|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.374|
|&attachref(./374.jpg,nolink,"北欧スウェーデンから参りました。航空巡洋艦ゴトランドです。");|>|Gotland(ゴトランド)|>|Gotland級 1番艦&br;軽(航空)巡洋艦|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|32|~火力|16 / 48|
|~|~装甲|12 / 46|~雷装|16 / 68|
|~|~回避|36 / 68|~対空|18 / 58|
|~|~搭載|11|~対潜|36/ 58|
|~|~速力|高速|~索敵|45 / 70|
|~|~射程|中|~運|20 / 89|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|30|~弾薬|25|
|~|~搭載|>|>|~装備|
|~|2|>|>|[[Bofors15.2cm連装砲 Model1930]]|
|~|3|>|>|[[Bofors15.2cm連装砲 Model1930]]|
|~|6|>|>|[[S9 Osprey]]|
|~|>|>|>|COLOR(gray):装備不可|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Gotland'' → [[Gotland改]](Lv55) &br;→ [[Gotland andra]] (Lv85+[[試製甲板カタパルト>改造#redprint]]+[[改装設計図>改造#blueprint]]+高速建造材x35+開発資材x55)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:スウェーデン生まれの航空巡洋艦、ゴトランドです。皆さん、よろしくお願いしますね。&br;軽巡クラスなんです、私!だから、あまり搭載機も多くはないし、カタパルトも一基。…予算がね。&br;ううん、いいの!艤装は最高よ。現代にも繋がる我がスウェーデンの兵装技術、ね、覚えてて。|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

#fold(CV:高尾奏音、イラストレーター:drew (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:高尾奏音、イラストレーター:drew
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Gotland/定型ボイス]])
#table_edit(Gotland/定型ボイス)
~
#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Gotland/時報ボイス]])
#table_edit(Gotland/時報ボイス)
~
#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Gotland/季節ボイス]])
#table_edit(Gotland/季節ボイス)
~
}}

*ゲームにおいて [#game]
-2018年9月13日、イベント『[[抜錨!連合艦隊、西へ!]]』にて実装。後段作戦においてドロップ設定された。
--2018年12月27日から開幕したイベント『[[邀撃!ブイン防衛作戦]]』のE-3でも邂逅可能である事が[[公式で告知されている>https://twitter.com/kancolle_staff/status/1078002415457058816?s=21]]。
この件に関してはイベント前から公式に告知されるというかなり異例の事態であったが、これも後述の通り性能やキャラクターの両面で人気を集めたためか。またこれ以降もイベント海域や通常海域での期間限定ドロップなど、邂逅できる機会は多く設けられている。
--2020年には期間限定任務『[[七周年任務【拡張作戦】>任務/過去の期間限定任務#Q2020-5]]』選択報酬になった。
---[[瑞穂]]、[[神威]]、[[速吸]]、[[Commandant Teste]]との選択だった。

-艦これでは初となる、スウェーデン海軍所属艦。
--余談ながら、スウェーデンを当て字表記すると「瑞典」となる。米や英といった略しかたでいうと瑞となる。
---但しスイスの当て字表記が「瑞西」で、両方を表記する場合はややこしくなるので、その際はスウェーデンは「典」で表記される。&color(Silver){まあ一般的に両国を当て字表記することは滅多にないため混乱する事は少ないのだが…};
--海外所属の軽巡としては、艦これ初の実装艦となる。
---これにより、ついに海外艦娘のみで連合艦隊を編成することが可能となった。必要な艦種を必要な数以上所持していれば、空母機動部隊や水上打撃部隊は勿論、輸送護衛部隊も組むことが可能となっている。

