艦戦52型は銀なのに
    • 図鑑でのレアリティは星2だが、改装・廃棄画面ではホロ表記だったりもする。更新先の零式艦戦52型は(ry
      • つまり大本営(内部データ)的にはホロ装備扱いとなっているようだ。

小ネタ

  • 元ネタは、零式艦上戦闘機三二型(A6M3)。戦前から構想された、二一型の正統進化型である。
    • 開発時から正式採用当初までは零式二号艦上戦闘機(二号零戦)と称していたが、昭和17年夏の類別変更により零式艦上戦闘機三二型に改称された。
      零戦「二一型」や後の「五二型」といった「十の位が機体改修回数、一の位がエンジンの換装回数」で示す改造型の付番は、この時からのものである。
  • 図鑑説明にもあるようにエンジンを1段1速過給機の栄一二型(離昇940hp)から1段2速過給機付きの栄二一型(離昇1,130hp)へ変更。
    そして、主翼を50cmずつ短縮、翼面積を減らすことで空気抵抗を減らし速度と横転性能の向上、さらに翼端を丸みのあるものから直線に近いものに変えたことによる製造の簡略化を狙った。
    • そもそも海軍が十二試艦戦の三号機から栄エンジンを積むよう指導したのも、瑞星に比べて栄の方が二速過給器の進捗が進んでいたためであり、初期に予定した零戦の完成像はこの三二型だったと言えよう。
      • 通常航空機の隔壁番号は一番から始まるが、零戦二一型でのエンジン直後の防火壁は余り例の無い「〇番隔壁」と呼ばれた。
        それに対し、三二型では防火壁はひとつ後の「一番隔壁」になることからもうかがえる。
    • 栄二一型は二速過給器を備え高高度性能が大幅に上昇した一方、上記の通りエンジンの長さが増えて機首の胴体内タンクを圧迫し、タンクの最大容量が減ってしまった。
      ところが定格容量が減らなかったために上層部にこの差異は見過ごされ、折しも配備時期が前線基地の不足により航続力が必要不可欠なガダルカナル戦初期に重なってしまい、航続距離不足として大騒ぎになった。航空本部長が進退伺を出すという前代未聞の事態に発展したこれがいわゆる「二号零戦問題」である。
      • 二一型は過積載を行えば戦場に足りたのに対し、タンクが小型化した三二型はそもそも過積載ができなかった。
      • ちなみにこの問題解決のために燃料搭載量を増し、航続距離の延伸を図った機体が二二型。
        ところが、実戦投入される頃にはブカ島やブーゲンビル島のブインに前進飛行場が整備され、三二型の航続距離の低下はほとんど問題にならなくなっていた。
        翼幅を二一型と同じ12mに戻し、折りたたみ機構も復活させたため運動性能は二一型とほぼ同等になっている。
      • 実際この頃になるとブインからであれば三二型でもガダルカナル上空で空戦を一時間行っても帰還できた。
        後に烈風のテストパイロットも務め、当時第六航空隊(のち第204海軍航空隊)の隊長を務めていた小福田租少佐が1943年春に纏めた「戦訓による戦闘機用法の研究」には二号零戦は高速時の横転操作が軽快なので空戦で有利と記述している。
      • 対するアメリカ側の評価だが、本型は翼端の形状が異なるため零戦とは別の機種と認識され、米軍からはHampというコードネームが与えられていた。1943年6月付けの米海軍日本軍機識別帳では「南太平洋戦域において最も重要な戦闘機のひとつ」と32型を高く評価し警戒している。
  • 翼端切り詰めはただでさえ貧弱だった零戦の横転性能を改善するものとして良好な評価を得ており、五二型でも11m幅の主翼が採用されることとなる。
    • この際、三二型の両端が角張った主翼形状は空力的な観点から修正され、五二型では翼端が丸型になっている。これらの改修と推力式単排気管の採用によって、五二型では重量増に関わらず最高速度が上昇している。
    • また翼端切り詰めは折りたたみ機構廃止の意味もあり、三二型は二一型と比べて急降下制限速度が引き上げられている。
  • これら改修は零戦のいわば前期集大成とも言えるものだったが、堀越技師の過労により一式陸攻で有名な本庄季郎技師が実施している。
  • 翼端切り落としは実際に空中性能の低下を引き起こしていたようで、「宙返り頂点でのひねりが困難になった」などの証言が残っている。
    • 元々零戦の翼は、翼端失速*1を防ぐために所謂捻り下げが施してある。
      そのため、翼端部を取り替えただけに等しい32型の角型翼では、失速特性が悪化し不意自転に入りやすかったというのは十分に考えられることなのだ。
    • ただし航続距離の現象は先のタンク容量削減が主因であり、主翼短縮による抵抗増加が云々ではない。

  • もう一つの変更点として翼内に搭載している九九式一号20mm機銃をそれまで60発入りドラム弾倉しか搭載できなかったのを、大型の100発入りドラム弾倉を装備できるように変更し、それまでの21型で問題視されていた「20mm機銃は強力だがすぐ弾切れする」というのを幾分解消している。また一部の機体には試験的に長銃身の九九式二号20mm機銃や後に局地戦闘機雷電に搭載する二式30mm機銃を搭載しラバウルに進出している。
    • この試験機は5機がラバウルに進出、3機は駐機中のの空襲で破壊され、1機は空戦で撃墜されてしまったが、残りの1機は敵機撃墜を記録、その際二式30mm機銃弾が命中した敵機は一撃で四散したという。
    • この20mm機銃の弾倉変更はその後2号艦戦問題で主翼を二一型の構造に戻した二二型でも変更されずに使用されている。
  • 上記の通り、九九式一号20mm機銃を100発入りの大型ドラムマガジンに変更されたため、主翼が二一型より厚くなっている。
    • そのため三二型の速度に関して開発陣は「(二一型と同条件なら)エンジンの変更や翼端切り詰めの効果も圧殺されるだろう。」と見込んでいたが、翼端切り詰めの効果は以外に大きく、上記の通り最高速度が向上(10km/h程度)しており、開発陣も驚いたようだ。
  • 「二号零戦問題」の影響もあって三二型の量産は343機で打ち切られ、その後二二型はソロモン方面で激戦が続く基地航空隊への配備が優先されたため、空母部隊は中島飛行機でライセンス生産された二一型の配備が続いた。
    二一型に代わる新型零戦が空母部隊に配備されるのは、マリアナ沖海戦前までずれ込むことになる*2
    • ただし、母艦航空隊に全く配備されていない訳ではなく、少数機が瑞鶴に搭載され、南太平洋海戦に参加している。
  • 因みに前述のアメリカ側呼称だが、当初は米陸軍航空軍司令官・アーノルド将軍の愛称からHapが付与される予定だったが、将軍の拒絶(なんでも将軍の承諾なく部下が勝手につけようとしたらしい…)によって変更となった。*3
    • その後同じ11m翼の五二形ではZeke(Zero)に戻っている。
  • 現存する唯一の三二型は、福岡県にある大刀洗平和記念館にて保管・常設展示されている。コックピットの中までじっくり見ることができる。
    • この他にも北海道倶知安町の倶知安風土館に、ニセコアンヌプリ山にて行われた北海道帝大の航空機着氷実験に使用され、戦後山中に放棄された三二型*4の右主翼部分が保存されている。