-2025/02/28に行われた1月作戦褒賞配布と同時に未改造状態でも[[北方迷彩(+北方装備)]]が装備可能となった。
**特徴と運用方法について [#operation]
-「軽(航空)巡洋艦」という新艦種。しかし実態としては特殊装備が可能な軽巡と言ったところ。&br;雷巡や練巡のような、「軽巡」と完全に異なる艦種というわけではない。要は[[航戦母(航空戦艦)>伊勢改二]]の軽巡版である。
//&color(White){ちなみに「軽巡」艦種ID:3に対し、「雷巡」艦種ID:4、「練巡」艦種ID:21。ついでに「重巡」艦種ID:5、「航巡」艦種ID:6でそれぞれが完全に別の艦種である。};
--搭載数こそ航巡並みだが、その他のステータスは(未改造の)軽巡と重巡の中間程度。
---あくまで未改造段階と比較した場合であり、コモン艦の改と比べると巡洋艦どころか駆逐艦並の性能しかない。
通常海域の攻略でも序盤から改段階がほぼ前提となっている事を考えると、この状態での運用は特性が活きる海域でないと予備戦力としても少々心許ない。
--装備できる物は基本的に軽巡に準じるが、水上爆撃機・[[回転翼機>装備一覧(種類別)#Patrol]]・[[航空要員>装備一覧(種類別)#uncertain]]が装備可能なのが特徴。
---電探は小型電探しか装備できない。(改造すれば大型電探も装備可能)
---回転翼機を装備可能だが、対潜攻撃は固有装備の爆雷で行う(瑞雲装備の阿賀野型やカ号装備の天龍型も同様)。
---通常の航空巡洋艦と違い、水上戦闘機や三式弾は装備できないので注意。[[対空噴進弾幕>12cm30連装噴進砲改二]]も発動できない。
--出撃や遠征時は軽巡と同様に扱われる。燃料の消費が阿賀野型と同程度なことに目をつぶれば、遠征要員としても使える。ちなみに燃料+弾薬は55であり球磨型改等と同じ。
---演習任務 給糧艦「伊良湖」の支援 においても軽巡として扱われる為、任務達成は可能。
---[[連合艦隊]]編成においても、「軽巡」として扱われている。
//--航空巡洋艦が指定される[[任務>任務/過去の期間限定任務#id-2302B3]]では「航巡」に該当し同時に「軽巡」でもあるため両方が指定される任務では1隻で条件を満たすことが可能で編成の自由度が上がる。
--2020年3月27日に実装された[[Swordfish Mk.III改(水上機型)]]を装備することで、''&color(Red){火力+4};/&color(Teal){対潜+3};/&color(Gray){回避+2};''のボーナスが発生する。
---スロット単価の搭載数が少ないため、撃墜されやすいのがネック。ただそれを踏まえても高めのボーナスなので、入手後に第3スロットへねじ込んでいく価値はある。
&br;

-&color(Red){改造すると「軽航巡」から「軽巡」に変化する};。4スロットになる代わりに各スロットの搭載数は減少する他、装備可能なものが少し変化する点に注意。
--未改造では今の所これといった強みが無く、無理に運用しても上記の通りステータス的にやや厳しい。戦力に数えたい場合は改造してしまったほうが良い。
//--未改造では今の所これといった強みが無く、無理に運用しても上記の通りステータス的にやや厳しい。戦力に数えたい場合は改造してしまったほうが良い。どうしても「軽航巡」を手元に置いておきたいならば2隻目を狙おう。
--『コンプティーク』2018年10月号の運営インタビューで改二実装も示唆されていたが、2020年4月についに''[[Gotland andra]]''が実装。こちらにすると艦種が軽(航空)巡洋艦に戻る。詳しい性能などはリンク先を参照。
-ゲームでは「高速」だが、実艦の就役時で比較すると現在実装済みの軽巡洋艦の内では''ダントツの低速''(27.5ノット)。((改装後まで含めると下回るのはアレの母艦となった時点での[[北上]]。練習巡洋艦まで含めても香取型くらいである。)) &color(Silver){アーケード版では非常に重い弱点となること必至};
実はこれまでの速度の門番である軽空母[[姉>祥鳳]][[妹>瑞鳳]](28ノット)より低速であるが、(艦これでの)低速艦としては最も速い[[大和]](27ノット)は上回っている。