この装備についてのコメント

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最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 全然出ねー。ああ、軽空の改辺りが持ってきてくれさえすれば… -- 2019-04-14 (日) 07:30:16
    • 陸上配置がメインだったからかなり厳しいと思う -- 2019-07-05 (金) 15:19:05
  • 21から間違えて更新しちゃったから熟練化できないものか -- 2019-04-30 (火) 22:13:53
  • 対潜改修資材用にソナーレシピをデイリーで回してるのにこれがよく出ると言うね…。 -- 2019-06-10 (月) 01:19:01
  • 欲しい時にない定期 -- 2019-06-16 (日) 10:24:21
  • ここで見てソナーレシピ回して5つできたのに(感謝)、明石ちゃんが4つぶん失敗した…フフフ -- 2019-08-13 (火) 20:12:18
  • 二式水戦熟練の改修用に何機か欲しいんだけど、開発では21と52しか出ない・・・ -- 2020-01-26 (日) 19:47:06
    • それな -- 2020-04-05 (日) 20:22:58
    • 同じく。秘書官のおまじないで何かないか覗いたが、一航戦、五航戦は出にくい。お艦や水雷ででたよ~くらいしか。46cm砲なら明石がいいとかないのかな? -- 2020-04-18 (土) 08:20:32
      • データとして全然足りないけど、軽巡から順に、3連を4回(12回)まわして、多摩改二2、阿武隈改二で2出た。あとは阿武隈が出やすい気がしたので、阿武隈で回しまくって目標数揃えた。たまたまかも知れないのでおまじない程度に -- 2020-04-21 (火) 07:53:58
      • 開発は10/20/10/21 -- 2020-04-21 (火) 07:54:43
    • あと、F4F用にも欲しい。牧場も出来ないしもうちょい開発率上がらないかな -- 2020-05-04 (月) 16:55:05
  • 烈風レシピでポコポコ出てくるんだけどこれっていくつくらい持っとけば良い装備なの [hatena] -- 2020-05-22 (金) 15:25:08
    • 二式水戦改(熟練) -- 2020-05-22 (金) 16:08:17
      • 誤送信、二式水戦改(熟練)を2機とも改修する分の24機とF4F-3とF4F-4の合計×4機で24~って感じにはなるけど、流石にかさ張るんで、必要になってから作ると出ない問題に対する自分の運との兼ね合いだけど、0なら0でもいいと思う -- 2020-05-22 (金) 16:22:36
      • とりあえず24を目安にしようと思う。ありがとう [heart] -- 2020-05-22 (金) 20:12:15
  • ずっと気づかなかったけどこれホロなのか、、、 -- 2020-05-24 (日) 18:40:55
  • 秘書を五航戦にしたら出た。 -- 2020-09-26 (土) 12:03:59
    • 気のせいだったぽぃぃ・・・ -- 2020-10-04 (日) 11:31:02
  • 烈風や紫電はぽこじゃか出るのにこれだけ出ねぇ.... 二式水戦★10ができるのはいつになることやら -- 2020-10-20 (火) 20:27:50
  • 10-20-10-20レシピでボーキ2万溶かしたけど出ない 旗艦はお艦と由良さんの交代でした。 なんなんだこの確率 -- 2021-01-09 (土) 00:05:51
    • 過去レスでも語られてるけどボーキが最大じゃないと出ないっぽいから最低値は10/20/10/21だね -- 2021-01-24 (日) 18:34:13
  • どなたかが開発に関する少々あいまいな記述を修正くださったので、最低値レシピを追記しました。 -- 2021-02-19 (金) 19:29:38
  • 30mm機銃搭載型が出ねーかなー。 -- 2021-02-20 (土) 19:23:19
  • かはつ -- 2021-05-04 (火) 18:19:12
    • (吐血) -- 2021-05-04 (火) 20:05:09
  • 開発理論値のページにも燃料/鋼材/ボーキサイトテーブルの注記があると良いと思います -- 2021-05-04 (火) 18:21:33
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 翼の内側より外側が先に失速する現象。これが起こるとロール方向の制御ができなくなる。
*2 空母の艦載機隊が「ろ号作戦」など相次ぐ陸上基地転用で壊滅したため、その再建の際に零戦五二型への機種転換がようやく実現したのである。
*3 アーノルド将軍の名を機体愛称に持つB29も存在した。この機体がソ連領内に不時着後、接収、解体、解析されてTu-4が生まれることになる。
*4 二一型からの改造機らしい