**キャラクター設定について [#character]
-GotlandのCV(ほかに[[神鷹]]も担当)を担当した高尾奏音氏は、なんと[[''収録時点で15歳、そして初秋イベントがスタートした9月に16歳の誕生日を迎えられた''>https://twitter.com/kancolle_staff/status/1041142260937572352?s=21]]新進気鋭の声優。この事が発表された当時は多くの提督が騒然となった。
-一見すると同じdrew氏担当の[[潮]]や[[狭霧]]のようなおっとりとした雰囲気だが、実際は[[漣]]や[[天霧]]に近い快活明朗な性格。しかも''「お触りOK」''。
--提督に対してもフランクな対応で接するせいか、このギャップにやられる提督が続出している。
-drew氏初の軽巡以上の艦種で、かつ初の海外艦でもある。
--上着はセーラー服風、靴下も膝下丈だが、改では服装が変化する。青地に黄のラインのスカートはスウェーデン国旗をイメージしたものか。
---MVPボイスで言及している[[家具屋>https://www.ikea.com/ms/ja_JP/store_splash/index.html]]の外観もこの色である。
-一人称は改まっているときは「私」だが、普段は「Got(ゴト)」と自身の略称を使っている。
-4コマでの初登場は206話Part2だがこれは支援艦隊で来ただけで、本格参戦は214話Part1から。瑞の国から来た逸材として来日早々[[瑞雲同好会>日向改]]の勧誘を受けることに……。
-公共放送のとある番組((NHK「顔の見えないヒーロー~モーションアクター 古賀亘~」より))内にて、当時未実装だった[[アーケード版ゴトランド>https://wikiwiki.jp/kancolle-a/Gotland]]の制作現場が放映されガッツリネタバレを食らってしまう。
--モーションアクターの方曰く、彼女のモーションには「おしとやかさ」と「あざとさ」を持つ動きが付けられている。&color(#e0e0e0){つまり''ゴトランドはあざとい''という不文律の設定が存在するわけだ。};
-2023年11月28日実装の新家具【謎のXmasカーペット】でGotlandを秘書艦にすると、足下で羊(ゴトシープ)が歩き回る。
--何故か由良を秘書艦にしても羊が出てくる。
-2025新春ライブグッズによると「幼馴染かもしれないGotland」とのこと。
**[[限定グラフィック>艦娘カード一覧(期間限定グラフィック)]]&ボイス [#graphic]
-2018年10月10日アップデートにて、期間限定グラフィック【秋刀魚mode】が実装された。
--秋刀魚の塩焼きは初体験ながら、同時実装されたボイスから察するに非常に気に入ったようだ。
-
#fold(限定グラフィック:秋刀魚mode){{
限定グラフィック:秋刀魚mode
&attachref(./374_Autumn.jpg,nolink,これが、サンマ? シオヤキ……Gott! 提督、これ美味しい! 私も、手伝わなきゃ!);
//中破絵は無しで
}}

-2018年12月7日アップデートにて、期間限定グラフィック【Xmasmode】が実装された。
--クリスマスの本場とも言えるスウェーデンの出身だけに、サンタ姿もサマになっている。その周囲には小さな羊が2頭''浮遊している''。どういうことなの…。
-
#fold(限定グラフィック:Xmasmode){{
限定グラフィック:Xmasmode
&attachref(./374_Xmas.jpg,nolink,この東洋の地でも、クリスマスはあるのね。いいじゃない、今日は飲みましょう。提督、Skal!);
}}

-節分ボイスはまたしても ''オ イ ゲ ン の せ い''。

-2019年2月5日から開始されたローソンのキャンペーンで、ローソン制服modeを披露した。
--なんと二種類ある。

-2019年2月22日から3月4日まで催された三越×艦これコラボ第五次作戦にてお買い物modeを披露した。
--同期間中には三越駅前の地下連絡通路の柱にコラボイラストがラッピングされていた。

-2019年4月19日から開始された艦これ×洋菓子HIROTAキャンペーンにてオリジナル艦娘シューアイスの一つ「Gotシュー」にも抜擢。
--販売期間中には描き下ろしイラストが掲載された店頭ポップが展示されている。

-2019年4月20日から開催された鎮守府第三次瑞雲祭りにて、新規イラストが公開。こちらも二種類ある。

-2019年3月3日アップデートで【桃の節句mode】が実装された。
--本人はズボンがよかったと言うが今回も一貫してスカート姿。よくよく見ると薄手のロングスカートの下にミニスカートという着こなしの模様。
--2020年には「[[最近増勢された海外巡洋艦に負けるわけにはいきません!>https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1234786167452684288]]」となにかの戦いを繰り広げている様子。
-
#fold(限定グラフィック:桃の節句mode){{
限定グラフィック:桃の節句mode
&attachref(./374_Hinamatsuri.jpg,nolink,いいわね、この雰囲気。);
}}

-2020年08月07日アップデートにて、''とうとうズボンを着用した''期間限定グラフィック【水着mode】が実装、水着に対応した夏ボイスも追加された。
--同時に[[Gotland andra]]にも水着modeが追加。胸の水着の柄とショートパンツの有無が変更点。
---しかし中破セリフが変わっていないので''スカートがスースーします、やっぱりズボンにしとけばよかった…''などと言い始める。お前は何を言っているんだ…
-
#fold(限定グラフィック:水着mode){{
限定グラフィック:水着mode
&attachref(./374_Summer.jpg,nolink,はぁ、もう暑くなってきたね。ここの夏は暑すぎ。……え、何? 瑞穂? 夏季防暑兵装? ほうほう……。);
}}

-2021年10月15日アップデートにて、【[[オクトーバーフェストmode>https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1448965052132847617]]】が追加された。
--言うまでもなくオクトーバーフェストはドイツ・ミュンヘンの祭であるが、スウェーデンでも2011年にこれを真似てストックホルムで開催されており、2013年にはゴトランドの生まれ故郷であるヨーテボリでも初開催されているなど、一応スウェーデンでもある程度は受容されている模様。
--こちらに向けたジョッキは提督の分だろうか。腰からお尻のラインがセクシー。
--中破すると服やスカートの一部が破れ、紺系のものが見える。
-
#fold(限定グラフィック:オクトーバーフェストmode){{
限定グラフィック:オクトーバーフェストmode
&attachref(./374_Oktoberfest_2021.png,nolink, );
}}

-2022年02月13日に【バレンタインmode】が実装された。
--中破絵の目をよくよく見ると…。
-
#fold(限定グラフィック:バレンタインmode){{
限定グラフィック:バレンタインmode
&attachref(./374_Valentine.png,nolink,ふふっ。提督。これなーんだ?);
}}

-2023年6月14日、【梅雨mode】が実装された。
--今回は落ち着いた装い。
--やはり日本の梅雨のような雨の降り方には慣れない様子。
-
#fold(限定グラフィック:梅雨mode){{
限定グラフィック:梅雨mode
&attachref(./374_Tsuyu.png,nolink,雨? あんまり天気が荒れると、航空機運用に問題が。……うん? 機材によっては、いけるの? ……ふーん、そうなの。);
}}

-2024/01/01の正月メンテで、【晴着】modeが実装された。
--北欧だからなのか、雪をイメージしたような水色を基調とした晴れ着。髪は通常制服のような紺のリボンでまとめている。
--中破しても横になるだけで、着物のダメージは一部焦げてる程度で少ない。裾から見える素足と、着物越しの腰回りがセクシー。
少し酔ったような表情に。やはり右手のグラスはお酒が入ってるのだろうか。
-
#fold(限定グラフィック:晴着mode){{
限定グラフィック:晴着mode
&attachref(./374_Nenshi_2024.png,nolink,提督、Gott nytt år!);
//中破絵は無しで
}}

-2024/09/24のアプデで、[[改二>Gotland andra]]共々浴衣modeが実装された。
-
#fold(限定グラフィック:浴衣mode){{
限定グラフィック:浴衣mode
&attachref(./374_Autumn2.png,nolink,);
}}

-2025/04/23アップデートにおいて、【フォーマルドレス】 modeが実装された。
-
#fold(限定グラフィック:フォーマルドレスmode){{
限定グラフィック:フォーマルドレスmode
&attachref(./374_Anniversary.png,nolink,);
}}

*小ネタ [#neta]
-スウェーデン海軍が建造した航空巡洋艦((瑞:flygplanskryssare))である。第二次大戦勃発時には、スウェーデン海軍で唯一稼働していた近代的巡洋艦((他に2隻があったが、いずれも大規模改修中))であった。スウェーデンは第二次大戦中に中立を守った((あくまで戦闘に限った話。両陣営に色々便宜を図っていたりと、厳密な意味での中立は守っていない))ため、実戦に参加する機会はなかった。
--なお改装ではなく建造時から航空巡洋艦なのはゴトランドが世界唯一である。
--スウェーデン海軍においては、今日に至るまで航空機を搭載した唯一の艦である。
---ゴトランド就役に先立つ1920年代、スウェーデン海軍は旧式化した水雷巡洋艦(800t)と海防戦艦(2270t)を改造して水上機支援艦としている。うち元水雷巡は第二次大戦の前に航空艤装を撤去した。双方とも増設されたのはクレーンと水上機の補修施設などで、カタパルトは装備されず[[秋津洲]]に近い性格の艦艇だった。

-ゲームにおいては、軽(航空)巡洋艦と軽巡に分類されているが、スウェーデンは軽巡、重巡の定義を定めた軍縮条約を締結してないため、軽巡重巡の別はスウェーデン海軍にはなく、あくまで航空巡洋艦であり、軽巡枠なのはゲーム上の都合である。

-艦名の由来は、スウェーデン最大の島であるゴトランド島。なお、日本語では「ゴットランド」とも表記される。
--ゴトランド島は全島がゴトランド県ゴトランド市である。県および市・巡洋艦ゴトランドの紋章には、島の固有種であるゴットランドシープが描かれている。
---[[S9 Osprey]]の妖精が羊を抱いていたり、上述した秋刀魚modeのバッグに羊のマスコットが付いているのはこれが元ネタ。
---ちなみにゴトランドとは「ゴート族の地」という意味。英語で山羊を意味する「ゴート(Goat)」は全くの無関係。
---アニメ映画「魔女の宅急便」の町並みは、スウェーデンの首都ストックホルムと、このゴトランド島にある[[ヴィスビー>Visby]]という町の景色が、大いに参考にされているという。見比べてみると面白いかも。
--この命名は建造に先立つ1929年に発表された。そこでゴトランド島では献金運動がおこり、1470人の島民が善意を寄せたそうな
---献金を使いゴトランドには、ブロンズ製の時鐘、戦闘旗とそれを保管する箱などが贈られた。時鐘は破却を免れ、現在ゴトランド島防衛博物館に展示されている((https://digitaltmuseum.se/021028350873/skeppsklocka))。


-スウェーデンは、1925年に軍制を改革し、陸海軍の航空部隊を空軍に統合した。その後、海軍は艦隊を支援するための航空機を搭載した艦艇の整備の模索を開始した。
巡洋艦2隻整備や12機搭載の水上機母艦構想を経て、1927年に、15.2cm連装砲3基、水上機8機を搭載する5500tの巡洋艦案が提案された。
-この案は採用され、予算1,670,000SK((SK:スウェーデンクローナ。2009年レートにして約6.4億SKで、現在価値で言うと80憶円ほどとなる))がついた。しかし予算内に収まらないことが判明し、船体を10m短縮して砲塔を2基に減少させることが決まった。&color(Silver){…予算がね。};
-1930年、建造の契約が交わされ、スウェーデン第2の都市・ヨーテボリのイェーターヴァルケン(Götaverken)造船所にて建造。1933年9月14日にグスタフ・アドルフ皇太子(後のグスタフ6世王)によって進水。翌34年に海軍に引き渡された。
引渡し後は沿岸艦隊((スウェーデン海軍の主力艦隊。平時には教育訓練を担任、有事の際は機動戦力として運用される))の偵察戦隊旗艦として4隻程度の駆逐艦((年・季節によって異なる))を率いていた。

-主武装は15.2cm砲6門。うち4門は[[連装砲塔>Bofors15.2cm連装砲 Model1930]]として艦の前後に配置され、残り2門は単装砲として、艦橋下部に左右1門ずつ、ケースメイト式(船体に直接砲をマウントする形式)に配置された。
--ケースメイト式の砲は反対舷には向けられないため主砲火力は片舷5門、しかも仰角を大きく取れないため射程距離が短く、遠距離での実質火力は連装砲2基4門でしかなかった。
---砲塔とケースメイト砲の混載は他国ではアメリカのオマハ級軽巡に見られる配置で、こちらも全く同じ弱点を持っていた。
-対空兵装として7.5cm高角砲4門、25mm機関砲4門、8mm機銃4挺を備え、水雷兵装として533mm三連装魚雷管が片舷1基ずつ搭載されている。さらに機雷最大100個を搭載することが可能だった。
--砲はすべて国産で、機関砲以上は火砲の名門・ボフォース社製である。 &color(Silver){私の故郷の艤装ってモノがいいし};

-最大の特徴は、船体の後部1/3を占める飛行甲板である。ここには3条のレールが敷かれ、水上機最大8機を搭載することが可能だった。
--カタパルト運用を行わない前提ならば、さらに3機を搭載することが可能であった。
--スウェーデンはここに載せるための[[S9 Osprey]]を1934年に4機、1936年に2機を購入。さらに1938年に追加購入しようとしたが、生産が既に終了しており入手できなかった。このため、事実上の定数は6機であった。
---つまり各スロット数は、事実上の定数6、設計上の定数6+2、最大搭載数6+2+3、に対応していることとなる。
--さらに水上機用レールはカタパルトをはさんで前方側、後部砲塔周辺にまでのびていた。

-飛行甲板と後部主砲塔の間に、ターンテーブルに載せられた圧搾空気式のカタパルト1基が装備され、搭載機を時速100kmで射出することが出来た。ただし1機を発艦させると、次の発艦までに準備が5分程度必要だったという。
さらに、艦尾には[[瑞穂]]でもおなじみハインマット装置も搭載されている。なお他の国と同様、取り扱いが面倒ゆえに使われなかった。
--S9は発艦した後は多くの場合ゴトランドには戻らず、最寄りの海岸基地に着水した。そこにゴトランドが出向いて回収するのであるが、やはり使いにくく、防空巡洋艦に改装前からS9隊とゴトランドは別行動をとることが多かった。
--当初案では、カタパルトは両舷に計2基を設ける予定だったが、計画縮小時に1基となった。&color(Silver){…予算がね。};
図鑑説明と改修時のセリフはこれが元になっていると思われる。

-基準排水量は、当初計画より減じて4700t。主機関は重油ボイラー4缶で蒸気タービン2基を駆動し出力33,000hp。2軸推進を行い速力は27.5ktに達した。
全長は134.7m、全幅は15.4mである。
--排水量抑制のため、装甲は最大2インチ(51mm)とかなり薄かった。

#br

''不意の遭遇''
-ドイツによるバルバロッサ作戦発動直前の1941年5月20日、ゴトランドはスウェーデンとデンマークの間にあるカテガット海峡で演習を行っていた。
午後1時ごろ、ゴトランドは北上する2隻の大型艦船を発見し、2時間にわたり追跡、状況を無線で報告した。なお、艦長はナチスシンパであったが、スウェーデン海軍軍人の義務として報告をおこなった。
「大型艦2隻、駆逐艦3・艦艇5・航空機10乃至12機の援護を受け、マーストランド((スウェーデン南西部にある島。このあたりでデンマーク-スウェーデン間の海峡が一番狭くなる))を通過す。進路205/20」((私訳に付き留意))

-この2隻こそ、ライン演習作戦に出撃した[[ビスマルク>Bismarck]]と[[プリンツ・オイゲン>Prinz Eugen]]であった。
-大型艦出現の報は直ちにストックホルムに送られ、これを英側が入手((海軍士官が大使館付き英海軍士官にリークした))、ロンドンへと転送された。
狭い海峡をゆく2巨艦は各地で目撃されており((陸上のパルチザンが通報した例もある))、これらの情報とも付き合わされた結果警報が発せられ、英側は索敵を敢行する。
ビスマルクは翌21日、フィヨルド内で錨泊中に英偵察機に発見される。ここにビスマルク最後の戦いの幕が上がるのである。
--ビスマルクの側はこんなに早く発見された以上作戦を中止し、引き返すべきだと上申したが司令部では「スウェーデンは中立を守る」という極めて虫のいい考えのもと続行を命じたのであった((ドイツ自体がスウェーデンの中立を破るような要求を頻繁にしており、スウェーデンはそれを受け入れ実質的には中立は守っていなかった))

--この日、無線室の短波無線機に海軍無線学校の学生が配置されていた。ところが、同型無線機はこの方面の僚艦にはまだ配備されていなかった。学生が暇つぶしに周波数を変えていると、なぜかドイツ語で読み上げられる数字を受信。たまたま無線室に入って来た戦隊司令はそれを知らされると、学生に傍受を継続するよう命じながら飛び出した。その数分後に総員配置が下命、追跡が始まった。
---この無線は、ビスマルクが先行する護衛艦艇にジグザグ運動を指示するものであったという
#br

''社交家?ゴトランド''
-スウェーデン海軍には、主として冬期に訓練と修好を目的とした「大航海」を行う伝統がある。
このため、ゴトランドも引渡しを受けた翌年の35年に行われたヨーロッパ周遊を皮切りとして、引退間際の1956年まで、戦前7回、戦後10回の大航海を行っている。
さすがに第二次大戦中は中断されていたが、1945年冬には早くも再開された((ただしこの大航海には参加していない))。%%避寒先%%目的地は様々で、カリブ海行きとしゃれ込んだり、アフリカ大陸一周なども行っている((英仏ぐらいの近場で済ますこともあった))。
-この他、1936年にスウェーデン国王がフィンランドを訪問した際には”お召し艦”を務めた。

#fold(ゴトちゃん旅の記録 附関連年表){{
|LEFT:80|CENTER:50|600|c
|~1930|6.7|ヨータヴァルケン造船所を主契約社として建造契約締結。同年中に起工|
|~1933|9.14|進水|
|~1934|12.14|就役|
|~1935-36||独、スペイン、アイルランド、英など|
|~1936-37||セントビンセント、ジャマイカ、メキシコ、ハイチなど|
|~1937||前部主砲搭上に25mm連装機銃を増設|
|~1937-38||セネガル、カーボベルデ、モロッコなど|
|~1938|(夏)|ベルギー、ノルウェー|
|~1938-39||カーボベルデ、ブラジル、アルゼンチンなど|
|~1939|(夏)|仏・英|
|~1943-44||防空巡洋艦に改装。航空兵装を撤去し、機関砲を増設|
|~1946||英製293型レーダーを装備|
|~1946-47||モロッコ、ブラジル、コロンビア、米など|
|~1947|(夏)|仏・英|
|~1948|10.28|機銃操作の訓練中に爆発事故。士官候補生3人が死亡、他に10人負傷。就役中で最大の人的被害|
|~1948-49||ガーナ、南アフリカ、ケニア、イエメン、エジプトなど。スエズ通過|
|~1949|(夏)|英・フェロー諸島|
|~1949-50||ポルトガル、トリニダード、ジャマイカ、米など|
|~1950|(夏)|アイルランド、仏、蘭|
|~1951||モロッコ、伊、ポルトガル、ジブラルタル、英|
|~1952||カナリア諸島、ベネズエラ、キューバ、カナダなど。ハリケーンで装備を損傷、加で修理|
|~1953||スペイン、ギリシャ、トルコ、伊など|
|~1953-54||近代化改装。ケースメイト主砲などを撤去。40mm機関砲増設。大型対空レーダー、照明弾ロケットランチャーを装備|
|~1955-56||ポルトガル、アンゴラ、ガーナ、リベリア、カナリア諸島など|
|~1956||予備艦に|
|~1960|7.1|除籍|
|~1963||解体|
}}

#br
''ベネチア女優だゴトランド''
-スウェーデン海軍にとって久々に就役した大型艦ということもあってか、戦前に劇映画少なくとも2本に"出演"している。
--一本は1937年公開のコメディ映画の「[[''Klart Till Drabbning''>http://www.svenskfilmdatabas.se/sv/item/?type=film&itemid=3826]]」(準備宜し((私訳に付き留意。英訳だとReady to hit)))。この映画はゴトランド乗組員の話で、主砲の旋回や発射、艦載機のカタパルト発進などの映像が多数使われている。また、前部甲板でのダンスシーンなども撮影されている。
--もう一本は1939年公開の劇映画「[[''Kadettkamrater''>http://www.svenskfilmdatabas.se/sv/item/?type=film&itemid=3897]]」(候補生仲間((私訳に付き留意)))。劇中、主題の士官候補生らが恒例の大航海に参加する際の乗組艦として登場する。こちらは1940年のベネチア国際映画祭((ただし、40~42年開催は正式な映画祭とは認められていない))に出品された。
---なお、双方とも当然日本未公開。Klart Till Drabbningは現在製作した映画会社がストリーミング配信を行っているが、地域制限の壁があり日本からの直接視聴はできない。
-戦後にも53年大航海時などに撮影が行われ、翌54年にコメディ映画「[[''Flottans glada gossar''>https://www.svenskfilmdatabas.se/sv/item/?type=film&itemid=4416]]」(オメデタイ水兵さん((私訳に付き留意)))が公開された。

#br
''現在のゴトランド''
-ゴトランドの名がつく艦は3隻あり、初代が18世紀の戦列艦、二代が巡洋艦ゴトランド。
-三代目は1996年より就役した、ゴトランド級潜水艦1番艦ゴトランド(HMS Gotland)。
--スウェーデンでは、コックムス社により「スターリングAIPシステム」の研究開発が進められており、既存の潜水艦の機関を換装する形で繰り返し試験が行われていた。
本級はその試験結果を踏まえ、設計段階からスターリングAIPシステムを搭載することを前提として建造された、初めての潜水艦である。
--なお、政治的な理由で原潜導入が不可能だった日本は、水中航続力強化の切り札として、スウェーデンのスターリングAIPシステムに目を付ける。
ゴトランド級のシステムと同じものを輸入した日本は、「あさしお」を使ってスターリングAIPシステムのテストを行った。その実績を踏まえ、そうりゅう型が建造されたのである。
-巡洋艦ゴトランド建造時に、初代ゴトランドの木材が発見された。島民の献金で贈られた戦闘旗入れの箱はこの木材を使用して作られた。また、王族から巡洋艦ゴトランドに下賜されたヴィスビー市の城壁を描いた水彩画が、潜水艦ゴトランドが就役した際に再び交付されている。



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